JPH03285590A - 直流ブラシレスモータの駆動装置 - Google Patents

直流ブラシレスモータの駆動装置

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Publication number
JPH03285590A
JPH03285590A JP2086782A JP8678290A JPH03285590A JP H03285590 A JPH03285590 A JP H03285590A JP 2086782 A JP2086782 A JP 2086782A JP 8678290 A JP8678290 A JP 8678290A JP H03285590 A JPH03285590 A JP H03285590A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor position
stator
motor
magnetic pole
phase
Prior art date
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Pending
Application number
JP2086782A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuujirou Watanabe
渡辺 雄治郎
Hideyuki Murahashi
村橋 英幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Toko Co Ltd
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、直流ブラシレスモータの駆動装置に関する。
(従来の技術) 従来の直流ブラシレスモータの駆動装置を第6図に示す
この駆動装置は、永久磁石型のロータ2の回転角度信号
(以下、単にロータ位置信号ともいう)を磁極検出素子
3a〜3Cにより検出し、それらが出力する二値信号型
式のロータ位置信号A=B−1C−に基づいてモータ駆
動信号発生回路4により6種類のモータドライブ信号U
H′、UL、vH−1VL−1WH−1WL −ヲ発生
すする。電力増幅回路5はモータドライブ信号UH−U
L−1Vt−1” 、VL”、WH−1WL”を用いて
、三相交流のステータ電圧U−1V−1W−をステータ
コイル1a〜1Cに印加する。
ステータ電圧U′、V=、W−が印加されるステータコ
イル1a〜1c1は回転電磁界を形成し、この回転電磁
界とロータ2の永久磁極(図示ぜず)が作る回転磁界と
の間の電磁作用によりロータ2は回転する。
すなわち、従来の直流ブラシレスモータの駆動装置では
、ロータ位置信号A−1B−1C−によりロータ2上の
永久磁極位置(すなわちロータ2が作る回転磁界位相)
を検出し、検出したこの回転磁界の位相と所望の位相差
となる位相のステータ電圧を合成し、それにより回転磁
界の位相に対するステータコイル1a、1b、1Cの回
転電磁界の位相を決定し、一定回転方向へのトルクを得
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記した従来の駆動装置では、1組の磁極検出
素子から得られるロータ位置信号(すなわちロータ2が
作る回転磁界)A″〜C−の位相とステータ電圧U−〜
W−の位相との関係(位相差)が固定不変であるので、
低速時に最大トルクを発生するように磁極検出素子を配
置した場合、高速時に発生トルクが低下する欠点があっ
た。
この理由は以下の通りである。
一般には、起動トルクの増加のために、低速時において
トルクが最大となるようにロータ位置信号A−〜C′の
位相に対するステ〜り電圧U−〜W′の位相を決定して
いる。すなわち、ロータ2が作る回転磁界の最大磁界位
置に最大電流を流して、ロータ2が作る回転磁界とステ
ータ電流の空間分布のベクトル積の絶対値を最大にして
いる。
けれども、高速回転時にはステルタコイル1a。
1b、1Cのリアクタンスが増加し、このリアクタンス
増加の影響によりステータ電圧U−〜W−に対してステ
ータ電流の位相が遅延する。したがって、実際にはステ
ータ電流が作る回転電磁界の位相が、ロータ2が作る回
転磁界の位相に対し、てその分だけ遅延し、その結果、
トルク低下が生じる。
逆に、高速回転時にトルクが最大となるようにロータ位
置信号の位相に対するステータ電圧位相を決定すると、
低速時にステータ電流位相が進み過ぎてトルクが低下す
る。
そこで本発明は、ロータ位置信号の位相を調整可能とし
て例えば回転数の変動に伴うステータ電圧に対するステ
ータ電流の位相変化を補償可能とした直流ブラシレスモ
ータの駆動装置を提供することを、その解決すべき課題
としている。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の直流ブラシレスモータの駆動装置は、永久磁石
型のロータを有する直流ブラシレスモータの複数のステ
ータコイルに同一周期で互いに一定の位相差をもつ複数
のステータ電圧を別々に印加するステータ電圧印加手段
と、前記ロータの回転位置をそれぞれ独立に検出し互い
に位相が異なるロータ位置信号をそれぞれ独立に出力す
る複数組のロータ位置検出手段と、該複数組のロータ位
置検出手段の前記ロータ位置信号より一組のロタ位置検
出手段のロータ位置信号を選択するロータ位置信号選択
手段と、選択された前記ロータ位置信号の位相に基づい
