JPS61183496A - ステンレス鋼の低電流密度電解による着色法 - Google Patents
ステンレス鋼の低電流密度電解による着色法Info
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- JPS61183496A JPS61183496A JP2423485A JP2423485A JPS61183496A JP S61183496 A JPS61183496 A JP S61183496A JP 2423485 A JP2423485 A JP 2423485A JP 2423485 A JP2423485 A JP 2423485A JP S61183496 A JPS61183496 A JP S61183496A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はステンレス鋼や金属チタニウムのような耐食性
の大きな金属を穏当な条件下で着色し、表示、装飾上の
目的を達する着色方法に関する。
の大きな金属を穏当な条件下で着色し、表示、装飾上の
目的を達する着色方法に関する。
従来ステンレス鋼のような耐食性の大きな高濃度の酸や
アルカリの溶液中に金属を浸せきするか、外部電源によ
り7ノ一ド反応を行なわせるなどにより表面を活性化さ
せて着色する方法がとられてきた。したがりて、従来の
方法は次のような欠点を有する。
アルカリの溶液中に金属を浸せきするか、外部電源によ
り7ノ一ド反応を行なわせるなどにより表面を活性化さ
せて着色する方法がとられてきた。したがりて、従来の
方法は次のような欠点を有する。
■ クロム醗のような有害薬品を使用する。。
■ 作業上危険な高温、高濃度な酸、アルカリあるいは
溶融塩を使用する。
溶融塩を使用する。
■ 金属チタニウムのように耐食性のより大きな金属へ
の適用は不向きである。
の適用は不向きである。
■ 溶融塩あるいは高温で高濃度の酸化剤を含有し、か
つ強醗、強アルカリ水溶液など激しい条件下で処理する
方法であるので、通常のボ1Jマーを使用して画像形成
することは困難である。
つ強醗、強アルカリ水溶液など激しい条件下で処理する
方法であるので、通常のボ1Jマーを使用して画像形成
することは困難である。
■ 金属表面を溶かすため表面が荒れて繊細な画像を形
成できない。
成できない。
本発明はこのような欠点を克服し、ステンレスIIや4
ffi牛々二吟ムかy鼾壱任が士弁い会属を有害な薬品
を使用せずに希薄な濃度の水溶液中で、常温から50℃
程度の穏当な条件下で着色することに成功した。
ffi牛々二吟ムかy鼾壱任が士弁い会属を有害な薬品
を使用せずに希薄な濃度の水溶液中で、常温から50℃
程度の穏当な条件下で着色することに成功した。
また、通常の市販ポリマーを使用したレジスト膜で画像
形成することができ、ステンレス鋼より耐食性の大きな
金属チタニウムにも適用でき利m性の高いものである。
形成することができ、ステンレス鋼より耐食性の大きな
金属チタニウムにも適用でき利m性の高いものである。
以下本発明の詳細について説明する。
■ 塩化コバルト、硫醗コバルトあるいは硝酸コバルト
を水に溶解させる。
を水に溶解させる。
■ 過マンガン酸カリウム、モリブデン酸アンモニウム
あるいは亜硝−ナトリウムを水に溶解させる。
あるいは亜硝−ナトリウムを水に溶解させる。
■ ■と■の溶液を混合する。
■ 該金属を脱脂して■の溶液中に浸せきする。
■ 白金あるいは炭素棒を陽極として外部電源によって
該金属にカソード電流を流すか、あるいは金属アルミニ
ウムを該金属に接触させるO 以上の処理により、コバルト、マンガンあるいはモリブ
デンの化合物を金属表面に析出させることができ、その
結果、着色皮膜が薄い場合は青、緑、赤などの干渉色に
、厚い場合は黒あるいは緑色に着色させることができた
。
該金属にカソード電流を流すか、あるいは金属アルミニ
ウムを該金属に接触させるO 以上の処理により、コバルト、マンガンあるいはモリブ
デンの化合物を金属表面に析出させることができ、その
結果、着色皮膜が薄い場合は青、緑、赤などの干渉色に
、厚い場合は黒あるいは緑色に着色させることができた
。
薬品の濃度はいずれも1〜5971程度と希薄であり、
反応浴の温度も室温から50℃程度、pH範囲も2〜6
でよく穏当な条件で着色することができ、外部電源が得
られない場合でも金属アルミニウムを犠牲電極として接
触させることにより着色することができた。
反応浴の温度も室温から50℃程度、pH範囲も2〜6
でよく穏当な条件で着色することができ、外部電源が得
られない場合でも金属アルミニウムを犠牲電極として接
触させることにより着色することができた。
すでに述べたように、反応液および方法は従来方法に比
べ、穏当であり、ポリスチレン、ポリメタクリレート、
