JPH03287151A - 複写装置の標準露光条件補正方法 - Google Patents

複写装置の標準露光条件補正方法

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JPH03287151A
JPH03287151A JP8806690A JP8806690A JPH03287151A JP H03287151 A JPH03287151 A JP H03287151A JP 8806690 A JP8806690 A JP 8806690A JP 8806690 A JP8806690 A JP 8806690A JP H03287151 A JPH03287151 A JP H03287151A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写装置の標準露光条件決定方法に係り、特に
複写装置を最初に使用するときに設定する標準露光条件
、複写装置や現像液が変動したときに設定し直す標準露
光条件を決定する複写装置の標準露光条件決定方法に関
する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕プリ
ンタプロセッサによってカラープリントの品質を常に良
好に仕上げるためには、現像処理を正しく行うこととプ
リンタ部の露光条件を正確に機器に設定することが必要
である。このためプリンタプロセッサ設置時に標準露光
条件を設定しているが、乳剤番号が異なるカラーペーパ
を使用する場合、プリンタランプを交換した場合、現像
処理液を交換した場合、季節の変わり目等で写真の内容
が色彩の多いものから少ないものへ或いはその逆に変化
した場合等においてはプリントの発色条件が変化するた
め、この標準露光条件を補正して設定し直す必要がある
。また、調′光フィルタ、ハロゲンランプおよびリフレ
クタ等を含む光源系の汚れや劣化等によってプリントの
発色条件が変化するため、上記と同様に標準露光条件を
補正して設定し直す必要がある。標準露光条件を補正す
るにあたっては、グレイの被写体を撮影したネガに相当
する部分の周囲に平均被写体色を撮影したネガに相当す
る部分を備えた基準ネガフィルムを用い、この基準ネガ
フィルムから焼付現像されたテストプリントの濃度と、
あらかじめ焼付現像された標準となるレファレンスプリ
ントの濃度(目標濃度)とを比較して補正している。す
なわち、上記の基準ネガフィルムは、標準被写体濃度、
中法色被写体濃度を有するため、この基準ネガフィルム
から得られたプリントが中法色に発色するように、標準
露光条件を補正している。
しかしながら、上記の方法では、基準ネガフィルムを用
いているため、基準ネガフィルムの褪色によって補正精
度が低下したり、手で基準ネガフィルムをネガキャリア
にセットしているため、基準ネガフィルムの汚れによっ
て補正精度が低下する、という問題がある。また、基準
ネガフィルムはフィルムタイプ毎に作成する必要がある
ため、フィルムタイプが増加するに従って作成者の負担
が大きくなる、という問題がある。
この問題を解決するために、特開昭60i13233号
公報には、複写材料に接触した状態でテストコピーを作
製するテストフィルムを配置したフラップを設け、複写
材料にテストコピーを作製して適切な露光条件を求める
ことが開示されている。この方法は、テストフィルムが
自動的にセットされるため、汚れによる補正精度の低下
が発生しないという利点を有するが、テストフィルムを
用いているため上記と同様褪色の問題が発生する。また
、テストフィルムが複写材料に接触していることからテ
ストフィルムを通して光源系を測光できないため、露光
条件の変化がプリンタの光源系に起因して発生したのか
、複写材料および現像処理(主として現像液の劣化)に
起因して発生したかの区別ができず、露光条件を変化発
生原因別に補正することができない、という問題があっ
た。
本発明は上記問題点を解決すべ(威されたもので、褐色
や汚れ等による補正精度の低下を防止した標準露光条件
