JPH03287504A - パイプ散布による有害生物防除用乳剤組成物及びその散布用パイプ - Google Patents

パイプ散布による有害生物防除用乳剤組成物及びその散布用パイプ

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JPH03287504A
JPH03287504A JP8845690A JP8845690A JPH03287504A JP H03287504 A JPH03287504 A JP H03287504A JP 8845690 A JP8845690 A JP 8845690A JP 8845690 A JP8845690 A JP 8845690A JP H03287504 A JPH03287504 A JP H03287504A
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pipe
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pts
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Application number
JP8845690A
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English (en)
Inventor
Hisayasu Shizawa
志澤 寿保
Hideki Matsunaga
秀樹 松永
Yoshitami Inagaki
稲垣 美民
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Nippon Steel Corp
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 皮粟上坐胤且公旦 本発明は、パイプ散布による有害生物防除方法に適した
乳剤組成物及びその散布用パイプに関するものである。
並来立技歪 従来より衛生害虫、木材害虫、腐朽菌、カビ類等の有害
生物を防除する方法として、以下の方法が知られている
。即ち、ハエ、力、ゴキブリ、ノミ、ナンキンムシ等の
衛生害虫、アリ、チャタテムシ、ダンゴムシ、ワラジム
シ等の不快害虫を防除する方法としては、防虫剤を散布
する方法、ベイト剤を設置する方法、捕虫器具類を用い
て捕獲する方法が知られている。また、ヒラタキクイム
シ、シバンムシ、シロアリ等の木材食害虫を防除する方
法としては、カワラタケ、オオウズラタケ、ナ壽ダタケ
等の腐朽菌やアスペルギンス属、ペニシリウム属、リゾ
ープス属等のカビ類による被害を防ぐために、必要に応
じて、防腐剤を含む防虫剤を食害等を受ける木材、壁剤
、装飾材等に浸漬、塗布、噴霧、穿孔注入させる方法が
採用されている。
しかしながら、これらの方法では、散布等の作業がしに
くい場所(例えば、既設の家屋の床下、天井裏等)に、
長期間にわたり、繰り返し、防虫、防腐剤(薬剤)を使
用する場合には、′大変 多くの手間と時間を要し、薬
剤の散布が公衆衛生上問題となる場所(例えば、レスト
ラン等)では、薬剤の効率的使用ができなかった。これ
らの問題点を解決するため、ノズルの大きさ、位置、角
度等が工夫されたノズル穴付きのパイプを、薬剤を処理
する場所に予め配管させ、1ケ所又は数カ所の薬液タン
クから、コンプレッサー等で一定の圧力をかけて、薬剤
をパイプ内に送り出し、噴霧又は散布させるパイプ散布
による方法が考案されている。この方法に使用される薬
剤としては、防虫、防腐効力が強く、毒性が低いばかり
でなく、粒子径が小さく、長期安定性があり、パイプの
損傷性がないこと等の要件が必要となるが、パイプ散布
による有害生物の防除方法に用いられる薬剤及びそれを
散布するパイプについての知見は、全く知られていない
B < ° し ゝ  る蕾 本発明の目的は、パイプ散布による有害生物の防除に適
した乳剤m放物及びその散布用パイプを提供することに
ある。
醤   ° るための 本発明者らは、パイプ散布による有害生物防除・に適し
た乳剤組成物及びその散布用パイプを開発するため、長
年に亘って鋭意研究を重ねた結果、特定量の防虫成分又
は/及び防m威分、特定量のアニオン及びノニオン界面
活性剤、及び特定の溶剤を選択することによって、防虫
、防腐効力が強く、毒性が低いばかりでなく、粒子径が
