JPH03282744A - ファイル内レコード検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、補助記憶装置上のファイルから目的とするデ
ータレコードを取り出すファイル内レコード検索方式に
関する。

〔従来の技術〕

従来、補助記憶装置上に存在するファイルのルコードな
いしは複数のレコードを読み込み、画面に表示させる際
、補助記憶装置上のファイルの情報、すなわち、そのフ
ァイルがレコード上に索引キーをもつファイル（索引順
編成ファイル）かどうか、また索引キーをもつファイル
の場合、索引キーの情報、すなわち、レコード上の桁位
置と桁数（バイト数）といった情報と、表示させるべき
レコードを検索するためのキー（以後検索キーと呼ぶ）
の情報とが一致しているかを意識する。

一致していればファイルの索引キーをもとにして乱アク
セス方式でレコードを読み込むようにプログラミングす
る。一致していない場合、あるいは索引キーを持たない
ファイル（順編成ファイル等）では、ファイルの索引キ
ー順あるいはファイルのレコードの物理的格納順にレコ
ードを順次読み込み検索キーの値と比較することにより
該当レコードを読み出していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

コンピュータでは、ひとつのファイルを複数のプログラ
ムで利用することが多い。またひとつのプログラムでは
ひとつのファイルに対するレコードの検索キーのフィー
ルドのレコード上の桁位置、桁数（バイト数）はひとつ
であり、かつ固定的であるため、ひとつのファイルに対
してそれまでに作成したプログラムの検索キーフィール
ドと異なるフィールドを検索キーフィールドとしたい場
合は、また新たにそれに合った検索キーフィールドを指
定したプログラムを作成しなければならなかった。

〔課題を解決するための手段〕

本発明においては、検索キーフィールドの桁位置および
桁数とファイルの索引キーフィールドの桁位置および桁
数とを比較し、一致すれば索引キーによる乱アクセスに
よりレコードの読み込みを行い、一致しなければファイ
ルのレコードの物理的格納順（順編成ファイル等のレコ
ード上に索引キーフィールドを持たないファイルの場合
）あるいは論理的格納順（索引キーフィールドの値順）
に順次読み込み検索キーの値と比較することにより該当
レコードを検索し、検索キーフィールドをプログラムの
動作中自由に変更できるようにしている。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を示した図面を参照しながら説
明する。

第１図を参照すると、本発明の一実施例においてファイ
ル名人力手段１１は、操作者とのインターフェース部分
であり、保守しようとする補助記憶装置上のファイル名
、装置名、装置アドレスの情報入力を行う。ファイル情
報取り込み手段１２は、ファイル名人力手段１１により
入力されたファイル名等を基にしてオペレーティングシ
ステムを介して、ファイルに関する詳細な情報、すなわ
ち、ファイル編成、索引キーをもつファイルであれば索
引キーフィールドのレコード上の桁位置、桁数（バイト
数）の取得を行う。検索キーフィールド入力手段１３は
、補助記憶装置上のファイル内からひとつないし複数の
レコードずつ取り出すため検索キーフィールドのレコー
ド上の桁位置と桁数（バイト数）の入力を行う。

キー判断手段１４は、ファイル情報取り込み手段１２お
よび検索キーフィールド入力手段１３により得られた情
報を基にして、索引キーアクセス手段１６でレコードの
読み込み処理を行うか、順アクセス手段１７でレコード
の読み込みを行うかを判断する。

検索キー値入力手段１５は、補助記憶装置上のファイル
内からひとつないし複数のレコードずつ取り出すため検
索キーフィールドの値の入力を行う。

索引キーアクセス手段１６は補助記憶装置上のファイル
から索引キーにより検索キー値入力手段１５により入力
された値で乱アクセスでレコードを読み込む。順アクセ
ス手段１７は、ファイル索引キー順（索引順編成ファイ
ル）あるいはレコードの格納順（順編成ファイル等）の
順次読み込み、検索キー値入力手段１５により入力され
た値と比較し一致するまでレコードを読み込む。レコー
ド変更手段１８は、索引キーアクセス手段１６あるいは
順アクセス手段１７により読み込まれたレコードの内容
を、ＣＲＴとキーボードを利用して表示変更を行う。レ
コード再書き込み手段１９は、レコード変更手段１８に
より変更されたレコードを補助記憶装置上のファイルに
書き込みを行う。

第２図は、本発明の一実施例におけるファイル名の入力
、検索キーフィールドの入力、検索キーフィールド値の
入力、レコードの読み込み、レコードの変更、レコード
の再書き込み、検索キーフィールドの変更を行う場合の
動作説明図である。

第３図で示すファイル゛ＲＥＩ”の保守を例として説明
する。ファイル°“ＲＥＩ”は第３図に示すように、論
理的に５つのフィールドＡ、Ｂ、Ｃ。

ＤＥ″？：構成されるレコードからなり、フィールドＣ
を索引キーフィールドとする索引順編成ファイルである
とする。

まず、検索キーフィールドの位置の索引キーフィールド
の位置が一致する場合の動作につνＡて説明する。ステ
ップ２１では、ファイル名の入力を行う。この例では、
ファイル名とし“’ＲＥＩ”が入力されステップ２２に
制御が移る。ステ・ンプ２２では、ステップ２１で入力
されたファイル名等を基にして、オペレーティングシス
テムに対し、ファイル情報の要求をしファイル情報を取
り込む。この例では、ファイル編成は索引順編成で索引
キーフィールドはフィールドＣであるという情報（フィ
ールドＣの桁位置、桁数（バイト数））が取り込まれる
。

ステップ２３では、検索キーフィールドの桁位置、桁数
（バイト数）とを入力する。この例では、フィールドＣ
の桁位置、桁数（バイト数）が入力され、ステップ２４
に制御が移る。ステ・ンプ２４では、ステップ２２て得
られた情報とステ・ンプ２３で得られた情報とを比較し
、レコードの読み込みを索引キーによる乱アクセスで行
うか検索キーを順次比較しながら順アクセスを行うか判
断する。この例では、ステップ２２で得られた情報とス
テップ２３で得られた情報とが一致するので、レコード
の読み込みを索引キーによる乱アクセスで行う判断し、
ステップ２５に制御が移る。

ステップ２５では、検索キーフィールドの値の入力を行
う。この例では、検索フィールドの値として、Ｃ４が入
力され、ステ・ンプ２４のキー判断処理の結果によりス
テ・ツブ２６に制御が移る。

ステップ２６では、検索キーフィールドの値で、索引キ
ーにより乱アクセスによりレコードの読み込みを行う。

この例では、レコード４が読み込まれ、制御がステップ
２８に移る。ステ・ツブ２８では、ステップ２６で読み
込まれたレコードの変更を行う。

次に、検索キーフィールドの位置が索引キーフィールド
の位置と異なる場合について説明する。

ステップ２３では、再度検索キーフィールドの桁位置、
桁数（バイト数）とを入力する。この例では、フィール
ドＡとＤの桁位置、桁数（バイト数）が入力され、ステ
ップ２４に制御が移る。

ステップ２４では、ステップ２２で得られた情報とステ
ップ２３で得られた情報を比較し、レコード読み込みを
索引キーによる乱アクセスで行うか検索キーを順次比較
しながら順アクセスを行うかを判断する。この例では、
ステップ２２で得られた情報とステップ２３で得られた
情報が一致しないので、レコードの読み込みを順アクセ
スで行うと判断し、ステップ２５に制御が移る。

ステップ２５では、検索キーフィールドの値の入力を行
う。この例では、検索フィールドの値として、フィール
ドＡに対しａｌがフィールドＤに対しｄ３が入力され、
ステップ２４のキー判断処理の結果によりステップ２７
に制御が移る。

ステップ２７では、レコードを順次読み込み検索キーフ
ィールドの値と一致するまでレコードの９− 読み込みを行う。この例では、レコード１より順に読み
込まれ、レコード３が読み込まれ、検索キーフィールド
の値と一致したとして制御がステップ２８に移る。

ステップ２８では、ステップ２７で読み込まれたレコー
ドの変更を行う。この例では、フィールドＢをｂ３に変
更し、ステップ２９に制御が移る。

ステップ２９では、ステップ２８で変更されたレコード
の再書き込みを行う。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば一つのファイルを保
守するために、複数の異なる検索キーフィールドでレコ
ードを読み込み変更したいために、検索キーフィールド
毎に作成する必要がない。また、検索キーフィールドを
入力するだけで、入力された検索キーフィールドでレコ
ードを読み込むので、プログラム使用時ファイルの情報
を意識する必要がない。更に、検索キーフィールドが異
なるだけの同じようなプログラムを作成す０ る必要がなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
本実施例の動作を示すフローチャート、第３図は本実施
例で使用するファイルのレコード内容を示す図である。 １１・・・ファイル名人力手段、１２・・・ファイル情
報取り込み手段、１３・・・検索キーフィールド入力手
段、１４・・・キー判断手段、１５・・・検索キー値値
入力手段、１６・・・検索キーアクセス手段、１７・・
・順アクセス手段、１８・・・レコード変更手段、１９
・・・レコード再書き込み手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記憶装置のファイル内のレコードを検索するファイル内
   レコード検索方式において、前記ファイルに対するファ
   イル編成および索引情報をオペレーティングシステムよ
   り取り込むファイル情報取り込み手段と、検索するキー
   値のフィールド位置を指定する検索キーフィールド入力
   手段と、前記索引情報と前記キーフィールド位置とを比
   較するキー判断手段と、検索キー値入力手段と、その検
   索キー値を索引キーとしてファイル入出力を行う索引キ
   ーアクセス手段と、検索キー値を持つレコードが見つか
   るまで順次レコードアクセスを行う順アクセス手段とを
   備え、前記キー判断手段の結果が一致の場合に前記索引
   キーアクセス手段を用い、不一致の場合に前記順アクセ
   ス手段を用いることを特徴としているファイル内レコー
   ド検索方式。