決定方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を遠戚するために本発明は、原画の測光値と標
準露光条件とに基づいて求めた露光量で原画の画像を複
写感材に露光する複写装置の標準露光条件を決定するに
あたり、露光光路中に減光フィルタを自動的に挿入し、
減光フィルタの測光値と設定してある露光条件とに基づ
いて求めた露光量で減光フィルタを通して複写感材を露
光し、露光した複写感材を現像して得られた複写濃度が
目標濃度になるように標準露光条件を決定することを特
徴とする。
減光フィルタを通して複写感材を露光するときの露光量
は、フルコレクション又はハイコレクション条件で求め
るのがよい。
目標濃度はフィルムタイプ毎に定めることができる。ま
た、露光光路中に減光フィルタを自動的に挿入し、減光
フィルタの測光値と標準露光条件とに基づいて求めた露
光量で減光フィルタを通して複写感材を露光し、露光し
た複写感材を現像して得られた複写濃度を目標濃度とし
てもよい。
また、本発明は、原画の測光値と標準露光条件とに基づ
いて求めた露光量で原画の画像を複写感材に露光する複
写装置の標準露光条件を決定するにあたり、露光光路中
に減光フィルタを自動的に挿入し、減光フィルタの測光
値に基づいて設定してある露光条件(設定露光条件)の
複写装置の変動分に関する補正を行い、減光フィルタの
測光値と補正された設定露光条件とに基づいて求めた露
光量で減光フィルタを通して複写感材を露光し、露光し
た複写感材を現像して得られた複写濃度が目標濃度にな
るように補正された設定露光条件を更に補正して標準露
光条件を決定することを特徴とする。
〔作用〕
複写装置は、原画の測光値と標準露光条件とに基づいて
求めた露光量で原画の画像を複写感材に露光する。この
複写装置の標準露光条件を設定するには、露光光路中に
減光フィルタを自動的に挿入し、減光フィルタの測光値
と標準露光条件とに基づいて求めた露光量で減光フィル
タを通して複写感材を露光する。そして、露光した複写
感材を現像して得られた複写濃度が目標濃度になるよう
に標準露光条件を決定する。標準露光条件を設定すると
きの目標濃度は、条件設定時に基準フィルムから得られ
たプリントの画面濃度を測光して得られた測光値を用い
ることができるが、予め求めておいた濃度を目標濃度と
してもよい。この目標濃度をフィルムタイプ毎に定めて
おくことにより、複数タイプのカラー原画の露光に適用
することができる。基準フィルムを用いて目標濃度を定
める場合には、基準フィルムと減光フィルタとの特性差
を補正するために、3原色のいずれか1つの原色に対し
て他の2つの原色の影響がないかまたは影響が僅かにな
るように定めた露光条件、即ちフルコレクション又はハ
イコレクション条件ヲ用いるのがよい。また、基準フィ
ルムを用いずに適正に定められた標81N光条件を用い
て減光フィルタを通して複写感材を露光し、露光した複
写感材を現像して得られた複写濃度を目標濃度としても
よい。
また、本発明では、減光フィルタの測光値に基づいて設
定してある露光条件の複写装置の変動分の補正を行い、
その後上記と同様に減光フィルタを通して露光した複写
感材を現像して得られた複写濃度と目標濃度とによる補
正を行って標準露光条件を決定する。これにより、複写
装置と複写材料の特性差等とを分離して補正することが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、基準フィルムに代
えて減光フィルタを用いているため、褪色や汚れ等によ
る補正精度の低下を防止することができる、という効果
が得られる。
また、フィルムタイプ別に目標濃度を定めることにより
、複数のカラー原画に対応することができる、という効
果が得られる。
更に、減光フィルタを光路中に自動的に挿入することで
標準露光条件の自動設定、自動管理を行うことができる
、という効果が得られる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
第1図は、本発明が適用可能なプリンタプロセッサを示
すものである。このプリンタプロセッサは、C,M、Y
