JPH0327596Y2 - - Google Patents

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JPH0327596Y2
JPH0327596Y2 JP1988156327U JP15632788U JPH0327596Y2 JP H0327596 Y2 JPH0327596 Y2 JP H0327596Y2 JP 1988156327 U JP1988156327 U JP 1988156327U JP 15632788 U JP15632788 U JP 15632788U JP H0327596 Y2 JPH0327596 Y2 JP H0327596Y2
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JP
Japan
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grip
printed circuit
circuit board
base
cavity
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JP1988156327U
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JPH01115500U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、握り部とこの握り部の前方に設けた
操作部の空洞にプリント基板を収納した電気アイ
ロンに関する。
(ロ) 従来の技術 近年バイメタル式に代わつて電子制御式の電気
アイロンが製品化されているが、この種のアイロ
ンでは電子部品を取り付けたプリント基板を内部
に収納する必要がある。このプリント基板はそれ
に取り付けた電子部品をベースの熱から保護する
ために、例えば実公昭51−28480号公報、実開昭
58−169898号公報に示されているように握り部の
空洞に配置されている。ところが上記公報に示さ
れているように従来のものは、温度設定用のスイ
ツチ類がアイロン掛け時に握られる握り部に位置
しているので、アイロン掛け中に操作者の手指が
触れて誤操作されるという問題がある。また、プ
リント基板が握り部に位置すれば、このプリント
基板に温度表示用等の表示器を取り付けた場合、
その表示が見にくいという問題も生じる。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案はプリント基板を備えた電気アイロンに
おける上記の問題を解決し、アイロ掛け時の表示
を見やすくするとともに、スイツチ類の誤操作を
防止する電気アイロンを提供するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、アイロンカバーの上方に設けた基台
を、握り部と、この握り部の前方に設けた操作部
と、握り部の後方に設けたアイロンカバーへの固
定用支持部と、握り部及び前記操作部内を連通し
て設けた空洞とから構成するとともに、前記空洞
内には表示器、操作スイツチ、及び半導体等の電
子部品を取り付けたプリント基板を収納し、前記
表示器及び前記操作スイツチは前記操作部と対向
して設けたものである。
(ホ) 作用 本考案は上記のように構成しているので、アイ
ロン掛け時に握り部を握ると、表示器、操作スイ
ツチはその前方に位置するので、手指に覆われて
表示が見えなくなつたり、操作スイツチが誤つて
操作されるという事態の発生を防止し、使い勝手
が良くなる。また握り部の前方の操作部に空洞を
設けてプリント基板を配しているのでプリント基
板の収納スペースを大きく確保し、プリント基板
に配置する部品点数を増加できるとともに、握り
部の前方に位置する表示器、操作スイツチのプリ
ント基板への取り付けを容易とする。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
1はヒータ(図示せず)を内装したベース、2
は該ベースの上方に設けたアイロンカバー、3は
該アイロンカバーの上面に固定した基台で、上部
に棒状の握り部4と該握り部の前側に操作部5を
有し、下部に前記アイロンカバー2に近接した覆
部6を有し前側はこの覆部と操作部5及び握り部
4を連設部7によつて連設し、後側は覆部6と握
り部4とを支持部8によつて連設している。9は
前記握り部4と覆部6と連設部7と支持部8とで
囲まれた握り孔、前記握り部4は断面が半円形で
上方に突出する複数個の取付ボス9a,9aを有
した下板10と該下板の上方に固定した断面が平
板状の上板11とから構成し、前記上板11と下
板10間及び前記操作部5内とを連通する空洞1
2,13を形成している。14は前記操作部5の
上面に設けた操作プレート、15は前記空洞1
2,13内に収納され前方を前記操作部5下方の
空洞13の前方まで延設し後方を握り部4内の空
洞12の後方まで延設して握り部4の略全長に沿
つて配設したプリント基板で、前記握り部4内に
位置する部分に抵抗16と半導体等の電子部品1
7を取り付けると共に操作部5に対向する部分に
前方より順に縦列状態にして複数個のLED等の
表示ランプ18,18…と操作スイツチ19A,
19Bを取り付け下板10側のボス9a,9aに
固定している。20A,20Bは前記操作スイツ
チ19A,19Bの操作ツマミ、21は前記プリ
ント基板15の上方に位置して握り部4内の空洞
12に設けた補助基板で、前記プリント基板15
と面対向にして夫々の側面間に収納空間22を形
成している。23,24は前記補助基板21に取
り付けた半導体等の電子部品と抵抗である。前記
プリント基板15と補助基板21の夫々に取り付
けた抵抗16、電子部品17,23は収納空間2
2内に収設している。
25は前記アイロンカバー2と覆部6、連設部
7間に着脱自在に収納したタンクで、貯留した水
をベース1の気化室(図示せず)に滴下する。
次に動作について述べる。始めに握り部4を持
ち温度上昇用の操作スイツチ19Aを押圧操作し
てベース温度を所定温度に設定すると共にこの温
度設定により電子部品17,23、抵抗16,2
4による電子回路(図示せず)によつてヒータに
通電し設定温度を一つの表示ランプにより点滅し
て表示する。前記表示ランプ18,18…と操作
スイツチ19A,19Bは操作部5に臨んでおり