小さく、長期安定性があり、パイプ、特にプラスチック
パイプの損傷がなく、さらに経済的にも有利な乳剤組成
物及びその乳剤組成物の散布に適したパイプを見出して
、本発明を完成させた。
〔発明の構成〕
本発明は、 (1)  防虫成分0.1〜60重量部、アニオン及び
ノニオン界面活性剤0.5〜25重量部、及びグリコー
ルエーテル系溶剤100重量残部を含有することを特徴
とする乳剤&Il戒物 (2)防g威分5〜70重量部、アニオン及びノニオン
界面活性剤3〜25重量部、及びグリコールエーテル系
溶剤100重量残部を含有することを特徴とする乳剤組
成物 (3)防虫成分0.1〜30重量部、防腐成分0.2〜
30重量部、アニオン及びノニオン界面活性剤5〜25
重量部、及びグリコールエーテル系溶剤100重量残部
を含有することを特徴とする乳剤&11戒物及び (4)上記乳剤組成物の散布用パイプである。
本発明に用いられる防虫成分は、ハエ、蚊、ゴキブリ、
ノミ、ナンキンムシ等の衛生害虫、アリ、ワラジムシ、
ダニ、チャタテムシ、アリガタバチ、ダンゴムシ等の不
快害虫、カツオブシムシ、シミ等の衣服害虫、シバンム
シ、カミキリムシ、ヒラタキクイムシ、シロアリ等の木
材害虫等の防除に有効で、毒性が低く、油溶性を有する
ものであり、例えば、0.0−ジエチル−〇−(α−シ
アノベンジリデンアミノ)チオホスフェート(ホキシム
)、0.0−ジメチル−〇−(3−メチル−4−二トロ
フェニル)チオホスフェート(フェニトロチオン)、0
.0−ジエチル−0−(3−オキソ−2−フェニル−2
H−ピリダジン−6−イル)ホスホロチオエート(ヒリ
ダフエンチオン) 、0.0−ジエチル−0−3,5,
6− ロチオエート(クロルピリホス) 、0.0−ジメチル
−〇ー3,5,6− ホロチオエート(クロロピリホスメチル)、O−イソプ
ロポキシカルボニル−l−メチルビニル−O−メチルエ
チルホスホロアミドチオエート(プロペンタホスL2,
4−ジクロロフェニルエチル−S−プロピルホスホロチ
オロチオネート(プロチオホス)等の有機リン系防虫剤
;又は5−ベンジル−3−フリルメチル d2シス/ト
ランスークリサンテマート(レスメトリン)、3−フェ
ノキシベンジル d−シス/トランスークリサンテマー
ト(フエノトリン)、3−フェノキシベンジル df−
シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2
,2−ジメチル−1−シクロブロバンカルポキシラート
(ペルメトリン)、α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル 2,2−ジメチル−3−(1,2,2,2−テトラ
ブロモエチル)シクロプロパンカルボキシラート(トラ
ロメスリン)、α−シアノ−3−フェノキシベンジル 
dl−シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル
) −2,2−ジメチルシクロブロバンカルポキシラー
ト(サイパメスリン)、α−シアノ−3−フェノキシベ
ンジル df−シス/トランス−3−(2,2−ジブロ
モビニル)−2,2−ジメチルシクロブロバンカルボキ
シラート(デルタメスリン)、〔1α。
3α(Z))−(±)−3−(2−クロロ−3,3,3
=トリフルオロ−1−プロペニル) −2,2−ジメチ
ルシクロブロバンカルボキシラート(ビフェントリン)
、2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル
−3−フェノキシベンジルエーテル(エトフェンブロッ
クス)、dj!−3−アリル−2−メチル−4−オキソ
−2−シクロペンテニル df−シス/トランスクリサ
ンテマート(アレスリン)、ピレトリン等のピレスロイ
ド系防虫剤をあげることができるが、好適には、ホキシ
ム、クロルピリホス、クロロピリホスメチル、プロペン
タホス、フエノトリン、ペルメトリン、トラロメスリン
、サイバメスリン、デルタメスリンである。
本発明に使用される防腐成分は、腐朽菌、カビ類の防除
に有効で、毒性が低く、油溶性を有するものであり、例
えば、3−ヨード−2−プロピニル ブチルカーバメー
ト、パラクロロフェニル3−ヨードプロパルギルホルマ
ール等のハロプロパルギル系防腐剤;3−ブロモ−2,
3−ショート−2−プロペニル エチルカルボナート(
サンプラス) 、2,3.3−)リョードアリルアルコ
ール、3−ブロモ−2,3−ショートアリルアルコール
