JPH0327035Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0327035Y2 JPH0327035Y2 JP1983188562U JP18856283U JPH0327035Y2 JP H0327035 Y2 JPH0327035 Y2 JP H0327035Y2 JP 1983188562 U JP1983188562 U JP 1983188562U JP 18856283 U JP18856283 U JP 18856283U JP H0327035 Y2 JPH0327035 Y2 JP H0327035Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propeller
- planetary gear
- main
- attached
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Retarders (AREA)
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主プロペラと補助プロペラとからな
る二重反転プロペラに関する。
る二重反転プロペラに関する。
従来この種の二重プロペラにおいては、主機に
連結した主プロペラの他に補助プロペラを取付
け、補助プロペラを主プロペラと反対方向に回転
させ、主プロペラから発生する滑流を補助プロペ
ラによつて打消すように作用させて推進効率を高
めるようにしている。
連結した主プロペラの他に補助プロペラを取付
け、補助プロペラを主プロペラと反対方向に回転
させ、主プロペラから発生する滑流を補助プロペ
ラによつて打消すように作用させて推進効率を高
めるようにしている。
しかしながら、主プロペラと補助プロペラとが
取付けられているシヤフトは、二重構造になつて
おり、このため、構造が複雑で高価になる、とい
う欠点がある。
取付けられているシヤフトは、二重構造になつて
おり、このため、構造が複雑で高価になる、とい
う欠点がある。
本考案は、このような状況に鑑みて考案された
ものであり、構造が簡単で安価な二重反転プロペ
ラを提供するものである。
ものであり、構造が簡単で安価な二重反転プロペ
ラを提供するものである。
本考案に係る二重反転プロペラは、上記の目的
を達成するために、主プロペラが取付けられてい
る主軸のサンギヤーの回転を、ラダーホーンに回
転自在に取付けたプラネタリーギヤーを介してア
ウターリングに伝え、このアウターリングに取付
けられた補助プロペラを主プロペラとは反対方向
に回転せしめることを特徴とする。
を達成するために、主プロペラが取付けられてい
る主軸のサンギヤーの回転を、ラダーホーンに回
転自在に取付けたプラネタリーギヤーを介してア
ウターリングに伝え、このアウターリングに取付
けられた補助プロペラを主プロペラとは反対方向
に回転せしめることを特徴とする。
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第１図は本考案の一実施例に係る二重反転プ
ロペラの説明図である。第２図は第１図の遊星ギ
ヤの機構を示した断面図である。これらの図にお
いて、１は主軸であり、主機（図示せず）に連結
している。２は主プロペラであり、主軸１に取付
けられている。３は遊星ギヤであり、アウターリ
ング４、サンギヤー５及びプラネタリーギヤー６
によつて構成されている。７は補助プロペラ、８
はラダーホーン、９はラダーシヤフト、そして１
０は舵である。遊星ギヤ３は主軸１の後端とラダ
ーホーン８との間に取付けられている。つまり、
サンギヤー５は主軸１の後端に取付けられ、プラ
ネタリーギヤー６はラダーホーン８に回動自在に
設けられ、そして、アウターリング４に補助プロ
ペラ７が取付けられている。
る。第１図は本考案の一実施例に係る二重反転プ
ロペラの説明図である。第２図は第１図の遊星ギ
ヤの機構を示した断面図である。これらの図にお
いて、１は主軸であり、主機（図示せず）に連結
している。２は主プロペラであり、主軸１に取付
けられている。３は遊星ギヤであり、アウターリ
ング４、サンギヤー５及びプラネタリーギヤー６
によつて構成されている。７は補助プロペラ、８
はラダーホーン、９はラダーシヤフト、そして１
０は舵である。遊星ギヤ３は主軸１の後端とラダ
ーホーン８との間に取付けられている。つまり、
サンギヤー５は主軸１の後端に取付けられ、プラ
ネタリーギヤー６はラダーホーン８に回動自在に
設けられ、そして、アウターリング４に補助プロ
ペラ７が取付けられている。
以上の構成からなる二重反転プロペラにおい
て、主機の駆動により主軸１が回転し、主プロペ
ラ２が回転駆動し始めると、推進力が発生すると
共に渦流が発生する。補助プロペラ７は遊星ギヤ
３を介して回転するので、主プロペラ２とは反転
方向に回転する。このため、主プロペラ２によつ
て発生した渦流は、補助プロペラ７の回転によつ
て小さくなり、全体として推進効率が高められ
る。このようにすることで、推率効率が４〜５％
高められる。
て、主機の駆動により主軸１が回転し、主プロペ
ラ２が回転駆動し始めると、推進力が発生すると
共に渦流が発生する。補助プロペラ７は遊星ギヤ
３を介して回転するので、主プロペラ２とは反転
方向に回転する。このため、主プロペラ２によつ
て発生した渦流は、補助プロペラ７の回転によつ
て小さくなり、全体として推進効率が高められ
る。このようにすることで、推率効率が４〜５％
高められる。
なお、上述の遊星ギヤ３は公知のものによつて
構成されるが、海中で使用されることから、水密
性を考慮した構造にするのが望ましい。
構成されるが、海中で使用されることから、水密
性を考慮した構造にするのが望ましい。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、プラネタリーギヤーを遊星ギヤの内側に設け
て近接したラダーホーンにそのプラネタリーギヤ
ーの軸を取り付けているので、容易にかつ強固に
取り付けることができる。また、プラネタリーギ
ヤーは１枚でもよく、このため製作費が安く、保
守も容易であるという利点がある。更に、主軸の
回転をプラネタリーギヤーを介して、つまりギヤ
ーを介して補助プロペラを反転させているので、
補助プロペラは主軸の回転に対して安定した反転
動作が得られている。
ば、プラネタリーギヤーを遊星ギヤの内側に設け
て近接したラダーホーンにそのプラネタリーギヤ
ーの軸を取り付けているので、容易にかつ強固に
取り付けることができる。また、プラネタリーギ
ヤーは１枚でもよく、このため製作費が安く、保
守も容易であるという利点がある。更に、主軸の
