JPH03285551A - 送風機 - Google Patents

送風機

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JPH03285551A
JPH03285551A JP8395390A JP8395390A JPH03285551A JP H03285551 A JPH03285551 A JP H03285551A JP 8395390 A JP8395390 A JP 8395390A JP 8395390 A JP8395390 A JP 8395390A JP H03285551 A JPH03285551 A JP H03285551A
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stator
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Osamu Sakurai
修 桜井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば換気用ファン装置や電気掃除機用の駆
動モータとして、あるいはその他の動力源として使用さ
れるブラシレスモータおよびそのモータを用いた送風機
に関する。
(従来の技術) 例えば電気掃除機などに使用されるプラスレスモータで
は、ステータの巻線に対する通電の切換えを制御して、
ロータを回転させるようにしている。
ところで、こうした通電の切換えを制御する情報を得る
ためには、ロータの回転位置を検出する装置が必要であ
る。
ブラシレスモータは、口〜夕に永久磁石が使用されてい
るので、従来、この永久磁石の磁界を利用して、ロータ
の回転位置を検出することが行われている。具体的には
、ロータの近くにホール素子などの検出センサを設けて
、検出センサからロータの回転変位に応じた検出信号を
出力させる。
(発明が解決しようとする課題) ところで、検出センサは熱の影響に弱い難点がある。
ところが、上記のような電気掃除機などに使用されるブ
ラシレスモータは、駆動電圧が「100〜200VJと
高い。このため、ステータの近くに配置される検出セン
サは、強磁界により発生する大きな発熱を直接受けてし
まい、温度上昇により誤動作が生じたりするおそれがあ
る。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、ロータ位置検出用センサに対する熱
の影響を防ぐことができるブラシレスモータおよびその
モータを用いた送風機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項1に記載のブラシレ
スモータは、ステータを収納するフレームのステータ収
納空間から外部に突出するロータ軸の一端部にロータ位
置検出用ディスクを設け、このロータ位置検出用ディス
クの外部に臨む面に対向して前記ロータ位置検出用ディ
スクの回転変位に応じて検出信号を出力するロータ位置
検出用センサを設けたことにある。
また請求項2に記載の送風機は、ステータを収納するフ
レームのステータ収納空間から外部に突出するロータ軸
の一端部にロータ位置検出用ディスクを設け、このロー
タ位置検出用ディスクの外部に臨む面に対向して前記ロ
ータ位置検出用ディスクの回転変位に応じて検出信号を
出力するロータ位置検出用センサを設け、上記ロータ検
出用ディスクと反対側のロータ軸の他端部側にファンを
設けて構成したことにある。
請求項3に記載の送風機は、送風ファンから少なくとも
ステータ収納空間を介して排出口に至る排風路を形成し
、この排風路外にロータ位置検出用センサを配置したこ
とにある。
請求項4に記載の送風機は、ステータ収納空間の外側に
吸込口から送風ファンの吸込部に至る吸込路を形成し、
この吸込路にロータ位置検出用センサを配置したことに
ある。
請求項5に記載の送風機は、送風ファンの排風路を、送
風ファンの吹出部から、ステータ収納空間の内外を通っ
て外部に吹出風を吹出す第1の風路と、ロータ位置検出
用センサを通って外部に吹出風を吹出す第2の風路とか
ら構成したことにある。
(作用) 請求項1に記載のブラシレスモータによると、ロータ位
置検出用センサは、発熱が生じるステータ部位から最も
離れ、かつ高温な雰囲気にさらされることのないステー
タ収納空間の外部に設置されるので、熱的な影響が小さ
くてすむ。
