JPH08241239A - データベース管理方法およびシステム - Google Patents

データベース管理方法およびシステム

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JPH08241239A
JPH08241239A JP7066829A JP6682995A JPH08241239A JP H08241239 A JPH08241239 A JP H08241239A JP 7066829 A JP7066829 A JP 7066829A JP 6682995 A JP6682995 A JP 6682995A JP H08241239 A JPH08241239 A JP H08241239A
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JP
Japan
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attribute
objects
attributes
registered
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JP7066829A
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English (en)
Inventor
Kohaku Morita
幸伯 森田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オブジェクト指向データベースをクラスに制
約されず柔軟に管理する。 【構成】 集合要素格納部2に格納される各オブジェク
ト1は必ずしも属性が完全に一致しなくてよい。多少の
違いは型互換情報6を参照して整合させる。集合要素格
納部2とは別に設けられた演算格納部7には、オブジェ
クト1の検索や並べ替え等のための処理手順が格納され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オブジェクト指向デー
タベースを、クラスに制約されず柔軟に管理するデータ
ベース管理方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】データベース管理システムは、各種の情
報をコンピュータに蓄積し検索し利用するにあたって、
欠くことができない。一方、近年の各種の情報システム
が取り扱う情報は、単純な数字や文字等のデータのみな
らず、文字列、図形、画像、動画、音声等も含まれるよ
うにマルチメディア化の傾向を示している。従って、こ
のような情報をデータベースとして格納し管理するシス
テムにもより高度な機能と柔軟性が要求される。データ
ベースシステムとしては、従来、リレーショナルデータ
ベースとオブジェクト指向データベースとがよく知られ
ている。
【0003】このうちのオブジェクト指向データベース
は、マルチメディア化された情報を格納し処理すること
ができる点で今日広く注目されている。オブジェクト指
向データベースを構成する各オブジェクトは、リレーシ
ョナルデータベースのデータ項目に相当する属性を持
つ。属性は、性質(プロパティ)と呼ばれることもあ
る。また、各オブジェクトには属性の値を変更したり読
み出したりする手順を示すメソッドが付加される。同一
構造の属性を持ちメソッドを共通にする複数のオブジェ
クトは、グループ化されクラスを構成する。従来、この
ようなクラスの定義とオブジェクト間のメッセージ交換
によって、オブジェクト指向データベースのアクセス管
理が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のデータベース管理方法およびシステムには次の
ような解決すべき課題があった。多くのオブジェクト指
向データベースは、C++系の言語と類似した性格を持
つ。即ち、オブジェクト指向データベースでは、予めオ
ブジェクト集合の核となるクラスを設定し、その定義等
をコンパイルして保持する。即ち、ソースプログラムか
ら実行用プログラムをコンパイルした後、データベース
アクセスが可能となる。従って、例えばデータベースを
構成するオブジェクトの属性が変更になったり追加され
たりした場合、新たなクラスやその定義をソースプログ
ラムより生成し、再コンパイルしなければならない。従
って、オブジェクトの属性のちょっとした追加変更も容
易でないという問題があった。
【0005】また、一般にデータベースのデータに相当
するオブジェクトは、長期間に渡り保存され存在する。
即ち、本来永続性を持つものであるため、その一部の変
更は容易でない。従って、既存の他のクラスのオブジェ
クトを新たに生成したクラスのオブジェクトとして採用
するのは容易でない。即ち、属性の定義やメソッドの異
