JPH03273257A - 感光体塗布装置 - Google Patents
感光体塗布装置Info
- Publication number
- JPH03273257A JPH03273257A JP7527390A JP7527390A JPH03273257A JP H03273257 A JPH03273257 A JP H03273257A JP 7527390 A JP7527390 A JP 7527390A JP 7527390 A JP7527390 A JP 7527390A JP H03273257 A JPH03273257 A JP H03273257A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- liquid container
- solvent vapor
- photoreceptor
- coating liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 title claims abstract description 75
- 238000000576 coating method Methods 0.000 title claims abstract description 75
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 71
- 239000002904 solvent Substances 0.000 claims abstract description 30
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims abstract description 25
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 35
- 108091008695 photoreceptors Proteins 0.000 claims description 32
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 abstract description 8
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 abstract description 8
- 238000001035 drying Methods 0.000 abstract description 6
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000003618 dip coating Methods 0.000 description 1
- 238000011978 dissolution method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
- 238000000935 solvent evaporation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
fa)産業上の利用分野
この発明は、感光体の塗布装置に関する。
(b)従来の技術
感光体の円筒状基体の外周面に感光膜を形成する方法と
しては、従来、塗工槽の中に収容された感光液の中に前
記円筒状基体を浸漬し、引き上げ、乾燥させる方法が一
般的であった。しかし、このような浸漬塗布方式では、
廃棄する感光液の量が多いなど、塗工効率が悪く、装置
も大型になる等の欠点があった。そのため、最近では、
リング状の容器の中に感光液を収容し、そのリング状容
器の内径側に円筒状基体を通過させて、前記円筒状基体
の表面に感光膜を形成する方法に移行する(噴量にある
。
しては、従来、塗工槽の中に収容された感光液の中に前
記円筒状基体を浸漬し、引き上げ、乾燥させる方法が一
般的であった。しかし、このような浸漬塗布方式では、
廃棄する感光液の量が多いなど、塗工効率が悪く、装置
も大型になる等の欠点があった。そのため、最近では、
リング状の容器の中に感光液を収容し、そのリング状容
器の内径側に円筒状基体を通過させて、前記円筒状基体
の表面に感光膜を形成する方法に移行する(噴量にある
。
第2図は、この方式の感光体塗布装置の概略を示す図で
あり、次のように塗布が行われる。
あり、次のように塗布が行われる。
ほぼ水平に設けられたリング状の塗液容器1の内径側を
感光体の円筒状基体30が下から上へと上昇する。塗液
