JPH03270007A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH03270007A
JPH03270007A JP2069140A JP6914090A JPH03270007A JP H03270007 A JPH03270007 A JP H03270007A JP 2069140 A JP2069140 A JP 2069140A JP 6914090 A JP6914090 A JP 6914090A JP H03270007 A JPH03270007 A JP H03270007A
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scribe line
forming
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 半導体装置の製造方法に関し、 回転塗布法により絶縁膜を形成する際、金属リングと配
線層間及び各々の配線層間に生じる絶縁膜の段差を小さ
くして表面平坦化することができ、次層の配線層のカバ
レンジを良くして断線し難くすることができる半導体装
置の製造方法を提供す〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体装置の製造方法に係り、チップ周辺部
の多層配線を形成するトランジスタ等の半導体装置の製
造方法に適用することができ、特に、回転塗布法により
SOG、レジスト等の絶縁膜を形成する際、金属リング
と配線層間、各々の配線層間に生しる絶縁膜の段差を小
さくして表面平坦化することができる半導体装置の製造
方法に関する。
近時、チップ周辺部の基板上に形成したフィールド酸化
膜とダイシングに必要なカッティング領域となるスクラ
イブライン領域間の領域にまで特にP(リン)含有の例
えばPSGからなる表面平坦化用絶縁膜が形成されてい
る際、その絶縁膜側壁からの水分の侵入を防いで絶縁膜
が基板から剥れるのを防止するため、例えばA1からな
る金属・リングをその側壁部を覆うように形成している
このため、金属リングと基板間に金属リングの大きな段
差が生しるため、この後回転塗布法によりSOG等の絶
縁膜を形成する際、金属リングの大きな段差がSOGの
流れを阻害するため金属リングと配線層間、各々の配線
層間の絶縁膜に各々段差が大きく生じてしまい表面平坦
化が行えないという問題があった。そして、この段差に
より次層の配′ia層のカバレンジが悪くなり断線し易
いという問題があった。
したがって、回転塗布法により絶縁膜を形成する際、金
属リングと配線層間、及び各々の配線層間に生じる絶縁
膜の段差を小さくして表面平坦化することができ、次層
の配線層のカバレンジを良くして断線し難くすることが
できる半導体装置の製造方法が要求されている。
〔従来の技術〕
第3図(a)〜(i)は従来の半導体装置の製造方法を
説明する図である。図示例の配線はMOSトランジスタ
のゲート用配線に適用する場合である。
この図において、31はSi等からなる基板、32は5
in2等からなるフィールド酸化膜、33aはダイシン
グに必要なカッティング領域となるスクライブライン領
域、33bはスクライブライン領域33aとフィールド
酸化膜32間の領域、34a、34b、34cはポリS
i等からなる配線層、35はPSG等からなる表面平坦
化用の絶縁膜、36は配線層34a上に形成されたコン
タクトホール、37はスクライブライン領域33aと領
域33bの一部との基板31上に形成された開口部、3
8a、38b、38cは例えばA/等からなる配線層、
39はAj7等からなる金属リング、40はSOG等か
らなる絶縁膜、41はPSG等からなる眉間絶縁膜、4
2a、42bは配線層38a、SSb上に各々形成され
たコンタクトホール、43はスクライブライン領域33
aの基板31上に形成された開口部、44a、44bは
AI!等からなる配線層である。
次に、その製造方法について説明する。
まず、第3図(a)に示すように、LOCO3によりS
t、N、膜をマスクとしてチップ周辺部のシリコン基板
31を酸化することによりフィールド酸化膜32を形成
した後、例えばRIEにより上記S i3 Ng膜及び
その下のSin、膜をエツチングすることにより基板3
1を露出させる。この時、ダイシングに必要なカッティ
