JPH08106294A - 鳴動装置 - Google Patents

鳴動装置

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JPH08106294A
JPH08106294A JP26836294A JP26836294A JPH08106294A JP H08106294 A JPH08106294 A JP H08106294A JP 26836294 A JP26836294 A JP 26836294A JP 26836294 A JP26836294 A JP 26836294A JP H08106294 A JPH08106294 A JP H08106294A
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JP
Japan
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ringing
surrounding
noise level
volume
trigger
Prior art date
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Pending
Application number
JP26836294A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyasu Ito
博康 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩雑な設定操作を行うことなく、適正な鳴動
音量を得ることができる鳴動装置を提供することを目的
とする。 【構成】 周囲の雑音を測定する測定部と、前記測定部
で測定した雑音レベルを記憶する記憶部と、あるトリガ
で鳴動する鳴動部と、鳴動トリガが与えられたときに前
記記憶部によって記憶されている雑音レベルに応じて鳴
動音量を設定して鳴動させる制御部とを備えたことによ
り、周囲の雑音レベルに応じた鳴動音量が自動的に設定
され、周囲が静かなときには小さな音量で鳴動し、周囲
が騒がしいときには大きな音量で鳴動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、目覚し時計、電話、ま
たはファクシミリ装置をはじめとする各種通信装置等に
設けられ、所定のトリガによって鳴動する鳴動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の鳴動装置には、鳴動音量
を調節するためのボリュームを有するものが存在する。
【0003】ユーザは、周囲の雑音レベルを考慮しなが
ら、自分の好みに応じてこのボリュームを使用し鳴動音
量を調節している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に電話等の
場合、通常適切と思われる鳴動音量に設定しておいて
も、周囲が騒がしいときは鳴動が聞きづらかったり、逆
に夜静かな時にかかってくる電話の鳴動は大きく聞こえ
たりする。
【0005】また、昼間は鳴動音量を大きく設定してお
き、夜間は鳴動音量を小さく設定しておくこともできる
が、これを毎日行うことは大変煩わしい。
【0006】そこで、本発明は、煩雑な設定操作を行う
ことなく、適正な鳴動音量を得ることができる鳴動装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、周囲の雑音を
測定する測定手段と、前記測定手段で測定した雑音レベ
ルを記憶する記憶手段と、あるトリガで鳴動する鳴動手
段と、鳴動トリガが与えられたときに前記記憶手段によ
って記憶されている雑音レベルに応じて鳴動音量を設定
して鳴動させる制御手段とを備えたことにより、周囲の
雑音レベルに応じた鳴動音量が自動的に設定され、周囲
が静かなときには小さな音量で鳴動し、周囲が騒がしい
ときには大きな音量で鳴動するようにしたものである。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である電話装置の
構成を示すブロック図である。
【0009】マイクロプロセッサCPU10は、着信鳴
動のための各種演算、論理判断等を行い、コントロール
バスCB、アドレスバスAB、およびデータバスDBを
介して、それらのバスに接続された各構成要素を制御す
る。
【0010】コントロールバスCBは、CPU10の制
御の対象とする各構成要素のコントロール信号を転送す
る。アドレスバスABは、CPU10の制御の対象とす
る構成要素を指示するアドレス信号を転送する。データ
バスDBは、各構成要素相互間のデータの転送を行う。
【0011】ROM12は、読み出し専用の固定メモリ
であり、後述するCPU10による制御の手順等を記憶
させておくものである。RAM14は、書き込み可能の
ランダムアクセスメモリであり、各構成要素からの各種
データの一時記憶に用いる。周囲の雑音レベルはここに
記憶する。
【0012】操作部16は、ダイヤルキー等の他に、本
電話装置に対する各種機能を指示するための各種ファン
