JPH03270762A - 木質パネル製造工程における接着剤塗布装置 - Google Patents

木質パネル製造工程における接着剤塗布装置

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JPH03270762A
JPH03270762A JP2070280A JP7028090A JPH03270762A JP H03270762 A JPH03270762 A JP H03270762A JP 2070280 A JP2070280 A JP 2070280A JP 7028090 A JP7028090 A JP 7028090A JP H03270762 A JPH03270762 A JP H03270762A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、木質プレハブ用の木質パネルを製造する際に
、この木質パネルの枠体に面材を貼り付けるための接着
剤を塗布する木質パネル製造工程における接着剤塗布装
置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、木質系のプレハブ住宅等にあっては、壁や床あ
るいは屋根等を、合板等によってパネル化したいわゆる
木質パネルによって施工する手段が実施されている。
このようなプレハブ住宅の施工に適用される木質パネル
1は、たとえば第5図に示すような構造である。すなわ
ち、四角枠状に組まれた芯材2゜2・・・と、その内部
に格子状に組まれた補強用の芯材2.2とから枠体3(
ワーク)が構成され、前記芯材2.2・・に囲まれた内
部にグラスウール等の断熱材4を充填すると共に前記枠
体3の表裏両面に、それぞれの合板からなる面材5.5
を貼設したものである。
従来、前記枠体3に面材5を貼り付けるための接着剤を
塗布する接着剤塗布装置としては、たとえば、接着剤を
供給するホッパーと、このホッパーによって接着剤を外
周の全面に付けられて前記枠体3にこの接着剤を塗布す
る粘着ローラと、この粘着ローラの下方から枠体3を押
さえ付ける支持ローラとからなるものが使用されていた
この接着剤塗布装置は、前記粘着ローラと支持ローラの
間に枠体3を挾み込み、粘着ローラを回転することによ
り、枠体3を前記粘着ローラと支持ローラの間を通して
押し出すと共に枠体3の表面に接着剤を塗布するもので
ある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前記従来の接着剤塗布装置では、枠体の幅よ
り長い粘着ローラの外周の全面に接着剤が付けられ、こ
の粘着ローラに枠体を押し付けて粘着ローラを回転させ
ることにより、接着剤を枠体の表面に塗布するので、枠
体へ塗布する接着剤の量を調節したり、毎回安定して一
定の量の接着剤を塗布することが困難であった。したが
って、接着剤を塗り過ぎてしまう場合がありコストアッ
プの要因となっていた。
そして、前述の接着剤塗布装置では、芯材の表面の全面
に接着剤が塗布されるので、芯材の側縁の部分にも接着
剤が塗布されることになり、側縁に塗布された接着剤が
側縁から垂れてしまうことが多かった。このために枠体
の側面を汚すと共にさらに下まで垂れて支持ローラや作
業台を汚していた。
さらに、前記従来の接着剤塗布装置では、枠体を強制的
に粘着ローラと支持ローラの間に挾み込み通過させるの
で、枠体の変形等を生じる場合があり製品の歩留まりが
悪くなる可能性があった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、枠
体の芯材の表面に所定量の接着剤を塗布することができ
ると共に作業台等の設備を接着剤で汚すことがなく、枠
体を傷めることのない木質パネル製造工程における接着
剤塗布装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] かかる目的を達成するために、この発明の木質パネル製
造工程における接着剤塗布装置は、芯材を格子状に組ん
だ枠体の少なくとも片面に面材を貼り付けてプレハブ住
宅用の木質パネルを製造するために、前記枠体に面材を
貼り付けるための接着剤を塗布する接着剤塗布装置であ
って、前記枠体を載せて移動させると共に接着剤を塗布
する際の作業台となるワークフィーダと、このワークフ
ィーダの両側に該ワークフィーダの移動方向に沿って設
けられた軌道に両端が案内されて該ワークフィーダの上