操作スイツチ19A,19Bの操作時に指、手等
によつて表示ランプ18,18…が隠れることが
なく視認性がよいと共に操作スイツチ19A,1
9Bは握り部5側に近くその操作が行いやすい。
斯して、ベース1の温度は上昇し設定温度に達
すると、この温度を感知したセンサー(図示せ
ず)は電子回路を介して前述の表示ランプを連続
して点灯させ使用者に知らせる。
一方、ベース1側の熱は、覆部6に伝わり連設
部7内を上昇する対流熱と、覆部6より連設部7
自身を上昇する伝導熱と、覆部6より支持部8内
を上昇する熱気及び支持部8自身を上昇する伝導
熱とがあり、連設部7側を上昇する熱が高くな
る。その理由としては、一般的にヘータをU形に
して設けていることからベース1の前側の温度が
高くなるためである。
そして、連設部7内を上昇する対流熱はプリン
ト基板15の前側まで上昇するが、この時点では
熱はかなり温度が低くなつておりプリント基板1
5に与える影響は殆んどなくなるが、何かの理由
(夏季時の使用、ヒータが全通電となつてベース
が高温のとき)によつて連設部7内の熱が高温に
なつたとしてもプリント基板15の前側に取り付
けられた表示ランプ18,18…及び操作スイツ
チ19A,19Bは若干の高温に対しては何等影
響がない。また、補助基板21はプリント基板1
5の上方に設けられているため、該プリント基板
によつて遮熱され温度上昇がない。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案によれば、握り部の前方に
表示器、操作スイツチが位置するので、アイロン
掛け時に握り部を握る手指によつて表示が見えな
くなつたり、操作スイツチが誤操作されるといつ
た事態を確実に防ぎ、使い勝手を極めて向上させ
ることができる。また、握り部とその前方の操作
部内を連通して設けた空洞内にプリント基板を収
納しているので、プリント基板の収納スペースを
大きくでき、プリント基板に取り付ける部品点数
を増加することができるとともに、握り部の前方
に位置する表示器、操作スイツチを直接プリント
基板に取り付けることができ、組立作業性を向上
させることができる。また、操作部内のプリント
基板はその下方から上昇する熱の遮熱効果も有す
る。
また、握り部内の空洞内にはプリント基板の上
方に補助基板を設けてプリント基板と面対向にし
て夫々の側面に収納空間を形成し、この空間内に
プリント基板と補助基板に取り付けた電子部品を
収設したため、握り部内の限られたスペース(空
洞)を有効に利用することができマイクロコンピ
ユータの様に複雑な電子回路に伴ない基板が増え
ても十分対応して取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気アイロンの側面図、第2
図は操作部の斜視図、第3図は部分断面図であ
る。 1……ベース、2……アイロンカバー、3……
基台、4……握り部、5……操作部、6……覆
部、7……連設部、9……握り孔、12,13…
…空洞、15……プリント基板、17……電子部
品、18,18…、……表示ランプ、19A,1
9B……操作スイツチ、21……補助基板、22
……収納空間、23……電子部品。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ヒータを内装したベースと、該ベースの上方
    に設けたアイロンカバーと、該アイロンカバー
    の上方に設けた基台と、からなり、該基台は握
    り部と、該握り部の前方に設けた操作部と、前
    記握り部の後方に設けた前記アイロンカバーへ
    の固定用支持部と、前記握り部内及び前記操作
    部内を連通して設けた空洞とから構成するとと
    もに、前記空洞内には表示器、操作スイツチ、
    及び半導体等の電子部品を取り付けたプリント
    基板を収納し、前記表示器及び前記操作スイツ
    チは前記操作部と対向して設けたことを特徴と
    する電気アイロン。 (2) 前記握り部内に設けた空洞内には前記プリン
    ト基板の上方に位置して半導体等の電子部品を
    取り付けた補助基板を設け、該補助基板は前記
    プリント基板と面対向にして夫々の側面に収納
    空間を形成し、前記プリント基板と補助基板の
    電子部品を収納空間に収設したことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載の電気
    アイロン。
JP1988156327U 1988-11-29 1988-11-29 Expired JPH0327596Y2 (ja)

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JP1988156327U JPH0327596Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29

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JP1988156327U JPH0327596Y2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29

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JPH01115500U JPH01115500U (ja) 1989-08-03
JPH0327596Y2 true JPH0327596Y2 (ja) 1991-06-14

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128480U (ja) * 1974-08-23 1976-03-01
JPS638399U (ja) * 1986-07-03 1988-01-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58169898U (ja) * 1982-05-10 1983-11-12 東芝熱器具株式会社 アイロン

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128480U (ja) * 1974-08-23 1976-03-01
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