請求項2に記載の送風機によると、ロータ位置検出用セ
ンサの熱的な影響の小さな送風機が提供できる。
請求項3に記載の送風機によると、上記に加え、ロータ
位置検出用センサは、ステータの熱を含む排気風の影響
を受けずにすむ。
請求項4に記載の送風機によると、上記に加え、ロータ
位置検出用センサは、温度が低い吸込風によって積極的
に冷却されるので、ロータ位置検出用センサの温度上昇
を効果的に防ぐことができる。
請求項5に記載の送風機によると、上記に加え、ステー
タからの熱伝導を最小限にしつつ、ロータ位置検出用セ
ンサを冷却することができる。つまり、ステータからの
熱伝導によるロータ位置検出用センサの温度上昇も防ぐ
ことができる。
(実施例) 以下、この発明を第1図ないし第7図に示す第1の実施
例にもとづいて説明する。第1図はこの発明を適用した
例えば掃除機に使用されるr 15000 rpm以上
」の高速回転をなす高入力・高出力のインナーロータ形
の駆動モータを示し、1はステータコア1aに巻線1b
を巻き付けてなるステータ、2および3は前後方向で2
分割された有底筒状のフレームである。フレーム2,3
の開口側同志はねじ4にて締結されている。これらフレ
ーム2,3の内部空間をステータ収納空間2aとしてい
る。そして、上記フレーム2.3がステータ1の両端部
に各々嵌合され、ステータ全体をステータ収納空間2a
に収納している。なお、第2図に示すように巻線1bは
例えば「100〜200VJの駆動電圧で、三相駆動が
できるように巻かれている。
また一方のフレーム2の端壁中央部には後述する軸受ホ
ルダーを介して球軸受5が収納されているとともに、他
方のフレーム3の端壁中央部にも球軸受6が収納されて
いる。そして、これら一対の球軸受5.6にてロータ7
を回転自在に支持されている。
すなわちロータ7は、第3図および第5図に示されるよ
うにロータ軸8と、このロータ軸8上に取付けられるロ
ータ本体9とから形成されている。
ロータ本体9は、複数のロータ本体要素9aを積層して
なり、各ロータ本体要素9aは、永久磁石10と、一対
のロータヨーク11とから形成されている。
永久磁石10は、軸方向に沿って着磁された円板状をな
しており、その中心にロータ軸8が貫通する中心孔10
aを有している。この永久磁石10は、フェライトマグ
ネット又は希土類マグネットであり、磁石粉末を固めて
成形されたものである。
一対のロータヨーク11は、その大きさおよび形状とも
同一の構造である。これらロータヨーク11は、永久磁
石10の側面に重なるヨーク主部12の周縁の一部に、
このヨーク主部12に対して略直角方向に延びるカバ一
部13を一体に設けて、断面り字形をなしている。なお
、カバ一部13は円弧状に形成されている。
またロータ主部12の中心部にはロータ軸8が貫通する
中心孔12aが形成されている。さらに各ヨーク主部1
2の内面、つまり永久磁石10に積層される一側面には
、円形状の突部14が各々一体に形成されている。この
突部14の内径は上記永久磁石10の直径に略等しくし
てあり、この突部14の内周面に永久磁石10の側面部
分が丁度嵌合されている。
一対のロータヨーク11は、着磁された永久磁石10の
両側面にヨーク主部12を重合わせて設けられ、それに
よってカバ一部13が永久磁石10の外周面10bと対
向して、この外周面10bの一部を覆って設けられてい
る。さらに−対のロータヨーク11は、第4図に示され
るようにそのカバ一部13がロータ軸8に対して点対称
の配置となるようにして、永久磁石10の両側面に積層
されている。
そして、上記構成をなす偶数個のモータ本体要素9aは
、ロータ軸8上に互いに積層して取付けられている。し
かも、これら積層は、ロータ軸8の軸線に直角に交差す
る方向に沿う線を基準とした場合に、この基準線の線対
称となる配置にして積層されている。つまり、互いに異
なる極性のロタヨーク11同志を重ね合わせた状態で、
各ロタ本体要素9aが積層される。第3図に各ロータヨ
ーク11の磁性を示す。
なお、隣接するロータ本体90カバ一部13の先端同志
は僅かなギャップをもって離れている。
こうした上記各ロータ本体要素9aはロータ軸8に対し
て中心孔10a、12aを圧入することによって、ロー
タ軸8に取付けられている。
またロータ軸8には、ロータ軸8の両端に位置するロー
タヨーク11に積層して、ヨークを兼ねる一対の調整部
材15.15が取付けられている。
これら一対の調整部材15.15は、回転のアンバラン
