JPH0328149Y2 - - Google Patents

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JPH0328149Y2
JPH0328149Y2 JP1985159787U JP15978785U JPH0328149Y2 JP H0328149 Y2 JPH0328149 Y2 JP H0328149Y2 JP 1985159787 U JP1985159787 U JP 1985159787U JP 15978785 U JP15978785 U JP 15978785U JP H0328149 Y2 JPH0328149 Y2 JP H0328149Y2
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JP
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guide
shutter
rail
rotation center
guide groove
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は雨戸開閉装置に係り、雨戸体を複数た
とえば片側4枚の雨戸体を折畳み自在に連設した
これら雨戸体を観音開きするものに関する。
(従来の技術) 従来、この種の雨戸開閉装置としては、たとえ
ば、実開昭59−10482号公報に記載されているよ
うに、上部に固定レールを設けるとともに、この
固定レールの端部より外方の延長線上に設けた支
軸に上記固定レールの端部に対して係脱する可動
レールを水平方向回動自在に取付け、上記固定レ
ールに折畳み自在に連設した複数の雨戸体を、吊
持支杆に取着た複数のガイドローラを介して移動
自在に吊持し、この複数の雨戸体は、上記固定レ
ールに対しては横方向に展開した状態で吊持され
るとともに、上記可動レールに対しては順次折畳
んで重ね合せた状態で吊持され、そしてこの状態
で可動レールを支軸を中心として外方に大きく回
動し各雨戸体を開放できるようにした構造が知ら
れている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の構造は、その公報の記載からも明らかな
ように、各雨戸体を90度及び180度開放できる点
で望ましいものである反面、その全体的構造が複
雑であり、これの製造上においてはコストアツプ
となる傾向があるという問題が生じている。
そこで本考案は上記点に鑑みなされたもので、
簡単な構造によつて雨戸体を容易に略180度の角
度の開放と略90度の角度の開放に変換設定できる
ようにし、その全体的構造を大巾に簡素化すると
ともに、これの製造コストを大巾にダウンできる
ようにしたことを特徴とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の雨戸開閉装置は、案内溝2の内外側部
にガイドレール3,4を形成するとともに、この
案内溝2の少なくとも一端部に上記案内溝2に連
通して外方に弧状に彎曲形成した分岐案内溝7,
8及び上記ガイドレール3,4に連通して外方に
弧状に彎曲形成した延長ガイドレール9,10を
形成した上部レール体1と、この上部レール体1
の下方に対向して設けられ上部レール体1の案内
溝2に対向した案内溝12及び上部レール体1の
延長ガイドレール9,10に対向した案内凹部1
5を形成した下部レール体11と、ヒンジ17を
介して折畳み自在に連設され上端部には上記上部
レール体1のガイドレール3,4に係合する複数
のガイドローラ19を有するとともに下端部には
上記下部レール体11を案内溝12内に挿通した
複数のガイドピン18を有する複数の雨戸体16
と、この複数の雨戸体16中の収納部側に位置す
る雨戸体16の収納部側端の上下部の同一軸線上
に設けられ上記上部レール体1及び上記下部レー
ル体11のそれぞれの一端部の同一軸線上に形成
された係止孔31に挿入して収納部側の雨戸体1
6を回動自在に支持した回動中心軸30とを備
え、上記回動中心軸30は、上記収納部側に位置
する雨戸体16の一端部における直上下部または
内側上下部にスプリング39を介してそれぞれ上
下動可能に取着し、上記複数のガイドローラ19
は、上記上下部の回動中心軸30をそれぞれ雨戸
