JP2888446B2 - 複写装置の管理装置 - Google Patents

複写装置の管理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写装置の管理装置に係り、特に露光部と現
像部とを備えた複写装置を管理する複写装置の管理装置
に関する。
〔従来の技術および発明が解決しようとする課題〕
複写装置の1つであるプリンタプロセツサによってカ
ラープリントの品質を常に良好に仕上げるためには、現
像処理を正しく行うこととプリンタ部の露光条件を正確
に機器に設定することが必要である。このためプリンタ
プロセツサ設置時に標準露光条件を設定しているが、乳
剤番号が異なるカラーペーパーを使用する場合、プリン
タランプを交換した場合、現像処理液を交換した場合、
季節の変わり目等で写真の内容が色彩の多いものから少
ないものへ或いはその逆に変化した場合等においてはプ
リント条件が変化するため、この標準露光条件を補正し
て設定し直す必要がある。また、調光フイルタ、ハロゲ
ンランプおよびリフレクタ等を含む光源系の汚れや劣化
等によってプリントの発色条件が変化するため、上記と
同様に標準露光条件を補正して設定し直す必要がある。
標準露光条件を補正するにあたっては、グレイの被写体
を撮影したネガに相当する部分の周囲に平均被写体色を
撮影したネガに相当する部分を備えた基準ネガフイルム
を用い、この基準ネガフイルムから焼付現像されたテス
トプリントの濃度と、あらかじめ焼付現像された標準と
なるレフアレンスプリントの濃度(目標濃度)とを比較
して補正している。すなわち、上記の基準ネガフイルム
は、標準被写体濃度、中灰色被写体濃度を有するため、
この基準ネガフイルムから得られたプリントが中灰色に
発色するように、標準露光条件を補正している。
上記のプリンタプロセツサでは、標準露光条件を管
理、維持するために、テストプリント濃度や現像液の状
態を管理チヤートに記載してプリンタプロセツサの状態
を管理することが行われている。このような管理チヤー
トを用いることにより、プリンタプロセツサの変化傾向
等を判定することができる。
しかしながら、従来の技術では自動的に管理データを
得る機能がないこと、管理データを管理チヤートに書き
写す必要があるため、管理チヤートの作成に手間がかか
ること、また得られた管理データの有効な利用がなされ
ていないこと等の問題があった。
一方、プリンタプロセツサに記憶されているデータを
データ通信手段を用いてプリンタプロセツサより中央コ
ンピユータに集め、記憶、加工して表示、判定する装置
は知られている。しかし、プリンタプロセッサ側に時系
列的にデータを記憶する記憶部をもたないのでデータの
通信を指示した時に記憶されているデータが集められる
だけである。従って得られたデータは新規なものか否か
不明であり、また通信時間の関係上データ数は制限さ
れ、更にまた中央コンピユータに集められたデータを元
のプリンタプロセッサ側へ戻すための設備、コスト等多
くの問題がある。また検出値や測光値を総合的に判断す
るためには得られたデータの時期が明確になっていない
と正確なデータの判断は困難になってくる。
本発明は上記問題点を解決すべく成されたもので、各
プリンタプロセッサで管理データを採取時期と共に自動
的に記憶し、表示することのできる被写装置の管理装置
を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1に記載の発明は、露光部と現像部とを備えた
複写装置を管理する複写装置の管理装置において、露光
部および現像部の少なくとも一方の状態を表す管理デー
タを、該管理データを記憶する記憶時期と共に記憶する
記憶手段と、記憶手段に記憶された時系列的内容に基づ
き管理状況を判断する判断手段と、記憶手段に記憶され
た内容を時系列的に表示すると共に前記判断された管理
状況を表示する表示手段と、を設けたことを特徴として
いる。
〔作用〕 本発明の複写装置は、露光部と現像部とを備えてい
る。この複写装置には、フイルム画像をペーパーに露光
する露光部と露光されたペーパーを現像する現像部とを
備えた写真焼付現像装置があるが、この写真焼付現像装
置に、フイルムを現像する現像部だけを備えたフイルム
現像装置が組合されてまたは一体化されて使用されるこ
ともある。請求項(1)の発明では、記憶手段は露光部
及び現像部の少なくとも一方の状態を表す管理データを
記憶時期と共に記憶する。表示手段は記憶手段に記憶さ
