JPH0328330A - 金属ストリツプ連続処理ラインの速度制御方法 - Google Patents

金属ストリツプ連続処理ラインの速度制御方法

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Publication number
JPH0328330A
JPH0328330A JP16326889A JP16326889A JPH0328330A JP H0328330 A JPH0328330 A JP H0328330A JP 16326889 A JP16326889 A JP 16326889A JP 16326889 A JP16326889 A JP 16326889A JP H0328330 A JPH0328330 A JP H0328330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
strip
section
welding
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16326889A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Ono
浩伸 大野
Yuji Shimoyama
下山 雄二
Takeo Onishi
大西 建男
Saburo Ikeda
池田 三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP16326889A priority Critical patent/JPH0328330A/ja
Publication of JPH0328330A publication Critical patent/JPH0328330A/ja
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  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、金属ストリップ連続処理ラインの速度制御方
法に係り、特に金属ストリップを連続的に処理するライ
ンにおいて、連続処理を可能にしているストリップ貯蔵
装置(以下「ルーバ」と呼ぶ)が空になることにより発
生するラインの停止を最小限にする金属ストリップ連続
処理ラインの速度制御方法に関する。
【従来の技術】
金属ストリップSの連続処理ラインは、第3図に示すよ
うに、通常、大きく分けて、入側セクション20,中央
セクション24、出測セクション28の3セクションと
、入側セクション20一中央セクション24間及び中央
セクション24一出側セクション28間にそれぞれ配置
されるルーパ22、26から構成されている。入側セク
ション20は、主としてコイルC状に巻取られたストリ
ップを払い出すことを目的としている。この入側セクシ
ョン20には例えば溶接機21が備えられ、順次払い出
されたコイルを溶接して繋げるようにしている。中央セ
クション24は、熱処理、化学処理、メッキ処理等の主
な処理を行うセクションである。出側セクション28は
、主として処理の終ったストリップSを、例えばカツタ
29で所定長さに切断して再びコイルCに巻取ることを
目的としている。 ルーバは、溶接やコイルの切断のために、入側セクショ
ン20あるいは出側セクション28が停止した時にも、
中央セクション24へ連続的にストリップSを送り込む
あるいは中央セクション24から連続的にストリップS
を払い出すためのストリップ一時貯蔵装置である。ルー
パは、基本的には第4図に示すように、一群の固定ロー
ル4aと一群の可動ロール4bから構成される。可動ロ
ール4bは、キャリツジ4Cにより一定となって昇降す
る。このルーバ内に、一時貯蔵できるストリップSの長
さ(以下「ルーバ容量」と呼ぶ〉は、入側セクション2
0・出側セクション28の停止を含む低速運転時間とそ
の速度及び中央セクション24の最大速度を考慮して、
中央セクション24が最大速度の時でも、溶接あるいは
切断が可能なように設計されている。 しかしながら、実際の操業においては、入側セクション
20,出側セクション28の停止あるいは、低速運転の
時間が、設計時に考慮した値よりも大きくなってしまう
ことが多い。この原因は、種々あるが、主なものは、自
動機器の誤動作、溶接予定点又は切断予定点のトラッキ
ング不良による入側セクション、出側セクションの減速
開始タイミングの不適切、溶接不良による再溶接等があ
り、更に、出側セクションに調質圧延機がある場合には
、ロール交換作業の遅れも加わる。 このような場合、入側セクション又は出側セクションと
中央セクションの速度差に応じた速度で、可動ロール4
bが機械的なストツバ4f  (第4図)に激突し、機
械的損傷を摺いてしまう。 通常は、このような事態を避けるために、可動ロール4
aが昇降する特定位置にリミットスイッチを設け、この
リミットスイッチが働くことにより、機械的な損傷なく
、即ち機械的なストツバ4fの手前で可動ロール4bが
停止するように入側セクション又は出側セクションを停
止するようになっている。この方法によって、可動ロー
ル4bが機械的なストツバ4fに激突することによる機
械の損傷や、この結果生ずる急激な張力変動による金属
