JPH0327959B2 - - Google Patents
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- JPH0327959B2 JPH0327959B2 JP58084866A JP8486683A JPH0327959B2 JP H0327959 B2 JPH0327959 B2 JP H0327959B2 JP 58084866 A JP58084866 A JP 58084866A JP 8486683 A JP8486683 A JP 8486683A JP H0327959 B2 JPH0327959 B2 JP H0327959B2
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- cables
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B13/00—Burglar, theft or intruder alarms
- G08B13/22—Electrical actuation
- G08B13/24—Electrical actuation by interference with electromagnetic field distribution
- G08B13/2491—Intrusion detection systems, i.e. where the body of an intruder causes the interference with the electromagnetic field
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Burglar Alarm Systems (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は侵入検出装置に関し、特に、リーク性
の同軸ケーブル検出方法を用いた侵入検出装置に
関する。
の同軸ケーブル検出方法を用いた侵入検出装置に
関する。
侵入検出装置は、監視領域に人や物体が侵入し
たことを報知するために広く使用されている。そ
れらの検出装置では、通常妨害検知スイツチによ
り侵入を検出している。妨害検知スイツチとして
は、マツトスイツチを踏んだ人の重量により検知
するもの、光や赤外線が遮断されることにより検
知するもの、又はドアや窓を開けるときに生ずる
振動若しくは屏に張られた針金の動きにより検知
するものなどがある。他の種類の侵入検出装置と
しては、埋設されたリーク性同軸ケーブルを用い
るものがある。その装置では一対のケーブルをラ
インに沿つて互いに平行に設置し、高周波、例え
ば10メガヘルツ以上の高周波(以下ラジオ周波と
いう。)、を一方のケーブルに沿つて送信し、他方
のケーブルから受信するようになつている。そし
て、それの主な電磁場内に人間や他の電磁エネル
ギー吸収体が侵入すれば、同軸ケーブル間の電磁
的結合状態が変化し、その結果、受信信号の位相
と振幅が変化する。
たことを報知するために広く使用されている。そ
れらの検出装置では、通常妨害検知スイツチによ
り侵入を検出している。妨害検知スイツチとして
は、マツトスイツチを踏んだ人の重量により検知
するもの、光や赤外線が遮断されることにより検
知するもの、又はドアや窓を開けるときに生ずる
振動若しくは屏に張られた針金の動きにより検知
するものなどがある。他の種類の侵入検出装置と
しては、埋設されたリーク性同軸ケーブルを用い
るものがある。その装置では一対のケーブルをラ
インに沿つて互いに平行に設置し、高周波、例え
ば10メガヘルツ以上の高周波(以下ラジオ周波と
いう。)、を一方のケーブルに沿つて送信し、他方
のケーブルから受信するようになつている。そし
て、それの主な電磁場内に人間や他の電磁エネル
ギー吸収体が侵入すれば、同軸ケーブル間の電磁
的結合状態が変化し、その結果、受信信号の位相
と振幅が変化する。
1977年7月19日発行のカナダ特許第1014245号
に記載されているロバート・K.ハーマン氏の発
明の如き装置では、受信信号の変化は侵入位置が
ケーブルのどの位置であるかを示す信号に変換さ
れる。
に記載されているロバート・K.ハーマン氏の発
明の如き装置では、受信信号の変化は侵入位置が
ケーブルのどの位置であるかを示す信号に変換さ
れる。
一対のケーブルをある領域の周囲に完全に埋設
すれば、その領域内への侵入又はその領域からの
脱出がどの位置で行なわれたかを十分に決定する
ことができる。このような装置は、刑務所、国
境、領空、企業など、侵入を抑止しなければなら
ない領域や設備のあらゆるものに使用できる広い
用途を有している。
すれば、その領域内への侵入又はその領域からの
脱出がどの位置で行なわれたかを十分に決定する
ことができる。このような装置は、刑務所、国
境、領空、企業など、侵入を抑止しなければなら
ない領域や設備のあらゆるものに使用できる広い
用途を有している。
上述の特許の装置ではパルス化されたラジオ周
波数信号を使用し、その送信パルスの発信から目
的物への到達までの時間遅れ及び/又は位相遅れ
を用いて、目的物の位置がケーブルの長さで表わ
してどこであるかを定めている。その装置が有効
に使用されているのは、VHFパルス化2安定移
動ターゲツト指示案内レーダである。しかし、リ
ーク性ケーブルの長さを固定し、広い帯域幅を使
用しなければならない。距離ゲートの使用には、
非常に高速のデジタル信号処理と非常に複雑な回
路が必要となる。ケーブルか信号処理装置かに1
つでも欠陥があれば、その侵入防止装置は全く不
能にはならないとしても少なくとも半分は不能に
なつてしまう。ケーブルの区間の長さが固定され
ているので、この種のセンサを他のセンサといつ
しよにしたり、あるいはケーブルの区間をコーナ
や門のような特定位置の特性と一致させることは
非常に難しい。さらに、パルス信号を用い、この
種の侵入検出装置を使用されていないテレビジヨ
ンチヤンネルで十分に動作させるためには、本質
的に広い帯域幅を用いなければならない。それで
もその装置のオペレータには侵入が行なわれた特
定の位置を知ることができる。
波数信号を使用し、その送信パルスの発信から目
的物への到達までの時間遅れ及び/又は位相遅れ
を用いて、目的物の位置がケーブルの長さで表わ
してどこであるかを定めている。その装置が有効
に使用されているのは、VHFパルス化2安定移
動ターゲツト指示案内レーダである。しかし、リ
ーク性ケーブルの長さを固定し、広い帯域幅を使
用しなければならない。距離ゲートの使用には、
非常に高速のデジタル信号処理と非常に複雑な回
路が必要となる。ケーブルか信号処理装置かに1
つでも欠陥があれば、その侵入防止装置は全く不
能にはならないとしても少なくとも半分は不能に
なつてしまう。ケーブルの区間の長さが固定され
ているので、この種のセンサを他のセンサといつ
しよにしたり、あるいはケーブルの区間をコーナ
や門のような特定位置の特性と一致させることは
非常に難しい。さらに、パルス信号を用い、この
種の侵入検出装置を使用されていないテレビジヨ
ンチヤンネルで十分に動作させるためには、本質
的に広い帯域幅を用いなければならない。それで
もその装置のオペレータには侵入が行なわれた特
定の位置を知ることができる。
本発明の第1の発明は連続波信号(以下CW信
号という。)を用い安価に、かつ侵入者によつて
破損されることなどなく安全確実に侵入を検出で
きる装置を提供することを目的とする。第2の発
明の目的は上述の目的に加えて、さらにCWを用
いて、どの区間で侵入が発生したかを検出し得る
侵入検出装置を提供することにある。本発明で
は、CW信号を用いると侵入された位置を示すこ
とができない。したがつて、ブロツク単位にセン
サを設け、対象があるケーブル区間内に存在する
ことを検出し表示するようにしている。ガードさ
れる物の周囲又はラインは、別個の送信器と受信
器で駆動される区間に分割される。各区間単位に
送信器と受信器(ここでは区間の制御ターミナル
という)、及びその区間から侵入されたことを検
出する検出器が設けられる。隣接区間の同軸ケー
ブルは直列に接続されている。しかし、ラジオ周
波数(RF)に関しては隣接区間の間で結合して
いない。それは一区間に送信された信号が隣接区
間の信号検知の妨害にならないようにするためで
ある。隣接する区間の間では、異なる周波数で動
作させることが好ましい。同軸ケーブルには制御
装置が接続され、その制御装置はラジオ周波数デ
カプラーを透過するアドレス信号を各リモートタ
ーミナルに送ることにより、各リモートターミナ
ルを登録する。リモートターミナルはそれに個有
のアドレス信号を受信すると、そのアドレス信号
の受信に応答して、対応区間が侵入されたか否か
を示すデータ信号を同軸ケーブルへ供給する。
号という。)を用い安価に、かつ侵入者によつて
破損されることなどなく安全確実に侵入を検出で
きる装置を提供することを目的とする。第2の発
明の目的は上述の目的に加えて、さらにCWを用
いて、どの区間で侵入が発生したかを検出し得る
侵入検出装置を提供することにある。本発明で
は、CW信号を用いると侵入された位置を示すこ
とができない。したがつて、ブロツク単位にセン
サを設け、対象があるケーブル区間内に存在する
ことを検出し表示するようにしている。ガードさ
れる物の周囲又はラインは、別個の送信器と受信
器で駆動される区間に分割される。各区間単位に
送信器と受信器(ここでは区間の制御ターミナル
という)、及びその区間から侵入されたことを検
出する検出器が設けられる。隣接区間の同軸ケー
ブルは直列に接続されている。しかし、ラジオ周
波数(RF)に関しては隣接区間の間で結合して
いない。それは一区間に送信された信号が隣接区
間の信号検知の妨害にならないようにするためで
ある。隣接する区間の間では、異なる周波数で動
作させることが好ましい。同軸ケーブルには制御
装置が接続され、その制御装置はラジオ周波数デ
カプラーを透過するアドレス信号を各リモートタ
ーミナルに送ることにより、各リモートターミナ
ルを登録する。リモートターミナルはそれに個有
のアドレス信号を受信すると、そのアドレス信号
の受信に応答して、対応区間が侵入されたか否か
を示すデータ信号を同軸ケーブルへ供給する。
制御装置はまた、リモートターミナルが消費す
る電力も同軸ケーブルに供給する。その電力は低
周波交流パルス(例えば18〜1/3ヘルツ)の形で
あることが好ましい。この電力は各リモートター
ミナルで整流され、それらの電源として使用され
る。また、リモートターミナルが例えばアドレス
信号を受信するためのタイミングをとるために、
供給電力の極性を変化させる。そのアドレス信号
は電力の極性変化と反発防止期間の後に直ちに送
られてくる。
る電力も同軸ケーブルに供給する。その電力は低
周波交流パルス(例えば18〜1/3ヘルツ)の形で
あることが好ましい。この電力は各リモートター
ミナルで整流され、それらの電源として使用され
る。また、リモートターミナルが例えばアドレス
信号を受信するためのタイミングをとるために、
供給電力の極性を変化させる。そのアドレス信号
は電力の極性変化と反発防止期間の後に直ちに送
られてくる。
データ信号及び/又は電力の同軸ケーブルへの
送信、及び侵入指示データ信号の回収は、まず第
1に安全なデータリンクとなつている。すなわち
このデータリンクに侵入者が接近すればその侵入
者により発生する信号が直ちに制御装置にもたら
されるからである。したがつて、本発明は領域警
備装置であるほかに、あるいは他の用途として安
全なデータリンクとしても用いることができる。
送信、及び侵入指示データ信号の回収は、まず第
1に安全なデータリンクとなつている。すなわち
このデータリンクに侵入者が接近すればその侵入
者により発生する信号が直ちに制御装置にもたら
されるからである。したがつて、本発明は領域警
備装置であるほかに、あるいは他の用途として安
全なデータリンクとしても用いることができる。
1又は複数のリモートターミナルにはリモート
センサ又は他のデータ信号発生機を接続すること
ができ、それらの機器から得られる信号はこの安
全なデータリンクによつて制御装置へ運ばれる。
センサ又は他のデータ信号発生機を接続すること
ができ、それらの機器から得られる信号はこの安
全なデータリンクによつて制御装置へ運ばれる。
本発明は、概略的には直列に接続されたリーク
性同軸ケーブル侵入検出器を備えた侵入検出装置
であり、各検出器は隣接間で接続されてはいるが
RFデカツプリング回路により分離されており、
また各検出器はセンターに接続されたリモートタ
ーミナルを有し、直列侵入検出器のケーブルには
制御装置が接続されている侵入検出装置である。
その制御装置にはリーク性同軸ケーブルに交流パ
ルス電源を供給する回路が設けられている。交流
パルス電源はリモートターミナルの回路で整流さ
れて直流動作電源となる。
性同軸ケーブル侵入検出器を備えた侵入検出装置