クションキーを備えている。表示部18は、LED、L
CD等を備え、本電話装置の各種状態を表示するもので
ある。NCU20は、網制御装置であり、通信回線と接
続される。
【0013】ハンドセット(送受話器)22は、通話を
行うための送受話器であり、オーディオコントローラ2
4は、本実施例において、周囲雑音の入力や鳴動の制御
を行う。マイクロフォン26は、本実施例において、周
囲雑音の入力を行うものであり、スピーカ28は、鳴動
を行うものである。
【0014】次に、図2は、周囲の雑音レベルを測定す
る処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、
電源が入っている間は常に行われているものとする。
【0015】まず、S2−1において、周囲の雑音レベ
ルを測定する時間間隔を計測するためのタイマT1 をリ
セットする。そして、S2−2において、呼出または通
話などで通信回線を接続中であれば、S2−1に戻る。
【0016】また、S2−2で接続中でなければ、S2
−3において、タイマT1 が経過したか否かの判別を行
い、経過していなければ、S2−2に戻る。
【0017】経過していれば、S2−4において、周囲
の雑音レベルを測定する。そして、S2−5において、
前記S2−4で測定した雑音レベルをRAM14に記憶
し、S2−1に戻る。
【0018】次に、図3は、着信をトリガとして起動さ
れる鳴動処理の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【0019】まず、S3−1において、S2−5でRA
M14に記憶した雑音レベルを読み出す。そして、S3
−2において、前記S3−1で読み出した雑音レベルに
応じて鳴動音量を設定する。
【0020】S3−3において、前記S3−2で設定し
た鳴動音量で鳴動を行う。そして、S3−4において、
回線が切断されたら本処理を終了する。
【0021】また、S3−4で回線が切断されなけれ
ば、S3−5において、オフフックされたら本処理を終
了し、オフフックされなかったらS3−3に戻る。
【0022】次に、S2−5で行われる雑音レベル記憶
処理と、S3−2で行われる鳴動音量設定処理とを詳細
に説明する。
【0023】まず、雑音レベルを記憶するときは、最新
の値のみを記憶しても良いし、複数、例えば10回分の
値を記憶しても良い。
【0024】また、鳴動音量を設定するときは、雑音レ
ベルと鳴動音量とを対応させる表を予め作成しておき、
これを参照して鳴動音量を設定することができる。図4
は、雑音レベルと鳴動音量との対応表の一例を示す説明
図である。
【0025】この表から、雑音レベルが25dB以下の
ときは、鳴動音量を「小」に、25dBを超え50dB
以下の時は「中」に、50dBを超えるときは「大」に
設定することができる。なお、雑音レベルが複数回分記
憶されているときは平均をとれば良い。
【0026】また、対応表ではなく、計算式を用いて
「鳴動音量=雑音レベル+10dB」といった設定にす
ることも可能である。
【0027】また、鳴動音量の設定モードとして、従来
からある手動によるユーザが設定できるモードを併設す
ることも可能である。例えば、図5に示すようなスイッ
チを装置本体に設け、「自動」に設定されているとき
は、周囲の雑音レベルに応じた鳴動音量が設定され、
「大」「中」「小」に設定されているときは、従来通
り、それぞれの鳴動音量に設定するようにできる。図5
に示すようなスイッチは、図1の操作部16に割り当て
られる。
【0028】さらに、上記実施例では、周囲の雑音レベ
ルを測定するときには、その雑音レベルを記憶しておく
だけで、着信による鳴動時に鳴動音量を設定する場合に
ついて述べたが、他の実施例として、周囲の雑音レベル
を測定するときに、予め鳴動音量を設定しておき、鳴動
時にはその音量で鳴動することも可能である。
【0029】本実施例を実現するために必要な構成は、
上記第1実施例の図1で説明した構成と同様であるの
で、ここでの説明は省略する。
【0030】図6は、本実施例において、周囲の雑音レ
ベルを測定する処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0031】まず、S6−1において、周囲の雑音レベ
ルを測定する時間間隔を計測するためのタイマT2 をリ
セットする。次に、S6−2において、呼出または通話
などで通信回線を接続中であれば、S6−1に戻る。
【0032】また、接続中でなければ、S6−3におい
て、タイマT2 が経過したか否かの判別を行い、経過し
ていなければ、S6−2に戻る。
【0033】また、経過していれば、S6−4におい
て、周囲の雑音レベルを測定する。そして、S6−5に
おいて、前記S6−4で測定した雑音レベルに応じて鳴
動音量を設定する。次に、S6−6において、前記S6
−5で設定した鳴動音量をRAM14に記憶し、S6−
1に戻る。
【0034】次に、図7は、本実施例において、着信を
トリガとして起動される鳴動処理の流れをに示すフロー
チャートである。
【0035】まず、S7−1において、S6−6でRA
