JPH03283710A - 弾性表面波共振子 - Google Patents
弾性表面波共振子Info
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- JPH03283710A JPH03283710A JP8113290A JP8113290A JPH03283710A JP H03283710 A JPH03283710 A JP H03283710A JP 8113290 A JP8113290 A JP 8113290A JP 8113290 A JP8113290 A JP 8113290A JP H03283710 A JPH03283710 A JP H03283710A
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H9/00—Networks comprising electromechanical or electro-acoustic devices; Electromechanical resonators
- H03H9/46—Filters
- H03H9/64—Filters using surface acoustic waves
- H03H9/6423—Means for obtaining a particular transfer characteristic
- H03H9/643—Means for obtaining a particular transfer characteristic the transfer characteristic being determined by reflective or coupling array characteristics
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- Acoustics & Sound (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、弾性表面波共振子に係り、特に複数の弾性表
面波共振子素子を同一の圧電基板上に構成する方法に関
する。
面波共振子素子を同一の圧電基板上に構成する方法に関
する。
(従来の技術)
デジタル信号に応じて周波数変調を行うFSK(周波数
シフトキーイング)変調器や、ビデオ信号をRF倍信号
変換するRFモジュレータ等の装置では2つの異なる周
波数の信号が必要となる。
シフトキーイング)変調器や、ビデオ信号をRF倍信号
変換するRFモジュレータ等の装置では2つの異なる周
波数の信号が必要となる。
この複数の周波数を発生するための発振器の構成は一般
に次の2通りに大別できる。第1に電圧で周波数を可変
するVCD (電圧制御発振器)方式である。ところで
、このVCD方式に弾性表面波共振子や水晶振動子を用
いた場合、これらの素子の特性によって周波数可変幅が
決定されるため、周波数の可変幅が任意に選択できない
欠点がある。
に次の2通りに大別できる。第1に電圧で周波数を可変
するVCD (電圧制御発振器)方式である。ところで
、このVCD方式に弾性表面波共振子や水晶振動子を用
いた場合、これらの素子の特性によって周波数可変幅が
決定されるため、周波数の可変幅が任意に選択できない
欠点がある。
この欠点を排した方法が次に説明する第2の方法である
。すなわち2個の弾性表面波共振子素子と、2系統の発
振回路を用いて2つの発振周波数を発生する方法である
。
。すなわち2個の弾性表面波共振子素子と、2系統の発
振回路を用いて2つの発振周波数を発生する方法である
。
この第2の方法では、共振周波数が異なる2つの弾性表
面波共振子素子が必要となる。ところで小型化のための
実装上の問題、及びコストの面から考えても2個の弾性
表面波共振子素子は同一の圧電基板上に配置したほうが
よい。さらに望ましくは、2個の弾性表面波共振子素子
の位置関係は、弾性表面波の伝搬方向に対して上下(垂
直方向)に隣接する様に配置するよりも、左右(伝搬方
向に対して平行)に隣接していた方が発振回路との接続
が簡単となる。次に第7図を参照して、第2の方法につ
いて説明する。
面波共振子素子が必要となる。ところで小型化のための
実装上の問題、及びコストの面から考えても2個の弾性
表面波共振子素子は同一の圧電基板上に配置したほうが
よい。さらに望ましくは、2個の弾性表面波共振子素子
の位置関係は、弾性表面波の伝搬方向に対して上下(垂
直方向)に隣接する様に配置するよりも、左右(伝搬方
向に対して平行)に隣接していた方が発振回路との接続
が簡単となる。次に第7図を参照して、第2の方法につ
いて説明する。