体16の直上下部に取着する場合には内側部のガ
イドレール3に係合し、上下部の回動中心軸30
をそれぞれ雨戸体16の内側上下部に取着する場
合には内外側部のガイドレール3,4に対して千
鳥状に係合したものである。
(作用) 本考案の雨戸開閉装置では、まず上下部の回動
中心軸30を、複数の雨戸体16の中で収納部側
に位置する雨戸体16の収納部側端における内側
上下部に取着するとともに、複数のガイドローラ
19を、各雨戸体16毎に上部レール体1の内外
側部のガイドレール3,4に対して千鳥状に係合
した場合には、各雨戸体16を収納部側となる開
放方向に押動すると、各雨戸体16はヒンジ17
を中心に順次折畳まれるとともに、この各雨戸体
16が重ね合さつて上下部の回動中心軸30を中
心として略90度の角度で開放され、この状態にお
いて各雨戸体16をさらに略90度回動すると、上
下部の回動中心軸30を中心として各雨戸体16
は略180度の角度で大きく開放される。すなわち、
各雨戸体16は、それぞれのガイドローラ19が
内外側部のガイドレール3,4から内外側部の延
長ガイドレール9,10に係合移動されつつ上下
部の回動中心軸30を中心として外方に回動され
各雨戸体16は重ね合さつた状態で略180度の角
度で大きく開放される。
また、上下部の回動中心軸30を、複数の雨戸
体16の中で収納部側に位置する雨戸体16の収
納部側端における直上下部に取着するとともに、
複数のガイドローラ19を、各雨戸体16毎に上
部レール体1の内側部のガイドレール3に係合し
た場合には、上記の場合と同様の作動により、各
雨戸体16は、重ね合さつた状態で略90度の角度
で開放される。そして各雨戸体16は、それぞれ
の相互がヒンジ17によつて連結されているとと
もに、それぞれの各ガイドローラ19が内側部の
ガイドレール3に続く内側部の延長ガイドレール
9に係合されていることにより、略90度の角度以
上の開放回動が不能となる。
また、上下部の回動中心軸30をそれぞれスプ
リング29に抗して進退させるとともに、この上
下部の回動中心軸30を、それぞれ上部レール体
1及び下部レール体11の一端部の係止孔31に
対向する位置に位置合せし、かつ、この回動中心
軸30の進退動作を解くこと、この上下部の回動
中心軸30はそれぞれスプリング29の復帰力に
よつて上下部の係止孔31内に自動的に挿入さ
れ、したがつて上部レール体1及び下部レール体
11間に対して収納部側に位置する雨戸体16を
簡単にセツトすることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添附図面を参照して
説明する。
図において1は窓口などの上部の壁面Aに固着
された長尺状の上部レール体で、この上部レール
体1は、巾方向の略中間部においてその全長に亘
つて案内溝2が形成され、この案内溝2の内側部
及び外側部にガイドレール3,4が平行状に形成
されている。また、上記上部レール体1の収納部
側の両端部に上部レール体1としての上部ターン
ユニツト5がその長さ方向に進退調節自在に連設
されている。この上部ターンユニツト5は、壁面
Aと反対側の外側部がその一端部から他端部にか
けて外方に次第に大きく弧状に膨出形成され、上
記上部レール体1との連設部の内外側方向中間部
に上記案内溝2に連通した案内溝としての延長案
内溝6が形成され、この延長案内溝6は内外側部
の分岐案内溝7,8に連通形成され、上記延長案
内溝6及び上記分岐案内溝7,8の内側部及び外
側部には上記ガイドレール3,4に連続した延長
ガイドレール9,10が形成されている。
また11は上記窓口などの下部の壁面Aに固着
された長尺状の下部レール体で、この下部レール
体11は巾方向の略中間部においてその全長に亘
つて上記案内溝2に対向した案内溝12が形成さ
れている。また、上記下部レール体11の収納部
側の両端部に下部レール体としての下部ターンユ
ニツト13がその長さ方向に進退調節自在に連設
されている。この下部ターンユニツト13は、壁
面Aと反対側の外側部がその一端部から他端部に
かけて次第に大きく弧状に膨出形成され、上記下
部レール体11との連設部の外側寄りに上記案内
溝12に連通した延長案内溝14が形成され、こ
の延長案内溝14は拡開形成された案内凹部15
に連通形成されている。