ング領域となるスクライブライン領域33aの基板31
、及びスクライブライン領域33aとフィールド酸化B
32間の領域33bの基板31が露出される。次いで、
例えばCVD法により全面にポリSiを堆積した後、例
えばRIEによりポリStを選択的にエツチングしてフ
ィールド酸化膜32上に配線層34a、34b、34c
を形成する。
次に、第3図(b)に示すように、例えばCVD法によ
り全面にPSGを堆積して絶縁膜35を形成した後、9
00℃程度の熱処理により絶縁膜35をフローさせて表
面平坦化を行う。
次に、第3図(C)に示すように、例えばRIEにより
配線Ji!34a上の領域、及びスクライブライン領域
33aと領域33bの一部との基板3I上の領域におい
て、絶縁膜35をエツチングすることにより配線M34
a上にコンタクトホール36を形成するとともに、スク
ライブライン領域33aと領域33bの一部との基板3
1上に開口部37を形成する。この時、コンタクトホー
ル36内に配線Ji34aが露出されるとともに、開口
部37内にスクライブライン領b!433aと領域33
bの一部との基板31が露出される。
次に、第3図((i)に示すように、例えばスパッタ法
により全面にAlを堆積した後、例えばRIEにより/
lを選択的にエツチングしてフィールド酸化膜32に対
応する絶縁膜35上に配線層38a、38b、38cを
形成するとともに、開口部37内の絶縁膜35側壁部に
金属リング39を形成する。この時、配線層38aはコ
ンタクトホール36内の配線層34aとコンタクトされ
、また、金属リング39はスクライブライン領域33a
とフィールド酸化膜32間の領域33b内に形成される
。なお、ここでのAlからなる金属リング39は絶縁膜
35側壁部を覆うように形成しているが、これはここ(
PSGからなる絶縁膜35)からの水分の侵入を防ぎ絶
縁膜35が基板31からff11Jれるのを防止するた
めに覆っている。
次に、第3図(e)に示すように、回転塗布法により配
線N38a、38b、38C1金属リング39、及びス
クライブライン領域33aと領域33bの一部との露出
された基板31を覆うようにSOGを塗布及びベークに
よるキュアーをして絶縁膜40を形成する。なお、ここ
でのSOGの塗布時の流れ方向は第3図(e)に示すX
の如くスクライブライン領域33aから素子領域方向に
流れていく場合であり、塗布点は通常ウェーハ中心のス
クライブライン領域33aあるいは素子領域であり、流
れ方向はウェーハ中心からウェーハ周辺方向に向かって
流れていく。
次に、第3図(f)に示すように、例えばRIEにより
絶縁膜40をエッチバックして配線層38a、38b、
38C及び金属リング39を露出させて表面平坦化を行
う。この時、更にスクライブライン領域33aと領域3
3bの一部との基板31が露出される。
次に、第3図(g)に示すように、例えばCVD法によ
り全面にPSGを堆積して層間絶縁M41を形成する。
次に、第3図(h)に示すように、例えばRIEにより
配線層38a、38b上の領域、及びスクライブライン
領域33aの基板31上の領域において、層間絶縁膜4
1をエンチングすることにより配線層38a、38b上
に各々コンタクトホール42a、42bを形成するとと
もに、スクライブライン領域33aの基板31上に開口
部43を形成する。この時、コンタクトホーJl/42
 a 、 42 b内に各配線N38a、38bが露出
されるとともに、開口部43内にスクライブライン領域
33aの基板31が露出される。
そして、例えばスパッタ法により全面に八1を堆積した
後、例えばRIEによりコンタクトホール42a、42
b内の配線層38a、38bとコンタクトを取る、よう
にAlを選択的にエツチングして配線層44a、44b
を形成することにより、第3図(i)に示すような配線
構造を得ることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した従来の半導体装置の製造方法は、チップ周辺部
の基板31上に形成したフィールド酸化膜32とスクラ
イブライン領域33a間の領域33bにPSGからなる
絶縁膜35側壁からの水分侵入を防ぐために金属リング
39をその側壁部を覆うように形成しているため、金属
リング39と基板31間に第4図のDlに示す如く大き
な段差が生じてしまう。
このため、回転塗布法によりSOGからなる絶縁膜40
を形成する際、金属リング39の大きな段差D1がSO