フィルタから成る調光フィルタ17、光拡散ボックス↓
5およびハロゲンランプ19を備えた光源部10とカラ
ーペーパを収納したペーパマガジン部12とを備えてい
る。また、ネガキャリア11に挟持されたカラーネガフ
ィルムの画面平均濃度(LATD)を測光するための測
光器16が配置されており、この測光器16は標準露光
条件を自動的に補正すると共に光源部10の調光フィル
タを制御して露光条件を制御するだめの制御回路50に
接続されている。ペーパマガジン部12から引き出され
たカラーペーパは、露光部14においてネガフィルムの
画像が焼0 付けられ、リザーバ部18を介してプロセッサ部の発色
現像部20に供給される。発色現像部20で現像された
カラーペーパは、漂白定着部22で定着処理された後リ
ンス部24で水洗されてカラープリントが作成される。
水洗されたカラープリントは乾燥部26で乾燥処理され
た後カッタ部28で画像前単位に切断される。このカツ
ク部28には、搬送されるカラープリントを挟むように
制御回路50に接続された濃度計30が配置されている
。また、制御回路50には、データ等を表示するための
CRT5 Lデータ等を人力するためのキーボード53
が接続されている。
上記の光源部10の調光フィルタ17と光拡散ボックス
15との間には、露光光路中に挿入可能に減光フィルタ
34が配置されている。減光フィルタ34は、第2図、
第3図に示されるように、多層膜が蒸着された蒸着フィ
ルタ36と金属製のスリットフィルタ38とを備えてい
る。この減光フィルタ34は、ネガキャリアと光源との
間に配置すればよいが光拡散ボックスと光源との間が好
ましい。なお、蒸着フィルタ36に代えて白板ガラス、
色ガラスフィルタを用いてもよい。蒸着フィルタ36は
、両端部がコ字状に折曲されたスリットフィルタ38に
よって両端部が支持されている。蒸着フィルタ36の底
面とスリットフィルタ38の底面との間には底面同士が
接触しないように、スリットフィルタ38の折曲部の幅
と略同−幅の一対のスペーサ44が介在されている。こ
のスペーサ44は、スリットフィルタ38から蒸着フィ
ルタ36に熱が伝導して蒸着フィルタ36が破損される
のを防止するものであり、省略することもできる。スリ
ットフィルタ38の角部近傍には、取付アーム40の一
端が固定されている。取付アーム40の他端は、モータ
42の回転軸に固定されている。従って、モータ42を
回転することによって減光フィルタ34はモータ42の
回転軸を中心に水平面内で回転する。スリットフィルタ
38の底面には、エツチング処理等によって所定幅のス
リット46が所定間隔隔てて平行に、全面に亘って多数
本形成されている。スリットフイ1 2 ルタは減光率1/2以上が好ましい。即ちスリット46
の幅は1.0mm以下、スリット46間の間隔は1.0
mm以上が好ましい。なお、スリットに代えて微細な孔
を多数個穿設してもよい。孔の直径は1.5mm以下、
好ましくは1、Om+n未満がよい。スリットフィルタ
38の両面は反射を防止するために黒色に塗装されてい
る。
蒸着フィルタ36は、透過率分布が第4図に示す曲線に
なるように、多層膜が蒸着されている。
従って、減光フィルタ34の透過率分布は、短波長帯に
比較して長波長帯が大きくなっている。減光フィルタ3
4は、各種フィルムタイプの平均被写体の平均的分光分
布を有することが好ましいが、上記の特性または平坦な
特性であってもよい。
上記の減光フィルタ34は、第5図に示すように、減光
フィルタ34のスリット46の長さ方向が調光フィルタ
17の移動方向(第5図に矢印で示す方向)を向くよう
に配置されている。このように、スリットの長さ方向力
福周光フィルタ17の移動方向を向いているため、減光
フィルタ34を透過する光量は調光フィルタの移動に応
じて連続的に変化することになり、測光値が階段状に変
化するのを防止することができる。また、スリットフィ
ルタ38が蒸着フィルタ36の下側に配置されているた
め、砂ぼこりや繊維の焼付き等によってスリットが目詰
りするのを防止できる。
なお、上記では蒸着フィルタ36とスリットフィルタ3