ストリップSの破断を防止することができる。 [発明が達成しようとする課題】 しかしながら、連続処理ラインにおいては、上記事態に
よりラインが止まることによって、多量のスクラップが
発生する。即ち、中央セクション内にある金属ストリッ
プは、上記事態の発生によって予め定められた熱処理あ
るいは化学処理あるいはメッキ処理等の条件とは異った
条件で処理されざるを得す、従って、製品としては使用
できなくなると言う問題点があった。 この解決法の一つとして、ルーバの設計容量に十分大き
な余裕を見込んでおく方法があるが、すると、ライン長
が大きくなり、土木費用や建屋を含む機械建設費が高く
なってしまい、投資効果の点からも現実的でなかった。 本発明は、上述のような問題点を解決するべくなされた
ものであり、与えられたルーバ容社内で、ルーバの移動
ロールが機械的ストツバに激突することを防止しつつ、
且つ、ラインをなるべく止めないための最適な速度制御
方法を提供することを課題とする。
【課題を達成するための手段】
本発明は、金属ストリップを連続的に処理するラインに
おいて、必要な入側セクション又は出側セクションの停
止時間又は低速運転時間を予測すると共に、入側又は出
側のルーバの残量を監視し、該予測時間と監視残!4か
ら中央セクションが遅或可能な最高中央セクション速度
を演算し、中央セクション速度を該演算速度に変換し、
速度制御することにより、前記課題を達或したものであ
る。
【作用】
本発明は、必要な入側セクション又は出側セクションの
停止時間又は低速度運転時間の予測値と、監視した入側
又は出側のルーパ残量とから、中央セクション(熱処理
、化学処理及びメッキ処理等を行う)が達成可能な最高
中央セクション速度を演算し、該演算速度が実際の中央
セクション速度より小さい場合には、中央セクション速
度を該演算速度に変換するようにしている。従って、金
属ストリップの連続処理ラインの非常停止のかからない
安定な速度制御が行える。
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。 第1図は本発明に係る金属ストリップ連続熱処理ライン
の実施例の入側セクションー中央セクションを示す構成
図である。この図において、1はペイオフリール、2は
溶接機、3は電解洗浄装置、ブラシ装置、水洗装置等の
表面清浄装置であり、4は入側ルーバ、5は中央セクシ
ョンとしての熱処理炉である。又、6はプライドルロー
ルであり、入側セクションにおけるストリップSの速度
(以下「入側速度」と呼ぶ〉を制御している。7もプラ
イドルロールであり、中央セクション、即ち、熱処理炉
5におけるストリップSの速度(以下「中央速度」と呼
ぶ〉を制御している。なお、6a及び7aはプライドル
ロール6及び7の駆動モータであり、6b及び7bはパ
ルスジエネレータ等の速度検出器である。 又、上記人側ルーバ4において、4aは固定口−ル、4
bは可動ロールであり、この可動ロール4bは、キャリ
ツジ4Cにより一体となってトルクモータ4dにより昇
降する。トルクモータ4dには、セルシン等の位置検出
器4eが取付けられており、キャリツジ4Cの位置、即
ち、入側ルーパ4内に貯蔵されているストリップ量を検
出する。 なお、4fはキャリツジ4Cの衝突防止のための機械的
ストツバである。 又、8は、溶接機2にて溶接作業を行っている場合にお
いて、溶接が完了するまでに必要な残り時間を演算する
ための残り時間演算器であり、9は速度演算器、10は
速度設定器、11は速度指令である。 以下、実施例の作用を説明する。 ペイオフリ〒ル1より供給されたストリップSは、表面
清浄装置3で表面がクリーニングされて、プライドルロ
ール6、入側ルーバ4、プライドルロール7を経て、熱
処理炉5において所定の熱処理が施された後、出側セク
ションへ送られる。 ストリップSを連続的に処理するため、処理されている
ストリップSの残量が少なくなると、入側速度の減速を
開始し、ストリップSの後端が溶接機2に到達した時点
で、入側セクションを停止させる。そして、次に処理す
べきストリップSの先端と前記処理中のストリップSの
後端とを溶接機2により接続して一体化する。この間、
中央セクション(熱処理炉5)では、中央速度指令11
に基づいて処理できるように、入側ルーバ4に貯蔵され
たストリップSをキャリツジ4Cを上昇させることによ
り吐き出している。 溶接が完了すると、入側速度を加速させて、少なくなっ
た入側ルーバ4内のストリップSjiを満杯とし、その
後、入側速度と中央速度を同期させる。 ところが、溶接機2における溶接作業中に、何らかのト
ラブルが発生して溶接が長びくと、入側ルーバ4のスト
リップSの残量が無くなってしまい、中央セクションが
非常停止してしまう。 そこで、本発明では、連続処理を可能にしている入側ル
ーバ4のストリップSの残量が無くなってしまうことに
より発生するラインの停止を最小限にするよう、溶接作
業中の残り時間を溶接における各工程(減速、停止、ス
トリップ先後端の位置決め、クランブ、切断、突合せ、
溶接、クランブ解放、溶接部の自動検査、加速等)が開
始される都度、残り時間演算器8にて計算することとし
、速度演算器9においてキャリツジ4Cの位置検出器4
eからの入側ルーバ4のストリップSの残量と、速度検
出器7bからの中央速度と前記の溶接残り時間とをもと