容器1の中には感光液20が収容されていて、円筒状基
体30はその外周面を塗液容器の底面の内径側に設けら
れたリング状のブレード3に摺接させて感光液の流出を
防止している。円筒状基体30はその上下をスペーサ5
a、5bにより支持され、下のスペーサ5bは図示せぬ
押上装置の押上治具6bにより前記円筒状基体ごと軸方
向にほぼ垂直に押し上げられる。これにより、円筒状基
体の外周面は感光液と直接接触し塗布され感光膜21が
形成される。円筒状基体の塗布が終了すると、円筒状基
体の下のスペーサ5bがリング状の塗液容器1の内径側
に固定され壁の代わりとなり感光液の流出を防ぎ、塗布
が終了する。
感光体の円筒状基体30が下から上へと上昇する。塗液
容器1の中には感光液20が収容されていて、円筒状基
体30はその外周面を塗液容器の底面の内径側に設けら
れたリング状のブレード3に摺接させて感光液の流出を
防止している。円筒状基体30はその上下をスペーサ5
a、5bにより支持され、下のスペーサ5bは図示せぬ
押上装置の押上治具6bにより前記円筒状基体ごと軸方
向にほぼ垂直に押し上げられる。これにより、円筒状基
体の外周面は感光液と直接接触し塗布され感光膜21が
形成される。円筒状基体の塗布が終了すると、円筒状基
体の下のスペーサ5bがリング状の塗液容器1の内径側
に固定され壁の代わりとなり感光液の流出を防ぎ、塗布
が終了する。
以上の方式により感光体の円筒状基体の塗布を行うと、
感光液の使用量を大幅に削減できるとともに、装置の小
型化が実現された。
感光液の使用量を大幅に削減できるとともに、装置の小
型化が実現された。
(C)発明が解決しようとする課題
しかしながら、上述の方式では、円筒状基体は塗液容器
の中心を下から上へと通過するため、塗布済で未乾燥の
感光液が上から下へと垂れるという欠点があった。そこ
で、これに対処するために押上治具の速度を初めはゆっ
くりして、徐々に速度を上げていくという速度制御を行
っていたが、その制御が難しくコストが高くなっていた
。
の中心を下から上へと通過するため、塗布済で未乾燥の
感光液が上から下へと垂れるという欠点があった。そこ
で、これに対処するために押上治具の速度を初めはゆっ
くりして、徐々に速度を上げていくという速度制御を行
っていたが、その制御が難しくコストが高くなっていた
。
さらに、上述の感光体塗布装置ではリング状の塗液容器
に収容される感光液の量が少なく、またαと非常に少な
いため補給する新液の量が非常に少ない。そのため容器
内での溶剤蒸発により粘度、濃度に時間の経過とともに
変化を生じていた。
に収容される感光液の量が少なく、またαと非常に少な
いため補給する新液の量が非常に少ない。そのため容器
内での溶剤蒸発により粘度、濃度に時間の経過とともに
変化を生じていた。
その結果、形成される感光膜の膜厚はその都度具なり、
製品である感光体の電子写真特性にバラツキが出ていた
。
製品である感光体の電子写真特性にバラツキが出ていた
。
このように、一つの感光体表面の感光膜の不均一も、感
光体ごとの感光膜のバラツキも、画像の質に悪影響を与
え大きな問題となっていた。
光体ごとの感光膜のバラツキも、画像の質に悪影響を与
え大きな問題となっていた。
そこでこの発明の目的は、バラツキのない均一な感光膜
を各円筒状基体表面に形成することのできる感光体塗布
装置を提供することにある。
を各円筒状基体表面に形成することのできる感光体塗布
装置を提供することにある。
+d1課題を解決するための手段
この出願の第1の発明では、ほぼ水平に設けられたリン
グ状の塗液容器の内径部に感光体の円筒状基体の外周面
を摺接させながら、前記塗液容器に収容される感光液の
中を前記円筒状基体の上下にほぼ円筒状基体と同径の円
筒状のスペーサを嵌合させた状態で、軸方向にほぼ垂直
に下から上へ通過させることにより、円筒状基体外周面
へ前記感光液の塗布を行う感光体塗布装置において、前
記塗液容器を溶剤蒸気飽和室中に配設し、前記溶剤蒸気
飽和室の塗液容器より上の部分の長さが前記円筒状基体
と前記スペーサの和以上とするとともに、前記溶剤蒸気
飽和室はその上部あるいは全体が開閉可能であることを
特徴とする。
グ状の塗液容器の内径部に感光体の円筒状基体の外周面
を摺接させながら、前記塗液容器に収容される感光液の
中を前記円筒状基体の上下にほぼ円筒状基体と同径の円
筒状のスペーサを嵌合させた状態で、軸方向にほぼ垂直
に下から上へ通過させることにより、円筒状基体外周面
へ前記感光液の塗布を行う感光体塗布装置において、前
記塗液容器を溶剤蒸気飽和室中に配設し、前記溶剤蒸気