なるクラスにこのクラスとは無関係に生成された各種の
オブジェクトを取り込むことが容易でないという問題が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。このシステムは、それぞ
れ任意の属性をもつオブジェクトについて、各オブジェ
クトの属性を予め設定した基準と比較して、その基準に
該当する属性を有するもののみを選別して、所定の集合
の要素とする。なお、各オブジェクトの属性を、予め設
定した基準と比較したとき、その基準に一致しなくて
も、実質的に同意義である場合には、そのオブジェクト
を所定の集合の要素として登録するとともに、属性が基
準と実質的に同意義であることを示す型互換情報を含め
て登録するとよい。
【0007】また、各オブジェクトの属性を、予め設定
した基準と比較したとき、その基準に一致しなくても、
特定の演算処理を実行したときその基準に一致する場合
には、そのオブジェクトを所定の集合の要素として登録
するとともに、特定の演算処理を表す型互換情報を含め
て登録してもよい。
【0008】更に、本発明のシステムは、それぞれ任意
の属性をもつオブジェクトについて、各オブジェクトの
属性を、予め設定した基準と比較して、その基準に該当
する属性を有するもののみを選別して、所定の集合の要
素として登録する要素確認手段と、所定の集合の要素
を、型互換情報を参照しながらオブジェクトの属性に従
ってアクセスするためのポインタ情報を格納した属性ア
クセス手段と、属性アクセス手段とは別に、所定の集合
の処理手順を格納した演算格納部とを備える。
【0009】
【作用】集合要素格納部に格納される各オブジェクトは
必ずしも属性が完全に一致しなくてよい。多少の違いは
型互換情報を参照して整合させる。集合要素格納部とは
別に設けられた演算格納部には、オブジェクトの検索や
並べ替え等のための処理手順が格納される。
【0010】複数のオブジェクトを所定の集合の要素と
して登録しデータベース化する場合、その属性が一致す
るものだけを登録するのでなく、予め設定した基準と比
較し、その基準に該当するものを選別する。従って、同
一でなく類似したものも集合の要素となり得る。具体的
には、実質的に同意義の属性であれば登録する。この場
合に、その属性が基準と実質的に同意義であることを示
す型互換情報が生成され、後のアクセスに利用される。
属性に対し特定の演算処理を実行したとき、その基準に
一致するような場合、型互換情報はその演算処理を表
す。
【0011】これにより、属性が完全に一致しなくても
属性の類似するオブジェクトが集合の要素として登録で
きる。この結果、各要素が必ず一定の属性を持つことを
保証する集合が設定される。属性アクセス手段はこのよ
うな属性に従ってオブジェクトをアクセスするポインタ
情報等を格納した部分である。一方、これとは別に、そ
の集合の検索処理手順を格納した演算格納部が設けられ
る。これは従来のオブジェクト指向データベースのメソ
ッドに相当する役割を持ち、オブジェクトの集合とは別
に設けられる点が従来と異なる。従って、演算格納部の
内容はオブジェクトの集合とは別個に独自に書換えが可
能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明のデータベース管理システム実
施例を示すブロック図である。図のシステムは、データ
ベースの要素を構成するオブジェクト1を格納するため
の集合要素格納部2を備える。オブジェクト1は単純な
データのみならず文字列、図形、画像、音声等様々なメ
ディアを含むものであってよい。各オブジェクトは従来
通り、それぞれカプセル化した独立性の高いものとする
ことができる。集合要素格納部2はこのようなオブジェ
クト1を格納するための記憶装置から構成される。な
お、各オブジェクト1はこの図に示すように、1個の集
合要素格納部2に格納されていてもよいし、分散配置さ
れ、ネットワークにより接続された記憶装置等にばらば
らに格納されていてもよい。
【0013】更に、各オブジェクト1をアクセスするた
めに属性アクセス手段3が設けられる。この属性アクセ
ス手段3は、従来のオブジェクト指向データベースにお
いて、クラスに設けられたメソッドと同様の機能を有す
る。即ち、各オブジェクトの属性の値等が書き込まれた
領域をアクセスするためのポインタ等を格納したテーブ
ル形式のデータから構成される。なお、本発明において
は、従来のメソッドが備えていた、特定の属性の値をキ
ーとしてオブジェクトを検索したり並べ替え処理をした
り各種の加工を施し表示するといった演算手続き機能
は、集合要素格納部2とは別に設けた演算格納部7の側
に移している。即ち、従来のメソッドは、この演算格納
部7に格納された各種処理機能と属性アクセス手段3の
持つ機能とを合わせ持つものである。