であり、各検出器は隣接間で接続されてはいるが
RFデカツプリング回路により分離されており、
また各検出器はセンターに接続されたリモートタ
ーミナルを有し、直列侵入検出器のケーブルには
制御装置が接続されている侵入検出装置である。
その制御装置にはリーク性同軸ケーブルに交流パ
ルス電源を供給する回路が設けられている。交流
パルス電源はリモートターミナルの回路で整流さ
れて直流動作電源となる。
本発明はまた、直列に接続されたリーク性同軸
ケーブル侵入検出器を備えた侵入検出装置であ
り、各検出器にはセンターに接続されたりリモー
ト(制御)ターミナルと、同軸ケーブルにより
RFデカツプリング回路を経て各リモートターミ
ナルから制御装置に侵入信号を送信する回路とが
設けられている侵入検出装置でもある。このよう
にして安全なデータリンクが構成され、外部供給
データ信号をデカツプリング手段を経て同軸ケー
ブル中に流すことができ、かつこのデータリンク
に侵入による変化が与えられると直ちに制御装置
で検知することができる。
ケーブル侵入検出器を備えた侵入検出装置であ
り、各検出器にはセンターに接続されたりリモー
ト(制御)ターミナルと、同軸ケーブルにより
RFデカツプリング回路を経て各リモートターミ
ナルから制御装置に侵入信号を送信する回路とが
設けられている侵入検出装置でもある。このよう
にして安全なデータリンクが構成され、外部供給
データ信号をデカツプリング手段を経て同軸ケー
ブル中に流すことができ、かつこのデータリンク
に侵入による変化が与えられると直ちに制御装置
で検知することができる。
本発明の好ましい実施態様によれば、各区間に
おいてCWラジオ周波数エネルギーが一方のケー
ブル中を送信され、それに平行なケーブルの隣接
端部に受信器が接続されている。その場合には、
傾斜のあるケーブル又は直径の大きい同軸ケーブ
ルを使用しなくてはならない。各区間は中央部に
リモートターミナルを備えているが、ある区間か
らの信号がその隣接区間の電磁場に影響を与える
ことがないように、したがつて、その隣接区間の
侵入検出に影響を与えることがないようにするた
めに、信号を全リモートターミナルに同期させて
一方向(例えば右方向)に送信し、次に方向を切
り替えて他方向(例えば左方向)に送信する。し
たがつて、各区間の半分は待ち時間の間に検出が
行なわれる。送信方向の切替えのタイミングは、
制御装置から同軸ケーブル中を送られてくる電源
パルスの周波数に同期している。電源サイクルの
360度で区間の全てが検出される。
おいてCWラジオ周波数エネルギーが一方のケー
ブル中を送信され、それに平行なケーブルの隣接
端部に受信器が接続されている。その場合には、
傾斜のあるケーブル又は直径の大きい同軸ケーブ
ルを使用しなくてはならない。各区間は中央部に
リモートターミナルを備えているが、ある区間か
らの信号がその隣接区間の電磁場に影響を与える
ことがないように、したがつて、その隣接区間の
侵入検出に影響を与えることがないようにするた
めに、信号を全リモートターミナルに同期させて
一方向(例えば右方向)に送信し、次に方向を切
り替えて他方向(例えば左方向)に送信する。し
たがつて、各区間の半分は待ち時間の間に検出が
行なわれる。送信方向の切替えのタイミングは、
制御装置から同軸ケーブル中を送られてくる電源
パルスの周波数に同期している。電源サイクルの
360度で区間の全てが検出される。
本発明の侵入検出装置は、特に、制御装置、保
護するラインに沿つて間隔をもつて設けられラジ
オ周波数送信器と受信器を有する複数のリモート
ターミナル、各ターミナルに対して一対ずつ設け
られ、対の一方が送信器に接続され対の他方が受
信器に接続されているリーク性同軸ケーブル、及
び各ターミナルに設けられ、物体がケーブルに接
近してそのケーブル間の結合状態に変化を来たす
ことにより生ずる受信信号中の予め定められた変
化を検出し、それに応じて侵入検出信号を発生す
る回路とを備えている。受信器、送信器、検出回
路、及び一対のケーブルユニツトで分節的な侵入
検出装置が構成される。各ターミナルに対応する
ケーブル対ユニツトは、保護すべきラインに沿つ
て区間単位で直列に接続されて制御装置に接続さ
れている。その接続はローパスフイルタのような
ラジオ周波数デカツプリング回路を経て行なわれ
ている。デカツプリング回路を経てリモートター
ミナルで受信されるようにするためのリモートタ
ーミナルアドレスを含むデータ信号を、制御装置
からケーブルユニツトに供給する回路が設けられ
ている。各リモートターミナルには、リモートタ
ーミナルに応じて予め定められたアドレスと一致
したアドレスにより、リモートターミナルアドレ
スを検出し、侵入検出信号その他の信号をデカツ
プリング回路を経てケーブルに供給して制御装置
に受信させる回路が備えられている。制御装置の
回路は侵入検出信号を受信し、その侵入検出信号
の受信に対応して特定の分節内で侵入が検知され
たことの指示を出す。その指示は、保護されてい
る領域又はラインを図形で描き出す陰極線管上に
行なうことが好ましい。侵入された特定区間は、
色の変化や点滅などによつて表示することが好ま
しい。
護するラインに沿つて間隔をもつて設けられラジ
オ周波数送信器と受信器を有する複数のリモート
ターミナル、各ターミナルに対して一対ずつ設け
られ、対の一方が送信器に接続され対の他方が受
信器に接続されているリーク性同軸ケーブル、及
び各ターミナルに設けられ、物体がケーブルに接
近してそのケーブル間の結合状態に変化を来たす
ことにより生ずる受信信号中の予め定められた変
化を検出し、それに応じて侵入検出信号を発生す
る回路とを備えている。受信器、送信器、検出回
路、及び一対のケーブルユニツトで分節的な侵入
検出装置が構成される。各ターミナルに対応する
ケーブル対ユニツトは、保護すべきラインに沿つ
て区間単位で直列に接続されて制御装置に接続さ
れている。その接続はローパスフイルタのような
ラジオ周波数デカツプリング回路を経て行なわれ
ている。デカツプリング回路を経てリモートター
ミナルで受信されるようにするためのリモートタ
ーミナルアドレスを含むデータ信号を、制御装置
からケーブルユニツトに供給する回路が設けられ
ている。各リモートターミナルには、リモートタ
ーミナルに応じて予め定められたアドレスと一致
したアドレスにより、リモートターミナルアドレ
スを検出し、侵入検出信号その他の信号をデカツ
プリング回路を経てケーブルに供給して制御装置
に受信させる回路が備えられている。制御装置の
回路は侵入検出信号を受信し、その侵入検出信号
の受信に対応して特定の分節内で侵入が検知され
たことの指示を出す。その指示は、保護されてい
る領域又はラインを図形で描き出す陰極線管上に
行なうことが好ましい。侵入された特定区間は、
色の変化や点滅などによつて表示することが好ま
しい。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明を用いて保護される典型的な領
域の平面図であつて、表示装置上に表示される図
形を表わしている。一群の建物1の周りに周辺侵
入検出装置2が設置されている。本発明の装置は
“×”印で区分された区間に分割されている。
域の平面図であつて、表示装置上に表示される図
形を表わしている。一群の建物1の周りに周辺侵
入検出装置2が設置されている。本発明の装置は
“×”印で区分された区間に分割されている。
カナダ国特許第1014245号に示されている従来
の装置では、保護領域を囲む周辺に沿つてその領
域を完全に取り囲むように一対のケーブル通路が
互いに間隔を保つて埋設されており、パルス送信
器と受信器が単一の制御位置にいつしよに設置さ
れている。侵入者がケーブルを越えるとリーク性
同軸ケーブル間の結合状態が影響を受け、受信器
はその信号について複雑な計算を行なつた後に、
周辺のどこから侵入されたかを指示する。
の装置では、保護領域を囲む周辺に沿つてその領
域を完全に取り囲むように一対のケーブル通路が
互いに間隔を保つて埋設されており、パルス送信
器と受信器が単一の制御位置にいつしよに設置さ
れている。侵入者がケーブルを越えるとリーク性
同軸ケーブル間の結合状態が影響を受け、受信器
はその信号について複雑な計算を行なつた後に、
周辺のどこから侵入されたかを指示する。
本発明では送信信号にパルス波信号を使用せ
ず、連続波(CW)信号を使用する。CW信号を
使用した場合には、侵入の有無は検出できるけれ
どもその侵入の場所がケーブルのどこであるかは
決定できない。しかし、本発明ではそれぞれの送
信器と受信器を有する各区間ごとに個別の侵入検
出器を設けるのである。その結果、どこかの区間
から保護領域内に侵入が行なわれると、その特定
区間から侵入されたということを指示できるよう
になる。
ず、連続波(CW)信号を使用する。CW信号を
使用した場合には、侵入の有無は検出できるけれ
どもその侵入の場所がケーブルのどこであるかは
決定できない。しかし、本発明ではそれぞれの送
信器と受信器を有する各区間ごとに個別の侵入検
出器を設けるのである。その結果、どこかの区間
から保護領域内に侵入が行なわれると、その特定
区間から侵入されたということを指示できるよう
になる。
一対のリーク性同軸ケーブル3と4は、従来例
の場合でも本発明の場合でも、第2図に示される
ように互いに平行に埋設される。そのようなリー
ク性ケーブルの構造は前述のカナダ国特許に記述
されているので、割愛する。しかし、侵入物が入
つてくると乱される電磁場領域5が地上に形成さ
れている、ということだけを述べれば十分であろ
う。電磁場5の有効な高さは、典型的には4フイ
ートまたはそれ以上である。
の場合でも本発明の場合でも、第2図に示される
ように互いに平行に埋設される。そのようなリー
ク性ケーブルの構造は前述のカナダ国特許に記述
されているので、割愛する。しかし、侵入物が入
つてくると乱される電磁場領域5が地上に形成さ
れている、ということだけを述べれば十分であろ
う。電磁場5の有効な高さは、典型的には4フイ
ートまたはそれ以上である。
本発明の好ましい態様では、送信器と受信器は
ともに2本の平行ケーブルの隣接する端部に接続
されている。その結果、保護される区間の全長に
わたつて減衰を均一にするためには、傾斜のある
リーク性ケーブルを使用しなければならない。ま
た、減衰を最小にするために、直径の大きいリー
ク性同軸ケーブルを使用することができる。しか
しながら、本発明は設計上必要があれば、一対の
ケーブルの一方のケーブルの一方の端部に送信器
を接続し、他方のケーブルの他方の端部に受信器
を接続しているケーブル対を用いて実現すること
もできる。
ともに2本の平行ケーブルの隣接する端部に接続
されている。その結果、保護される区間の全長に
わたつて減衰を均一にするためには、傾斜のある
リーク性ケーブルを使用しなければならない。ま
た、減衰を最小にするために、直径の大きいリー
ク性同軸ケーブルを使用することができる。しか
しながら、本発明は設計上必要があれば、一対の
ケーブルの一方のケーブルの一方の端部に送信器
を接続し、他方のケーブルの他方の端部に受信器
を接続しているケーブル対を用いて実現すること
もできる。
第3A図は本発明の基本概念を示すブロツク図
である。保護されるラインに沿つて、複数のリモ
ートターミナル6が間隔をもつて設置されてい
る。第2図のケーブル3及び4に対応する一対の
ケーブル7A及び8Aが、保護される各区間9に
沿つて埋設されている。区間9の全長は、第2の
一対のケーブル7B及び8Bをも備えることによ
り保護される。そして、ケーブル7Aと7Bの関
係、及びケーブル8Aと8Bとの関係については
以下に詳述する。
である。保護されるラインに沿つて、複数のリモ
ートターミナル6が間隔をもつて設置されてい
る。第2図のケーブル3及び4に対応する一対の
ケーブル7A及び8Aが、保護される各区間9に
沿つて埋設されている。区間9の全長は、第2の
一対のケーブル7B及び8Bをも備えることによ
り保護される。そして、ケーブル7Aと7Bの関
係、及びケーブル8Aと8Bとの関係については
以下に詳述する。
各リモートターミナル6は、平行同軸ケーブ
ル、好ましくは傾斜のある平行同軸ケーブル、を
区間9に沿つて制御する。ケーブルを次のリモー
トターミナルに関係するケーブルに直列に接続す
ることを繰り返して行けば、ラインの全長又はあ
る領域の周囲全長を保護することができる。ケー
ブルは保護されるラインの端部で負荷抵抗10に
より成端されている。
ル、好ましくは傾斜のある平行同軸ケーブル、を
区間9に沿つて制御する。ケーブルを次のリモー
トターミナルに関係するケーブルに直列に接続す
ることを繰り返して行けば、ラインの全長又はあ
る領域の周囲全長を保護することができる。ケー
ブルは保護されるラインの端部で負荷抵抗10に
より成端されている。
各ターミナル6には複数の外部装置11が接続
されていてもよい。外部装置11としては、例え
ば、振動センサその他の検出器、又は外部データ
