JPH03271078A - ノーステップバスのサスペンションフレーム - Google Patents

ノーステップバスのサスペンションフレーム

Info

Publication number
JPH03271078A
JPH03271078A JP6959090A JP6959090A JPH03271078A JP H03271078 A JPH03271078 A JP H03271078A JP 6959090 A JP6959090 A JP 6959090A JP 6959090 A JP6959090 A JP 6959090A JP H03271078 A JPH03271078 A JP H03271078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition wall
side frames
bolsters
frame
suspension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6959090A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0741846B2 (ja
Inventor
Koji Tanaka
浩二 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP6959090A priority Critical patent/JPH0741846B2/ja
Publication of JPH03271078A publication Critical patent/JPH03271078A/ja
Publication of JPH0741846B2 publication Critical patent/JPH0741846B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は乗降客の乗車通路を従来のバスの第1ステツプ
と同様な低い高さレベルまで低下させるために車長方向
に間隔を有して配置された横根太相互をタイヤハウスの
直近の内側位置において2本のアーチ形サイドフレーム
で接続したノーステップバスのサスペンションフレーム
に関する。
[従来の技術] 一般に国内の大型バスには、フレームレスのモノコック
桶造が採用されており、この大型バスのフロントサスペ
ンションは、通常、車長方向に間隔を有して配置された
横根太をタイヤハウスの内側位置において相互に2本の
サイドフレームで接続し、そしてこれら横根太およびサ
イドフレームに補強部材をIf)渡し接続して構成され
ている。
ところで快適な乗心地を得るためにフロントアクスル上
にエアスプリングを配置してエアサスペンションを構成
する場合、客席を形成するための車体床パネルはエアサ
スペンションを支持するフロントサスペンションフレー
ムの上に設置される111I造となり、室内床面高さが
地上から850〜900(am)になる、このため大型
バスの乗降口には、乗降性を加味して3Piのステップ
を採用しているが、さらに乗降性向上を図るためにサス
ペンション構成部品の取付は高さを変えて床面高さを下
げるように構成したいわゆる低床バスが開発されている
。しかし、サスペンション構成部品の取付は高さを変え
ても室内床面高さが地上から800(+m)程度となる
ため多段のステップを廃止することはできない。
この種の課題に鑑みて近年では欧州をはじめ室内通路の
高さを地上から350(n)まで下げた階段のない、い
わゆるノーステップバスが発表されている。このノース
テップバスに採用するサスペンショには、第5図に示す
ようにエアスプリングaを左右のタイヤb近傍位置に寄
せてアクスルCの位置をタイヤ中心より低い位置に下げ
たエアサスペンションタイプか、または、ダブルウィツ
シュボーンタイプのいずれかが採用される。ダブルウィ
ツシュボーンの場合は、Aアームの取付は上、アッパ開
のAアームを極力短くしても乗降通路の幅を600(a
)Lか取れないのが普通であるためノーステップバスを
設計する場合は、サスペンションとしてアクスルをドロ
ップさせた前者のタイプが有利となっている。
[発明が解決しようとする課題] ところでサスペンションとしてアクスルをドロップさせ
たエアサスペンションタイプを採用しそのフロントサス
ペンションや、タイヤハウスの障害とならないようにし
、かつ、フロントサスペンションフレームの構造を、過
大な曲げやねじり等の外部荷重に対応できる構造とする
ために、一般に、サイドフレームの内側に沿わせた補強
用サイドフレームを横根太に掛渡し、全体的な剛性向上
を図るS造をとっている。
しかし、上述のように構成しても補強用サイドフレーム
はサイドフレームの下側ないし内下開を通るためにせっ
かくサイドフレーム間に確保した乗降通路幅が短縮され