また16は雨戸体で、この雨戸体16は片側4
枚を1組としてこれらがそれぞれ上下部において
ヒンジ17を介して交互に折畳み自在に連設さ
れ、この複数の雨戸体16の中で外側2枚の雨戸
体16の下端部には上記下部レール体11の案内
溝12、延長案内溝14及び案内凹部15内に移
動自在に挿入されるガイドピン18が一体に突出
されている。
また、19は上記雨戸体16に取付けてこの雨
戸体16を吊持するガイドローラで、このガイド
ローラ19は回動枠20の一側部に回動自在に軸
架され、この回動枠20の他側部に大径の係止頭
部21を有する吊持支杆22が回動自在に挿通さ
れている。そして、この吊持支杆22の下側部が
上記雨戸体16に取付ける略逆U字形状の取付枠
24の天板25及びこの取付枠24内に固着され
た係止具23内に装着されこの吊持支杆22の係
止具23より突出した下端部のねじ部22aにナ
ツト26が螺着されてこの相互が一体に固着され
ている。これにより吊持支杆22の上は天板25
と係止具23により支持され横振れに対する強度
が強化されるようになつている。また、上記天板
25と上記回動枠20との間における吊持支杆2
2にローラ27が回動自在に軸架され上記取付枠
24の相対する取付片28に挿通孔29が形成さ
れている。
さらに、30は上記各雨戸体16の中の収納部
側に位置する雨戸体16の収納部側端の上部と、
上記上部ターンユニツト5の一端部との間及び上
記雨戸体16の収納部側端の下部と、上記下部タ
ーンユニツト13の一端部との間の同一軸線上に
それぞれ介在し、雨戸体16を180度及び90度回
動させる回動中心軸で、この上下部の回動中心軸
30は、一方側部には上記上部ターンユニツト5
の係止孔31内及びこの係止孔31と同様に上記
下部ターンユニツト13に形成した係止孔31と
同一軸線上の係止孔(図示せず)内にそれぞれ挿
入係止する係止軸部32を有するとともに、その
他方側部に係止軸部32より縮径した係止段部3
3を介して取付軸部34を有し、上記係止軸部3
2の係止段部33側の端部にねじ孔35が穿設さ
れているとともに、上記取付軸部34の外端部に
環状溝36が形成されている。そして、上記回動
中心軸30は、ケース体37内にその一側部の案
内孔38からケース体37内に、このケース体3
7内に設けたコイルスプリング39を介して上下
動自在に挿着支持され、かつ、ケース体37の他
側部から外方に突出した取付軸部34の環状溝3
6内に係止具40が係止されて抜け止めされてい
る。すなわち、上記コイルスプリング39は、取
付軸部34に圧縮捲装された状態でその一端部が
係止段部33にその他端部がケース体37の底板
37aにそれぞれ圧接係止され、したがつて、こ
のコイルスプリング39によつて回動中心軸30
は常時軸方向に附勢されこの係止軸部32がケー
ス体37の外方に突出されている。また、上記ケ
ース体37の一側部には上下部に上下方向に長い
案内長孔41及びねじ孔42が形成されていると
ともに、上記案内孔38を形成した天板43の延
長板部44に通孔45が形成されている。
このように構成されたものにおいて、先ず各雨
戸体16を吊持する場合には、収納部側と反対側
に位置する雨戸体16における一端上部及びこの
雨戸体16より2枚目の雨戸体16の他端上部に
おける横框46または縦框47にガイドローラ1
9の取付枠24における相対する取付片28を上
方から嵌合するとともに、この相対する取付片2
8を上記横框46または縦框47にその各挿通孔
29から挿通したねじによつて一体に固着するこ
とにより、各雨戸体16の所定位置に各ガイドロ
ーラ19が取付けられる。
つぎに、各雨戸体16を180度開放できるよう
に吊持する場合には、第1図に示すように、上記
雨戸体16に取付けたガイドローラ19の回動枠
20を吊持支杆22を中心として回動し、このガ
イドローラ19を上部レール体1の外側のガイド
レール4に係合するとともに、2枚目の雨戸体1
6のガイドローラ19を上記と同様に作動して上
部レール体1の内側のガイドレール3に係合す
る。これにより、各ガイドローラ19は雨戸体1
6の内外側上部に千鳥状に配置されてそれぞれ内
外側のガイドレール3,4に移動自在に係合され
るとともに、その各ローラ27が案内溝2内に係
合され、この各ガイドローラ19により各雨戸体
