JPH0328073Y2 - - Google Patents

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JPH0328073Y2
JPH0328073Y2 JP1985052644U JP5264485U JPH0328073Y2 JP H0328073 Y2 JPH0328073 Y2 JP H0328073Y2 JP 1985052644 U JP1985052644 U JP 1985052644U JP 5264485 U JP5264485 U JP 5264485U JP H0328073 Y2 JPH0328073 Y2 JP H0328073Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 『産業上の利用分野』 本考案は、リフトの改良に関し、さらに詳しく
は、所謂横型リフトと称する床面上に偏平に設置
できるリフトの改良に関するものである。
『従来の技術』 従来、この種のリフトとしては、第4図に示し
たごときのパンタグラフ式リフトと称するものが
知られている。
この第4図従来例パンタグラフ式のリフトは、
機台1′と架台5′と間を、X字状に交差したアー
ム41,42で連結し、両アーム41,42は両
者の中央交差部を支点43で枢着すると共に、両
アーム41,42はいずれか一端側を支点44
a,44bで機台1′か架台5′に枢着し、該アー
ム41,42のいずれか他端側は、水平方向に移
動可能な支点45a,45bで機台1′か架台
5′に連結し、かつ、機台1′といずれか一方のア
ーム41との間にシリンダー6′を配してなるも
のである。したがつて、この種パンタグラフ式リ
フトは、第4図図示状態よりシリンダー6′のロ
ツドを突出せしめると、両アーム41,42は仰
動して架台5′を上昇することができ、逆にシリ
ンダー6のロツドを引込めると、両アーム41,
42は伏動して架台5′を下降せしめることがで
きるもので、この架台5′の昇降には床面にシリ
ンダーを埋設したり、床面上に支柱を立設しなく
てもよい利点を有している。
『考案が解決しようとする問題点』 しかし、上記従来のこの種パンタグラフ式リフ
トは、両アームの仰伏角度に応じてシリンダー
6′に加わる応力が変化するため等速昇降ができ
ない欠点を有し、また、昇降距離に対応した長尺
な架台5′を必要とし、さらに、昇降位置により
該架台5′支承する位置が変化(第4図例では支
点44b,45bの距離が変化)し、該架台5′
が偏荷重を受けるようになることが有る等の欠点
を有することが知られている。
そこで本考案は、上記欠点に鑑みなされたもの
で、等速昇降が可能で、架台を必要最低限の大き
さにすることができ、かつ、荷重支承位置が変化
しないリフトを製造することを目的としたもので
ある。
『問題点を解決するための手段』 上記の目的に沿い、先述実用新案登録請求の範
囲を要旨とする本考案の構成は前述問題点を解決
するために、機台1内に、平行な上方ガイド2′
と下方ガイド2”とからなり、該機台1の中央側
が上方に湾曲し、その上端に夫々開口2aを有す
る水平滑り案内路2,2を対設し、上記水平滑り
案内路2,2内には、複数個の長方体片3a,3
a,3a…を、その上面側支点3b,3b,3b
…で順次枢着連結し、各長方体片3aの上下両面
には滑り案内用転子4a,4bを配してなる可撓
列体3を夫々収納し、さらに、上記両開口2a,
2aより突出せしめられた両可撓列体3,3の先
端部は架台5で連結すると共に、該可撓列体3,
3の後端には該可撓列体3,3の後端を機台1の
中央側に移動せしめるシリンダ6を連結してなる
技術的手段を講じたものである。
『作用』 それ故、本考案はシリンダ6により可撓列体
3,3の後端を機台1の中央側に移動せしめる
と、該可撓列体3,3は水平滑り案内路2,2に
案内され、該水平滑り案内路2,2の湾曲部位を
通過すると水平方向の移動が垂直方向の上昇に変
換され、該可撓列体3,3の先端部は開口2aよ
り第1図鎖線で示したごとくに突出し、該可撓列
体3,3の先端に配した架台5を垂直上昇するこ
とができ、該可撓列体3,3の後端を逆に機台1
の両側に移動せしめれば該架台5を下降せしめる
