JPH0542439Y2 - - Google Patents

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JPH0542439Y2
JPH0542439Y2 JP5812786U JP5812786U JPH0542439Y2 JP H0542439 Y2 JPH0542439 Y2 JP H0542439Y2 JP 5812786 U JP5812786 U JP 5812786U JP 5812786 U JP5812786 U JP 5812786U JP H0542439 Y2 JPH0542439 Y2 JP H0542439Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、レーザ複写機或いはレーザプリンタ
等の画像形成装置に関する。
〔従来の技術〕
画像信号により変調されたレーザビームで感光
体を走査・露光して感光体上に潜像を形成し、こ
れを現像することにより複写或いはプリントを行
うレーザ複写機或いはレーザプリンタ等の画像形
成装置が知られている。
この画像形成装置においては、感光体ドラムを
回転させながら、ドラム表面をレーザビームで軸
方向に走査することにより、感光体の表面にプリ
ントすべき像に対応する潜像を形成するようにし
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このとき、ドラムの回転方向と、ドラムの軸方
向すなわちレーザ走査方向とでは現像性能が異な
り、画像が歪む場合がある。たとえば、感光体の
表面に第8図にAで示すような真円の潜像が形成
された場合、本来であれば現像後の画像も第8図
にBで示すように真円になるはずであるが、ドラ
ムの回転方向の現像特性が劣るため、Baに示す
ようにレーザ走査方向に細長い像となつてしま
い、本来の画像が得られない。
本考案は、上記問題点を解決するために案出さ
れたものであつて、感光体ドラムにおいて、ドラ
ム回転方向とレーザ走査方向とで現像特性に違い
があつた場合でも、現像特性の違いに応じてレー
ザ点灯時間を可変することにより、両方向共に画
像の再現に差を生じることなく、良好な画質を得
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、レーザビームの走査により感光体ド
ラム上に潜像を形成し、該潜像を現像して画像を
形成する画像形成装置において、上記感光体ドラ
ム上に該感光体ドラム軸方向及び該感光体ドラム
回転方向のラインパターンの潜像をそれぞれ形成
するラインパターン形成装置と、現像後の上記各
ラインパターンの濃度を検出し、該両濃度の差に
基づきレーザの点灯時間を制御するレーザ駆動装
置とを設けたことを特徴とする。
〔実施例〕 以下、図面を参照しながら、実施例について本
考案の特徴を具体的に説明する。
第1図は本考案の実施例による画像形成装置を
適用したレーザ複写機の概略断面図である。
図において、1は感光体ドラムを示し、通常の
電子写真複写機と同様に、該感光体ドラム1の周
囲に帯電器2、現像器3、転写用帯電器4、クリ
ーナ5、除電ランプ6等が配設される。
レーザ複写機においては、感光体ドラム1をレ
ーザビームRで走査するためのレーザ走査露光機
構7が設けられ、該レーザ走査露光機構7内には
レーザビームRを画像信号で変調するためのレー
ザ駆動回路8が設けられる。
また、複写用紙Pを給紙トレイ9から転写器4
方向に搬送する搬送シユート10、転写後の複写
用紙Pを搬出する搬送ベルト11、複写用紙Pの
定着を行なう定着器12及び定着後の複写用紙P
を収納する排出トレイ13が設けられる。
更に、本考案の実施例においては、感光体ドラ
ム1の近傍に後述する2種類のラインパターンの
現像後の画像濃度を同時に検出する濃度検知セン
サ14が設けられ、該濃度検知センサ14の出力
は上記レーザ駆動回路8に供給される。
第2図は、レーザ駆動回路8の詳細を示し、濃
度検知センサ14から出力が検出回路21により
増幅されたのち、波形整形され、各ラインパター
ンの濃度検出出力が比較回路22に供給される。
比較回路22の出力は演算回路23に供給され所
定の演算が行われる。
演算回路23の出力は、制御回路24を介して
感光体ドラム1の非画像部に濃度検出用のパター
ンを書き込むためのパターン発生回路25及び演
算回路23の演算結果に基づいてレーザの点灯時
間を制御するレーザ点灯時間可変回路26に供給
される。パターン発生回路25、レーザ点灯時間
可変回路26及びレーザ光量を一定に保つために
レーザに流れる電流を制御する光量制御回路27
の出力は、変調回路28に供給され、パターン発
生回路25の出力或いはレーザ点灯時間可変回路
26の出力にしたがつてレーザダイオード29を
オンオフ変調する。なお、図示しないが変調回路
28には画像信号が別途供給される。
次に画像形成装置の基本的な動作について説明
する。
先ず、感光体ドラム1の表面が均一な表面電位
を持つように帯電器2により帯電される。次に、
レーザ走査露光機構7からのレーザビームRによ
り感光体ドラム1の表面が軸方向に走査され静電