れた内容を時系列的に表示する。例えば、管理データと
して露光部の変動と、現像部の変動とを検出する。露光
部の変動は、測光器の飽和を防止するために、露光光路
中に減光手段を挿入した状態で光学系を測光することに
より求めることができる。管理用ネガやフイルタを手動
的に光路中にセットして測光することにより求めてもよ
い。更に、路光部のランプに流れる電流、調光フイルタ
を制御する制御信号と調光フイルタの位置、調光フイル
タを通した光量を管理データとして検出してもよい。現
像部の変動は基準ペーパーを現像部で現像して得られた
ペーパーの濃度を測光手段で測定することによって求め
ることができる。フイルム現像装置の現像部の変動を検
出するには、未現像の基準フイルムをこの現像部で現像
して得られたフイルムの濃度を測定すればよい。また、
現像済の基準フイルムを用いて露光部でペーパーに露光
し、露光されたペーパーを現像して得られたプリントの
濃度を検出してもよい。このとき、露光系の変動を補正
した後に基準フイルムの画像をペーパーに露光し、現像
して得られたプリントの濃度を測定すれば、現像部の変
動を露光部の変動から分離して検出できる。そして現像
部の変動に対し、プリント条件等を修正して所定のメモ
リに設定する。上記のような検出値および設定値からな
る管理データは、検出または設定された時期、例えば年
月日と共に記憶手段の管理データ記憶部に記憶される。
表示手段は、管理データ記憶部に記憶された内容を時系
列的に表示する。時系列的に表示するには、時間軸を用
いて管理データを表示すればよい。管理データは検出値
や設定値の他に多くの管理に必要なデータを記憶しても
よい。
上記のように、検出値および設定値を管理データ記憶
部に記憶しているため、管理チヤートを作成する上で検
出値等の書き写しが不要になる。これによって多くの種
類の管理データも容易に記憶し、利用することが可能と
なる。また、検出値等を時系列的に表示しているため、
変化傾向を確認でき、異常等を早期に発見できる。
なお、上記判断手段で判断する管理状況とは、注意、
警告、異常、対処法等の判断データを示すものである
(詳細は実施例に記載)。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、検出値からなる
管理データ、または検出値および設定値からなる管理デ
ータを、検出した時期や設定した時期等の記憶する時期
とセットで自動的に記憶して、時系列的に表示している
ため、検出値や設定値を書き写さなくても容易に管理チ
ャートを分析して、各機能の状態を時系列的に表示する
ことができると共に、検出ばらつきか、一定方向をもっ
た変動か、急激な変動かを含む総合的な判断をすること
が可能となる、という効果が得られる。また従来管理デ
ータの整理不十分、データの見方がわからない等、十分
管理データが生かされていないのを生かせるようにデー
タを加工、整理して表示することが可能となる、という
効果がある。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。第1図は、本発明が適用されたプリンタプロセツサ
を示すものである。このプリンタプロセツサは、C、
M、Yフイルタから成る調光フイルタ17、光拡散ボツク
ス15およびハロゲンランプ19を備えた光源部10とカラー
ペーパーを収納したペーパーマガジン部12とを備えてい
る。また、ネガキヤリア11に挟持されたカラーネガフイ
ルムの画面平均濃度(LATD)を測光するための測光器16
が配置されており、この測光器16は標準露光条件を自動
的に補正すると共に光源部10の調光フイルタを制御して
露光条件を制御するための制御回路50に接続されてい
る。ペーパーマガジン部12から引き出されたカラーペー
パーは、露光部14においてネガフイルムの画像が焼付け
られ、リザーバ部18を介してプロセツサ部の発色現像部
20に供給される。発色現像部20で現像されたカラーペー
パーは、漂白定着部22で定着処理された後リンス部24で
水洗されてカラープリントが作成される。水洗されたカ
ラープリントは乾燥部26で乾燥処理された後カツタ部28
で画像齣単位に切断される。このカツタ部28には、搬送
されるカラープリントを挟むように制御回路50に接続さ
れた濃度計30が配置されている。また、制御回路50に
は、データ等を表示するためのCRT51、データ等を入力
するためのキーボード53、管理データを記憶する管理デ
ータ記憶部60が接続されている。
上記の光源部10の調光フイルタ17と光拡散ボツクス15
