JPH03282243A - 全反射蛍光x線分析装置 - Google Patents

全反射蛍光x線分析装置

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JPH03282243A
JPH03282243A JP8134390A JP8134390A JPH03282243A JP H03282243 A JPH03282243 A JP H03282243A JP 8134390 A JP8134390 A JP 8134390A JP 8134390 A JP8134390 A JP 8134390A JP H03282243 A JPH03282243 A JP H03282243A
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rays
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憲彦 土屋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は蛍光X線分析装置に係り、特に試料表面の微
量不純物の面内分布の非破壊評価に用いられる全反射蛍
光X線分析装置に関する。
(従来の技術) X線全反射を用いた蛍光X線分析法(全反射蛍光X線分
析−Total Re41ect:on X−rayF
 l uorescence)は、光学研磨状態の平滑
面上の微量不純物の測定に有効であることが知られてい
る。
また、この分析法を実施する装置として、全反射蛍光X
線分析装置が知られている。この分析装置は、X線源か
ら放出される一次X線を試料表面、例えば半導体ウェー
ハの表面で全反射させ、このときウェーハ表面から放出
される蛍光X線、すなわち二次X線を二次X線検出器で
検出することにより試料表面に付着している微量不純物
の面内分布を測定するものである。
(発明か解決しようとする課題) ところで、従来の全反射蛍光X線分析装置では二次X線
検出器か1台しか設けられていないため、ウェーハで必
須な面内分布を測定するには、ウェーハと二次X線検出
器の相対位置を走査させる必要がある。しかし、この方
法は、1点の測定に必要な時間が約10分であることか
ら、直径か5インチのウェーハで測定点を50点(1点
の測定領域が約10mmφ)に設定したときは、500
分もの測定時間が必要になり、工業的には非実用的であ
る。特にシリコン・ウェーノ\は大口径化が進んでおり
、直径が6〜8インチのウェーハの面内分布測定が必要
であるにもかかわらず、現状の装置では側底対処不可能
である。
この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
あり、その目的は、試料表面における微量不純物の面内
分布測定を従来よりも短時間で行うことができる全反射
蛍光X線分析装置を提供することにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) この発明の全反射蛍光X線分析装置は、光学研磨された
試料表面上の微量不純物を分析する全反射蛍光X線分析
装置において、X線検出器を試料表面に対して複数個配
置させたことを特徴とする。
この発明の全反射蛍光X線分析装置は、試料の径をD、
試料の表面とX線検出器との間の距離をd、入射一次X
線の視射角をθとしたとき、d≧Dt anθの関係を
満足するように6値が設定されてなることを特徴とする
この発明の全反射蛍光X線分析装置は、入射一次X線の
光軸を含み、かつ試料の表面と垂直な面内の一次X線の
照射幅をWとしたとき、W≧Dsinθの関係を満足す
るように6値が設定されてなることを特徴とする。
(作用) X線検出器を試料表面に対して複数個配置させることに
より、複数個のX線検出器で異なる測定点の測定か並列
に行われ、これにより面内分布を測定する際の測定時間
の短縮化を図ることができる。
また、X線検出器を複数個設けた場合、これらのX線検
出器で遮られることなしに試料表面に一次X線を入射さ
せるためには、試料の径をD、試料表面とX線検出器と
の間の距離をd、入射一次X線の視射角をθとしたとき
に、d≧Dtanθの関係を満足させればよい。
さらに、複数個のX線検出器と対向する試料表面に同時
に一次X線を入射させるためには、入射一次X線の光軸
を含み、かつ試料の表面と垂直な面内の一次X線の照射
幅をWとしたときに、W≧Dsinθの関係を満足させ
ればよい。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例により説明する
第1図はこの発明の全反射蛍光X線分析装置の全体の構
成図である。図において、11はX線源である。このX
線源11は例えば、Moからなる材料に電子ビームを照
射することによってM o KaX線を励起させるもの
である。このX線源11から発せられた一次X線12は
モノクロメータ13によって単色化及び高密度化され、
さらにスリット14を介して試料、例えばシリコン半導
体ウェーハ15の表面に照射される。このとき、ウェー
ハ15の表面に対する入射角度は、一次X線か表面で全
反射するような角度に設定される。例えば、上記のよう
に励起X線として単色化されたM o Kα線(波長λ
−0.711人)を用いた場合、シリコン半導体ウェー
ハ15の全反射の臨界角は0.104°であり、実際の
入射角(以下、視射角と称する)は例えば0.1°に設
定した。そして、上記ウェーハ15からの反射X線16
はシンチレーション・カウンタ17でモニタされ、この
モニタ結果に基づいてつ工−ハ表面における反射角等の
調整が行われるようになっている。
また、上記ウェーハ15は平坦化を目的として静電チャ
ック18上に載置、固定されるようになっている。また
、この静電チャック18は、試料走査コントローラ19
によりX方向及びX方向に移動可能にされている。上記
ウェーハ15の上方には複数個の二次X線検出器、例え