飽和室の塗液容器より上の部分の長さが前記円筒状基体
と前記スペーサの和以上とするとともに、前記溶剤蒸気
飽和室はその上部あるいは全体が開閉可能であることを
特徴とする。
この出願に第2の発明では、前記スペーサの長さが、円
筒状基体の上下にスペーサを嵌合させた状態で形成され
た感光膜の上下端の膜厚不均一部分の長さ以上としたこ
とを特徴とする。
筒状基体の上下にスペーサを嵌合させた状態で形成され
た感光膜の上下端の膜厚不均一部分の長さ以上としたこ
とを特徴とする。
(e)作用
この発明に係る感光体塗布装置では、塗液容器が溶剤蒸
気飽和室中に配設されており、前記溶剤蒸気飽和室の塗
液容器より上の部分の長さが前記円筒状基体と前記スペ
ーサの和以上であるので、塗布中の円筒状基体が塗布を
終了した部分から塗液容器の外へ排出されても、排出さ
れた場所は溶剤蒸気飽和室中となる。そして円筒状基体
表面の塗布された感光液からの溶剤の蒸発が抑制され、
−本の円筒状基体の殆どの部分で乾燥時間が安定し膜厚
が均一化する。蒸発が抑制されて乾燥時間が長くなると
塗布された感光液の未乾燥部部分が上から下へと垂れる
が、これも両端を除く部分ではほぼ同じ条件で進行する
。すなわち上部からの成型れのない上端部は薄<、最後
に溜まってしまう下端部は厚くなるが、上下端部分以外
は均一になる。しかしスペーサの長さを、これらの上下
端部の膜厚不均一部分より長くしたので結局円筒状基体
の膜厚は均一になる。
気飽和室中に配設されており、前記溶剤蒸気飽和室の塗
液容器より上の部分の長さが前記円筒状基体と前記スペ
ーサの和以上であるので、塗布中の円筒状基体が塗布を
終了した部分から塗液容器の外へ排出されても、排出さ
れた場所は溶剤蒸気飽和室中となる。そして円筒状基体
表面の塗布された感光液からの溶剤の蒸発が抑制され、
−本の円筒状基体の殆どの部分で乾燥時間が安定し膜厚
が均一化する。蒸発が抑制されて乾燥時間が長くなると
塗布された感光液の未乾燥部部分が上から下へと垂れる
が、これも両端を除く部分ではほぼ同じ条件で進行する
。すなわち上部からの成型れのない上端部は薄<、最後
に溜まってしまう下端部は厚くなるが、上下端部分以外
は均一になる。しかしスペーサの長さを、これらの上下
端部の膜厚不均一部分より長くしたので結局円筒状基体
の膜厚は均一になる。
さらに、塗液容器自体が溶剤蒸気飽和室中に配設されて
いるため、容器内での溶剤の蒸発も抑制され、経時的に
も感光液の濃度および粘度が安定する。したがって基体
ごとの膜厚のバラツキが発生しない。
いるため、容器内での溶剤の蒸発も抑制され、経時的に
も感光液の濃度および粘度が安定する。したがって基体
ごとの膜厚のバラツキが発生しない。
また、前記溶剤蒸気飽和室はその上面あるいは全体が開
閉できるので、塗布済の基体、その他の作業を行う上で
支障はない。
閉できるので、塗布済の基体、その他の作業を行う上で
支障はない。
If))実施例
第1図はこの出願に係る第1と第2の発明の実施例であ
る感光体塗布装置の概略構成図である。
る感光体塗布装置の概略構成図である。
塗液容器ユニット10はリング状であり、そのリングの
内径側を塗布されるべき感光体の円筒状基体30が通過
する。塗液器1の底面の円筒状基体と密着する部分には
ブレード3が設けられ、前記ブレード3はブレード押さ
え3aにより固定されている。塗液器1の壁の下の方に
は新液補給の補給口1aが配設され、図示せぬパイプが
連結されていてタンクより感光液が補給される。塗液器
1の上方にはM2が設けられ、前記蓋2の中央には円筒
状基体の外径よりやや大きい外径を有する開口部2aと
、2つの撹拌機4をセントするための撹拌孔2bが形成
されている。リング状の塗液器lには内径側の壁がなく
、その代わりに前記円筒状基体30がブレード3に摺接
して感光液20を収容し、塗布動作中は円筒状基体30
.塗液器1、蓋2、ブレード3が塗液容器ユニット10
を構成する。塗布される円筒状基体は、塗布動作前ある
いは塗布動作後には塗液容器ユニット10を構成せず、
円筒状基体30に嵌合された上下いずれかのスペーサ5
aまたは5bが前記ブレードと密着して塗液容器ユニッ
ト10を構成する。
内径側を塗布されるべき感光体の円筒状基体30が通過
する。塗液器1の底面の円筒状基体と密着する部分には
ブレード3が設けられ、前記ブレード3はブレード押さ
え3aにより固定されている。塗液器1の壁の下の方に
は新液補給の補給口1aが配設され、図示せぬパイプが
連結されていてタンクより感光液が補給される。塗液器
1の上方にはM2が設けられ、前記蓋2の中央には円筒
状基体の外径よりやや大きい外径を有する開口部2aと