回転をプラネタリーギヤーを介して、つまりギヤ
ーを介して補助プロペラを反転させているので、
補助プロペラは主軸の回転に対して安定した反転
動作が得られている。
第１図は本考案の一実施例に係る二重反転プロ
ペラの説明図、第２図は第１図の遊星ギヤの機構
を示した断面図である。 １……主軸、２……主プロペラ、３……遊星ギ
ヤ、７……補助プロペラ、８……ラダーホーン。
ペラの説明図、第２図は第１図の遊星ギヤの機構
を示した断面図である。 １……主軸、２……主プロペラ、３……遊星ギ
ヤ、７……補助プロペラ、８……ラダーホーン。
Claims (1)
- 主プロペラが取付けられている主軸に遊星ギヤ
のサンギヤを取付け、ラダーホーンに回転自在に
前記遊星ギヤのプラネタリーギヤを設け、そし
て、前記遊星ギヤのアウターリングに補助プロペ
ラを取付け、主軸と反対方向の回転力を補助プロ
ペラに伝達するようにしてなることを特徴とする
二重反転プロペラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18856283U JPS6095397U (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 二重反転プロペラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18856283U JPS6095397U (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 二重反転プロペラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6095397U JPS6095397U (ja) | 1985-06-28 |
| JPH0327035Y2 true JPH0327035Y2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=30406756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18856283U Granted JPS6095397U (ja) | 1983-12-08 | 1983-12-08 | 二重反転プロペラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6095397U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018193510A1 (ja) * | 2017-04-18 | 2018-10-25 | ジャパン マリンユナイテッド株式会社 | 二重反転プロペラ装置とこれを用いた船舶 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20040004863A (ko) * | 2002-07-05 | 2004-01-16 | 삼성중공업 주식회사 | 선박용 이중반전 프로펠러 동력전달장치 |
| WO2008147146A2 (en) * | 2007-06-01 | 2008-12-04 | Samsung Heavy Ind. Co., Ltd. | Contra-rotating propeller supported on rudder horn of ship |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58128199U (ja) * | 1982-02-24 | 1983-08-30 | 三菱重工業株式会社 | 二重反転プロペラ |
-
1983
- 1983-12-08 JP JP18856283U patent/JPS6095397U/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018193510A1 (ja) * | 2017-04-18 | 2018-10-25 | ジャパン マリンユナイテッド株式会社 | 二重反転プロペラ装置とこれを用いた船舶 |
| KR20190050824A (ko) * | 2017-04-18 | 2019-05-13 | 재팬 마린 유나이티드 코포레이션 | 이중 반전 프로펠러 장치 및 이를 이용한 선박 |
| JPWO2018193510A1 (ja) * | 2017-04-18 | 2020-01-23 | ジャパンマリンユナイテッド株式会社 | 二重反転プロペラ装置とこれを用いた船舶 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6095397U (ja) | 1985-06-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0327035Y2 (ja) | ||
| JP2766707B2 (ja) | 遊転プロペラ付き舶用プロペラ装置 | |
| JPH0634240Y2 (ja) | 船舶の二重反転プロペラ装置 | |
| JPS59153690A (ja) | ２重反転プロペラ駆動装置 | |
| JPS62279189A (ja) | 二重反転推進装置の動力伝達系 | |
| JPS61160392A (ja) | 二重反転プロペラ装置 | |
| JPS6134958Y2 (ja) | ||
| JPS58183382A (ja) | 誘転プロペラ | |
| JPH0512160Y2 (ja) | ||
| JPH067039Y2 (ja) | 二重反転プロペラ装置 | |
| JPS63104299U (ja) | ||
| JP3351094B2 (ja) | 二重反転プロペラを用いた船舶推進装置 | |
| JPS62163895A (ja) | 船尾バルブ付き二重反転プロペラ装備船 | |
| JPS6366399U (ja) | ||
| JPS62182898U (ja) | ||
| JPH0326853U (ja) | ||
| JPS6171297A (ja) | 舶用二重反転プロペラ装置 | |
| JPS613099U (ja) | 外輪船における外輪駆動装置 | |
| JPS60121191A (ja) | 船舶用二重反転プロペラ装置 | |
| JPS6240100U (ja) | ||
| JPH032475Y2 (ja) | ||
| JPS61182399U (ja) | ||
| JPS5992297A (ja) | 二重反転ノズルプロペラ | |
| JPS60174700U (ja) | 二重反転プロペラ装置 | |
| JPS63137097A (ja) | 二重反転推進装置 |