第7図において、弾性表面波共振子素子(30)は、圧
電基板(1)上に第1の弾性表面波共振子素子(20)
と第2の弾性表面波共振子素子(21)とが配置されて
いる。この第1の弾性表面波共振子素子(20)は、2
個のインターデジタル型電極(2)、(2)とこのこの
インターデジタル型電極(2) 、(2)を挟む様に配
置されたグレーティング反射器(3)、(3)とから構
成されている。なお(4)はインターデジタル型電極(
2)のポンディングパッドである。
電基板(1)上に第1の弾性表面波共振子素子(20)
と第2の弾性表面波共振子素子(21)とが配置されて
いる。この第1の弾性表面波共振子素子(20)は、2
個のインターデジタル型電極(2)、(2)とこのこの
インターデジタル型電極(2) 、(2)を挟む様に配
置されたグレーティング反射器(3)、(3)とから構
成されている。なお(4)はインターデジタル型電極(
2)のポンディングパッドである。
また第2の弾性表面波共振子素子(21)は、2個のイ
ンターデジタル型電極(5) 、(5)と、この2個の
インターデジタル型電極(5) 、(5)を挟む様に配
置されたグレーティング反射器(8) 、(8)とから
構成されている。なお(7)はインターデジタル型電極
(5)のポンディングパッドである。この弾(8)に貫
通植設されたり−ドピン(9)と、ポンディングパッド
(4) 、(7)とは、ボンディングワイヤー(lO)
を介して電気的に接続されている。しかしながら、この
弾性表面波共振子(30)は、結果的には単体としての
弾性表面波共振子素子(20)、(21)を単に2個隣
接配置しただけの構造である。
ンターデジタル型電極(5) 、(5)と、この2個の
インターデジタル型電極(5) 、(5)を挟む様に配
置されたグレーティング反射器(8) 、(8)とから
構成されている。なお(7)はインターデジタル型電極
(5)のポンディングパッドである。この弾(8)に貫
通植設されたり−ドピン(9)と、ポンディングパッド
(4) 、(7)とは、ボンディングワイヤー(lO)
を介して電気的に接続されている。しかしながら、この
弾性表面波共振子(30)は、結果的には単体としての
弾性表面波共振子素子(20)、(21)を単に2個隣
接配置しただけの構造である。
従ってこの弾性表面波共振子(30)では、インターデ
ジタル型電極(2)とインターデジタル型電極(5)と
のアパーチャ一方向の長さ(開口長)と比較して弾性表
面波の伝搬方向の長さが圧倒的に長くなる。このため、
変形パッケージが必要となりパッケージのコスト高を招
いたり、同一の圧電基板上に構成したにもかかわらず小
型化できない等の問題により、この様な構成の弾性表面
波共振子はほとんど実用化されていなかった。
ジタル型電極(2)とインターデジタル型電極(5)と
のアパーチャ一方向の長さ(開口長)と比較して弾性表
面波の伝搬方向の長さが圧倒的に長くなる。このため、
変形パッケージが必要となりパッケージのコスト高を招
いたり、同一の圧電基板上に構成したにもかかわらず小
型化できない等の問題により、この様な構成の弾性表面
波共振子はほとんど実用化されていなかった。
(発明が解決しようとする課題)
上述の問題点に鑑みて本発明は、安価な小型の弾性表面
波共振子を提供する事を課題としている。
波共振子を提供する事を課題としている。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は上述の課題を解決するため、同一圧電基板上の
一主面上に複数の弾性表面波共振子素子を、弾性表面波
の伝搬方向に隣接配置した弾性表面波共振子において、
少なくとも1個の反射器を共用させた事を特徴とするも
のである。
一主面上に複数の弾性表面波共振子素子を、弾性表面波
の伝搬方向に隣接配置した弾性表面波共振子において、
少なくとも1個の反射器を共用させた事を特徴とするも
のである。
(作 用)
本発明は、上述の手段をとる事により同一圧電基板上に
最小限の大きさで、複数の弾性表面波共振子素子を配置
した弾性表面波共振子を得る事ができる。
最小限の大きさで、複数の弾性表面波共振子素子を配置
した弾性表面波共振子を得る事ができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第1図において、弾性表面波共振子素子(3o)は、圧
電基板(1)の1工面上に構成された第1の弾性表面波
共振子素子(20)と第2の弾性表面波共振子素子(2
1)とからなる。この第1の弾性表面波共振子素子(2
0)は、2個のインターデジタル型電極(2) 、(2
)と、この2個のテンターデジタル型電極(2) 、(
2)を挟む様に配置された複数の電極指(41)からな