16がガイドレール3,4に吊持される。
また、上記各ガイドローラ19をガイドレール
3,4に係合するまえに、または係合した後にお
いて収納部側に位置する雨戸体16の縦框47に
おける外側上下端部に、すなわち、各雨戸体16
の閉塞状態における壁面A側となる縦框47の内
側上下端部47aに略L形状の取付金具47の取
付板49を係合するとともに、この取付板49の
上下の通孔50から縦框47内に装着されたコ字
形状の係止金具51の上下のねじ孔52内にねじ
53を締着し、縦框47の外側上部47aに取付
金具48及び係止金具51が固着される。また上
記上下の取付金具48に回動中心軸30を備えた
ケース体37を係合するとともに、取付金具48
の案内長孔54からこれと同形状のケース体37
の案内長孔41を介して回動中心軸30のねじ孔
35にボルト55を螺着し、また取付金具48の
通孔56からケース体37のねじ孔42にビス5
7を締着する。これにより、上下部の回動中心軸
30は、縦框47の内側上下端部47aに取着さ
れ、ボルト55は案内長孔54,41内において
上下動されるとともに、ボルト55の上下動によ
つてコイルスプリング39に抗して上下部の回動
中心軸30が上下動されるようになつている。
そこで、上記のように、各雨戸体16の各ガイ
ドローラ19をガイドレール3,4に千鳥状に係
合した後において、収納部側の雨戸体16を上部
ターンユニツト5の下部及び下部ターンユニツト
13の上部に押し込む一方、ボルト55にてコイ
ルスプリング39に抗して上下部の回動中心軸3
0を牽引しその係止軸部32をケース体37内に
引き戻し退避させ、上下部の回動中心軸30が上
部ターンユニツト5及び下部ターンユニツト13
の180度開放用の係止孔31の直下に位置したと
ころでボルト55の牽引動作を解放すると、上下
部の回動中心軸30はコイルスプリング39の復
帰力によつてケース体37から突出され、その係
止軸部32がそれぞれの係止孔31内に回動自在
に自動的に挿入係止される。
つぎに、各雨戸体16の閉塞状態においてこの
雨戸体16を開く場合には、各雨戸体16をヒン
ジ17による連設部で折畳むようにその連設部を
内外側に押動すると、各雨戸体16はそのガイド
ローラ19を介してガイドレール3,4にそつて
上部ターンユニツト5及び下部ターンユニツト1
3側に移動しながら次第に折畳まれ、そして、内
側部のガイドレール3に係合したガイドローラ1
9のローラ27は案内溝6から内側の分岐案内溝
7に分岐移動されるとともに、このガイドローラ
19は内側の延長ガイドレール9に分岐移動さ
れ、また、外側部のガイドレール4に係合したガ
イドローラ19のローラ27は案内溝6から外側
の分岐案内溝8に分岐移動されるとともに、この
ガイドローラ19は外側の延長ガイドレール10
に分岐移動される。また、これとともに、上部タ
ーンユニツト5及び下部ターンユニツト13内に
移動した各雨戸体16は上下部の回動中心軸30
を中心として次第に収納部側に回動され最後には
次第に重ね合さつた状態となつて第2図、第6図
及び第7図に示すように、外方に大きく略180度
の角度で開放される。
上記の場合、各ガイドローラ19は、それぞれ
別々の内外側部のガイドレール3,4及び延長ガ
イドレール9,10を移動するためこれが誤つて
他方側のガイドレール3,4や延長ガイドレール
9,10に係合するようなことがない。
つぎに、各雨戸体16を90度開放できるように
吊持する場合には、第3図に示すように、収納部
側と反対側の雨戸体16及び2枚目の雨戸体16
に取付けたガイドローラ19をそれぞれ同じ内側
のガイドレール3に移動自在に係合する。これに
よりその各ローラ27が案内溝2内に係合される
とともに、上記各ガイドローラ19により各雨戸
体16が内側部のガイドレール3に吊持される。
また、上記各ガイドローラ19をガイドレール
3に係合するまえに、または係合した後におい
て、収納部側に位置する雨戸体16の一端直上部
及び一端直下部にすなわち外側の縦框47内の上
下端部に回動中心軸30を備えたケース体37を
嵌着するとともに、その延長板部44を横框46
の上部に係合し、この通孔45から横框46にビ
スを締着しケース体37を雨戸体16内に固定す
る。
そして、上記の場合と同様に上下部の回動中心
軸30の係止軸部32を上部ターンユニツト5及
