JPH0327352A - ポリフルオロアルキル窒素化合物、その製造方法及び応用 - Google Patents

ポリフルオロアルキル窒素化合物、その製造方法及び応用

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JPH0327352A
JPH0327352A JP2132453A JP13245390A JPH0327352A JP H0327352 A JPH0327352 A JP H0327352A JP 2132453 A JP2132453 A JP 2132453A JP 13245390 A JP13245390 A JP 13245390A JP H0327352 A JPH0327352 A JP H0327352A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリフルオロ化合物の分野に係り、その主題は
更に詳しくは特に界面活性剤又はその種の薬剤の前駆物
質として適用可能なポリフルオロアルキル窒素化合物で
ある。
弗素含有界面活性剤は多数既に知られていて、とりわけ
架橋により第四級アンモニウム基(例えばトリアルキル
アンモニウム又はピリジニウム)にベルフルオル化した
基が結合している第四級アンモニウム塩については、そ
の架橋の種類が応用性に大きな影響を有することが知ら
れている。
この架橋には非常に単純な、例えばC H 2若しくは
C 2 1{ 4 (米国特許第2. 121. 03
号及びフランス特許第1. 511. 40号)、又は
更に複雑な、例えば、=C  H  So  (CH,
)32  4    2 (フランス特許第L ON. 8118号)=C  H
  S (CH )−0CH,CH (OH) 一2 
  4        23 CH2− (欧州特許第256.…号)等があり得る。
本発明の主題は一般式: ?  − (CH, ) , −X r により表わし得るポリフルオロ化合物の新しいグループ
であって、式中Xはイソチオシアナート基−N=C■S
,カルポジイミド基−NロC−N−(CH  )  一
RF′’又はチオ尿素基−NH=CS22 −A (Aは場合により置換していてもよいアミノ基を
示す)を示し、記号RF′及びRF′は同一か又は異な
っていてもよく、それぞれ2〜16個、好ましくは4〜
12個の炭素原子を含む直鎖又は分枝のベルフルオロア
ルキル基を示す。
配号Xがチオ尿素基−NH=CS−Aを示す場合、基A
は次式の基(At)〜(A6)から選択するのが有利で
ある。
(Al)  J2 R 式中mは1又は2に等しく、 Q及びQ′は同一か又は異なり、それぞれ2〜8個の炭
素原子から成るアルキレン架橋を示し、Rは1〜4個の
炭素原子を含む非置換の直鎖アルキル基を示し、 R!は1〜18個の炭素原子を含み、かつ場合により置
換していてもよい直鎖若しくは分枝のアルキル基、場合
により置換していてもよいアリール若しくはアラルキル
基、アリル、メタリル若し《はブロパルギル基、”’−
 ( C H 2 ) 2 R F”基又は−QNRF
′基を示し、 R2は水素原子、Rlについて定義したアルキル基、・
又はRlがアルキル又はアリル基の場合はアリル基を示
し、 R3はRlについて定義したアルキル若しくはアラルキ
ル基、アリル、メタリル若しくはプロバルギル基、又は =CH  −S− (CH,) 2−RF′’基を示し
、2 2(−)は一価陰イオン又はその等価物を示す。
アルキル、アリール又はアラルキル基上に存在し得る置
換基としては、ハロゲン原子、ヒドロキシル、メルカブ
ト及びニトリル基及び官能基であるエステル、酸、スル
ホン酸塩、硫酸塩又はカルボン酸塩を挙げることができ
る。
Xが一N=C=S基である本発明の化合物、換言すれば
式 (9)式:RF −  (CH2)2  −N=C=S
     (1)のボリフルオロアルキルイソチオシア
ナートは、対応するポリフルオロアルキルアジド(9)
式:RF  (CH2)2  N3又はポリフルオロア
ルキルアミン(9)式:RF   ( C H ! )
 2  N }I 2から似通った収率で製造すること
ができる。
ポリフルオロアルキルアジドからイソチオシアナート(
1)を製造する方法は単一の反応器で実施され2段階か
ら威る: !)第1段階はトリアリールホスフィン(そのアリール
基はハロゲン原子又は低級のアルキル若しくはアルコキ
シ基で置換し掃る)、あるいは亜リン酸トリアルキルエ
ステル(そのアルキル基は1〜4個の炭素原子を含み得
る)とアジドR  (CH,),N,を不活性雰囲気の
下で反応F させて、単離しないイミノホスホラン中間体を形威する
ことから成る。この反応は場合により無水の非プロトン
性有機溶媒例えばエーテ゛ル、ハロゲン化炭化水素若し
くは芳香族炭化水素又はアセトニトリルの存在の下で、
温度10〜40℃で実施するのが有利である。
2》 第2段階はイミノトリアリールホスホラン若しく
はイミノトリアルコキシホスホラン中間体を、あらかじ
め単離せずに、硫化炭素と反応させることから成る。後
者の添加は0〜40℃の温度で行なうのが有利である。
反応時間は使用する燐中間体に応じて約2〜24時間で
変化がある。
ポリフルオロアルキルアミンからイソチオシアナート(
I)を製造することは単一の反応器中で同様に実施され
2段階から成る: l)第1段階は1当量モルの無機又は有機塩基の存在で
、ポリフルオロアルキルアミンRF′(CH!’) 2
NH2を硫化炭素と反応させ、好ましくは後者を僅か過
剰(0.2〜0.5%)に使用してポリフルオロアルキ