るグレーティング反射器(3) 、(11)とから構成
されている。なお(4)はインターデジタル型電極(2
)のポンディングパッドである。また第2の弾性表面波
共振子素子(2工)は、2個のインターデジタル型電極
(5) 、(5)と、この2個のインターデジタル型電
極(5) 、(5) 麿を挾む様に配置された複数の電
極指(41)からなるグレーティンパッドである。ここ
で、このグレーティング反射器(11)は、第1の弾性
表面波共振子素子(20)と第2の弾性表面波共振子素
子(21)との共通の反射器となっている。すなわち2
個の弾性表面波共振子素子が、グレーティング反射器(
11)を共有した状態で1つの圧電基板(1)に構成さ
れた構造となっている。
電基板(1)の1工面上に構成された第1の弾性表面波
共振子素子(20)と第2の弾性表面波共振子素子(2
1)とからなる。この第1の弾性表面波共振子素子(2
0)は、2個のインターデジタル型電極(2) 、(2
)と、この2個のテンターデジタル型電極(2) 、(
2)を挟む様に配置された複数の電極指(41)からな
るグレーティング反射器(3) 、(11)とから構成
されている。なお(4)はインターデジタル型電極(2
)のポンディングパッドである。また第2の弾性表面波
共振子素子(2工)は、2個のインターデジタル型電極
(5) 、(5)と、この2個のインターデジタル型電
極(5) 、(5) 麿を挾む様に配置された複数の電
極指(41)からなるグレーティンパッドである。ここ
で、このグレーティング反射器(11)は、第1の弾性
表面波共振子素子(20)と第2の弾性表面波共振子素
子(21)との共通の反射器となっている。すなわち2
個の弾性表面波共振子素子が、グレーティング反射器(
11)を共有した状態で1つの圧電基板(1)に構成さ
れた構造となっている。
この弾性表面波共振子(30)は接着部材(図示せず)
を介して金属性ステム(8)上に載置固定されている。
を介して金属性ステム(8)上に載置固定されている。
またステム(8)に貫通植設されたリードビン(9)と
、ポンディングパッド(4) 、(7)とは、ボンディ
ングワイヤー(10)を介して電気的に接続されている
。上述の構成とする事により、第7図に示した弾性表面
波共振子と比較して第1図に示した弾性表面波共振子は
、圧電基板の伝搬方向の長さが短かい弾性表面波共振子
が得られ、小形化する事ができる。
、ポンディングパッド(4) 、(7)とは、ボンディ
ングワイヤー(10)を介して電気的に接続されている
。上述の構成とする事により、第7図に示した弾性表面
波共振子と比較して第1図に示した弾性表面波共振子は
、圧電基板の伝搬方向の長さが短かい弾性表面波共振子
が得られ、小形化する事ができる。
次に第1図の実施例におけるグレーティング反射器(1
1)について、第2図と第3図を用いて詳細に説明する
。第2図は、グレーティング反射器(11)の中心付近
の側面拡大模式図であり、ピッチd3は弾性表面波共振
子素子(20)の共振周波数F1における波長の|/2
に相当する長さと、弾性表面波共振子素子(21)の共
振周波数F2における波長の|/2に相当する長さとの
和の|/2の長さ、すなわち平均の長さである。第3図
は、反射器(ll)の反射特性を示す特性曲線図である
。
1)について、第2図と第3図を用いて詳細に説明する
。第2図は、グレーティング反射器(11)の中心付近
の側面拡大模式図であり、ピッチd3は弾性表面波共振
子素子(20)の共振周波数F1における波長の|/2
に相当する長さと、弾性表面波共振子素子(21)の共
振周波数F2における波長の|/2に相当する長さとの
和の|/2の長さ、すなわち平均の長さである。第3図
は、反射器(ll)の反射特性を示す特性曲線図である
。
一般に弾性表面波共振子に使用されるグレーティング反
射器の反射特性は、第3図に示す如く反射器のピッチに
対応する周波数すなわち第3図の中央において100%
に近い最大の反射効率を示すが、第3図からも明らかな
ように充分な電極本数を有する通常の設計においては、
この周波数から±数千pp園程度離れた周波数において
もこの最大の反射効率に近い反射効率を示す。よって、
第1図の実施例においては、弾性表面波共振子素子(2
0)の共振周波数F1と、弾性表面波共振子素子(21
)の共振周波数F2とは、反射器(11)が十分な反射
効率を示す周波数範囲内に選定されている。
射器の反射特性は、第3図に示す如く反射器のピッチに
対応する周波数すなわち第3図の中央において100%
に近い最大の反射効率を示すが、第3図からも明らかな
ように充分な電極本数を有する通常の設計においては、
この周波数から±数千pp園程度離れた周波数において
