JPH0328593A - 大径管用伸縮継手の据付工法 - Google Patents

大径管用伸縮継手の据付工法

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JPH0328593A
JPH0328593A JP16314689A JP16314689A JPH0328593A JP H0328593 A JPH0328593 A JP H0328593A JP 16314689 A JP16314689 A JP 16314689A JP 16314689 A JP16314689 A JP 16314689A JP H0328593 A JPH0328593 A JP H0328593A
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large diameter
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Toshiyuki Kojo
古城 敏幸
Yoshimasa Kunida
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は大径管用伸縮継手の据付工法に関するものであ
る。
[従来の技術] 水力発電所の導水管のように、例えば直径が3〜5メー
トル前後にもなるような大径でしかも長い管は、特に温
度の変化か大きな使用環境下では温度の変化で大きく伸
縮し、これを拘束すると大きな水圧によって破損する危
険性があるために伸縮継手を設けて長さ方向の伸縮を許
容することが行われている。
第4図は上記したような導水管等の大径管を据付ける場
合の従来の一例を示すもので、一方の大径管1aの端部
外周に、介在物2を介して同軸上にその一方の端部が固
定された接続外筒3が一体に設けられており、該接続外
筒3の端面3゜から所要のシール材設置距離Aを隔てた
内面位置には所要の高さHで周方向内側に突出するシー
ルストツパ4が設けられていると共に、接続外筒3の端
面3゜側外側にはシール材締付けのための固定フランジ
5が形或されている。
又、前記接続外筒3の内側には、前記シールストツバ4
の内周面と所要のすきま(直径5メトルで約3ミリメー
トル程度)Sを有して嵌入することにより前記接続外筒
3との間にシール用間隔Lを形成するようにした他方の
大径管1bの一端部を配置している。該他方の大径管i
bの接続外筒3に嵌合された一端部の外周には、テーバ
面6が形威されている。
更に、前記他方の大径管1bの外周には、麻にオイルを
滲み込ませた麻パッキン7及びゴムシール8等のシール
材9、及び該シール材9を締付けるためのパッキングラ
ンド10が予め外嵌されており、前記接続外筒3と他方
の大径管tbとの間に形成され且つシール材設置距離A
内に位置するシール用間隔L内に前記シール材9を接続
外筒3の端面3“側から挿入し、前記パッキングランド
10と前記固定フランジ5との間を締込みボルト1lで
締込むことにより、前記パッキングランド10にて前記
ンール材9をシールストツパ4に押付けるように圧縮し
て、接続外筒3と他方の大径管1bとの間を伸縮可能且
つシール可能に接続している。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来方式においては、シール材9を挿入す
るための接続外筒3と他方の大径管1bとのシール用間
隔Lを、シールストツバ4の高さHによって確保するよ
うにしているために、シールストツバ4の内面と他方の
大径管ibとのすきまSを一定の小さな寸法に保持する
必要があり、このために接続外筒3及びシールストツバ
4を機械加工するようにしているが精度の保持のために
は接続外筒3を剛構造とする必要かあり、このために接
続外筒3の板厚及び重量が増大してしまう問題があり、
又機械加工のためには直径が3〜5メートルもある接続
外筒3を加工できる大型の加工機が必要である等の問題
を有していた。
又、従来においては、前記したすきまSを備える必要が
あるため、このすきまS分だけ接続外筒3に対して他方
の大径管1bが芯ずれすることになり、シール材9の挿
入が困難となったり、シール材9のシール効果が低下す
る可能性がある。
本発明は、上記従来の問題点に着目してなしたもので、
機械加工を必要とすることなく、大径管の外周と接続外
筒の内周の周長を管理することで容易に精度良く据付け
を行うことができる大径管用伸縮継手の据付工法を提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は端面から所要のシール材設置距離を隔てた位置
