JP2002125017A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP2002125017A
JP2002125017A JP2001311144A JP2001311144A JP2002125017A JP 2002125017 A JP2002125017 A JP 2002125017A JP 2001311144 A JP2001311144 A JP 2001311144A JP 2001311144 A JP2001311144 A JP 2001311144A JP 2002125017 A JP2002125017 A JP 2002125017A
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call
dial
hand
display unit
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JP2001311144A
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Takanori Nishiyama
高徳 西山
Kazunori Yanagisawa
和典 柳澤
Sakae Itakura
栄 板倉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 それ自体が片手で把持されつつ、しかもその
手の指で、特に無線通話を行う上で必要とされる各種操
作を容易に行うこと。 【構成】 片手把持状態でその手の指から容易にアクセ
ス可として、通話の際には受信音音声量調節用として機
能し、非通話の際には各種機能を選択するものとして機
能する機能選択ダイヤル8が縦方向に回動自在として操
作を行い得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作性に優れた電
話機に係り、特に、電話機を把持した手の指で操作可能
な位置に各種機能選択用の機能選択手段を備えるなど、
片手把持状態における操作性に優れた電話機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】これまでの携帯用無線電話機(以下、単
に電話機と称す)では、送受信時に、例えば、それ自体
が衣服のポケット等より取り出された上、必要な操作が
行われ後は情報交換(具体的には音声による通話等)が
行われるようになっており、その後、相手側との情報交
換が終了した場合には、再びポケット等に収納されるも
のとなっている。ところで、これまでの電話機一般は無
線通話機能を始めとして、電子手帳機能等、多機能なも
のとして構成されており、必要とされる機能を実際に機
能せしめるためには、複雑な操作を所定順に行わなけれ
ばならないものとなっている。例えば、相手側を呼び出
して無線通話を行う場合を想定すれば、電話機自体はポ
ケット等から取り出され、必要とされる一連の呼出し操
作が行われた後は、通話可能状態となるべく必要に応じ
持ち変えられた上、それ自体が送受話器、あるいはハン
ドセットであるかの如く、口や耳付近に移動される必要
があるものとなっている。その際、受信音声の音量を必
要に応じ調整するには、通話は一旦中断された上、この
中断状態で音量調整用の釦が操作される必要があるもの
となっている。また、複数ある機能のうち、何れかを選
択する場合や、表示画面上に、予め記憶されている所望
の相手先電話番号を呼び出して表示する場合には、必要
な釦操作や画面表示の目視確認、所望のものが選択、あ
るいは表示された場合での確認釦操作等、各種の釦操作
が所定順に行われる必要があるものである。
【0003】なお、この種の機器に関するものとして
は、雑誌「DIME」(1991年10月17日、小学
館発行、頁82,83)に記載のもの(折り畳み式のも
のを含む)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これまでの
電話機一般では、特に無線通話が行われる際での片手操
作がある程度は配慮されているにしても、それ自体が片
手で把持されつつ、しかもその手の指で無線通話を行う
上で必要とされる各種操作を容易に行い得るものは少な
く、実際上、片手操作は困難となっているのが実情であ
る。
【0005】本発明の目的は、それ自体が片手で把持さ
れつつ、しかもその手の指で、特に通話を行う上で必要
とされる機能選択等の各種操作を容易に行い得る操作性
に優れた電話機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る電話機は、ユーザが片手で把持可能な
電話機において、前記電話機を把持した手の指で操作可
能な位置に配置され、通話の際には受信音音声量調節用
