JPH03286048A - ツインシャワー付給水栓 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は２つのハンドシャワーを備えた給水栓に関する
。

（従来の技術） 従来、ハンドシャワー付給水栓には第６図に示すものが
ある。

この給水栓は、本体１°内に湯水の混合室１３、吐水側
流路２４ａ１シヤワー側流路２４ｂを区画形成し、吐水
側流路２４ａにはスパウト２５を、シャワー側流路２４
ｂにはホース６を介してハンドシャワー（不図示）を夫
々連絡させである。そうして、切換ハンドル２２の操作
により切換弁２３を進退させ、混合室１３内の湯水を吐
水側流路２４！又はシャワー側流路２４ｂへ供給するを
もって、スパウト２５又はハンドシャワーからの吐水を
行うよう構成されている。

（考案が解決しようとする課題） 上記従来のハンドシャワー付給水栓によれば、一つの給
水栓本体に対して一つのハンドシャワーしか接続できな
い。従って、親子で入浴した際等に２人−緒にシャワー
を浴びたい、或いは異なる吐水形式を備えた２種類のハ
ンドシャワーを設置したいといったユーザーの要望に対
応するためには給水栓本体を２つ設置しなければならず
、施工上及びコストの面等で多くの負荷が必要であった
。

本発明は上述したような従来事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とする処は、一つの給水栓本体に対し
て二つのハンドシャワーを接続することが可能なシャワ
ー付給水栓を提供することである。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明のツインシャワー付
給水栓は、給水栓本体にツインシャワー栓を一体的に取
付けてなり、前記ツインシャワー栓は、給水栓本体の上
面に立上がる湯水導入部の先端に２つの開閉栓を設ける
と共に、夫々の開閉栓の２次側にハンドシャワーを接続
して構成したことを特徴とする。

（作　用） 本発明によれば、給水栓本体内から湯水導入部へと導入
された湯水が、一方の開閉栓を開操作することで一方の
ハンドシャワーから吐出されると共に、他方の開閉栓を
開操作することで他方のハンドシャワーから吐出される
。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

ツインシャワー付給水栓Ａは、給水栓本体である混合栓
本体１の上部に対してツインシャワー栓２を一体的に取
付設置してなるものであり、上記ツインシャワー栓２は
、混合栓本体１の上面に立上がる湯水導入管３と、この
導入管３上端に設けた２つの開閉栓４，４と、夫々の開
閉栓４，４の２次側に接続したハンドシャワー６ａ、　
６ｂとから構成する。

給水栓本体となる混合栓本体ｌはサーモスタットミキシ
ングパルプであって、第２図に示すように、内部に湯室
１１、水室１２、混合室１３を区画形成し、この湯室１
１内に供給される湯と、水室１２内に供給される水が夫
々湯制御弁１４と水制御弁１５を通って混合室１３に流
れ込むようになっている。上記両制御弁１４．１５はそ
れらの間に設けた制御弁体１６に連係するスピンドル１
７を回転操作して進退させ、制御弁体１６を前後に摺動
させることによって、どちらか一方の弁座に近ずくとき
は他方の弁座より遠ざかって、混合水温度を調整する。

また、制御弁体１６は混合水温度に感応して伸縮する感
温体１８により作動され混合水温度が設定温度になる様
に制御する。

そして上記スピンドル１７は混合栓本体１の端部から螺
嵌される円筒状のライナー１９内に回転自在に螺合され
ている。

ライナー１９の一側端は混合栓本体１の側方より外方へ
突出しており、その先端口で湯温調節用のハンドル２０
の支軸２１を回転自在に保持しである。

また、ハンドル２０の支軸２１の先端はスピンドル１７
の一側端口内にスプライン嵌合され、ハンドル２０の回
転操作によってスピンドル１７と連係する制御弁体１６
が進退動して湯温の調整が行なわれる様に構成しである
。

