JPH0326962Y2 - - Google Patents

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JPH0326962Y2
JPH0326962Y2 JP1985136190U JP13619085U JPH0326962Y2 JP H0326962 Y2 JPH0326962 Y2 JP H0326962Y2 JP 1985136190 U JP1985136190 U JP 1985136190U JP 13619085 U JP13619085 U JP 13619085U JP H0326962 Y2 JPH0326962 Y2 JP H0326962Y2
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JP
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wheel
wheel cover
axle
coil spring
washer
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JP1985136190U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、藺草収穫機やバインダーあるいは耕
耘機等の移動農機のホイールカバーの取付構造に
関し、詳しくは、ホイール内側面の凹入部に位置
する車軸部分に草やワラ屑等が巻き付くことを防
止する為に、あるいはその凹入部内に泥土が侵入
することを防止する為に、ホイール内側面にホイ
ールカバーを取付けてある移動農機のホイールカ
バー取付構造に関する。
〔従来の技術〕
従来は、第2図に示す如く、ホイール3の内側
面の凹入部Aを閉塞するホイールカバー4は、ホ
イール3に対してスペーサ9……を介してボルト
10……連結されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
車輪にホイールカバーを取付けて、そのホイー
ルカバーを取付けた車輪を、車軸に装着する構造
のものであるから、タイヤのパンクや劣化に伴つ
て車輪を新たなものと交換する場合には、先ず、
車軸から車輪を取外し、それから、車輪からホイ
ールカバーを取外し、それを、新たな車輪に装着
し修さなければならないものであつた。そして、
ホイールカバーの取付け、取外し、にあたつて
は、スパナ等の工具を必要とし、また、複数本の
ボルトを1本ずつ締付け固定しなければならず全
体としてホイールカバーの付け換えに手間がかか
るという欠点があつた。
本考案は、ホイールに対するカバーの取付構造
を工夫することによつて、ホイールカバーの付け
換えを迅速、容易に、しかも、工具を用いずとも
行えることができるようにすることを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、
ホイールのリムの側面に接当するホイールカバー
の内周面に、車軸部分を覆う筒状部材を固着して
設け、その筒状部材と車軸との間に、車軸ケース
の端面に接当する座金と、車軸に外嵌されるコイ
ルスプリングと、さらに、そのコイルスプリング
の付勢力を前記筒状部材に伝達する座金を設け
て、前記ホイールカバーを前記コイルスプリング
を介してホイール側に押し当てて固定すべく構成
したことである。
〔作用〕
上記構成によつて、先ず、車軸に、車軸ケース
の端面に接当する座金、コイルスプリング、そし
てスプリングの付勢力をホイールカバーに伝達す
る座金を外嵌し、それから両座金にわたる状態で
ホイールカバーを外嵌し、それから車輪を軸芯方
向から挿入することによつて、コイルスプリング
が圧縮され、そのスプリングの反発力でホイール
カバーがリム側面に接当し、そして、前記車輪を
所定の位置で固定することによつて、前記ホイー
ルカバーはコイルスプリングの付勢力を介してリ
ム側面に当て付け固定される。
〔考案の効果〕
従つて、車軸から車輪を取外すと、ホイールカ
バーは車軸に外嵌されたまま残るので、新たな車
輪を取付ける場合には、新たな車輪を車軸に外嵌
するだけで、新たな車輪にホイールカバーを装着
することができる。そして、工具を用いずとも、
ホイールカバーをホイール内側面に固定すること
ができ、ホイールカバーの着脱作業の能率化をは
かることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を藺草収穫機のホイール
カバー取付構造に基づいて説明する。
1は車軸ケース、2は車軸、3はホイールであ
る。4は、ホイール3のリム3aの側面に接当し
てホイール3の内側面の凹入部Aを閉塞するホイ
ールカバーであつて、その内周面には、車軸2を
外嵌する筒状部材5が溶接固着されている。
6は、車軸ケース1の端面に接当する状態で車
軸2に外嵌された座金、7は、車軸2に外嵌され
たコイルスプリング、8は、前記コイルスプリン
グ7の付勢力を前記ホイールカバー4に伝達する
為の座金である。
上記構成によれば、ホイール3を車軸2に対し
て所定の位置に取付けた状態において、ホイール
カバー4がコイルスプリング7に付勢されてリム
3a側面に当て付け固定されている。
尚、上記実施例では、コイルスプリング7の付
勢力をホイールカバーに伝達する座金8を筒状部
材5に対して分離したものを例示したが、前記座
金8を筒状部材5に対して固着しておいても良き
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る移動農機のホイールカバー
取付構造の実施例を示し、第1図は要部を示す縦
断正面図、第2図は従来構造を示す要部の縦断正
面図である。 1……車軸ケース、2……車軸、3……ホイー
ル、4……ホイールカバー、5……筒状部材、6
……座金、7……コイルスプリング、8……座
金、A……凹入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホイール3のリム3aの側面に接当してホイー
    ル3の内側面の凹入部Aを閉塞するホイールカバ
    ー4を前記ホイール3に取付ける移動農機のホイ
    ールカバー取付構造において、前記ホイール3の
    リム3aの側面に接当するホイールカバー4の内
    周面に、車軸2部分を覆う筒状部材5を固着して
    設け、その筒状部材5と車軸2との間に、車軸ケ
    ース1の端面に接当する座金6と、車軸に外嵌さ
    れるコイルスプリング7と、さらに、そのコイル
    スプリング7の付勢力を前記筒状部材5に伝達す
    る座金8を設けて、前記ホイールカバー4を前記
    コイルスプリング7を介してホイール3側に押し
    当てて固定すべく構成してある移動農機のホイー
    ルカバー取付構造。
JP1985136190U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0326962Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5104125B2 (ja) * 2007-08-23 2012-12-19 トヨタ自動車株式会社 車両用整流構造
JP6183781B2 (ja) * 2013-06-06 2017-08-23 株式会社アテックス 乗用草刈機の操向前輪

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JPS541708Y2 (ja) * 1974-04-25 1979-01-25

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JPS6243903U (ja) 1987-03-17

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