JPH03279971A - 画像形成装置の画像制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成
装置の画像制御方法に関するものである。

［従来の技術］ 電子写真複写機等の画像形成装置におい−Ｃは、画像ａ
度を常時一定に保つために、現像装置内のトナー濃度、
現像バイアス値、潜像担持体の帯電条件、転写条件等の
各種画像形成条件か好適に制御されねばならない。その
ため、従来ては、一定濃度を有する検出基準板を原稿装
置面の近傍に設置しておき、該検出基準板の光像を潜像
担持体の非画像領域に露光させて濃度検出用の基準パタ
ーン潜像を形成し、且つ該濃度基準パターン潜像の現像
ａ度を濃度検知センサーにより光学的に検出して、その
検出信号に基づいて上記各種の画像形成条件を制御する
ことか一般的に行われている。

［発明か解決しようとする課題］ ところが、上記従来の画像制御方法では、潜像担持体に
地肌汚れ等の劣化が起ったり、環境条件か変化したりす
ると、所定画像ａ度を維持することができなくなる問題
がある。

そこで、本発明は、潜像担持体の劣化や環境条件が変化
しても適切な画像濃度が得られるようにしようとするも
のである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、上記課題を解決するために、潜像担持体の画
像領域に画像潜像を形成すると共に、潜像担持体の非画
像領域に画像８度検出用の基準パターン潜像を形成し、
該画像潜像及び基準パターン潜像を所定の現像バイアス
電界下で現像し、更に該現像により得られた上記基準パ
ターン潜像における顕像の現像濃度を濃度検知センサー
により光学的に検出して画像形成条件を制御するように
しである画像形成装置の画像制御方法において、上記基
準パターン潜像を複数種類備え、各々の基準パターン潜
像ごとに、各々に対応した画像形成条件を制御すること
を特徴とする画像形成装置の画像制御方法とする。

［作　　用］ 複数の基準パターンを有するので、画像形成条件を最適
化させることかでき、潜像担持体の劣化補正や環境条件
の補正を行う画像制御か可能となる。

［実　施　例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の画像制御方法によって画像を制御する
ようにさせる画像形成装置の一例を示すもので、帯電チ
ャージャー１により帯電させられた潜像担持体としての
感光体ベルト２に、レーザービーム３を照射して静電潜
像を形成し、該静電潜像に現像装置４の現像ローラ５に
よりトナーを接触させて顕像を作り、該顕像上に、転写
紙をレジストローラ６でタイミングをとって重ね合わせ
て転写チャージャー７によりトナーを転写し、トナー転
写後の転写紙を感光体ベルト２から分離させた後、定着
装置８で定着させて排紙させるようにし、一方、転写紙
を分離した後の感光体ベルト２上の残留電荷を除電ラン
プ９で消去し、更に、残留トナーを、クリーニングブレ
ード１０を有するクリーニング装置１１で除去するよう
にしである。第１図中、１２は現像装置４を構成するア
ジテータ、１３は同じく補給ローラ、１４は同じく除電
ブラシ、１５は同じくトナー飛散防止用ブレード、１６
は感光体ベルト２を掛は回すテンションローラ、１７は
感光体ベルト２へ転写紙を導くガイド板を示す。