8とで減光フィルタ34を構成したが、スリットフィル
タを一対の蒸着フィルタで挟持して減光フィルタ34を
構成してもよい。
またスリット46の幅または微細孔が0.3+nm以上
ある場合、目詰りは少なく、蒸着フィルタや白板ガラス
等のガラス部材36を必ずしも用いなくてもよい。
次に本実施例の作用を説明する。まず、制御回路50は
、以下の式に示す露光コントロール値EJに基づいて調
光フィルタ17を制御することによって焼付を行う。
AogEj=Sj (Aj  (dDj−dwj) 3 4 +dwj)  +Cj  ・ ・ ・(1)ただし、 dDj=Dj−DNj・・・(2) j:R,cy、Bのいずれかを表す1〜3のいずれかの
数 Dj:焼付けるべきフィルム画像コマの画像濃度(例え
ば、全画面平均濃度〉または減光フィルタの濃度 DNj+標準ネガフィルムまたは多数のフィルムコマの
平均画像濃度(例えば、平均 全画面濃度)または減光フィルタ34 の濃度 Sにスロープコントロール値 Aj:カラーコレクション値 CJ:プリンタ、フィルム、印画紙特性に依存するカラ
ーバランス値 次に、標準露光条件の1つであるカラーバランス値Cj
の標準値の設定方法について説明する。
プリンタプロセッサが標準の状態でかつ現像液が標準の
状態で露光条件の設定を行う。減光フィルタ34を露光
光路中から退避させ、基準ネガフィルム(多数のフィル
ムコマが適正プリント可能な条件を持つネガまたはフィ
ルタ)を用いて、プリンタプロセッサの上記(1)式を
用いかつカラーコレクション値AJを1.0以上または
1.0未満で1.0に近い値に設定した自動補正露光機
能(フルコレクションマタはハイコレクション)によっ
て露光する。露光されたプリントはプリンタプロセッサ
のプロセッサ部によって現像、定着、乾燥処理が威され
、これによってプリントが作成される。このプリントの
画面濃度を測定し、この測定値を目標濃度値とする。こ
の目標濃度値は、フィルムタイプ毎の基準ネガフィルム
を用いてフィルムタイプ毎に定めてもよい。次に、モー
タ42を駆動して減光フィルタ34を露光光路中に挿入
し、上記(1)式に従ったフルコレクションまたはハイ
コレクションで露光する。そして、この露光によって得
られたプリントの画面濃度が上記目標濃度値5 6 となるようにカラーバランス値を求め、その値をCj′
とする。続いて、基準ネガを用いて上記と同様のフルま
たはハイのコレクション条件で露光して得られたプリン
ト濃度が目標濃度値になるようなカラーバランス値cj
を求める。基準ネガと減光フィルタの特性が異るため、
カラーバランス値Cjとカラーコレクション値Cj′と
の間には、基準ネガと減光フィルタの各原色別、すなわ
ちRlG、B色別の特性差ΔCJが生じている。通常の
場合には、カラーバランス値CJを用いて露光されるが
、標準露光条件の管理等を行う場合には、第7図に示す
カラーバランス値C」′を用いた露光によって標準露光
条件が管理され、カラーバランス値C」′が変化した場
合には特性差△CJに応じてカラーバランス値CJが補
正されることになる。なお、減光フィルタの分光特性と
基準ネガフィルムの分光特性が近似しているときには、
Cj=Cj’として管理すればよい。
また、上記では測光によって目標濃度値、特性差△CJ
等を求める例について説明したが、複数個の同一機種の
プリンタプロセッサに標準露光条件を設定する場合等に
は、標準露光条件は同一であるから、特定のプリンタプ
ロセッサについて測光によって目標濃度値、特性差ΔC
j等を求め、残りのプリンタプロセッサについては目標
濃度値、カラーバランス値CJSCj′、特性差ΔCJ
等を入力することによって標準露光条件を設定すればよ
い。
次に、上記のように設定した標準露光条件の管理、維持
方法について説明する。標準露光条件としての平均画像
濃度DNJ、スロープコントロール値Sj1カラーバラ
ンス値CJSCj′には、標準値が予め設定されている
。標準露光条件、目標濃度値PDBASE等は、予め制
御回路のメモリに記憶されている。この目標濃度値はチ
ャンネル毎、すなわちフィルムタイプ毎に記憶されてい
