JPH03268075A - 表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　　　要］ パックドピクセル形式の表示データにより表示を行う表
示装置に関し、 パックドピクセル形式の表示データへの変換をハードウ
ェアで行うことにより、描画速度を向上させることを目
的とし、 １画素の表示色を複数ビットで表したパックドピクセル
形式の表示データに基づいて表示を行う表示装置におい
て、画像のパターンデータを記憶するパターンレジスタ
と、該パターンのパターン色データを記憶するパターン
色レジスタと、画像の背景色データを記憶する背景色レ
ジスタと、前記パターン色レジスタのパターン色データ
と背景色レジスタの背景色データとの何れか一方を、前
記パターンレジスタのパターンデータに従って選択し、
選択したデータをパックドピクセル形式の表示データと
して出力するセレクタとを備えるように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、パックドピクセル形式の表示データにより表
示を行う表示装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、画像の表示形式としてブレーン形式と呼ばれるも
のが知られている。これは１画面の画像の各画素にメモ
リアドレスを１対１に対応させて画像データを記憶させ
るものである。プレーン形式においては、白黒画像の場
合には１枚のブレーン（画像を記憶したメモリ）で１画
面を表示することができるが、カラー画像の場合には１
画素を表すのに複数ビットが必要となるので、複数のブ
レーンを設ける必要がある。また、カラー画像を表示す
る場合には、それら複数のブレーンの画像データを合成
する必要がある。

一方、パックドピクセル形式と呼ばれる表示形式があり
、この表示形式では１画面に１つのメモリエリアを対応
させ、１画素（ピクセル）をその表示色に相当するビッ
ト数分のデータで表している。

第５図は、パックドピクセル形式の表示を行う従来の表
示装置の構成図である。

同図において、処理部１１は描画処理プログラム等を記
憶している主メモリ１２と、それらのプロプラムを実行
するＣＰＵ１３とで構成されている。表示メモリ部１４
は、処理部１１において作成されるパックドピクセル形
式の表示データを記憶するメモリである。表示部１５は
、これらの表示データをビデオ信号に変換して表示する
。

次に、上記表示装置において、例えば８×８ビツトの文
字を描画する場合の描画処理内容を、第５図を用いて説
明する。

先ず、処理部１１は、例えば文字のイメージパターンデ
ータとしてｒｌｏｏｌｌｏｌｏｒ　、文字色データとし
てｒｌｌｏｌＪ、背景色データとしてｒ　０００１　Ｊ
をそれぞれ用意する。次に、文字のイメージパターンの
１ピクセル毎に色データを割り当てる。例えば、イメー
ジパターンデータが「０」のピクセルには、背景色デー
タのｒｏｏｏｌＪを割り当て、イメージパターンデータ
が「ｌ」のピクセルには、文字色データのｒｌｌｏｌＪ
を割り当て、パックドピクセル形式の表示データに変換
する。

［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来の表示装置では、表示しようとする画像を
ピクセル単位で色データに展開する処理をソフトウェア
で行っていた。その為、１画面のデータをパックドピク
セル形式の表示データに変換するまでに一定の処理時間
を要し、高速な描画を行うことができなった。

本発明は、パックドピクセル形式の表示データへの変換
をハードウェアで行うことにより、描画速度を向上させ
ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は、本発明の原理説明図である。

同図において、パターンレジスタ１は、画像のパターン
データを記憶し、パターン色レジスタ２はパターンのパ
ターン色データを記憶する。

また、背景色レジスタ３は、画像の背景色データを記憶
する。

セレクタ４は、パターン色レジスタ２がらのパターン色
データと、背景色レジスフ３からの背景色データとの何
れか一方を、パターンレジスタＩからのパターンデータ
に従って選択し、選択したデータを１画素の表示色を複
数ビットで表したパックドピクセル形式の表示データと
して出力する。

〔作　　　用〕

画像のパターンデータ、パターンの色データ、画像の背
景色データから、パックドピクセル形式のデータへの変
換をハードウェアにより行うことにより、データ変換に
要する時間を短縮し、描画速度を向上させることができ
る。

〔実　　施　　例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

第２図は、本発明の一実施例の表示装置の構成図である
。

同図において、処理部２１は描画処理プログラム等を記
憶している主メモリ２３と、それら処理プログラムに従
って回路各部を制御するＣＰＵ２２とで構成されている
。

データ変換回路２４は、処理部２１から与えられる文字
パターンデータと、文字色データと、背景色データから
パックドピクセル形式のデータへの変換等を行う回路で
あり、変換したデータを表示メモリ部２５に書き込む。

この表示メモリ部２５に書き込まれたパックドピクセル
形式のデータは、表示部２６によりビデオ信号に変換さ
れて画像データとしてデイスプレィ等に表示される。

次に、第３図及び第４図は、上記データ変換回路２４の
ブロック図である。第３図は、パックドピクセル形式の
データの書き込みに関わる回路を示しており、第４図は
読み出しに関わる回路を示している。