等のハロアリル系防腐剤;又は 2,4.6− )リブ
ロモフェノール、4−ブロモ−2,5−ジクロロフェノ
ール、2,4.5−)ジクロロフェノール、2,4.6
−トリクロロフエノール等のトリへロフェノール系防腐
剤をあげることができるが、好適には、3−ヨード−2
−プロピニル ブチルカーバメート、パラクロロフェニ
ル 3−ヨードプロパルギルホルマール、サンプラス、
4−ブロモ−2,5−ジクロロフェノールである。
本発明に使用されるアニオン界面活性剤としては、例え
ば、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、
アビエチン酸ナトリウムのようなカルボン酸アルカリ塩
;ラウリル硫酸ナトリウム、オレイル硫酸ナトリウム、
7−ニチルー2−メチルー4−ウンデカノールの硫酸エ
ステルナトリウム、アルキルアリールポリエーテル硫酸
ナトリウム(トリトン770)のようなアルキル硫酸ア
ルカリ;スルホこはく酸ジオクチルエステルナトリウム
、オレイン酸イセチオン酸エステルナトリウム、N−メ
チル−N−オレオイルタウリン酸ナトリウム、2−エチ
ルへキシルスルホン酸ナトリウム、イソプロピルナフタ
レンスルホン酸、メチレンビス(ナフタレンスルホン酸
)ナトリウム、リグニンスルホン酸ナトリウム、ドデシ
ルベンゼントリルホスホン酸ナトリウムのようなホスホ
ン酸アルカリをあげることができるが、好適には、スル
ホン酸アルカリであり、さらに好適には、ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン
酸カリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムで
あり、特に好適には、ドデシルベンゼンスルホン酸カル
シウムである。
本発明に使用されるノニオン界面活性剤としては、例え
ば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシ
エチレンイソオクチルエーテル、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテル、ノニルフェニル ポリエトキシ
エタノール、オクチルフェニル ポリエトキシエタノー
ル、ポリオキシエチレンモノスチリルフェニルエーテル
、ポリオキシエチレンジスチリルフェニルエーテルのよ
うなポリエチレングリコールエーテル類をあげることが
できるが、好適には、HLB 12以上のポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン
モノスチリルフェニルエーテル又はポリオキシエチレン
ジスチリルフェニルエーテルである。
本発明に使用されるグリコールエーテル系溶剤としては
、例えば、一般式 %式%() (式中、RIは、水素原子又はC+  Caアルキル基
を示し、Aは、Ct  Csアルキレン基を示し、nは
、1乃至4を示す。) を有する化合物をあげることができる。
式(1)を有する化合物において、C+  Cmアルキ
ル基は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、S−ブチル基であり得、好適には、メチ
ル、エチル、プロピル又はブチル基であり、C,−C,
アルキレン基は、例えば、エチレン、メチルメチレン、
トリメチレン、プロピレン、テトラメチレン、ペンタメ
チレン基であり得、好適には、エチレン、トリメチレン
であり、nは、好適には、1乃至3である。
また、化合物(1)の好適なものは、七ノージー若しく
はトリーエチレングリコールモノメチルエーテル、モノ
−、ジー若しくはトリーエチレングリコールモノエチル
エーテル、モノ−、ジー若しくはトリーエチレングリコ
ールモノプロビルエーテル、モノ−、ジー若しくはトリ
ーエチレングリコールモノブチルエーテル、モノ−、ジ
ー若しくはトリープロピレングリコールモノメチルエー
テル、七ノー、ジー若しくはトリープロピレングリコー
ルモノエチルエーテル、モノ−、ジー若しくはトリープ
ロピレングリコールモノプロピルエーテル、モノ−、ジ
ー若しくはトリーエチしフグリコールモノエチルエーテ
ル、モノ−、ジー若しくはトリーエチレングリコール又
はモノ−ジー若しくはトリープロピレングリコールであ
り、さらに好適には、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、
ジエチレングリコールモノプロビルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテルである。
本発明の乳剤組成物において、防虫成分を含有するもの
は、防虫成分0.1〜60重量部(好ましくは、有機リ
ン系防虫剤では、15〜50重量部で、ピレスロイド系
防虫剤では0.3〜15重量部)とアニオン及びノニオ
ン界面活性剤0.5〜25重量部(好ましくは有機リン
系防虫剤を使用する場合には、7〜20重量部で、ピレ
スロイド系防虫剤を使用する場合には、1〜71i量部
;なお、アニオン界面活性剤とノニオン界面活性剤の重
量比は、3/3〜2/1である。)の混合物に、全体が
100重量部になるようにグリコールエーテルできる。
また、防腐成分を含有するもの及び防虫成分と防腐成分
を含有するものは、それぞれ、防腐成分5〜70重量部
(好ましくは10〜60重量部)、アニオン及びノニオ
ン界面活性剤3〜25重量部(好ましくは、7〜20重
量部;なお、アニオン界面活性剤とノニオン界面活性剤
の重量比は、前30重量部(好ましくは、有機リン系防
虫剤では、10〜25重量部で、ピレスロイド系防虫剤
では、0.3〜10重量部)、防腐成分0.2〜30重
量部(好ましくは、有機リン系防虫剤を使用する場合に
は、8〜30重量部で、ピレスロイド系防虫剤を使用す
る場合には、0.2〜2.0重量部)、アニオン及びノ
ニオン界面活性剤5〜25重量部(好ましくは、7〜2
0!ii部:なお、アニオン界面100重貴賎部を用い
て、防虫成分を含有する乳剤組成物と同様に製造するこ
とができる。
また、本発明の乳剤組成物散布用パイプは、細ら特に限
定されず、例えば、鉄製、銅製、ステンレス製のような
金属パイプあるいはポリ塩化ビニルパイプ又はポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテン等のポリオレフィン
系樹脂製パイプのようなプラスチックパイプをあげるこ
とができるが、好適には、配管施工性も優れるプラスチ
ックパイプであり、さらに好適には、柔軟性に優れ、曲
がり部でも継手を必要とせず配管施工が容易で、本発明
の乳剤による損傷性が極めて少ないポリオレフィン系樹
脂製パイプ(詩に、ポリブテンパイプ)である。
〔発明の効果〕
本発明の乳剤組成物は、以下の試験例に示すように、優
れた長期安定性を有し、パイプの損傷性がなく、また粒
子径が小さく、さらに防虫、防腐作用にすぐれ、毒性が
低く、経済的にも有利であることから、パイプ散布によ
る有害生物防除用の薬剤として、極めて有用である。そ
して本発明の乳剤組成物をパイプ散布による有害生物防
除に使用する場合には、常法に従って、5〜50倍(好
適には10〜40倍)の水で稀釈して用いることができ
る。
また、本発明のパイプは、上記本発明の乳剤組成物の散
布に、極めて適している。
また、本発明の乳剤は、必要に応じて、BHT、BHA
、N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−4
−メチルビシクロ(2i2,2 )オクト−5−エン−
2,3−ジカルボキシイミド(サイネビリン500)、
N−(2−エチルヘキシル)−ビシクロ(2,2,1)
−へブタ−5−エン−2,3−ジカルボキシイミド(M
GK−264) 、ビベロニルブトキシサイド、イソボ
ルニル チオシアノアセテート(I B TA) 、2
.2’ 、3,3.3.3’ 、3’ 、3’−オクタ
クロロジプロピルエーテル(S−421)等の共力剤又
は公知の希釈剤、分解防止剤、固着剤、効力延長剤、分
散安定剤等を添加することもできる。なお、S−421
等の共力剤は、防虫成分又は/及び防腐成分としても使
用できる。
以下に製剤例、試験例を用いて、本発明を具体的に説明
するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
製剤例1 3−フェノキシベンジル dff−4ランス−3(2,
2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル−1−シクロ
プロパン力ルポキシラート(ペルメトリン)5重量部、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル(EO=
10モル、HLB 13)3.8重量部及びドデシルベ
ンゼンスルホン酸カルシウーム2.5重量部の混合物に