び下部ターンユニツト13の90度開放用の係止孔
31内に回動自在に自動的に挿入係止される。
そうして、各雨戸体16の閉塞状態においてこ
れを開く場合には上記の場合と同様にして各雨戸
体16は順次押し開かれ、この各雨戸体16は、
上部ターンユニツト5及び下部ターンユニツト1
3内において次第に収納部側に回動されるととも
に上下部の回動中心軸30を中心として重ね合さ
つた状態となつて第4図及び第9図に示すように
外方に略90度の角度で開放される。
そして、各雨戸体16は、それぞれの相互がヒ
ンジ17によつて連結されているとともに、それ
ぞれの各ガイドローラ19が内側部のガイドレー
ル3の一端部に続く内側部の延長ガイドレール9
に係合されていることにより、略90度の角度以上
の開放回動が不能となり、したがつて各雨戸体1
6は略90度の角度で開放された状態が保持され
る。
上記の場合、すなわち各雨戸体16を180度及
び90度の角度で開放する場合において、各雨戸体
16は上部ターンユニツト5及び下部ターンユニ
ツト13内に移動されるとともに、ここで外方に
回動されるものであるが、この際、延長ガイドレ
ール9,10に係合した各雨戸体16の各ガイド
ローラ19は、吊持支杆22に水平方向回動自在
に取着した回動枠20に軸架されているととも
に、この吊持支杆22に分岐案内溝7,8及び延
長案内溝14に係合したローラ27が軸架されて
いるので各雨戸体16は上部ターンユニツト5及
び下部ターンユニツト13内において円滑に回動
されるものである。
また、各ガイドローラ19は、吊持支杆22に
軸架された回動枠20の一側部に軸架され吊持支
杆22に対しては一側部に偏位して設けられてい
るので、各雨戸体16を180度の角度で回動する
場合には、上部ターンユニツト5及び下部ターン
ユニツト13が外方に大きく突出せず特別に邪魔
にならない比較的小さい形態で形成することがで
きる。
また、各雨戸体16を180度の角度で回動する
ように、上下部の回動中心軸30を外側部の縦框
47の内側部に取着することにより、各雨戸体1
6を折畳んで180度回動した場合には、壁面Aに
対向した雨戸体16と壁面Aとの間のすきまが小
さくなり見栄えがよくなるとともに、各雨戸体1
6の全体が壁面A側に近づくことにより、上下部
の回動中心軸30を外側部の縦框47の直上に取
着したものに比べあおり止め部材の出寸法が小さ
くなつて見栄えがよくかつまた邪魔になることが
少なく強度上も有利である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、回動中心軸は、複数の雨戸体
の中の収納部側に位置する雨戸体の収納部側端に
おける直上下部または内側上下部のいずれかの同
一軸線上に選択的に取着し、上記雨戸体を吊持す
る複数のガイドローラは、内側部のガイドレール
または内外側部のガイドレールに千鳥状のいずれ
かに選択的に係合することができるようにしたの
で、複数のガイドローラを、内側部のガイドレー
ルに係合するとともに、上下部の回動中心軸を、
雨戸体の一端部における直上下部の同一軸線上に
取着することにより、複数の雨戸体を略90度の角
度で開放できるように簡単に設定することがで
き、この複数の雨戸体を略90度の角度まで回動開
放させることができるとともに、この各雨戸体の
相互間に大きな隙間が生じることなく整然とかつ
小スペース内に各雨戸体を納めることができ、ま
た、この場合の各雨戸体は、それぞれヒンジによ
つて連結されるとともに、それぞれの各ガイドロ
ーラは内側部のガイドレールに続く内側部の延長
ガイドレールに係合されているので、各雨戸体が
略90度の角度で回動した状態からさらに収納部側
に回動することを確実に防止することができる。
また、複数のガイドローラを、内外側部のガイド
レールに対して千鳥状に係合するとともに、上下
部の回動中心軸を、雨戸体の一端部における内側
上下部の同一軸線上に取着することにより、複数
の雨戸体を略180度の角度で開放できるように簡
単に設定することができ、この複数の雨戸体を略
180度の角度まで円滑に回動開放させることがで
きる。さらに、上下部の回動中心軸は雨戸体の一
端部における同一軸線上の直上下部または内側上
下部にそれぞれスプリングを介して上下動可能に