る。チャンネルを指定し、露光条件補正用のスイッチが
オンされると第7図に示す補正ルーチンが起動され、ス
テップ102において濃度計30のランプが点灯される
。ランプ点灯後数十秒経過後に濃度7 8 計30の濃度測定が可能になる。
ステップ104においてモーフ42を駆動して減光フィ
ルタ34を露光光路中に挿入する。ステップ106ては
、光に部10のランプを点灯して測光器16によって減
光フィルタ34を透過した光の積算透過濃度を測光する
。測光したときの測光値はDJとしてメモリに記憶され
る。次のステップ108では、メモリに記憶されている
平均画像濃度DNjを取込み、ステップ110で測光値
DJと平均画像濃度DNjとの差の絶対値と所定値り。
とを比較する。 D j −DN j  ≧Doの場合
、光源部にほこりが付着したりハロゲンランプが劣化し
ている等によって光源系が変動したと判断し、ステップ
112において平均画像濃度DNjを補正し、補正後の
DNjを記憶する。
Dj−I)Nj  <[)。の場合は、光源系に変動は
ないと判断してそのままステップ114へ進む。
ステップ114では、カラーコレクション値AJを1.
0以上の値または1.0未満で1.0に近い値に設定す
る。これによって、カラーコレクションはハイコレクシ
ョンまたはフルコレクションになり、3原色の露光量を
決定するときに3原色のいずれか1つの原色に対して他
の2つの原色の影響がないかまたは影響が僅かになるよ
うにすることができる。このように、ハイコレクション
またはフルコレクションにするのは、第6図に示すよう
に従来の基準ネガの特性Aと減光フィルタ34の特11
Bとの相違を補正するためである。
次のステップ116では、カラーバランス値をCj′と
し、かつ補正後のDNjを用いた上記(1)式に基づい
て露光コントロール値EJを演算する。
そして、ステップ118において、露光コントロール値
Ejに基づいて調光フィルタを制御することによって露
光を行い、露光されたペーパの現像処理を行う。
次のステップ120では、露光してから所定時間経過し
たか等を判断することによって、プリントが測光位置に
到達したか否かを判断する。プリントが測光位置に到達
したと判断されると、ステップ122において濃度計3
0によってプリント9 0 の濃度が測定され、測定値がPDjとしてメモリに記憶
される。ステップ124では、指定されたチャンネルに
対応する目標濃度値P D J BASEを読込み、ス
テップ126でプリントの測光値PDjと目標濃度値P
 D j BASEとの差の絶対値が所定値PDo以上
か否かを判断する。1PDj−PDjIIAsl:  
≧PDoのときは、ステップ112で光源系の変動分の
補正をしたにも拘らず目標濃度値が得られない場合であ
るため、ペーパおよびペーパ処理系〈特に現像液)の少
なくとも一方に変動があったと判断して、ステップ12
8において測光値PDjが目標濃度値P D J BA
SEになるようにスロープコントロール値SJの補正お
よび特性差△CJを考慮してカラーバランス値Cjの補
正を行い、結果をメモリに記憶する。以上の結果、基準
プリントの濃度が目標濃度になるようにスロープコント
ロール値おJびカラーバランス値が補正されると共に、
プリンタ部とペーパおよびペーパ処理系とを分離して補
正することができる。
上記ではプリンタプロセッサの自動露光補正機能を働か
せて、基準ネガフィルムから得られた目標濃度値と減光
フィルタを使用したときのカラーバランス値Cj′とを
用いて、露光用のカラーバランス値Cj等を補正する例
について説明したが、減光フィルタから得られた目標濃
度値を用いて次のように管理してもよい。まず、従来の
基準ネガフィルムを用いた方法または上記の減光フィル
タを用いた方法によって適正な標準露光条件をプリンタ
プロセッサに設定する。露光光路中に減光フィルタを挿
入し、プリンタプロセッサの自動露光補正機能によって
作成されたプリントの濃度を目標濃度とする。目標濃度
を設定した以後の管理では、自動露光補正機能を働かせ
ることなく一定の露光条件でこの目標濃度のプリントが
得られるようにカラーバランス値Cj′を補正して設定