ば固体検出器(SolidState Detctor
 、以下SSDと称する)20が一列に配列して設置さ
れている。
また、上記複数個の5SD20からの出力は、ブリ・ア
ンプ、メイン・アンプ、A/D変換器、マルチ・チャン
ネル・アナライザ(MCA)等からなる処理回路21に
供給され、さらにこの処理回路21の出力はコンピュー
タ22に供給される。
上記コンピュータ22は、上記処理回路21の出力を受
けてシリコン半導体ウェーハ15の表面における微量不
純物の面内分布を測定すると共に、上記試料走査コント
ローラ19の制御を行う。
なお、上記静電チャック18及び複数個の5SD20等
は真空チャンバ23内に収納されている。
第2図は第1図中のシリコン半導体ウェーハ15付近の
構成を拡大して示すものであり、第2図(a)は側面図
、第2図(b)は平面図である。
なお、この第2図では上記5SD20が5個設置されて
いる場合を示しているが、その個数は5個にのみ限定さ
れるものではない。また、図示のように、シリコン半導
体ウェーハ15の直径をD、ウェーハ15の表面と各5
SD20との間の距離をd、入射一次X線12の視射角
をθとしたとき、d≧Dtanθの関係を満足するよう
に距離dの値が設定されている。また、入射一次X線1
2の光軸を含み、かつウェーハ15の表面と垂直な面内
の一次X線の照射幅をW(第2図(a)に図示)とした
とき、W≧Dsinθの関係を満足するように照射幅W
の値が設定されている。例えば、直径りが200mmの
シリコン半導体ウェーハの測定を行う場合、Dtanθ
及びDsinθの値はそれぞれ約349μmとなる。こ
のため、ウェーハ15の表面と各5SD20との間の距
離dは1mmに、一次X線の照射幅Wは0.5mmに調
整した。なお、第2図(b)中の実線及び破線の丸印は
ウェーハ表面に対する5SD20の位置を示すものであ
り、さらに図中斜線を施した領域は前記一次X線12が
照射されている部分を示している。
このような構成の装置における測定は次のようにして行
われる。なお、この場合、前記5SD20は一列に8個
配置されているものとする。
この測定は、まずX線源11から発せられた一次X線1
2を上記のような条件でシリコン半導体つ工−ハ15の
表面に照射し、このときウェーハ15の表面から放出さ
れる蛍光X線を8個の各5SD20でそれぞれ検出する
。これら8個の各5SD20の出力は処理回路21を経
由してコンピュータ22に送られ、ここで種々のエネル
ギーに対する蛍光X線強度の分°布か算出される。次に
コンピュータ22からの指令により試料走査コントロー
ラ19か制御され、ウェーハ15が第2図(b)図中の
X方向に例えば1.5cm移動し、この後、上記と同様
の測定が行われる。以下、同様にしてウェーハ全面の測
定が行われる。
このように−回の測定でウェーハ15上の8個の点の測
定を行うようにしたので、合計8回の測定で面内マツピ
ングを得ることができる。このため、全測定に要する時
間は10分×8回−80分であり、従来のように1点毎
に測定を行う場合の520分に比べて、評価速度は6〜
7倍に改善された。
第3図は上記装置を用いて、シリコン半導体つ工−ハ表
面の微量不純物として例えばCr(クロム)の面内分布
を評価したときの結果を示すものであり、図中の数値の
単位は1013atoms / c利2である。
なお、上記実施例ではSSDを一列に配列する場合につ
いて説明したか、これは正方格子状又は六方格子状に配
列し、X線をウェーハ全面に渡り1回で照射するように
構成してもよい。
[発明の効果コ 以上、説明したようにこの発明によれば、ウェーハ表面
の微量不純物の市内測定か迅速に評価できるので、材料
及びプロセス起因の汚染が即座に発見でき、再洗浄等の
対策をとることか可能である。特に汚染モードからの汚
染源の発見、除去探索が早くなり、素子の歩留、信頼性
の向上への寄与は計り知れない程大きい。
また、ウェーハの大口径化に対し、従来のマツピング法
は1点ずつ測定を行うために測定時間の長大化は不可避
であるか、この発明によればウェーハの口径にかかわら
ずほどんど同一の時間で測定か可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の全反射蛍光X線分析装置の一実施例
による全体の構成図、第2図は第1図中のシリコン半導
体ウェーハ付近の構成を拡大して示すものであり、第2
図(a)は側面図、第2図(b)は平面図、第3図は上
記実施例装置を用いて実際に測定を行ったときの不純物
の面内分布状態を示す図である。 11・・・X線源、12・・・一次X線、13・・・モ
ノクロメータ、14・・・スリット、15・・・シリコ
ン半導体ウェーハ、16・・・反射X線、17・・・シ
ンチレーション・カウンタ、18・・・静電チャック、
19・・・試料走査コントローラ、20・・・固体検出
器(SSD)  21・・・処理回路、22・・・コン
ピュータ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光学研磨された試料表面上の微量不純物を分析す
    る全反射蛍光X線分析装置において、X線検出器を試料
    表面に対して複数個配置させたことを特徴とする全反射
    蛍光X線分析装置。
  2. (2)前記試料の径をD、前記試料の表面と前記各X線
    検出器との間の距離をd、入射一次X線の視射角をθと
    したとき、d≧Dtanθの関係を満足するように各値
    が設定されてなることを特徴とする請求項1記載の全反
    射蛍光X線分析装置。
  3. (3)前記入射一次X線の光軸を含み、かつ前記試料の
    表面と垂直な面内の一次X線の照射幅をwとしたとき、
    w≧Dsinθの関係を満足するように各値が設定され
    てなることを特徴とする請求項2記載の全反射蛍光X線
    分析装置。
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