信号発生機器からの信号を受信する信号受信ポー
トなどがある。
されていてもよい。外部装置11としては、例え
ば、振動センサその他の検出器、又は外部データ
信号発生機器からの信号を受信する信号受信ポー
トなどがある。
ケーブルの一端にはヘツドエンド制御装置12
が接続されている。しかし、このヘツドエンド制
御装置12は、リモートターミナルを有する任意
の区間の他端位置に接続されていてもよい。制御
装置12には表示装置13が接続され、この表示
装置13は保護されるラインまたは領域を(例え
ば第1図のように)図形で表示する陰極線管を有
していることが好ましい。しかし、表示装置13
としては、アルフアベツトと数字で印字する型式
のもの、または他の適当な表示装置であつてもよ
い。
が接続されている。しかし、このヘツドエンド制
御装置12は、リモートターミナルを有する任意
の区間の他端位置に接続されていてもよい。制御
装置12には表示装置13が接続され、この表示
装置13は保護されるラインまたは領域を(例え
ば第1図のように)図形で表示する陰極線管を有
していることが好ましい。しかし、表示装置13
としては、アルフアベツトと数字で印字する型式
のもの、または他の適当な表示装置であつてもよ
い。
各リモートターミナルには、送信器と受信器が
設けられている。好ましい態様では、典型的には
40メガヘルツのCW信号(これは非常に狭帯域と
することができる)が一方のリーク性同軸ケーブ
ルに供給され、その信号は他方のリーク性同軸ケ
ーブルで受信される。一区間からの送信信号が隣
接区間の送信信号と干渉しないようにするため
に、ラジオ周波デカツプラ14が使用されてい
る。このデカツプラ14は分節間を接続し、かつ
制御装置12をケーブルに接続している。デカツ
プラは好ましくはローパスフイルタであり、それ
は制御装置からリモートターミナルへケーブルに
沿つてデータ信号と電源を送給し、またその逆方
向にデータ信号を送給することを可能にするもの
である。各交流信号は周波数が異なつていること
が好ましい。
設けられている。好ましい態様では、典型的には
40メガヘルツのCW信号(これは非常に狭帯域と
することができる)が一方のリーク性同軸ケーブ
ルに供給され、その信号は他方のリーク性同軸ケ
ーブルで受信される。一区間からの送信信号が隣
接区間の送信信号と干渉しないようにするため
に、ラジオ周波デカツプラ14が使用されてい
る。このデカツプラ14は分節間を接続し、かつ
制御装置12をケーブルに接続している。デカツ
プラは好ましくはローパスフイルタであり、それ
は制御装置からリモートターミナルへケーブルに
沿つてデータ信号と電源を送給し、またその逆方
向にデータ信号を送給することを可能にするもの
である。各交流信号は周波数が異なつていること
が好ましい。
1個のケーブルに常時CW信号を流しておく
と、その電磁場が同一区間内の隣のケーブルの電
磁場と干渉することは明らかである。そのため、
最初の期間は各ターミナルの送信器と受信器がそ
れぞれの区間の一方の側に接続され、次の期間に
は他方の側に接続されるように切り替えられる。
例えば、第3B図に示されるように、送信器15
がスイツチ16を介してケーブル7Bに接続さ
れ、受信器17がスイツチ18を介してケーブル
8Bに接続されている。この期間、ケーブル7A
と8Aは動作せず、区間の動作状態にある半分の
部分に狭まれた残り半分の部分、図では送信器1
5と受信器17の右側、が空き状態となる。これ
により連続した区間の電磁場が十分に分離され、
相互に干渉しなくなる。
と、その電磁場が同一区間内の隣のケーブルの電
磁場と干渉することは明らかである。そのため、
最初の期間は各ターミナルの送信器と受信器がそ
れぞれの区間の一方の側に接続され、次の期間に
は他方の側に接続されるように切り替えられる。
例えば、第3B図に示されるように、送信器15
がスイツチ16を介してケーブル7Bに接続さ
れ、受信器17がスイツチ18を介してケーブル
8Bに接続されている。この期間、ケーブル7A
と8Aは動作せず、区間の動作状態にある半分の
部分に狭まれた残り半分の部分、図では送信器1
5と受信器17の右側、が空き状態となる。これ
により連続した区間の電磁場が十分に分離され、
相互に干渉しなくなる。
次に、送信器15と受信器17がケーブル7A
と8Aに切り替えられ、ケーブル7Bと8Bが非
動作状態になる。このようにして、送信器15と
受信器17がケーブル7Bと8Bにより右側の区
間から分離される。以下で説明の都合上、ケーブ
ル7Aと8AをAサイドと称し、ケーブル7Bと
8BをBサイドと称することがある。
と8Aに切り替えられ、ケーブル7Bと8Bが非
動作状態になる。このようにして、送信器15と
受信器17がケーブル7Bと8Bにより右側の区
間から分離される。以下で説明の都合上、ケーブ
ル7Aと8AをAサイドと称し、ケーブル7Bと
8BをBサイドと称することがある。
第3A図において、ケーブル7Aと7BはRF
デカツプラ26を介して接続され、ケーブル8A
と8Bも同様にRFデカツプラ26を介して接続
されている。これらのデカツプラ26はデカツプ
ラ14と同じ構造を有し、同じ目的、すなわち、
ケーブル7Aと7Bを送られる信号又はケーブル
8Aと8Bを送られる信号が同時に送信されるの
を禁止し、電源とデータ信号を通過させる目的、
に使用される。
デカツプラ26を介して接続され、ケーブル8A
と8Bも同様にRFデカツプラ26を介して接続
されている。これらのデカツプラ26はデカツプ
ラ14と同じ構造を有し、同じ目的、すなわち、
ケーブル7Aと7Bを送られる信号又はケーブル
8Aと8Bを送られる信号が同時に送信されるの
を禁止し、電源とデータ信号を通過させる目的、
に使用される。
両ケーブルを経て行なわれる制御装置12への
電源供給は、第7図に波形Aとして示されるよう
に極性が交互に変化するパルスの形で行なわれ
る。電源パルスの好ましい周波数は18〜1/3ヘル
ツであり、このような周波数に選んだのは北アメ
リカで普通に使用されている60ヘルツの電源周波
数(又はヨーロツパでの50ヘルツの電源周波数)
の約数になることを避けるためである。第3B図
の送信器と受信器は、供給された電源の周波数に
同期して区間のAサイドとBサイドに交互に切り
替えられる。このようにして、制御装置12は送
信器と受信器の切替え周波数を制御する。
電源供給は、第7図に波形Aとして示されるよう
に極性が交互に変化するパルスの形で行なわれ
る。電源パルスの好ましい周波数は18〜1/3ヘル
ツであり、このような周波数に選んだのは北アメ
リカで普通に使用されている60ヘルツの電源周波
数(又はヨーロツパでの50ヘルツの電源周波数)
の約数になることを避けるためである。第3B図
の送信器と受信器は、供給された電源の周波数に
同期して区間のAサイドとBサイドに交互に切り
替えられる。このようにして、制御装置12は送
信器と受信器の切替え周波数を制御する。
各リモートターミナル6には閾値検出器が設け
られ、この閾値検出器は対応する受信器が接続さ
れているケーブルからの受信信号中の振動を検出
することにより、その対応する区間内の侵入の発
生を検出する。制御装置12は一方のケーブルに
データ信号を供給する。そのデータ信号は各ラジ
オ周波数デカツプラを通過して全てのリモートタ
ーミナルに到達する。データ信号はアドレスを有
し、このアドレスにより各リモートターミナルが
登録される。リモートターミナルが対応するアド
レスを検出すると、応答データ信号を同軸ケーブ
ルに供給する。この応答データ信号は侵入回数
と、越えられた侵入閾値の大きさとを含み、制御
装置12により検出される。
られ、この閾値検出器は対応する受信器が接続さ
れているケーブルからの受信信号中の振動を検出
することにより、その対応する区間内の侵入の発
生を検出する。制御装置12は一方のケーブルに
データ信号を供給する。そのデータ信号は各ラジ
オ周波数デカツプラを通過して全てのリモートタ
ーミナルに到達する。データ信号はアドレスを有
し、このアドレスにより各リモートターミナルが
登録される。リモートターミナルが対応するアド
レスを検出すると、応答データ信号を同軸ケーブ
ルに供給する。この応答データ信号は侵入回数
と、越えられた侵入閾値の大きさとを含み、制御
装置12により検出される。
リモートターミナルからケーブルに供給される
信号には、関連の周辺装置から得られる信号を含
ませることもできる。実際に、周辺装置からの信
号を制御装置の位置又は他のいずれかの位置で同
軸ケーブルに接続されている特定の受信器の送信
することを中心とする目的を、本発明の目的とす
ることもできる。本発明は物体が同軸ケーブルに
接近すると指示を出し、またその同軸ケーブルは
データ信号を運ぶものであるので、周辺装置11
と信号受信器との間の信号送信に対する安全なデ
ータリンクが構成される。データリンクに対し、
その安全をおびやかすような如何なる接近も表示
装置上に表示され、警報を鳴らすこともできる。
信号には、関連の周辺装置から得られる信号を含
ませることもできる。実際に、周辺装置からの信
号を制御装置の位置又は他のいずれかの位置で同
軸ケーブルに接続されている特定の受信器の送信
することを中心とする目的を、本発明の目的とす
ることもできる。本発明は物体が同軸ケーブルに
接近すると指示を出し、またその同軸ケーブルは
データ信号を運ぶものであるので、周辺装置11
と信号受信器との間の信号送信に対する安全なデ
ータリンクが構成される。データリンクに対し、
その安全をおびやかすような如何なる接近も表示
装置上に表示され、警報を鳴らすこともできる。
このようにして、区間9に侵入が行なわれる
と、制御装置12はその区間9に対応したリモー
トターミナル6からデータ信号を受信し、その信
号を通常の方法により表示の変化及び/又は警報
に翻訳する。例えば、カラー陰極線管上の表示の
一部の色を緑から赤に変化させたり、点滅させて
もよく、あるいは警報灯を点灯したり、警報音を
発してもよい。それらの方法により、データリン
クや保護領域に物体が接近したことをオペレータ
に知らせるのである。
と、制御装置12はその区間9に対応したリモー
トターミナル6からデータ信号を受信し、その信
号を通常の方法により表示の変化及び/又は警報
に翻訳する。例えば、カラー陰極線管上の表示の
一部の色を緑から赤に変化させたり、点滅させて
もよく、あるいは警報灯を点灯したり、警報音を
発してもよい。それらの方法により、データリン
クや保護領域に物体が接近したことをオペレータ
に知らせるのである。
ラジオ周波数デカツプラ14及び26は、第4
図に示される如きローパスフイルタの形式である
ものが好ましい。第4図は通常の三叉フイルタを
示しており、同軸ケーブル21及び22の導線間
に直列に接続された一対のインダクタ19及び2
0を備えている。インダクタ19及び20はそれ
ぞれキヤパシタ23及び24によりバイパスさ
れ、それらの相互制御接点はキヤパシタ25を経
てグランドにバイパスされている。ローパスフイ
ルタとしては、10メガヘルツ以下の周波数を通過
させるように設計されたものが好ましい。その結
果、ケーブル21及び22に交互に送出される40
メガヘルツのCW信号は、一方のケーブルから隣
のケーブルへ通過することを阻止される。しか
し、電源とデータ信号はデカツプラを通過してケ
ーブルの端まで到達する。
図に示される如きローパスフイルタの形式である
ものが好ましい。第4図は通常の三叉フイルタを
示しており、同軸ケーブル21及び22の導線間
に直列に接続された一対のインダクタ19及び2
0を備えている。インダクタ19及び20はそれ
ぞれキヤパシタ23及び24によりバイパスさ
れ、それらの相互制御接点はキヤパシタ25を経
てグランドにバイパスされている。ローパスフイ
ルタとしては、10メガヘルツ以下の周波数を通過
させるように設計されたものが好ましい。その結
果、ケーブル21及び22に交互に送出される40
メガヘルツのCW信号は、一方のケーブルから隣
のケーブルへ通過することを阻止される。しか
し、電源とデータ信号はデカツプラを通過してケ
ーブルの端まで到達する。
第5図には、各リモートターミナル6の送信器
部分と受信器部分が示されている。各区間におい
て、ケーブル7Aと7Bは送信信号を運ぶために
用いられ、ケーブル8Aと8Bは受信信号を運ぶ
ために用いられる。ケーブル7Aと7Bは三叉フ
イルタ26を挾んで接続され、ケーブル8Aと8
Bも同様の三叉フイルタ26を挾んで接続されて
いる。
部分と受信器部分が示されている。各区間におい
て、ケーブル7Aと7Bは送信信号を運ぶために
用いられ、ケーブル8Aと8Bは受信信号を運ぶ
ために用いられる。ケーブル7Aと7Bは三叉フ
イルタ26を挾んで接続され、ケーブル8Aと8
Bも同様の三叉フイルタ26を挾んで接続されて
いる。
各三叉フイルタ26の中央接点はツエナーダイ
オード26を介してグランドに接続されることに
より、ケーブルに接続されている電子機器を光照
