JPS638398Y2 - - Google Patents

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JPS638398Y2
JPS638398Y2 JP1984166641U JP16664184U JPS638398Y2 JP S638398 Y2 JPS638398 Y2 JP S638398Y2 JP 1984166641 U JP1984166641 U JP 1984166641U JP 16664184 U JP16664184 U JP 16664184U JP S638398 Y2 JPS638398 Y2 JP S638398Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
grip
base
heater
decorative sheet
Prior art date
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Expired
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JP1984166641U
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English (en)
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JPS6182599U (ja
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Publication of JPS6182599U publication Critical patent/JPS6182599U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電気アイロンに関し、特に温度或いは
通電表示器と操作スイツチを内設した操作部の改
良に係るものである。
(ロ) 従来の技術 一般に電気アイロンはベースの上面に固定した
サーモスタツトにより温度制御を行つている。と
ころが、前記サーモスタツトによる温度制御はバ
イメタル接点のONーOFFによつて行つているた
めにON温度とOFF温度との温度幅(デフアレン
シヤル)が大きくなり例えばスチーム式アイロン
にあつてはON時にはスチーム発生量が多く、
OFF時には少なくバラツキのある噴出状態とな
つた。
このため、ベース温度を正確に所定温度に維持
することを目的として、電子回路を使用し抵抗値
に変化によつて所定温度にセツトし、サーミスタ
ー等のセンサーにより所定温度を維持するものが
提案された。この具体的な先行技術として実公昭
51−28480号公報がある。
ところが、前述に記した所定温度のセツトはハ
ンドルの上面に設けた温度調節ツマミを回転して
抵抗値を変化させるため、通常のアイロン掛けの
使用時に不用意に手が前記温度調節ツマミに触れ
て不意に所定温度が変化する欠点があつた。又、
アイロン掛け作業中に手が滑り表示器が隠れて視
認ができなくなる欠点があつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は基台の握り部の上部前面に、温度或い
は通電表示器と操作スイツチと夫々の上面を化粧
シートで覆つた上面が平坦な操作部を設け、さら
に該操作部は上部に突出したので手が温度或いは
通電表示器の上面を覆うこと及び手による操作ス
イツチの誤操作を防止する。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は握り部を有した基台と、握り部の上部
前面に設け上面が平坦な操作部と、該操作部に設
けた複数個の温度表示器と操作スイツチと夫々の
上面を覆つた化粧シートと、ヒータへの通電を制
御し且つ温度表示器の点灯或いは消灯を行なう電
子回路と、前記握り部に形成され前記操作部を上
部に突出する段部とを設け、前記操作スイツチと
段部を隣接して構成する。
(ホ) 作用 所定温度のセツトは化粧シートの上面から操作
スイツチを操作することにより行ない、ベースの
温度を温度表示器により表示を行なうものであ
る。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面に基づき説明する。1は
ヒータ(図示せず)を内装したベース、2は該ベ
ースの上方に設けたアイロンカバー、3は該アイ
ロンカバーの上面に固定した側面形状が三角形を
なす基台で、上部に棒状の握り部4を有し、下部
に前側が高く傾斜した案内部5を有し、後部に前
記握り部4と案内部5に連設した支持部6と、手
掛孔7を形成している。8は前記握り部4の上部
前面に形成した段部、9は該段部の形成により握
り部4の前側に且つ上部に突出して形成した上面
が平坦な操作部で、さらに上面は前側が低く緩や
かな傾斜面とし付着した水の流れをよくしてい
る。10a,10bは前記握り部4の空間S内に
上下に重合するように配設した二枚のプリント基
板で、下方のプリント基板10bは操作部9の下
方まで延びる長さとしている。11A,11Bは
前記プリント基板10bの上面に横列状態にして
取付けた押釦型の操作スイツチ、12……12は
前記プリント基板10bの上面に縦列状態にして
取付けたベース1の温度表示器で、前記操作スイ
ツチ11A,11Bによる温度設定により操作ス
イツチ11A,11B側に近いものから順次、低
L、中M、高Hと順次点灯する。13は前記操作
スイツチ11A,11Bと温度表示器12……1
2の上面を覆つたフイルム状の化粧シートで、操
作スイツチ及び温度表示器の夫々に対応した部分
に指標、マーク等を付している。14は前記プリ
ント基板10a,10bに取付けられ夫々のプリ
ント基板間に位置せしめた電子回路で、前記操作
スイツチ11A,11Bの押圧操作によりヒータ