ス調整用に使用されるもので、回転のアンバランスが少
ない形状、例えばリング形をなしている。そのうえ、調
整部材15は例えば真鍮や5US303等の非磁性体で
形成されている。
そして、この調整部材15の側面(ロータヨーク11に
積層されない側の側面)に、回転のアンバランスを小さ
くする加工、例えばドリル加工を必要により施して一部
を削り取ることによって、バランスを調整できるように
している。
このように構成されるロータ7のロータ軸8の両端部が
上記球軸受56で回転自在に支持され、各々球軸受5,
6を貫通している。そして、これら球軸受5,6の相互
間から外れて位置するロータ軸8の一端部、すなわち球
軸受5を挿通して、ステータ収納空間2aから外部に突
き出るロータ軸8の一端部には、第6図にも示されるよ
うにねじ16を介してロータ位置検出用ディスク17が
取付けられている。このディスク17には、例えばフェ
ライトと樹脂とを組合わせた薄円板状のマグネットが用
いられている。そして、所定間隔ごとに磁極が設けられ
ている。本実施例は三相駆動であるので、8つの磁極が
形成されている。またロータ位置検出用ディスク17の
裏面には、第6図および第7図に示されるようにバック
ヨークを兼ねるディスク支持円板18が重ねられている
この円板18の内周部はロータ軸8の端部に嵌合する筒
状に形成されている。そして、この筒状部分18aの端
面は球軸受5の内輪のディスク17側の端面に当接され
ている。
一方、フレーム2の端壁中央には、上記ロータ位置検出
用ディスク17の外径より大きい円形のホルダー取付孔
19を中央に有したボス部19aが外側に向って一体に
突設されている。上記ホルダー取付孔19には軸受ホル
ダー20がスラスト方向に沿って移動可能に嵌合されて
いる。軸受ホルダー20の中心部には上記球軸受5が収
納されているとともに、この軸受ホルダー20はロータ
軸8方向に突出する突出壁部20aを有している。
この突出壁部20aは球軸受5の外輪の上記ディスク1
7側の端面に当接されている。さらにホルダー取付孔1
9の開口側の内面には、ロータ軸8方向に突出するばね
受は壁部21が一体に形成されている。この壁部21は
、上記ディスク17の外周を囲むとともに、軸受ホルダ
ー32の周部側面から隔たって設けられている。これら
ばね受は壁部21と軸受ホルダー20との間には、ウェ
ブワッシャなどからなるリング状のスラストばね22が
挟設されている。スラストばね22には上記ディスク1
7の外径よりも大きい内径ををするものが使用されてお
り、その内側に上記ディスク17およびディスク支持円
板18が収納されている。
このスラストばね22は軸受ホルダー20をステータ1
方向に向けて付勢するものであり、それによって球軸受
5の外輪に軸受ホルダー20を介して他方の球軸受6方
向へのスラスト荷重を与えるようになっている。また、
上記ロータ軸8には一対の止め輪23.24が取付けら
れている。
方の止め輪23は、球軸受5の内輪のステータ1側の端
面に当接されているとともに、他方の止め輪24は球軸
受6の内輪のステータ1側の端面に当接されている。し
たがって、これらの構造により、上記スラスト荷重がロ
ータ7全体を作用して、一対の球軸受5.6の各々の内
輪および外輪とポルとの間の遊びをなくすようになって
いる。
また、上記ボス部19aには上記突出壁部20aの外側
面を取付面として、ホルダー取付孔1つを開口を塞ぐよ
うに回路基板25が設けられている。そして、この取付
けにて、回路基板25を上記ディスク17とは近接させ
た位置に据付けている。なお、ねじ16と対応する回路
基板25の板面は開口していて、同開口部からねじ16
を操作できるようになっている。そして、この回路基板
25の上記ディスク17の外側の面と対向する部分には
、ロータ位置検出用のセンサ部26が取付けられている
。このセンサ部26には、例えばホール素子が使用され
ている。使用個数は、本実施例のモータでは三相駆動で
あるので、3個使用されている。これらセンサ部26と
上記ディスク17とにより、ロータフの回転位置を検出
するロータ位置検出用センサをなしている。つまり、デ
ィスク17の回転変位により出力されるセンサ部26か
らの検出信号にしたがって、ロータフの回転位置を検出
できるようになっている。そして、この検出に基づき図
示しない制御部を介して、上記ステータ1の巻線1bに
対する通電が制御されることにより、ロータ7が回転す