として機能し、非通話の際には予め記憶されている発信
先の検索用として機能する回転体と、非通話の際、前記
回転体を操作することにより検索された発信先を表示す
る表示部と、前記回転体を操作した指で操作可能な位置
に配置され、かつ、前記表示部に表示された前記発信先
に対して発信開始を指示する発信開始指示入力部と、前
記発信開始指示入力部に発信開始の指示が入力される
と、前記表示部に表示された前記発信先に発信を開始す
るよう制御する制御部と、通話相手先と通話を行うため
のマイクロフォンと、前記通話相手先からの音声を出力
する出力部と、を備えることを特徴としている。
【0007】また、本発明に係る電話機は、非通話の
際、予め記憶されている各種機能を前記回転体により選
択し、前記表示部に表示可能としたことを特徴としてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電話機の実施
形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0009】先ず本発明による電話機の使用状態での外
観について説明すれば、図1はその一例での外観斜視状
態を示したものである。図示のように、電話機本体がそ
の収納折り畳み状態からその折畳み状態が解除され、使
用状態におかれた場合での全体外観斜視状態が示された
ものとなっている。これによる場合、レシーバ部1と表
示部2はヒンジ5を介し自在に屈曲係合された上、これ
らはまた、収納折り畳み回動用のジョイント部3を介し
操作部4と係合されるべく構成されたものとなってい
る。さて、レシーバ部1の中央部にはレシーバ(受信音
声出力用スピーカ)6が具備された上、無線通話時にこ
れに耳が当てられることで、通話相手からの音声が聴取
され得るものである。その無線通話状態では、ヒンジ5
は図示の如くにくの字状に屈曲されることで、操作性や
使い勝手性が向上せしめられているものである。また、
ジョイント部3は電話機本体の折畳み収納状態から回動
展開された状態、即ち、使用状態を維持するとともに、
機能選択操作用のダイヤル8や、回動操作用機構および
プッシュボタン9が具備せしめられるものとなってい
る。更に、操作部4には情報の記憶/検索や入出力操作
用のセットボタン11や通話開始用の発信(再発信)ボタ
ン12、テンキー部13、通話終了用等の終了ボタン1
4が具備された上、その先端部にはマイクロフォン10
が内蔵されるようになっている。以上の構成により、ダ
イヤル8によって無線通話機能が選択された場合には、
恰も通常の電話機一般におけるハンドセットの如く、耳
にレシーバ6を当て、マイクロフォン10には口を接近
せしめた状態で、相手側との間で無線通話を行い得るも
のである。なお、表示部2中央部に具備されている液晶
表示画面7上にはキー入力された情報や、記憶されてい
る情報のうちから、必要な情報が呼び出し表示されるも
のとなっている。
【0010】図2はまた、片手(本例では左手)で把持
された状態でのその電話機の使用状態を示したものであ
る。電話機本体が折畳み収納状態にある場合に、ジョイ
ント部3の左右両端部を親指aと人指し指bで挾み持
ち、親指aでプッシュボタン9を押圧操作すれば、ジョ
イント部3を介し表示部2およびレシーバ部1が回動さ
れ、安定な使用状態に移行されるものとなっている。さ
て、電話機本体は基本的には親指球cと残り3つの指d
で把持されることから、親指aや人指し指bを電話機本
体より離しても、電話機本体が手から落下する、といっ
た不都合は生じないものである。したがって、そのよう
に電話機本体が把持されている状態では、液晶表示画面
7上での表示を確認しつつ、親指aでダイヤル8や操作
部4上の各種操作ボタンを操作し得るものである。
【0011】図3は無線通話状態にある電話機本体を外
面(背面)側よりみた使用斜視状態を示したものであ
る。図示のように、レシーバ6に耳が当てられ、マイク
ロフォン10には口を接近させた状態での電話機を、電
話機を把持している片手の背後よりみた状態として示し
たものである。図示のように、人指し指bはジョイント
部3の一端部より離され、その人指し指bによりダイヤ
ル8が操作されているが、このことは、ダイヤル8は内
面側からは親指aによって、その外面側からは人指し指
bによって操作可能であることを示唆したものとなって
いる。したがって、ダイヤル8が非無線通話状態では各
種機能(具体的には、送信/受信、電話番号、シークレ
ット、入力、出力、記憶、計算、時刻、リモコン、スケ
ジュール、コール(呼出し)、クリヤー、カレンダー、
辞書、地図、文字、数字等)を選択するための手段とし
て、また、無線通話状態では受信音声音量調整手段とし
て機能すべく、縦方向に回動自在として、且つ内外両面
からダイヤル操作可としてジョイント部3に具備されて