射に起因する電源サージなどから保護している。
オード26を介してグランドに接続されることに
より、ケーブルに接続されている電子機器を光照
射に起因する電源サージなどから保護している。
また、各三叉フイルタ26の中央接点は一対の
ブリツジ整流器28及び29に接続され、これら
の整流器28及び29は、主高調電源周波数に同
調された共振帯域消去フイルタ30を経て直流電
源変換器131に接続されている。電源変換器1
31は通常の構成のものでよく、例えば、リモー
トターミナルにロジツクレベルの電源+Vボルト
及び−Vボルトを供給するテクトロール
(Tectrol)SP251型電流供給器を用いることがで
きる。
ブリツジ整流器28及び29に接続され、これら
の整流器28及び29は、主高調電源周波数に同
調された共振帯域消去フイルタ30を経て直流電
源変換器131に接続されている。電源変換器1
31は通常の構成のものでよく、例えば、リモー
トターミナルにロジツクレベルの電源+Vボルト
及び−Vボルトを供給するテクトロール
(Tectrol)SP251型電流供給器を用いることがで
きる。
さらに、送信器と受信器は交互の区間で異なる
ラジオ周波数で動作することが好ましく、これは
区間相互間での干渉を一層少なくするためであ
る。それには、例えば一対の水晶発振器を約40メ
ガヘルツで動作させ、両発振器周波数の差を30キ
ロヘルツとすればよい。そのため、異なつた周波
数信号を出力する発振器31及び32が設けられ
て、それらの出力信号がNANDゲート33の2
個の入力端子に入力されており、それらの発振器
31又は32はスイツチ34又は35により切り
替えて選択されるようになつている。このように
して、本装置設置後は、スイツチ34又は35の
動作により発振器31又は32が選択され、隣接
区間に異なる周波数の信号が供給されるようにな
る。
ラジオ周波数で動作することが好ましく、これは
区間相互間での干渉を一層少なくするためであ
る。それには、例えば一対の水晶発振器を約40メ
ガヘルツで動作させ、両発振器周波数の差を30キ
ロヘルツとすればよい。そのため、異なつた周波
数信号を出力する発振器31及び32が設けられ
て、それらの出力信号がNANDゲート33の2
個の入力端子に入力されており、それらの発振器
31又は32はスイツチ34又は35により切り
替えて選択されるようになつている。このように
して、本装置設置後は、スイツチ34又は35の
動作により発振器31又は32が選択され、隣接
区間に異なる周波数の信号が供給されるようにな
る。
周波数が選択されたNANDゲート33の出力
信号は、NANDゲート36及び37の一方の入
力端子に供給される。NANDゲート36の他方
の入力端子はI/Qの記号が付されたリードに接
続され、NANDゲート37の他方の入力端子は
I/Qの記号が付されたリードに接続されてい
る。NANDゲート37の出力端子はNANDゲー
ト38の一方の入力端子に接続され、NANDゲ
ート36の出力端子はインダクタ39を経て
NANDゲート38の他方の入力端子に接続され
ている。インダクタ39はインダクタンスを有
し、通過信号の位相を90度シフトさせる。
信号は、NANDゲート36及び37の一方の入
力端子に供給される。NANDゲート36の他方
の入力端子はI/Qの記号が付されたリードに接
続され、NANDゲート37の他方の入力端子は
I/Qの記号が付されたリードに接続されてい
る。NANDゲート37の出力端子はNANDゲー
ト38の一方の入力端子に接続され、NANDゲ
ート36の出力端子はインダクタ39を経て
NANDゲート38の他方の入力端子に接続され
ている。インダクタ39はインダクタンスを有
し、通過信号の位相を90度シフトさせる。
このようにして、NANDゲート33から出力
される約40メガヘルツの信号は、両NANDゲー
ト36及び37に供給される。NANDゲート3
6のI/Q入力端子にイネーブル信号を供給する
と、NANDゲート36の動作が禁止され、発振
器からの信号はゲート37及び38を通過する。
逆に、イネーブル信号をNANDゲート37の
I/Q入力端子に供給すれば、発振器からの40メ
ガヘルツの信号はNANDゲート36を通過し、
位相が90度遅らされた後にNANDゲート38を
通過する。その結果、NANDゲート36のI/
Q入力端子又はNANDゲート37の入力
端子に論理信号を供給することにより、発振器か
らの信号と同位相の信号又は90度位相がシフトし
た信号がNANDゲート38を通過するようにな
る。
される約40メガヘルツの信号は、両NANDゲー
ト36及び37に供給される。NANDゲート3
6のI/Q入力端子にイネーブル信号を供給する
と、NANDゲート36の動作が禁止され、発振
器からの信号はゲート37及び38を通過する。
逆に、イネーブル信号をNANDゲート37の
I/Q入力端子に供給すれば、発振器からの40メ
ガヘルツの信号はNANDゲート36を通過し、
位相が90度遅らされた後にNANDゲート38を
通過する。その結果、NANDゲート36のI/
Q入力端子又はNANDゲート37の入力
端子に論理信号を供給することにより、発振器か
らの信号と同位相の信号又は90度位相がシフトし
た信号がNANDゲート38を通過するようにな
る。
NANDゲート38の出力信号はNANDゲート
40及び41の一方の入力端子に供給される。ゲ
ート40及び41の他方の入力端子は、それぞれ
リードTxA及びTxBに接続されている。その結
果、これらの入力端子の一方にリードTxA又は
TxBから論理イネーブル信号を供給すると、選
択されたNANDゲートが発振器と同位相の信号
又は90度位相シフトした信号を通過させるように
なる。
40及び41の一方の入力端子に供給される。ゲ
ート40及び41の他方の入力端子は、それぞれ
リードTxA及びTxBに接続されている。その結
果、これらの入力端子の一方にリードTxA又は
TxBから論理イネーブル信号を供給すると、選
択されたNANDゲートが発振器と同位相の信号
又は90度位相シフトした信号を通過させるように
なる。
NANDゲート40及び41の出力端子は、そ
れぞれキヤパシタ42及び43を経て高周波電力
トランジスタ44及び45のベース入力端子に接
続されている。トランジスタ44及び45のコレ
クタは、それぞれインダクタ46及び47を経て
グランドに接続され、かつ周知の方法によりそれ
ぞれキヤパシタ48及び49でバイパスされてい
る。トランジスタ44及び45のエミツタには電
圧−Vが供給されている。
れぞれキヤパシタ42及び43を経て高周波電力
トランジスタ44及び45のベース入力端子に接
続されている。トランジスタ44及び45のコレ
クタは、それぞれインダクタ46及び47を経て
グランドに接続され、かつ周知の方法によりそれ
ぞれキヤパシタ48及び49でバイパスされてい
る。トランジスタ44及び45のエミツタには電
圧−Vが供給されている。
トランジスタ44のコレクタは、抵抗50、イ
ンダクタ51及びキヤパシタ52にてなる直列回
路を経て同軸ケーブル7Aの中心導線に接続さ
れ、トランジスタ45のコレクタは、抵抗53、
インダクタ54及びキヤパシタ55の直列回路を
経て同軸ケーブル7Bの中心導線に接続されてい
る。
ンダクタ51及びキヤパシタ52にてなる直列回
路を経て同軸ケーブル7Aの中心導線に接続さ
れ、トランジスタ45のコレクタは、抵抗53、
インダクタ54及びキヤパシタ55の直列回路を
経て同軸ケーブル7Bの中心導線に接続されてい
る。
このようにして、リードTxA又はTxBのいず
れかに論理イネーブル信号を供給すると、発振器
31又は32から発生するラジオ周波数信号又は
その信号の90度位相シフトした信号が切り替えら
れてケーブル7A又は7Bに供給されることがわ
かる。
れかに論理イネーブル信号を供給すると、発振器
31又は32から発生するラジオ周波数信号又は
その信号の90度位相シフトした信号が切り替えら
れてケーブル7A又は7Bに供給されることがわ
かる。
制御装置からケーブルを経て送られてきた電源
の交流パルスは、ローパス三叉フイルタ26を直
接通過してケーブル7Aから7Bに送られて行く
と同時に、傍受され、整流されてローカルターミ
ナルの電源として使用される。同様にして、フイ
ルタの通過帯域に周波数をもつデータ信号は、ケ
ーブル中を運ばれてきたフイルタを通過し、以下
に説明するようにローカルリモートターミナルで
受信される。
の交流パルスは、ローパス三叉フイルタ26を直
接通過してケーブル7Aから7Bに送られて行く
と同時に、傍受され、整流されてローカルターミ
ナルの電源として使用される。同様にして、フイ
ルタの通過帯域に周波数をもつデータ信号は、ケ
ーブル中を運ばれてきたフイルタを通過し、以下
に説明するようにローカルリモートターミナルで
受信される。
送信R.F.信号を第2の平行ケーブルで受信する
ために、ケーブル8Aの中心導線にキヤパシタ5
6が接続され、そのキヤパシタ56は更にインダ
クタ57に直列に接続されてゲートR.F.FET5
8の1個の入力端子へとつながつている。FET
58のゲート入力端子は記号RxAで示されるリ
ードに接続されている。同様にして、ケーブル8
Bの中心導線はキヤパシタ59及びインダクタ6
0を介してゲートR.F.FET61の入力端子に接
続されている。FET61のゲート入力端子は記
号RxBで示されるリードに接続されている。こ
れらのFET61及び58は、それぞれ抵抗62
及び63を介して−Vボルトの電源に接続され、
またそれぞれキヤパシタ64及び65を介して通
常の方法によりグランドにバイパスされている。
ために、ケーブル8Aの中心導線にキヤパシタ5
6が接続され、そのキヤパシタ56は更にインダ
クタ57に直列に接続されてゲートR.F.FET5
8の1個の入力端子へとつながつている。FET
58のゲート入力端子は記号RxAで示されるリ
ードに接続されている。同様にして、ケーブル8
Bの中心導線はキヤパシタ59及びインダクタ6
0を介してゲートR.F.FET61の入力端子に接
続されている。FET61のゲート入力端子は記
号RxBで示されるリードに接続されている。こ
れらのFET61及び58は、それぞれ抵抗62
及び63を介して−Vボルトの電源に接続され、
またそれぞれキヤパシタ64及び65を介して通
常の方法によりグランドにバイパスされている。
キヤパシタ56及びインダクタ57、並びにキ
ヤパシタ59及びインダクタ60はともに直列共
振回路を形成し、ケーブル8A及び8Bが受信し
たラジオ周波数信号に共振する。FET58及び
61は入力信号に対する増幅作用とゲート作用を
行なう。例えば、リードRxAに論理イネーブル
信号が供給されるとFET58がオンに切り替え
られ、ケーブル8Aにより受信された信号を通過
させるようになる。この機能はリードRxBに供
給される論理イネーブル信号によつても同様に実
行され、その場合はケーブル8Bにより受信され
た信号がFET61を通過できるようになる。
ヤパシタ59及びインダクタ60はともに直列共
振回路を形成し、ケーブル8A及び8Bが受信し
たラジオ周波数信号に共振する。FET58及び
61は入力信号に対する増幅作用とゲート作用を
行なう。例えば、リードRxAに論理イネーブル
信号が供給されるとFET58がオンに切り替え
られ、ケーブル8Aにより受信された信号を通過
させるようになる。この機能はリードRxBに供
給される論理イネーブル信号によつても同様に実
行され、その場合はケーブル8Bにより受信され
た信号がFET61を通過できるようになる。
FET58及び61の出力は合流して、その出
力信号はトリマキヤパシタ66を経てFET増幅
器67に入力される。FET増幅器67の出力信
号は、トリマキヤパシタ68を経て受信器のダウ
ンコンバーシヨン回路、すなわちミキサ、により
受信される。
力信号はトリマキヤパシタ66を経てFET増幅
器67に入力される。FET増幅器67の出力信
号は、トリマキヤパシタ68を経て受信器のダウ
ンコンバーシヨン回路、すなわちミキサ、により
受信される。
FET58及び61は、接点がキヤパシタ71
によりバイパスされた孤立化インダクタ69と抵
抗70の直列回路を経て電源+Vに接続されてい
る。同様にして、FET67は、接点がキヤパシ
タ74によりバイパスされたインダクタ72と抵
抗73の直列回路を経て電源+Vに接続されてい
る。FET67のゲート入力は抵抗75を経て電
源+Vに接続されるとともに、キヤパシタ76を
経てバイパスされることにより、常時オン状態に
維持されている。
によりバイパスされた孤立化インダクタ69と抵
抗70の直列回路を経て電源+Vに接続されてい
る。同様にして、FET67は、接点がキヤパシ
タ74によりバイパスされたインダクタ72と抵
抗73の直列回路を経て電源+Vに接続されてい
る。FET67のゲート入力は抵抗75を経て電
源+Vに接続されるとともに、キヤパシタ76を
経てバイパスされることにより、常時オン状態に
