JPH03272971A - チョッパ折り装置 - Google Patents

チョッパ折り装置

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JPH03272971A
JPH03272971A JP7248690A JP7248690A JPH03272971A JP H03272971 A JPH03272971 A JP H03272971A JP 7248690 A JP7248690 A JP 7248690A JP 7248690 A JP7248690 A JP 7248690A JP H03272971 A JPH03272971 A JP H03272971A
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chopper
folding
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Masataka Sugiyama
正孝 杉山
Takashi Wada
享司 和田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は印刷機械に併設される折機のチョッパ折り装置
に関する。
〔背景技術〕
従来、輪転式印刷機などでは、折機の駆動系を利用して
チョッパ折り装置のチョッパアームおよび搬送ベルトを
同期駆動することで、搬送ベルトによる折丁の搬送とチ
ョッパアームの揺動とのタイミングを合わせてチョッパ
折りが行われている。
この際、印刷機速度の変化に伴い搬送ベルト速度が変化
すると、ベルトに対する折丁の滑り、折丁の慣性の影響
などにより、折丁に対するチョッパ折りのタイミングか
すれてしまうことかあった。
チョッパ折すのタイミングかずれると、折丁か破れたり
傷ついたりして製品不良となる問題かある。
このため、チョッパ折りのタイミンク゛がずれた場合に
は、チョッパアームの揺動と折丁の搬送とのタイミング
を調整する必要かあった。
従来、このタイミング調整は、折機の操作者がチョッパ
折りのタイミング、つまり折丁とチョッパアームとが接
触するタイミングを目視により監視し、タイミングのず
れを見つけた場合には、機械を停止したりチョッパアー
ムの駆動系内に設けられたはすば歯車どうしの噛合わせ
を調整することでチョッパ折りタイミングを補正してい
た。
また、搬送された折丁の端縁が搬送方向に対して垂直と
ならず傾いている場合には、チョッパアームによって折
丁を斜めに折ってしまうことになる。このため、搬送ベ
ルト上にチョッパストッパを設け、折丁をスl−ツバに
当接させてその傾きを直していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、チョッパ折りタイミングを目視により監
視する場合には、そのタイミングのずれがある程度大き
くならないと見つけることかできなかった。このため、
タイミングのずれを見つけるまでに時間がかかり、タイ
ミングのずれも大きくなってしまうため、折り不良が発
生しやすくなるという問題があった。さらに、破れたり
傷ついたりした折り不良品を自動検出することは難しい
ため、製品に折り不良品が含まれることになり、よって
製品の全数検査を行わなければならないという問題があ
った。
また、チョッパ折りタイミングを監視する監視者が必要
なため人件費等がかかる上、その監視者はかなりのスピ
ードで作動するチョッパアーム等を監視しなければなら
ず、監視者に負担がかかるという問題もあった。
一方、折丁をチョッパストッパに当接させてその傾きを
直す場合は、折丁の傾きがある一定範囲内であれば直す
ことかできるが、その傾きか一定範囲を越えた場合には
チョッパス[・ツバに折丁を当接させてもその傾きを直
すことかできず、折り不良が発生してしまうという問題
かあった1、このため、製品に折り不良品が含まれるこ
とになり、よって製品の全数検査を行わなけわはならな
いという問題があった。
本発明の目的は、製品に折り不良品か混在することを無
くすことであり、より具体的には、チョッパ折りタイミ
ングの補正を人手を介することなく自動的に行うことが
できるチョッパ折り装置と、折丁の傾きによる折り不良
を自動的に検出することかできるチョッパ折り装置とを