との間には、露光光路中に挿入可能に減光フイルタ34が
配置されている。減光フイルタ34は、第2図、第3図に
示されるように、ガラス部材36と金属製のスリツトフイ
ルタ38とを備えている。この減光フイルタ34は、ネガキ
ヤリアと光源との間に配置すればよいが光拡散ボツクス
と光源との間が好ましい。なお、ガラス部材36は蒸着フ
イルタ、白板ガラス、色ガラスフイルタを用いてもよ
い。蒸着フイルタ36は、両端部がコ字状に折曲されたス
リツトフイルタ38によって両端部が支持されている。蒸
着フイルタ36の底面とスリツトフイルタ38の底面との間
には底面同士が接触しないように、スリツトフイルタ38
の折曲部の幅と略同一幅の一対のスペーサ44が介在され
ている。このスペーサ44は、スリツトフイルタ38から蒸
着フイルタ36に熱が伝導して蒸着フイルタ36が破損され
るのを防止するものであり、省略することもできる。ス
リツトフイルタ38の角部近傍には、取付アーム40の一端
が固定されている。取付アーム40の他端は、モータ42の
回転軸に固定されている。従って、モータ42を回転する
ことによって減光フイルタ34はモータ42の回転軸を中心
に水平面内で回転する。スリツトフイルタ38の底面に
は、エツチング処理等によって所定幅のスリツト46が所
定間隔隔てて平行に、全面に亘って多数本形成されてい
る。なお、スリツトに代えて微細な孔を多数個穿設して
もよい。スリツトフイルタ38の両面は反射を防止するた
めに黒色に塗装されている。また、スリツトフイルタ
は、セラミツクスや耐熱性樹脂等で形成してもよい。
なお、上記では蒸着フイルタ36とスリツトフイルタ38
とで減光フイルタ34を構成したが、スリツトフイルタを
一対の蒸着フイルタで挟持して減光フイルタ34を構成し
てもよい。
またスリツト幅または微細孔にゴミやほこりが詰まり
にくい位の大きさの場合、蒸着フイルタや白板ガラス等
のガラス部材36を用いなくてもよい。
次に本実施例の作用を説明する。まず、制御回路50
は、以下の式に示す露光コントロール値Ejに基づいて調
光フイルタ17を制御することによって焼付を行う。
logEj=Sj・{Aj(dDj−dwj) +dwj}+Cj ・・・(1) ただし、 dDj=Dj−DNj ・・・(2) であり、 j:R、G、Bのいずれかを表す1〜3のいずれかの数 Dj:焼付けるべきフイルム画像コマの画像濃度(例え
ば、全画面平均濃度)又は減光フイルタの濃度 DNj:標準ネガフイルムまたは多数のフイルムコマの平均
画像濃度(例えば、平均全画面濃度)または減光フイル
タ34の濃度 Sj;スロープコントロール値 Aj;カラーコレクシヨン値 Cj;プリンタ、フイルム、印画紙特性に依存するカラー
バランス値 次に、標準露光条件の1つであるカラーバランス値Cj
の標準値の設定方法について説明する。プリンタプロセ
ツサが標準の状態でかつ現像液が標準の状態で露光条件
の設定を行う。減光フイルタ34を露光光路中から退避さ
せ、基準ネガフイルム(多数のフイルムコマが適正プリ
ント可能な条件を持つネガまたはフイルタ)を用いて、
プリンタプロセツサの上記(1)式を用い露光する。露
光されたプリントはプリンタプロセツサのプロセツサ部
によって現像、定着、乾燥処理が成され、これによって
プリントが作成される。このプリントの画像濃度を測定
し、この測定値を目標濃度値とする。この目標濃度値
は、フイルムタイプ毎の基準ネガフイルムを用いてフイ
ルムタイプ毎に定めてもよい。次に、モータ42を駆動し
て減光フイルタ34を露光光路中に挿入し、上記(1)式
に従って露光する。そして、この露光によって得られた
プリントの画面濃度が上記目標濃度値となるようにカラ
ーバランス値を求め、その値をCj′とする。続いて、基
準ネガを用いて上記と同様に露光して得られたプリント
濃度が目標濃度値になるようなカラーバランス値Cjを求
める。基準ネガと減光フイルタの特性が異るため、カラ
ーバランス値Cjとカラーバランス値Cj′との間には、基
準ネガと減光フイルタの各原色別、すなわちR、G、B
色別の特性差ΔCjが生じている。通常の場合には、カラ
ーバランス値Cjを用いて露光されるが、標準露光条件の
管理等を行う場合には、第4図に示すカラーバランス値
Cj′を用いた露光によって標準露光条件が管理され、カ
ラーバランス値Cj′が変化した場合には特性差ΔCjに応
じてカラーバランス値Cjが補正されることになる。な
お、減光フイルタの分光特性と基準ネガフイルムの分光