ルジチオカルバメートを形成することから成る。この反
応は約2〜5時間かけて−10〜+30℃で実施するの
が有利であり、次いで場合により9(1−100℃に加
熱して完結させる。水が適当な溶媒であるが、メタノー
ル又は50〜60%のlztt−プタノールを含む水溶
液を使用することも可能である。好ましく使用される塩
基は水酸化ナトリウム又はカリウムであるが、別の塩基
例えばアンモニア水又はトリエチルアミンを使用するこ
ともでき、後者の場合溶媒としてジオキサン又はベンゼ
ンを使用することができる。
2)第2段階はポリフルオロアルキルジチオカルバメー
トをカルボアルコキシル化又は酸化に付することから成
る。カルボアルコキシル化は−10〜40℃の温度で、
1当量モルのクロロギ酸低級アルキル(Cl〜C4)エ
ステルを徐々に添加して実施される。ポリフルオロアル
キルカルボアルコキシジチオカルバメートが形成され、
それは分解して本発明のポリフルオロアルキルイソチオ
シアナートになる。
ジチオカルバメート中間体の酸化は、0.5〜3時間塩
素含有溶媒(例えば、クロロホルム、塩化メチレン又は
四塩化炭素)の存在下に0〜8℃で次亜塩素酸アルカリ
金属塩と反応することにより実施できる。この方法はカ
ルボキシアルコキシル化方法と同じ程度の収率のポリフ
ルオロアルキルイソチオシアナートを生ずる。
イソチオシアナート(I)は界面活性剤の前駆物質の合
或用、特にポリフルオロカルボジイミド及びチオ尿素の
合戒用に有益な中間体である。
例えばXが一N=C=N (Cl2’) 2−RF′’
基である本発明化合物、換言すれば式:(9)式:RF
(CH2)2−N=CヨN−(CH2)2 R1   
(II)のN,N”−ビス(ポリフルオロアルキル)カ
ルボジイミドは、ポリフルオロアルキルアジドから上記
のようにして得られるイミノトリアリールホスホランと
イソチオシアナート(I)を反応させて製造することが
できる。この方法を実施するには単一の反応器中で、第
l段階ではポリフルオロアルキルアジドをイミノトリア
リールホスホラン中間体に変換し、それを単離しないで
、約6〜24時間、6G−9(1’cの温度でイソチオ
シアナート(I)と直接反応する。この方法により対称
並び非対称のカルボジイミド(n)を得ることができる
対称カルボジイミド: RF(CI{2)2−N=C=N−(CH2)2  R
F   (II a)はアジドRF (CH2)2N3
及び炭酸ガスから別の方法によっても得られる。前記の
ように操作して、アジドを先ずイミノトリアリールホス
ホラン中間体に変換し、次いであらかじめ単離すること
なく同じ反応器中で、この中間体を炭酸ガスと反応させ
る。
本発明のカルボジイミド(II)は界面活性剤の前駆物
質及びフルオロ尿素の合或のために有・益な中間体であ
る。それらは天然又は合戒高分子の安定剤として使用し
、加水分解抵抗性を増大することができる。更に、中性
潤滑油を製造するのに使用することができ、更になお、
高度疎水性プラスチックを生じるモノマーとして使用で
きる。
Xがチオ尿素基−NH=CS−Aである本発明の化合物
、換言すれば式 S 11 R  (CH2)2−NH=C−A      (m)
V の化合物は式(1)のイソチオシアナートから製造され
る。
例えば、式 11 RF′(C}12.)2−N}1=C−N}l2   
(Ha)のモノ置換チオ尿素はイソチオシアナート(I
)とアンモニア水を反応して得られる。この反応は、1
モルのイソチオシアナートにつき3モルのアンモニアホ
の比率で28〜30%のNH40Hを含有すろ水溶液を
使用し20〜80℃の温度で実施するのが有利である。
これらの条件では、モノ置換チオ尿素(Ha)は充分純
粋に得られるので直接使用することができる。
式 より、例えばエーテル、ハロゲン化炭化水素又はアセト
ニトリルのような不活性有機溶媒中で、0〜40℃の温
度で実施するのが好ましい。
チオ尿素(mb)のうちそのR1がジアルキルアミノア
ルキル基を示し、R2が水素原子を示すものは、換言す
れば式: の化合物は第三級アミン官能基を有し、この基により四
級化剤に対し反応性となる。かような訳で、Aが含窒基
(A3)を示す式(III)の化合物、換言すれば式 のジー又はトリー置換チオ尿素は、対応する第一級又は
第二級アミンHNR’ R2をインチオシアナート(I
)と反応して得られる。反応は場合にのアンモニウム塩
は、四級化剤、例えば場合により官能基を有してもよい
ハロゲン化アルキルとチオ尿素(mc)の反応により製
造することができる。反応は20〜80℃の温度で不活
性の無水有機溶媒(例えばエーテル、ハロゲン化炭化水
素又はアセトニトリル)中に、実質的に等モル量のチオ
尿素(mc)及び選択した四級化剤を溶解することによ
り実施するのが好ましい。反応時間と生成する塩(md
)の物理的外観は選択した四級化剤の種類に応じて変化
する。しかじかから、大抵の塩(lid)は無色のペー
スト又はオイルであり吸湿性であって、程度の差はある
が、それらはすべて水溶性であり中性の溶液を生成する
四級化剤の非限定的な例として更に詳しく挙げられるも
のは、沃化アルキル(炭素原子1〜18個)、アリルブ
ロミド、ヒドロキシエチルプロミド、ペンジルプロミド
、臭化アルキル(炭素原子4〜18個)及びポリフルオ
ロアルキルチオメチルブロミドR ’ (CH2) 2
−S=CH2Br  (特F 許FR 2,592.648号記載)である。
2倍のモル比率のチオ尿素(I[c)を使用する場合は
、例えば、1.2−ジブロモエタン、!.3−ジブロモ
プロパン、l,2−ジョードエタン、1.3−ジョード