への通電を制御したり、ベース1の温度を温度表
示器12……12により表示するものである。
15は前記アイロンカバー2と案内部5間に着
脱自在に収納したタンクで、貯留した水をベース
1に設けた気化室(図示せず)に滴下する。16
は前記タンク15の上面に設けた注排水口、17
は「スチーム」、「ドライ」の切替えを行なう操作
軸である。
次に動作について述べる。始めに握り部4を持
ち化粧シート13の上面から温度上昇用の操作ス
イツチ11Aを押圧操作する。この押圧操作によ
り電子回路14はヒータに通電すると共に所定温
度のセツトを一つの温度表示器により点滅して表
示する。やがて、ベース1が所定温度に達する
と、この温度をセンサー(図示せず)を介して感
知した電子回路14は前述の温度表示器を点滅状
態から連続点灯に切替えて表示する。
そして、アイロン掛け作業は握り部4を握り、
本体前後に移動して行なうわけであるが、手は段
部8によつて前側への滑りが防止されると共に本
体の前側の移動時に力を入れやすくなる。
尚、本考案の電子回路は点灯のみならず消灯の
動作をも行なうものである。
(ト) 考案の効果 以上の様に本考案は握り部に形成した段部によ
つて手が握り部の操作部側に滑ることがなくなり
温度表示器が隠れたり操作スイツチが不意に押さ
れてベース温度が変わることがなくなる。特に所
謂フラツトキーと呼ばれるような操作スイツチに
は有用となる。又、前記段部は手の滑り止めとな
るため力の要るアイロン掛け作業には使い勝手が
よくなると共に握り部の補強を行なうこともでき
る。さらに、操作スイツチ及び温度表示器の上面
は化粧シートにより覆つたため、水のかかりやす
い電気アイロンにおいては前記化粧シートが操作
部内への侵水を防止し安全性を高めることができ
る。そして、操作スイツチを段部を隣接して設け
たため、使用状態において手が握り部の最も前側
の段部に位置することから指による操作スイツチ
の操作が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電気アイロンの側面図、第2
図は要部斜視図、第3図は部分断面図である。 1……ベース、2……アイロンカバー、3……
基台、4……握り部、8……段部、9……操作
部、11A,11B……操作スイツチ、12……
12……、温度表示器、13……化粧シート、1
4……電子回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータを内装したベースと、該ベースの上方に
    設けたアイロンカバー及びタンクと、前記アイロ
    ンカバーに固定し握り部を有した基台と、前記握
    り部の上部前面に設けられ縦列状態にして配設し
    た複数個の温度表示器と操作スイツチとを内設し
    その上面を化粧シートで覆つた上面が平担な操作
    部と、前記操作スイツチの操作により前記温度表
    示器を順次点灯して所望の設定温度に応じた温度
    表示器を点灯すると共に前記ヒータへの通電を制
    御する電子回路とからなり、前記操作部は握り部
    に段部を形成して上部に突出すると共に前記操作
    スイツチと段部を隣接したことを特徴とする電気
    アイロン。
JP1984166641U 1984-11-02 1984-11-02 Expired JPS638398Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984166641U JPS638398Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984166641U JPS638398Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Publication Number Publication Date
JPS6182599U JPS6182599U (ja) 1986-05-31
JPS638398Y2 true JPS638398Y2 (ja) 1988-03-14

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ID=30724450

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JP1984166641U Expired JPS638398Y2 (ja) 1984-11-02 1984-11-02

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Families Citing this family (1)

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JPH03960Y2 (ja) * 1984-11-19 1991-01-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128480U (ja) * 1974-08-23 1976-03-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52143745U (ja) * 1976-04-27 1977-10-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128480U (ja) * 1974-08-23 1976-03-01

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Publication number Publication date
JPS6182599U (ja) 1986-05-31

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