する。
ここで、減光フィルタの分光特性が基準ネガフィルムの
分光特性から大きくずれている場合(例えば、濃度差で
±0.3以上)には、カラーバランス値Cl’を減光フ
ィルタと基準ネガフィルムとの特性差△Cj′で補正し
てより中法色に近いプ1 2 リント濃度が得られるようにする。そして、このより中
灰色に近いプリント濃度を目標濃度とする。
このときの管理用のカラーバランス値はCj′+△CJ
′になるが、実際のプリント値にはΔCjOとして適正
な標準露光条件でプリントされるようにする。
フィルム画像を多数個に分割して測光し、測光値を基準
値と比較して測光値を選択し、選択した測光値の平均濃
度により露光制御するプリンタでは、フィルムタイプ毎
に露光条件を設定する必要がないので、本発明を適用す
る複写装置として適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたプリンタプロセッサの概略
図、第2図は減光フィルタの側面図、第3図は減光フィ
ルタの平面図、第4図は蒸着フィルタの特性を示す線図
、第5図は減光フィルタの配置状態を示す平面図、第6
図は基準ネガフィルムと減光フィルタとの特性差を示す
線図、第7図は標準露光条件の補正ルーチンを示す流れ
図である。 34・・・減光フィルタ、 36・・・蒸着フィルタ、 38・・・スリットフィルタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原画の測光値と標準露光条件とに基づいて求めた
    露光量で原画の画像を複写感材に露光する複写装置の標
    準露光条件を決定するにあたり、露光光路中に減光フィ
    ルタを自動的に挿入し、減光フィルタの測光値と設定し
    てある露光条件とに基づいて求めた露光量で減光フィル
    タを通して複写感材を露光し、露光した複写感材を現像
    して得られた複写濃度が目標濃度になるように標準露光
    条件を決定することを特徴とする複写装置の標準露光条
    件決定方法。
  2. (2)減光フィルタを通して複写感材を露光するときの
    露光量を、フルコレクションまたはハイコレクション条
    件で求めた請求項(1)の複写装置の標準露光条件決定
    方法。
  3. (3)前記目標濃度をフィルムタイプ毎に定めた請求項
    (1)の複写装置の標準露光条件決定方法。
  4. (4)原画の測光値と標準露光条件とに基づいて求めた
    露光量で原画の画像を複写感材に露光する複写装置の標
    準露光条件を決定するにあたり、露光光路中に減光フィ
    ルタを自動的に挿入し、減光フィルタの測光値に基づい
    て設定してある露光条件の複写装置の変動分に関する補
    正を行い、減光フィルタの測光値と補正された設定露光
    条件とに基づいて求めた露光量で減光フィルタを通して
    複写感材を露光し、露光した複写感材を現像して得られ
    た複写濃度が目標濃度になるように補正された設定露光
    条件を更に補正して標準露光条件を決定することを特徴
    とする複写装置の標準露光条件決定方法。
  5. (5)露光光路中に減光フィルタを自動的に挿入し、減
    光フィルタの測光値と標準露光条件とに基づいて求めた
    露光量で減光フィルタを通して複写感材を露光し、露光
    した複写感材を現像して得られた複写濃度を目標濃度と
    する請求項(1)〜(4)のいずれか1項の複写装置の
    標準露光条件決定方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60135928A (ja) * 1983-12-07 1985-07-19 ゼロツクス コーポレシヨン 閉じたループの制御装置
JPS60211446A (ja) * 1984-04-04 1985-10-23 Fuji Photo Film Co Ltd 写真焼付露光における焼付条件設定方法

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