るようになっている。なお、27は回路基板25が収納
されているボス部19aの外部開口19bを塞ぐように
取付けられたシールド板で、このシールド板27で回路
基!!125を外部から覆い隠している。
他方、ロータ軸8の上記ディスク17とは反対側となる
他端部には、送風ファン、例えば遠心ファン28がナツ
ト29の軸端に対するねじ込みにて取付けられている。
またフレーム3の先端部外周には、遠心ファン28の後
方に位置して環状形の整流板30が設けられている。そ
して、この整流板30およびこの整流板30を支持する
フレ−ム3の外周の突出壁31には、上記遠心ファン2
8の中央部以外の部分を覆い隠すファンカバー32が嵌
挿されている。これらの構成にて、遠心ファン28の前
面中央を吸込部33aとし、外周側を吹出側とした送風
機をなしている。また遠心ファン28の後方側の整流板
30の壁部分ならびにその後方の突出壁31には、吹出
しのための開口が設けられていて、同開口部を吹出口3
3bとして、後方、すなわちフレーム2側に吹出すこと
ができるようになっている。そして、この後方吹出しの
排風路34にて、上記センサ部26を風路外に配置させ
ている。
しかして、このように構成された送風機は、ロータ位置
検出用センサ部26から出力される検出信号によって得
られるロータフの回転位置にしたがって、ステータ1の
巻線1bに対する通電を制御して、ステータ1の巻線1
bの励磁相を順次切換えれば、ステータ1とロータ本体
9との間に形成される磁気回路により、ロータ7を高速
(15000rpm)以上で回転させていく。
そして、このロータ7の回転にしたがって遠心ファン2
8が回転駆動され、前面側の吸込部33aから空気を吸
込み、外周側に吹出していく。
そして、この吹出風が遠心ファン28の吹出部33bか
ら整流板30および突出壁31を通って外部に吹出され
ていく。
ここて、センサ部26は、発熱が生じるステタ1から最
も離れ、かつ高温な雰囲気となるフレム2,3の内部空
間にさらされることのないステータ収納室2aの外部に
設置されているから、熱的な影響が小さくてすむ。
したがって、センサ部26の温度上昇を抑制することが
でき、信頼性の向上を図ることができる。
しかも、センサ部26は遠心ファン28の排風路34の
外部に配置されているから、遠心ファン28に含まれる
モータ熱の影響を受けずにすみ、より高い信頼性をもた
らす。
また球軸受5,6をセンサ部26と共に、発生熱源とな
るステータ1から最も離れたフレーム端に設けたので、
フレーム内部に配置した場合に比べ、球軸受5,6の温
度上昇を抑制することができる。実験によれば、フレー
ム2,3の内部に軸受5.6を配置したモータに比べて
、「2゜degJ  (温度上昇の絶対値)を半減する
ことができた。このことは、5℃でも、10”Cでも温
度が低くなる分、球軸受5.6のグリースの寿命の向上
ならびに劣化防止を図ることができ、軸受の信頼性の向
上も上記センサ部26と共に図ることができる。
また、二の発明は第1の実施例に限定されるものではな
く、第8図に示す第2の実施例、第9図に示す第3の実
施例、第10図に示す第4の実施例、第11図に示す第
5の実施例、第12図に示す第6の実施例、第13図お
よび第14図に示す第7の実施例、第15図および第1
6図に示す第8の実施例のようにしてもよい。但し、第
8図ないし第14図は第1の実施例を一部簡素にした図
面を流用している。
すなわち、第2の実施例は球軸受5はフレーム2の内部
に配置して、ディスク17およびセンサ部26のみをス
テータ収納空間2a外に大きく突出させて配置したもの
である。
第3の実施例は、その変形例で、ディスク17およびセ
ンサ部26をフレーム2の端壁から突出しない位置に配
置したものである。このようにしても、上記第1の実施
例と同様の効果を奏する。
むろん、本実施例の位置には限定されないことはいうま
でもない。
第4の実施例は、フレーム2,3の外周側に有底筒状の
ダクト40を嵌挿して、フレーム2の吹出部33bと連
通する風路41を形成し、かつ上記ダクト40の底部側
周壁に、ロータ軸8の軸心と直角方向に延びる吹出口体
42を突設する。
さらにフレーム2の端壁側の周壁に、ファン室28aの
吹出側と連通ずる入口側連通口43を設け、フレーム3
の端壁側の周壁に上記風路41と連通ずる出口側連通口
44を設けたものである。
すなわち、センサ部26を路外に配置した排風路34と