プロパン及び1.4−ジョードブタンのようなニハロゲ
ン化アルキルを四級化剤として使用することも可能でる
。その場合、Aが基(A4)を示す式(m)の化合物、
換言すれば式: アンモニウム塩(II[d)及び(I[[e)の陰イオ
、(−) ノZ  は、所望により、それ自体よく知られた方法を
使用して別の陰イオンと容易に交換することができる。
陰イオンの更に特定的な例として挙げられるものは、ハ
ロゲン、硝酸、p−トルエンスルホン酸、硫酸、アルキ
ル硫酸及びピクリン酸のイオンである。
Aが基(A5)を示す式(II[)の化合物、即ち式 のN−オキシドは、60〜80℃の温度で不活性溶媒(
例えばエーテル又はアセトニトリル)中でチオ尿素(m
c)と過酸化水素を反応させて製造することができる。
これらのオキシドはペースト状で得られすべて水溶性で
ある。
Aが基(A6)を示す式(m)の化合物、換言すれば式
: のベタインは、チオ尿素(me)に対するクロロ酢酸ナ
トリウム又はβ−プロピオラクトンの作用により製造で
きる。反応は不活性有機溶媒(例えばアルコール又はト
リクロロトリフルオ口エタン)中で30〜90℃の温度
で実施するのが有利である。
ベタイン(IIIg)はペースト状で得られ、すべて水
溶性である。
アンモニウム塩(I[d)及び(me)、N−オキシド
Cmf>並びにペタイン(mg)は有益な界面活性剤で
あり湿潤剤、乳化剤、分散剤又は泡立て剤のような非常
に広い種類の分野における添加剤として使用できる。
次の実施例は本発明を説明するが、それを限定するもの
ではない。
実施例1 26mlの無水テトラヒドロフラン中に溶解した0。0
2モルのトリフェニルホスフィンを入れた滴下漏斗及び
磁気撹拌機を備え、窒素雰囲気下に置いた反応器に、0
.02モルの2−ベルフルオロプチルエチルアジドを仕
込み、次いでトリフエニルホスフィン溶液を室温で滴下
して加える。
室温で1時間攪拌した後、溶液を水浴により0℃まで冷
却し、次いでISgの硫化炭素を滴下して加える。添加
が終ったとき、水浴を取去って、攪拌を2時間続ける。
次いでテトラヒド口フラン及び過剰の硫化炭素を真空蒸
発して除いた後、残留物を石油エーテルで溶解して枦遇
する。溶媒の真空蒸発の後、2−ベルフルオロプチルエ
チルイソチオシアナートc < F 9 − C t 
H< − N C S ( 4山での沸点0℃)を69
%収率で得る。
このイソチオシアナートを次のデータにより同定した: 一元素分析 CX   H%  F%    II%  S%測定値
 27.61  1j3  56.0G  .4.54
  10.49計算値 !?.54  1.31  S
S.06  4.59  10.50一赤外スペクトル νC−F − 11150− 135OQl −’νN
CS ” 2075ca−’十肩090cm−’−’H
NMRスペクトル(CDCj!3溶液中で紀録) 化学シフト(TMS基準、ppm) :分離三重線 2
.51ppm (21積分値、3 ’J   =13、511!及び J   = 5.6
FIt)11−F         H−H 三重線   m. 8frppm ( 211積分値、
’J   =S.6Hs) H−I −”F  NMRスベク.トル(CDCfi  溶液中
で3 記録) 化学シフト(CFCj23基準、ppm) :一質量分
析 M ” = 305 +29%);■/t 15g (
22%);■/寞H6 (16%);mat 110(
j!1%) ; I/! 93(63. 5%). ;
 mat 7HIOO%) ;mis 69 (20.
 5%) 実施例2 操作は実施例1と同様であるが、2−ベルフルオ口ブチ
ルエチルアジドを同モルの量の2−ベルフルオロヘキシ
ルエチルアジドにより置換える。対応するイソチオシア
ナート06Fl3”=C2H4NCSを70%収率で得
る(沸点需87〜g1℃/2.6’1kh)。
このイソチオシアナートを次のデータにより同定した: 一元素分析 C%    H54    F%     N%   
 S%測定値 2g.55  1.11  60.97
  3.50  7.115計算値 26.61  0
.99  60.9!l  3.45  7.90”F
  NMRスペクトル M ”゜ = 405 (87%);m/t  386
(2.5%);  l/!  H6(2%)  ;m/
t  1N(is%);m/x  IN(22%);l
/寞 10g (11.5%)  ;1/!  T!(
H%)  ; l/!  S’!(1(10%).一赤
外及び’H  NMRスペクトル 実施例1のイソチオシアナートのそれらと同じ。
実施例3 操作は実施例1と同様であるが、2−ペルフ/Lオロブ
チルエチルアジドを同モルの量の2−ベルフルオロオク
チルエチルアジドにより置換える。対応するイソチオシ
アナートC8Fl7〜C2H4NCSを73%収率で得
る(沸点=  IH〜15℃/4 k’s)。
このイソチオシアナートは次の特徴を有する:一元素分
析 C%    H% F% 測定値 2L30  0.711  fi3.85計算
値 211!  O.H  63.9GN%    S
% 2,72   6.34 1??    6.33 実施例1のイソチオシアナートのそれらと同じ。
一質量分析 M’ = SOS(46. 5%) ; l/冨11N
15%) ; l/I 72(100%);1八69 
(34. S%); s/s SUN%).実施例4 26mlの無水テトラヒド口フラン中に溶解した11.
02モルの亜リン酸トリメチルを入れた滴下漏斗及び磁
気撹拌機を備え、窒素雰囲気下に置いた反応器に、0.