Gの流れを阻害するため、第4図に示すように金属リン
グ39と配線層38c間、配線層38cと配線層38b
間及び配線層38bと配線層382間の絶縁膜40に各
々段差がD2、D3、D4というように大きく生じてし
まい表面平坦化が行えないという問題があった。そして
、このような段差があると次工程でエッチバックしても
段差が付いてしまい、この段差により次層の配線N44
a、44bのカバレンジが悪くなり断線し易いという問
題があった。なお、絶縁膜40表面の段差は薄く回転塗
布する程顕著になる傾向がある。
そこで、本発明は、回転塗布法により絶縁膜を形成する
際、金属リングと配線層間及び各々の配線層間に生じる
絶縁膜の段差を小さくして表面平坦化することができ、
次層の配線層のカバレンジを良くして断線し難くするこ
とができる半導体装置の製造方法を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明による半導体装置の製造方法は上記目的達成
のため、基板上全面に第1の絶縁膜を形成する工程と、
該第1の絶縁膜上のチップ領域に配線層を形成する工程
と、回転塗布法により基板上全面に配線層を覆うように
第2の絶縁膜を形成する工程と、該第2の絶縁膜を工・
7チバツクすることにより該配線層と該チップ領域を除
く領域の該第1の絶縁膜とを露出させる工程と、露出さ
せた該第1の絶縁膜上を含む全面に第3の絶縁膜を形成
する工程と、該第3、第1の絶縁膜のスクライブライン
領域を含む部分をエツチングして該基板上に開口部を形
成する工程と、該開口部内の該第3、第1の絶縁膜側壁
部に金属リングを形成する工程とを含むものである。
第2の発明による半導体装置の製造方法は、上記目的達
成のため、基板上に、スクライブライン領域を含む領域
に開口部が設けられ、チップ領域を覆う第1の絶縁膜を
形成する工程と、該第1の絶縁膜上のチップ領域に配線
層を形成するとともに、該開口部内の該第1の絶縁膜側
壁部から該スクライブライン領域まで延在する金属層を
形成する工程と、回転塗布法により該配線層及び該金属
層を覆うように第2の絶縁膜を形成する工程と、該第2
の絶縁膜をエッチバックすることにより該配線層及び該
金属層を露出させる工程と、該金属層の該スクライブラ
イン領域を含む部分をエツチングすることにより該開口
部内の該第1の絶縁膜側壁部に金属リングを形成する工
程と、該第1の配線層及び該金属リング上を含むチップ
領域に第3の絶縁膜を形成する工程とを含むものである
〔作用〕
第1の発明は、第1図(a)〜(i)に示すように、チ
ップ領域部の基板l上にフィールド酸化膜2が形成され
るととともに、スクライブライン領域3a及びスクライ
ブライン領域3aとフィールド酸化膜2間の領域3bの
基板1が露出され、フィールド酸化膜2と、スクライブ
ライン領域3a及び領域3bの基板1とが覆われるよう
に表面平坦化用の絶縁膜5が形成され、フィールド酸化
膜2に対応する絶縁膜5上に配線層7a、7b、7cが
形成された後、回転塗布法により配線層7a、7b、7
cと、スクライブライン領域3a及び領域3bの基板1
上に形成された絶縁膜5とが覆われるように絶縁膜8が
形成され、絶縁膜8がエッチバックされることにより配
線層7a、7b、7cと、スクライブライン領域3a及
び領域3bの絶縁膜5とが露出され、第1の配線pJj
 7 a、7b、7c、スクライブライン領域3a及び
領域3bの第2の絶縁膜5が覆われるように絶縁膜9が
形成され、配線層7a、7b上の領域、及びスクライブ
ライン領域3aと領域3bの一部との基板1上の領域に
おいて絶縁膜9.5がエツチングされることにより、第
1の配線層7a、7b上にコンタクトホール10a、1
0bが形成されるとともに、スクライブライン領域3a
及び領域3bの一部との基板1上に開口部11が形成さ
れた後、コンタクトホール10a、10b内の配線N7
 a、7bとコンタクトを取るように第2の配vA層1
2a、12bが形成されるとともに、開口部11内の絶
縁膜9.5側壁部に金属リング13が形成される。
第2の発明では、第2図(a)〜(k)に示すように、
チップ領域部の基板1上にフィールド酸化膜2が形成さ
れるとともに、スクライブライン領域3a、及びスクラ
イブライン領域3aとフィールド酸化膜2間の領域3b
の基板1が露出され、フィールド酸化膜2と、スクライ
ブライン領域3a及び領域3bの基+、!i、1とが覆
