JPH0327980A - グラビア版の再利用方法 - Google Patents

グラビア版の再利用方法

Info

Publication number
JPH0327980A
JPH0327980A JP16457289A JP16457289A JPH0327980A JP H0327980 A JPH0327980 A JP H0327980A JP 16457289 A JP16457289 A JP 16457289A JP 16457289 A JP16457289 A JP 16457289A JP H0327980 A JPH0327980 A JP H0327980A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating layer
copper
printing
copper plating
gravure plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16457289A
Other languages
English (en)
Inventor
Sotaro Toki
土岐 荘太郎
Mitsuhiko Noguchi
光彦 野口
Koji Kumagai
熊谷 広次
Kazutoshi Taniguchi
谷口 多利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP16457289A priority Critical patent/JPH0327980A/ja
Publication of JPH0327980A publication Critical patent/JPH0327980A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明はグラビア印刷で使用する版の再利用方法とそれ
に用いる剥離液に関するものである.〈従来技術〉 従来のグラビア版は第2図(b)に示すような構戒とし
ていた.これを工程順に説明する。まず、シリンダー状
の鉄系素材2に耐食性を目的として、ニッケルめっき層
3を形威し、厚み調整のため下地銅めっき9を施す.亜
セレン酸等を用い、下地銅めっき9面に剥離処理を行な
った後、厚みが100〜200μmの銅めっきを施す.
この銅めっき層l1をバラード銅と呼ぶ.次に印刷用の
パターンを形威する工程に移る.すなわち、インキが詰
められるセル5をフォトエッチング法もしくは、電子彫
刻法により形威し、耐刷力を増すためのクロムめっき層
6を施してグラビア版として完了する.印刷が終了した
グラビア版を再利用するための工程に移す.第2図(C
)に示すように人手により、剥離層IOから、クロムめ
っき6が形成されているバラード銅めっき層11を剥が
す.そして、下地銅めっき層の表面を調整した後、前記
の工程を繰返す事で、グラビア版として何度も再利用し
ていたのである. く発明が解決しようとする課題〉 前記したように従来法はバラード銅めっき層を人手によ
り剥がすという工程が入るため自動化が難しい事と、バ
ラード銅めっき層の厚みが一定以上(通常100〜20
0μmt)ないと剥がしにくいため、銅めっき時間が長
くなるという問題点を有していた. 本発明は以上のような従来法の欠点に鑑み、グラビア版
の再利用方法として印刷パターンが形威された銅めっき
層の除去に際して、人手に頼る事のない方法、すなわち
、化学的に溶解除去する方法を提供するものである. 〈諜題を解決するための手段〉 本発明は、鉄系素材にニッケルめっきが施されてなるグ
ラビア版素体に銅めっきを行なった後、印刷パターンを
形威し、さらにクロムめっきを施してなるグラビア版に
おいて、刷了後、クロムめっき層を除去した後、銅めっ
き層を溶解剥離液にて除去する事で再び得られるグラビ
ア版素体を再度、前記工程にて繰返し使用する事を特徴
とするグラビア版の再利用方法であり、このグラビア版
の再利用方法に用いる剥離液として、硫酸アンモニウム
、硫酸鋼及びアルカリ金属の水酸化物の組或よりなり、
2価の銅イオン濃度が5〜200 g /lで、pH 
7.5〜9.5である剥離液を提案するものである. ここで用いるアルカリ金属の水酸化物とは具体的な化合
物として水酸化ナトリウム、水酸化カリウムが挙げられ
る. く発明の詳述〉 本発明のグラビア版の再利用方法に関しての詳細は実施
例において述べるが、これに用いる剥離液に関して説明
する。
本発明の中で触れるグラビア版の構戒は、鉄系素材の上
にニッケルめっき層が1〜50amの厚みで形成されて
おり、さらに50〜100 μm程度の銅めっき層が施
され、印刷パターンとしてのセルが形威された後、クロ
ムめっき層が施されているものである。
刷了後、クロムめっき層を塩酸あるいは硫酸等で剥離し
た後、本発明の一部である剥離液を用いる.すなわち、
ニッケル上に銅が形威されており、銅のみを溶解する剥
離液に関するものである.従来の銅の剥離液として塩化
第2鉄系、塩化第2w4系、過硫酸アンモニウム系が知
られているが、いずれもニッケルを溶解するため、本発
明の中で用いるのは不適当である.著者らは、様々な試
薬を検討した結果、硫酸アンモニウム、硫酸銅(2価の
銅イオン濃度が5〜200g/l)及びアルカリ金属の
水酸化物から戒る液がpH7.5〜9.5の範囲におい
て、銅とニッケルの溶解速度比が1000:1以上にな
る事をみいだしたのである.このとき、銅の溶解におけ
る反応式は次のように考えられる.Cu+Cu(NHs
)a” −2Cu(Nus)t   − ・= − −
 (+)Cu(NHs)z” +1/40g+2NHa
+1/2HgO=Cu(NHz)n”+OH・・・・・
・・・・・・・(2) (1)式は銅の溶解を示すものであり、銅は一部アンモ
ニア錯体として存在している. (2)式は1価の銅の錯イオンを2価に酸化させ再び(
1)式の反応に用いるための液の回復機構を示すもので
ある.酸素は剥離液を空気攪拌する事で供給される.剥
離方法はディッピング法あるいはスプレー法のいずれを
用いても良い。
く実施例〉 第1図(a)〜(d)を用いて本発明の実施例を説明す
る. サイズが510一  φX 110(1+v 1のシリ
ンダー状の鉄系素材2にスルファミン酸ニッケル浴を用
い、厚みが20μmになるまでニッケルめっき3を施し
た〔第1図(a)参照〕.この後、光沢銅めっき浴にて
厚みが50μmになるように銅めっき層4を形成した.
ヘリオクリショグラフを用い所定の印刷パターンを有す
るセル5をこの銅めっき層4に形或した後、サージャン
ト氏浴を用いクロムめっき層6を厚みが5μm程度に形
威した〔第1図(b)参照〕.グラビア印刷用として完
了したこの版を用い印刷を行なった後、解服する作業に
移った。まず濃塩酸にてクロムめっき層6を溶解した後
、本発明のポイントである銅の剥離工程に移った[第1
図(C)参照〕.表1の条件で銅めっき層4の剥離を行
なったが、剥離後〔第1図(d)参照〕のニッケルめっ
き3の溶解状況は約0.01μm程度侵されただけであ
った.この後、前記した銅めっき層4の形戒以降の処理
を行ない繰返しグラビア版として使用が可能であった。
表  1 く発明の効果〉 本発明のグラビア版の再利用方法を使用する事で、従来
の欠点であった、印刷後解版する際、印刷パターンが形
威された銅めっき層を剥す際、人手に頼るという事がな
くなり、製版工程を含め全工程を自動化する事につなが
った.また、銅めっき層の厚みを従来の+7,,I/4
にする事が出来、銅めっき時間の短縮等の作業効率の向
上に寄与する事ができた. また、pHl!整の役目を果たす化合物として水酸化ア
ンモニウムが考えられるが、これを用いた場合、アンモ
ニア臭が激しく、作業環境を著しく悪化させるが、本法
のようにアルカリ金属の水酸化物を用いると上記のよう
な欠点をカバーできるという効果も生じた.
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は、本発明のグラビア印刷の再利
用方法の一実施例を工程順に示す説明図であり、第2図
(a)〜(d)は、従来のグラビア版の再利用方法の一
例を示す説明図である. 1.グラビア版素体 3.ニッケルめっき 5.セル 7,7゜グラビア版 9.下地鋼めっき層 11. バラード銅めっき層 2鉄系素材 4.銅めっき層 6.クロムめっき層 8.剥離中の銅めっき層 10.剥離層 12.ピーリング 第1図 第 2 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄系素材にニッケルめっきが施されてなるグラビ
    ア版素体に銅めっきを行なった後、印刷パターンを形成
    し、さらにクロムめっきを施してなるグラビア版におい
    て、刷了後、クロムめっき層を除去した後、銅めっき層
    を下記の溶解剥離液:2価の銅イオン濃度が5〜200
    g/lで、pHが7.5〜9.5である硫酸アンモニウ
    ム、硫酸銅及びアルカリ金属の水酸化物の組成よりなる
    剥離液 にて除去する事で再び得られるグラビア版素体を再度、
    前記工程にて繰返し使用する事を特徴とするグラビア版
    の再利用方法。
JP16457289A 1989-06-27 1989-06-27 グラビア版の再利用方法 Pending JPH0327980A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16457289A JPH0327980A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 グラビア版の再利用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16457289A JPH0327980A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 グラビア版の再利用方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0327980A true JPH0327980A (ja) 1991-02-06