ことができる。
なお、両可撓列体3,3は、各長方体片3a,
3a,3a…をその上面側支点3b,3b,3b
…で順次枢着連結してあるため、該可撓列体3,
3が開口2a,2aより上方に突出する際は、該
支点3b,3b,3b…は向い合う両可撓列体
3,3の外側に位置し、両可撓列体3,3が転倒
しようとする応力を、各長方体片3a,3a,3
a…の相互接した側面3′,3′が受けて、該可撓
列体3,3乃至架台5の垂直昇降を保つものであ
る。すなわち、第1図鎖線で示した両可撓列体
3,3を同図左側に倒す力が加わると、同図右側
の可撓列体3の各長方体片3a,3a,3a…の
各側面3′どうしが接し、かつ支点3b,3b,
3b…は該長方体片3a,3a,3a…の右側に
位置するため、この右側の可撓列体3で両可撓列
体3,3が倒れるのを防止し、同様に第1図鎖線
で示した両可撓列体3,3を同図右側に倒す力が
加わると、左側の可撓列体3で両可撓列体3,3
が倒れるのを防止するものである。
『実施例』 次に、本考案の実施例を第1図乃至第3図に従
つて説明すれば以下の通りである。
図中、1が機台で、この機台1内には平行な上
方ガイド2′と下方ガイド2″とからなり、該機台
1の中央側が上方に湾曲し、その上端に夫々開口
2aを有する水平滑り案内路2,2を対設してあ
る。この水平滑り案内路2,2は、図示例におい
ては、機台1の天壁を上方ガイド2′として使用
し、機台1内に該上方ガイド2′と平行に配した
一対のレールからなるを下方ガイド2″を配し、
該は下方ガイド2″,2″は第2図に最も明らかに
示すごとく、機台1の両側より突設した中央には
長手方向に沿つた間隙Lを設け、この間隙Lを後
述シリンダ6と可撓列体3,3との連結片8が通
過できるようになしてあるが、この水平滑り案内
路2,2は、上方ガイド2′(機台1の中央側に
おいては外側ガイドとなる)と該上方ガイド2′
に平行な下方ガイド2″(機台1の中央側におい
ては内側ガイドとなる)とから構成されれば図示
例に限定されるものではない。
上記水平滑り案内路2,2内には、複数個の長
方体片3a,3a,3a…を、その上面側支点3
b,3b,3b…で順次枢着連結し、各長方体片
3aの上下両面には滑り案内用転子4a,4bを
配してなる可撓列体3を夫々収納してある。
上記各長方体片3aの枢着連結構成を、第3図
にもとずいてさらに詳細に説明すると、各長方体
片3aの上面側両端には、軸受7a,7bが突設
され、この軸受7a,7bには隣り合う長方体片
3a,3a側面3′,3′の接合面の延長に中心軸
が位置した支点3bとなる軸を配してなるもの
で、直線上に連結した長方体片3a,3a,3a
…は一方側(第1図上方)にのみ湾曲できるよう
になしてある。なお、図示例において、滑り案内
用転子4aは上記支点3bを回転軸として装着し
てなり、滑り案内用転子4bは長方体片3aの下
面中央部に配してなるが、両滑り案内用転子4
a,4bは、この可撓列体3,3を水平滑り案内
路2,2の湾曲部内に案内されて滑り案内するも
のであればその取付け装置は適宜選定してもよい
ことは無論である。また、図示例において、支点
3bは長方体片3aの上面の上方に位置している
が、可撓列体3,3の一方側への湾曲に支障がな
ければ該上面より下方に位置せしめてもよいもの
である。
そして、上記両開口2a,2aより突出せしめ
られた両可撓列体3,3の先端部は架台5で連結
すると共に、該可撓列体3,3の後端には該可撓
列体3,3の後端を機台1の中央側に移動せしめ
るシリンダ6を連結してなる。図示例において、
リンダ6はロツドの先端を一方側可撓列体3の後
端に、シリンダ本体の後端を他方の可撓列体3の
後端に夫々連結片8,8を介して連結してなる
が、二本のシリンダを使用してシリンダ本体を機
台1に固定または枢着し各シリンダのロツドを可
撓列体3,3の後端に連結しても無論差し支えな
い。また、図示例においては、該シリンダ6は可
撓列体3,3の下方に配したが、該シリンダ6を
可撓列体3,3の側方に配して機台1の高さをさ
らに低くすることも実用的である。
なお、図中10は機台1の車輪で、スプリング
11,11,11,…を介し機台1に装着され、
常時は該スプリング11,11,11,…により