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るチョッパ折り装置は、印刷機に併設された
折機の駆動系を利用して同期駆動されるチョッパアーム
および搬送ベルトと、タイミング補正手段とを備え、こ
のタイミング補正手段は、前記チョッパアームおよび搬
送ベルトの少なくとも一方の駆動系中に設けられてチョ
ッパ折りのタイミンクを調整するタイミング調整手段と
、前記搬送ベルトにより搬送される折丁の端縁を検出す
るセンサと、前記チョッパアームを揺動する軸の回転角
度を検出する回転角度検出器と、前記センサが折丁を検
出し7た際の軸の回転角度を前記回転角度検出器から検
出する回転角度検出手段と、この回転角度検出手段によ
り検出された回転角度と予め設定された設定値とからタ
イミング調整量を算出するタイミング調整量算出手段と
、そのタイミング調整量に基づいて前記タイミング調整
手段を駆動制御する駆動制御手段とを有することを特徴
とするものである。
ここで、前記タイミング調整手段と(−では、差動機構
1、特に差動歯車機構を用いることが好ましい6つ また、本発明のチョッパ折り装置は、印刷機に併設され
た折機の駆動系を利用し2て同期駆動されるチョッパア
ームおよび搬送ベルトと、折り不良検出手段とを備え、
この折り不良検8手段は、前記搬送ベルトにより搬送さ
れる折丁の搬送方向に対して垂直方向に複数設けられて
折丁の端縁を検出するセンサと、折丁を検出した各セン
サからの出力に基づいて折丁の端縁の送り方向に対する
傾きを検出する傾き検出手段と、この傾き検出手段によ
り検出した傾きにより折り不良を判定する判定手段とを
有することを特徴とするものである。
ここで、前記折り不良検出手段は、チョッパアームを揺
動する軸の回転角度を検出する回転角度検出器を備え、
前記傾き検出手段は、各センサが折丁を検出した際の軸
の回転角度を前記回転角度検出器によりそれぞれ求め、
その角度差から前記傾きを検出するものが好ましい。
また、前記折り検出手段の傾き検出手段は、各センサが
折丁を検出した際の時間差と搬送ベルトの搬送速度とか
ら前記傾きを求めるものでもよい。
〔作用〕
本発明において、チョッパ折り装置のチョッパアーl、
と搬送ベルトとは、折機の駆動系を利用して同期駆動さ
れるため、チョッパ折りタイミングが一定であれば、セ
ンサか折丁を検出した際の軸の回転角度も一定となる。
このチョッパ折りタイミングに応じた回転角度を予め設
定値として設定する。
次いで、折機を作動させて搬送ベルトにより搬送される
折丁をセンサが検出すると、所定の信号が回転角度検出
手段に送られる。回転角度検出手段は、センサからの信
号に応じて回転角度検出器から軸の回転角度を検出する
。タイミング調整量設定手段は、この回転角度と設定値
との差からタイミングのずれの大きさ、つまりタイミン
グ調整量を算出する。
駆動制御手段は、このタイミング調整量に基づいてタイ
ミング調整手段を駆動制御し、これによりチョッパ折り
タイミンクが予め設定したタイミングに自動的に補正さ
れてチョッパ折りタイミングのずれが無くなり、折り不
良の発生も無くなる。
−・方、折丁か搬送ベルト上を傾いた状態で搬送されで
きた場合には、各センサが折丁を検出するタイミングが
ずれることになる。傾き検出手段は、この検出タイミン
グのずれを各センサが折丁を検出した際の軸の回転角度
の差や検出時間の差として求め、その値から折丁の傾き
を検出する。そして、判定手段は、その傾きが所定の傾
きよりも大きい場合、っまり折丁をチョッパストッパに
当接させてもその傾きを直すことができない傾きであれ
ば折り不良と判定し、これにより製品となる前に折り不
良品を検出して排除することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図には、本発明に係る実施例のチョッパ折り装置9
1の構成が示されている。チョッパ折り装置91を含む
折機は、印刷機のモータ93に接続された駆動系92に
より駆動される。この駆動系92には、チョッパアーム
12の駆動系94や折丁30を搬送する搬送ベルト21
の駆動系95などが接続されている。チョッパアーム1
2の駆動系94中には、タイミング調整手段としての差
動機構96およびチョッパアーム12を揺動するチョッ
パクランク軸11が設けられている。なお、差動機構9
6は、第1図に示すように搬送ベルト21の駆動系95