てしまうという問題がある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するために、車長方向に間隔を
有して配置された横根太相互をタイヤハウスの直近の内
側位置においてエアサスペンションにより支承される2
本のアーチ形サイドフレムで接続し、サイドフレーム間
に、これらサイドフレームの側面および横根太に掛渡さ
れて固着され実質的に乗降通路を形成するための断面コ
字形の隔壁を設けたものである。
[作用] 両端が横根太に接続されたサイドフレームは、通路を低
くし且つ広くとるためにタイヤ近傍に設置したエアスプ
リングを受けるためにアーチ形に形成される。このこと
によってタイヤハウスに対し横根太の高さレベルを相対
的に低く、隔壁の高さレベルを相対的に低くすると共に
、アーチ形に形成されることによってエアサスペンショ
ンを介して伝達される上下方向及びサスペンションリン
ク系を介して伝達される前後方向、ねじり方向の荷重に
対しての強度を増す、隔壁は、その低いレベルでサイド
フレーム間に、タイヤハウスから隔離された広い幅の乗
降通路を形成する。一方、隔壁はコ字形に形成されたこ
とによってその強度を単に増加させるのみに止まらず、
隔壁が横根太及びサイドフレームの曲面にそれぞれ固着
されることによって、サイドフレーム、横根太及び隔壁
部材を三位一体の1111遺体とし、外部荷重を全体的
に分散させる。この結果、サスペンションフレームの全
体的な剛性が飛躍的に向上する。
[実施例] 以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて説明
する。
第1図はこの発明に係るフロントサスペンションフレー
ムの要部拡大斜視図を示し、第2図はこの発明に係る低
床バスの透視図を示すものである。
第1図および第2図に示されるようにフロントサスペン
ションフレーム1は主に、車長方向に間隔を有して配置
された2本の横根太2と、これら横根太2.2相互に車
長方向に掛渡され一体に接続された2本のサイドフレー
ム3,3とで構成される。具体的には、第1図に示され
るように各横根太2.2に所定の剛性をもたせるために
横根太2の上縁、下縁は、その長手方向に沿う部分を横
根太の幅方向へ互いに反対向へ延出されて形成されてい
る。つまり、横根太2をウェブとすると延出された部分
はフランジ部となる。各サイトフレム3.3の幅は、少
なくともサイドフレーム3゜3の上部を形成する部分が
上記エアスプリングaに載置可能となる幅寸法で形成さ
れる。これらのサイドフレーム3.3は、長平方向の中
間を起点としその起点からサイドフレーム3.3の両端
方向に同一間隔をおいた部位を折曲げ点として下向きに
台形状に折り曲げられて形成されている。そしてこのサ
イドフレーム3.3に上記横根太2同様に所定の剛性を
もたせるため、サイドフレーム3.3の両側に下向きの
フランジ5を形成している。横根太2.2に対するサイ
ドフレーム3.3の接続部は、上記タイヤハウスeに該
当する横根太2.2の両端側に対し、そのタイヤハウス
該当部分6の直近の内側位置に決定され、その決定部分
に、サイドフレーム3.3の両端部を係合して各サイド
フレーム3,3の位置を横根太に対して固定しておくた
めの切欠き部7.7が形成されている。つまり、これら
の切欠き部7.7に、サイドフレーム3,3の両端を係
合して仮止めし、この後本溶接によって一体に接続する
構造とし、外部荷重をf6接部だけでなく切欠き部7,
7にも作用するようにして溶接部の耐久性と信頼性とを
向上するinとしている。なお、各横根太2.2の上面
から各サイドフレーム3.3の上面までの高さは、上記
エアスプリングaの設定高さと、タイヤハウスeの外郭
寸法とに基づき一義的に決定されるものであるが、この
高さは基本的に一般のバスのフロントサスペンションフ
レームに対し第2図に示すようにエアスプリングaを床
下に内臓できる高さに決定される。この結果、一般のバ
スよりは多少狭いもののサイドフレーム3,3間に80
0(+n+)程度の幅でかつステップを廃止可能とする
充分な低さの乗降通路の形成が可能になる。
さて本発明の主たる目的は乗降通路の幅(800bmn
))を短縮することなくサイドフレーム3.3及び横根
太2.2相互を1体の構成部材として、フロントサスペ
ンションフレームlの全体的な剛性を向上することにあ
る。
そこで、第1図に示すように各サイドフレーム3.3間
の横根太2.2の長さ寸法りにサイドフレームの高さ寸
法H(X2)を加算した幅寸法でかつ横根太2,2相互
に掛渡し可能な長さ寸法の鋼板を用い、この鋼板を、そ
の両端からサイドフレーム3.3の高さ寸法に相当する
部分でそれぞれ直角に折曲げて断面コ字形の隔を部材8
を形成する。なお幅寸法には折曲げに必要とする板厚寸
法を見込んでいる。そしてこの隔壁部材8を上記横根太
2.2に掛渡し、隔壁部材8を横根太22の上面に溶接
にて一体的に固着し、折曲げによって形成された起立隔
壁9を各延出部5の内11711面に溶接にて固着して