維持されている。
このようにして、送信器と受信器はリード
TxA及びRxAに供給される論理イネーブル信号
によりそれぞれケーブル7A及び8Aに接続さ
れ、またリードTxB及びRxBに供給される論理
イネーブル信号によりそれぞれケーブル7B及び
8Bに接続される。
TxA及びRxAに供給される論理イネーブル信号
によりそれぞれケーブル7A及び8Aに接続さ
れ、またリードTxB及びRxBに供給される論理
イネーブル信号によりそれぞれケーブル7B及び
8Bに接続される。
NANDゲート77の一方の入力端子をNAND
ゲート33の出力端子に接続し、NANDゲート
77の他方の入力端子を電源+Vに接続すること
により、ローカル発振信号が発振器31又は32
から発生され、(以下に述べる)ミキサで使用さ
れるようになる。NANDゲート77の出力端子
はキヤパシタ78を介して記号LOが付されたリ
ードに接続されている。
ゲート33の出力端子に接続し、NANDゲート
77の他方の入力端子を電源+Vに接続すること
により、ローカル発振信号が発振器31又は32
から発生され、(以下に述べる)ミキサで使用さ
れるようになる。NANDゲート77の出力端子
はキヤパシタ78を介して記号LOが付されたリ
ードに接続されている。
第6図はリモートターミナルの検出器と制御部
分の好ましい例を示すブロツク図である。トリマ
キヤパシタ68(第5図)に接続されたミキサリ
ードがミキサ79の一方の入力端子に接続され、
他方の入力端子、すなわちローカル発振器入力端
子、にはローカル発振器信号を供給するLOリー
ドが接続されている。そのミキサ79の出力ベー
スバンド信号は増幅器80で増幅され、平衡増幅
器124(後述)及びローパスフイルタ81を経
てサンプル及びホールド回路82へ送られる。そ
のサンプル及びホールド回路82にはキヤパシタ
を含むことができ、その場合そのキヤパシタは受
信アナログ入力信号のレベルまでチヤージアツプ
され、リセツトにより放電させられる。ローパス
フイルタ81はアクテイブフイルタとすることが
でき、受信器がA又B同軸ケーブルに切り替つた
ときにリセツトされる。フイルタのパラメータは
制御装置の制御下において、後述のように設定す
ることができる。
分の好ましい例を示すブロツク図である。トリマ
キヤパシタ68(第5図)に接続されたミキサリ
ードがミキサ79の一方の入力端子に接続され、
他方の入力端子、すなわちローカル発振器入力端
子、にはローカル発振器信号を供給するLOリー
ドが接続されている。そのミキサ79の出力ベー
スバンド信号は増幅器80で増幅され、平衡増幅
器124(後述)及びローパスフイルタ81を経
てサンプル及びホールド回路82へ送られる。そ
のサンプル及びホールド回路82にはキヤパシタ
を含むことができ、その場合そのキヤパシタは受
信アナログ入力信号のレベルまでチヤージアツプ
され、リセツトにより放電させられる。ローパス
フイルタ81はアクテイブフイルタとすることが
でき、受信器がA又B同軸ケーブルに切り替つた
ときにリセツトされる。フイルタのパラメータは
制御装置の制御下において、後述のように設定す
ることができる。
サンプル及びホールド回路82の出力端子はマ
ルチプレクサー83の一方の入力端子に接続され
ている。
ルチプレクサー83の一方の入力端子に接続され
ている。
同軸ケーブルからリモートユニツトに供給され
る電源の交流極性が、区間のAサイドとBサイド
間で送信器と受信器を切り替えるのに使用される
ことは既に述べた。三叉フイルタ26の中央接点
で、リードTx及びRx(第5図)に接続されてい
る点は、この極性変化を検出するための信号取込
口として使用される。第6図では、Txリードと
Rxリードは抵抗84及び85を経て合流し、マ
ルチプレクサ83の他方の入力端子に接続されて
いる。
る電源の交流極性が、区間のAサイドとBサイド
間で送信器と受信器を切り替えるのに使用される
ことは既に述べた。三叉フイルタ26の中央接点
で、リードTx及びRx(第5図)に接続されてい
る点は、この極性変化を検出するための信号取込
口として使用される。第6図では、Txリードと
Rxリードは抵抗84及び85を経て合流し、マ
ルチプレクサ83の他方の入力端子に接続されて
いる。
リモートターミナルの主コントローラとしては
マイクロプロセツサが使用されており、このマイ
クロプロセツサの好ましいタイプとしては、メモ
リとUART(universal asynchronous receiver
−transmitter、万能非同期送受信器)を備えた
ものであり、例えばモトローラ社の製品である
MC6801型を挙げることができる。マイクロプロ
セツサを含むクロツクその他の補助的回路は、よ
く知られているので詳しくは説明しない。マイク
ロプロセツサ86はバツフア回路87とデジタ
ル/アナログ変換器88に信号を出力し、バツフ
ア回路93から信号を入力する。マイクロプロセ
ツサ86のメモリはフアームウエア中に信号を保
持しなくてはならず、それにより2個の入力信号
の間でマルチプレクサ83を切り替える。スイツ
チング制御信号はバツフア回路87に保持され、
導線89によりマルチプレクサ83のチヤンネル
制御入力端子へ送られる。導線89は2個以上の
入力チヤンネルを処理するために、複数のリード
から構成されていてもよい。
マイクロプロセツサが使用されており、このマイ
クロプロセツサの好ましいタイプとしては、メモ
リとUART(universal asynchronous receiver
−transmitter、万能非同期送受信器)を備えた
ものであり、例えばモトローラ社の製品である
MC6801型を挙げることができる。マイクロプロ
セツサを含むクロツクその他の補助的回路は、よ
く知られているので詳しくは説明しない。マイク
ロプロセツサ86はバツフア回路87とデジタ
ル/アナログ変換器88に信号を出力し、バツフ
ア回路93から信号を入力する。マイクロプロセ
ツサ86のメモリはフアームウエア中に信号を保
持しなくてはならず、それにより2個の入力信号
の間でマルチプレクサ83を切り替える。スイツ
チング制御信号はバツフア回路87に保持され、
導線89によりマルチプレクサ83のチヤンネル
制御入力端子へ送られる。導線89は2個以上の
入力チヤンネルを処理するために、複数のリード
から構成されていてもよい。
受信器からのベースバンドアナログ入力信号は
サンプル及びホールド回路82に保持され、適当
な時間にマルチプレクサ83を経て比較器90の
一方の入力端子に入力される。比較器90の出力
信号はマイクロプロセツサ86に供給される。比
較器90の他方の入力端子にはデジタル/アナロ
グ変換器88のアナログ出力信号が供給される。
デジタル/アナログ変換器88はマイクロプロセ
ツサ86からデジタル信号を入力してアナログ信
号に変換する。侵入が起つていないときには、マ
イクロプロセツサ86から出力される信号はゼロ
又は閾値レベルであるが、侵入が行なわれると信
号がこのレベルを越え、比較器90から信号が出
分される。マイクロプロセツサはフアームウエア
に蓄積されている制御信号を呼び出すことによ
り、同位相受信信号及び90度位相シフトした受信
信号を分析して信号の変動分又は侵入信号を取り
出し、侵入を計数し、更に閾値を越えた大きさを
表わす信号を蓄積する。制御装置はこれらの信号
を用いて、検出された侵入が偶然のものか実際の
侵入かを判断し、その侵入のパラメータを算出す
ることができる。
サンプル及びホールド回路82に保持され、適当
な時間にマルチプレクサ83を経て比較器90の
一方の入力端子に入力される。比較器90の出力
信号はマイクロプロセツサ86に供給される。比
較器90の他方の入力端子にはデジタル/アナロ
グ変換器88のアナログ出力信号が供給される。
デジタル/アナログ変換器88はマイクロプロセ
ツサ86からデジタル信号を入力してアナログ信
号に変換する。侵入が起つていないときには、マ
イクロプロセツサ86から出力される信号はゼロ
又は閾値レベルであるが、侵入が行なわれると信
号がこのレベルを越え、比較器90から信号が出
分される。マイクロプロセツサはフアームウエア
に蓄積されている制御信号を呼び出すことによ
り、同位相受信信号及び90度位相シフトした受信
信号を分析して信号の変動分又は侵入信号を取り
出し、侵入を計数し、更に閾値を越えた大きさを
表わす信号を蓄積する。制御装置はこれらの信号
を用いて、検出された侵入が偶然のものか実際の
侵入かを判断し、その侵入のパラメータを算出す
ることができる。
受信用の同軸ケーブルからR.F.信号を受信して
いると、侵入が行なわれていないときは相応のノ
イズ(クラツタ)が受信される。マイクロプロセ
ツサはこのデータをフイルタにかけ、平均信号を
作成する。この平均信号は加算増幅器125を経
て平衡増幅器124へ帰還させられる。加算増幅
器125は、マイクロプロセツサ86により両ケ
ーブルからデジタル/アナログ変換器88を経て
信号が与えられたときに、クラツタ補償信号を発
生する。これにより、平衡増幅器124は入力信
号の正常な背景部分をゼロにする。平均化の時定
数は、例えば約80秒のように長いことが好まし
い。平均化には標準のデジタルフイルタ動作手法
を用いることができる。フイルタ動作のパラメー
タは制御装置から適当なデータ信号を受信して変
更することができる。閾値は、マルチプレクサ8
3に信号を供給するローカルポテンシヨメータ
(図示略)により設定される。本実施例において、
マルチプレクサ83が2個以上の入力信号のマル
チプレクス動作を行なうことができるように、リ
ード89は2本以上の導線から構成されている。
マイクロプロセツサは背景“クラツタ”を検出す
るが、このクラツタは平衡増幅器124での引き
算により除去されたものである。アナログセンサ
データは、マイクロプロセツサにより制御される
アナログからデジタルへの変換プロセスにより、
アナログ/デジタル変換器(D/A)88及び比
較器90を通してデジタルサンプルに変換され
る。閾値は、リターンデータの一部として制御装
置へ送信することができる。
いると、侵入が行なわれていないときは相応のノ
イズ(クラツタ)が受信される。マイクロプロセ
ツサはこのデータをフイルタにかけ、平均信号を
作成する。この平均信号は加算増幅器125を経
て平衡増幅器124へ帰還させられる。加算増幅
器125は、マイクロプロセツサ86により両ケ
ーブルからデジタル/アナログ変換器88を経て
信号が与えられたときに、クラツタ補償信号を発
生する。これにより、平衡増幅器124は入力信
号の正常な背景部分をゼロにする。平均化の時定
数は、例えば約80秒のように長いことが好まし
い。平均化には標準のデジタルフイルタ動作手法
を用いることができる。フイルタ動作のパラメー
タは制御装置から適当なデータ信号を受信して変
更することができる。閾値は、マルチプレクサ8
3に信号を供給するローカルポテンシヨメータ
(図示略)により設定される。本実施例において、
マルチプレクサ83が2個以上の入力信号のマル
チプレクス動作を行なうことができるように、リ
ード89は2本以上の導線から構成されている。
マイクロプロセツサは背景“クラツタ”を検出す
るが、このクラツタは平衡増幅器124での引き
算により除去されたものである。アナログセンサ
データは、マイクロプロセツサにより制御される
アナログからデジタルへの変換プロセスにより、
アナログ/デジタル変換器(D/A)88及び比
較器90を通してデジタルサンプルに変換され
る。閾値は、リターンデータの一部として制御装
置へ送信することができる。
電源信号はまた、Txリード及びRxリードを通
つて適当な時間にマルチプレクサ83に供給され
る。この電源信号はまた、マイクロプロセツサ8
6にも供給され、マイクロプロセツサ86ではそ
の電源信号の極性変化のタイミングを検出する。
この信号は前述したR.F.信号と同様にして比較器
90を通過する。
つて適当な時間にマルチプレクサ83に供給され
る。この電源信号はまた、マイクロプロセツサ8
6にも供給され、マイクロプロセツサ86ではそ
の電源信号の極性変化のタイミングを検出する。
この信号は前述したR.F.信号と同様にして比較器
90を通過する。
制御装置からのデータ信号はまた、Txリード
とRxリードを経て受信され、以下に述べるよう
に、比較器124を経てマイクロプロセツサへ送
られる。良好なモデルでは、その(非同期9600ボ
ーの)データ信号は1ビツト周期当り16サイクル
をもつ153.6キロヘルツの正弦波搬送波から構成
されている。
とRxリードを経て受信され、以下に述べるよう
に、比較器124を経てマイクロプロセツサへ送
られる。良好なモデルでは、その(非同期9600ボ
ーの)データ信号は1ビツト周期当り16サイクル
をもつ153.6キロヘルツの正弦波搬送波から構成
されている。
マイクロプロセツサ86はマイクロプロセツサ
のフアームウエアに蓄積されている制御信号のシ
ーケンスの制御下にデータデコーダ及びデータジ