中に設けてもよいし、あるいは各駆動系94.95中に
それぞれ設けてもよい。
チョッパクランク軸11には、軸11の回転角度を検出
する回転角度検出器であるエンコーダ41が接続されて
いる。
また、搬送ベルト21部分には、第2図にも示すように
、折丁30の搬送方向に対して垂直、つまり折丁の端縁
に沿った方向で、搬送ベル1−21の中心位置からそれ
ぞれ等距離前れた位置にビームセンサ42.43がそれ
ぞれ配置されている。
このビームセンサ42.43は、搬送ベルト21上に配
置されたチョッパストッパ44から搬送方向手前側の所
定位置に配置されている。
このビームセンサ42.43およびエンコーダ41の各
出力は、第1図に示すように、チョッパクランク軸11
の回転角度を検出する回転角度検出手段51および折丁
30の傾きを検出する傾き検8手段61にそれぞれ接続
されている。
回転角度検出手段51には、タイミング調整量算出手段
52が接続され、このタイミング調整量算出手段52に
は差動機構96を駆動制御する駆動制御手段53が接続
されている。
また、傾き検出手段61には、折丁30の折り不良を判
定する判定手段62が接続されている。
ここにおいて、エンコーダ41.ビームセンサ42.4
3、回転角度検出手段51、タイミング調整量算出手段
52、駆動制御手段53および差動機構96によりタイ
ミング補正手段50が構成される。また、エンコーダ4
1.ビームセンサ42.43、傾き検出手段61、判定
手段62により折り不良検出手段60が構成される。な
お、判定手段62には、印刷機の制御装置90が接続さ
れている。
第2図には、チョッパアーム12の駆動系94および差
動機構96の構成が示され、第3図には第2図のZ矢視
図が示されている。
第2図において、折機の駆動系92の軸lはトルクリミ
ッタ2を介して軸3と接続され、この軸3の端部には平
歯車4が固着されている。
平歯車4には第1内歯歯車6の外歯が噛合され、この第
1内歯歯車6は図示しないフレームに回転自在に支持さ
れた偏心軸5の非偏心部に軸受5Aを介して回動自在に
支持されている。
第1内歯歯車6の内歯には、偏心軸5の偏心部5Eに軸
受5Bを介して回動自在に支持された偏心歯車7が噛合
されている。この偏心歯車7には、偏心軸5の非偏心部
に軸受5Cを介して回動自在に支持された第2内歯歯車
8の内歯が噛合されている。なお、第2内歯歯車8の内
歯は、第1内歯歯車6の内歯とピッチ円が等しくかつ歯
数が一枚少ない、いわゆる転位歯車とされている。
第2内歯歯車8の外歯には、軸9に軸受9Aを介して支
持された平歯車9Bが噛合され、平歯車9Bには、チョ
ッパクランク軸11の一端に固着された平歯車10が噛
合されている。このチョッパクランク軸11の一端には
、エンコーダ41が取付けられている。また、チョッパ
クランク軸11の他端には略円板状のフランジ11Aが
固着され、このフランジIIAには偏心ビン13か固定
されている。
偏心ピン13は、第3図にも示すように、チョッパアー
ム12の一端に固定された軸受12Aに支持されている
。また、チョッパアーム12は、その一端側にチョッパ
ブレード12Bを備えるとともに、その他端は搬送台2
0に固定された軸受12Cに回動自在に支持されている
。この搬送台20上には、駆動系95により回転駆動さ
れる搬送ベルト21が配置されている。
一方、偏心軸5の一端には傘歯車14が固定されている
。この傘歯車14にはモータ18の出力軸16に固定さ
れた傘歯車15が噛合され、出力軸16にはさらにカッ
プリング17Aを介してポテンショメータ】7が接続さ
れている。
ここにおいて、平歯車4、偏心軸5、第1および第2内
歯歯車6,8および偏心歯車7からなる差動歯車機構に
よって本実施例の差動機構96が構成される。また、ポ
テンショメータ17およびモータ18により駆動制御手
段53が構成される。
次に本実施例の作用について説明する。
まず、タイミング調整量算出手段52にチョッパ折りタ
イミングの設定値Xを設定する。この設定値Xは、折丁
30がビームセンサ42.43で検出された際のチョッ
パクランク軸11の回転角度として設定され、折丁30
とチョッパブレード12Bとが接触する時の折丁30お
よびチョッパストッパ44間の長さx、 mmに応じて
設定される。
また、判定手段62に折丁30の傾きの許容値Yを設定