特性が近似しているときには、Cj=Cj′として管理すれ
ばよい。
次に、上記のように設定した標準露光条件の管理方法
について説明する。標準露光条件としての平均画像濃度
DNj、スロープコントロール値Sj、カラーバランス値C
j、Cj′には、標準値が予め制御回路50のメモリに設定
されている。標準露光条件値、目標濃度値PDBASE等の管
理データは、管理データ記憶部60に予め制御回路50のメ
モリに設定した時期、例えば年月日と共に記憶されてい
る。この目標濃度値はチヤンネル毎、すなわちフイルム
タイプ毎に記憶されている。チヤンネルを指定し、露光
条件補正用のスイツチがオンされると第4図に示す補正
ルーチンが起動され、ステップ102において濃度計30の
ランプが点灯される。ランプ点灯後数十秒経過後に濃度
計30の濃度測定が可能になる。
ステツプ104においてモータ42を駆動して減光フイル
タ34を露光光路中に挿入する。ステツプ106では、光源
部10のランプを点灯して測光器16によって減光フイルタ
34を透過した光の画面平均濃度を測光したときの測光値
はDjとして年月日と共に管理データ記憶部60に記憶され
る。次のステツプ108では、メモリに記憶されている平
均画像濃度DNjを取込み、ステツプ110で測光値Djと平均
画像濃度DNjとの差の絶対値と所定値D0とを比較する。|
Dj−DNj|≧D0の場合、光源部にほこりが付着したりハロ
ゲンランプ12が劣化している等によって光源系が変動し
たと判断し、ステツプ112において平均画像濃度DNjを補
正し、補正後のDNjを管理データ記憶部60に年月日と共
に記憶する。|Dj−DNj|<D0の場合は、ステップ114へ進
む。なお、このとき変動がないことを示すデータを年月
日と共に記憶しておく。
次のステツプ116では、カラーバランス値をCj′と
し、かつ補正後のDNjを用いた上記(1)式に基づいて
露光コントロール値Ejを演算する。そして、ステツプ11
8において、露光コントロール値Ejに基づいて調光フイ
ルタを制御することによって露光を行い、露光されたペ
ーパーの現像処理を行う。このときの標準露光条件値ま
たはその一部の値は年月日と共に管理データ記憶部60に
記憶される。
次のステツプ120では、露光してから所定時間経過し
たか等を判断することによって、プリントが測光位置に
到達したか否かを判断する。プリントが測光位置に到達
したと判断されると、ステツプ122において濃度計30に
よってプリントの濃度が測定され、測定値PDjとして年
月日と共に管理データ記憶部60に記憶される。ステツプ
124では、指定されたチヤンネルに対応する目標濃度値P
DjBASEを読込み、ステツプ126でプリントの測光値PDjと
目標濃度値PDjBASEとの差の絶対値が所定値PD0以上か否
かを判断する。|PDj−PDjBASE|≧PD0のときは、ステツ
プ112で光源系の変動分の補正をしたにも拘らず目標濃
度値が得られない場合であるため、ペーパーおよびペー
パ処理系(特に現像液)の少なくとも一方に変動があっ
たと判断して、ステツプ128において測光値PDjが目標濃
度値PDjBASEになるようにスロープコントロール値Sjの
補正および特性差ΔCjを考慮してカラーバランス値Cjの
補正を行い、結果を年月日と共に管理データ記憶部60に
記憶する。以上の結果、基準プリントの濃度が目標濃度
になるようにスロープコントロール値およびカラーバラ
ンス値が補正されると共に、プリンタ部とペーパーおよ
びペーパー処理系とを分離して補正することができる。
以上は減光フイルタを用いて自動的に検出し、測光する
場合の一例について説明したが、これらは手動的に検
出、測光する場合であってもよい。
キーボードを操作して表示すべきデータの内容を指定
し、管理用スイツチが押されると、第5図のルーチンが
起動され、ステツプ200において表示すべきデータが判
別され、管理データ記憶部60から判別されたデータが出
力されてステツプ202においてデータがCRT上に時系列的
に表示される。表示の方法としては、例えば時間軸を横
軸として縦軸にデータを表示すればよい。データの表示
は目的に応じて異なり、管理図、ヒストグラム図、累積
分布図、色座標図、表、グラフであってもよい。次のス
テツプ204では、統計的処理等の判断処理によって表示
されたデータの変化傾向を判断し、ステツプ206におい
て判断結果をCRTに表示する。判断結果としては、統計
的処理等の判断処理によって得られた値と基準値とを比