湯水両制御弁１４．１５を通過して混合室１３にて混合
された湯水は、混合栓本体ｌ正面に設けられるハンドル
２２を操作することにより弁２３からスパウト側流路２
４内に流入してスパウト２５から吐出されるか、若しく
は接続部２６を介してツインシャワー栓２側へ供給され
る（第４図）。

接続部２６は、混合栓本体１における混合室１３の上面
に開穿した孔Ｈａの周囲に、管状の接続口２６ｂを立上
げ、この接続口２６ｂの外周には螺子部２６ｃを刻設す
る。

ツインシャワー栓２の湯水導入管３は正面路１字状を呈
する筒体状に形成し、その下端開口部３１の内周に螺子
部を刻設して上記接続口２６ｂの外周に着脱可能に螺嵌
される。

また、湯水導入管３における左右の開口部３２の内側に
は開孔壁３３を設け、その開孔３３ａの２次側の口縁に
は弁座３４を形成すると共に、この開孔壁３３と開口部
３２との間に弁室３５を形成する。さらに、湯水導入管
３の背面には、前記弁室３５に夫々連通する左右のシャ
ワー接続口３６を開設する。

開閉栓４は、湯水導入管３の左右の開口部３２に螺着す
るライナー４１内にパツキンを介して支軸４２を嵌挿し
、この支軸４２の弁室側端に前記弁座３４に着座する弁
体４３を設け、突出端に開閉ハンドル４４を設けて構成
し、このハンドル４４の操作によって弁体４３を進退さ
せるようになっている。

上記支軸４２先端の外周には前記した弁体４３の後半部
を構成する筒部４５が螺嵌されて、さらに、その筒部４
５はライナー４１の内周面に対してスプライン嵌合され
保持されている。

従って、弁体４３は、ハンドル４４の回転操作によって
支軸４２との螺合に沿って進退動することによって孔２
６ａから弁室３５内に流れ込む湯水の流量を調節する。

上記左右のシャワー接続口３６には、エルボ−管５１を
介して夫々ホース５２を接続し、一方のホース（第５図
においては右側）にはシャワー水のみを吐出する通常タ
イプのハンドシャワー６ａを連結し、他方のホース（同
左側）にはハンドル６ｂ“の操作でシャワー水と泡沫水
とを切換えて吐出するハンドシャワー６ｂを連結する。

以上の如く構成したツインシャワー付給水栓Ａは、ハン
ドル２２の操作により弁２３が進退して混合室１３内の
湯水がスパウト側流路２４に流入してスパウト２５から
の吐水を行う。同時に、開閉ハンドル４４の操作により
弁体３４が進退して混合室１３内の湯水が弁室３５に流
入し、シャワー接続口３６→ホース５２を介してハンド
シャワー６ａ或いは６ｂのどちらか一方又は両方からの
吐水を行う。

（発明の効果） 本発明は以上説明したように構成したので、つの給水栓
本体に対して二つのハンドシャワーを接続することがで
きる。従って、２人で一緒にシャワーを浴びたり、異な
る２種類のハンドシャワーを設置して複数種のシャワー
浴を行いたいというユーザーの要望を、従来のシャワー
付給水栓同様−つの給水栓本体を取付けるだけの作業に
より、低コストで実現することが可能になった。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明ツインシャワー付給水栓の一実施例を示し
、第１図は正面図、第２図は要部の縦断正面図、第３図
は第２図の３−３線断面図、第４図は要部の縦断側面図
、第５図は要部の斜視図である。また、第６図は従来品
の断面図を示す。 尚、図中 １　給水栓本体 ２：ツインシャワー栓 ３・湯水導入管 ４、開閉栓 ６ａ、６ｂ：ハンドシャワー ン 第 図 第 ６ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給水栓本体にツインシャワー栓を一体的に取付けてなり
   、前記ツインシャワー栓は、給水栓本体の上面に立上が
   る湯水導入管に２つの開閉栓を設けると共に、夫々の開
   閉栓の２次側にハンドシャワーを接続して構成したツイ
   ンシャワー付給水栓。