側を移動可能な門形アームと、この門形アームに配置さ
れ前記枠体を構成する芯材に接着剤を塗布する複数のノ
ズルと、これらノズルの前方に設置され前記枠体の芯材
の有無を確認する芯材検知手段と、この芯材検知手段か
らの検知信号に基いて前記ノズルに接着剤を送る接着剤
°供給手段とを具備してなることを特徴とするものであ
る。
[作用] 上記構成によれば、ワークフィーダによって前工程から
運ばれた枠体の上側を軌道に案内された門形アームが移
動する際に、このアームに配置されたノズルの前方に設
置された芯材検知手段が芯材を検知し、接着剤供給手段
より所定量の接着剤が安定した状態でノズルに供給され
、ノズルから芯材に接着剤が塗布される。
この際には、ノズルから芯材に接着剤を塗布することに
より、芯材の全面に接着剤を塗布するのではなく、芯材
の側縁に接着剤が付かないように、芯材の長手方向に沿
った中心部分にだけ接着剤を塗布することができる。
次に、芯材検知手段が芯材の端部を過ぎたときに、=材
が無いことを検知し、接着剤供給手段からの接着剤の供
給が止められる。したがって、接着剤を塗りすぎて接着
剤が垂れたり、芯材の無い所でノズルから接着剤が出さ
れたり、芯材の側縁から接着剤が垂れたりして設備や枠
体を接着剤て汚すことなく枠体に接着剤を塗布すること
ができる。
さらに、ワークフィーダ上の枠体にノズルから接着剤を
塗布するので、枠体に強い力がかかるようなことがない
ので、枠体を傷めることなく接着剤を塗布することがで
きる。
[実施例コ 以下、この発明の木質パネル製造工程における接着剤塗
布装置の一実施例を図面を参照して説明する。
この実施例における接着剤塗布装置IOは、第1図に示
すように、枠体3の横方向の芯材2aに接着剤を塗布す
る横方向塗布部10aと、枠体3の縦方向の芯材2bに
接着剤を塗布する縦方向塗布部10bとからなっている
ものである。
これら横方向塗布部10aと縦方向塗布部10bは、は
ぼ同様の構成と成っており、枠体3を載せて移動させる
と共に接着剤を塗布する際の作業台となるワークフィー
ダIIS 11と、このワークフィーダ11111の両
側に該ワークフィーダの進行方向に沿って設けられた軌
道12.12・・・に両端が案内されて該ワークフィー
ダ11,11の上側を移動可能な門形アーム13.13
と、この門形アーム13.13に配置され前記枠体3を
構成する芯材2a、2bに接着剤を塗布する複数のノズ
ル14.14・・・と、これらノズル14.14・・・
の前方に設置され前記枠体3の芯材2a、2bの有無を
確認する芯材検知手段15.15・・・と、この芯材検
知手段15.15・・・からの検知信号に基いて前記ノ
ズル14.14・・・に接着剤を送る接着剤供給手段2
0(第4図に概略を図示)とから該略構成されている。
そして、前記縦方向塗布部10bでは、横方向塗布部1
0aにおいて横方向の芯材2aに接着剤を塗布された枠
体3が、横方向塗布部10aのワークフィーダ11から
縦方向塗布部10bのワークフィーダll上に押し出さ
れて、この枠体3がほぼそのままの状態で縦方向の芯材
2aに接着剤が塗布されるようにするために、横方向塗
布部lOaのワークフィーダ11の進行方向に対して縦
方向塗布部10bのワークフィーダ11の進行方向を垂
直にし、かつ縦方向塗布部fobのワークフィーダ11
の上面を横方向塗布部10aのワークフィーダ11の上
面より低い位置にして、横方向塗布部10aのワークフ
ィーダ11の先端に隣接して縦方向塗布部tabのワー
クフィーダ11が設置されている。
前記ワークフィーダ11は、設置台11aの両端に互い
に平行な2本のローラllb、llbが回動自在に両端
を軸支され、これらローラllb。
11bに無端ベルトllcが掛は渡されて、前記ローラ
Ilbがローラ駆動機構(図示時)により回転するよう
になっているものである。
なお、このワークフィーダ11の構成は図示例に限定さ
れるものではない。
前記軌道12は、ワークフィーダ11の両側縁の近傍に
無端ベルトllcに沿って設けられた架台+2a% +
2a上に無端ベルトllcに対して平行に設けられてい
る。
前記門形アーム13は、両端の支柱13a、13aが前
記軌道12.12に案内されるようになっており、この
支柱13aS 13aの上端を棒体13bでつないだ構
成とされている。そして、モーター16aとチェーン1
6bと歯車16C%16Cとからなるアーム駆動機構1
6により、軌道12に案内されて前後に移動するように
なっている。
そして、前記横方向塗布部10aにおいては、アーム1