011モルの2−ベルフルオロヘキシルエチルアジドを
仕込み、次いで亜リン酸トリメチル溶液を室温で添加す
る。
20時間の攪拌の後、15gの硫化炭素を室温で滴下し
て加える。次いで24時間攪拌を続けた後、テトラヒド
ロフラン及び過剰の硫化炭素を減圧蒸発して除き、残留
物を蒸留する。このようにして2ペルフルオロヘキシル
エチルイソチオシアナートをs5%収率テ揶ル(沸点=
87〜91℃/ 2. fi7kPs)。
実施例5 0.Iligの苛性ソーダを3.6mlの水に加え、1
.2ss gの硫化炭素と共に、磁気撹拌機、凝縮器及
び滴下漏斗を備えた反応器に入れる。0. 0165モ
ルの2−ベルフルオロブチルエチルアミンC 4 F 
g=C  }{  −NH2を非常に徐々に添加する。
反24 応混合物はオレンジ色に変り、ペースト状となる。
2.5〜3mlの水を加えて室温で2時間攪拌を続け、
次いで90℃でl5分間続ける。次いで混合物を40℃
に冷却して0.0165モルのクロロギ酸メチルを徐々
に添加する。攪拌を室温で1時間続け、次いで工一テル
により抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥して蒸発させる
。残留物を蒸留すると、トペルフルオロブチルエチルイ
ソチオシアナートを65%収率で得る(沸点=48℃/
4kP*)。
実施例6 操作は実施例5と同様であるが、2−ベルフルオロプチ
ルエチルアミンを同モルの量の2−ベルフルオロヘキシ
ルエチルアミンにより置換える。2−ベルフルオロヘキ
シルエチルイソチオシアナートを76%収率で得る(沸
点=90℃/ 2. 67kPx)。
実施例7 操作は実施例5と同様であるが、2−ベルフルオロブチ
ルエチルアミンを同モルの量の2−ベルフルオロオクチ
ルエチルアミンにより置換える。2−ベルフルオロオク
チルエチルイソチオシアナートを67%収率で得る(沸
点=113〜15℃/4k?)。
実施例8 11.Hgの苛性ソーダを366mlの水に加え、1.
H8 gの硫化炭素と共に、磁気撹拌機、凝縮器及び滴
下漏斗を備えた反応器に入れる。0.0165モルの2
−ベルフルオロブチルエチルアミンを滴下漏斗を通じて
非常に徐々に添加する。反応混合物はオレンジ色に変り
ペースト状となる。次いで2.5〜3mlの水を加えて
室温で2時間攪拌を続けた後90℃で15分間攪拌する
。次いで混合物を0℃まで冷却して16mlの水及び1
0011の塩化メチレンを添加し、続いてフランス式塩
素計量度数10−13(d=1.05)の次亜塩素酸ナ
トリウム溶液33ml(これには2.65gの苛性ソー
ダが添加してある)を添加する。混合物は黄色から乳白
色に変色する。添加を終了して攪拌を1時間続け、次い
でエーテルによる抽出を行ない、続いて硫酸ナトリウム
上で乾燥し蒸発をする。残留物を蒸留すると、2−ベル
フルオロブチルエチルイソチオシアナートをS2%収率
で得る(沸点=48℃/4kP*)。
実施例9 操作は実施例8と同様であるが、2−ベルフルオロブチ
ルエチルアミンを同モルの量の2−ベルフルオロヘキシ
ルエチルアミンにより置換える。対応するイソチオシア
ナートを65%収率で得る(沸点=90℃/ 2. 6
7kPs)。
実施例10 操作は実施例8と同様であるが、2−ベルフルオロブチ
ルエチルアミンを同モルの量の2−ベルフルオロオクチ
ルエチルアミンにより置換える。対応するイソチオシア
ナートを70%収率で得る(沸点=1!3〜15℃/4
kP*;融点雷50℃)。
実施例口 26mlの無水テトラヒド口フラン中に溶解した0.0
2モルのトリフエニルホスフィンを入れた滴下漏斗及び
磁気撹拌機を備え、窒素雰囲気下に置いた反応器に、0
.(Hモルの2−ベルフルオロヘキシルエチルアジドを
仕込み、次いでトリフェニルホスフィン溶液を室温で滴
下して添加する。
1時間攪拌の後、ドライアイスの昇華により得られ無水
C a C 1 2上で予備乾燥された炭酸ガスを反応
混合物中に通じて泡立てる。
1時間反応の後、溶媒を蒸発して除き、残留物を石油エ
ーテルで溶解する。これを枦して固体のトリフェニルホ
スフィンオキシドを除き、次いで石油エーテルを真空蒸
発して除き、残留物を窒素雰囲気下で蒸留する。
かようにしてN,N’−ビス(2−ベルフルオロヘキシ
ルエチル)カルボジイミド: C6 FH  C2 H4 −N=C=N=C2 H<
 一CliFl3を70%収率で得る(沸点=…℃/4
kPa)  。
蒸留後生成物中に白い固体粒子がある場合は、蒸留中に
生じたこの少量の尿素を除く・ためにカルボジイミドを
枦過せねばならない。
実施例!2 操作は実施例Hと同様であるが、2−ベルフルオ口ヘキ
シルエチルアジドを同モルの量の2−ベルフルオロブチ
ルエチルアジドにより置換える。対応するカルボジイミ
ドC4F,=C2C4−N=C=N  C 2 H 4
C 4F gを68%収率で得る(沸点=61〜To℃
/ 133 P a ,N 2中で蒸留)。
実施例13 操作は実施例Uと同様であるが、2−ベルフルオ口ヘキ
シルエチルアジドを同モルの量の2−ベルフルオロオク
チルエチルアジドにより、かつ石油エーテルを1. 1
, 2−トリクロロー1. 2. 2−}リフルオ口エ
タンによりそれぞれ置換える。対応するカ?ボジイミド
C,F17=C2H,−N=C=N=C ! H 4 
− C a F t■を65%収率で得る(球管(bw
lk lwbe)蒸留、炉温度: 120℃/lOPa
)。
実施例l4 13mlの無水テトラヒドロフラン中に溶解した0.0