している。なお、42aは吹出口体42で形成された排
出口を示す。
このような排風路34によると、遠心ファン28から吹
出された吹出風は、ファン収納空間2aと風路41とに
分かれていく。そして、ファン収納室2aを吹出風が縦
断するしていく間にステータ1およびロータ7を冷却す
ると同時に、ファン収容空間2aを換気して同雰囲気温
度を低下させていく。一方、風路41に入った吹出風は
、同風路41を流通する間にステータ1を外側から冷却
していく。そして、この冷却後の吹出風と、上記ファン
収納室2aから吹出される吹出風とが一緒になって、吹
出口体42から、ディスク17およびセンサ部26が在
るモータ中央の位置とは離れる方向に吹出されていく。
この排風路構造によると、ステータ収納空間2aの内外
(モータの内外)からの冷却によって、ステータ1から
ディスク17.センサ部26に伝わる熱伝導を最小限に
抑制することができ、センサ部16の温度上昇を効果的
に防ぐことができる。
第5の実施例は、上記第4の実施例の変形例で、遠心フ
ァン28の吹出風によってステータ収納室2aの内外(
モータの内外)から冷却するとともに、遠心ファン28
の吸込路28aにセンサ部26を臨ませて、センサ部2
6を自然冷却でなく、遠心ファン28の吸込流(低い温
度の空気)で強制的に冷却したものである。
具体的には、上記第4の実施例で示した構造に加え、遠
心ファン28の吸込部33a、ダクト40の外周部、フ
レーム3のセンサ部26が在る部位に渡って吸込ダクト
50を設け、またボス部19aを上記吸込ダクト50で
形成される吸込路51に突出させて、センサ部26を吸
込路51に突出配置する。そして、センサ部26より上
流側に吸込口52を設けた構造となっている。
このような構造によると、−層、効果的にセンサ部26
の温度上昇を防ぐことができる。
第6の実施例は、第5の実施例の変形例で、センサ部2
6を遠心ファン28の吸込風でなく、吹出風で強制的に
冷却したものである。
具体的には、上記第4の実施例で示したステータ1の内
外部を通る排風路34(第1の風路)に加えて、遠心フ
ァン28の吹出部33b、ダクト40の外周部、フレー
ム3のセンサ部26が在る部位を通る分岐ダクト60(
第2の風路)を設けて、排気風路を構成したものである
。なお、60aは吹出口である。
第7の実施例は、モータが高速回転することで発生する
ラジアル方向の力から、ディスク17を保護したもので
ある。
すなわち、フェライトと樹脂との組合わせから構成され
るディスク17は曲げや引張り強度が非常に弱い。この
ため、モータが高速で回転するときに発生するラジアル
方向の力で、ディスク17が損傷するおそれがある。ラ
ジアル方向の力は、薄いディスク17をロータ軸8に対
し取付ける都合上、組付誤差、公差等により、絶対バラ
ンスは得られないことにも起因する。
そこで、第13図および第14図に示されるように本実
施例は、ディスク支持円板18の外周部に、同ディスク
支持円板18に取付けたディスク17の外周面と嵌合す
る保護周壁65を突設し、同保護周壁65でも、ディス
ク17に発生するラジアル方向の力を受けるようにした
ものである。
第8の実施例は、第7の実施例の変形例で、モタが高速
回転することで発生するスラスト方向の力からも、ディ
スク17を保護したものである。
なお、スラスト方向の力も、薄いディスク17をロータ
軸8に対し取付ける都合上、組付誤差、公差等による絶
対バランスが得られないことに起因するものである。
すなわち、第15図および第16図に示すようにディス
ク17の露出面側に、例えばねじ160座部に応じた外
径をもつリング状の固定板66を設け、ねじ16でディ
スク17を締結する力を用いて、ディスク17を固定板
66とディスク支持円板18とで挟み付けた構造となっ
ている。そして、固定板66で、ディスク17に発生す
るスラスト方向の力を受けて、ディスク17をスラスト
方向の力から保護したものである。
なお、本発明は上記した実施例に制約されない。
例えば所定角度ごとにスリットを設けたロータ回転位置
検出用ディスクと、光センサとからなるロータ位置検出
用センサを用いても差し支えない。
[発明の効果] 以上説明したように請求項1に記載の発明によれば、ロ
ータ位置検出用センサは、発熱が生じるステータ部位か
ら最も離れ、かつ高温な雰囲気にさらされることのない
ステータ収納空間の外部に設置されるので、熱的な影響
が小さくてすむ。