いる。この結果、所定板厚の鋼板を折曲げて形成した隔
壁部材8が、溶接によって横根太2.2、サイドフレー
ム3,3を一体の構成部材とし、局部的に作用する外部
荷重を特定の部分に集中させることなく分散させて実質
的に外部荷重に対する剛性を向上させるようにしている
。なお、起立隔u9の形状は第1図に示すように上記サ
イドフレーム3.3の外郭に沿わせて台形状に形成され
、この起立隔壁9を含む隔壁部材8には、応力的に支障
をきたすことのない程度に、軽量化のための肉抜き穴1
0が形成されている。また、上記隔壁部材8の底部を形
成する部分をさらに下方に下げ、より下床とするために
、この実施例にあっては第1図に示すようにサイドフレ
ーム3.3間の横根太2.2上部に必要な深さの矩形状
切欠き部11を形成し、この切欠き部11に隔壁部材8
を係合して溶接固定している。
12は上記エアスプリングaを受ける台座である。
さて、上述のようにして構成した隔壁部材8には、第3
図および第4図に示すように上記隔壁部材8の起立隔壁
9.9間に係合され、その隔壁部材8上に車長方向に沿
った乗降通FR113を形成した車体床パネル14が溶
接にて取付けられる。そして車両の前部と中央にあたる
部分に上記昇降・歩行通路と同一高さレベルの乗降口1
7.18が形成されている。
従って、タイヤハウスの外郭に沿って形成され、両端が
横根太に接続されたサイドフレーム3,3は、アーチ形
に形成されることによってタイヤハウスに対し横根太2
.2の高さレベルを相対的に低く、隔壁部材8の高さレ
ベルを相対的に低くすし、かつ、アーチ形に形成される
ことによってエアスプリングaを介して伝達される上下
方向及びサスペンションリンク系を介して伝達される前
後方向、ねじり方向の荷重に対しての強度を増す。
隔壁部材8は起立隔u9によって車長方向に対する断面
をコ字形に形成されたことによって必要な強度に強度ア
ップすることのみに止まることなく、隔を部材8および
起立隔11ii9が、横根太2.2及びサイドフレーム
3.3の側面にそれぞれ固着されることによって、サイ
ドフレーム3.3、横根太2.2及び隔壁部材8.起立
隔壁9を強度的に一体の横遺体とし、伝達されきた外部
荷重を全体的に分散させる。この結果、サスペンション
フレーム1の全体的な剛性は飛躍的に向上する。従って
、本発明のフロントサスペンションフレームlは、必要
な剛性を得ると同時に広い幅の乗降通路13を確保する
ことを可能にする。
なお上記隔壁部材8および起立隔壁9の接合面側に、第
5図に示したサスペンションdとの干渉がない部分にリ
ブ的な補強部を形成すること、および隔壁部材8の表面
に凹凸を付けて全体的な強度を増した鋼板を使用するこ
とも当然可能である。また、上記実施例における構成は
フロントサスペンションフレームに限ることなくリアサ
スペンションフレームに適用することも可能であり、ま
た、隔壁部材8と起立隔壁9とが構成する隔壁に梯子状
軽量化部分を形成することも当然可能である。
[発明の効果] 以上説明したことから明らかなように本発明は、タイヤ
ハウスに対して横根太の高さレベルを相対的に低く隔壁
部材の高さレベルを相対的に低くして広い幅の乗降通路
を従来のバスの第1ステツプと同様な高さレベルまで低
くできると共に、サイドフレーム、横根太及び隔を部材
を一体の横遺体として外部荷重に対する剛性を大巾に向
上できるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るフロントサスペンションフレーム
の要部拡大斜視図、第2図はこの発明に係る低床バスの
透視図、第3図は第1図の要部詳IMll斜視図、第4
図は本発明に係る車体床パネルの斜視図、第5図は本発
明に係るサスペンションを示す斜視図、第6図は従来採
用されていたエアサスペンションを示す斜視図、第7図
は従来のエアサスペンションとフロントサスペンション
フレムとの取付は関係を示す概略断面図である。 図中、1はフロントサスペンションフレーム、2は横根
太、8.9は隔をを構成する隔を部材および起立隔壁で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、車長方向に間隔を有して配置された横根太相互をタ
    イヤハウスの直近の内側位置においてエアサスペンショ
    ンにより支承される2本のアーチ形サイドフレームで接
    続し、サイドフレーム間に、これらサイドフレームの側
    面および横根太に掛渡されて固着され実質的に乗降通路
    を形成するための断面コ字形の隔壁を設けたことを特徴
    とするノーステップバスのサスペンションフレーム。