機台1をを浮上せしめて該車輪10で機台1を所
望の場所に(図示例においては、モータ12によ
り、床面Fに敷設したレール13に沿つて)に移
動できるようになし、架台5上に荷重が加わると
機台1は該スプリング11,11,11,…の上
方付勢力に抗して下降し機台1の側面下端が床に
接して荷重を受けるようになしてある。
『考案の効果』 本考案は上記のごときで、シリンダ6により後
端を機台1の中央側に移動せしめられた可撓列体
3,3の先端は、水平滑り案内路2,2の湾曲部
で垂直方向の移動に変換され、該可撓列体3,3
の先端は開口2a,2aより垂直に上昇するた
め、架台5の面積は二つの長方体片3a,3aの
両側面3′,3′の和に近い大きさまで縮小するこ
とができ、車両用リフトで上昇せしめた車両の下
面の整備点検を行なう等の作業性の良いリフトを
提供できるものである。
また、本考案は、可撓列体3,3の開口2a,
2aよりの突出部は垂直昇降するため、架台5の
支障位置が昇降位置にかかわらず一定位置である
ため、搭載した品物を安定した状態で昇降でき、
安全性の高いリフトを提供できるものである。
特に本考案は、可撓列体3,3の後端が水平滑
り案内路2,2の湾曲部に到達するまでは該可撓
列体3,3の移動位置に関係なく、荷重によるシ
リンダ6に加わる応力が不変であるため、従来の
横型リフトの最大の欠点であつた昇降位置による
昇降速度の変化が無く、等速昇降が実現でき従来
技術による昇降制御が容易で、利用範囲の広いリ
フトを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案リフトの一実施例を示す縦断面
図、第2図はA−A線断面図、第3図は可撓列体
の連結部位部分側面図、第4図は従来例正面図で
ある。 1……機台、2……水平滑り案内路、2a……
開口、2′……上方ガイド、2″……下方ガイド、
3……可撓列体、3a……長方体片、3b……支
点、4a,4b……滑り案内用転子、5……架
台、6……シリンダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機台1内に、平行な上方ガイド2′と下方ガイ
    ド2″とからなり、該機台1の中央側が上方に湾
    曲し、その上端に夫々開口2aを有する水平滑り
    案内路2,2を対設し、 上記水平滑り案内路2,2内には、複数個の長
    方体片3a,3a,3a…を、その上面側支点3
    b,3b,3b…で順次枢着連結し、各長方体片
    3aの上下両面には滑り案内用転子4a,4bを
    配してなる可撓列体3を夫々収納し、 さらに、上記両開口2a,2aより突出せしめ
    られた両可撓列体3,3の先端部は架台5で連結
    すると共に、該可撓列体3,3の後端には該可撓
    列体3,3の後端を機台1の中央側に移動せしめ
    るシリンダ6を連結してなるリフト。
JP1985052644U 1985-04-09 1985-04-09 Expired JPH0328073Y2 (ja)

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JPS61168098U JPS61168098U (ja) 1986-10-18
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FR2786476B1 (fr) * 1998-11-30 2001-02-23 Serapid France Colonne elevatrice de charges
JP5094339B2 (ja) * 2007-11-14 2012-12-12 株式会社ツバキエマソン 噛合チェーン式電動昇降装置
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JPS5528908U (ja) * 1978-08-11 1980-02-25
JPS582195A (ja) * 1981-06-26 1983-01-07 株式会社三栄製作所 押し出し装置

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