JPH03273506A - 回転消去ヘッド - Google Patents
回転消去ヘッドInfo
- Publication number
- JPH03273506A JPH03273506A JP7390290A JP7390290A JPH03273506A JP H03273506 A JPH03273506 A JP H03273506A JP 7390290 A JP7390290 A JP 7390290A JP 7390290 A JP7390290 A JP 7390290A JP H03273506 A JPH03273506 A JP H03273506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- flux density
- magnetic flux
- saturation magnetic
- erasing head
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims abstract description 22
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 5
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract description 4
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 2
- 229910000702 sendust Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ビデオテープレコーダ等に用いて好適な回転
消去ヘッドに関する。
消去ヘッドに関する。
例えば、ビデオテープレコーダにおいて、記録再生用ヘ
ッドと同様に、回転ドラムに取り付けて回転させること
により、磁気テープ上の信号を消去する回転消去ヘッド
(フライングイレーズヘッド)が用いられることがある
。この回転消去ヘッドとしてM I G (Metal
in Gap)型のものが開発され、一部実用化され
ている。
ッドと同様に、回転ドラムに取り付けて回転させること
により、磁気テープ上の信号を消去する回転消去ヘッド
(フライングイレーズヘッド)が用いられることがある
。この回転消去ヘッドとしてM I G (Metal
in Gap)型のものが開発され、一部実用化され
ている。
第3図は従来のMIG型の回転消去ヘッドの一例の構成
を示している。
を示している。
同図に示すように、消去時に、磁気テープ(図示せず)
に最初に接触する側(リーディング側)のコア1と、後
から接触する側(トレーリング側)のコア2が、その一
部に磁気ギャップ3が形成されるように、接合されてい
る6そして、コア1の磁気ギャップ3側には、例えばセ
ンダスト等よりなる金属磁性膜4が形成されている。
に最初に接触する側(リーディング側)のコア1と、後
から接触する側(トレーリング側)のコア2が、その一
部に磁気ギャップ3が形成されるように、接合されてい
る6そして、コア1の磁気ギャップ3側には、例えばセ
ンダスト等よりなる金属磁性膜4が形成されている。
このように構成すると、第4図に示すように。
磁気ギャップ3付近における磁界が大きくなるとともに
、漏れ磁束密度の分布が、飽和磁束密度が大きい金属磁
性膜4側に濃くなり、コア2側に薄くなるように、非対
称となる。その結果、磁気テープ中に消去信号による残
留磁化を残さず、高率的に消去を行なうことができる。
、漏れ磁束密度の分布が、飽和磁束密度が大きい金属磁
性膜4側に濃くなり、コア2側に薄くなるように、非対
称となる。その結果、磁気テープ中に消去信号による残
留磁化を残さず、高率的に消去を行なうことができる。
しかしながら、従来の回転消去ヘッドは、金属磁性膜4
を形成する必要があるので工数が増加するばかりでなく
、金属磁性膜とガラスのぬれ性が悪いためコアチップの
強度が弱くなり、歩留りが悪くなるrjJ題点がある6 本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、より
簡単に、歩留りよく製造することができる回転消去ヘッ
ドを提供するものである。
を形成する必要があるので工数が増加するばかりでなく
、金属磁性膜とガラスのぬれ性が悪いためコアチップの
強度が弱くなり、歩留りが悪くなるrjJ題点がある6 本発明はこのような状況に鑑みてなされたもので、より
簡単に、歩留りよく製造することができる回転消去ヘッ
ドを提供するものである。
本発明の回転消去ヘッドは、消去時に、記録媒体に最初
に接するリーディング側に配置された第1のコアと、後
から接するトレーリング側に配置された第2のコアとを
、その一部に磁気ギャップが形成されるように接合して
なる回転消去ヘッドにおいて、第1のコアは、第2のコ
アより、高飽和磁束密度を有する材料により構成されて
いる。
に接するリーディング側に配置された第1のコアと、後
から接するトレーリング側に配置された第2のコアとを
、その一部に磁気ギャップが形成されるように接合して
なる回転消去ヘッドにおいて、第1のコアは、第2のコ
アより、高飽和磁束密度を有する材料により構成されて
いる。
上記構成の回転消去ヘッドにおいては、リーディング側
の第1のコア自体が、高飽和磁束密度の材料により形成
されている。
の第1のコア自体が、高飽和磁束密度の材料により形成
されている。
従って、製造工程が簡単となり、歩留りも改善すること
ができる。
ができる。
第1図は本発明の回転消去ヘッドの一実施例の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
同図に示すように、本発明の回転消去ヘッドは、リーデ
ィング側にコア11(第1のコア)が、トレーリング側
にコア12(第2のコア)が、その一部に、磁気ギャッ
プ13が形成されるように、ガラス等により接合されて
いる。そして、コア11と12はともに、例えば、フェ
ライトにより形成されるが、コア1−1はコア12より
高飽和磁束密度(Hi−B)のものとされる。
ィング側にコア11(第1のコア)が、トレーリング側
にコア12(第2のコア)が、その一部に、磁気ギャッ
プ13が形成されるように、ガラス等により接合されて
いる。そして、コア11と12はともに、例えば、フェ
ライトにより形成されるが、コア1−1はコア12より
高飽和磁束密度(Hi−B)のものとされる。
第2図(C)、(d)は、コア11と12の飽和磁束密
度の差を500ガウスとして計算した場合の、磁束密度
の分布状態を表している。また、第2図(a)、(b)
は、同一の飽和磁束密度を有するフェライトよりなるリ
ーディング側のコア21とトレーリング側のコア22を