【0014】型情報格納部4は各オブジェクト1の属性
や形式を明らかにするための情報を格納する部分であ
る。また、要素確認手段5は、新たなオブジェクトをこ
の集合に追加登録する場合に、その要素を確認し登録の
要否を判断する部分である。ここには型互換情報6が設
けられている。本発明においては、オブジェクトの属性
が完全に一致していなくても実質的に等価であれば同一
の集合に登録するといった構成を採用し、その目的のた
めにこの型互換情報6が設けられる。
【0015】なお、集合要素格納部2はこの図に示すよ
うに、1つの集合に登録されたオブジェクト1を格納
し、このような集合要素格納部2は集合の数だけ存在す
る。そして、集合要素格納部2自体も、形式的にはデー
タベースのオブジェクトとして機能することができる。
このため、各集合要素格納部2についても、それぞれ別
の型情報格納部8によってその型情報が表示される。
【0016】図2に、要素確認手段の動作説明図(その
1)を示す。例えば、図に示すように、3個のオブジェ
クト1−1,1−2,1−3が存在するとする。これら
のオブジェクトはいずれも名簿管理等に利用される情報
を含むものとする。オブジェクト1−1の属性は図に示
すように、名前と歳である。また、オブジェクト1−2
の属性は、名前と住所である。オブジェクト1−3の属
性は、名前と年齢と住所である。
【0017】このようなオブジェクトから、図に示すよ
うに、名前と年齢とを属性とする一定の集合Aを作り、
これをデータベース化することを考える。この場合に
は、名前と年齢をキーとして検索したり処理できるオブ
ジェクトを集合Aの要素として登録することが必要にな
る。この目的のために、図の要素確認手段5は図に示し
た3個のオブジェクト1−1〜1−3の属性を順に認識
し、登録の要否を判断する。
【0018】なお、単純に図の左側の集合Aと右側の3
個のオブジェクト1−1〜1−3を比較した場合には、
集合Aに登録できるのはオブジェクト1−3のみとな
る。ところが、本発明においては、先に説明した型互換
情報6が設けられる。ここには、年齢と歳とは実質的に
等しい、つまり等価であるという情報が示されている。
要素確認手段5はこのような型互換情報6を参照しなが
ら、集合Aの属性と、これから登録すべきかどうかを判
断するオブジェクトの属性とを比較する。オブジェクト
1−1は名前と歳という属性を持つから、型互換情報6
の指示に従って集合Aに登録する。オブジェクト1−2
には、年齢という属性も歳という属性もない。従って、
集合Aには登録しない。オブジェクト1−3には集合A
と同一の属性があり、登録される。その結果、オブジェ
クト1−1と1−3とが図1に示す集合要素格納部2の
オブジェクト1として登録され、属性アクセス手段3に
ポインタを介してリンクされる。これによって、例えば
オブジェクト1−3の名前という属性の値を要求した場
合、属性アクセス手段3が必要なデータを取り出すこと
が可能になる。なお、型情報格納部4には集合Aの属性
が名前と年齢であるという情報が格納される。
【0019】一方、属性アクセス手段3とは別に、演算
格納部7に格納された検索処理部7−1、並べ替え処理
部7−2、表示処理部7−3は、例えば集合Aに属する
オブジェクトの年齢が一定の範囲であるものを検索し、
これを年齢順に並べ替え、出力装置に出力するといった
処理を行う。従来のオブジェクト指向データベースにお
いては、演算格納部7に格納されたような処理も属性ア
クセス手段3と一体化され、クラスの一部を構成してい
た。従って、予め所定の形式で作成されコンパイルさ
れ、実行用のプログラムとして情報処理装置に組み込ま
れる。
【0020】しかしながら、本発明においては、属性ア
クセス手段3等と別に検索処理部7−1、並べ替え処理
部7−2、表示処理部7−3等が生成され登録されるこ
とから、これらは独自に自由に改変できる。しかも、属
性アクセス手段3や型情報格納部4によって、集合要素
格納部2に格納された特定の集合が必ず一定の属性を持
つことを保証されていることから、その属性に適合する
限り、自由な手順設定が可能である。従って、汎用性が
あり追加変更等が簡単で容易なライブラリを構成でき
る。このように、従来のクラスのメソッドの一部を独立
させた点が本発明の特徴である。
【0021】図3には、登録手続きフローチャートを示
す。上記要素確認手段5は、具体的にはこの図に示す手
順で各オブジェクトの登録要否を判断する。まず、ステ
ップS1において、要素確認手段で要素として適格かど
うかを判定する。このとき型互換情報6も参照する。ス
テップS2において、その判定結果、登録が適格と判断
した場合、ステップS3に移り登録を行い、適格でない
と判断された場合には、ステップS4において登録をし
ない処理を行う。
【0022】図4には、要素確認手段の動作説明図(そ
