JPH03286430A

JPH03286430A - 光ディスク装置

Info

Publication number: JPH03286430A
Application number: JP8796290A
Authority: JP
Inventors: Yasunori Moriguchi; 森口　安教
Original assignee: Nippon Columbia Co Ltd
Current assignee: Nippon Columbia Co Ltd
Priority date: 1990-04-02
Filing date: 1990-04-02
Publication date: 1991-12-17
Anticipated expiration: 2010-06-14
Also published as: JPH0756700B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は光ディスクメディアに情報の記録再生を行う光
ディスク装置に関するものである。

〔従来の技術〕

光ディスクにレーザ光を照射して得られるプッシュプル
信号の大きさは、光ディスクのプリグループもしくは、
ピットの形状によって異なる。しかし、光ヘッドのプッ
シュプル信号検出光学系は、レンズが中心よりずれると
プッシュプル信号にオフセットを発生してしまう。レン
ズずれは、トラッキングサーボにより光ディスクの偏心
にレンズが追従した場合や、光ヘッドの送りサーボの偏
差によって光ヘッドの追従が遅れた場合等に発生する。

プッシュプル信号検出光学系は、光ディスクが傾斜して
いる場合にもプッシュプル信号にオフセットを発生する
。

〔発明が解決しようとする課題〕

プッシュプル信号のオフセットは、記録再生時のトラッ
キングサーボ偏差を大きくする。第６図のプッシュプル
信号波形の■のプッシュプル信号の大きいディスクの場
合において、Ｉ−ｂとｉ−Ｃのプッシュプル信号のオフ
セットが、トラッキングサーボ偏差となり記録再生性能
を著しく低下させる。

さらに、最悪の状態ではトラッキングサーボが不可能と
なる。第６図のプッシュプル信号波形の■のプッシュプ
ル信号の小さいディスクの場合においては、ｎ−ｂと１
７−ｃのプッシュプル信号のオフセットは、トラッキン
グサーボ信号としての負帰還を実現させないレベルにも
達してしまい、トラッキングサーボが不安定となるだけ
でなく閉じることが出来ないことがある。

〔課題を解決するための手段〕

プッシュプル信号検出器は、光ヘッドのプツシニブル信
号検出光学系と検出回路より構成されている。これに、
レンズずれを検出するレンズ位置検出器（レーザスポッ
トのラジアル方向のずれを検出するレーザスポット位置
検出器でもよい〉及びその位置検出回路と、プッシュプ
ル信号のオフセットの交流成分を検出するＡＣオフセッ
ト検出回路と、プッシュプル信号のオフセットの直流成
分を検出するＤＣオフセット検出回路と、前記３つの検
出信号を用いてプッシュプル信号のオフセットを打ち消
すためのオフセット補正回路とを付加するようにした。

また、補正制御、補正値の最適化制御及び補正タイ５ン
グ作りのために、メモリ制御を用いている。

〔作用〕

レンズずれを検出するレンズ位置検出器及びその位置検
出回路により、レンズ位置を検出するレンズずれ位置信
号とプッシュプル信号のオフセットの交流成分（偏心成
分）は比例関係にあるため、レンズずれ位置信号を、プ
ッシュプル信号のオフセットと逆相にし補正回路により
レベルを適正に補正し、プッシュプル信号に加算してオ
フセットを打ち消す。プッシュプル信号のオフセットの
直流成分は、ディスクの傾角と比例関係にあるため、プ
ッシュプル信号のオフセットの直流成分を検出し、補正
回路を用いて逆相にしプッシュプル信号に加算してオフ
セットを打ち消す。これらの補正制御、補正値の最適化
制御及び補正タイくングを計るためにマイコンを用いて
いる。さらにプッシュプル信号の大きさの異なる種々の
ディスクに対してこれらの補正制御、補正値の最適化制
御が行われるために、プッシュプル信号の大きさの異な
る種々のディスクに対してプッシュプル信号を用いたト
ラッキングサーボを実現することができる。

〔実施例〕

プッシュプル信号を補正する過程を第１図、第２図およ
び、第３図を用いて説明する。

最初に、プッシュプル信号のＡＣオフセットの補正につ
いて説明する。

トラッキングサーボにより光ピツクアップ１のレンズ１
ａがディスク２０の偏心に追従することによってレンズ
１ａにずれが発生する。このレズずれ量とプッシュプル
信号のオフセットは比例関係にある。したがって、ディ
スク２０の偏心量と同じ変位をレンズ１ａに与えた場合
、オフセットを含んだプッシュプル信号を得ることが出
来る。