、磁気ギャップ23が形成されるように接合したヘッド
の磁束密度の分布を表している。
度の差を500ガウスとして計算した場合の、磁束密度
の分布状態を表している。また、第2図(a)、(b)
は、同一の飽和磁束密度を有するフェライトよりなるリ
ーディング側のコア21とトレーリング側のコア22を
、磁気ギャップ23が形成されるように接合したヘッド
の磁束密度の分布を表している。
これらの図を比較して明らかなように、本発明による回
転消去ヘッドにおいては、リーディング側のコア11の
磁束密度がトレーリング側のコア12のそれより濃くな
り、かつ、前者の側においては立上りが急峻であり、後
者の側においては緩やかになっている。また、第2図(
c)、(d)に示す場合の方が、同図(a)、(b)に
示す場合より、同じ強さの磁束がより遠くまで飛んでい
る。
転消去ヘッドにおいては、リーディング側のコア11の
磁束密度がトレーリング側のコア12のそれより濃くな
り、かつ、前者の側においては立上りが急峻であり、後
者の側においては緩やかになっている。また、第2図(
c)、(d)に示す場合の方が、同図(a)、(b)に
示す場合より、同じ強さの磁束がより遠くまで飛んでい
る。
これにより、消去時において、最初に、コア11により
磁気テープ(図示せず)に強い磁界が付与され9次にコ
ア12により弱い磁界が付与されるので、零点消去法の
原理により磁気テープ中に残留磁化が残り難くなり、効
率的に消去を行なうことができる。
磁気テープ(図示せず)に強い磁界が付与され9次にコ
ア12により弱い磁界が付与されるので、零点消去法の
原理により磁気テープ中に残留磁化が残り難くなり、効
率的に消去を行なうことができる。
第2図(a)、(b)に示すヘッドにおいても、磁気ギ
ャップ23の幅を広げれば1強い磁界を生成することが
できるが、そのためには、ギャップ材(図示せず)を厚
く形成しなければならず、製造に時間がかかると同時に
、コアチップの強度が弱くなる。
ャップ23の幅を広げれば1強い磁界を生成することが
できるが、そのためには、ギャップ材(図示せず)を厚
く形成しなければならず、製造に時間がかかると同時に
、コアチップの強度が弱くなる。
この点、本発明の回転消去ヘッドにおいては、ギャップ
幅を広げる必要がないので、そのような問題点は発生し
ない。
幅を広げる必要がないので、そのような問題点は発生し
ない。
尚、コア11と12は、その熱特性が略等しいものが選
定される。熱特性が一致していないと、熱膨張の割合が
コア11と12において異なるので、ガラス等でボンデ
ィングした両者が剥離してしまうおそれがあるからであ
る。
定される。熱特性が一致していないと、熱膨張の割合が
コア11と12において異なるので、ガラス等でボンデ
ィングした両者が剥離してしまうおそれがあるからであ
る。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の回転消去ヘッドによれば、第1
のコアを第2のコアより高飽和磁束密度の材料で形成し
たので、金属磁性膜を形成する場合に較べ、製造工数を
少なくすることができる。
のコアを第2のコアより高飽和磁束密度の材料で形成し
たので、金属磁性膜を形成する場合に較べ、製造工数を
少なくすることができる。
また、コアチップとしての強度も弱くならないので、歩
留りもよくなり、コストを低くすることができる。
留りもよくなり、コストを低くすることができる。
第1図は本発明の回転消去ヘッドの一実施例の構成を示
す断面図、第2図(a)は、コアの飽和磁束密度を等し
くした場合の磁束密度の分布状態を説明する図、第2図
(b)は第2図(a)の一部を拡大した図、第2図(c
)は、第1図の実施例の磁束密度の分布状態を説明する
図、第2図(d)は第2図(c)の一部を拡大した図、
第3図は従来のMIG型の回転消去ヘッドの一例の構成
を示す断面図、第4図は第3図の例の磁束密度の分布状
態を説明する図である。 1.2,11,12.21.22・・・コア、3,13
゜23・・・磁気ギャップ、4・・金属磁性膜。
す断面図、第2図(a)は、コアの飽和磁束密度を等し
くした場合の磁束密度の分布状態を説明する図、第2図
(b)は第2図(a)の一部を拡大した図、第2図(c
)は、第1図の実施例の磁束密度の分布状態を説明する
図、第2図(d)は第2図(c)の一部を拡大した図、
第3図は従来のMIG型の回転消去ヘッドの一例の構成
を示す断面図、第4図は第3図の例の磁束密度の分布状
態を説明する図である。 1.2,11,12.21.22・・・コア、3,13
゜23・・・磁気ギャップ、4・・金属磁性膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 消去時に、記録媒体に最初に接するリーディング側に配
置された第1のコアと、後から接するトレーリング側に
配置された第2のコアとを、その一部に磁気ギャップが
形成されるように接合してなる回転消去ヘッドにおいて
、 前記第1のコアは、前記第2のコアより、高飽和磁束密
度を有する材料により構成されている回転消去ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7390290A JPH03273506A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 回転消去ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7390290A JPH03273506A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 回転消去ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03273506A true JPH03273506A (ja) | 1991-12-04 |
Family
ID=13531591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7390290A Pending JPH03273506A (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 回転消去ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03273506A (ja) |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP7390290A patent/JPH03273506A/ja active Pending
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