われるように表面平坦化用の絶縁v5が形成され、スク
ライブライン領域3aと領域3bの一部との基板1上の
領域において絶縁膜5がエツチングされることにより開
口部21が形成され、フィールド酸化膜2に対応する絶
縁膜5上に配線層7a、7b、7cが形成されるととも
に、開口部21内の絶縁膜5側壁部から基板l上に金属
層22が形成された後、回転塗布法により配線層7a、
7b、7c及び金属N22が覆われるように絶縁膜8が
形成される。次いで、絶縁膜8がエッヂバックされるこ
とにより配線層7a、7b、7c及び金属層22が露出
され、スクライブライン領域3aと領域3bの一部との
該基板1上の領域において金属N22が工・ノチバソク
されることにより開口部21内の第2の絶縁膜5側壁部
に金属リング13が形成され、配線層7a、7b、7c
1金属層22、及びスクライブライン領域3aと領域3
bの一部との基板1が覆われるように絶縁膜9が形成さ
れ、配線層7a、7b上の領域、及びスクライブライン
領域3aの基板1上の領域において絶縁膜9がエンチン
グされることにより配線層7a、7b上にコンタクトホ
ール10a、10bが形成されるとともに、スクライブ
ライン領域3aの基板1上に開口部14が形成された後
、コンタクトホール10a、10b内の配線層7a、7
bとコンタクトを取るように配線層12a、12bが形
成される。
したがって、第1、第2の発明によれば回転塗布法によ
り絶縁膜を形成する際、金属リングと配′fjA層間、
及び各々配線層間に生じる絶縁膜の段差を小さくして表
面平坦化することができるようになり、次層の配線層の
カハレソジを良くして断線し難くすることができるよう
になる。詳細については実施例で説明する。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図(a)〜(i)は第1の発明に係る半導体装置の
製造方法の一実施例を説明する図である。
図示例の配線はMOSトランジスタのゲート用配線に適
用する場合である。
この図において、1はSi等からなる基板、2はフィー
ルド酸化膜、3aはダイシングに必要なカンディング領
域となるスクライブライン領域、3bはスクライブライ
ン領域3aとフィールド酸化膜2間の領域、4a、4b
、4cはポリSi等からなる配LAN、5はBPSC;
等からなる表面平坦化用の絶縁膜、6は配線層4a上に
形成されたコンタクトホール、7a、7b、7cはA1
等からなる配線層、8はSOG等からなる絶縁膜、9は
PSG等からなる絶縁膜、10aは配線層7a上に形成
されたコンタクトホール、10bは配線層7b上に形成
されたコンタク1−ホール、11はスクライブライン領
域3aと領域3bの一部との基板1上に形成された開口
部、12a、12bはA6等からなる配線層、13はA
1等からなる金属リング、14はスクライブライン領域
3aの基板l上に形成された開口部である。
次に、その製造方法について説明する。
まず、第1図(a)に示すように、LOCO3によすS
 i y Na膜をマスクとしてチップ周辺部のシリコ
ン基板1を酸化することにより膜厚が例えば6000人
のフィールド酸化膜2を形成した後、例えばRIEによ
り上記Si、Na膜及びその下の5i02膜をエツチン
グすることにより基板1を露出させる。この時、ダイシ
ングに必要なカッティング領域となるスクライブライン
領域3aの基板1、及びスクライブライン領域3aとフ
ィールド酸化膜2間の領域33bの基板31が露出され
る。
次いで、例えばCVD法によりフィールド酸化膜2と、
スクライブライン領域3a及び領域3bの基板1とを覆
うようにポリSiを堆積した後、例えばRIEによりポ
リSiを選択的にエツチングしてフィールド酸化膜2上
に配線層4a、4b、4Cを形成する。
次に、第1図(b)に示すように、例えばCVD法によ
りフィールド酸化膜2上に形成された配線層4a、4b
、4cと、スクライブライン領域3a及び領域3bの基
板1とを覆うようにBPSGを堆積して膜厚が例えば4
000人の表面平坦化用の絶縁膜5を形成した後、90
0℃程度の熱処理により絶縁膜5をフローさせて表面平
坦化を行う。
次に、第1図(c)に示すように、例えばRIEにより
配′4iA層4a上の領域において絶縁膜5ををエツチ
ングすることにより配線層4a上にコンタクトホール6
を形成する。この時、コンタクトポール6内に配線層4