いる場合には、無線通話状態での受信音声の音量調整が
通話を中断することなく行い得るものである。
【0012】図4は電話機が片手で把持されている状態
での片手操作方法を示したものである。図示のように、
電話機本体は操作部4のその左右両側端が親指球cと3
つの指dで挾持された状態で、親指aがプッシュボタン
9を押圧操作すれば、それまで折り畳み収納状態にあっ
た本電話機本体は、レシーバ部1および表示部2はジョ
イント部3を介し回動されることで、安定な使用状態に
移行されるものとなっている。この使用状態で、例えば
無線通話が行われるものとしてその操作を説明すれば、
先ずダイヤル8が親指位置fで操作されれば、液晶表示
画面7には予め入力記録されている氏名とその電話番号
が検索表示されるものとなっている。その後、相手先電
話番号を確認し親指位置gでセットボタン11を押圧操
作した上、親指位置hで発信(再発信)ボタン12を操作
すれば、公知の技術により無線通話が開始されるものと
なっている。やがて、無線通話が終了すると、親指位置
iで終了ボタン14が押圧操作されることで、無線通話
に必要とされる一連の操作は完了されるものである。即
ち、液晶表示画面7の視認とダイヤル8や発信(再発信)
ボタン12、終了ボタン14に対する親指aの操作運動
域範囲は、図に示す破線A,Bで囲まれている範囲とさ
れ、その範囲内では親指aは必要な操作を容易に行い得
るものであり、その範囲は、とりもなおさず親指aの生
体指骨構成の付け根を中心とした間接eでの複合した回
転や回動、進退屈曲運動による範囲でもある。したがっ
て、破線A,Bで囲まれている範囲に、無線通話を行う
上で必要とされるダイヤル8や各種ボタンが配置される
場合には、片手操作でそれらダイヤル8や各種ボタンが
操作され得、片手操作性が向上され得るものである。
【0013】図5は本発明に係るジョイント部3の一例
での部分断面を示したものである。これによる場合、ジ
ョイント部3を構成しているケース15とボタン軸19
は操作部4に固定されており、ケース15の中心端面部
に形成されているボス軸16には回動自在に中空フラン
ジ18が係合されるものとなっている。ボタン軸19に
形成されているスリーブ軸22にも回動自在にスリーブ
フランジ20が係合されるものとなっている。回動自在
な中空フランジ18とスリーブフランジ20はシャシ1
7で固定されており、シャシ17は表示部2の内部で安
定に固着されようになっている。したがって、操作部4
と表示部2はジョイント部3を介し相互に折畳み可とし
て自在に係合されているものである。
【0014】また、ボタン軸19の端面からはプッシュ
ボタン9が進退自在に挿入されるが、プッシュボタン9
に形成されているシャンク23はスリーブ軸22内側に
摺動可能に嵌合係合されるものとなっている。そのシャ
ンク23にはまた、ストッパーピース24が具備された
上、スリーブ軸22とスリーブフランジ20の端面に形
成された切欠き25、26各々に係合されるようになっ
ている。これにより、スリーブフランジ20の回動は停
止され、したがって、表示部2の回動も安定に停止安定
され得るものである。なお、スリーブ軸22の切欠き2
6はプッシュボタン9の軸方向の最大ストロークに対し
てもストッパーピース24が係合を解除することはな
い。それに対し、スリーブフランジ20の切欠き25は
係合が解除され自由に回動し得るものである。このスリ
ーブフランジ20の切欠き25は電話機が使用状態にあ
る場合での開位置と、収納折畳み状態にある場合での収
納位置(図示せず)とに形成されているものである。
【0015】更に、ケース15内部にはねじりコイルバ
ネ21が具備されており、その一端はケース15に結合
固定され、他端はケース15より突出されて中空フラン
ジ18に形成されたバネ穴に係合されている。これによ
り、プッシュボタン9が押圧操作されれば、ストッパー
ピース24が収納時切欠き25(図示せず)での停止を開
放し、ねじりコイルバネ21の弾性力が開放される結
果、中空フランジ18が回動され、したがって、レシー
バ部1および表示部2が回動され使用状態に至らしめら
れるものである。その使用状態での組込結合でも、ねじ
りコイルバネ21にはまだ残留弾性力が残されているこ
とから、引続き開方向への回動力が与えられたものとな
っている。このことは、電話機が使用状態にある場合で
の不要ながたつきがその回動力により防止されているこ
とを示唆している。
【0016】更に、ダイヤル8が係合されているダイヤ
ル軸28がその機械的位置読取り上、その軸方向に移動
可とされる場合には、シャンク23の端面がストッパと
してのストロークの停止位置となり、シャンク23とシ
ャフト27との圧入結合は、ダイヤル軸28に作用する
操作力程度では解除されないものとなっている。ダイヤ