Family

ID=15795721

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16457289A Pending JPH0327980A (ja) 1989-06-27 1989-06-27 グラビア版の再利用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0327980A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE68918975T2 (de) Verfahren für die Herstellung von Leiterplatten.
JPS56123390A (en) Lead dioxide coated electrode
CN105862042A (zh) 一种退镍液及其制备方法和应用
GB1098180A (en) Printing plates and method of manufacture thereof
JPH0327980A (ja) グラビア版の再利用方法
KR100831075B1 (ko) 인쇄 실린더의 재사용을 위한 후처리방법
US2558504A (en) Method of producing a printing form having a bimetallic surface
JPH0330994A (ja) グラビア版の再利用方法
JPH0330995A (ja) グラビア版の再利用方法
JPH0327943A (ja) グラビア版の再利用方法
JPH02281995A (ja) グラビア版の再利用方法及びそれに用いる剥離液
JPH0327981A (ja) グラビア版の再利用方法
JPH0327942A (ja) グラビア版の再利用方法
GB1407208A (en) Treatment of titanium
US4075064A (en) Process for the marking on metal or the like surfaces
JP2013169677A (ja) メタルマスク及びメタルマスクの認識マーク形成方法
KR960006385B1 (ko) 명판용 문자, 도형 및 그림 제조방법
JPS5813353B2 (ja) グラビヤバン
JP2000239891A (ja) 塗装面の製造方法
JPS6332866B2 (ja)
JPS59145793A (ja) 部分銀めつき方法
JP3084791B2 (ja) 装飾体の製造方法
JPS61183496A (ja) ステンレス鋼の低電流密度電解による着色法
US3503816A (en) Chemical engraving of aluminum
CN114401586A (zh) 一种smt模板的制备方法