の内周面にシールストッパを備えた接続外筒に大径管の
端部を嵌入し、且つ該大径管と接続外筒との間における
前記シール材設置距離内にシール材を挿入しパッキング
ランドで圧縮するようにした大径管用伸縮継手の据付工
法において、内面周長が管理された接続外簡に外面周長
が管理された大径管の端部をその先端が前記シールスト
ツパを通過して前記先端と前記シールストツパとの間に
嵌入延長部を形成する如く前記大径管を深く嵌入すると
共に、前記嵌入延長部における大径管と接続外筒との間
に間隔保持用ウェッジを差し込んでシール用間隔を保持
させた後、前記シール材設置距離内へのシールの挿入、
圧縮を行うことを特徴とする大径管用伸縮継手の据付工
法にかかるものである。
[作   用] シール用間隔を保持するように接続外筒の内面周長と大
径管の外面周長とを予め設定し、大径管を接続外筒に嵌
入する際、シールストッパにおける大径管の嵌入方向前
方に嵌入延長部を生じさせるように嵌入させて、該嵌入
延長部における大径管と接続外筒との間に間隔保持用ウ
ェッジを差し込む。これによりシール用間隔が周方向に
正確に設定される。従って、シール材の挿入が容易とな
り、シール材のシール効果も向上する。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例であり、図中第4
図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
前記第4図と略同一の構成において、第1図に示すよう
に、接続外筒3に対する他方の大径管ibの嵌入に際し
、他方の大径管1bの嵌入先端と、接続外筒3の端面3
゛から所要のシール材設置距MAを隔てた内周面に設け
られている前記シールストッパ4との間に所要長さの嵌
入延長部Wが形成されるように大径管1bを深く嵌入さ
せるようにしている。
一方、前記嵌入延長部Wにおける接続外筒3と他方の大
径管ibとの間には、第1、2図に示すように嵌入廷長
部Wの長さより少し短かく、且つ所要の厚さ!と幅mを
有した間隔保持用ウェッジl2を、周方向に所定間隔で
複数個差込んで配置するようにしている。
間隔保持用ウェッジ12における差込み先端の外側には
、テーバ面13が形成されており、又差込み方向後端部
内側にはウェッジ打込みのための叩き板l4を取付けて
いる。
前記他方の大径管1bと接続外筒3とは、設定されたシ
ール用間隔Lを保持するために、他方の大径管1bの外
面周長と接続外筒3の内面周長とが予め設定されて製作
されており、また前記間隔保持用ウェッジl2は、前記
シール用間隔Lに適度な強さで差込める厚さ1を有して
おり、且つ嵌入延長部Wに差込んで他方の大径管tbと
接続外筒3との平行度が保持できる適度の長さを有して
いる。
既に据付けられている一方の大径管1aに他方の大径管
1bを接続して据付ける場合について説明すると、第3
図に示すように、予めシール材9及びパッキングランド
10が外嵌された他方の大径管1bを接続外筒3のシー
ルストツパ4に嵌入させる。このとき、他方の大径管1
bの嵌入先端外側にテーバ面6が形成されているので、
容易に嵌入させることができる。
他方の大径管1bの先端が第3図に示すようにシールス
トッパ4に嵌入したら、他方の大径管1bの先端部外側
と接続外筒3内側との間に、周方向に所要の間隔(例え
ばl5°間隔)で複数の間隔保持用ウェッジl2を差込
む。このとき、間隔保持用ウェッジ12は、該ウェッジ
12に形成されたテーバ面i3及び他方の大径管tbに
形成されたテーバ而6により、叩き板14を介して容易
に差込むことができる。
間隔保持用ウエソジl2が差込まれた状態で他方の大径
管1bが嵌入されると、前記間隔保持用ウェッジl2に
よってシール用間隔Lが周方向に精度良く均一に保持さ
れることになる。
続いて第1図に示すように、前記シール用間隔L内にシ
ール材9を挿入し、且つ締込みボルト11を介してパッ
キングランド10を固定フランジ5に締付けることによ
りシール材9の所要の圧縮を行う。
前記間隔保持用ウェッジl2は、前記差込みを行った後
、叩き板14部分を切断して除去すると共に、溶接によ
って接続外筒3に一体に固定する。
上記したように、他方の大径管1bの外周の周長と接続
外筒3の内周の周長とを管理し間隔保持用ウェッジ12
を差込むことによってシール用間隔Lを確保するように
しているために、機械加工を不要とし、よって大型の加
工機が不要となると共に、接続外筒3を従来に比して薄
肉とすることができる。
又、間隔保持用ウェッジ12によりシール用間隔Lが周