aが露出される。
次に、第1図(d)に示すように、例えばスパッタ法に
より全面に/lを堆積した後、例えばRIBによりA1
を選択的にエツチングしてフィールド酸化膜2に対応す
る絶縁膜5上に配線層7a、7b、7cを形成する。こ
の時、配線層7aはコンタクトホール6内の配線層4a
とコンタクトされる。
次に、第1図(e)に示すように、回転塗布法により配
線層7a、7b、7cと、スクライブライン領域3a及
び領域33bの基板1上に形成された絶縁膜5とを覆う
ようにSOGを塗布及びベークによるキュアーをして絶
縁膜8を形成する。なお、ここでのSOGの塗布時の流
れ方向は第1図(e)に示すYの如くスクライブライン
領域3aから素子領域方向に流れていく場合である。
次に、第1図(f)に示すように、例えばRIEにより
絶縁膜8をエッチバックして配線層7a、7b、7cと
、スクライブライン領域3a及び領域3bの絶縁膜5と
を露出させて表面平坦化を行う。
次に、第1図(g)に示すように、例えばCVD法によ
り配線層7a、7b、7cと、スクライブライン領域3
a及び領域3bの絶縁膜5とを覆うようにPSGを堆積
して膜厚が例えば3000人の絶縁膜9を形成する。
次に、第1図(h)に示すように、例えばRIEにより
配線層7a、7b上の領域、及びスクライブライン領域
3a、と領域3bの一部との基板1上の領域において絶
縁膜9.5をエツチングすることにより配線層7a、7
b上にコンタクトホール10a、10bを形成するとと
もに、スクライブライン領域3aと領域3bの一部との
基板1上に開口部11が形成する。
そして、例えばスパッタ法により全面にAlを堆積した
後、例えばRIEによりAlを選択的にエツチングして
、コンタクトホールlQa、10b内の配線N7 a、
7bとコンタク]・を取るように配線層12a、12b
を形戸戊するとともに、開口部ll内の絶縁膜9.5側
壁部に金属リング13を形成することにより、第1図(
i)に示すような配線構造を得ることができる。この時
、スクライブライン領域3aの基板1上に開口部14が
形成され、この開口部14内にスクライブライン領域3
aの基板lが露出される。
すなわち、上記実施例では第1図((1)、(e)に示
すように、スクライブライン領域3aと領域3bの一部
の基板1上に絶縁膜5を形成した状態で回転塗布法によ
りSOGからなる絶縁膜8を形成するようにしている。
このため、回転塗布法によりSOGからなる絶縁膜8を
形成する際、スクライブライン領域3aとフィールド酸
化膜2間の領域3b内に従来のような金属リングによる
大きな段差をなくすことができるため、各々の配線層7
a、7b、7c間に生しる絶縁膜8の段差を小さくする
ことができ、表面平坦化することができる。このため、
次層の配線層12a、12bのカバレンジを良くして断
線し難くすることができる。なお、ここでは金属リング
13は配線層12a、12bを形成する際形成している
ところで、本発明においては、スクライブライン領域3
aと領域3bの一部との露出された基板1上に金属層を
形成した状態で回転塗布法によりSOGからなる絶縁膜
8を形成することによっても上記実施例と同様の効果を
得ることができる。
以下、具体的に図面を用いて説明する。
第2図(a)〜(k)は第2の発明に係る半導体装置の
製造方法の一実施例を説明する図である。
図示例の配線はMOSトランジスタのゲート用配線に適
用する場合である。
この図において、第1図と同一符号は同一または相当部
分を示し、21はスクライブライン領域3aと領域3b
の一部との基板1上に形成された開口部、2はA1等か
らなる金属層、23はレジスト膜である。
次に、その製造方法について説明する。
まず、第2図(a)に示すように、LOGO3によQS
i、N、膜をマスクとしてチップ周辺部のシリコン基板
lを酸化することにより膜厚が例えば6000大のフィ
ールド酸化膜2を形成した後、例えばRIBにより上記
Si、N、膜及びその下のSiO2膜をエツチングする
ことにより基板1を露出させる。この時、ダイシングに
必要なカッティング領域となるスクライブライン領域3
a、及びスクライブライン領域3aとフィールド酸化膜
2間の領域33bの基板lが露出される。次いで、例え
ばCVD法によりフィールド酸化膜2と、スクライブラ
イン領域3a及び領域3bの基板1とを覆うようにポリ
Siを堆積した後、例えばRIEによりポリStを選択