エネレータ91に接続され、同軸ケーブルから受
信されたデータ信号をコード化し、前述の送信器
及びケーブルを経て制御装置へ返送される信号を
同一速度で発生する。データ信号のコード化と発
生はよく知られているので、詳しくは説明しな
い。信号の好ましい形式については以下に記述す
る。
のフアームウエアに蓄積されている制御信号のシ
ーケンスの制御下にデータデコーダ及びデータジ
エネレータ91に接続され、同軸ケーブルから受
信されたデータ信号をコード化し、前述の送信器
及びケーブルを経て制御装置へ返送される信号を
同一速度で発生する。データ信号のコード化と発
生はよく知られているので、詳しくは説明しな
い。信号の好ましい形式については以下に記述す
る。
ターミナルアドレスデータ信号の検出は、よく
知られた通常の方法で行なわれる。複数のコード
化スイツチ92は各一方の端子が共通に接続され
て接地され、各他方の端子はバツフア回路93の
異なる入力端子に接続されている。これらのコー
ド化スイツチ92の他方の端子はまた、抵抗94
を経て+Vボルトの電源に供給されている。バツ
フア回路93の出力端子は、バスを経てマイクロ
プロセツサ86に接続されている。
知られた通常の方法で行なわれる。複数のコード
化スイツチ92は各一方の端子が共通に接続され
て接地され、各他方の端子はバツフア回路93の
異なる入力端子に接続されている。これらのコー
ド化スイツチ92の他方の端子はまた、抵抗94
を経て+Vボルトの電源に供給されている。バツ
フア回路93の出力端子は、バスを経てマイクロ
プロセツサ86に接続されている。
マイクロプロセツサ86はまた、バツフア回路
87の入力端子に接続される出力バスを備えてい
る。バツフア回路87の出力端子はI/Qリード
へ接続され、反転用ゲート95を経てリー
ドへ接続され、反転用ゲート96及び97を経て
それぞれTxAリード及びTxBリードへ接続され、
トランジスタ98及び99を経てそれぞれRxA
リード及びRxBリードへと接続されている。
RxAリード及びRxBリードへの接続の場合、バ
ツフア回路87の適当な出力端子が抵抗100を
経てトランジスタ98のベースに接続され、また
インバータ101と抵抗102を経てトランジス
タ99のベースに接続されている。RxAリード
は利得制御ポテンシヨメータ103を経てトラン
ジスタ98のコレクタに接続され、RxBリード
は利得制御ポテンシヨメータ104を経てトラン
ジスタ99のコレクタに接続されている。
87の入力端子に接続される出力バスを備えてい
る。バツフア回路87の出力端子はI/Qリード
へ接続され、反転用ゲート95を経てリー
ドへ接続され、反転用ゲート96及び97を経て
それぞれTxAリード及びTxBリードへ接続され、
トランジスタ98及び99を経てそれぞれRxA
リード及びRxBリードへと接続されている。
RxAリード及びRxBリードへの接続の場合、バ
ツフア回路87の適当な出力端子が抵抗100を
経てトランジスタ98のベースに接続され、また
インバータ101と抵抗102を経てトランジス
タ99のベースに接続されている。RxAリード
は利得制御ポテンシヨメータ103を経てトラン
ジスタ98のコレクタに接続され、RxBリード
は利得制御ポテンシヨメータ104を経てトラン
ジスタ99のコレクタに接続されている。
外部検出装置及びその他の周辺装置は、以下の
ように駆動され検出される。バツフア回路87の
多数の出力端子に駆動用リード105が接続さ
れ、外部装置からの信号はバツフア回路93の端
子106で受信される。したがつて、制御装置か
らアドレス信号と制御信号を受信すると、マイク
ロプロセツサ86の制御下に駆動用リード105
を用いて外部装置を駆動することができ、またリ
モートセンサから受信した信号は、マイクロプロ
セツサ86によりバツフア回路93を経てアクセ
スすることにより、リード106から検出するこ
とができる。
ように駆動され検出される。バツフア回路87の
多数の出力端子に駆動用リード105が接続さ
れ、外部装置からの信号はバツフア回路93の端
子106で受信される。したがつて、制御装置か
らアドレス信号と制御信号を受信すると、マイク
ロプロセツサ86の制御下に駆動用リード105
を用いて外部装置を駆動することができ、またリ
モートセンサから受信した信号は、マイクロプロ
セツサ86によりバツフア回路93を経てアクセ
スすることにより、リード106から検出するこ
とができる。
バツフア回路87及び93は、よく知られた構
造の多重三状態バツフア回路であることが好まし
い。
造の多重三状態バツフア回路であることが好まし
い。
ケーブルにデータを送信するために、S出力端
子に送信可能信号が発生し、マイクロプロセツサ
86のUARTにより9600ボーのデータが発生す
る。送信可能信号はNORゲート106の一方の
入力端子に供給されるとともに、反転ゲート10
7を経てNORゲート108の一方の入力端子に
供給される。ゲート106及び108の他方の入
力端子は、ともにデコーダ及びジエネレータ91
の153キロヘルツ発振器部分に接続されている。
子に送信可能信号が発生し、マイクロプロセツサ
86のUARTにより9600ボーのデータが発生す
る。送信可能信号はNORゲート106の一方の
入力端子に供給されるとともに、反転ゲート10
7を経てNORゲート108の一方の入力端子に
供給される。ゲート106及び108の他方の入
力端子は、ともにデコーダ及びジエネレータ91
の153キロヘルツ発振器部分に接続されている。
ゲート106及び108の出力端子はそれぞれ
抵抗109及び110を経て、NPN電力トラン
ジスタ111及びPNP電力トランジスタ112
に接続されている。トランジスタ111及び11
2のコレクタは抵抗113及び114を経て互い
に接続されている。トランジスタ111のエミツ
タは接地され、トランジスタ112のエミツタは
デカツプリング用インダクタ115を経て+Vの
電源に接続されているとともに、キヤパシタ11
6を経てグランドにバイパスされている。
抵抗109及び110を経て、NPN電力トラン
ジスタ111及びPNP電力トランジスタ112
に接続されている。トランジスタ111及び11
2のコレクタは抵抗113及び114を経て互い
に接続されている。トランジスタ111のエミツ
タは接地され、トランジスタ112のエミツタは
デカツプリング用インダクタ115を経て+Vの
電源に接続されているとともに、キヤパシタ11
6を経てグランドにバイパスされている。
抵抗113及び114の接点は、インダクタ1
17及び118を経てそれぞれRxリード及びTx
リードへと接続されている。両インダクタ117
及び118の外側端子間には小さいキヤパシタ1
19が接続されている。インダクタ118の外部
端子はキヤパシタ120及び抵抗121の直列回
路を経てTxリードに接続され、またインダクタ
117の外部端子はキヤパシタ122及び抵抗1
23の直列回路を経てRxリードに接続されてい
る。キヤパシタ120及びインダクタ118、並
びにキヤパシタ122及びインダクタ117はと
もに153.6キロヘルツの搬送波周波数に対する共
振回路を形成している。
17及び118を経てそれぞれRxリード及びTx
リードへと接続されている。両インダクタ117
及び118の外側端子間には小さいキヤパシタ1
19が接続されている。インダクタ118の外部
端子はキヤパシタ120及び抵抗121の直列回
路を経てTxリードに接続され、またインダクタ
117の外部端子はキヤパシタ122及び抵抗1
23の直列回路を経てRxリードに接続されてい
る。キヤパシタ120及びインダクタ118、並
びにキヤパシタ122及びインダクタ117はと
もに153.6キロヘルツの搬送波周波数に対する共
振回路を形成している。
データジエネレータ91は153.6キロヘルツの
信号を発生し、その信号はゲート106及び10
8の2入力端子の一方の入力端子に供給される。
マイクロプロセツサ86のUARTのTDATリー
ドに現れるデータパルスは、ゲート106及び1
08の他方の入力端子にそれぞれ与えられたま
ま、及び反転されて供給されて153キロヘルツ信
号を変調し、トランジスタ111及び112をプ
ツシユプル構成に駆動する。トランジスタ111
及び112の出力信号はTxリード及びRxリード
に供給され、これらのリードは第5図を参照して
前述したように、三叉フイルタ26の中央接点に
接続されている。このようにして、リモートター
ミナルからのデータ信号は同軸ケーブルに供給さ
れ、制御装置で受信される。
信号を発生し、その信号はゲート106及び10
8の2入力端子の一方の入力端子に供給される。
マイクロプロセツサ86のUARTのTDATリー
ドに現れるデータパルスは、ゲート106及び1
08の他方の入力端子にそれぞれ与えられたま
ま、及び反転されて供給されて153キロヘルツ信
号を変調し、トランジスタ111及び112をプ
ツシユプル構成に駆動する。トランジスタ111
及び112の出力信号はTxリード及びRxリード
に供給され、これらのリードは第5図を参照して
前述したように、三叉フイルタ26の中央接点に
接続されている。このようにして、リモートター
ミナルからのデータ信号は同軸ケーブルに供給さ
れ、制御装置で受信される。
Sリードイネーブル状態を送信時とは逆にする
ことにより受信動作が可能になり、比較器124
が153.6キロヘルツの入力搬送波を検出するよう
になる。データデコーダ91は比較器124から
の出力パルスをコード化し、そのコード化は9600
ボーの非同期入力データがRDATリードを経て
マイクロプロセツサのUARTに供給されるよう
に行なわれる。
ことにより受信動作が可能になり、比較器124
が153.6キロヘルツの入力搬送波を検出するよう
になる。データデコーダ91は比較器124から
の出力パルスをコード化し、そのコード化は9600
ボーの非同期入力データがRDATリードを経て
マイクロプロセツサのUARTに供給されるよう
に行なわれる。
このようにして、両ケーブル上をリモートター
ミナルから制御装置へデータが送信される。同様
にしてリモートターミナルはRxリード及びTxリ
ードによつて両ケーブルからデータ信号を受信
し、両ケーブルからの信号を加算する。しかし、
制御装置は両ケーブルのうちの1本のケーブルへ
送信を行ない、また両ケーブルのうちの1本のケ
ーブルから受信を行なうようになつているのが好
ましい。そうすれば、ケーブルが故障した場合の
冗長性が達成できるからである。
ミナルから制御装置へデータが送信される。同様
にしてリモートターミナルはRxリード及びTxリ
ードによつて両ケーブルからデータ信号を受信
し、両ケーブルからの信号を加算する。しかし、
制御装置は両ケーブルのうちの1本のケーブルへ
送信を行ない、また両ケーブルのうちの1本のケ
ーブルから受信を行なうようになつているのが好
ましい。そうすれば、ケーブルが故障した場合の
冗長性が達成できるからである。
データレートは9600ボーで、マークが同軸ケー
ブルの中心導線のゼロ信号レベルで形成され、ス
ペースが153キロヘルツ(1ビツト当り搬送波サ
イクルが16個)で形成されていることが好まし
い。
ブルの中心導線のゼロ信号レベルで形成され、ス
ペースが153キロヘルツ(1ビツト当り搬送波サ
イクルが16個)で形成されていることが好まし
い。
リモートターミナルでのアドレス及びデータ信
号の検出、並びにデータ信号の送信のための回路
は既に記述したが、マイクロプロセツサフアーム
ウエアメモリに蓄積される制御信号の形式化は通
常の方法で行なわれるので、信号化の好ましい形
式をよく理解するほど制御信号作成手順の形式化
が容易になる。そこで、次に制御信号の形式化を
説明する。
号の検出、並びにデータ信号の送信のための回路
は既に記述したが、マイクロプロセツサフアーム
ウエアメモリに蓄積される制御信号の形式化は通
常の方法で行なわれるので、信号化の好ましい形
式をよく理解するほど制御信号作成手順の形式化
が容易になる。そこで、次に制御信号の形式化を
説明する。
第7図に示されるように、電源の好ましい形式
は波形Aとして示され、交互パルスから構成され
るものである。Aで示される2個の波形は、2本
の同軸ケーブルの中心導線で運ばれたものであ
り、互いに反対の位相を有している。第7図に示
される遷移点A及びBは、マイクロプロセツサが
TxA及びTxBリード並びに、RxA及びRxBリー
ドにより、ケーブル7A及び8A、並びに7B及
び8B間で送信器と受信器の送信方向を反転させ
るタイミングを表わしている。その結果、全ての
電源の遷移点においてマイクロプロセツサのフエ
イスロツクループが更新され、それにより全ター
ミナルがそれぞれの40メガヘルツの侵入検出信号
を同期させることができるようになる。
は波形Aとして示され、交互パルスから構成され
るものである。Aで示される2個の波形は、2本
の同軸ケーブルの中心導線で運ばれたものであ