3の棒体13bの側面に逆り字形の五つの腕部材13c
が取り付けられ、これら腕部材13cの先端をつないで
板状の、ノズル固定用部材13dが設けられている。こ
のノズル固定用部材13dの下面に各種の枠体3の芯材
2aの配置位置に対応できるように所定の間隔をあけて
五つのノズル14が配置されている。このノズル14は
、後に説明する縦方向塗布部10bのノズル14と同様
の構成となっている。
また、前記縦方向塗布部10bにおいては、縦方向の芯
材2bの配置位置が、各種の枠体3によって、横方向の
芯材2aの配置位置に比較して変化が多いので、前記ノ
ズル14が、予め各種の枠体3の所定の規格に対応して
芯材2bの配置位置に移動するように、アーム13に沿
って移動自在に配置されている。
なお、この移動式ノズルI4の構成は、図示例では縦方
向塗装置it Obにのみ適用された構成となっている
が、横方向塗装部10gにおいても適用できることは言
うまでもない。
すなわち、この縦方向塗布部10bのノズル14は、モ
ーター178の回転をラック・ピニオン機構17により
横方向の動きに変えるようになっており、前記横方向塗
布部10mとほぼ同様に取り付けられノズル固定部材1
3dに、前記モーター17mの先端部にモーター17a
に一体に取り付けられたハウジング17bが固定され、
第2図及び第3図に示すように、このハウジング17b
内で、モーター17aの回転軸17cに接続されたピニ
オン17dが回転するようになっており、このピニオン
17dに、一方の端部にノズル14が取り付けられたラ
ック17eが噛合し、このラック17eは、ハウジング
17bの左右の側面に形成された穴17fに支持される
と共にアーム13に沿って左右に移動するようになって
いる。
そしてノズル14は、ラック17eの端部に設けられた
ノズル取り付は部17gに上端が軸支されたノズル本体
部14aと、枠体3の接4着剤を塗布するノズル先端部
14bよりなっており、ノズル本体部14bを軸支して
、ノズル14を回動自在にしたことにより、ノズル先端
部14bの高さを枠体3の高さに対応させるように調節
できるようになっている。
そして前記ノズル本体部14aには、接着剤供給手段2
0から接着剤を供給するチューブ14cが接続されてい
る。
そして、符号18は、ノズル14が原点にあることを確
認するためのリミットスイッチであり、ノズル14の位
置を決める際に、まず、ラック17eの左端を原点Aま
で戻し、ラック17eが原点にあることを確認するよう
になっている。
前記芯材検知手段15は、第2図等に示すように、ノズ
ル固定用部材13dまたはラック17eのノズル取り付
は部17gのアーム13の進行方向に対してノズル14
より前方の位置に取り付けられており、スイッチ部15
bとレバー1115 cとからなるレバー式リミットス
イッチ15aとなっている。
このリミットスイッチ15aのレバ一部15cは、上端
をスイッチ部15bに回動自在に軸支されると共に第2
図右方に付勢され、かつ下端に回動自在に円形の当接体
15dが軸支されている。
このリミットスイッチ15aは、アーム13が枠体3の
上側を通過する際に、レバ一部15cの当接体15dが
枠体3に押されて持ち上げられてレバ一部15cの先端
が第2図左方に移動することにより、スイッチ部15が
Onの状態になり、枠体3を通り過ぎて、当接体15d
が元の位置に戻ることによりoffの状態になるように
なっている。
従って、このリミットスイッチ15aは、接着剤供給手
段に接続されてノズル14が芯材2a。
2bの上側に来た際に接着剤を供給し、ノズル14が芯
材2a、2bの上側を通り過ぎた際に接着剤の供給を止
めるようになっている。
前記、接着剤供給手段20は、第4図に示すように、接
着剤を接着剤タンク20aからチューブ20bを通して
ノズル14に供給する接着剤圧送用ポンプ20c(第1
図に図示)と、前記チューブ20bの途中に設けられ、
接着剤の供給を遮断するエアー駆動弁20dと、このエ
アー駆動弁20dを駆動する圧空を供給するエアーポン
プ20eと、この圧空の制御をするためにリミットスイ
ッチ15aに接続された電磁弁204fとから構成され
たものである。
なお、符号20gは接着剤圧送用ポンプ20cを駆動す
るモーターであり、符号20hはエアーポンプ20eを
駆動するモーターであり、符号20iはノズル14に供
給する接着剤の量を調節する絞りである。
この実施例の接着剤塗布装置工0の使用方法を第1図等
を参照して説明する。