この場合、光ヘッドのフォーカスサーボのみ投入してお
く。オフセットを含んだプッシュプル信号から、このオ
フセットと同じ大きさのレンズ位置信号を引算してやる
と、オフセフ）の除去されたプッシュプル信号が得られ
る。まず、オフセットの検出方法を述べ、次ぎに、オフ
セットと同じ大きさのレンズ位置信号を得る方法に付い
て述べる。

まず、第１図のトラッキングサーボアンプ２に、第３図
のａの波形（ディスクの最大偏心量と同じ変位信号）を
入力し、ディスクの最大偏心量と同じ変位をレンズ１ａ
に与える。プッシュプル信号検出回路３の出力は、ｂの
波形（オフセットを含んだプッシュプル信号）となる。

ここで、補正回路４を動作させない場合オフセット検出
回路５にはｂの波形そのままが人力される。オフセット
検出回路５のブロック図である第２図のピークホールド
回路６とボトムホールド回路７にｂの波形は入力され、
それぞれの出力は、ピークホールドされたＣの波形とボ
トムホールドされたｄの波形となる。ｅの波形をＨＰＥ
８に入力し、ＤＣＣ骨分除去するとｆの波形が得られる
。ｆの波形は、プッシュプル信号のＡＣオフセット成分
であり、且つレンズ１ａに与えたレンズ変位信号ａに比
例する。さらに、プッシュプル信号のＡＣオフセット成
分の大きさを検出するためのにｆの波形をピークホール
ド回路９に人力し、ｇの波形を得る。これを、Ａ／Ｄコ
ンバータ１０に入力し４　Ｂｉｔのデータに変換し、マ
イコン１１に取り込む。マイコン１１ではこのデータを
元にレンズ位置検出回路１２の出力信号りの大きさを可
変制御するため増幅率可変回路１３に制御データを出力
する。

オフセットと同じ大きさのレンズ位置信号引算してやる
と、オフセットの除去されたプッシュプル信号が得られ
る訳であるが、オフセットの大きさとレンズ位置信号の
大きさはディスクによって異なる。したがって、オフセ
ットの大きさとレンズ位置信号の大きさを等しくするべ
くレンズ位置検出回路１２の出力信号の大きさを可変制
御する増幅率可変回路１３の増幅率を、ディスクごとに
可変してやる必要がある。

マイコン１１の適当な制御データで増幅率を設定し、ｂ
の波形から引算をする。このように補正回路４を動作さ
せ、オフセット検出回路５で前記の一連のオフセット検
出動作をさせ、ｇの波形をＡ／Ｄコンバータ１０を介し
て取り込み、増幅率可変回路１３の制御データ４　Ｂｉ
ｔのデータが最小値になるように制御する。この最適化
制御は、マイコン１１により行う。最適化制御のアルゴ
リズムは、まず４Ｂｉｔのデータを１０００から始め、
Ｉ　Ｂｉｔづつ増加させ、オフセットが増加するならば
データをＩ　Ｂｉｔづつ減少させるとゆうようにして、
増幅率可変回路１３の制御データを最適化制御しオフセ
ットを最小にする。この最適化制御は新たにディスクを
装着した直後に行い、補正動作はその後から連続に行う
。

以上のようにして補正されたプッシュプル信号は、ｉの
波形となり、ディスクの偏心時に生しるレンズ１ａのず
れによるプッシュプル信号のＡＣオフセットは除去され
る。

しかし、ｊの波形はＤＣオフセットを含んでおり、これ
を除去しなければならない。

最後に、プッシュプル信号のＤＣオフセットの補正につ
いて説明する。

ディスク２０の傾角とプッシュプル信号のＤＣオフセッ
トとは比例関係にある。ディスク２０が傾斜していると
オフセットを含んだプッシュプル信号が得られる。この
場合、光ヘッドのフォーカスサーボのみ投入しておく。

オフセットを含んだプッシュプル信号から、このオフセ
ットの大きさをメモリに格納し読み出した出力を引算し
てやると、オフセットの除去されたプッシュプル信号が
得られる。まず、オフセットの検出方法を述べ、次ぎに
、オフセットの除去方法に付いて述べる。