較し、注意、警告、異常、対処法等の結果を表示する。
ステツプ204の判断処理は統計的処理の他に熟練管理者
の判定手順をソフトウエア化したエキスパートシステム
や、フアジー理論、ニューラルネットワーク等を適用し
て、状況を判断するようにしてもよい。なお、これらの
判断には表示したデータの他にプリンタプロセツサの状
況を表す他の管理データが使用され、総合的に判断され
るのがよい。
上記ではプリンタプロセツサの自動露光補正機能を働
かせて、基準ネガフイルムから得られた目標濃度値と減
光フイルタを使用したときのカラーバランス値Cj′とを
用いて、露光用のカラーバランス値Cj等を補正する例に
ついて説明したが、減光フイルタから得られた目標濃度
値を用いて次のように管理してもよい。まず、従来の基
準ネガフイルムを用いた方法または上記の減光フイルタ
を用いた方法によって適正な標準露光条件をプリンタプ
ロセツサに設定する。露光光露中に減光フイルタを挿入
し、プリンタプロセツサの自動露光補正機能によって作
成されたプリントの濃度を目標濃度とする。目標濃度を
設定した以後の管理では、自動露光補正機能を働かせる
ことなく一定条件でこの目標濃度のプリントが得られる
ようにカラーバランス値Cj′を補正して設定する。ここ
で、減光フイルタの分光特性が基準ネガフイルムの分光
特性からずれている場合(例えば、濃度差で±0.3以
上)には、カラーバランス値Cj′を減光フイルタと基準
ネガフイルムとの時性差ΔCj′で補正してより中灰色に
近いプリント濃度が得られるようにする。そして、この
中灰色に近いプリント濃度を目標濃度とする。このとき
の管理用のカラーコレクシヨン値はCj′+ΔCj′になる
が、実際のプリント値にはΔCj′=0として適正な標準
露光条件でプリントされるようにする。
なお、上記では光源系の変動の測定データ、ペーパー
処理系変動の測定データ、標準露光条件の設定データを
管理データとして管理データ記憶部に記憶する例につい
て説明したが、調光フイルタの位置、調光フイルタを通
した光量の測定データ、現像液の温度、pH、比重、乾燥
部の温度、現像部の性能を調べるコントロールストリツ
プ測定データ等、またランプ点燈時間、プリント時間、
プリント枚数等の使用状況、プリントしたフイルム濃度
やコントラスト等のフイルム特性、異常や警告の発生状
況、機材の経時的変化、も管理データとして記憶しても
よい。なお、管理データのうち古いデータは順次消却し
ても、集約してもよい。
なお、上記では減光フイルムを用いて管理する例につ
いて説明したが、従来のフイルム現像評価用のフイル
ム、ペーパー現像評価用のペーパー、標準的被写体を撮
影した基準フイルムを用いて管理する場合は検出値や設
定する設定データは若干異なるが本発明の方法を同様に
用いることができる。また、上記のプリンタプロセツサ
とフイルム現像装置とを組合せて使用する場合には、フ
イルム現像装置の管理データを追加して両方同じ管理装
置で管理してもよい。管理データの記憶部への時期の記
憶は時刻であっても、回数であってもよく、また検出や
測光毎に記憶せず、一定時期、一定間隔、または特定な
状態変化時、人の意志によるキー入力、特定操作時、特
定状況時であってもよい。なお、本発明はプリンタプロ
セツサについて説明したが、他の複写装置、例えばカラ
ー複写機、レーザプリンタ、画像処理装置等にも適用可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたプリンタプロセツサの概略
図、第2図は減光フイルタの側面図、第3図は減光フイ
ルタの平面図、第4図は標準露光条件の補正ルーチンを
示す流れ図、第5図は管理ルーチンを示す流れ図であ
る。 34……減光フイルタ、 36……蒸着フイルタ、 38……スリツトフイルタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光部と現像部とを備えた複写装置を管理
    する複写装置の管理装置において、 露光部および現像部の少なくとも一方の状態を表す管理
    データを、該管理データを記憶する記憶時期と共に記憶
    する記憶手段と、 記憶手段に記憶された時系列的内容に基づき管理状況を
    判断する判断手段と、 記憶手段に記憶された内容を時系列的に表示すると共に
    前記判断された管理状況を表示する表示手段と、 を設けたことを特徴とする複写装置の管理装置。
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