り、互いに反対の位相を有している。第7図に示
される遷移点A及びBは、マイクロプロセツサが
TxA及びTxBリード並びに、RxA及びRxBリー
ドにより、ケーブル7A及び8A、並びに7B及
び8B間で送信器と受信器の送信方向を反転させ
るタイミングを表わしている。その結果、全ての
電源の遷移点においてマイクロプロセツサのフエ
イスロツクループが更新され、それにより全ター
ミナルがそれぞれの40メガヘルツの侵入検出信号
を同期させることができるようになる。
特定方向(ここではフレームという)での送信
と受信の期間において、2つの異なる過程を考え
ることができる。それは、(a)データの受信と発生
(処理)、及び(b)侵入検出と信号分析である。本発
明の好ましい態様によれば、まず、タイミング図
Cで表わされ、各遷移時Aの後の安定化期間ある
いは遷移設定期間の後に続くデータ処理を考える
と、制御装置は3連続チヤンネル期間、すなわち
データ3バイトを送る期間、だけ信号を全リモー
トターミナルに送信する。制御装置が3バイトの
送信を終了すると、アドレス指定されたリモート
ターミナルは11チヤンネル期間(すなわち、11バ
イト)だけ同軸ケーブルにデータを送信する。波
形Bで示されたものは、3個の開始バイトで、各
バイトは8ビツトで構成されている。この3個の
開始バイトは、RFデカツプラを通つて同軸ケー
ブルを完全に送信され、前述のRxリード又はTx
リードによつて受信されることにより、各リモー
トターミナルに供給される。この3バイトの受信
に続いて、アドレス指定されたリモートターミナ
ルはタイミング図Cで示される9バイトを同軸ケ
ーブルに返送し、制御装置はこの9バイトを受信
する。
と受信の期間において、2つの異なる過程を考え
ることができる。それは、(a)データの受信と発生
(処理)、及び(b)侵入検出と信号分析である。本発
明の好ましい態様によれば、まず、タイミング図
Cで表わされ、各遷移時Aの後の安定化期間ある
いは遷移設定期間の後に続くデータ処理を考える
と、制御装置は3連続チヤンネル期間、すなわち
データ3バイトを送る期間、だけ信号を全リモー
トターミナルに送信する。制御装置が3バイトの
送信を終了すると、アドレス指定されたリモート
ターミナルは11チヤンネル期間(すなわち、11バ
イト)だけ同軸ケーブルにデータを送信する。波
形Bで示されたものは、3個の開始バイトで、各
バイトは8ビツトで構成されている。この3個の
開始バイトは、RFデカツプラを通つて同軸ケー
ブルを完全に送信され、前述のRxリード又はTx
リードによつて受信されることにより、各リモー
トターミナルに供給される。この3バイトの受信
に続いて、アドレス指定されたリモートターミナ
ルはタイミング図Cで示される9バイトを同軸ケ
ーブルに返送し、制御装置はこの9バイトを受信
する。
制御装置から送信される3バイトの最初のバイ
トは、16個のリモートターミナルから1個を特定
できる4ビツトアドレス、次に配列されリモート
ターミナルで使用されるデジタルフイルタをリセ
ツトするのに使用できる2ビツトのリセツトフラ
グ、さらにその次に配列される1ビツトの予備ビ
ツト、及びさらにその次に配列され応答として2
個のデータサブフレームのいずれを返送するかを
特定する1ビツトから構成されていることが好ま
しい。2番目のバイトは、外部センサ又は外部機
器に接続されるイネーブルリード105(第6図
参照)に信号を供給させる8ビツトから構成され
ている。これらの8ビツトは、他のセンサ類に対
するテスト命令その他の制御フラグとすることも
できる。3番目のビツトはチエツク和で、ローカ
ルプロセツサはそのビツトを使つて周知の方法で
受信信号の信頼性を確認できる。
トは、16個のリモートターミナルから1個を特定
できる4ビツトアドレス、次に配列されリモート
ターミナルで使用されるデジタルフイルタをリセ
ツトするのに使用できる2ビツトのリセツトフラ
グ、さらにその次に配列される1ビツトの予備ビ
ツト、及びさらにその次に配列され応答として2
個のデータサブフレームのいずれを返送するかを
特定する1ビツトから構成されていることが好ま
しい。2番目のバイトは、外部センサ又は外部機
器に接続されるイネーブルリード105(第6図
参照)に信号を供給させる8ビツトから構成され
ている。これらの8ビツトは、他のセンサ類に対
するテスト命令その他の制御フラグとすることも
できる。3番目のビツトはチエツク和で、ローカ
ルプロセツサはそのビツトを使つて周知の方法で
受信信号の信頼性を確認できる。
上述の如く、2種類のデータサブフレームのう
ち、アドレス指定されたリモートターミナルによ
り返送される一方のデータサブフレームが特定さ
れ、各データサブフレームはその最後のバイトに
チエツク和を有している。返送されるデータフレ
ームの最初の2バイトは、前述の閾値と比較して
大きさを特定する。次の2バイトは、侵入あるい
は閾値を越え記録されている“ヒツト”の回数を
特定する。次の2バイトは、制御装置が独立して
比較を行ない、侵入警報を出すか否かを決定でき
るようにするために、設定閾値がいくらであるか
を特定する。次のバイトにはシステムフラグが含
まれ、さらにその次のバイトには外部もしくは周
辺のセンサ又は機器に関するデータ、又はそれら
から受信されたデータが含まれる。外部センサに
対する1個のスイツチのオン・オフ状態、例えば
8個の外部センサを有する場合には走査点バイト
の各ビツト、は、外部センサが警戒状態にあるか
否かを示すことができる。最後のビツトはチエツ
ク和であり、制御装置がそのデータが有効である
ことを確認するために周知の方法により導入され
たものである。
ち、アドレス指定されたリモートターミナルによ
り返送される一方のデータサブフレームが特定さ
れ、各データサブフレームはその最後のバイトに
チエツク和を有している。返送されるデータフレ
ームの最初の2バイトは、前述の閾値と比較して
大きさを特定する。次の2バイトは、侵入あるい
は閾値を越え記録されている“ヒツト”の回数を
特定する。次の2バイトは、制御装置が独立して
比較を行ない、侵入警報を出すか否かを決定でき
るようにするために、設定閾値がいくらであるか
を特定する。次のバイトにはシステムフラグが含
まれ、さらにその次のバイトには外部もしくは周
辺のセンサ又は機器に関するデータ、又はそれら
から受信されたデータが含まれる。外部センサに
対する1個のスイツチのオン・オフ状態、例えば
8個の外部センサを有する場合には走査点バイト
の各ビツト、は、外部センサが警戒状態にあるか
否かを示すことができる。最後のビツトはチエツ
ク和であり、制御装置がそのデータが有効である
ことを確認するために周知の方法により導入され
たものである。
データサブフレームの第2の形式は種々の目的
に用いることができる。例えば、既に行なわれて
いるかも知れないがRFループアランドテストの
測定結果、システムの平衡のとれた大きさ、リモ
ートターミナルの電源電圧などの送信、というよ
うなテスト目的に用いることができる。また、返
送されるデータの第2の形式は、例えば外部セン
サから受信され、あるいはデータ信号ジエネレー
タから受信されたデータであつて、安全なリンク
により制御装置に送信されるべきデータとするこ
とができる。
に用いることができる。例えば、既に行なわれて
いるかも知れないがRFループアランドテストの
測定結果、システムの平衡のとれた大きさ、リモ
ートターミナルの電源電圧などの送信、というよ
うなテスト目的に用いることができる。また、返
送されるデータの第2の形式は、例えば外部セン
サから受信され、あるいはデータ信号ジエネレー
タから受信されたデータであつて、安全なリンク
により制御装置に送信されるべきデータとするこ
とができる。
システムフラグはリモートターミナルが同期し
ているか否かを示すことができ、制御ターミナル
の制御下に進行しているときの平衡調整回数など
を示すことができる。
ているか否かを示すことができ、制御ターミナル
の制御下に進行しているときの平衡調整回数など
を示すことができる。
第7図において、タイミング図Dはリモートタ
ーミナル内でのチヤンネルタイミングを表わす。
期間IBにおいて、同位相CWラジオ周波数信号が
Bサイド同軸ケーブル、例えばケーブル7Bに、
に送信される。期間QBにおいて、90度位相がシ
フトしたCWラジオ周波数信号がその同一ケーブ
ルに送信される。期間IAにおいて、同位相ラジ
オ周波信号がAサイドケーブル、例えばケーブル
7A、に送信され、期間QAにおいて、90度位相
シフトしたラジオ周波数信号がその同一ケーブル
に送出される。期間NB及びNAにおいては何も
送信されず、この期間は積分を行なつてD.C.結合
ベースバンド増幅器のドリフトを補償するために
自動的にゼロ設定を行なうために使用される。期
間TESTはマイクロプロセツサが閾値ポテンシヨ
メータ電圧、電源電圧、及び他の一般的テストを
解読するために使用される。
ーミナル内でのチヤンネルタイミングを表わす。
期間IBにおいて、同位相CWラジオ周波数信号が
Bサイド同軸ケーブル、例えばケーブル7Bに、
に送信される。期間QBにおいて、90度位相がシ
フトしたCWラジオ周波数信号がその同一ケーブ
ルに送信される。期間IAにおいて、同位相ラジ
オ周波信号がAサイドケーブル、例えばケーブル
7A、に送信され、期間QAにおいて、90度位相
シフトしたラジオ周波数信号がその同一ケーブル
に送出される。期間NB及びNAにおいては何も
送信されず、この期間は積分を行なつてD.C.結合
ベースバンド増幅器のドリフトを補償するために
自動的にゼロ設定を行なうために使用される。期
間TESTはマイクロプロセツサが閾値ポテンシヨ
メータ電圧、電源電圧、及び他の一般的テストを
解読するために使用される。
タイミング図Eは実際の処理期間を表わしてお
りタイミング図Dのタイミングから1期間だけ遅
れている。送信期間では、マイクロプロセツサは
前のチヤンネル期間からの受信データの計算を行
なつている。例えば、期間IAにおいて同位相ラ
ジオ周波数信号がAサイドケーブルに供給されて
いるとき、マイクロプロセツサはその直前の送信
期間QBにおいてBサイドケーブルに送信された
90度位相シフトした成分からの受信信号を処理し
ている。
りタイミング図Dのタイミングから1期間だけ遅
れている。送信期間では、マイクロプロセツサは
前のチヤンネル期間からの受信データの計算を行
なつている。例えば、期間IAにおいて同位相ラ
ジオ周波数信号がAサイドケーブルに供給されて
いるとき、マイクロプロセツサはその直前の送信
期間QBにおいてBサイドケーブルに送信された
90度位相シフトした成分からの受信信号を処理し
ている。
受信信号の同位相成分及び90度位相シフトした
成分を分析して侵入を検出する手法の詳細は、そ
の原理がよく知られているのでここで詳しく説明
する必要はない。
成分を分析して侵入を検出する手法の詳細は、そ
の原理がよく知られているのでここで詳しく説明
する必要はない。
第8図には本発明で使用される制御装置のブロ
ツク図を示す。中央処理装置CPU126が通常
の方法によりバスシステム127に接続され、そ
のバスシステム127にはROM(リードオンリ
メモリ)128とRAM(ランダムアクセスメモ
リ)129が接続されている。バスシステム12
7にはまた、UART130が接続され、その
UART130は陰極線管ターミナルに接続され
ている。陰極線管ターミナルは通常の構造のキー
ボード又は押釦制御盤131を備えることができ
る。バスシステム127にはまた、データリンク
インタフエース132が接続され、インタフエー
ス132は同軸ケーブルコネクタ133及び13
4を経てRFデカツプラに接続されている。
ツク図を示す。中央処理装置CPU126が通常
の方法によりバスシステム127に接続され、そ
のバスシステム127にはROM(リードオンリ
メモリ)128とRAM(ランダムアクセスメモ
リ)129が接続されている。バスシステム12
7にはまた、UART130が接続され、その
UART130は陰極線管ターミナルに接続され
ている。陰極線管ターミナルは通常の構造のキー
ボード又は押釦制御盤131を備えることができ
る。バスシステム127にはまた、データリンク
インタフエース132が接続され、インタフエー
ス132は同軸ケーブルコネクタ133及び13
4を経てRFデカツプラに接続されている。
電源供給装置135がインバータ139に直列
に接続されて、18〜1/3ヘルツの交流電源パルス
を好ましく60ボルトで供給する。この電源パルス
は阻止フイルタ136及び137を通過する。フ
イルタ136及び137は、153.6キロヘルツの
データリンクが電源供給装置により短絡されない
ように設計されていない。インバータ139は電
源供給装置から入力した60ボルトの直流電流を18
〜1/3ヘルツの60ボルト方形波に変換し、同軸ケ
ーブルコネクタ133,134に電源を供給す
る。18〜1/3ヘルツの周波数はCPU126から発
生する。