潜像が形成される。この潜像は、トナーが内蔵さ
れた現像器3により反転現像された感光体ドラム
1の表面にトナー像が形成される。
一方、多数枚の用紙Pが収納された給紙トレイ
9から、最上面の用紙Pが搬送シユート10を通
つて転写用帯電器4方向に搬送される。次いで、
転写用帯電器4により用紙P背面からコロナ放電
が施されることにより、感光体ドラム1の表面の
トナーが静電引力により用紙Pに付着し、現像画
像が用紙Pに転写される。
転写終了後、用紙Pは搬送ベルト11により定
着装置12に送られて加熱圧縮され、転写トナー
像が用紙Pも定着し、次いで排紙トレイ13に収
容される。また、転写後にドラム1の表面に残つ
たトナーは、クリーナ5により回収され、その
後、除電ランプ6で感光体ドラム1の表面を均一
に照射し静電潜像を消去し、複写の全過程を終了
する。
ここで、本考案の実施例においては、静電潜像
形成時に、第3図に示すようなレーザ走査方向の
複数のラインから構成される第1のラインパター
ンL及びドラム回転方向の複数のラインから構成
される第2のラインパターンMを、感光体ドラム
1の表面の非画像部分にドラム回転方向に所定の
間隔をおいて形成する。これらのラインパターン
L,Mの形成は、パターン発生回路25から所定
のパターン信号を変調回路28に供給することに
より、プリントすべき画像に対応する潜像を形成
するのに先立つて行われる。
これらのラインパターンL,Mは、現像器3に
より反転現像されるが、このとき感光体ドラム1
の現像特性に方向性があると、第1のラインパタ
ーンLのラインの幅と第2のラインパターンMの
ラインの幅とに差が出てくる。これらのラインの
幅の差を検出し、この差がなくなるようにレーザ
駆動回路8を制御することにより、歪のない現像
画像を得ることができる。但し、ラインの幅を直
接検知することは、回路素子等の応答の遅れ等に
より困難であるため、本考案の実施例において
は、現像後の各ラインパターンL,Mにおける全
体の濃度を検出するようにしている。
次に、各ラインパターンL,Mにおける検出濃
度に応じて、レーザ駆動回路8を制御する動作に
ついて説明する。
先ず、制御回路24の出力によりパターン発生
回路25を動作させる。パターン発生回路25か
らは、所定間隔のパルス列が周期的に出力され、
変調回路28によりレーザダイオード29がオン
オフ変調されるので、第3図に示すようなレーザ
走査方向のラインパターンL及びドラム回転方向
のラインパターンMが、感光体ドラム1の表面に
潜像として形成される。なおこれらのラインパタ
ーンL,Mは感光体ドラム1の回転方向先端部の
非画像部分にドラム回転方向に所定の間隔をおい
て形成される。
感光体ドラム1の回転したがい、これらのライ
ンパターンL,Mが現像器3部分に位置するとこ
れらのラインパターンL,Mは現像され可視像化
される。
第1図に示す濃度検知センサ14は、感光体ド
ラム1の近傍で、現像後のラインパターンL,M
が通過する位置に配置されているので、感光体ド
ラム1の回転にしたがい、ラインパターンL,M
が濃度検知センサ14に対向する。このときの第
1のラインパターンLの検出濃度と第2のライン
パターンMが検出濃度とを比較回路22で比較
し、両者の濃度差がなくなるように、演算回路2
3において所定の係数を掛ける演算を行う。更
に、この演算出力は制御回路24を介してレーザ
点灯時間可変回路26に供給される。
このレーザ点灯時間可変回路26は、制御回路
24からの出力に応じてレーザダイオード29を
駆動するパルスのデユーテイを可変することによ
りレーザ点灯時間を変えるようになつている。
たとえば、第4図Aに点線で示すようなセルを
点灯する場合、ビームが位置aから位置bまで移
動する期間中、レーザダイオード29を点灯し続
けると、その光強度分布は第5図Aに示すように
横に広がつたものとなる。また、点灯時間を第4
図B,Cに示すように、1/2,1/4にすると、第5
図B,Cに示すように幅細となる。
このときの、レーザスポツト断面すなわち潜像
と現像画像との関係を第6図に示す。
いま、第6図において、潜像がAaで示すよう
に真円である場合、何の補正も行わないときは現
像特性の差により現像画像はBaに示すようにレ
ーザ走査方向に細長となるが、レーザ点灯時間を
短くして、あらかじめAbで示すようにドラム回
転方向に細長とすることにより、現像画像がBb
に示すように真円に近くなり、更にAcで示すよ
うにドラム回転方向に細長い潜像を形成すること
によりBcで示す真円の現像画像が得られる。
このように、レーザ点灯時間を短くして潜像を
ドラム回転方向に細長くすることにより現像画像
の歪を補正した場合、第1のラインパターンLの
検出濃度と第2のラインパターンMが検出濃度と
が等しくなる。
したがつて、濃度検知センサ14により両ライ
ンパターンL,Mの濃度を複写動作毎に検出し、
画像信号により変調されたレーザビームで感光体
ドラム1を露光する際に、両検出濃度が互いに等
しくなるように、演算回路23、制御回路24、
レーザ点灯時間可変回路26等によりレーザダイ
オード29の点灯時間を制御すれば、感光体ドラ
ム1の現像特性の違いによる画像の劣化はなくな