、ジエチレングリコールモノメチルエーテル88.7重
量部(100fi量残部)を加え、均一混合して、防虫
用乳剤組成物を得た。
製剤例2 0−イソプロポキシカルボニル−1−メチルビニル−〇
−メチルエチルホスホロアミドチオエート(プロペンタ
ホス)15重量部及び2.2’ 、3.3゜3.3’ 
、3’ 、3’−オクタクロロジプロピルエーテル(S
−421)15重量部を混合させ、ポリオキシエチレン
スチリルフェニルエーテル(EO−9モル、HLB13
)7.5重量部及びドデシルベンゼンスルホン酸カルシ
ウム12重量部の混合物を加えて、攪拌した後、ジエチ
レングリコールモノブチルエーテル50.5重量部(1
00重量残部)を加え、均一混合して、防虫用乳剤組成
物を得た。
製剤例3 3−ブロモ−2,3−ショート−2−プロペニルエチル
カルボナート(サンプラス)50重量部、ポリオキシエ
チレンスチリルフェニルエーテル(EO−7モル、HL
B12)7重量部及びドデシルベンゼンスルホン酸カル
シウム3重量部の混合物に、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル40重量部を加え、均一混合させ、防腐
用乳剤組成物を得た。
製剤例4 0.0−ジエチル−〇 −3,5,6−−ピリジルホス
ホロチオエート(クロルピリホス)デシルベンゼンスル
ホン酸カルシウム4.4重量部の混合物に、ジエチレン
グリコールモノメチルエーテル60重量部(100重量
残部)を加え、均一混合して、防虫用乳剤組成物を得た
製剤例5 0−イソプロポキシカルボニル−1−メチルビニル−O
−メチルエチルホスホロアミドチオエート(プロペンタ
ホス〉20重量部、3−ブロモ−2,3−ジヨウビー2
−プロペニル エチルカルボナート(サンプラス)20
重量部、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル
(EO−14モル、HLB15)8.5重量部及びドデ
シルベンゼンスルホン酸カルシウム3.5重量部の混合
物に、ジエチレングリコールモノメチルエーテル48重
量部(100重量残部)を加え、均一混合して、防虫、
防腐用乳剤m放物を得た。
製剤例6 0、0−ジエチル−〇ー3,5,6− ーピリジルホスホロチオエート(クロルピリホス)20
11部、パラクロロフェニル−3−ヨードプロパルギル
ホルマート20重量部、ポリオキシエチレンスチリルフ
ェニルエーテル(EO=14モル、HLB15)8.5
重量部及びドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム3.
5重量部の混合物に、ジエチレングリコールモツプチル
エーテル48重量部(100重量残部)を加え、均一混
合して、防虫、防腐用乳剤組成物を得た。
製・剤例7 α−シアノ−3−フェノキシベンジル2.2−ジメチル
−3−(1,2,2,2−テトラブロモエチル)シクロ
プロパンカルボキシラート(トラロメスリン)0.3重
量部、2.2’ 、3.3.3.3’ 、3’ 、3’
−オクタクロロジプロピルエーテル15重量部、3−ヨ
ード−2−プロピニル ブチルカーバメート20重量部
、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル(EO
−14モル、HLB15)7重量部及びドデシルベンゼ
ンスルホン酸カルシウム3重量部の混合物に、ジエチレ
ングリコールモノブチルエーテル54.7重量部を加え
、均一混合して、防虫、防腐用乳剤IJl戚物を得た。
製剤例8 2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロヒル−
3−フェノキシベンジルエーテル(エトフエンブロック
ス)5重量部、2.2’ 、3.3.3.3’3’ 、
3’−オクタクロロジプロピルエーテル(S−421)
15重量部、3−ブロモ−2,3−ショート−2−プロ
ペニル エチルカルボナート(サンプラス)20重量部
、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル(EO
=14モル、HLB15)7重量部及びドデシルベンゼ
ンスルホン酸カルシウム3重量部の混合物に、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル50重量部(100重
量残部)を加え、均一混合して、防虫、防腐用乳剤組成
物を得た。