の2)を示す。上記実施例においては、オブジェクトの
要素が集合の要素と実質的に同意義であった場合に、こ
れをそのまま登録する。そして、後でアクセスが必要に
なった場合には型互換情報6が利用される。この図4に
示す実施例は、更にその属性情報の同意義と判断する範
囲を広げたものである。図に示すオブジェクト1−4,
1−5,1−6は、例えばある会社に所属していた人員
の名簿等を構成する情報である。図のオブジェクト1−
4は、名前とその所属してた期間が属性になっている。
また、オブジェクト1−5は、名前と住所が属性になっ
ている。更に、オブジェクト1−6は、名前と所属開始
日と終了日とが属性となっている。
【0023】一方、このようなオブジェクトを登録しよ
うとする集合Bは、名前と所属していた期間とを属性と
する。このような場合に、集合Bの属性と3個のオブジ
ェクト1−4〜1−6の属性を直接比較した場合、先に
説明した図2の判断を用いても、実質的に同一の属性を
持つものはオブジェクト1−4に限られる。しかしなが
ら、オブジェクト1−6は一定の演算処理によって所属
していた期間を求めることができる属性を持つ。即ち、
図の下側に示すように、終了日から開始日を差し引いた
場合には所属していた期間が求められる。従って、この
ような演算式を型互換情報6として保持しておけば、オ
ブジェクト1−6も間接的に期間という属性を持つもの
として集合Bに含めることができる。この実施例では、
要素確認手段5はこのような演算式を含む型互換情報6
を利用して、オブジェクト1−4とオブジェクト1−6
とを登録可と判断する。オブジェクト1−5には、その
ような期間を得るべき属性は存在しないため、集合Bに
は含められない。
【0024】このような場合、集合要素格納部2の属性
アクセス手段3は、オブジェクト1−6を参照する場合
には、オブジェクト1−6の属性である終了日から開始
日を差し引いて期間を得る演算処理を実行する。例えば
期間の書換え等を行う場合には、オブジェクト1−6の
開始日に対し変更した期間を加算して終了日を算出し、
その終了日を書き換えるといった処理を実行する。本発
明における属性アクセス手段3は、型互換情報6を参照
しながら、このような属性の相違を考慮した手続きを行
う。これが属性アクセス手段3の最も重要な機能であ
る。これによって、直接該当する属性を持たないオブジ
ェクトも集合として登録され、あたかも同一の属性のオ
ブジェクトから成るデータベースのように取り扱うこと
が可能になる。
【0025】図5には、本発明の具体的な効果を説明す
る説明図を図示した。図の左側に示した(a)は、従来
のクラスを用いたオブジェクト指向データベースの概要
を示す。即ち、従来のオブジェクト指向データベースで
は、まず、図に示す特定の属性を持つクラス11を設計
する。同一の属性を持つオブジェクトがクラス11の要
素、即ちインスタンス12として登録される。そして、
このクラス11に一体化されたメソッドによってインス
タンス12がアクセスされる。従って、クラス11もそ
のメソッドもインスタンス12も設計時の基準に制約さ
れ、属性が少しでも異なったオブジェクトはインスタン
ス12として登録することはできない。また、そのメソ
ッドの一部を書き換えるのは容易でない。更に、このオ
ブジェクトは他の構成の属性を持つクラスに所属するこ
とはない。
【0026】一方、(b)に示す本発明においては、ま
ず予め任意のデータオブジェクトを作成する。これらの
オブジェクト1−1〜1−3のうち、先に説明したよう
な共通の実質的に同意義の属性を持つもの、あるいは演
算処理によって共通の属性を持つものが、1つの集合と
して登録される。登録は、先に説明したように属性の比
較により行われる。属性の表現上あるいは内容的な不一
致は型互換情報6を参照し、属性アクセス手段3によっ
て吸収される。
【0027】また、見かけ上はこの集合の各要素は必ず
型情報格納部に表示された属性を持つことから、その検
索やソート処理等を一律に規定することが可能となる。
更に、必ずしも属性が完全に一致しなくても同一の集合
に含められることから、全く別の集合に、他の集合に属
するオブジェクトが登録される。従って、集合に含める
べきオブジェクトの型に拘束されず、比較的自由に集合
を定め、広く同意義の属性を持つオブジェクトを集合に
含めることによって利用価値の高いデータベースを構築
できる。なお、上記集合要素格納部2自身もオブジェク
トとして機能するため、これも別の集合の要素として登
録することが可能である。
【0028】本発明は以上の実施例に限定されない。オ
ブジェクト自身はリレーショナルデータベースの表形式
のデータ等から構成されていても差し支えない。また、
上記集合要素格納部をファイル管理システムにおけるフ
ォルダやディレクトリとすることができる。この場合、
そのフォルダを構成するファイルは、他の任意の集合に
