JP3753543B2 - 通信端末装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信端末装置、たとえば、ディーリング通話システムに用いる内線通信端末装置の表示画面のオン・オフ制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
構内交換機と、当該構内交換機に収容された複数の通信端末装置とでなる通話システムが、職場などにおいて広く普及している。特に、銀行や証券会社などにおいて、ディーリング業務を行う職場では、通信端末装置自体が局データの一部を備え、当該通信端末装置の操作者であるディーラーに様々なサービスを提供可能に構成された通話システム、いわゆるディーリング通話システムが普及している。
【0003】
このようなディーリング通話システムで用いられる通信端末装置は、通常、ディーラーが多数の顧客の中から所望の顧客を瞬時に選択し通話できるようにするために、予め複数回線を登録しておき、登録された複数回線の回線名称や着信の有無を、盤面に設けられた表示部に表示するようにしている。
【0004】
ところで、長時間に亘って表示部への表示が行われると、表示画面が焼き付きを起こすことがある。この問題を解決するための従来技術として、特開平6−291862号公報記載のものがある。当該公報記載の技術では、電話交換システムの端末装置の不使用時に交換装置から最新回線状態通知を常に受信可能な省電力モードへ自動的に移行させるとともに、省電力モード時に、着信によって自動的に通常状態へ復旧させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ディーリング業務を行う職場では、多数の顧客から仕切り無しに取引の要請などの電話がかかってくることが多い。このような職場に、上記従来の特開平6−291862号公報記載の電話交換システムを適用した場合、着信がある毎に通常状態へ復旧させることになるので、省電力モードへの移行が困難となり、表示画面の焼き付き防止効果や消費電力の低減効果が十分に得られないことも考えられ得る。
【0006】
一方、ディーラーにとって、自己が使用する通信端末装置に対する着信のすべてが自己の顧客からのものとは限らない。同じ職場の他のディーラー(すなわち、同じ交換機に収容された他の通信端末装置を使用するディーラー)の顧客からの着信である場合もある。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、着信があった場合に、当該着信がたとえば自己の顧客など所望の顧客からのものである場合にのみ、オフ状態にある表示画面をオン状態に復旧させることで、表示画面の焼き付き防止や消費電力の低減効果を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の通信端末装置は、予め登録された複数回線の回線名称や当該回線の着信の有無などを表示する表示手段と、指示の入力を受け付ける入力手段と、通話、着信および前記入力手段による指示の受付を含む所定のイベントが所定時間発生しなかった場合に、前記表示手段による表示をオフにする制御手段と、前記予め登録された複数回線各々について表示復旧を行うか否かの情報を記憶した記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、前記表示手段による表示をオフにした状態で、前記入力手段が操作者の指示を受け付けた場合、あるいは、前記記憶手段に表示復旧を行う旨設定された回線に着信があった場合に、前記表示手段による表示をオンに復旧させることを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、オフ状態にある表示を着信によりオンに復旧させる場合は、当該着信のあった回線について前記記憶手段に表示復旧を行う旨設定されていることを条件としている。このようにすることで、たとえば、操作者にとって重要な顧客から着信があった場合にのみ、オフ状態にある表示をオンに復旧させることができるので、着信がある毎に表示画面がオンに復旧するのを防止することができる。これにより、表示画面の焼き付き防止や消費電力の低減効果をさらに向上させることができる。
【0010】
なお、本発明において、着信があったときに着信音を鳴らす着信音出力手段をさらに設けてもよい。この場合、前記制御手段は、前記表示手段による表示をオフにした状態で、前記記憶手段に表示復旧を行う旨設定された回線以外の回線に着信があった場合、当該着信にかかわらず着信音を鳴らさないように前記着信音出力手段を制御することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施形態が適用されたディーリング通話システムの概略構成図である。
【0013】
図示するように、本実施形態のディーリング通話システムは、複数の通信端末装置1と、管理装置4と、複数の通信端末装置1および管理装置4に接続された回線制御装置2と、を備えて構成されている。
【0014】
まず、回線制御装置2について説明する。
【0015】
回線制御装置2は、通話路の切り換えを行う時分割スイッチ21と、複数の通信端末装置1各々を収容し、それらを時分割スイッチ21に接続するためのライン回路24と、局線回線、ホットライン、支店回線などの回線3を複数収容し、それらを時分割スイッチ21に接続するためのトランク回路25と、管理装置4を時分割スイッチ21に接続するためのPCインターフェース回路28と、会議通話や割り込み通話を行うための会議トランク回路26と、プッシュボタン(PB)信号を受信するためのPB受信機27と、中央処理装置22と、記憶装置23と、を有している。
【0016】
ここで、中央処理装置22、記憶装置23、ライン回路24、トランク回路25、会議トランク回路26、PB受信機27、および、PCインターフェース回路28は、バス29を介して互いに接続されている。
【0017】
記憶装置23は、回線交換作業などのサービスを行うためのプログラムや制御データ、局データなどを記憶している。
【0018】
中央処理装置22は、記憶装置23に記憶されたプログラムを読み出し実行することで、回線制御装置2の各構成要素および回線制御装置2が収容する複数の通信端末装置1を各々制御する。そして、回線交換作業などのサービスを行う。
【0019】
時分割スイッチ21は、中央処理装置22の制御下に置かれ、ライン回路24、トランク回路25、会議トランク回路26、PB受信機27、およびPCインターフェース回路28間の接続・切断などの回線交換作業を行う。
【0020】
ライン回路24は、中央処理装置22の制御下に置かれ、自己に接続された通信端末装置1の発着信を制御する。
【0021】
トランク回路25は、中央処理装置25の制御下に置かれ、自己に接続された局線回線、ホットライン、支店回線などの回線3からの着信、およびこれら回線3への発信を制御する。
【0022】
次に、管理装置4について説明する。
【0023】
管理装置4は局データを管理する。この管理装置4は、通信機能を有するパーソナルコンピュータなどの情報処理装置により実現可能である。
【0024】
ここで、データ管理の方法としては、局データを通信端末装置あるいは内線番号単位で管理する方法や、局データを、共通データ、グループデータ、および個人データに分けて階層的に管理する方法、すなわち、個人データは通信端末装置あるいは内線番号単位で管理し、グループデータは通信端末装置あるいは内線番号のグループ単位で管理し、共通データは全体として1つ管理する方法など、様々な方法が考えられるが、どのような方法によるものであってもよい。
【0025】
なお、局データは管理装置4にて作成することができる。この場合、管理装置4は、作成した局データを、回線制御装置2や、回線制御装置2を介して通信端末装置1にダウンロードする。
【0026】
次に、通信端末装置1について説明する。
【0027】
通信端末装置1は、各々、局データを有し、当該局データにより、操作者(ディーラー)に様々なサービスを提供可能に構成されている。たとえば、局データの一部として記憶された複数の回線データ(対象回線の回線番号、回線名称(たとえば顧客名)、トランク種別、トランク回路収容位置などのデータ)を用いて、表示部に複数の回線名称を複数ページに分割して出力する機能や、自己が記憶している複数の回線データに関する回線の使用状態を表示部に表示して、これらの回線に対する発呼操作や着信応答操作を支援する発呼・着信応答機能などを有している。
【0028】
図2は通信端末装置1の概略外観図である。
【0029】
ここで、符号1aは通信端末装置1の盤面、符号40、41は、通話用の右ハンドセット、左ハンドセットである。
【0030】
盤面1aには、図示するように、通信の終了、呼の転送、および保留などの各種機能の実施の指示を受け付けるためのキー群でなる機能キーパネル34と、表示装置32と、表示装置32の表示内容に応じた指示を受け付けるためのキー群でなる入力装置35と、マイク42と、着信時に着信音を出力するスピーカ43とが設けられている。
【0031】
図3は、表示装置32に表示される内容の一例を示した図である。
【0032】
図3(a)は、回線画面(通常の使用状態で表示される画面)の表示例を示している。ここで、符号32aは、入力装置35のキーのうち、回線の発着信に使用する回線キーを表示するための回線キー表示部である。局データの一部として登録された回線データの回線名称や回線番号およびこれらにより特定される回線の発着信状態などが表示される。符号32bは、入力装置35のキーのうち、特定の相手先へワンタッチでダイヤルするために使用するオートダイヤルキーを表示するためのオートダイヤルキー表示部である。符号32cは、入力装置35のキーのうち、ダイヤル入力や各種データの設定・登録の際に使用するテンキーを表示するためのテンキー表示部である。そして、符号32dは、入力装置35のキーのうち、回線キー表示部32aやオートダイヤルキー表示部32bの表示内容の切り替え(ページ切替え)を行うのに使用する「FWD」キーおよび「BACK」キー、音量の調節を行うのに使用する「音量」キー、座席変更の際に使用する「席替」キー、最後に発信した相手に対して再度発信するのに使用する「リダイヤル」キー、離席中に着信があった場合に、相手に対して不在メッセージを送出したり予め登録されている他の通信端末装置1に転送したりするのに使用する「不在」キー、回線画面(通常の使用状態で表示される画面)からデータ登録画面(データの設定・登録時に表示される画面)への切り替える際に使用する「登録」キーなど、各種機能キーを表示する機能キー表示部である。
【0033】
図3(a)に示すような回線画面において、発信操作を行う場合、回線キー(図に示す例では回線0〜回線5)のうちのいずれか1つを操作し、その後、テンキーあるいはオートダイヤルキーを操作することにより、相手先の回線番号をダイヤルする。ただし、ホットラインのようにダイヤルが不要なものについては、回線キーを操作するだけで、当該回線キーにより特定される相手先へ発信することができる。
【0034】
また、着信応答操作を行う場合は、回線キー表示部32aにて着信表示がなされている回線キーを操作する。これにより、当該回線キーにより特定される回線の着信に応答し、通話することができる。
【0035】
図3(b)は、データ登録画面(データの設定・登録時に表示される画面)の表示例を示している。上述したように、図3(a)に示す回線画面において、登録」キーが操作されると、回線画面から図3(b)に示すデータ登録画面に切り替わる。ここで、符号32eは、入力装置35のキーのうち、登録すべきデータを設定する際に使用する「設定」キーを表示する設定キー表示部である。符号32fは、設定したデータを解除するのに使用する「解除」キーを表示する解除キー表示部である。そして、符号32gは、表示画面をデータ登録画面から回線画面に戻すのに使用する「登録完了」キーを表示する登録完了キー表示部である。
【0036】
図3(b)に示すようなデータ登録画面において、各種データの設定・登録を行う場合、設定対象のキーを操作した後、「設定」キーを操作し、テンキーを用いて設定内容を入力する。たとえば、相手先の番号をオートダイヤルキーに設定する場合は、設定対象となるオートダイヤルキー(図に示す例ではオートダイヤルキー0〜オートダイヤルキー5のうちのいずれか)を操作した後、「設定」キーを操作し、テンキーを用いて相手先の番号を入力する。設定内容を取り消す場合は、「解除」キーを操作する。また、設定内容を登録する場合は、「登録完了」キーを操作する。「登録完了」キーが操作されると、表示装置32の表示画面がデータ登録画面からら図3(a)に示す回線画面に戻る。
【0037】
図4は通信端末装置1の内部の概略構成を示すブロック図である。
【0038】
ここで、入力制御装置36は、機能キーパネル34および入力装置35を構成する各キーの押下状態を検出する。
【0039】
表示制御装置33は、表示装置32の表示画面を駆動制御する。表示制御装置33は、英数字などのグラフィック文字を表示させるためのグラフィックデータを記憶する画像メモリ(図示せず)を有し、当該画像メモリに記憶されたグラフィックデータに基づいて画像データを生成し、生成した画像データを表示装置32に出力して表示画面に表示させる。
【0040】
ラインインターフェース回路38は、ライン回路24と接続するためのインターフェース回路である。
【0041】
通話回路37は、右用ハンドセット40、左用ハンドセット41、マイク42、およびスピーカ43と接続されている。通話回路37は、右用ハンドセット40や左用ハンドセット41、あるいはマイク42を介して入力された音声信号を通話系制御装置39に送出する。また、通話系制御装置39から送られてきた音声信号を右用ハンドセット40や左用ハンドセット41、あるいはスピーカ43を介して出力する。
【0042】
通話系制御装置39は、通話回路37およびラインインターフェース38を制御して通話を制御する。
【0043】
主制御装置30は、通信端末装置1の各構成要素を統括的に制御する。これにより、上述したような各種機能を実現する。また、主制御装置30は、機能キーパネル34あるいは入力装置35による操作者の指示の受付および通話、着信を、入力制御装置36および通話系制御装置39を介してモニタする。そして、これらのイベントが所定時間発生しなかった場合、表示制御装置33を制御して、表示装置32による表示をオフにする。
【0044】
さらに、主制御装置30は、表示装置32による表示をオフにした状態で、機能キーパネル34あるいは入力装置35による操作者の指示の受付があった場合、表示制御装置33を制御して、表示装置32による表示をオンに復旧させる。また、表示装置32による表示をオフにした状態で、着信があった場合、後述する記憶装置31に記憶された回線データを参照し、当該着信のあった回線について、表示装置32による表示をオンに復旧させる旨設定されているか否かを調べる。そして、その旨設定されている場合は、表示制御装置33を制御して、表示装置32による表示をオフからオンに復旧させる。
【0045】
記憶装置31は、呼制御プログラムや上述した表示画面のオン・オフ制御のためのプログラムなど、主制御装置30が通信端末装置1の各構成要素を統括的に制御して各種機能を実現するためのプログラム、および、局データを記憶する。この局データには、複数の回線データ(対象回線の回線番号、回線名称(たとえば顧客名)、トランク種別、トランク回路収容位置などのデータ)が含まれる。
【0046】
図5は回線データのデータ構成を説明するための図である。
【0047】
図示するように、回線データは、各回線毎に、データのヘッダを兼ねた回線番号のデータ60と、回線の収容位置、すなわち当該回線に接続されたトランク回路の収容位置のデータ61と、表示装置32の回線キー表示部32aに表示させる当該回線の回線名称のデータ62と、着信時に鳴動させる着信音の種別を示す着信音種のデータ63と、表示装置32による表示がオフの場合に、着信により表示をオンに復旧させるか否かを示す画面復旧のデータ64と、を含んで構成される。
【0048】
なお、画面復旧のデータ64は、管理装置4にて作成し、これをダウンロードすることで設定することができるが、通信端末装置1にて、表示装置32のデータ設定画面を介して、直接設定することもできる。この場合、図3(b)に示すようなデータ設定画面において、対象回線データに対応する回線キーを操作した後、「設定」キーを操作することで、画面復旧のデータを、着信時に表示復旧に設定する。たとえば、回線1の回線キーを操作し、その後、「設定」キーを操作すると、回線1に対応する回線データの画面復旧のデータ64が、着信時に表示復旧に設定される。設定内容を取り消す場合は、「解除」キーを操作する。また、設定内容を登録する場合は、「登録完了」キーを操作する。「登録完了」キーが操作されると、表示装置32の表示画面が図3(b)に示すデータ設定画面から図3(a)に示す回線画面に戻る。ただし、画面復旧のデータ64を、通信端末装置1にて直接設定した場合には、設定内容を、回線制御装置2を介して、管理装置4にアップロードする。
【0049】
次に、上記説明した通信端末装置1の表示装置32による表示オン・オフ制御処理について説明する。
【0050】
図6は、通信端末装置1の表示装置32による表示オン・オフ制御処理を説明するためのフロー図である。
【0051】
まず、主制御装置30は、機能キーパネル34あるいは入力装置35による操作者の指示の受付および通話、着信を、入力制御装置36および通話系制御装置39を介してモニタする。そして、これらのイベントが最後に発生してから所定時間経過したか否かを判断する(ステップS1)。この所定時間は、予め設定しておくようにしてもよいし、あるいは、通信端末装置1の操作者が、表示装置32のデータ設定画面を介して、設定できるようにしてもよい。
【0052】
ステップS1において、所定時間経過したと判断した場合、ステップS2に移行して、表示制御装置33を制御し、表示装置32による表示をオフにする。一方、所定時間経過していない場合は、経過するまで待つ。
【0053】
次に、主制御装置30は、表示装置32による表示をオフにした状態で、機能キーパネル34あるいは入力装置35による操作者の指示の受付を検出する(ステップS3)。指示の受付を検出した場合は、ステップS6に移行して、表示制御装置33を制御して、表示装置32による表示をオフからオンに復旧させる。一方、指示の受付を検出していない場合は、ステップS4に移行する。
【0054】
ステップS4では、表示装置32による表示をオフにした状態で、着信を検出する。着信を検出した場合は、ステップS5に移行し、記憶装置31に記憶された回線データを参照し、当該着信のあった回線について、画面復旧のデータ64に、表示装置32による表示をオフからオンに復旧させる旨設定されているか否かを調べる。一方、着信を検出していない場合は、ステップS3に戻る。
【0055】
ステップS5において、表示装置32による表示をオンに復旧させる旨設定されている場合、ステップS6に移行して、表示制御装置33を制御し、表示装置32による表示をオフからオンに復旧させる。一方、その旨設定されていない場合は、ステップS3に戻る。たとえば、図5において、回線0の回線データのみが、表示をオフからオンに復旧させる旨、画面復旧のデータ64に設定されており、その他の回線の回線データには、その旨、画面復旧のデータ64に設定されていない場合、表示装置32による表示をオフにした状態で、回線0に着信があった場合にのみ、表示をオフからオンに復旧させ、その他の回線に着信があった場合は、表示をオンに復旧させない。
【0056】
以上、本発明の一実施形態について説明した。
【0057】