JP6959090A 1990-03-22 1990-03-22 ノーステップバスのサスペンションフレーム Expired - Lifetime JPH0741846B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6959090A JPH0741846B2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 ノーステップバスのサスペンションフレーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6959090A JPH0741846B2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 ノーステップバスのサスペンションフレーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03271078A true JPH03271078A (ja) 1991-12-03
JPH0741846B2 JPH0741846B2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=13407194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6959090A Expired - Lifetime JPH0741846B2 (ja) 1990-03-22 1990-03-22 ノーステップバスのサスペンションフレーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0741846B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5482321A (en) * 1992-11-06 1996-01-09 Dr. Inc. H.C.F. Porsche Ag Subframe cross member
KR20030060433A (ko) * 2002-01-09 2003-07-16 현대자동차주식회사 버스의 프론트 서스펜션 종강성 보강구조
JP2019093818A (ja) * 2017-11-21 2019-06-20 日野自動車株式会社 低床バスのシャシフレーム

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7329198B2 (ja) * 2022-01-28 2023-08-18 いすゞ自動車株式会社 車両のフロア構造

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5482321A (en) * 1992-11-06 1996-01-09 Dr. Inc. H.C.F. Porsche Ag Subframe cross member
KR20030060433A (ko) * 2002-01-09 2003-07-16 현대자동차주식회사 버스의 프론트 서스펜션 종강성 보강구조
JP2019093818A (ja) * 2017-11-21 2019-06-20 日野自動車株式会社 低床バスのシャシフレーム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0741846B2 (ja) 1995-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6685254B2 (en) Low floor mass transit vehicle
CN109178009B (zh) 一种100%低地板轨道车辆底架及100%低地板轨道车辆
US2001846A (en) Vehicle frame
JPH0333552B2 (ja)
JPH03271078A (ja) ノーステップバスのサスペンションフレーム
JP2797788B2 (ja) 鉄道車両
JPH0122784Y2 (ja)
JPH028944B2 (ja)
JPS646379Y2 (ja)
JP3475698B2 (ja) バス用フレーム構造
JPS58183363A (ja) 自動車の車体構造
JPH11348835A (ja) バスのフレーム構造
JPH0349985Y2 (ja)
JPH0712193Y2 (ja) 自動車のフロア構造
US11820195B2 (en) Frame structure provided with independent suspension for commercial vehicle
CN212245850U (zh) 轿底结构和轿厢
JP2003011845A (ja) 車体構造
JPH0619427Y2 (ja) 自動車の車体構造
JPH08282531A (ja) フレーム装置
JPH0624928B2 (ja) 車両構体およびその製作方法
JPH07309232A (ja) 鉄道車両の車体
JP3593946B2 (ja) 車両の車体下部構造
JP2586651Y2 (ja) 下部車体構造
CN118056753A (zh) 机身的碰撞载荷分布结构
JPH0248300Y2 (ja)