試験例1 ■ の口 ′  ゛ 製剤例で得られた乳剤#yle、物を褐色ガラス瓶に入
れ、40’C175%RHの経時条件で、1ケ月後、3
ケ月後及び6ケ月後の品質を試験した。そ並びに薬剤含
量(%)は、それぞれ、肉眼観察、殺虫剤指針一般試験
法、日周一般試験法pH測定法及びガラスクロマトグラ
フ法に従って、結果を求上記の結果、本発明の乳剤組成
物は、長期間にわたって、品質94.−tt+で、すぐ
れた安定性を有することが分かった。
試験例2 一ス   パイ に 製剤例で得られた乳剤Mi戒物に一定量の水を加えて調
製した希釈液に、プラスチックパイプを、40″Cで1
ケ月間浸漬して、パイプの外観変化(変色、膨潤等)、
変質の有無(降伏強度保持率)を調べた。
よた、対照乳剤として、 (1)ペルメトリン5%通常乳剤(市販のペルメトリン
5%含有キシレン溶剤処方品)、(3)プロペタンホス
20%及び3−プロモーを用いた。
その結果を表2に示す。
上記の結果、本発明の乳剤組成物は、ポリ塩化ビニルパ
イプに対して、多少の変質がみられたが、ポリエチレン
、ポリプロピレン及びポリブテン等のポリオレフィン系
樹脂製パイプに対しては、全く変化が見られず、パイプ
損傷がないことが分かった。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)防虫成分0.1〜60重量部、アニオン及びノニ
    オン界面活性剤0.5〜25重量部、及びグリコールエ
    ーテル系溶剤100重量残部を含有することを特徴とす
    るパイプ散布による有害生物防除用乳剤組成物。
  2. (2)防腐成分5〜70重量部、アニオン及びノニオン
    界面活性剤3〜25重量部、及びグリコールエーテル系
    溶剤100重量残部を含有することを特徴とするパイプ
    散布による有害生物防除用乳剤組成物。
  3. (3)防虫成分0.1〜30重量部、防腐成分0.2〜
    30重量部、アニオン及びノニオン界面活性剤5〜25
    重量部、及びグリコールエーテル系溶剤100重量残部
    を含有することを特徴とするパイプ散布による有害生物
    防除用乳剤組成物。
  4. (4)防虫成分が、有機リン系防虫剤及びピレスロイド
    系防虫剤からなる群から選ばれる少なくとも1種の防虫
    剤である請求項第1項又は第3項の乳剤組成物。
  5. (5)防腐成分が、ハロプロパルギル系防腐剤、ハロア
    リル系防腐剤及びトリハロフェノール系防腐剤からなる
    群から選ばれる少なくとも1種の防腐剤である請求項第
    2項又は第3項の乳剤組成物。
  6. (6)ノニオン界面活性剤が、HLB12以上のポリオ
    キシエチレンアルキルフェニルエーテル並びにポリオキ
    シエチレンモノ−及びジ−ポリスチリルフェニルエーテ
    ルからなる群から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤
    である請求項第1項乃至第5項のいづれかの乳剤組成物
  7. (7)グリコールエーテル系溶剤が、一般式▲数式、化
    学式、表等があります▼( I ) (式中、R^1は、水素原子又はC_1−C_4アルキ
    ル基を示し、Aは、C_2−C_5アルキレン基を示し
    、nは、1乃至4を示す。) を有する化合物から選らばれる少なくとも1種のグリコ
    ールエーテル系溶剤である請求項第1項乃至第5項のい
    づれかの乳剤組成物。
  8. (8)請求項第1項乃至第7項のいづれかの乳剤組成物
    の散布用パイプ。
  9. (9)パイプがプラスチックパイプである請求項第8項
    の散布用パイプ。
  10. (10)パイプがポリオレフィン系樹脂製パイプである
    請求項第9項の散布用パイプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0592901A (ja) * 1991-02-22 1993-04-16 Rhone Poulenc Chim ピレスロイドミクロエマルジヨンとそれらの利用
JP2014205647A (ja) * 2013-04-16 2014-10-30 大日本除蟲菊株式会社 飛翔害虫防除効力増強剤及びこれを用いた飛翔害虫防除方法

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