もこの最大の反射効率に近い反射効率を示す。よって、
第1図の実施例においては、弾性表面波共振子素子(2
0)の共振周波数F1と、弾性表面波共振子素子(21
)の共振周波数F2とは、反射器(11)が十分な反射
効率を示す周波数範囲内に選定されている。
この選定の仕方について以下にのべる。反射器の電極1
本当たりの反射率をε、中心周波数をFO1反射特性に
おけるトップバンドすなわち十分な反射効率の得られる
周波数帯域をΔFとすると次に示す関係式が成立する事
が知られている。
本当たりの反射率をε、中心周波数をFO1反射特性に
おけるトップバンドすなわち十分な反射効率の得られる
周波数帯域をΔFとすると次に示す関係式が成立する事
が知られている。
2φε/π閤ΔF/FO(A)
第5図の実施例において反射器(11)の中心周波数は
、FlとF2との中間の周波数となるように上記ピッチ
d3が選定されているので、FO■(F 1 +F 2
) /2 (B)である。よって(A)式と(
B)式よりΔF−(F1+F2)φg/π (C)と
なる。ところで、FlとF2とは反射器(11)が十分
な反射効率を示す周波数範囲内に存在しなければならな
い。よって、 ΔF>IFI−F21 (D)となる。(
C)式と(D)式より、最終的に下記(E)式が得られ
る。
、FlとF2との中間の周波数となるように上記ピッチ
d3が選定されているので、FO■(F 1 +F 2
) /2 (B)である。よって(A)式と(
B)式よりΔF−(F1+F2)φg/π (C)と
なる。ところで、FlとF2とは反射器(11)が十分
な反射効率を示す周波数範囲内に存在しなければならな
い。よって、 ΔF>IFI−F21 (D)となる。(
C)式と(D)式より、最終的に下記(E)式が得られ
る。
ε>π・IFI−F2|/(F1+F2) (E)(
E)式のようにε、Fl、F2を選定する事により、反
射器(11)はFlにおいてもF2においても正常に反
射器として動作する。すなわち1つの反射器(i’ 1
)を2つの弾性表面波共振子素子(2o)、(21)
で共有する事ができる。
E)式のようにε、Fl、F2を選定する事により、反
射器(11)はFlにおいてもF2においても正常に反
射器として動作する。すなわち1つの反射器(i’ 1
)を2つの弾性表面波共振子素子(2o)、(21)
で共有する事ができる。
以上の様に第1図の実施例によれば、少なくとも1つの
反射器を2つの弾性表面波共振子素子で共有できるため
、同一圧電基板上に最小限の大きさで、複数の弾性表面
波共振子素子を配置した弾性表面波共振子を得る事がで
きる。
反射器を2つの弾性表面波共振子素子で共有できるため
、同一圧電基板上に最小限の大きさで、複数の弾性表面
波共振子素子を配置した弾性表面波共振子を得る事がで
きる。
本発明は第1図に実施例に限定されるものでなく、種々
に変形して実施する事ができる。
に変形して実施する事ができる。
第1図の実施例の反射器(11)のFlにおける反射率
とF2における反射率とは、FOにおける反射率に対し
、厳密にはわずかではあるが小さくなってしまう。ぞこ
でこの差分をできるだけ少なくするために、第2図に赤
すグレーティング反射器(li)の構造を改良した、第
2の実施例のグレーティング反射器(11)の構造を第
4図に示す。第2の実施例全体の構成は第1図と同じあ
り、共有する反射器のみが異なる。以下、第2の実施例
について説明する。
とF2における反射率とは、FOにおける反射率に対し
、厳密にはわずかではあるが小さくなってしまう。ぞこ
でこの差分をできるだけ少なくするために、第2図に赤
すグレーティング反射器(li)の構造を改良した、第
2の実施例のグレーティング反射器(11)の構造を第
4図に示す。第2の実施例全体の構成は第1図と同じあ
り、共有する反射器のみが異なる。以下、第2の実施例
について説明する。
第4図においてピッチdiは弾性表面波共振子素子(2
0)の中心周波数F1における波長の|/2に相当する
長さであり、第1図のグレーティング反射器(3)のピ
ッチと同じである。この長さピッチdiはグレーティン
グ反射器(11)の左側まで保たれる。同様にピッチd
2は弾性表面波共振子素子(21)の中心周波数F2に
おける波長の172に相当する長さであり、第1図のグ
レーティング反射器(6)のピッチと同じである。この
長さピッチd2はグレーティング反射器(11)の右側
まで保たれる。グレーティング反射器(11)の中心部
のピッチd3は、ピッチdiとピッチd2の中間の長さ
でありピッチの極端な不連続をなくしている。グレーテ
ィング反射器(11)の電極本数は、第1図のグレーテ
ィング反射器(3) 、(8)と同じ本数であり、グレ