的にエツチングしてフィールド酸化膜2上に配線層4a
、4b、4Cを形成する。
次に、第2図(b)に示すように、例えばCVD法によ
りフィールド酸化膜2上に形成された配線層4a、4b
、4cと、スクライブライン領域3a及び領域3bの基
板lとを覆うようにBPSGを堆積して膜厚が例えば4
000人の表面平坦化用の絶縁膜5を形成した後、90
0℃程度の熱処理により絶縁膜5をフローさせて表面平
坦化を行う。
次に、第2図(c)に示すように、例えばRIEにより
配線層4a上の領域、及びスクライブライン領域3aと
領域3bの一部との基板1上の領域において絶縁膜5を
エツチングすることにより配線層4a上にコンタクトホ
ール6を形成するとともに、スクライブライン領域3a
と領域3bの一部との基板1上に開口部21を形成する
。この時、コンタクトホール6内に配線層4aが露出さ
れるとともに、開口部21内にスクライブライン領域3
aと領域3bの一部との基板lが露出される。
次に、第2図(d)に示すように、例えばスパッタ法に
より全面にA1を堆積した後、例えばRIEによりAA
を選択的にエツチングしてフィールド酸化膜2に対応す
る絶縁膜5上に配&5i層7a、7b、7cを形成する
とともに、開口部21内の絶縁膜5側壁部から基板1上
に金属層22を形成する。
この時、配線層7aはコンタクトホール6内の配し?j
層4aとコンタクトされる。
次に、第2図(e)に示すように、回転塗布法により配
線N 7 a、7b、7c及び金属層22を覆うように
SOGを塗布及びヘークによるキュアーをして絶縁rP
J、8を形成する。なお、ここでのSOGの塗布の流れ
方向は第2図(e)に示すZの如くスクライブライン領
域3aから素子領域方向に流れている場合である。
次に、第2図(f)に示すように、例えばRIEにより
絶縁膜8をエッチハックして配線層7a、7b、7c及
び金属層22を露出さセて表面平坦化を行う。
次に、第2図(g)に示すように、全面にレジストを塗
布してレジス1〜膜23を形成した後、露光・現像によ
りスクライブライン領域3aと領域3bの一部との金属
層22上の領域においてレジスト膜23をバクーニング
する。
次に、第2図(h)に示すように、例えばRIEにより
レジスト膜23をマスクとしてスクライブライン領域3
aと領域3bの一部との基45.1上の領域において金
属層22をエツチングすることにより開口部21内の絶
縁膜5側壁部に金属リング13を形成する。この時、ス
クライブライン領域3aと領域3bの一部との基板lが
露出される。次いで、レジスト膜23を除去する。
次に、第2図(i)に示すように、例えばCVD法によ
り配線層7a、7b、7c、金属層22、及びスクライ
ブライン領域3aと領域3bの一部との基板1を覆うよ
うにPSGを堆積して膜厚が例えば3000人の絶縁膜
9を形成する。
次に、第2図(j)に示すように、例えばRIEにより
配線層7a、7b上の領域及びスクライブライン領域3
aの基板l上の領域において絶縁膜9をエツチングする
ことにより、配線層? a %7b上にコンタクトホー
ル10a、10bを形成するとともに、スクライブライ
ン領域3aの基板1上に開口部14を形成する。
そして、例えばスパッタ法により全面にA1を堆積した
後、例えばRIEによりAffを選択的にエツチングし
てコンタクトホールlQa、10b内の配線層7a、7
bとコンタクトを取るように配線層12a、12bを形
成することにより、第2図(k)に示すような配線層構
造を得ることができる。この時、開口部14内にスクラ
イブライン領域3aの基を反lが露出される。
すなわち、上記実施例では、第2図(d)、(e)に示
すように、開口部21内の絶縁膜5側壁部からスクライ
ブライン領域3aと領域3bの一部との基板1土に金属
層22を形成した状態で回転塗布法によりSOGからな
る絶縁膜8を形成するようにしている。このため、回転
塗布法によりSOGからなる絶縁v!、8を形成する際
、スクライブライン領域3aとフィールド酸化膜2間の
領域3b内に従来のような金属リングによる段差よりも
第2図(e)に示す段差Eの如く、金属層22の膜厚分
小さくすることができるため、金属リングとなる金属1
22と配線層7c間、及び各々の配線層7a、7b、7
0間に生しる絶縁膜8の段差を小さくすることができ、
表面平坦化することができる。このため、次層の配線N