1モルのトリフェニルホスフィンを入れた滴下漏斗及び
磁気撹拌機を備え、窒素雰囲気下に置いた反応器に、0
.01モルの2−ベルフルオロヘキシルエチルアジドを
仕込む。次いでトリフェニルホスフィン溶液を室温で滴
下して添加する。
1時間攪拌の後、13mlのテトラヒドロフラン中の0
.01モルの2−ベルフルオロヘキシルエチルイソチオ
シアナートの溶液を滴下漏斗を通して加える。
気相クロマトグラフィーにより追跡して反応が周辺温度
で1z時間攪拌後に終了しない場合は、2〜3時間70
℃まで加熱する。
次いで真空蒸発してテトラヒドロフランを除き、残留物
を石油エーテルで溶解する。生成したトリフェニルホス
フィンスルフィドを枦別し、次いで石油エーテルを真空
で留去して残留物を窒素雰囲気下に蒸留する。
このようにしてN,N’−ビス(2−ベルフルオロヘキ
シルエチル)カルボジイミドを78%収率で得る(沸点
=  101℃/ 4 k P a )。
実施例15 操作は実施例l4と同様であるが、2−ベルフルオ口ヘ
キシルエチルアジドを同モルの量の2−ベルフルオロプ
チルエチルアジドにより、かつ2−ベルフルオ口ヘキシ
ルエチルイソチオシアナートを同モルの量の2−ベルフ
ルオロブチルエチルイソチオシアナートによりそれぞれ
置換える。
N,N’−ビス(トペルフルオロブチルエチル)カルボ
ジイミドを75%収率で得る(沸点=67〜70’C 
/ 1 3 3 P * 、N 2中で蒸留)。
実施例16 操作は実施例14と同様であるが、2−ベルフルオロヘ
キシルエチルアジドを同モルの量の2−ベルフルオロプ
チルエチルアジドにより置換える。
N−(2−ベルフルオロブチエチル)一N′(2−ベル
フルオロヘキシルエチル)カルボジイミドC  F  
=C  H  −N=CヨN=C2H44 9  2 
4 C6Fl3を60%収率で得る(沸点=97℃74 k
 P a ,N 2中で蒸留)。
実施例11〜16のカルボジイミドは元素分析、赤外分
光、陽子及び弗素NMR並びに質量分析法により同定し
た。元素分析及び質量分析に対応するデータを次の第1
表にまとめる。
カルボジイミドはすべての場合に、下記IRスペクトル
を示す: νCイ=l…〜…Oca−’ νN,C,N − 2125am −’’H  NMR
スペクトルはイソチオシアナートRFC2H4NCSの
スペクトルと同じである(信号、積分値、カップリング
定数)。
19F  NMRでは、対称カルボジイミド(実施例1
1〜!5)のスペクトルは対応するイソチオシアナート
のそれと同じである。実施例l6の非対称力ルポジイミ
ドの場合には、2個の末端C F 3基は同じ化学シフ
トを示して−111.5Hmで共鳴する。
従って2個のCF   及び2個のCF   が同様2
α       2ω に、それぞれ−115. 0及び−126。? IIp
一に同じ化学シフトを有し、その他のC F 2基は−
125.1及び−122.0 ppmの間で4つのピー
クの系を生じ、その相対的積分値は8個の弗素原子に対
応する。
実施例17 凝縮器を備え磁気撹拌機を取付けた反応器に室温で0.
111モル2−ベルフルオロヘキシルエチルイソチオシ
アナートを仕込み、次いでNH40Hの28〜30%溶
液6.6gを滴下して加える。次いで反応混合物を室温
でl時間攪拌した後、凝縮器を取除き、過剰のアンモニ
ア水を蒸発して除くため、混合物を2時間70〜80℃
で加熱する。生成した白い固体を乾燥することにより、
N− <2−ベルフルオロヘキシルエチル)チオ尿素C
li F13=C2 H4−NH=CS−NH2が富9
%収率で得られ、その融点は126℃で次の分析的特性
を示す。
一元素分析 C%   H%   F%    N%    S%測
定値 25.83  1.52  58.74  G.
64  7.5G計算値2S.fiO  L61i  
SB.53  6.63  7.58−IRスペクトル νc−y = 1100 − 1300am −’v 
NH2” 3400cn−’ −1 νHH−3HOa++ νc=s =1580cm−’ ’H  NMRスペクトル(アセトンーd6起録) 化学シフト(TM.S基準、pp口):幅広い単一線 
7. 37ppm ( l}I積分!I1)低解像信号
  6. 75ppm ( 21積分値)中で 多重線 162pp■(分離三重線−2H積分値、3J
   =13.5B!;  J   =7.5Hr)3 11−F        H−11 四重線    3.87 ppm  (2B積分値、3 窒素原子介在 J   = 6. 5Ht)。
H−H ”F  NMRスペクトル(アセトンーd6記録) 中で 化学シフト(CFCJ23基準): −質量分析 M ”  =” 4N (42%) ; ■/t  3
89 (4%)   ;  mat  362(12%
) ;m# 153 (5. 5%);曽/s 103
(25%);l/I 69(33.5X) ;s+/s
 55 (100%) トペルフルオロブチルエチルイソチオシアナートを用い
て同じ操作を行って、N−(2−ベルフルオロブチルエ
チル)チオ尿素が90%収率で得られ、その融点は11
3℃で次の特性を示す。
一元素分析 C%    II%   F%    N%   S%
測定値 !S.fi8  103  53.25  8
.85  10.00計算値 0.08  2.17 
 53.10  8.70  9.94前の化合物と同
じ。
19F  NMRスペクトル −質量分析 M ’  = 322 (49%) ;一/t  l!