て前記各ステータ電圧を合成するステータ電圧位相制御
手段とを備えることを特徴としている。
ロータ位置検出手段としては磁気式あるいは光学式の口
〜タリーエンコーダなどを用いることができる。
(作用) 複数組のロータ位置検出手段は互いに所定の位相差を有
する複数組のロータ位置信号をロータ位置信号選択手段
に出力し、ロータ位置信号選択手段はそれらの中から所
望の一組を選択する。選択された一組のロータ位置信号
の位相に基づいてステータ電圧位相制御手段は各ステー
タ電圧を合成する。
すなわち、選択可能な複数組のロータ位置信号から所望
の一組のロータ位置信号を選択することにより、ステー
タ電流の位相をロータの回転磁界の位相に対して最適条
件に調節することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
この実施例の直流ブラシレスモータの駆動装置は、第2
図に示すように、5組に分類可能な磁極検出素子19a
〜19e、20a〜20e、21a〜21eと、選択回
路30と、モータ駆動信号発生回路40と、電力増幅器
50とより構成されている。
ここで、磁極検出素子19a〜19e、20a〜20e
、21a〜21eは本発明でいうロータ位置検出手段を
構成し、選択回路30は本発明でいうロータ位置信号選
択手段を構成し、モータ駆動信号発生回路40は本発明
でいうステータ電圧位相制御手段を構成し、電力増幅器
50は本発明でいうステータ電圧印加手段を構成してい
る。
直流ブラシレスモータの断面図を第1図に示す。
ヨークを構成する円筒状のフレーム10の内部には、鉄
心11に巻装された3相のステータコイル11a、11
b、11Gからなるステータ11が配設されている。ス
テータ11は環状に形成されており、ステータ11の内
部にはロータ12が遊嵌されている。
ロータ12は所定対の永久磁極(図示せず)を外周上に
有しており、これら永久磁極は永久磁石と磁束通路とし
ての軟鉄部とで構成されている。
ロータ12は出力軸であるロータ軸13に固定されてお
り、ロータ軸13はフレーム10の両端開口を夫々閉塞
するカバー14.15に夫々固設された軸受16.17
に回転可能に支承されている。
ロータ軸13には有孔円板形状の回転磁石18が一体回
転可能に嵌着されており、カバー15には基板22が設
けられている。基板22はロータ軸13が回転自在に貫
通する孔部をもち、また、カバー15の孔部の周囲には
ステータコイル11a、11b、11Gに対して所定の
角度で回転磁石18の磁界を検出する磁極検出素子19
a〜19e、20a 〜20e、21a〜21eが磁石
円板18の外周から一定間隔を隔てて同円上に配設され
ている。
なお、磁極検出素子19c、19d、20c。
20d、21c、21dの図示は省略されている。
上記各磁極検出素子19a〜19e、20a〜2Oe、
21a〜21eはそれぞれホール素子からなり、これら
vii極検比検出素子力電圧は基板22上に設けられた
センスアンプ(図示せず)によりそれぞれ独立に増幅さ
れた後、駆動装置23に入力される。
ここで、第1組の磁極検出素子19a、20a、21a
は互いに120度ずつ離れており、そして、最低速時に
モータが最大トルクを出力する通電タイミングに相当す
る角度位置に配置されている。
第2組の磁極検出素子19b、20b、21bも互いに
120度ずつ離れており、そして、低速時にモータが最
大トルクを出力する通電タイミングに相当する角度位置
に配置されている。なお、第2組の磁極検出素子19b
、20b、21bは第1組の磁極検出素子19a、20
a、21aより所定角度だけ進み位相に配設される。
同様に、第3組の磁極検出素子19c、20G、21c
も第2組の磁極検出素子19b、20b、21bから所
定角度だけ進み位相に配設され、第4組の磁極検出素子
19d、20d、21dも第3組の磁極検出素子19G
、20c、21cから所定角度だけ進み位相に配設され
、第5組の磁極検出素子19e、20e、21eも第4
組の磁極検出素子19d、20d、21dから所定角度
だけ進み位相に配設されている。第3組の磁極検出素子
19c、20C121cは中J時にモータが最大トルク
を出力する通電タイミングに相当する角度位置に配置さ
れており、第4組の磁極検出素子19d、20d、21
dは高速時にモータが最大トルクを出力する通電タイミ
ングに相当する角度位置に配置されており、第5組の磁
極検出素子19e、20e、21eは最高速時にモータ
が最大トルクを出力する通電タイミングに相当する角度
位置に配置されている。
選択回路30は、図示しない選択スイッチによる選択信
号に基づいて手動選択により、上記5組の磁極検出素子
19a〜19e、20a〜20e、21a〜21eから
現回転速度に適合した一組の磁極検出素子から出力され
るロータ位置信号A〜Cを選択する切替回路からなる。
モータ駆動信号発生回路40は、第3図に示すように、
選択されたロータ位置信号A−Cに基づいてモータ駆動
信@UH,UL、VH1VL、WH,WLを合成する。
それぞれ約120度のパルス幅をもつこれら各モータ駆
動信号の合成は通常のロジック回路により簡単になされ
る。
前記電力増幅回路50は、モータ駆動信号発生回路40
より出力されたモータ駆動信号LIH,UL、VH,V
LSWHSWL&:基づイテ形成さしる3相のステータ
電圧USV、Wをそれぞれモータステータコイル1a、
1b、1cに印加する。
このような電力増幅回路50は通常のものと同一である
ので、説明は省略する。