に、溶接完了予定時刻における、非常停止のかからない
中央速度を演算する。そして、この結果が中央速度指令
11より小さい場合には、その速度を速度設定器10か
ら、プライドルロール用モータ7aへ送り速度制御する
ものである。 なお、演算は以下のように行う。即ち、溶接の全工程を
1〜Nの部分程度に分割し、各工程の標準所要時間を1
1〜TNとする。又、残り必要溶接時間をT T s溶
接開始からの経過時間をτとすると、 τ−OではTT一ΣTi となる。ここで、各工程が開始した時に、その開始を知
らせる信号を出すことにし、k番目の工程が開始したこ
とを知らせる信号をイベントkとする。この時、イベン
トkが入った後の残り必要溶接時間をTk,同じく、イ
ベントkが入った後の経過時間をτkとすると、 と表わすことができる。 ここで、セルシン等の位置検出器4eから演算されるル
ーバ容量Lと式(1)から演算される残り時間T丁kか
ら、キャリツジ4Cが機械的ストツパ4fに衝突しない
たーめの、熱処理炉5における金属ストリップの最大速
度を速度演算器9において演算し、速度設定器10に与
える。 この金属ストリップの速度は、以下のようにして求めら
れる。今、炉部での金属ストリップの速度をVO、残り
必要溶接時間をT T s入側の加減速度をα、炉部の
加減速度をβ、残リルーバ容量をLとすると、キャリツ
ジ4Cが機械的ストツパ4fに衝突しないための、炉に
おける金属ストリップの最大速度VIIlaxは、 V o ’ / 2α+TTVO<LのときVmax 
=Vo− (2) V o ’ / 2α+TTVO≧LのときTT ・V
max + (Vo−Vmax ) ’ /2β+Vm
ax’/2α−L  =13) を満たすV wax として求められる。この式(3)の意味は、第2図の斜
線部の面積が残リルーバ容量Lとなるような最大連度v
Illaxを求めるということであり、実際には式(3
〉の2次方程式を解いて得られた最大速度■■aXを設
定すればよい。 なお、前記実施例においては、本発明を金属ストリップ
連続処理ラインの入側セクションに適用した場合につい
て述べたが、本発明の適用範囲は、これに限定されず、
例えば、調質圧延機を有する出側セクションにおいて、
ワークロールをロール交換装置にてオンラインで交換す
る場合にも、同様に適用される。又、適用対象も鋼板の
連続焼鈍ラインに限定されない。
【発明の効果】
以上詳しく説明したような本発明によれば、従来、度々
発生していた溶接時間の延長やロール替時間の延長によ
るライン停止を皆無にすることができ、大幅な歩止まり
の向上、エネルギーロスの削減、稼働率の向上を達成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例である金属ストリップ連続処
理ラインの入側セクションー中央セクションを示す構成
図、 第2図は、本発明の前記実施例の必要ルーバ量を示す線
図、 第3図は、金属ストリップ連続処理ラインの全体構成図
、 第4図は、ルーパの構成図である。 S・・・ストリップ、 1・・・ペイオフリール、 2・・・溶接機、 4・・・人側ルーバ、 4a・・・固定ロール、 4b・・・可動ロール、 4C・・・キャリツジ、 4d・・・トルクモー夕、 4e・・・位置検出器、 5・・・熱処理炉、 6、7・・・プライドルロール、 6a ,7a・・・駆動モータ、 6b、7b・・・速度検出器、 8・・・残り時間演算器、 9・・・速度演算器、 10・・・速度設定器、 11・・・速度指令。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属ストリップを連続的に処理するラインにおい
    て、 必要な入側セクション又は出側セクションの停止時間又
    は低速運転時間を予測すると共に、入側又は出側のルー
    パの残量を監視し、 該予測時間と監視残量とから中央セクションが達成可能
    な最高中央セクション速度を演算し、中央セクション速
    度を該演算速度に変換し、速度制御することを特徴とす
    る金属ストリップ連続処理ラインの速度制御方法。
JP16326889A 1989-06-26 1989-06-26 金属ストリツプ連続処理ラインの速度制御方法 Pending JPH0328330A (ja)

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ID=15770579

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JP (1) JPH0328330A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285248A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Kawasaki Steel Corp 連続処理ラインの速度制御方法
JP2009233743A (ja) * 2008-03-07 2009-10-15 Jfe Steel Corp 鋼板連続処理ラインの速度制御装置、並びに通板速度予測装置、これを用いた鋼板連続処理ラインの速度制御方法、および鋼板の製造方法。

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