M14に記憶した鳴動音量を読み出す。そして、S7−
2において、前記S7−1で読み出した鳴動音量で鳴動
を行う。
【0036】この後、S7−3において、回線が切断さ
れたら本処理を終了する。また、回線は切断されず、S
7−4において、オフフックされたら、本処理を終了す
る。また、オフフックされなければ、S7−2に戻っ
て、鳴動を続ける。
【0037】なお、上記実施例では、電話装置の場合に
ついて述べたが、本発明は、これに限定されず、ファク
シミリ装置等、着信をトリガとして鳴動を行う各種通信
装置においても有効である。
【0038】また、本発明は、指定時刻になったことを
トリガとして鳴動を行う目覚し時計等においても、トリ
ガの種類が変わるだけであり、同様に適用できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周囲の雑音レベルに応じた鳴動音量が自動的に設定さ
れ、周囲が静かなときには小さな音量で鳴動し、周囲が
騒がしいときには、大きな音量で鳴動するため、周囲が
騒がしくて鳴動が聞こえなかったり、静かなときに大き
な鳴動でびっくりさせられたりすることがなくなり、ま
たユーザが周囲の音の大きさを気にしながら、いちいち
鳴動音量を切り替える必要がなくなるといった効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例において、周囲の雑音レベルを測定
する処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】上記実施例において、着信をトリガとして起動
される鳴動処理の制御の流れを示すフローチャートであ
る。
【図4】上記実施例における雑音レベルと鳴動音量との
対応表の一例を示す説明図である。
【図5】上記実施例における鳴動音量モードの設定スイ
ッチを示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施例において、周囲の雑音レベ
ルを測定する処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】上記他の実施例において、着信をトリガとして
起動される鳴動処理の流れをに示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10…CPU、 12…ROM、 14…RAM、 16…操作部、 18…表示部、 20…NCU、 22…ハンドセット、 24…オーディオコントローラ、 26…マイクロフォン、 28…スピーカ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周囲の雑音を測定する測定手段と、前記
    測定手段で測定した雑音レベルを記憶する記憶手段と、
    所定の鳴動トリガに基づいて鳴動する鳴動手段と、鳴動
    トリガが与えられたときに前記記憶手段によって記憶さ
    れている雑音レベルに応じて鳴動音量を設定して鳴動さ
    せる制御手段とを備えたことを特徴とする鳴動装置。
  2. 【請求項2】 周囲の雑音を測定する測定手段と、所定
    の鳴動トリガに基づいて鳴動する鳴動手段と、前記測定
    手段で測定した雑音レベルに応じて鳴動時の鳴動音量を
    設定して記憶する記憶手段と、鳴動トリガが与えられた
    ときに前記記憶手段によって記憶されている鳴動音量で
    鳴動させる制御手段とを備えたことを特徴とする鳴動装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 計時を行う時計手段と、この時計手段に、ある時刻を設
    定する設定手段と、この設定手段による設定時刻になる
    と前記鳴動トリガを発生する手段とを有することを特徴
    とする鳴動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 回線からの着信を検出する着信検出手段と、前記着信検
    出手段の着信検出によって前記鳴動トリガを発生する手
    段とを有することを特徴とする鳴動装置。
JP26836294A 1994-10-06 1994-10-06 鳴動装置 Pending JPH08106294A (ja)

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JPH08106294A true JPH08106294A (ja) 1996-04-23

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ID=17457471

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2331429A (en) * 1997-11-12 1999-05-19 Mitel Corp Ambience-sensitive telephone alerting system

Cited By (1)

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