なお、回転磁石18を省略して、ロータ12に配設され
た永久磁極の磁界を直接検出してロータ位置信号を出力
するように各磁極検出素子を配置することも当然可能で
ある。また、磁極検出素子の組数は5に限定されない。
また、ステータ相数は3に限定されない。
本実施例の作用を説明する。
モータのトルクはロータ12の回転磁界と各ステータ電
流とのベクトル積に比例する。
ここで、ステータ電圧Uを例として第4図に基づいて回
転速度とステータ電流の関係を説明する。
Bはロータ12の回転磁界であり、最低速時のステータ
電圧Uであり、第1組の磁極検出素子19a、20a、
21aからのロータ位置信号に基づき形成される。Aa
は第1組の磁極検出素子19aのロータ位置信号である
Iaは最低速時のステータ電流波形であり、リアクタン
スが小ざいのでその位相遅れは小さい。
Ibは低速時のステータ電流波形であり、リアクタンス
がやや大きくなるのでその位相遅れはやや大きくなって
いる。
ICは中速時のステータ電流波形であり、リアクタンス
が更に大きくなるのでその位相遅れは更に大きくなって
いる。
高速時、最高速時に推移するにしたがいステータ電流の
位相遅れはますます増加し、ロータ2の回転磁界Bとの
積(ベクトル積の絶対値)は益々小さくなる。
したがって、前記モータドライブ信号発生回路40に入
力する信号A、8.C1として低速時に第2組の磁極検
出素子19b、20b、21bからのロータ位置信号を
選択し、中速時に第3組の磁極検出素子、高速時に第4
組の磁極検出素子、最高速時に第5組の磁極検出素子を
選択すれば、ステータ電流の位相遅れを補償することが
できるので、常にトルクを最大とすることができ、モー
タの無効N流分の低減も可能となる。
(@2実施例) 本発明の他の実施例を第5図に示す。
この実施例では、回転速度を検出し速度範囲に応じて選
択信号を出力する選択信号出力回路60を備える点が第
1実施例の装置と異なっている。この選択回路60は、
磁極検出素子19aから出力されるロータ位置信号Aa
を受取り、このロータ位置信号Aaのパルス数を一定時
間幅で定期的にカウントしてロータ12の回転速度を求
める。そして、求めた回転速度を最低速から最高速まで
の範囲で5段階に分割し、各段階において最低速選択信
号S1、低速選択信号S2、中速選択信号S3、高速選
択信号S4、最高速選択信@S5のどれかを出力する。
これら各選択信号81〜S5は選択回路30に入力され
、各選択信号に応じて各速度範囲に合致したロータ位置
信号が選択される。
このようにすれば、手動操作なしに通電位相制御を行い
トルク低下を低減することができる。
[発明の効果] 本発明によれば、直流ブラシレスモータを高速回転させ
る場合、互いに出力位相が異なる複数組のロータ位置検
出手段の内の所望の一組を選択することにより、出力ト
ルクの最大化を図り、モターの力率の改善を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における直流ブラシレスモータの断面図
、第2図は本発明の駆動装置の一実施例を示すブロック
図、第3図はロータ位置信号A、B、Cとステータ電圧
U、V、Wとの関係を示す信号波形図、第4図は回転速
度変化とステータ電流位相推移との関係を示す信号波形
図、第5図は第2実施例を示すブロック図、第6図は従
来の従来の直流ブラシレスモータの駆動装置のブロック
図である。 11a、11b、11cm・・ステータコイル12・・
・ロータ     13・・・ロータ軸18・・・回転
磁石 19a〜19e、20a〜20e121a〜21e・・
・磁極検出素子 30・・・選択回路 40・・−モータ駆動信号発生回路 50・・・電力増幅回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 永久磁石型のロータを有する直流ブラシレスモータの複
    数のステータコイルに同一周期で互いに一定の位相差を
    もつ複数のステータ電圧を別々に印加するステータ電圧
    印加手段と、 前記ロータの回転位置をそれぞれ独立に検出し互いに位
    相が異なるロータ位置信号をそれぞれ独立に出力する複
    数組のロータ位置検出手段と、該複数組のロータ位置検
    出手段の前記ロータ位置信号より一組のロータ位置検出
    手段のロータ位置信号を選択するロータ位置信号選択手
    段と、選択された前記ロータ位置信号の位相に基づいて
    前記各ステータ電圧を合成するステータ電圧位相制御手
    段と、 を備えることを特徴とする直流ブラシレスモータの駆動
    装置。
JP2086782A 1990-03-30 1990-03-30 直流ブラシレスモータの駆動装置 Pending JPH03285590A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013059171A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Kobe Steel Ltd 動力伝達装置及び動力伝達方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013059171A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Kobe Steel Ltd 動力伝達装置及び動力伝達方法

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