上記構成としである画像形成装置において、本発明は、
第２図に示す制御ブロックにより画像形成条件を最適化
して画像制御を行うようにする。すなわち、先ず感光体
ベルト２上にレーザービーム３を照射して、画像領域に
画像データ潜像を形成（露光）させると共に、画像領域
と画像領域の間の非画像領域には、第３図■■００に示
す如き横ラインパターン並びに第４図に）＜Ｂ）（Ｃ）
０）に示す如きＣ，Ｆ　　（チエッカ−フラッグ）パタ
ーンを画像濃度検出用の基準パターンのデータ潜像とし
て複数種作成させる。次に、これらの画像データ潜像及
び基準パターン潜像を所定の現像バイアス値で現像装置
４によりそれぞれ現像する。しかる後、上記現像によっ
て得られた上記基準パターンのデータトナー像の現像濃
度（トナー付着具合）を反射型フォトセンサーの如き画
像濃度検知センサー１８により光学的に検出して、画像
形成条件を制御する。この際、画像濃度検知センサー１
８による検出の仕方としては、横ラインパターン、Ｃ，
Ｆパターンを非画像領域ごとに交互に検出させるように
する。更に、上記画像濃度検知センサー１８で検出した
信号を、所定部にフィードバックさせるようにする。こ
の場合、上記横ラインパターンは、画像の線幅状態検知
に有効であり、又、線幅はレーザービーム３を照射する
レーザーダイオード１９のパワーに最も影響を受は易い
ため、レーザーダイオード１９のレーザーパワーにフィ
ードバックをかけて制御を行うようにし、一方、Ｃ，Ｆ
パターンは、画像の地肌汚れ検知に有効であり、且つ地
肌汚れは現像バイアス値に最も影響を受は易いため、デ
ィジタル高圧電源２０による現像バイアスにフィードバ
ックをかけて制御を行うようにする。なお、第２図にお
いて、２１はゲートアレイ、２２はＩ１０ポート、２３
はＲＯＭ、２４はＲＡＭ、２５はホストコンピュータ、
２６はコントローラ、２７はＣＰＵを示す。

又、基準パターンとして上記画像濃度検知センサー１８
によって検知させる第３図に示す横ラインパターンと第
４図に示すＣ，Ｆパターンの場合、それぞれに）は１　
ｄｏｔ　ＯＮ、　　１　ｄｏｔ　ＯＦＦ　、■は２ｄｏ
ｔ　ＯＮ、　　２ｄｏｔ　ＯＦＦ　、　（Ｃ）は３ｄｏ
ｔ　ＯＮ、　３ｄＯｔＯＦＦ　、０）は４ｄｏｔ　ＯＮ
、　４ｄｏｔ　ＯＦＦとしである。

本発明においては、上述した如く、感光体ベルト２の画
像領域に原稿の画像潜像を形成させると共に、原稿の画
像潜像を形成しない非画像領域に複数種の画像４度検出
用の基準パターン潜像を形成させ、これらの潜像を所定
の現像バイアス電界の下でそれぞれ現像し、現像により
得られた基準パターン潜像における顕像の濃度を画像ｍ
Ｗ検知センサー１８により光学的に検出して、各々の基
準パターン潜像ごとに、各々に対応した画像形成条件を
制御するようにするので、感光体ベルト２の劣化や環境
条件にも対応した所定の画像濃度が安価な方法で得られ
るようになる。

なお、本発明は上記実施例にのみ限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。

［発明の効果］ 以上述べた如く、本発明の画像形成装置の画像制御方法
によれば、基準パターン潜像を複数種類備え、各々の基
準パターン潜像ごとに、各々に対応した画像形成条件を
制御するようにしたので、画像形成条件を最適化するこ
とができ、潜像担持体の劣化補正や環境条件の補正を行
うことができて適正な濃度の画像を得ることができる、
という優れた効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は画像形成装置の一例を示す概要図、第２図は本
発明の画像制御方法を実施するための制御ブロック図、
第３図に）（Ｂ）（Ｃ）０）並びに第４図面（Ｂ）（Ｃ
）０）はいずれも本発明の実施に用いる基準パターンの
例図である。 ２・・・感光体ベルト（潜像担持体）、４・・・現像装
置、１８・・・画像濃度検知センサー、１９・・・レー
ザーダイオード、２０・・・ディジタル高圧電源。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）潜像担持体の画像領域に画像潜像を形成すると共
   に、潜像担持体の非画像領域に画像濃度検出用の基準パ
   ターン潜像を形成し、該画像潜像及び基準パターン潜像
   を所定の現像バイアス電界下で現像し、更に該現像によ
   り得られた上記基準パターン潜像における顕像の現像濃
   度を濃度検知センサーにより光学的に検出して画像形成
   条件を制御するようにしてある画像形成装置の画像制御
   方法において、上記基準パターン潜像を複数種類備え、
   各々の基準パターン潜像ごとに、各々に対応した画像形
   成条件を制御することを特徴とする画像形成装置の画像
   制御方法。