取着したので、この上下部の回動中心軸をそれぞ
れスプリングに抗して上下動するとともに、この
上下部の回動中心軸を、同一軸線上の上下部の係
止孔に対向する位置においてその作動を解くと、
上下部の回動中心軸はそれぞれのスプリングの復
帰力によつて上下部の係止孔内に自動的に挿入係
止され、したがつて上部レール体及び下部レール
体間に対して収納部側に位置する雨戸体を簡単に
回動開閉自在にセツトすることができる。また、
複数のガイドローラ及び上下部の回動中心軸の取
付位置を変換設定することにより、複数の雨戸体
の開放角度を可変できるから従来のようにレール
を回動するものや、レールの途中に雨戸体回動用
の固定ピンを設けるとともに雨戸体に上記固定ピ
ンに対して係脱する受金具を設けたものに比べそ
の構造を大巾に簡素化することができるととも
に、部品点数も少ないので大巾にコストダウンを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
180度開放できるように設定した状態を示す雨戸
開閉装置の説明平面図、第2図は同上複数の雨戸
体を180度開放した状態を示す説明平面図、第3
図は90度開放できるように設定した状態を示す雨
戸開閉装置の説明平面図、第4図は同上複数の雨
戸体を90度開放した状態を示す説明平面図、第5
図は第2図に示す状態の一部を切欠いた側面図、
第6図は複数の雨戸体を180度開放した一部を切
欠いた下視状態図、第7図は同上平面図、第8図
は雨戸体をガイドレールに吊持した状態を示す一
部を切欠いた側面図、第9図は同上複数の雨戸体
を90度開放した一部を切欠いた下視状態図、第1
0図は複数の雨戸体を180度開放する場合の回動
中心軸の取付状態を示す平面図、第11図は同上
断面図、第12図は同上分解斜視図、第13図は
複数の雨戸体を90度開放する場合の回動中心軸の
取付状態を示す平面図、第14図は同上断面図、
第15図は同上分解斜視図、第16図はガイドロ
ーラの正面図、第17図は同上側面図である。 1……上部レール体、2……案内溝、3,4…
…ガイドレール、7,8……分岐案内溝、9,1
0……延長ガイドレール、11……下部レール
体、12……案内溝、15……案内凹部、16…
…雨戸体、17……ヒンジ、18……ガイドピ
ン、19……ガイドローラ、20……回動枠、2
2……吊持支杆、30……回動中心軸、39……
コイルスプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 案内溝の内外側部にガイドレールを形成すると
    ともに、この案内溝の少なくとも一端部に上記案
    内溝に連通して外方に弧状に彎曲形成した分岐案
    内溝及び上記ガイドレールに連通して外方に弧状
    に彎曲形成した延長ガイドレールを形成した上部
    レール体と、 この上部レール体の下方に対向して設けられ上
    部レール体の案内溝に対向した案内溝及び上部レ
    ール体の延長ガイドレールに対向した案内凹部を
    形成した下部レール体と、 ヒンジを介して折畳み自在に連設され上端部に
    は上記上部レール体のガイドレールに係合する複
    数のガイドローラを有するとともに下端部には上
    記下部レール体を案内溝内に挿通した複数のガイ
    ドピンを有する複数の雨戸体と、 この複数の雨戸体中の収納部側に位置する雨戸
    体の収納部側端の上下部の同一軸線上に設けられ
    上記上部レール体及び上記下部レール体のそれぞ
    れの一端部の同一軸線上に形成された係止孔に挿
    入して収納部側の雨戸体を回動自在に支持した回
    動中心軸とを備え、 上記回動中心軸は、上記収納部側に位置する雨
    戸体の一端部における直上下部または内側上下部
    にスプリングを介してそれぞれ上下動可能に取着
    し、 上記複数のガイドローラは、上記上下部の回動
    中心軸をそれぞれ雨戸体の直上下部に取着する場
    合には内側部のガイドレールに係合し、上下部の
    回動中心軸をそれぞれ雨戸体の内側上下部に取着
    する場合には内外側部のガイドレールに対して千
    鳥状に係合することを特徴とする雨戸開閉装置。
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