12a、12bのカバレンジを良くして1tIr線し難
くすることができる。なお、ここでは、金属リング13
は金属層22をエツチングすることにより形成している
〔発明の効果〕 本発明によれば、回転塗布法により絶縁膜を形成する際
、金属リングと配vAJW間、及び各々の配線層間に生
じる絶縁膜の段差を小さくして表面平坦化することがで
き、次層の配線層のカバレンジを良くして断線し難くす
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明に係る半導体装置の製造方法の一実
施例の製造方法を説明する図、第2図は第2の発明に係
る半導体装置の製造方法の一実施例の製造方法を説明す
る図、第3図は従来例の製造方法を説明する図、第4図
は従来例の課題を説明する図である。 ■・・・・・・基板、 2・・・・−・フィールド酸化膜、 3a・・・・・・スクライブライン領域、3b・・・・
・・領域、 4 a、  4 bz  4 c・・・・・・配線層、
5・・・・・・絶縁膜、 6・・・・・・コンタクトホール、 7a、7b、7 c−・=配線層、 8・・・・・・絶縁膜、 9・・・・・・絶縁膜、 10a、10b・・・・・・コンタクトホール、11・
・・・・・開口部、 12a、12b・・・・・・配線層、 13・・・・・・金属リング、 14・・−・・・開口部、 21・・・・・・開口部、 22・・・・・・金属層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板(1)上全面に第1の絶縁膜(5)を形成す
    る工程と、 該第1の絶縁膜(5)上のチップ領域に配線層(7a、
    7b、7c)を形成する工程と、回転塗布法により基板
    (1)上全面に配線層(7a、7b、7c)を覆うよう
    に第2の絶縁膜(8)を形成する工程と、 該第2の絶縁膜(8)をエッチバックすることにより該
    配線層(7a、7b、7c)と該チップ領域を除く領域
    (3a、3b)の該第1の絶縁膜(5)とを露出させる
    工程と、 露出させた該第1の絶縁膜(5)上を含む全面に第3の
    絶縁膜(9)を形成する工程と、該第3、第1の絶縁膜
    (9、5)のスクライブライン領域(3a)を含む部分
    をエッチングして該基板(1)上に開口部(11)を形
    成する工程と、 該開口部(11)内の該第3、第1の絶縁膜(9、5)
    側壁部に金属リング(13)を形成する工程とを含むこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. (2)基板(1)上に、スクライブライン領域(3a)
    を含む領域に開口部(21)が設けられ、チップ領域を
    覆う第1の絶縁膜(5)を形成する工程と、 該第1の絶縁膜(5)上のチップ領域に配線層(7a、
    7b、7c)を形成するとともに、該開口部(21)内
    の該第1の絶縁膜(5)側壁部から該スクライブライン
    領域(3a)まで延在する金属層(22)を形成する工
    程と、 回転塗布法により該配線層(7a、7b、7c)及び該
    金属層(22)を覆うように第2の絶縁膜(8)を形成
    する工程と、 該第2の絶縁膜(8)をエッチバックすることにより該
    配線層(7a、7b、7c)及び該金属層(22)を露
    出させる工程と、 該金属層(22)の該スクライブライン領域(3a)を
    含む部分をエッチングすることにより該開口部(21)
    内の該第1の絶縁膜(5)側壁部に金属リング(13)
    を形成する工程と、該第1の配線層(7a、7b、7c
    )及び該金属リング(13)上を含むチップ領域に第3
    の絶縁膜(9)を形成する工程とを含むことを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
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EP0899788A2 (en) * 1997-08-29 1999-03-03 Nec Corporation Semiconductor device and method with improved flat surface

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