、2つの撹拌機4をセントするための撹拌孔2bが形成
されている。リング状の塗液器lには内径側の壁がなく
、その代わりに前記円筒状基体30がブレード3に摺接
して感光液20を収容し、塗布動作中は円筒状基体30
.塗液器1、蓋2、ブレード3が塗液容器ユニット10
を構成する。塗布される円筒状基体は、塗布動作前ある
いは塗布動作後には塗液容器ユニット10を構成せず、
円筒状基体30に嵌合された上下いずれかのスペーサ5
aまたは5bが前記ブレードと密着して塗液容器ユニッ
ト10を構成する。
このスペーサの長さは成型れによる膜厚の不均一となる
上端と下端の部分の長さ以上であり、感光体のサイズ、
感光液の粘度などにより決定される。
上端と下端の部分の長さ以上であり、感光体のサイズ、
感光液の粘度などにより決定される。
前記塗液容器ユニン)10は、弱溶剤蒸気12が飽和状
態にされた溶剤蒸気飽和室11に配設されている。この
ため、塗液器1内の感光液の蒸発、塗布が終了して排出
されてきた円筒状基体30に付着した感光液の蒸発が抑
制される。前記溶剤蒸気飽和室11は塗液器lの底部フ
レームlb上に載置されていて、簡単に取り外すことが
できる前記塗液容器ユニット10は、その外周部下方の
フレーム8に固定されている。スペーサチャック7は上
下のスペーサ5aまたは5bを所定の−で固定する働き
をする。下のスペーサ5bの下方には押上装置6の押上
治具6bが設けられている。押上装置6は、前記押上治
具6bに送りネジ6aが下方より接続し、モータ6cの
回転がギア部6eを経て伝達される。押上装置6は押上
治具6bにより、下のスペーサ5bとそれにセットされ
た円筒状基体30を塗液容器ユニット10に収容された
感光液20の中を通過させる。これにより円筒状基体3
0は直接感光液20と接触して感光膜21が形成される
。通過する速度、即ち塗工速度は感光液の粘度に応じて
設定される。
態にされた溶剤蒸気飽和室11に配設されている。この
ため、塗液器1内の感光液の蒸発、塗布が終了して排出
されてきた円筒状基体30に付着した感光液の蒸発が抑
制される。前記溶剤蒸気飽和室11は塗液器lの底部フ
レームlb上に載置されていて、簡単に取り外すことが
できる前記塗液容器ユニット10は、その外周部下方の
フレーム8に固定されている。スペーサチャック7は上
下のスペーサ5aまたは5bを所定の−で固定する働き
をする。下のスペーサ5bの下方には押上装置6の押上
治具6bが設けられている。押上装置6は、前記押上治
具6bに送りネジ6aが下方より接続し、モータ6cの
回転がギア部6eを経て伝達される。押上装置6は押上
治具6bにより、下のスペーサ5bとそれにセットされ
た円筒状基体30を塗液容器ユニット10に収容された
感光液20の中を通過させる。これにより円筒状基体3
0は直接感光液20と接触して感光膜21が形成される
。通過する速度、即ち塗工速度は感光液の粘度に応じて
設定される。
押上治具6bの上部にはセンサSlが取り付けられ、ス
ペーサが固定される位置で前記センサS1に対応する塗
液容器ユニット10の下方の位置にセンサS2が取り付
けられている。押上装置6が円筒状基体を押し上げ下の
スペーサ5bが塗液容器ユニソ)10の所定位置に来る
と円筒状基体の塗布が終了する。このときセンサS1と
センサS2が並んでセンサS2がセンサS1を検知して
オンする。逆に、次の円筒状基体をセ−/ トするため
に押上治具が降下するとセンサS2はセンサS1を検知
しないのでオフとなる。このようなセンサの検知タイミ
ングに基づいて、塗布動作と塗布動作の間に塗布済基体
の移載、感光液の補給、撹拌等を行う。
ペーサが固定される位置で前記センサS1に対応する塗
液容器ユニット10の下方の位置にセンサS2が取り付
けられている。押上装置6が円筒状基体を押し上げ下の
スペーサ5bが塗液容器ユニソ)10の所定位置に来る
と円筒状基体の塗布が終了する。このときセンサS1と
センサS2が並んでセンサS2がセンサS1を検知して
オンする。逆に、次の円筒状基体をセ−/ トするため
に押上治具が降下するとセンサS2はセンサS1を検知
しないのでオフとなる。このようなセンサの検知タイミ
ングに基づいて、塗布動作と塗布動作の間に塗布済基体
の移載、感光液の補給、撹拌等を行う。
本実施例では、円筒状基体としてφ80m、長さ340
mのアルミ素管を用いて、電荷発生層の塗布を塗布速度
は2 、5 w/secで行った。溶剤蒸気飽和室のサ
イズは幅110m、奥行120+n、高さ400m、ス
ペーサの長さは50■とした。