ポリ酢酸ビニルと言った通常の市販ポリマーやフォトポ
リマーの溶液を塗布したり、油性のフェルトペンで書く
などの方法により、着色させない部分の金属表面を厘応
中、完全に保護することができ、かつ、金属表面を溶解
しないので、繊細な線や微小な点も鮮明に画像形成させ
ることができた。
べ、穏当であり、ポリスチレン、ポリメタクリレート、
ポリ酢酸ビニルと言った通常の市販ポリマーやフォトポ
リマーの溶液を塗布したり、油性のフェルトペンで書く
などの方法により、着色させない部分の金属表面を厘応
中、完全に保護することができ、かつ、金属表面を溶解
しないので、繊細な線や微小な点も鮮明に画像形成させ
ることができた。
次に典型的な実施例をあげて説明する。
実施例1
過マンガン酸カリウム1971
温度 50℃
金属 ステンレス鋼(svs304)陽極 白
金 電流密度 40 mA/dm 上記の構成で処理した結果15分で黒色に着色すること
ができた。電流密度を20 mA/amで処理した場合
でも5分で青紫色の干渉色に、20分で黒色にそれぞれ
着色することができた。コバルトイオンは塩化物の他硫
酸塩、硝酸塩を添加しても同様に着色することができた
。この場合の着色成分はコバルトとマンガンの混合酸化
物と推定される。
金 電流密度 40 mA/dm 上記の構成で処理した結果15分で黒色に着色すること
ができた。電流密度を20 mA/amで処理した場合
でも5分で青紫色の干渉色に、20分で黒色にそれぞれ
着色することができた。コバルトイオンは塩化物の他硫
酸塩、硝酸塩を添加しても同様に着色することができた
。この場合の着色成分はコバルトとマンガンの混合酸化
物と推定される。
の電流密度で15分で黒色に着色することができた。
実施例2
温度 50℃
金属 ステンレス鋼(s tr s 304)陽極
白金 電流密度 40 mh/ay? 以上の構成で15分で黒色に着色することができ5分〜
10分で青から黄碌の干渉色に着色することができた。
白金 電流密度 40 mh/ay? 以上の構成で15分で黒色に着色することができ5分〜
10分で青から黄碌の干渉色に着色することができた。
実施例5
過マンガン酸カリウム1971
温度 50℃
金属 ステンレス鋼(Sυ5304)犠牲電極 金
属アルミニウム箔 じ1トの1IIF#で1ら昼で沓巳の壬辿缶に、ス0分
で黒色に着色することができた。
属アルミニウム箔 じ1トの1IIF#で1ら昼で沓巳の壬辿缶に、ス0分
で黒色に着色することができた。
コバルトの塩は硫酸塩、硝酸塩でも同様であった。
実施例4
温度 50℃
金属 ステンレスmCSυS!+04)犠牲電極
金属アルミニウム板 以上の構成で10分で青色、20分で黄色、30分で緑
色に着色することができた。
金属アルミニウム板 以上の構成で10分で青色、20分で黄色、30分で緑
色に着色することができた。
[t、コバルトを19/lにすると黒色に着色すること
ができた。
ができた。
実施例5
亜硝酸ナトリウム2971
温度 30℃
金属 ステンレス鋼(strs304)陽極
炭素棒 電流密度 30 mA/dm 以上の構成で30分で緑色に着色することができた。硝
酸コバルト、硫酸コバルトを使用した場合も同様である
。亜硝酸ナトリウムに少量の亜硝酸カリウムを添加した
場合は黄緑色となる。
炭素棒 電流密度 30 mA/dm 以上の構成で30分で緑色に着色することができた。硝
酸コバルト、硫酸コバルトを使用した場合も同様である
。亜硝酸ナトリウムに少量の亜硝酸カリウムを添加した
場合は黄緑色となる。
実施例6
■ ボリケイヒ酸系フォトレジストをステンレス鋼(S
υ8304)板表面に塗布する。
υ8304)板表面に塗布する。
■ フィルムを塗面に密着させ光照射する。
■ 未露光部分のポリマーをデベロッパーにより溶解剥
離する。
離する。
■ Φ〜■の操作により着色させない部分にレジスト膜
を形成させたステンレス鋼を下記の構成で15分間処理
する。
を形成させたステンレス鋼を下記の構成で15分間処理
する。
過マンガン醗カリウム1971
温度 50℃
陽極 白金
金属に与えた電位 850 mV (vs、 8. O
,IIl、)■ ステンレス鋼を水洗する。
,IIl、)■ ステンレス鋼を水洗する。
■ 剥膜液(トルエン)によりレジスト膜を除去する。
以上の操作によりステンレス鋼に30mム/d程度のカ
ソード電流が流れ密着性の良い黒色の画像を形成するこ
とができた。この画像は鮮明であり、繊細な画像の形成
も可能である。
ソード電流が流れ密着性の良い黒色の画像を形成するこ
とができた。この画像は鮮明であり、繊細な画像の形成
も可能である。
たとえば幅20μの線を1c11あたり120本鮮明に
画像形成することができた。また制置も形成することが
できた。
画像形成することができた。また制置も形成することが
できた。