119 (11%);m/g  20101.S%);
ts/t  103 (15. S%) ; s/t 
7?(23%)鵬ハSG(62%);誌ハ55(lof
t%).実施例18 式: ; l/1  69(611%) ; のN,N’−ジ置換及びN,N’ ,N’ −}り置換
のチオ尿素を下記のように操作することによりアミンN
HR’ R”から製造する。
15mlのエチルエーテルにあらかじめ溶解した0.0
1モルの2−ベルフルオロアルキルエチルイソチォシア
ナートRFC2H4NCSを入れた滴下漏斗及び磁気撹
拌機を取付けた丸底反応器に、’15mlのエチルエー
テル(又は、使用するアミンがジエタノールアミンの場
合はエタノール)中に溶解した11.01モルのアミン
N}IR IR 2を仕込み、次いで室温で攪拌しなが
らイソチオシアナートRF′C,}14NCSを添加す
る。反応は実際上即時である。
それでも攪拌を続けイソチオシアネートを全部消費させ
る。出発するアミンの種類に応じて、生威物は反応媒質
中に沈澱するか又はしない。すべての場合、ロータリー
エバポレータで溶媒を追い出し、かようにして得られる
残留物を石油エーテルで充分に洗うことで足りる。
式(IV)のチオ尿素はこのようにして大抵白い固体の
状態で、時には半透明な油状で得られる。
その融点及び反応収率を次の第2表の第6及び5元素分
析及び質量分析から得る結果を第3及び4表にまとめて
ある。
チオ尿素の全部のIRスペクトルをKBr錠として記録
したが、5つの油状生成物(TI,T4,T5 , T
l3. Tl4)は例外で、その場合のスペクトルはC
HCIl3の溶液中でとった。一つの系統をとれば、ス
ペクトルはRF′基には無関係である。
チオ尿素TI−T3: νC−F =1100 〜…Oaa−’νC,S = 
IS80aa −’ v N−11 = 3300all −’νc−u =
 700 〜900 ai−’νc=c =…3aa−
’ チオ尿素T4〜T6 : チオ尿素T7〜T 12 : I′c−v ″c=s vN−H vc=c = 1100〜13SOcm −’ =1530co+−’ = 3320CI1 −’ =1650aa−’ νc−y −1100 〜…Ocm−’νc−s ”…
Oai−’ νs−n − 32110. 3380011 −’ν
c−H= 680〜900cn−’ チオ尿素T13及びT14: νc−y = 1100”” 133Gam −’ν,
s” 1585cn −’ 1/,,=32ロOaa−’ νc−o = 33200l1 −’ チオ尿素Tl5及びT16: νc−y = 11150−135001 −’’N−
H”…9. 33??am−’ ν(,3 ” 1555aa −t νc−u =650 ,694 ,737 am−’チ
オ尿素T17〜T20: νc−y = 1000− H50cn ’ν,, −
 32110cn −’ νC,S = 1570a+1 −’ νc−u =850 .…1l チオ尿素T21〜T24: νC−F ”…O〜135[1aa−’v u−n =
33110ai −’ νC,S = 1637ao −1 チオ尿素T1〜T24の ’H  NMRスペクトルは
アセトンーd6中で記録をとった。それらは全部が、2
.60 p1111に2H積分値の分離三重線33 (  J   =l9.5Hs;  J   ヨ6.5
H!)及びH − F       H−H3 3 3.90,…こ同様2H積分値の四重線 (  JH−
Hコ6. 5H!一窒素原子介在のカップリング)を示
し、これらの2つの信号はRF′基と結合したCH2及
びNH基と結合したCH2にそれぞれ対応する。
それぞれの系列の場合、RF′基の種類はスペクトルに
影響せず、観測したその他の信号は次の通りである。
チオ尿素TI−T3: 輻の広い信号7.1pp■ (21+積分値)三重線 
4.17 991 ( 3J −6.5H! −28積
分値)多重線  4. 91− 5. 35 ppm(
2B)多重線  5.62〜6. 17 ppm (I
H)チオ尿素T4〜Tも: 6. 94 ppm ( IH積分値)4. 31 p
pm (4暉分値−3J=6.5旧)4.91〜5.3
5  11H (4H)5.62〜6.1?pp園(2
H) 〜T9 : 信  号 二重線 多重線 多重線 チオ尿素T7 四重線 信  号 信  号 単一線 多重線 3.5IPl1鵬(2}1積分値) 7. 79 ppm ( 11積分値)6. 911 
ppm ( IR積分値)2. 34 pn (68積
分値) 2.31〜198 1191 (4H積分値)チオ尿素
TIO−TI2: 四重線  3.48 p1111 (28積分値)信 
号  7. 59 ppm ( lH積分値)信 号 
 7. 96 11pm (IH積分値)単一線  2
. 19 ppm (fiH積分値)三重線  2.3
4 ppm (2H積分値)五重線  1. 71 p
pm (2H積分値)チオ尿素T13及びT 14 : 多重線  4.110 ppm (12H積分値)チオ
尿素T15及びT16: 信 号  8. H ppm ( ltl積分値)多重
線  7. 25 ppm (6H積分値)チオ尿素T
l?〜T20: 信  号 6. 98 ppm (2H積分値) 四重線 3. 47 ppm( 2H積分値− ” J
 = 6. 5H!)多重線 l.封〜1.9pp鵬(
4H又は12H積分値)チオ尿素T21〜T24: 信 号  7.OOpp鵬(111積分値)実施例1g 最低量のクロホルム中に溶解した0,Olモルのチオ尿
素T8及び0.05モルの沃化メチルを、磁気撹拌機及
び凝縮器を備えた反応器に仕込み、次いで混合物を1時
間60℃で加熱する。次いで白い沈澱を認める。次いで
クロロホルムを蒸発して除き、残留物をエーテルで充分
