JPH03274943A - 受信原稿出力方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、蓄積交換機を使用したファクシミリメールシ
ステムにおける受信原稿の出力方式に関する。

〔従来の技術〕

従来のファクシミリメールシステムは、送信側ファクシ
ミリ端末から受信した原稿を、受信した頁順に受信側フ
ァクシミリ端末へ出力していた。

また、特開昭５５−８６２６２号公報に記載のように。

複数の受信原稿の区分は作業を容易にするため。

受信原稿の区切りに仕切紙を自動挿入していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来の技術は、ファクシミリメールシステムからフ
ァクシミリ端末への原稿出力順について配慮されておら
ず、ファクシミリ端末へは始頁から順に出力している。

従って、受信原稿の印字面が上向きに出力される一般的
なファクシミリ端末においては、受信原稿が逆順に出力
されるためオペレータが受信原稿の並び替えを行わなけ
ればならず、受信原稿の整理に工数がかかるという問題
があった。

本発明の目的は、ファクシミリ端末からの出力順を意識
して受信原稿を出力することにより、オペレータによる
受信原稿の並び替え作業を無くし、受信原稿を整理する
工数を低減することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明のファクシミリメー
ルシステムでは、蓄積交換機とファクシミリ端末の間で
受信原稿の出力順を決定するための手順を有している。

また、前記受信原稿の出力順を決定するための手順を有
していないファクシミリ端末に対しては、蓄積交換機内
に予めファクシミリ端末属性を定義しておき、蓄積交換
機側で原稿出力順を決定できるようにしている。

〔作用〕

本発明においては、蓄積交換機は、複数頁の原稿を受信
した場合には、受信した単位に１ドキユメントとして管
理し、ファクシミリ端末への出力をドキュメント単位に
行う、また、受信原稿の出力に先立ちファクシミリ端末
と呼設定を行う際に、ファクシミリ端末から原稿出力順
の情報を受信した場合には、この情報により出力順を決
定する。

ファクシミリ端末から原稿出力順の情報を受信しなかっ
た場合には、蓄積交換機は予め定義されたファクシミリ
端末属性テーブルを参照して出力順を決定する。

これにより、出力するファクシミリ端末に合わせた原稿
出力順を決定し、ファクシミリ端末からの出力順を意識
して受信原稿を出力することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示すファクシミリメール
システムの構成図である。

第１図において、１は蓄積交換機、２は原稿受信処理部
、３は原稿出力処理部、４は蓄積処理部、５は原稿蓄積
ファイル、６は通信網、７は送信側ファクシミリ端末、
８は受信側ファクシミリ端末である。

第２図は、原稿出力処理部３の構成側を示す図である。

原稿出力処理部３は、受信側ファクシミリ端末８への原
稿出力順を決定する出力順制御部３１゜受信側ファクシ
ミリ端末８へ原稿出力を行う出力処理部３２．ＪＪＲ稿
出力順を決定するための手順を有していないファクシミ
リ端末への原稿出力順等のファクシミリ端末の属性を定
義する端末属性テーブル３３から構成される。

第３図は、本実施例における原稿高力処理フローチャー
トである。本図においてステップ３１１，３１７は、出
力処理部３２の処理、ステップ３１２〜３１６は出力順
制御部３１の処理である。

以下、第１図〜第３図を使用して本実施例の動作を説明
する。

送信側ファクシミリ端末７から送信された複数頁の原稿
は、蓄積交換機１の原稿受信処理部２および蓄積処理部
４を経由して、原稿蓄積ファイル５に複数頁の１ドキユ
メントとして、格納される。

格納されたドキュメントは、原稿出力処理部３により受
信側ファクシミリ端末８に出力される。この際に、原稿
出力処理部３は、以下の様に動作する。

まず、出力処理部３２が受信側ファクシミリ端末８に対
して発呼し、呼を設定する。この時、原稿の出力順を決
定するための手順を有しているファクシミリ端末は、呼
設定の為の情報に原稿出力順の情報を追加して蓄積交換
機１に応答する。出力処理部３２は、受信側ファクシミ
リ端末８からの応答を出力順制御部３１に通知する。

出力順制御部３１は、第３図のステップ３１２〜３１６
に従い原稿の出力順を決定し、出力処理部３２に通知す
る。

すなわち、受信側ファクシミリ端末８からの応答に出力
順情報が含まれている場合には、この情報を出力順フラ
グにセットして出力処理部３２に通知する。前記応答に
出力順情報が含まれていない場合には、端末属性テーブ
ル３３に登録されている出力順情報を出力順フラグにセ
ットして出力処理部３２に通知する。ここで、端末属性
テーブル３３にも出力順情報が登録されていな場合には
、始頁から出力するものとして出力処理部３２に通知す
る。

出力処理部３２は、出力順制御部３１から通知された出
力順に基き、蓄積処理部４に原稿の取り出しを指示する
。

蓄積処理部４は、出力処理部３２からの指示に従い始頁
または最終頁から１頁づつ原稿を取り出す。取出された
原稿は、出力処理部３２により受信側ファクシミリ端末
へ出力される。

本実施例によれば、複数頁の原稿を受信側ファクシミリ
端末の出力方法に合わせて出力できるため、印字面が下
向きに出力されるファクシミリ端末へは始頁から、上向
きに出力されるファクシミリ端末へは最終頁から出力す
ることにより、受信側ファクシミリ端末では、受信した
原稿が常に始頁から順に並ぶ。従って、オペレータによ
る受信原稿の並び替え作業が不要となる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ファクシミリメールシステムからファ
クシミリ端末に出力された受信原稿が、出力完了時に、
始頁から順に並ぶため、オペレータによる受信原稿の並
び替え作業が不要となり、作業工数の低減とサービス性
の向上の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すファクシミリメールシ
ステムの構成図、第２図は原稿出力処理部の構成図、第
３図は本発明の実施例における原稿出力処理フローチャ
ートである。 １・・・蓄積交換機、　２・・・原稿受信処理部、　３
・・・原稿出力処理部、　４・・・蓄積処理部、　５−
原稿蓄積ファイル、６・・・通信網、７・・・送信側フ
ァクシミリ端末、８・・・受信側ファクシミリ端末。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数のファクシミリ端末と、ファクシミリメールを
   実現する蓄積交換機と、これらを接続する通信網から構
   成されるファクシミリメールシステムにおいて、蓄積交
   換機が内部に蓄積されたファクシミリ原稿を出力する際
   に、ある一定のアルゴリズムによりファクシミリ端末へ
   の原稿出力を始頁から行うか最終頁から行うかを決定後
   出力し、ファクシミリ端末では、受信した原稿が常に始
   頁から順に並ぶことを特徴とする受信原稿出力方式。