ポリメタクリレートを使用した場合、そのトルエン溶液
を金属表面に塗布し■^■の操作を行えば着色画像が得
られる。
を金属表面に塗布し■^■の操作を行えば着色画像が得
られる。
その他のポリマーの場合も同様である。
着色金属を金属チタニウムで実施する場合は金属に与え
る電位を700 mV (va、 S、 O,IC,)
とすれば同様の画像を形成することができる。
る電位を700 mV (va、 S、 O,IC,)
とすれば同様の画像を形成することができる。
また外部電源のかわりに金属アルミニウムに接触させた
場合も同様の画像が得られる。
場合も同様の画像が得られる。
Φ〜■の操作によりレジスト膜を形成させたステンレス
鋼あるいは金属チタニウムを実施例1〜5の処理をする
ことによりそれぞれ画像を形成することができる。
鋼あるいは金属チタニウムを実施例1〜5の処理をする
ことによりそれぞれ画像を形成することができる。
Claims (1)
- コバルトイオンと過マンガン酸イオン、モリブデン酸イ
オンあるいは亜硝酸イオンを含有する水溶液中にステン
レス鋼あるいは金属チタニウムを浸せきし、該金属に1
0〜200mA/dm^2程度の微小電流を通じること
により、金属をカソード分極させて着色する方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2423485A JPS61183496A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | ステンレス鋼の低電流密度電解による着色法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2423485A JPS61183496A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | ステンレス鋼の低電流密度電解による着色法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4187192A Division JPH0676676B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 金属チタニウムの低電流密度電解による着色法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61183496A true JPS61183496A (ja) | 1986-08-16 |
JPH052750B2 JPH052750B2 (ja) | 1993-01-13 |
Family
ID=12132565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2423485A Granted JPS61183496A (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 | ステンレス鋼の低電流密度電解による着色法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61183496A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100470926B1 (ko) * | 2002-07-12 | 2005-02-21 | 세유특강(주) | 스테인리스 강을 착색하기 위한 착색제 조성물 및 이를사용하여 스테인리스 강을 착색하는 방법 |
JP2008208464A (ja) * | 2001-12-04 | 2008-09-11 | Nippon Steel Corp | 金属酸化物及び/又は金属水酸化物被覆金属材料とその製造方法 |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP2423485A patent/JPS61183496A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008208464A (ja) * | 2001-12-04 | 2008-09-11 | Nippon Steel Corp | 金属酸化物及び/又は金属水酸化物被覆金属材料とその製造方法 |
KR100470926B1 (ko) * | 2002-07-12 | 2005-02-21 | 세유특강(주) | 스테인리스 강을 착색하기 위한 착색제 조성물 및 이를사용하여 스테인리스 강을 착색하는 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH052750B2 (ja) | 1993-01-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |