JPH03268547A - 電話端末状態設定方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　　用〕 例えばマイクロプロセッサを有する多機能型電話端末に
おいて、複数種類の端末ハードウェア状態を同一ボタン
によって設定することができる電話端末状態設定方式に
関し、 ハードウェアの状態を同一ボタンによって変更可能とし
、電話端末の状態に応じて各ハードウェア状態の設定内
容を変化させることを目的とし、端末のハードウェアの
状態をソフトウェア制御により変更する機能を有するプ
ロセッサを備えた電話端末装置において、該端末が呼出
し音鳴動中か、通話中かあるいはアイドル状態かを記憶
する端末状態記憶手段と、該端末状態記憶手段が前記端
末が呼出し音鳴動中であることを記憶している時に、該
呼出し音量を変化させる指示を入力するためのハードウ
ェア状態変更指示入力手段を備えるように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、例えばマイクロプロセッサを有する多機能型
電話端末において、複数種類の端末ハードウェア状態を
同一ボタンによって設定することができる電話端末状態
設定方式に関する。

〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕最近の
構内電話交換機（ＰＢＸ）に収容される専用端末、ある
いは様々な機能を有する多機能型電話端末として、それ
自身にマイクロプロセッサを有し、端末の状態をソフト
ウェア制御により変更可能な端末が多く用いられている
。

このような端末においてハードウェアの状態、例えば呼
出し音量などを変更する場合、従来においてはそれぞれ
のハードウェア状態に対応するスイッチまたはレバーに
よって直接ハードウェア的に変更するか、あるいはソフ
トウェア制御による場合にもハードウェア状態にそれぞ
れ対応する独立のボタンが用いられていた。

第９図は電話端末状態設定方式の従来例のブロック図で
ある。同図において、電話端末ｌに対してそのハードウ
ェアの状態を変更する為の複数のボタン２ａ、２ｂ、・
・・２ｎが設けられている。

これらのボタンはそれぞれある１つのハードウェア状態
の変更用のものであり、例えばボタン２ａは端末の受話
音量の変更のために用いられる。これらのボタン２ａ〜
２ｎからの入力は、ボタン情報転送回路３を介してマイ
クロプロセッサ４に入力され、マイクロプロセッサ４に
よって受話音量調整回路５、呼出し音調整面路６、およ
び液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）指向角度調整回路７が制
御される。これによってスピーカ８がらの受話音量また
は呼出し音量が調整され、また液晶ディスプレイ（ＬＣ
Ｄ）９の指向角度が調整され、ＬＣＤのコントラストが
制御される。

しかしながら、以上のような従来方式ではスイッチやレ
バー、あるいはボタンを複数種類備えることになり、そ
の種類が増えるに従って操作が複雑となり、またコスト
が高くなるという問題点があった。

本発明は、ハードウェアの状態を同一ボタンによって変
更可能とし、電話端末の状態に応じて各ハードウェア状
態の設定内容を変化させることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図である。同図は、例え
ば多機能電話端末などの端末１１のハードウェアの状態
、例えば呼出し音量などをソフトウェア制御により変更
する機能を有するプロセッサ１２を備えた電話端末装置
における電話端末状態設定方式の原理ブロック図である
。

第１の発明において端末状態記憶手段１３は例えばプロ
セッサ１２内のメモリであり、端末１１の状態が呼出し
音鳴動中か、通話中か、あるいはアイドル状態かを、例
えばフックスインチのオン／オフ、およびリンガの呼出
し中／停止中等の状態に応じて記憶する。ハードウェア
状態変更指示入力手段工４は、端末状態記憶手段１３が
端末１１が呼出し音鳴動中であることを記憶している時
に、ユーザが呼出し音量を変化させる指示を入力するた
めの、例えばボタンである。

第２の発明において、端末状態記憶手段１３の作用は第
１の発明におけると同様である。ハードウェア状態変更
指示入力手段１４は端末状態記憶手段１３が端末１１が
通話中であることを記憶している時に、通話中の受話音
量を変化させる指示をユーザが入力するためのものであ
り、例えば第１の発明におけるボタンで兼用される。

第３の発明においては、端末状態記憶手段１３の作用は
第１、第２の発明におけると同様である。

ハードウェア状態変更指示入力手段工４は端末状態記憶
手段１３が端末１１がアイドル状態、すなわちフックス
イッチがオフでリンガが停止中となっていることを記憶
している時に、端末１１の液晶ディスプレイの指向角度
を変化させる指示をユーザが入力するためのものであり
、これも例えば第１、第２の発明におけると同じボタン
である。

〔作　　用〕

本発明においては、端末１１のハードウェア状態を設定
するだめのボタンは従来例の第９図と異なり１種類しか
用いられない。すなわち第１図において、第１〜第３の
発明におけるハードウェア状態変更指示入力手段１４は
、例えばすべて同一のボタンによって兼用される。そし
てこのボタンがユーザにより押下された時の端末状態記
憶手段１３の記憶内容がプロセッサ１２によって判断さ
れ、電話端末１１の状態が呼出し音鳴動中か、通話中か
、あるいはアイドル状態かに応してそれぞれ呼出し音量
、受話音量、あるいは液晶ディスプレイの指向角度、す
なわちコントラストが変化させられることになる。

なお本発明においては複数種類のハードウェア状態を設
定するためのボタンは１種類であるが、例えば呼出し音
量を増大または減少させるために２つのキー、すなわち
上昇キーと下降キーとが用いられる。

〔実　　施　　例〕

第２図は本発明における電話端末装置の実施例の全体構
成ブロック図である。同図において、端末装置は全体の
制御を行うメインプロセッサ２０、例えばＰＢＸの本体
側電話機コントロールカード２工との間で通話信号をや
り取りするための４′ＮＩＡ−２線変換部２２、および
制御信号を受は取るためのシリアル／パラレル変換およ
び割り込み信号発生部２３、ハンドセット２４、ハンド
セットのオン、オフ用の電子スイッチ２５、ハンドセッ
トの受話音を調整用の電子ボリューム２６、スピーカ２
７、スピーカをオン、オフするための電子スイッチ２８
、スピーカ２７の音量を調整するための電子ボリューム
２９、スピーカ２７に呼出し音を鳴らすためのリンガ回
路３０、マイク３１、マイク３１をオン、オフするため
の電子スイッチ３２、フックスイッチ３３、本発明のハ
ードウェア設定用ボタン、すなわち上昇キーと下降キー
を含むキーマトリックス３４、液晶ディスプレイ（ＬＣ
Ｄ）３５、ＬＣＤコントローラ３６、ＬＣＤを制御する
ためのサブプロセッサ３７、およびＬＣＤの指向角度に
よってコントラストを調整するための指向角度調整部３
８から成っている。またメインプロセッサ２０の中には
第１図の端末状態記憶手段１３に相当するメモリ３９が
設けられている。

第３図はメインプロセッサ２０の中に設けられるメモリ
３９の内容の実施例である。同図において、このメモリ
の中には第２図のフックスイッチ３３がオンであるかオ
フであるかを示すピントと、リンガ呼出し中であるか停
止中であるかを示すビットとが設けられる。

第４図は第２図におけるキーマトリックス３４の実施例
の構成図である。同図においてキーマトリックス３４は
キースキャン回路とマトリックス状のスイッチから構成
される。各スイッチがオンであるかオフであるかのデー
タはメインプロセッサ２０のキーデータ入力ボートに通
知される。そしてマトリックス状のスイッチのうちの２
つが、例えば呼出し音量などのハードウェア状態を変更
するだめの上昇キーと下降キーとして用いられる。

第５図は呼出し音を調整信号の実施例である。

同図は、第２図においてメインプロセッサ２０がリンガ
回路３０に出力する音量調整信号の制御用入出カポ−）
（２３６〜Ｅ３９）から出力される出力データの実施例
である。同図において、例えばリンギング大Ｈはリンガ
音大の大を、大りはリンガ音大の小を表し、呼出し音量
は６段階に制御される。そして出力データに１を加える
毎にリンガ音は段階的に小さ（なる。

第６図は受話音量調整信号の実施例である。第２図にお
いて受話音はハンドセント２４およびスピーカ２７の両
方で聞くことができるので、メインプロセッサ２０のハ
ンドセットボリューム制御信号入出カポ−）（Ｅ４４〜
Ｅ４６）から出力されるハンドセット音量制御信号と、
スピーカボリューム制御信号入出力ポート（Ｅ４８〜Ｅ
５０）からのスピーカ音量制御信号との実施例が示され
ている。第６図におけるパッド値は音量調整用の減衰器
および増幅器を兼ねたパッドの減衰度または増幅度を示
している。

第７図は液晶ディスプレイの指向角度調整信号の実施例
である。第２図において、ＬＣＤ制御用のサブプロセッ
サ３７からＬＣＤの指向角度の８段階（ＩＮＤ）Ｏ〜７
に応じて００〜０７の８ビツトのデータが指向角度調整
部３日に出力される。

そしてＩＮＤＯ値が大きくなるに従ってコントラストが
濃くなるように制御される。

第８図は本発明における端末状態設定方式の実施例のフ
ローチャートである。同図において処理が開始されると
、まずステップ（Ｓ）４０で第２図におけるシリアル／
パラレル変換および割り込信号発生部２３を介しての本
体側からのデータがあるか否かが判定され、ある場合に
は割り込み処理に移行する。本体側からのデータがない
場合にはＳ４１でキー入力のスキャンが行われ３４２で
キー入力があったか否かが判定され、キー入力がない場
合には３４１からの処理が繰り返される。

Ｓ４２でキー入力があった場合には、入力のあったキー
が受話音量、ＬＣＤの指向角度、および呼出し音量調整
用のボタンであるか否かが判定され、その他のキーの場
合には入力されたキーに対応する処理が行われる。Ｓ４
２で入力されたキーが受話音量、ＬＣＤの指向角度、お
よび呼出し音量調整用の上昇キーまたは下降キーである
場合には、Ｓ４３で端末状態の判定が行われる。

端末状態の判定は、前述のようにメインプロセッサ２０
の中のメモリ３９の内容を参照することによってなされ
る。その内容は、第３図に示したようにフックスイッチ
のオン／オフ、リンガの呼出し中／停止中を示しており
、その内容によって端末状態がフックスイッチオンとな
っている場合には端末が通話中であることになるので、
Ｓ４４、Ｓ４５で受話音量調整が行われる。すなわち上
昇キーが押された場合にはＳ４４で第６図に示した受話
音量調整データ、すなわちメインプロセッサ２０の入出
力ポートＥ４４〜Ｅ４６およびＥ４８〜Ｅ５０からの出
力データがパッド値が大きくなる方向に１段３階移動さ
れ、−また下降キーが押された場合にはＳ４５で受話音
量調整データがパッド値が小さくなる方向に１段階移動
され、処理はスタート時点に戻る。

Ｓ４３で端末の状態がフックスイッチがオフ、リンガが
呼出し中と判定されると、端末は呼出し音鳴動中の状態
でありＳ４６、Ｓ４７で呼出し音量の調整が行われる。

すなわち上昇キーが押された場合にはＳ４６で第５図に
示した呼出し音量調整用のデータ、すなわちメインプロ
セッサ２０の入出カポ−）Ｅ３６〜Ｅ３９からの出力デ
ータの最下位ビットから１が引かれ、リンガ音は１段階
大きくなる。また下降キーが押された場合には、Ｓ４７
で呼出し音量調整用データの最下位ビットにｌがたされ
、リンガ音は１段階小さくなる。

Ｓ４３で端末の状態がフックスイッチオフ、リンガが停
止中と判断された場合には、端末はアイ１ル状態であり
、この時には液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）の指向角度調
整が行われる。すなわち上昇キーが押された場合には３
４８で、第７図に示したＬＣＤ指向角度調整用ＩＮＤデ
ータ８ビットの内容が巡回的に右へエビットシフトされ
、コントラストは１段階濃くなる。また下降キーが押さ
れた場合にはＳ４９でＩＮＤデータが左へ巡回的に１ビ
ツトシフトされ、コントラストは１段階薄くなる。

なお本実施例において例えばフックスイッチがオンの時
に上昇キー、または下降キーが複数回押下されると、受
話音量は第６図でパッド値が複数段階大きく、または小
さくなる方向に変化する。

呼出し音量およびＬＣＤ指向角度調整についても全く同
様である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば複数種類のハード
ウェア状態の設定内容が同一のボタンによって変更され
ることになる。その結果ユーザの１作の負担が減少し、
またコストの低下が実現される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明における電話端末装置の実施例の全体構
成を示すブロック図、 第３図はメインプロセッサ内のメモリの内容の実施例を
示す図、 第４図はキーマトリックスの実施例の構成を示す図、 第５図は呼出し音を調整信号の実施例を示す図、第６図
は受話音量調整信号の実施例を示す図、第７図は液晶デ
ィスプレイの指向角度調整信号の実施例を示す図、 第８図は本発明における端末状態設定方式の実施例のフ
ローチャート、 第９図は電話端末状態設定方式の従来例を示すブロック
図である。 ２０・・・メインプロセッサ、 ２４・・・ハンドセット、 ２７・・・スピーカ、 ３０・・・リンガ回路、 ３３・・・フックスイッチ、 ３４・・・キーマトリックス、 ３５・・・液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、３８・・・指
向角度調整部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）端末（１１）のハードウェアの状態をソフトウェア
   制御により変更する機能を有するプロセッサ（１２）を
   備えた電話端末装置において、該端末（１１）が呼出し
   音鳴動中か、通話中かあるいはアイドル状態かを記憶す
   る端末状態記憶手段（１３）と、 該端末状態記憶手段（１３）が前記端末（１１）が呼出
   し音鳴動中であることを記憶している時に、該呼出し音
   量を変化させる指示を入力するためのハードウェア状態
   変更指示入力手段（１４）を備えたことを特徴とする電
   話端末状態設定方式。 ２）端末（１１）のハードウェアの状態をソフトウェア
   制御により変更する機能を有するプロセッサ（１２）を
   備えた電話端末装置において、該端末（１１）が呼出し
   音鳴動中か、通話中か、あるいはアイドル状態かを記憶
   する端末状態記憶手段（１３）と、 該端末状態記憶手段（１３）が前記端末（１１）が通話
   中であることを記憶している時に、該通話中の受話音量
   を変化させる指示を入力するためのハードウェア状態変
   更指示入力手段（１４）とを備えたことを特徴とする電
   話端末状態設定方式。 ３）端末（１１）のハードウェアの状態をソフトウェア
   により変更する機能を有するプロセッサ（１２）を備え
   た電話端末装置において、 該端末（１１）が呼出し音鳴動中か、通話中か、あるい
   はアイドル状態かを記憶する端末状態記憶手段（１３）
   と、 該端末状態記憶手段（１３）が前記端末（１１）がアイ
   ドル状態であることを記憶している時に、該端末（１１
   ）の液晶ディスプレイの指向角度を変化させる指示を入
   力するためのハードウェア状態変更指示入力手段（１４
   ）とを備えたことを特徴とする電話端末状態設定方式。