方向に精度よく均一に保持されるために、シール材9に
よるシール性も向上される。
更に、シールストッパ4はシール材9のストッパとして
の機能を有していれば良いので、低い高さ寸法H′とし
てすきまS′の寸法を大きくとることもできるので、他
方の大径管1bをシールストツパ4に嵌入させる作業が
容易となる。
尚、本発明の大径管用伸縮継手の据付工法は、上述の実
施例にのみ限定されるものではなく、シール材を配置す
る構成を接続外筒の両端に設けるようにして、該接続外
筒により2つの大径管の伸縮可能な接続とシールを行わ
せるようにしても良いこと、接続外筒と大径管の平行度
を問題としない場合には間隔保持用ウェッジは短かい長
さ寸法としても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の大径管用伸縮継手の据付
工法によれば、内周長が管理された接続外筒に外周長が
管理された大径管を1茨入し、且つ嵌入延長部に間隔保
持用ウェッジを差込んでシール用間隔を保持するように
しているので、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る
(1)  接続外筒を機械加工する必要がない。
(m)  大型の加工機を用意する必要がない。
■ 機械加工しないので、接続外筒を薄肉とすることが
できる。
(ヘ) 間隔保持用ウェッジによって、シール川間隔を
周方向に精度良く均一に保持できる。
(V)  シール用間隔が周方向に精度良く均一となる
ことにより、シール用間隔へのシール材の挿入が容易と
なり、且つシール材によるシール性能も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は未発明の方法を実施する装置の一例を示す切断
側面図、第2図は第1図の■一■方向矢視図、第3図は
本発明の据付手順を示すための切断側面図、第4図は従
来方式の一例を示す切断側面図である。 laは一方の大径管、lbは他方の大径管、3は接続外
筒、3゜は端面、4はシールストツバ、9はシール材、
IOはパッキングラン下、11は締込みボルト、l2は
間隔保持用ウェッジ、Aはシル材設置距離、Wは嵌入延
長部、Lはシール用間隔を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)端面から所要のシール材設置距離を隔てた位置の内
    周面にシールストッパを備えた接続外筒に大径管の端部
    を嵌入し、且つ該大径管と接続外筒との間における前記
    シール材設置距離内にシール材を挿入しパッキングラン
    ドで圧縮するようにした大径管用伸縮継手の据付工法に
    おいて、内面周長が管理された接続外筒に外面周長が管
    理された大径管の端部をその先端が前記シールストッパ
    を通過して前記先端と前記シールストッパとの間に嵌入
    延長部を形成する如く前記大径管を深く嵌入すると共に
    、前記嵌入延長部における大径管と接続外筒との間に間
    隔保持用ウェッジを差し込んでシール用間隔を保持させ
    た後、前記シール材設置距離内へのシールの挿入、圧縮
    を行うことを特徴とする大径管用伸縮継手の据付工法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321777A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Chugoku Electric Power Co Inc:The 既設継手の補修方法
JP2014219014A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 前澤工業株式会社 伸縮管の止水装置
JP2020070901A (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 中国電力株式会社 管の補修方法及び管の補修用部材

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JP2014219014A (ja) * 2013-05-01 2014-11-20 前澤工業株式会社 伸縮管の止水装置
JP2020070901A (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 中国電力株式会社 管の補修方法及び管の補修用部材

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