洗った後炉別する。
こうして得られる白い固体は式 の塩であって、融点97℃を示す。収率:97%。
この塩をO.l%含有する水溶液の表面張力は25℃で
19.2d/mである。この塩を0.1%含有する水溶
液の界面張力は、シクロヘキサンとの平衡状態で、25
℃で5. 8mN/mである。
う。
チオ尿素T9を用い同様に操作して、次の塩これにより
式: が9も%収率で得られ、融点93℃を示す。
この塩を0.1%含有する水溶液の表面張力は25℃で
15. 5mll/mである。この塩を0.1%を含有
する水溶液の界面張力は、シクロヘキサンとの平衡状態
で、25℃で6.4111/lである。
実施例20 最低量のクロロホルム中に溶解した0.01モルのチオ
尿素T8及び後記第5表の第1欄に掲げる四級化剤R−
Btの1つの0.111モルを、磁気撹拌機及び凝縮器
を備えた反応器に仕込む。次いで混合物を2時間60℃
で加熱した後、クロロホルムを蒸発して除き、残留物を
エチルエーテルで充分に洗の対応する第四級塩を生じ、
それは無色又は僅かにオレンジ色を帯びたペーストであ
る。これらの塩は全く水溶性である。その収率および濃
度●.1%の水溶液の25℃における表面張力を第5表
の第2及び3欄に示す。
第   5   表 実施例21 後記第6表の第2欄に挙げてある脂肪族臭化物C}{B
t及び式: lI2++1 (そのベルフルオロアルキル基RF′は第6表の第1欄
に挙げてある)のチオ尿素を用いて出発するの塩を下記
の操作によって製造した。
磁気撹拌機及び凝縮器を備えた反応器に、最低量のクロ
ロホルム中に溶解した0.01モルのチオ尿素(V)及
び0.01モルの脂肪族臭化物CHD+を仕込み、次い
で混合物を加熱しm  2n+1 てクロロホルム中で96時間還流する。次いでクロロホ
ルムを蒸発して除き残留物を石油エーテルで充分に洗い
、不純物を除いて式(Vl)のアンモニウム塩を沈澱さ
せる。この塩は石油エーテルを除いた後、大抵無色のペ
ーストの形態となる。
しかしながら、石油エーテル中の第四級塩(Vl)の沈
澱が困難を呈する場合は、混合物を2〜3時ことにより
、式: 間O℃まで冷却しなければならず、次いで生じる半透明
の油を傾斜法により溶媒と分離し、この操作を1回繰返
すことがあり得る。こうして得られる目的のアンモニウ
ム化合物は半透明の油状である。
問題のアンモニウム塩の表面張力γ冨及び界面張力γl
 (シクロヘキサンに対して)は0.1%の濃度の水溶
液中で25℃で測定し、第6表の第4及び5欄に示し、
第3欄には収率を示す。
実施例22 磁気撹拌機及び凝縮器を備えた反応器に、最低量のクロ
ロホルムに溶解した0.02モルのチオ尿素T8及び0
.01モルの1.2−ジブロモエタンを仕込む。
混合物を24時間還流下に加熱し、次いでクロロホルム
を蒸発して除き、残留物をエチルエーテルでこの塩を 
O.l%含有する水溶液の表面張力は25℃で15. 
5 d/mである。同じ条件でシクロヘキサンに対する
界面張力は5.5+aN/eである。
1.3−ジプロモプロパンを用いて出発し同様に操作す
ることにより、式: 次いでテトラヒドロフランを蒸発して除き、残留物をメ
タノールで溶解した後、炉過する。次いで枦液を蒸発し
て除き、ベージュ色のべたべたする固体として式: %含有する水溶液の表面張力は25℃で16.4 mN
/mである。同じ条件でシクロヘキサンに対する界面張
力は7.7mN/mである。
実施例23 0.01モルのチオ尿素T8を最低量のテトラヒドロフ
ランに溶解し、磁気撹拌機及び凝縮器を備えた反応器に
仕込み、次いで過酸化水素水を過剰(20%)に添加す
る。次いで混合物を攪拌しながら3時間40℃で加熱し
た後、室温に12時間放置する。次いで水を少量(約1
ml)加えて混合物を15分間40℃まで加熱する。
のN−オキシドを65%収率で得る。
このN−オキシド0.1%を含有する水溶液の表面張力
は25℃で161 mN/@である。
実施例24 磁気撹拌機及び凝縮器を備えた反応器に0.01モルの
チオ尿素T8及び25mlのイソブロパノールを仕込み
、次いで25mlのイソプロパノール中のクロロ酢酸ナ
トリウム1.25gの溶液を添加する。次いで混合物を
20時間90℃で加熱し、溶媒を蒸発して除き、残留物
をエチルエーテルで溶解する。液相を除いた後、 得られるべたべたする固体をメタノ 一ルで洗って枦液を蒸発乾固する。
このようにし てべたべたする白い固体として式: のベタインを65%収率で得る。
このベタイ ン 0.1%を含有する水溶液の表面張 力は16.2 mN/厘 である。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中Xはイソチオアナート基−N=C=S、カルボジ
    イミド基−N=C=N(CH_2)_2R_F′又はチ
    オ尿素基−NH−CS−A(Aは場合により置換してい
    てもよいアミノ基を示す)を示し、R_F及びR_F′
    は、同一か又は異なり、それぞれ2〜16個の炭素原子
    を含む直鎖又は分枝のペルフルオロアルキル基を示す]
    に対応することを特徴とする、ポリフルオロアルキル窒
    素化合物。
  2. (2)Xはチオ尿素基−NH−CS−Aであり、Aが下
    記式の基(A1)〜(A6)から選択される請求項1に
    記載の化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中mは1又は2に等しく、 Q及びQ′は同一か又は異なり、それぞれ2〜8個の炭
    素原子から成るアルキレン架橋を示し、 Rは1〜4個の炭素原子を含む非置換の直鎖アルキル基
    を示し、 R^1は1〜18個の炭素原子を含み、かつ場合により