ーティング反射器(11)の反射特性は、グレーティン
グ反射器(3) 、(6)のFl、F2における反射特
性とほぼ同じである。
0)の中心周波数F1における波長の|/2に相当する
長さであり、第1図のグレーティング反射器(3)のピ
ッチと同じである。この長さピッチdiはグレーティン
グ反射器(11)の左側まで保たれる。同様にピッチd
2は弾性表面波共振子素子(21)の中心周波数F2に
おける波長の172に相当する長さであり、第1図のグ
レーティング反射器(6)のピッチと同じである。この
長さピッチd2はグレーティング反射器(11)の右側
まで保たれる。グレーティング反射器(11)の中心部
のピッチd3は、ピッチdiとピッチd2の中間の長さ
でありピッチの極端な不連続をなくしている。グレーテ
ィング反射器(11)の電極本数は、第1図のグレーテ
ィング反射器(3) 、(8)と同じ本数であり、グレ
ーティング反射器(11)の反射特性は、グレーティン
グ反射器(3) 、(6)のFl、F2における反射特
性とほぼ同じである。
この様子を具体的な数値例を用いて第5図に示す。第1
の弾性表面波共振子素子の反射器に当たるグレーティン
グ反射器(3)の反射特性を点線で示し、第2の弾性表
面波共振子素子の反射器に当たるグレーティング反射器
(6)の反射特性を点線で示す。グレーティング反射器
(3)の中心周波数F1は、299.5MH2であり、
グレーティング反射器(6)の反射特性のストップバン
ド内に存在する。
の弾性表面波共振子素子の反射器に当たるグレーティン
グ反射器(3)の反射特性を点線で示し、第2の弾性表
面波共振子素子の反射器に当たるグレーティング反射器
(6)の反射特性を点線で示す。グレーティング反射器
(3)の中心周波数F1は、299.5MH2であり、
グレーティング反射器(6)の反射特性のストップバン
ド内に存在する。
同様に、グレーティング反射器(6)の中心周波数F
2 ハ800.5MNZテあり、グレーティング反射器
(3)の反射特性のストップバンド内に存在する。
2 ハ800.5MNZテあり、グレーティング反射器
(3)の反射特性のストップバンド内に存在する。
ところで弾性表面波共振子素子のグレーティング反射器
においては、インターデジタル電極に近い電極指から順
に弾性表面波が反射されるため、インターデジタル電極
から遠ざかるにつれて弾性表面波の強度が小さくなる。
においては、インターデジタル電極に近い電極指から順
に弾性表面波が反射されるため、インターデジタル電極
から遠ざかるにつれて弾性表面波の強度が小さくなる。
このため反射器全体の反射効率に与える影響は、インタ
ーデジタル電極に近い電極指はど大きい。よって第4図
のグレーティング反射器(11)は、右約半分がF2に
対応したピッチd2となっているためFlに対して反射
効率がやや低下するが、共振周波数F1の弾性表面波共
振子素子(20)は、グレーティング反射器(11)の
左半分に構成されているためこの効果の影響は少ない。
ーデジタル電極に近い電極指はど大きい。よって第4図
のグレーティング反射器(11)は、右約半分がF2に
対応したピッチd2となっているためFlに対して反射
効率がやや低下するが、共振周波数F1の弾性表面波共
振子素子(20)は、グレーティング反射器(11)の
左半分に構成されているためこの効果の影響は少ない。
よって反射器(11)の反射特性は、動作上反射器(3
)の反射特性にかなり近いものとなる。同様に共振周波
数F2の弾性表面波共振子素子(21)はグレーティン
グ反射器(11)の右側に構成されているため、反射器
(11)の反射特性は動作上反射器(6)の反射特性に
かなり近いものとなる。
)の反射特性にかなり近いものとなる。同様に共振周波
数F2の弾性表面波共振子素子(21)はグレーティン
グ反射器(11)の右側に構成されているため、反射器
(11)の反射特性は動作上反射器(6)の反射特性に
かなり近いものとなる。
以上の様に、第2の実施例によれば、第1の実施例に比
べて、共有する反射器の反射効率を高くする事ができる
。すなわち、共振特性の良好な弾性表面波共振子素子を
得る事ができる。その他の効果は第1図の実施例と同様
である。
べて、共有する反射器の反射効率を高くする事ができる
。すなわち、共振特性の良好な弾性表面波共振子素子を
得る事ができる。その他の効果は第1図の実施例と同様
である。
また上記の実施例変形例においては、弾性表面波共振子
素子は全て2ポート型を図示したが、これに限定される
ものではなく1ボートや3ポ一ト以上の素子についても
本発明は有効である。第6図は1ポ一チ型弾性表面波共
振子素子を用いた場合の一実施例の構成を示す。
素子は全て2ポート型を図示したが、これに限定される