mのアルミ素管を用いて、電荷発生層の塗布を塗布速度
は2 、5 w/secで行った。溶剤蒸気飽和室のサ
イズは幅110m、奥行120+n、高さ400m、ス
ペーサの長さは50■とした。
以上の条件のもとて塗布を施し乾燥後、円筒状基体の上
端(塗布開始端)と下端(塗布終了端)の感光膜塗布量
を溶解法により測定した結果、その差は0.07g/s
r”でほぼ均一であった。比較例として、同様の円筒状
基体に従来の感光体塗布装置により塗布して乾燥した感
光膜塗布量は、同一測定法により上端(塗布開始端)と
下端(塗布終了端)の差は、0 、2 g/va”で均
一ではなかった。
端(塗布開始端)と下端(塗布終了端)の感光膜塗布量
を溶解法により測定した結果、その差は0.07g/s
r”でほぼ均一であった。比較例として、同様の円筒状
基体に従来の感光体塗布装置により塗布して乾燥した感
光膜塗布量は、同一測定法により上端(塗布開始端)と
下端(塗布終了端)の差は、0 、2 g/va”で均
一ではなかった。
上記2つの円筒状基体に電荷輸送層を浸漬塗布装置によ
り塗布、乾燥した感光体を、複写機に装着して画像形成
テストを行った。その結果、従来の装置により作製され
た感光体では画像##澁妻にムラが現れたが、本実施例
の感光体では画像#栽場曇にムラができず良好な画像を
得ることができた。
り塗布、乾燥した感光体を、複写機に装着して画像形成
テストを行った。その結果、従来の装置により作製され
た感光体では画像##澁妻にムラが現れたが、本実施例
の感光体では画像#栽場曇にムラができず良好な画像を
得ることができた。
(g+発明の効果
以上のように、この発明によれば、リング状の塗液容器
に収容された感光液の中を、感光体の円筒状基体を下か
ら上へ通過させて感光膜を塗布する感光体塗布装置にお
いて、前記塗液容器を溶剤蒸気飽和室の中に配設した。
に収容された感光液の中を、感光体の円筒状基体を下か
ら上へ通過させて感光膜を塗布する感光体塗布装置にお
いて、前記塗液容器を溶剤蒸気飽和室の中に配設した。
これ番こより塗布が終了して感光体塗布装置より出てく
る塗布量の円筒状基体は溶剤蒸気の飽和状態の中に出る
ので、未乾燥の感光液の蒸発が抑制され、乾燥時間が安
定する。そのため感光膜の膜厚は全体を通してほぼ均一
となる。塗布の開始端である上端と終了端である下端は
、既に述べたように膜W−ムこ差が生しるのだが、スペ
ーサの長さを感光膜の上下端のM厚不均一部分の長さ以
上としたことにより、前記不均一部分がスペーサに吸収
され、上下端をも含め膜厚の均一な感光体を得ることが
できる。そして画像形成装置に適用したときに画像ムラ
などを発生せず良好な画像を得ることができる。
る塗布量の円筒状基体は溶剤蒸気の飽和状態の中に出る
ので、未乾燥の感光液の蒸発が抑制され、乾燥時間が安
定する。そのため感光膜の膜厚は全体を通してほぼ均一
となる。塗布の開始端である上端と終了端である下端は
、既に述べたように膜W−ムこ差が生しるのだが、スペ
ーサの長さを感光膜の上下端のM厚不均一部分の長さ以
上としたことにより、前記不均一部分がスペーサに吸収
され、上下端をも含め膜厚の均一な感光体を得ることが
できる。そして画像形成装置に適用したときに画像ムラ
などを発生せず良好な画像を得ることができる。
さらに、塗液容器が溶剤蒸気飽和室内に配設されている
ため、容器内の感光液の溶剤の蒸発も抑制され、感光液
の粘度などにも大きな変化が認められず、経時的にも感
光膜の膜厚が安定した感光体を得ることができる。従っ
て、電子写真特性が各感光体を通じてバラツキがなく、
安定して良好な感光体を製造することができる。
ため、容器内の感光液の溶剤の蒸発も抑制され、感光液
の粘度などにも大きな変化が認められず、経時的にも感
光膜の膜厚が安定した感光体を得ることができる。従っ
て、電子写真特性が各感光体を通じてバラツキがなく、
安定して良好な感光体を製造することができる。
また、装置の機構が単純であるためコスト的にも安価に
目的を遺戒し効果を奏することができた第1図 奄4実施例である感光体塗布装置の概略構成図である。
目的を遺戒し効果を奏することができた第1図 奄4実施例である感光体塗布装置の概略構成図である。
第2図は、感光体塗布装置の概略を示す図である。
5a、5b−スペーサ、1〇−塗液容器、11−溶剤蒸
気飽和室、12−溶剤蒸気、20−感光液、30−円筒
状基体。
気飽和室、12−溶剤蒸気、20−感光液、30−円筒
状基体。
Claims (2)
- (1)ほぼ水平に設けられたリング状の塗液容器の内径
部に感光体の円筒状基体の外周面を摺接させながら、前