    置換していてもよい直鎖若しくは 分枝のアルキル基、場合により置換していてもよいアリ
    ール若しくはアラルキル基、 アリル、メタリル若しくはプロパルギル基、−(CH_
    2)_2R_F′基又は−QNR_2基を示し、 R^2は水素原子、R^1について定義したアルキル基
    、又はR^1がアルキル若しくはアリル基の場合はアリ
    ル基を示し、 R^3はR^1について定義したアルキル若しくはアラ
    ルキル基、アリル、メタリル若し くはプロパルギル基、又は −CH_2−S−(CH_2)_2−R_F′基を示し
    、 Z^(^−^)は一価陰イオン又はその等価物を示し、 記号R_F及びR_F′は請求項1と同じ意味を有する
    。)
  3. (3)R^1が少くとも1つのハロゲン原子、ヒドロキ
    シル、メルカプト若しくはニトリル基、又は官能基であ
    るエステル、酸、スルホン酸塩、硫酸塩若しくはカルボ
    ン酸塩によって置換したアルキル、アリール又はアラル
    キル基である、請求項2に記載の化合物。
  4. (4)R_F及びR_F′基がそれぞれ4〜12個の炭
    素原子を含む、請求項1〜3の1つに記載の化合物。
  5. (5)ポリフルオロアルキルアジド R_F−(CH_2)_2−N_3を、場合により置換
    していてもよいトリアリールホスフィン又は亜リン酸ト
    リアルキルエステルと、不活性雰囲気の下で反応させ、
    生成するイミノホスホラン中間体を硫化炭素と反応させ
    ることを特徴とする、式 R_F−(CH_2)_2−N=C=S( I )(式中
    R_Fは請求項1の定義と同じ)のイソチオシアナート
    の製造方法。
  6. (6)ペルフルオロアルキルアミン R_F−(CH_2)_2−NH_2を塩基の存在下で
    硫化炭素と反応させ、これにより得られるポリフルオロ
    アルキルジチオカルバメートをカルボアルコキシキル化
    又は酸化に付することを特徴とする、請求項5の定義の
    イソチオシアナートの製造方法。
  7. (7)カルボアルコキシル化剤としてクロロギ酸低級ア
    ルキルエステルを使用する、請求項6に記載の方法。
  8. (8)次亜塩素酸アルカリ金属塩によって酸化を実施す
    る、請求項6に記載の方法。
  9. (9)式: R_F(CH_2)_2−N=C=N−(CH_2)_
    2R_F′(II)(式中記号R_F及びR_F′は請求
    項1の定義と同じ)のカルボジイミドの製造方法であっ
    て、ポリフルオロアルキルアジドR_F−(CH_2)
    _2−N_3を、場合により置換していてもよいトリア
    リールホスフィンと不活性雰囲気の下で反応させ、これ
    により生成するイミノトリアリールホスホランをイソチ
    オシアナートR_F′−(CH_2)_2−NCS又は
    二酸化炭素ガスと反応させることを特徴とする前記方法
  10. (10)アンモニア水をイソチオシアナートR_F(C
    H_2)_2−N=C=Sと反応させることを特徴とす
    る、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中記号R_Fは請求項1の定義と同じ)のモノ置換
    チオ尿素の製造方法。
  11. (11)第一級又は第二級アミンHNR^1R^2をイ
    ソチオシアナートR_F−(CH_2)_2−N=C=
    Sと反応させることを特徴とする、式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中記号R_F、R^1及びR^2は請求項1及び2
    の定義と同じ)のジ−又はトリ−置換チオ尿素の製造方
    法。
  12. (12)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のチオ尿素を四級化剤と反応させ、場合により陰イオン
    交換を行なうことを特徴とする、式:▲数式、化学式、
    表等があります▼ 及び ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中記号R_F、Q、Q′、R及びR^3は請求項1
    及び2の定義と同じ)のアンモニウム塩の製造方法。
  13. (13)過酸化水素水を式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のチオ尿素と反応させることを特徴とする、式:▲数式
    、化学式、表等があります▼ (式中記号R_F、Q、及びRは請求項1及び2の定義
    と同じ)のN−オキシドの製造方法。
  14. (14)クロロ酢酸ナトリウム又はβ−プロピオラクト
    ンを式: ▲数式、化学式、表等があります▼ のチオ尿素と反応させることを特徴とする、式:▲数式
    、化学式、表等があります▼ (式中記号R_F、Q、R及びmは請求項1及び2の定
    義と同じ)のベタインの製造方法。
  15. (15)式: ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Aは請求項2の定義の(A3)、(A4)、(A
    5)又は(A6)基を示す]の化合物の界面活性剤とし
    ての使用。
JP2132453A 1989-05-22 1990-05-22 ポリフルオロアルキル窒素化合物、その製造方法及び応用 Expired - Lifetime JPH0737438B2 (ja)

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