する。この許容量Yは、折丁30の許容傾き量ymmを
チョッパアーム12の回転角度に換算可能したものが設
定される。
次いで、折機を駆動すると、折機の駆動系92からの回
転は軸1に伝えられ、トルクリミッタ2を経て駆動系9
4の軸3に伝えられ、平歯車4を回転する。平歯車4の
回転は偏心軸5を回転することなく第1内歯歯車6、偏
心歯車7、第2内歯歯車8、平歯車9B、平歯車10の
順に伝達し、最終的にチョッパクランク軸11を回転す
る。
チョッパクランク軸11の回転に伴い、フランジIIA
に設けた偏心ピン13により接続されたチョッパアーム
12は、軸受12Cを支点として揺動する。
一方、軸1から分岐した駆動系95により搬送ベルト2
1は回転駆動され、その駆動により折丁30が順次搬送
される。
ビームセンサ42.43は、搬送された折丁30の端縁
を検出すると、所定の信号を回転角度検出手段51およ
び傾き検出手段6】に送る。各検出手段51,61は、
センサ42,43からの信号に応じて各センサ42,4
3が折丁30を検出した際のクランク軸11の回転角度
α、βをそれぞ′れ検出する。
回転角度検出手段51は、折丁30の検出時のチョッパ
クランク軸1■の平均回転角度θ=(α+β)/2を求
め、タイミング調整量算出手段52は、予め設定した設
定値Xと平均回転角度θとの差、つまりタイミング補正
量を次式 %式%(1) を用いて算出する。
駆動制御手段53つまりモータ18およびポテンショメ
ータ17は、この補正量に基づいて差動機構96の偏心
軸5の回転方向および回転角度を駆動制御する。
偏心軸5の回転に伴い、偏心軸5の偏心部5Eに支持さ
れる偏心歯車7は、第1内歯歯車6の内歯および第2内
歯歯車8の内歯に沿って転勤する。
この際、第2内歯歯車8は第1内歯歯車6に比べて歯数
が1牧牛ないので、偏心歯車7の転勤により第1内歯歯
車6と第2内歯歯車8とは回転方向に差動が生じる。
この第1内歯歯車6つまり軸1の回転に比べて位相が変
化された第2内歯歯車8の回転は、平歯車9B、平歯車
10、軸11、フランジIIA、偏心ピン13に伝わり
、軸受12Cを支点としてチョッパアーム12を揺動す
る。
従って、搬送ベルト21の駆動系95に対するチョッパ
アーム12の駆動系94の回転の位相が調整され、チョ
ッパ折りのタイミングが自動的に補正される。
一方、傾き検出手段61は、回転角度α、βの差の絶対
値1α−β1を求め、判定手段62は予め設定した許容
値Yと絶対値jα−β1とを比較する。ここで、折丁3
0が傾かずに正しく搬送されていれば、各センサ42,
43は折丁3oを同時に検出するので、チョッパクラン
ク軸11の回転角度αとβは等しくなり、回転角度α、
βの差の絶対値1α−β1は0となる。また、折丁3゜
が傾いていれば、絶対値1α−β1は0より大きくなる
判定手段62は、この絶対値1α−β1が許容値Yより
も大きければ、その折丁30を折り不良と判定する。制
御手段90は、折り不良と判定された折丁30をその後
のラインにおいて排除する。
このような構成の本実施例によれば、次のような効果が
ある。
すなわち、チョッパ折り装置91にタイミング補正手段
50を設けたので、チョッパ折りタイミングがずれても
そのずれを即座にかつ自動的に補正することができる。
従って、チョッパ折りタイミングのずれによる折り不良
をなくすことができ、製品にタイミングのずれによる不
良品が混在することがない。
また、折り不良検出手段60を設けたので、折丁30の
傾きによる折り不良を確実にかつ自動的に検出すること
ができる。よって、検出した折り不良品をその後のライ
ンで排除することができ、製品に折丁30の傾きによる
折り不良品が混在することがない。
従って、本実施例によれば、チョッパ折りタイミングの
ずれが原因となる折り不良品と、折丁30の傾きが原因
となる折り不良品との両方が製品に混在することを無(
すことができ、よって製品の全数検査を無くすこともで
きる。
さらに、チョッパ折りのタイミング補正を自動的に行う
ことができるため、従来のようにチョッパ折りを監視す
る監視者が不要となって人件費を低減でき、かつ操作作
業も容易に行える。
また、チョッパアーム12の駆動系94に平歯車4、偏
心軸5、第1.第2内歯歯車6,8および偏心歯車7か
らなる差動機構96を設けたので、折丁30を搬送する
搬送ベルト21の駆動系95に対してチョッパアーム1