本実施形態では、オフ状態にある表示を着信によりオンに復旧させる場合、当該着信のあった回線について、記憶装置4に記憶した当該回線の回線データに、表示をオフからオンに復旧させる旨設定されていることを条件としている。このようにすることで、たとえば、操作者にとって重要な顧客から着信があった場合にのみ、オフ状態にある表示をオンに復旧させることができるので、着信がある毎に表示画面がオンに復旧するのを防止することができる。これにより、表示画面の焼き付き防止や消費電力の低減効果をさらに向上させることができる。
【0058】
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
【0059】
たとえば、上記の実施形態において、表示装置32による表示をオフにした状態で、回線データの画面復旧のデータ64に、表示をオフからオンに復旧させる旨設定されている回線以外の回線に着信があった場合、すなわち、表示装置32による表示をオフからオンに復旧しない回線に着信があった場合、当該着信にかかわらず着信音を鳴らさないように通話系制御装置39を制御するようにしてもよい。
【0060】
また、上記の実施形態では、通信端末装置1として、表示装置32と入力装置35とが別々に設けられているものについて説明したが、たとえば、タッチセンサ付き液晶ディスプレイなど、表示装置32と入力装置35とが一体となって設けられているものでもよい。
【0061】
さらに、上記の実施形態では、ディーリング通話システムに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、内線通信端末が回線データを備えるものであれば、様々な通話システムに適用可能である。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、着信があった場合に、当該着信がたとえば自己の顧客など所望の顧客からのものである場合にのみ、オフ状態にある表示画面をオン状態に復旧させることができるので、表示画面の焼き付き防止や消費電力の低減効果を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用されたディーリング通話システムの概略構成図である。
【図2】通信端末装置1の概略外観図である。
【図3】通信端末装置1の表示装置32に表示される内容の一例を示した図である。
【図4】通信端末装置1の内部の構成を示す概略図である。
【図5】回線データのデータ構成を示す図である。
【図6】通信端末装置1にて行われる表示オン・オフ制御処理を説明するためのフロー図である。
【符号の説明】
1 通信端末装置
1a 盤面
2 回線制御装置
3 回線
4 管理装置
21 時分割スイッチ
22 中央処理装置
23、31 記憶装置
24 ライン回路
25 トランク回路
26 会議トランク回路
27 PB受信機
28 PCインターフェース回路
29 バス
30 主制御装置
32 表示装置
32a 回線キー表示部
32b オートダイヤルキー表示部
32c テンキー表示部
32d 機能キー表示部
32e 設定キー表示部
32f 解除キー表示部
32g 登録完了キー表示部
33 表示制御装置
34 機能キーパネル
35 入力装置
36 入力制御装置
37 通話回路
38 ラインインターフェース回路
39 通話系制御装置
40 右用ハンドセット
41 左用ハンドセット
42 マイク
43 スピーカ

Claims (3)

  1. 予め登録された複数回線の回線名称当該回線の着信の有無を表示する表示手段と、
    指示の入力を受け付ける入力手段と、
    通話、着信及び前記入力手段による指示の受付を含む所定のイベントが所定時間発生しなかった場合に、前記表示手段による表示をオフにする制御手段と、
    前記予め登録された複数回線各々について表示復旧を行うか否かの情報を記憶した記憶手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記表示手段による表示をオフにした状態の場合に、前記記憶手段に表示復旧を行う旨設定された回線に着信があったときは、前記表示手段による表示をオンに復旧させ、前記記憶手段に表示復旧を行う旨設定されていない回線に着信があったときは、前記表示手段による表示をオフに継続させることを特徴とする通信端末装置。
  2. 請求項1記載の通信端末装置であって、
    着信があったときに着信音を鳴らす着信音出力手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記表示手段による表示をオフにした状態で、前記記憶手段に表示復旧を行う旨設定された回線以外の回線に着信があった場合、当該着信にかかわらず着信音を鳴らさないように前記着信音出力手段を制御することを特徴とする通信端末装置。
  3. 請求項1または2記載の複数の通信端末装置と、
    前記複数の通信端末および回線間の接続を制御する回線制御装置と、を備えることを特徴とする通話システム。
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