ル軸28とシャフト27は同一軸上で軸方向スライドと
その軸周りに回動可とされているが、シャフト27はダ
イヤル軸28内部で摺動、且つ回動自在な状態として支
持された上、その他端はジョイスティック29に至らし
められるものとなっている。そのジョイスティック29
内にはシャフト27に連動する電源スイッチ(図示せ
ず)が具備されており、外部よりプッシュボタン9が操
作されることによって、電話機が収納折畳み状態から使
用状態へと移行せしめられるとともに、電話機には電源
が投入され得るものである。また、ジョイスティック2
9内部にはボリューム(受信音声音量調整用等)やセン
サ(機能選択用等)が具備された上、ダイヤル軸28の
動きに応じて感応動作せしめられるものとなっている。
ダイヤル軸28はジョイント部3の中央付近まで延ばさ
れた上、先端部分にダイヤル8が圧入固定されている
が、ダイヤル8は他の部品に接触することなく円滑に軸
方向でのスライド、その軸周りでの回動が可能とされて
いるものである。また、ジョイスティック29内部のセ
ンサは操作部4の各種の機能ボタンの操作によっても、
必要な機能が切替えにより選択されるものとなってい
る。このようにして選択された機能はコードEを介し表
示処理回路(図示せず)に至らしめられた上、その機能が
実行される上で必要とされる各種表示が行われるもので
ある。なお、本例でのダイヤル8はカーソル位置制御用
としても機能するが、ダイヤル8とは別にその近傍にカ
ーソル位置制御専用ダイヤルを具備せしめるようにして
もよいものである。
【0017】図6はまた、ジョイント部3やレシーバ部
1および表示部2を含む部分断面を示したものである。
図示のように、操作部4に固定されたジョイント部3の
一部としての摺動リング30に沿って表示部2が回動可
とされているが、その表示部2の内部には細いスライド
ピン31の一端が摺動リング30に絶えず押しつけられ
るべく状態で組み込まれたものとなっている。そのスラ
イドピン31の他端はまた、表示部2、レシーバ部1間
を屈曲可能としたヒンジ5に連動するヒンジピース32
に回動自在に系合されたものとなっている。そのヒンジ
ピース32には伸縮可能なバネ33が固定され他端はレ
シーバ部1内部に形成されたバネ座34に固定されるよ
うになっている。電話機の使用状態では、図示の如く
に、レシーバ部1はバネ33の作用により実線表示の屈
曲位置で安定しているが、レシーバ部1に対し不要な力
が作用した場合には、レシーバ部1は破線表示の如くに
回動されることで、電話機自体が保護されるばかりか、
無線通話状態では、レシーバ部1は耳に弾力性を以て接
触されることから、接触状態良好にして受信音声を聴取
し得るものである。また、電話機の収納折り畳み状態時
には、ジョイント部3に介し破線表示の如くに、レシー
バ部1と表示部2は折畳まれるが、その際、スライドピ
ン31が摺動リング30の電話機収納位置に形成されて
いる切欠き35に係合されるから、安定した状態でレシ
ーバ部1と表示部2は折畳まれるものとなっている。そ
の折畳の際には、スライドピン31に連動したヒンジピ
ース32が表示部2内部に引き込まれ、したがって、そ
れまで表示部2に対し屈曲状態にあったレシーバ部1
は、表示部2に沿うべく直線状に伸ばされた状態で折畳
まれるものとなっている。
【0018】図7は同じく電話機が収納折り畳み状態に
ある場合での部分断面斜視状態を示したものである。図
示のように、収納折畳み状態では、ジョイント部(摺動
リング30と同等)3の外周の一部に形成されている切
欠き35には、表示部2内部に組み込まれているスライ
ドピン31が係合されることで、収納折畳み状態は安定
化されたものとなっている。この収納折畳み状態で、プ
ッシュボタン9が操作されれば、使用状態に移行すべく
レシーバ部1および表示部2は回動され、スライドピン
31は切欠き35よりスライド離脱されることで、レシ
ーバ部1は表示部2に対し屈曲した状態におかれるもの
である。
【0019】最後に、ダイヤル8によるカーソル位置制
御について説明すれば、図8はその際でのダイヤル操作
方法を示したものである。図示のように、ジョイント部
3に具備されているダイヤル8は液晶表示7画面上での
着目表示位置、即ち、カーソル37位置を更新するのに
用いられており、その更新の際には、親指aがダイヤル
8上の任意位置jに接触せしめられた状態で、親指aが
A矢視の左右方向か、B矢視の上下方向に任意に操作さ
れるものとなっている。即ち、ダイヤル8が自由状態に
ある場合には、ダイヤル8は左右方向にそれぞれ同一大
きさのクリアランス36b,36aを維持して安定して
いるが、A矢視方向への親指aによる操作は、それらク
リアランス36a,36bの大きさを変更するもので、
この変更はジョイスティック29内のセンサによって感