したがって、ロータ位置検出用センサの温度上昇を抑制
することができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、ロータ位置検出
用センサの熱的な影響の小さな送風機が提供できる。
請求項3に記載の発明によれば、上記請求項2の効果に
加え、ロータ位置検出用センサは、ステツの熱を含む排
気風の影響を受けずにすむ。
請求項4に記載の発明によれば、上記に加え、ロータ位
置検出用センサは、温度が低い吸込風によって積極的に
冷却されるので、ロータ位置検出用センサの温度上昇を
効果的に防ぐことができる。
請求項5に記載の発明によれば、上記に加え、ステータ
からの熱伝導を最小限にしつつ、ロータ位置検出用セン
サを冷却することができ、ステータからの熱伝導による
ロータ位置検出用センサの温度上昇をも防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図はこの発明の第1の実施例を示し、
第1図はこの発明を適用した送風機を示す一部断面した
側面図、第2図はステータの平面図、第3図はロータの
断面図、第4図はロータの側面図、第5図は一部分解し
たロータの斜視図、第6図はロータ位置検出用ディスク
の取付部を拡大して示した断面図、第7図は同じく分解
斜視図、第8図はこの発明の第2の実施例を示す断面図
、第9図はこの発明の第3の実施例を示す断面図、第1
0図はこの発明の第4の実施例を示す断面図、第11図
はこの発明の第5の実施例を示す断面図、第12図はこ
の発明の第6の実施例を示す断面図、第13図はこの発
明の第7の実施例の要部を示す断面図、第14図は同じ
く分解斜視図、第15図はこの発明の第8の実施例の要
部を示す断面図、第16図は同じく分解斜視図である。 1・・・ステータ、2,3・・・フレーム、2a・・・
ステータ収納室、5.6・・・球軸受、7・・・ロータ
、17・・・ロ〜タ位置検出用ディスク、25・・・回
路基板、26・・・ロータ位置検出用センサ、28・・
・遠心ファン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ステータと、このステータの両側に設けられ該ステ
    ータを収納するフレームと、前記ステータの内部に収容
    されたロータと、前記フレームにそれぞれ設けられロー
    タのロータ軸を回転自在に支持する軸受と、前記フレー
    ムのステータ収容空間から外部に突出する前記ロータ軸
    の一端部に設けたロータ位置検出用ディスクと、このロ
    ータ位置検出用ディスクの外部に臨む面に対向して設け
    られ前記ロータ位置検出用ディスクの回転変位に応じて
    検出信号を出力するロータ位置検出用センサとを具備し
    たことを特徴とするブラシレスモータ。 2、ステータと、このステータの両側に設けられ該ステ
    ータを収納するフレームと、前記ステータの内部に収容
    されたロータと、前記フレームにそれぞれ設けられロー
    タのロータ軸を回転自在に支持する軸受と、前記フレー
    ムのステータ収容空間から外部に突出する前記ロータ軸
    の一端部に設けたロータ位置検出用ディスクと、このロ
    ータ位置検出用ディスクの外部に臨む面に対向して設け
    られ前記ロータ位置検出用ディスクの回転変位に応じて
    検出信号を出力するロータ位置検出用センサと、前記ロ
    ータ位置検出用ディスクと反対側のロータ軸の他端部に
    設けられた送風ファンとを具備したことを特徴とする送
    風機。 3、送風ファンから少なくともステータ収納空間を介し
    て排出口に至る排風路を形成し、この排風路外にロータ
    位置検出用センサを配置したことを特徴とする請求項2
    に記載の送風機。 4、ステータ収納空間の外側に吸込口から送風ファンの
    吸込部に至る吸込路を形成し、この吸込路にロータ位置
    検出用センサを配置したことを特徴とする請求項2に記
    載の送風機。 5、送風ファンの排風路は、送風ファンの吹出部から、
    ステータ収納空間の内外を通って外部に吹出風を吹出す
    第1の風路と、ロータ位置検出用センサを通って外部に
    吹出風を吹出す第2の風路とからなることを特徴とする
    請求項2に記載の送風機。
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