ものではなく1ボートや3ポ一ト以上の素子についても
本発明は有効である。第6図は1ポ一チ型弾性表面波共
振子素子を用いた場合の一実施例の構成を示す。
ようするに、本発明はその要旨を逸脱しない節回におい
て種々に変形して実施する事ができる。
て種々に変形して実施する事ができる。
[発明の効果]
本発明によれば、同一圧電基板上に最小限の大きさで複
数の弾性表面波共振子素子を配置した、小型な弾性表面
波共振子が得られる。
数の弾性表面波共振子素子を配置した、小型な弾性表面
波共振子が得られる。
第1図は本発明の実施例による2ポ一ト型弾性表面波共
振子を示す模式平面図、第2図は第1図に用いられてい
るグレーティング反射器の中心付近の側面拡大模式図、
第3図はグレーティング反射器の反射特性を示す特性曲
線図、第4図は第2の実施例に用いられているグレーテ
ィング反射器の中心付近の側面拡大模式図、第5図は第
2の実施例におけるグレーティング反射器の反射特性を
示す特性曲線図、第6図は本発明のさらに他の実施例を
示す模式平面図、第7図は従来の弾性表面波共振子を示
す模式平面図である。 (1)・・・圧電基板 (2) 、(5)・・・インターデジタル型電極(3)
、(6) 、(11)・・・グレーティング反射器(
4) 、(7)・・・ポンディングパッド(20)、(
21)・・・弾性表面波共振子(41)・・・電極指
振子を示す模式平面図、第2図は第1図に用いられてい
るグレーティング反射器の中心付近の側面拡大模式図、
第3図はグレーティング反射器の反射特性を示す特性曲
線図、第4図は第2の実施例に用いられているグレーテ
ィング反射器の中心付近の側面拡大模式図、第5図は第
2の実施例におけるグレーティング反射器の反射特性を
示す特性曲線図、第6図は本発明のさらに他の実施例を
示す模式平面図、第7図は従来の弾性表面波共振子を示
す模式平面図である。 (1)・・・圧電基板 (2) 、(5)・・・インターデジタル型電極(3)
、(6) 、(11)・・・グレーティング反射器(
4) 、(7)・・・ポンディングパッド(20)、(
21)・・・弾性表面波共振子(41)・・・電極指
Claims (2)
- (1)圧電性基体と、 この圧電性基体の一主面上に配置された複数の弾性表面
波共振子素子とを備え、 前記弾性表面波共振子素子を構成する少なくとも一つの
反射器は、複数の前記弾性表面波共振子素子の反射器と
して共用されている事を特徴とする弾性表面波共振子。 - (2)請求項1記載の2つの前記弾性表面波共振子素子
において共用される前記反射器は、前記反射器を共用す
る第1の弾性表面波共振子素子の共振周波数をF1とし
、 前記反射器を共用する第2の弾性表面波共振子素子の共
振周波数をF2とし、 前記反射器を構成する電極指1本当たりの反射率をεと
した場合、 ε>π・|F1−F2|/(F1+F2) の関係式を満足する事を特徴とする弾性表面波共振子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8113290A JPH03283710A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 弾性表面波共振子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8113290A JPH03283710A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 弾性表面波共振子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03283710A true JPH03283710A (ja) | 1991-12-13 |
Family
ID=13737871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8113290A Pending JPH03283710A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 弾性表面波共振子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03283710A (ja) |
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-
1990
- 1990-03-30 JP JP8113290A patent/JPH03283710A/ja active Pending
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