まず、第１図のトラッキングサーボアンプ２に、第３図
のａの波形（ディスクの最大偏心量と同じ変位信号）を
人力し、ディスクの最大偏心量と同じ変位をレンズに与
える。プッシュプル信号検出回路３の出力は、ｂの波形
（オフセットを含んだプッシュプル信号）となる。ここ
で、補正回路４を動作させない場合オフセット検出回路
５にはｂの波形そのままが入力される。オフセット検出
回路５のブロック図である第２図のピークホールド回路
６とボトムホールド回路７にｂの波形は入力され、それ
ぞれの出力は、ピークホールドされたＣの波形とボトム
ホールドされたｄの波形となる。

ｄの波形をＬＰＦ１４に入力し、ＡＣＣ砂分除去すると
ｊの波形が得られる。ｊの波形は、プッシュプル信号の
ＤＣオフセット戒戒成分り、且つディスクの傾角とプッ
シュプル信号のＤＣオフセットは比例する。これを、Ａ
／Ｄコンバータ１５に入力し４　Ｂｉｔのデータに変換
し、マイコン１１に取す込む、マイコン１１ではこのデ
ータをメモリに格納し、Ｄ／Ａコンバータ１６に同じデ
ータを出力する。

オフセットを含んだプッシュプル信号から、このオフセ
ットの大きさをメモリに格納し読み出した出力を引算し
てやると、オフセットの除去されたプッシュプル信号が
得られる訳であるが、オフセットの大きさはディスクに
よって異なる。また、ディスクの半径位置によって異な
る。第４図に、ディスクの反りの極端な例を示している
ように、半径位置によってディスクの傾角が異なること
がある。ディスクを新たに装着するごとにオフセットの
検出動作をすれば、ディスクによって異なることについ
ては解決できる。また、ディスクのオフセフ）の検出箇
所をディスクの半径位置に何箇所か決め、それぞれの半
径位置でＤＣオフセットの検出を行い、半径位置と検出
したオフセットの大きさをマイコン１１のメモリに格納
する。半径位置は、半径に対応したタイムコードやアド
レスであっても良い、ディスクを新たに装着するごとに
半径位置と検出したオフセットの大きさをマイコン１１
のメモリに格納する。補正動作は、Ｄ／Ａコンバータ１
６の出力を補正回路４に人力し、ＤＣオフセフ）を含ん
だプッシュプル信号プル信号から引算を行う。このとき
、Ｄ／Ａコンバータ１６に出力されるデータは、メモリ
に格納されたデータを半径位置に対応して読み出したも
のとする。

ＤＣオフセットの検出はＡＣオフセットの補正動作を開
始した後に行い、ＤＣオフセットの補正動作は検出後か
ら連続で行う。

以上のようにして、補正されたプッシュプル信号は、ｉ
の波形となり、ディスクの傾角によるブツシュプル信号
のＡＣオフセットは除去される。

〔発明の効果〕電気的にプッシュプル信号の様々なオフセットを除去す
ることによって、プリグループもしくは、ピットの形状
の異なる種々のディスクに対しても記録再生時のトラッ
キングサーボを実現出来る。

また、サーボ偏差の小さいトラッキングサーボを実現で
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を説明するためのブロック図、第２図は
要部のブロック図、第３図は各部の波形図、第４図はデ
ィスクのそりを示す図、第５図は従来例を説明するため
のブロック図、第６図はプッシュプル信号波形を示す図
である。１・・・光ピンクアップｌａ・・・レンズ２・・・トラッキングサーボアンプ３・・・プッシュプル信号検出回路４・・・補正回路５・・・オフセット検出回路６．９・・・ピークホールド回路７・・・ボトムホールド回路８・・・バイパスフィルタＯ・・・Ａ／Ｄコンバータト・・マイコン２・・・レンズ位置検出回路３・・・増幅率可変回路４・・・ローパスフィルタ５．１６・・・Ｄ／ＡコンバータＯ・・・ディスクである。ニに　　（’）　　ｒ”

Claims

【特許請求の範囲】

光ディスクメディアに情報の記録再生を行う光ディスク
装置に於いて、プッシュプル信号検出器は、光ヘッドの
プッシュプル信号検出光学系と検出回路で構成し、これ
に、レンズのラジアル方向のずれを検出するレンズ位置
検出器及びその位置検出回路と、プッシュプル信号のオ
フセットを検出するオフセット検出回路と、前記２つの
の検出信号を用いてプッシュプル信号のオフセットを打
ち消すためのオフセット補正回路と、補正制御、補正値
の最適化制御及び補正タイミング作りのための制御手段
を有することを特徴とする光ディスク装置。