予め、横方向塗布部10aのアーム13が右端に移動さ
れ、5つ設けられたノズル14のうち製造する木質パネ
ルlの横方向の芯材2aの配置に対応した三つのノズル
14だけが接着剤を供給するように設定しておく。
次に、前工程の枠体を組む作業台からワークフィーダ(
図示時)により、横方向塗布部10aのワークフィーダ
11に枠体3が搬送され、このワークフィーダ11が作
動し、所定位置に枠体3が移動されたところで、ワーク
フィーダ11が停止する。
そして、アーム13が第1図左方に移動を開始する。
次に、リミットスイッチ15aが枠体3に接触し、リミ
ットスイッチ15aがonになると、接着剤供給手段2
0の電磁弁20fが開となり、エアーポンプ20eから
の圧空がエアー駆動弁20dに送られ、エアー駆動弁2
0dが開となり、接着剤圧送ポンプ20eから圧送され
た接着剤がノズル14に送られる。そして、このノズル
】4により枠体3の芯材2aに接着剤が塗布される。
この際に、リミットスイッチ15aがonになってから
、ノズル14から接着剤が出るまでのラグタイムは、リ
ミットスイッチ15aが枠体3に接触してからノズル1
4が枠体3の上に来るまでの時間に対応するようにされ
ている。そして、ノズル14によって、芯材2aの表面
に中心線に沿って一定の幅で接着剤が塗布されるような
っているので、芯材2aの側縁から接着剤が垂れて、枠
体3の側面や接着剤塗布装置lOを接着剤によって汚す
ことがないようになっている。
次に、アーム13が枠体3の端部まで到達し、リミット
スイッチ15aが枠体3から離れ、リミットスイッチ1
5a#(offになると、電磁弁20fが閉となり、前
記圧空が遮断され、エアー駆動弁20dが閉となり、ノ
ズル14への接着剤の供給が遮断される。
次に、アーム13が軌道12の左端に来た所で停止し、
ワークフィーダ11が作動し、枠体3は、横方向塗布1
110gから縦方向塗布部10bに送られる。
横方向塗布部10aのワークフィーダ11から押し出さ
れた枠体3は、縦方向塗布部10bのワークフィーダ1
1の所定の位置に載せられる。
この縦方向塗布部10bでは、予め枠体の芯材の配置に
合わせて、3つのノズル14の位置を移動する。このノ
ズル14を移動する際には、第3図に示すように、まず
、ラック17eを最も左方に移動し、ラック17eの左
端をリミットスイッチ18に接触させて、このリミット
スイッチ18によってラック17eの左端が原点A位置
に戻ったことを確認する。
そして、ラック17eに固定されたノズル14は、モー
ター17aの回転する回数を決めておくことにより、原
点Aから所定の距離の芯材2bに対応した位置まで移動
させられる。
次に、前述の横方向塗布部10aと同様の方法で縦方向
の芯材2bの塗布を行う。そしてワークフィーダIIを
作動させ、枠体3を次工程に搬送し、枠体3に面板5を
貼り付ける。そして枠体3の両面の面板5を貼設する場
合には、上述の工程を繰り返し行う。
なお、第5図に示す枠体3aのように補強用の芯材2c
が枠体3aの端部から端部まで差し渡されてお占ず、途
中に芯材2cの無い部分がある枠体3aにおいては、芯
材2cの無い部分にリミットスイッチ15aが達した所
で、リミットスイッチ15aがoffとなりノズル14
への接着剤の供給が遮断される。そして、リミットスイ
ッチ15aが再び芯材2cに接触したところで、リミッ
トスイッチ15aがonとなり接着剤が塗布される。し
たがって、芯材2cの無い部分で接着剤が出てしまうこ
とがないようになっている。
以上、説明したように、この実施例の接着剤塗布装置1
0においては、接着剤供給手段20からノズル14に接
着剤を供給しているので、簡単に接着剤の供給量を適正
な量に調節し、一定の接着剤量で塗布することができる
従って、枠体3と面板5の接着強度が安定化するので、
木質パネルlの品質を安定化することができると共に接
着剤を余計に使用することがないのでコストを低減する
ことができる。また、接着剤を塗り過ぎて芯材2a、2
bから接着剤が垂れるようなことがない。
そして、ノズル14により接着剤を塗布することにより
、芯材2a、2bの側縁に接着剤が塗布されないように
一定の幅で接着剤を塗布することができるので芯材2a
、2bの側縁から接着剤が垂れるようなことがない。
さらに、芯材検知手段15であるリミットスイッチ15
mによって自動的に芯材2a、2bのあることを確認し
て、接着剤供給手段20によってノズル14に接着剤が
供給されるので、この実施例の接着剤塗布装置lOを容