記塗液容器に収容される感光液の中を前記円筒状基体の
上下にほぼ円筒状基体と同径の円筒状のスペーサを嵌合
させた状態で、軸方向にほぼ垂直に下から上へ通過させ
ることにより、円筒状基体外周面へ前記感光液の塗布を
行う感光体塗布装置において、 前記塗液容器を溶剤蒸気飽和室中に配設し、前記溶剤蒸
気飽和室の塗液容器より上の部分の長さが前記円筒状基
体と前記スペーサの和以上とするとともに、前記溶剤蒸
気飽和室はその上部あるいは全体が開閉可能であること
を特徴とする感光体塗布装置。 - (2)前記スペーサの長さが、円筒状基体の上下にスペ
ーサを嵌合させた状態で形成された感光膜の上下端の膜
厚不均一部分の長さ以上である請求項第1項記載の感光
体塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7527390A JPH03273257A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 感光体塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7527390A JPH03273257A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 感光体塗布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03273257A true JPH03273257A (ja) | 1991-12-04 |
Family
ID=13571461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7527390A Pending JPH03273257A (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 感光体塗布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03273257A (ja) |
-
1990
- 1990-03-22 JP JP7527390A patent/JPH03273257A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5127362A (en) | Liquid coating device | |
JPS61214520A (ja) | 塗布装置 | |
US5235394A (en) | Push-pull wicking device for fixing roller | |
JPH03273257A (ja) | 感光体塗布装置 | |
US4018953A (en) | Coating method | |
US6319735B1 (en) | Photoresist dispense method by compensation for substrate reflectivity | |
JPH01118140A (ja) | 電子写真感光体の製造装置 | |
US3062681A (en) | Method of metering liquid and apparatus therefor | |
JPH0321957A (ja) | 感光体塗布装置 | |
JPS6120044A (ja) | 感光体ドラムの製造方法 | |
JPH03267166A (ja) | 塗工容器 | |
JPS61178064A (ja) | ドラム塗布方法 | |
JP2001321708A (ja) | 浸漬塗工装置及び電子写真用感光体の製造方法 | |
JPH03238065A (ja) | 塗工容器 | |
JPS598773Y2 (ja) | 感光体塗布装置 | |
JPH03100558A (ja) | 感光体塗布装置 | |
JPS61149272A (ja) | 円筒状基体の浸漬塗布方法 | |
JPH0330859A (ja) | 塗布装置 | |
JPH03181949A (ja) | 感光ドラムの製造方法 | |
JPS61178066A (ja) | ドラム塗布方法 | |
JPH04133063A (ja) | 感光液塗布装置 | |
JPH09299867A (ja) | 円筒基体の浸漬塗布方法 | |
JPS61178068A (ja) | ドラム塗布方法 | |
JPH10142814A (ja) | 電子写真感光体の製造方法および製造装置 | |
KR200213866Y1 (ko) | 화상형성장치에서 현상기의 토너공급 조절장치 |