2の駆動系94の回転位相を連続的に無段階でかつ無制
限に調整できる。
従って、機械を停止することなくチョッパ折りのタイミ
ングを自在に調整でき、チョッパ折りタイミングを自動
的にかつ確実に補正することができる。
さらに、差動機構96を平歯車4、偏心軸5、第1.第
2内歯歯車6,8および各歯車6,8の内歯に噛合する
偏心歯車7で構成したので、全体として小型化できる。
従って、折機内の配置スペースを小さくでき、既存の折
機にも難なく適用することができる。
なお、本発明は前記実施例の構成等に限らず、本発明の
目的を達成できる範囲の変形は本発明に含まれるもので
ある。
例えば、前記実施例では、チョッパ折り装置91にタイ
ミング補正手段50と折り不良検出手段60とを設けて
いたが、これらのうち何れか一方のみを設けてもよい。
特に、折丁30か傾くことな(搬送されるチョッパ折り
装置91では、タイミング補正手段50のみを設ければ
よく、一方、搬送ベルト21の速度変更が無いなどでタ
イミングのずれが発生しないチョッパ折り装置91では
折り不良検出手段60のみを設ければよい。
また、前記実施例では、タイミング補正手段50のタイ
ミング調整手段として平歯車4、偏心軸5、第1.第2
内歯歯車6,8および偏心歯車7からなる差動歯車機構
で構成された差動機構96を用いていたが、他の構成の
差動歯車機構を用いてもよい。すなわち、第4図および
第5図に示すように、駆動系92側の駆動軸71に固定
された平歯車72と、チョッパアーム12側の駆動軸7
3に固定された平歯車74と、両手歯車72,74に噛
合する平歯車75とで内歯歯車を使用せずに外歯歯車の
みの差動歯車機構70によりタイミンク”調整手段であ
る差動機構96を構成してもよい。この平歯車72.7
4は、転位によりピッチ径が同一でかつ歯数か異なるよ
うに構成され、平歯車75は、モータ18により回転さ
れるアーム76の偏心軸77に回動自在に支持されてい
る2、このような差動歯車機構70においても、モータ
j8によりアーム76を回転させて平歯車75を平歯車
72.74に沿って転動させることで、駆動軸71と駆
動軸73とは回転方向に差動が生じてチョッパ折りのタ
イミンクか調整される。
さらに、タイミンク′調整手段としては、歯車を用いた
ものに限らず、第6図および第7図に示すように、駆動
軸71.73にそれぞれ固定されたタイミングプーリ8
1゜82と、アーム76の偏心軸77に回動自在に支持
されたタイミンクプーリ83,84七、夕・rミングブ
ーリ131.82および83.84間に掛は渡されたタ
イミングベルト85.86とを備えた差動機構80を用
いてもヨイ2、このような差動機構80においても、モ
ータ】8によりタイミングヘルド87を介してアーム7
6を回転させることてチョッパ折りタイミングを調整で
きる。
また、タイミング調整手段としては、差動機構に限らず
、例えば、駆動系に互いに噛み合うはすば歯車を設け、
このはすば歯車の一方を軸方向に移動させてその噛み合
いを調整することでチョッパ折りタイミングを調整する
ような機構を用いてもよい。但し、差動機構を用いれば
、タイミング調整を連続的に無段階でかつ無制限に行う
ことができるという利点がある。
さらに、タイミング補正手段50では2つのビームセン
サ4.2.43を利用していたが、1つのビームセンサ
を利用してもよい。
また、前記実施例の折り不良検出手段60は、折丁30
の傾きをチョッパクランク軸IIの回転角度から検出し
ていたが、ビームセンサ42,43が折丁30を検出し
た時間の差と搬送ベルト21の速度とから折丁30の傾
きを検出してもよい、。
但し、前記実施例のように軸11の回転角度から検出し
たほうが、搬送ベルト21の速度に関係なく検出できる
という利点がある。
さらに、センサとしてはビームセンサ42,43に限ら
ず、折丁30の端縁を検出できるものであれば利用でき
る。また、回転角度検出器もエンコーダ41に限らず、
軸11の回転角度を検出できるものであればよい。
さらに、駆動制御手段53としては、モータ18および
ポテンショメータ17に限らず、例えば、公知、公用さ
れている市販のパルスモータやACまたはDCサーボモ
ータおよびこれを制御するマイクロコンピュータでもよ
く、これらは実施にあたって適宜選択すればよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明のタイミング補正手段を備え