易に無人化することができると共に芯材2a、2bのな
いところで、ノズル14から接着剤が出ることがない。
以上のことから、接着剤によって、枠体3の側面や接着
剤塗布装置10が汚れることがなくなるので、こびりつ
いた接着剤をはがすような手間をかけることなく、設備
を清浄な状態に保つことができる。
さらに、この実施例の接着剤塗布装置10によれば前記
従来の接着剤塗布装置10のようにローラとローラの間
を強制的に通過させるようなことがなく、ノズル14か
ら接着剤を塗布するので、枠体3を傷めるようなことが
ない。
[発明の効果コ 以上詳細に説明したように、この発明の木質パネルの製
造工程における接着剤塗布装置によれば、枠体を載せて
移動させると共に接着剤を塗布する際の作業台となるワ
ークフィーダと、このワークフィーダの両側に該ワーク
フィーダの進行方向に沿って設けられた軌道に両端が案
内されて該ワークフィーダの上側を移動する門形アーム
と、この門形アームに配置され前記枠体を構成する芯材
に接着剤を塗布する複数のノズルと、これらノズルの前
方に設置され前記枠体の芯材の有無を確認する芯材検知
手段と、この芯材検知手段からの検知信号に基いて前記
ノズルに接着剤を送る接着剤供給手段とを具備している
ので、枠体に面板を貼設するために適正な量の接着剤を
安定してノズルに供給して枠体に塗布することができる
従って、枠体と面板の接着強度が安定し、木質パネルの
品質を安定することができる。また、接着剤を塗りすぎ
ることにより、余計な接着剤を消費することがないので
、コストを削減することができる。
また、ノズルを使用することにより、芯材の側縁部に塗
布することなく一定の幅で接着剤を塗布することができ
る。
また、芯材検知手段により、芯材の有る部分にだけ自動
的に接着剤を塗布することができるので、設備を容易に
無人化することができる。
以上のことから、接着剤の塗り過ぎ、芯材の側縁部に接
着剤を塗布すること及び芯材の無い部分に接着剤を塗布
することがないので、接着剤が芯材の表面から垂れて、
枠体の側面や設備を汚すことがない。
さらに、接着剤を枠体に塗布する際に、枠体に強い力が
かかるようなことがないので、枠体を傷めるようなこと
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の一実施例を示す図面で
あって、第1図は、木質パネル製造工程における接着剤
塗布装置の斜視図、第2図はラック・ビニオン機構に取
り付けられたノズルと芯材検知手段の側面図、第3図は
ラック・ピニオン機構に取り付けられたノズルと芯材検
知手段の正面図、第4図は接着剤供給手段の概略図、第
5図は、枠体の斜視図、第6図は木質パネルの一部を切
欠した斜視図。 1  ・・・ 2a ・・・ 3 ・・・ 5 ・・・ 2 4 0 木質パネル、2 芯材、   2b 枠体、    33 面板、  11 軌道、   13 ノズル、15 ・・・ 接着剤供給手段。 ・・・芯材、 ・・・芯材、 ・・・枠体、 ワークフィーダ ・・・アーム 芯材検知手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 芯材を格子状に組んだ枠体の少なくとも片面に面材を貼
    り付けてプレハブ住宅用の木質パネルを製造するために
    、前記枠体に面材を貼り付けるための接着剤を塗布する
    接着剤塗布装置であって、前記枠体を載せて移動させる
    と共に接着剤を塗布する際の作業台となるワークフィー
    ダと、このワークフィーダの両側に該ワークフィーダの
    移動方向に沿って設けられた軌道に両端が案内されて該
    ワークフィーダの上側を移動可能な門形アームと、この
    門形アームに配置され前記枠体を構成する芯材に接着剤
    を塗布する複数のノズルと、これらノズルの前方に設置
    され前記枠体の芯材の有無を確認する芯材検知手段と、
    この芯材検知手段からの検知信号に基いて前記ノズルに
    接着剤を送る接着剤供給手段とを具備してなることを特
    徴とする木質パネル製造工程における接着剤塗布装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110420807A (zh) * 2019-08-06 2019-11-08 深圳市中孚能电气设备有限公司 一种设备及灌胶装置

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