に接続されて、18〜1/3ヘルツの交流電源パルス
を好ましく60ボルトで供給する。この電源パルス
は阻止フイルタ136及び137を通過する。フ
イルタ136及び137は、153.6キロヘルツの
データリンクが電源供給装置により短絡されない
ように設計されていない。インバータ139は電
源供給装置から入力した60ボルトの直流電流を18
〜1/3ヘルツの60ボルト方形波に変換し、同軸ケ
ーブルコネクタ133,134に電源を供給す
る。18〜1/3ヘルツの周波数はCPU126から発
生する。
RAMメモリ129は、保護領域又は保護ライ
ンの図形をCPU126の制御下に周知の方法で
描出する信号を蓄積することが好ましい。ROM
128はCPU126が使用する動作制御信号を
蓄積している。バツテリ安定器138の出力端子
は電流ダイオードを経てRAM129の入力端子
に接続され、電源電圧が低下した場合にもRAM
129の蓄積データを保持するようになつてい
る。
ンの図形をCPU126の制御下に周知の方法で
描出する信号を蓄積することが好ましい。ROM
128はCPU126が使用する動作制御信号を
蓄積している。バツテリ安定器138の出力端子
は電流ダイオードを経てRAM129の入力端子
に接続され、電源電圧が低下した場合にもRAM
129の蓄積データを保持するようになつてい
る。
第7図のタイミング図Bを参照して設明したよ
うに、動作時にCPU126は8ビツトバイト3
個を連続して発生する。既述の如く、最初のバイ
トの最初の4ビツトはリモートターミナルの1個
を指定するアドレスを含んでいる。その発生アド
レスは、最初のアドレス又は登録バイトが発生さ
れ又は送信されるたび毎の次のリモートターミナ
ルを指定するものであることは言うまでもない。
前述の形式の3個のバイト全てがインタフエース
132を通過して、コネクタ133及び134に
接続される2本のケーブルのうちの1本に供給さ
れる。
うに、動作時にCPU126は8ビツトバイト3
個を連続して発生する。既述の如く、最初のバイ
トの最初の4ビツトはリモートターミナルの1個
を指定するアドレスを含んでいる。その発生アド
レスは、最初のアドレス又は登録バイトが発生さ
れ又は送信されるたび毎の次のリモートターミナ
ルを指定するものであることは言うまでもない。
前述の形式の3個のバイト全てがインタフエース
132を通過して、コネクタ133及び134に
接続される2本のケーブルのうちの1本に供給さ
れる。
アドレス指定されたリモートターミナルからの
返送データの受信において、その信号はコネクタ
133及び134によつてインタフエース132
を通つてバス127に供給される。CPU126
はその信号を分析し、UART130を経てCRT
ターミナル131に適当なデータ信号を供給する
ことにより、そのCRTターミナル上の図形を更
新する。
返送データの受信において、その信号はコネクタ
133及び134によつてインタフエース132
を通つてバス127に供給される。CPU126
はその信号を分析し、UART130を経てCRT
ターミナル131に適当なデータ信号を供給する
ことにより、そのCRTターミナル上の図形を更
新する。
また、CRTデイスプレイは、RAM129に蓄
積されている図形信号を連続的に呼び出してその
表示図形を更新する“スマートターミナル”とす
ることもできる。その場合、CPU126は、警
報信号を出したり、一部分の色を変化させたりす
るような“例外的な”データのみをCRTターミ
ナルに送出する必要がある。
積されている図形信号を連続的に呼び出してその
表示図形を更新する“スマートターミナル”とす
ることもできる。その場合、CPU126は、警
報信号を出したり、一部分の色を変化させたりす
るような“例外的な”データのみをCRTターミ
ナルに送出する必要がある。
制御モジユールには更に、選択的に設けられる
プリンタや予備のRS232ポートのインタフエース
となりバス127に接続されるUART140を
備えることができる。
プリンタや予備のRS232ポートのインタフエース
となりバス127に接続されるUART140を
備えることができる。
各登録されたリモートターミナルからデータを
受信すると、CPUは図形の各部分を構成するデ
ータを更新する。図形情報を発生し、警報を発生
する方法は既に知られており、それは本発明の課
題ではない。
受信すると、CPUは図形の各部分を構成するデ
ータを更新する。図形情報を発生し、警報を発生
する方法は既に知られており、それは本発明の課
題ではない。
以上の本発明の装置は、従来の装置に比べて十
分な利点を備えている。本発明ではCW信号を用
いるので、非常に狭い帯域幅信号を使用すること
ができ、それによつてノイズが少なくなり、検出
の信頼性が向上する。区間の長さを種々のものに
することができるので、本装置は融通性のあるも
のになる。本装置は区間をつなぎ合わせて構成さ
れるので、種々の長さの装置を設計するのに、標
準化されて低コストの機器を使用することができ
る。電源とデータが検出用のケーブルを送信され
るので、電源とデータの分配ネツトワークを別途
設ける必要がない。このように、本発明の装置
は、他のセンサや機器に対する電源やデータの安
全な送信リンクとすることができる。更に、仮に
1本のケーブルが故障したとしても、全装置が停
止するのではなく、1個の小領域が動作不能にな
るだけである。その場合、1本のケーブルとグラ
ンドで必要な回路を構成することができるので、
電源とデータは残りの区間に送信され続ける。
分な利点を備えている。本発明ではCW信号を用
いるので、非常に狭い帯域幅信号を使用すること
ができ、それによつてノイズが少なくなり、検出
の信頼性が向上する。区間の長さを種々のものに
することができるので、本装置は融通性のあるも
のになる。本装置は区間をつなぎ合わせて構成さ
れるので、種々の長さの装置を設計するのに、標
準化されて低コストの機器を使用することができ
る。電源とデータが検出用のケーブルを送信され
るので、電源とデータの分配ネツトワークを別途
設ける必要がない。このように、本発明の装置
は、他のセンサや機器に対する電源やデータの安
全な送信リンクとすることができる。更に、仮に
1本のケーブルが故障したとしても、全装置が停
止するのではなく、1個の小領域が動作不能にな
るだけである。その場合、1本のケーブルとグラ
ンドで必要な回路を構成することができるので、
電源とデータは残りの区間に送信され続ける。
この技術に習熟し、本発明を理解できる者であ
れば、本明細書に記載の原理を用いて他の態様又
は変形を思いつくかも知れない。しかし、それら
は全て、特許請求の範囲に記載された本発明の範
囲内のものである。
れば、本明細書に記載の原理を用いて他の態様又
は変形を思いつくかも知れない。しかし、それら
は全て、特許請求の範囲に記載された本発明の範
囲内のものである。
第1図は侵入検出装置により保護される典型的
な領域の表示の例を示す図、第2図は使用中の一
対のリーク性同軸ケーブルを示す断面図、第3A
図は本発明の一実施例を示すブロツク図、第3B
図は本発明で使用されるリモートターミナルの部
分を示す機能的ブロツク図、第4図は本発明で使
用される三叉フイルターを示す回路図、第5図は
本発明におけるリモートターミナルの部分のう
ち、送信器、受信器、並びに本発明における同軸
ケーブルに対する電源入力、データ受信及びデー
タ送信の結合部分を示す回路図、第6図は本発明
におけるリモートターミナルの制御部分の一部を
ブロツク図で一部を回路図で示す図、第7図は一
実施例の動作を説明する波形図、第8図は本発明
と共に使用される制御装置を示すブロツク図であ
る。 3,4,7A,7B,8A,8B……リーク性
同軸ケーブル、6……リモートターミナル、12
……制御装置、14,26……ラジオ周波数デカ
ツプラ。
な領域の表示の例を示す図、第2図は使用中の一
対のリーク性同軸ケーブルを示す断面図、第3A
図は本発明の一実施例を示すブロツク図、第3B
図は本発明で使用されるリモートターミナルの部
分を示す機能的ブロツク図、第4図は本発明で使
用される三叉フイルターを示す回路図、第5図は
本発明におけるリモートターミナルの部分のう
ち、送信器、受信器、並びに本発明における同軸
ケーブルに対する電源入力、データ受信及びデー
タ送信の結合部分を示す回路図、第6図は本発明
におけるリモートターミナルの制御部分の一部を
ブロツク図で一部を回路図で示す図、第7図は一
実施例の動作を説明する波形図、第8図は本発明
と共に使用される制御装置を示すブロツク図であ
る。 3,4,7A,7B,8A,8B……リーク性
同軸ケーブル、6……リモートターミナル、12
……制御装置、14,26……ラジオ周波数デカ
ツプラ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 互いに間隔をもつて設けられた一対の電
磁波がリーク可能な同軸ケーブル3,4、 (b) 前記一対のケーブル3,4のうちの一方のケ
ーブルに高周波信号を供給する供給手段15、 (c) 前記一対のケーブルのうちの他方のケーブル
から高周波信号を受信する受信手段17、 (d) 上記他方のケーブルから得た受信信号の変動
を検出する検出手段90,86、 (e) 前記ケーブルの第1の接近している端子に接
続された少なくとも1個のターミナル6、とを
備え、上記同軸ケーブル、供給手段、受信手
段、検出手段はターミナル側に設けられるとと
もに、さらに (f) 前記ケーブルの他の接近している端子に接続
され、そのケーブルの少なくとも一方によりケ
ーブルに生じる異常を示すデータ信号を上記タ
ーミナルから受信する制御手段12とを備えた
ことを特徴とする侵入検出装置。 2 (a) 制御装置12、 (b) 保護されるべきラインに沿つて間隔をもつて
設けられ、それぞれが高周波数送信器15と受
信器17を備えている複数個のリモートターミ
ナル6、 (c) 各リモートターミナル6と関係し、一方は上
記送信器15に接続され他方は上記受信器17
に接続されている一対の結合したリーク性同軸
ケーブル7A,7B,8A,8B、 (d) 各リモートターミナル6に設けられ、物体が
ケーブルの近傍に侵入してケーブル間の結合状
態を変えることにより生じる予め設定された変
動を、ケーブルを経て上記受信器により受信さ
れた送信信号中に検出し、それに応答して侵入
検出信号を発生する区間侵入検出器、 (e) 保護されるべき前記ラインに沿つて設けられ
ているケーブルを、前記各ターミナルにおいて
接続し、高周波的にはケーブルを非接続とする
高周波デカツプラ14,26、 (f) ケーブル及びデカツプラを経て制御装置か
ら、リモートターミナルアドレスを含むデータ
信号を受信する手段、及び (g) 各リモートターミナルに設けられ、予め定め
られたリモートターミナルアドレスを検出し、
前記アドレスがその予め定められたアドレスに
一致したとき侵入検出信号をケーブルに供給し
て前記デカツプラを介して制御装置に受信させ
る手段86を備えた侵入検出装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CA403015 | 1982-05-14 | ||
CA000403015A CA1216340A (en) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | Intrusion detector |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5927397A JPS5927397A (ja) | 1984-02-13 |
JPH0327959B2 true JPH0327959B2 (ja) | 1991-04-17 |
Family
ID=4122783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58084866A Granted JPS5927397A (ja) | 1982-05-14 | 1983-05-14 | 侵入検出装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4562428A (ja) |
JP (1) | JPS5927397A (ja) |
AU (1) | AU582111B2 (ja) |
CA (1) | CA1216340A (ja) |
DE (1) | DE3313245A1 (ja) |
FR (1) | FR2526979B1 (ja) |
GB (3) | GB2120823B (ja) |
IL (1) | IL66904A (ja) |
Families Citing this family (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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