所属していて構わないが、例えば、あるフォルダに属す
るファイルには必ず保存期限が設定されているといった
集合を設定することも可能である。これによって、シス
テム中の保存期限を設定したファイルを抽出し、その保
存期限を利用した管理機構を簡単に付加し利用すること
もできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明した本発明のデータベース管理
方法およびシステムでは、任意の属性を持つオブジェク
トについて、その属性を予め設定した基準と比較して、
実質的に同意義な基準を持つものや、演算処理を実行し
たときその基準に一致するようなものを、所定の集合の
要素として登録するようにしたので、属性が必ずしも完
全に一致しないオブジェクトを集合の要素として取り入
れ、柔軟な、追加削除等の管理の容易なデータベースを
構築できる。
【0030】なお、実質的に属性が同意義であることや
演算処理を実行したとき基準に一致することを示す情報
を型互換情報として保存し、これを参照して要素確認手
段が登録処理を実行すれば、その登録管理が確実にでき
る。また、属性アクセス手段が型互換情報を参照しなが
ら、オブジェクトの属性を参照するようにしたので、見
かけ上同一の属性を持つ要素の集合として扱うことがで
きる。また、属性アクセス手段とは別に集合の処理手順
を用意し格納しておくことにより、その作成、変更、更
新等が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータベース管理システム実施例を示
すブロック図である。
【図2】要素確認手段の動作説明図(その1)である。
【図3】登録手続きフローチャートである。
【図4】要素確認手段の動作説明図(その2)である。
【図5】本発明の効果説明図である。
【符号の説明】
1 オブジェクト 2 集合要素格納部 3 属性アクセス手段 4,8 型情報格納部 5 要素確認手段 6 型互換情報 7 演算格納部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ任意の属性をもつオブジェクト
    について、各オブジェクトの属性を予め設定した基準と
    比較して、その基準に該当する属性を有するもののみを
    選別して、所定の集合の要素として登録することを特徴
    とするデータベース管理方法。
  2. 【請求項2】 各オブジェクトの属性を、予め設定した
    基準と比較したとき、その基準に一致しなくても、実質
    的に同意義である場合には、そのオブジェクトを所定の
    集合の要素として登録するとともに、前記属性が前記基
    準と実質的に同意義であることを示す型互換情報を含め
    て登録することを特徴とする請求項1記載のデータベー
    ス管理方法。
  3. 【請求項3】 各オブジェクトの属性を、予め設定した
    基準と比較したとき、その基準に一致しなくても、特定
    の演算処理を実行したときその基準に一致する場合に
    は、そのオブジェクトを所定の集合の要素として登録す
    るとともに、前記特定の演算処理を表す型互換情報を含
    めて登録することを特徴とする請求項1記載のデータベ
    ース管理方法。
  4. 【請求項4】 それぞれ任意の属性をもつオブジェクト
    について、各オブジェクトの属性を、予め設定した基準
    と比較して、その基準に該当する属性を有するもののみ
    を選別して、所定の集合の要素として登録する要素確認
    手段と、 前記所定の集合の要素を、型互換情報を参照しながら前
    記オブジェクトの属性に従ってアクセスするためのポイ
    ンタ情報を格納した属性アクセス手段と、 前記属性アクセス手段とは別に、前記所定の集合の処理
    手順を格納した演算格納部とを備えたことを特徴とする
    データベースシステム。
JP7066829A 1995-03-01 1995-03-01 データベース管理方法およびシステム Pending JPH08241239A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009199612A (ja) * 2009-04-24 2009-09-03 Pegre Semiconductors Llc 情報管理装置および方法、記録媒体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009199612A (ja) * 2009-04-24 2009-09-03 Pegre Semiconductors Llc 情報管理装置および方法、記録媒体

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