知されることで、例えばダイヤル8が右方向へ操作され
れば、液晶表示画面7上でカーソル37は右方向位置に
移動されるものである。親指aをダイヤル8より開放す
れば、ダイヤル8は自動的に中央位置に復元されるもの
である。また、ダイヤル8の親指aによる上下方向操作
はダイヤル8を上下方向に回転せしめるが、その際での
回転方向および回転量はジョイスティック29内のボリ
ューム、あるいはセンサによって感知されることで、カ
ーソル37は液晶表示画面7上で上下方向に移動可とさ
れているものである。ダイヤル8とは別にその近傍にカ
ーソル位置制御専用ダイヤルが具備せしめられている場
合には、そのカーソル位置制御専用ダイヤルが同様に操
作されることで、カーソル37の位置が制御され得るも
のである。
【0020】したがって、例えば液晶表示画面7上に必
要な文字や数字、記号等を全て表示せしめた状態で、カ
ーソル37を所望の位置に順次移動せしめるようにすれ
ば、移動位置での文字等が入力対象として順次選択され
た上、入力処理され得るものである。また、例えばカー
ソル37を所望文字位置に移動させた状態で、操作部4
上でセットボタン11が操作される場合には、液晶表示
画面7上段には、例えば氏名および電話番号の部分覧が
表示され得るものである。これまでにあっては、専ら必
要回数に亘るテンキー操作によって所望の文字列等が組
立てられる、といった具合に、煩雑、且つ複雑で、しか
も操作回数が多いキー処理が要されていたが、以上の如
くに表示処理等が行われる場合は、そのような不具合は
軽減化され得るものである。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る電
話機は、それ自体が片手で把持されつつ、しかもその手
の指で、特に無線通話を行う上で必要とされる各種操作
が容易に行われ得るものとなっており、操作性に優れて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による電話機の一例での外観斜
視状態を示す図。
【図2】図2は、片手で把持された状態でのその電話機
の使用状態を示す図。
【図3】図3は、無線通話状態にあるその電話機を外面
(背面)側よりみた使用斜視状態を示す図。
【図4】図4は、その電話機が片手で把持されている状
態での片手操作方法を説明するための図。
【図5】図5は、本発明に係るジョイント部の部分断面
を示す図。
【図6】図6は、そのジョイント部やレシーバ部および
表示部を含む部分断面を示す図。
【図7】図7は、同じく電話機が収納折り畳み状態にあ
る場合での部分断面斜視状態を示す図。
【図8】図8は、本発明に係るダイヤル操作によるカー
ソル位置制御方法を示す図。
【符号の説明】
1…レシーバ部、2…表示部、3…ジョイント部、4…
操作部、5…ヒンジ、6…レシーバ、7…液晶表示画
面、8…ダイヤル、9…プッシュボタン、10…マイク
ロフォン、11…セットボタン、12…発信(再発信)ボ
タン、13…テンキー部、14…終了ボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板倉 栄 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 Fターム(参考) 5K023 AA07 BB11 DD08 GG03 5K067 BB04 EE02 FF07 FF23 KK17

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが片手で把持可能な電話機におい
    て、 前記電話機を把持した手の指で操作可能な位置に配置さ
    れ、通話の際には受信音音声量調節用として機能し、非
    通話の際には予め記憶されている発信先の検索用として
    機能する回転体と、 非通話の際、前記回転体を操作することにより検索され
    た発信先を表示する表示部と、 前記回転体を操作した指で操作可能な位置に配置され、
    かつ、前記表示部に表示された前記発信先に対して発信
    開始を指示する発信開始指示入力部と、 前記発信開始指示入力部に発信開始の指示が入力される
    と、前記表示部に表示された前記発信先に発信を開始す
    るよう制御する制御部と、 通話相手先と通話を行うためのマイクロフォンと、 前記通話相手先からの音声を出力する出力部と、を備え
    ることを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 非通話の際、予め記憶されている各種機
    能を前記回転体により選択し、前記表示部に表示可能と
    したことを特徴とする請求項1記載の電話機。
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