るチョッパ折り装置によれば、チョッパ折りタイミング
を自動的に補正することができてタイミングのずれによ
る折り不良の発生を無くすことができるという効果があ
る。
また、折り不良検出手段を備えるチョッパ折り装置によ
れば、折丁の傾きによる折り不良品を自動的に検出でき
て製品への折り不良品の混在を無くすことができるとい
う効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示す図で、第
1図はタイミング補正手段および折り不良検出手段の構
成を示す概略図、第2図はチョッパアームの駆動系およ
び差動機構を示す平面図および第3図は第2図のZ矢視
を示す矢視図、第4図は差動機構の変形例を示す断面図
、第5図は第4図の■−■線に沿った断面図、第6図は
差動機構の他の変形例を示す断面図、第7図は第6図の
■−■線に沿った断面図である。。 1・・・軸、4.9B、10・・・平歯車、5・・・偏
心軸、6・・・第1内歯歯車、7・・・偏心歯車、8・
・・第2内歯歯車、11・・・チョッパクランク軸、1
2・・・チョッパアーム、12B・・・チョッパブレー
ド1.17・・・ポテンショメータ、18・・・モータ
、21・・・搬送ベルト、30・・・折丁、41・・・
回転角度検出手段であるエンコーダ、42.43・・・
ビームセンサ、50・・・タイミング補正手段、51・
・・回転角度検出手段、52・・・タイミング補正量算
出手段、53・・・駆動制御手段、60・・・折り不良
検出手段、61・・・傾き検出手段、62・・・判定手
段、70・・・差動歯車機構、80.96・・・差動機
構、91・・・チョッパ折り装置、92.94.95・
・・駆動系。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)印刷機に併設された折機の駆動系を利用して同期
    駆動されるチョッパアームおよび搬送ベルトを備えるチ
    ョッパ折り装置であって、 前記チョッパアームおよび搬送ベルトの少なくとも一方
    の駆動系中に設けられてチョッパ折りのタイミングを調
    整するタイミング調整手段と、前記搬送ベルトにより搬
    送される折丁の端縁を検出するセンサと、前記チョッパ
    アームを揺動する軸の回転角度を検出する回転角度検出
    器と、前記センサが折丁を検出した際の軸の回転角度を
    前記回転角度検出器から検出する回転角度検出手段と、
    この回転角度検出手段により検出された回転角度と予め
    設定された設定値とからタイミング調整量を算出するタ
    イミング調整量算出手段と、そのタイミング調整量に基
    づいて前記タイミング調整手段を駆動制御する駆動制御
    手段とを有するタイミング補正手段を備えることを特徴
    とするチョッパ折り装置。
  2. (2)印刷機に併設された折機の駆動系を利用して同期
    駆動されるチョッパアームおよび搬送ベルトを備えるチ
    ョッパ折り装置であって、 前記搬送ベルトにより搬送される折丁の搬送方向に対し
    て垂直方向に複数設けられて折丁の端縁を検出するセン
    サと、折丁を検出した各センサからの出力に基づいて折
    丁の端縁の送り方向に対する傾きを検出する傾き検出手
    段と、この傾き検出手段により検出した傾きにより折り
    不良を判定する判定手段とを有する折り不良検出手段を
    備えることを特徴とするチョッパ折り装置。
  3. (3)請求項2記載のチョッパ折り装置において、前記
    折り不良検出手段は、前記チョッパアームを揺動する軸
    の回転角度を検出する回転角度検出器を備え、前記傾き
    検出手段は、各センサが折丁を検出した際の軸の回転角
    度を前記回転角度検出器によりそれぞれ求め、その角度
    差から前記傾きを検出することを特徴とするチョッパ折
    り装置。
  4. (4)請求項2記載の折り不良検出システムにおいて、
    前記傾き検出手段は、各センサが折丁を検出した際の時
    間差と搬送ベルトの搬送速度とから前記傾きを求めるこ
    とを特徴とするチョッパ折り装置。
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