る。
なお、本考案の実施例においては、レーザ点灯
時間可変回路26等によりレーザダイオード29
の点灯時間を制御することができるので、この回
路を利用して、形成すべき画像の形態に応じてレ
ーザ点灯時間を変えることにより、画像の歪を少
なくすることもできる。
たとえば、第7図に示すようなレーザ走査方向
に画像が連続するライン画像を得ようとする場
合、画像信号の端部を検出し、レーザ点灯を開始
するセルC1(黒塗り部分)及び終了するセルC2
(黒塗り部分)の点灯時間を短くして、レーザス
ポツトを第6図にAcに示すようにドラム回転方
向に細長とすることにより、走査方向の端部を真
円の画像が連続したラインとすることができる。
この場合、連続するラインの中央部(ハツチング
部分)においては、第6図にAaに示すような真
円のスポツトで照射することにより、画像ドツト
をレーザ走査方向に細長くしてラインの切れを防
止することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案の画像形成装置にお
いては、感光体ドラム上に互いに異なる方向にラ
インパターンの潜像を形成し、現像後の各ライン
パターンの濃度差を検出することにより、感光体
ドラムの感光特性の方向差が検出される。この濃
度差に応じてレーザの点灯時間が制御されるの
で、感光体ドラムの方向の違いによる現像特性の
差が補正され、歪のない画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による画像形成装置を適用した
レーザ複写機の実施例の概略断面図、第2図は画
像形成装置のブロツク図、第3図は濃度検知用の
ラインパターンを示す説明図、第4図はレーザビ
ームの走査状態を示す説明図、第5図はレーザ点
灯時間を変えたときの光強度分布図、第6図は静
電潜像とその現像画像との関係を示す説明図、第
7図は画像形成パターンの例を示す説明図、第8
図は従来例における静電潜像とその現像画像との
関係を示す説明図である。 1……感光体ドラム、2……帯電器、3……現
像器、4……転写用帯電器、5……クリーナ、6
……除電ランプ、7……レーザ走査露光装置、8
……レーザ駆動回路、14……濃度検知センサ、
21……検出回路、22……比較回路、23……
演算回路、24……制御回路、25……パターン
発生回路、26……レーザ点灯時間可変回路、2
7……光量制御回路、28……変調回路、29…
…レーザダイオード、L,M……ラインパター
ン、R……レーザビーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 レーザビームの走査により感光体ドラム上に潜
    像を形成し、該潜像を現像して画像を形成する画
    像形成装置において、 上記感光体ドラム上に該感光体ドラム軸方向及
    び該感光体ドラム回転方向のラインパターンの潜
    像をそれぞれ形成するラインパターン形成装置
    と、現像後の上記各ラインパターンの濃度を検出
    し、該両濃度の差に基づきレーザの点灯時間を制
    御するレーザ駆動装置とを設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
JP5812786U 1986-04-16 1986-04-16 Expired - Lifetime JPH0542439Y2 (ja)

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JP5812786U JPH0542439Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16

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JP5812786U JPH0542439Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16

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JPS62169355U JPS62169355U (ja) 1987-10-27
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JP2713578B2 (ja) * 1987-10-15 1998-02-16 株式会社リコー 画像形成装置
KR100339671B1 (ko) * 1993-08-20 2002-11-22 산요 덴키 가부시키가이샤 라인헤드를가진프린터
JP5028076B2 (ja) * 2006-12-05 2012-09-19 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4311753B2 (ja) * 2007-03-06 2009-08-12 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法

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