以下の説明では、文字パターンデータを１ビクセル当た
り４ビツト、１パターン当たり８ビツト構成のパックド
ピクセル形式の表示データに変換する場合について述べ
る。

先ず、第３図において、処理部２１から出力される８ビ
ツトの文字パターンデータは、８ビツトのパターンレジ
スタ２７に記憶され、４ビツトの文字色データ及び４ビ
ツトの背景色データは、４ビツトのパターン色レジスタ
２８及び４ビツトの背景色レジスタ２９にそれぞれ記憶
される。

文字パターンデータのビット数に対応して設けられてい
る８個のセレクタ３０〜３７のそれぞれのへ入力端子に
は、パターンレジスタ２７がらの文字色データが入力し
、Ｂ入力端子には、背景色レジスタ２９からの背景色デ
ータが入力している。

これら各セレクタ３０〜３８のＳ端子（制御端子）には
、パターンレジスタ２７からの８ビツトの文字パターン
データの内の１ビツトのデータがそれぞれ入力している
。

これらのセレクタ３０〜３７は、例えば文字パターンデ
ータとして「１」がＳ端子に与えられたときには、Ａ入
力端子に入力するパターン色データを選択してＹ端子か
ら表示メモリ部２５に出力し、文字パターンデータとし
て「０」が与えられたときには、Ｂ入力端子に入力する
背景色データを選択して表示メモリ部２５に出力する。

すなわち、上記のデータ変換回路２４では、８ビツトの
文字パターンデータの各々のビットに対し、４ビツトの
パターン色データまたは４ピットノ背景色データを割り
当てることにより、１ピクセルを４ビツトのカラー情報
で表したパックドピクセル形式の表示データに変換して
いる。これにより、表示メモリ部２５には、８ビツトの
文字パターン情報が８Ｘ４＝３２ビツトのパックドピク
セル形式の表示データに変換されて記憶される。

次に、表示メモリ部２５にパックドピクセル形式で記憶
されているの表示データの中から、特定の色のパターン
を読み出す際の動作を、第４図を参照して説明する。

４ビツトの比較色レジスタ３８は、抽出すべきパターン
の色（比較色）データを記憶するレジスタであり、処理
部２１により比較色データの書き込みが行われる。

文字パターンデータのビット数に対応して設けられてい
る８個の比較器３９〜４６は、表示メモリ部２５から読
み出される表示データと、比較色レジスタ３８からの比
較色データとを比較して、一致する色のパターンを抽出
する回路である。８個の比較器３９〜４６のそれぞれの
へ入力端子には、表示メモリ部２５から読み出される１
ビクセル当たり４ビツトの表示データが入力し、Ｂ入力
端子には比較色レジスタ３８からの比較色データが入力
する。

今、処理部２１により比較色レジスタ３８に特定の色デ
ータが書き込まれると、８個の比較器３９〜４６により
、比較色レジスタ３８の比較色データと表示メモリ部２
５から読み出される表示データとの比較が行われる。そ
して、両者のデータが一致したときには、例えば「１」
のデータが対応する比較器から出力され、一致しなかっ
たときには、ｒ□、のデータが出力される。

これにより、比較色と同じ色のパターンが抽出され、１
画面の中で特定の色の部分を別の色に塗り替える際に必
要な特定色のパターンの抽出を、データ変換回路２４に
より高速で実現することができる。

以上のように上記実施例では、処理部２１からパターン
情報、色輝度情報（色データ、背景色データ）を与える
だけで、それらの情報のパックドピクセル形式のデータ
への変換、あるいはその逆の変換を瞬時に行うことがで
きる。従って、画像の描画、あるいは特定の色の塗り替
え処理などを高速で行うことができ、より高速な描画機
能を持つ表示装置を実現することができる。

尚、上記実施例では８×８ビツトの文字パターンを変換
する場合のデータ変換回路について述べたが、セレクタ
、比較器等のビット構成を処理するパターン情報及び色
輝度情報等のビット数に対応させれば、任意のビット数
の情報に対してデータ変換が可能である。

さらに実施例に述べた画像を表示するデイスプレィ装置
等に限らず、画像の印刷を行うカラープリンタ等にも本
発明は適用できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、パターン情報、色輝度情報からパック
ドピクセル形式のデータへの変換を、ハードウェアで行
うことにより、データ変換を短時間で終了させより高速
な描画を実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の原理説明図、 第２図は、本発明の実施例の表示装置の構成図、第３図
及び第４図は、データ変換回路部のブロック図、 第５図は、従来の表示装置の構成図、 第６図は、従来の文字の描画の説明図である。 １．２７・・・パターンレ、ジスタ、 ２．２８・・・パターン色レジスタ、 ３．２９・・・背景色レジスタ、 ４．３０〜３７・・・セレクタ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）１画素の表示色を複数ビットで表したパックドピク
   セル形式の表示データに基づいて表示を行う表示装置に
   おいて、 画像のパターンデータを記憶するパターンレジスタ（１
   ）と、 該パターンのパターン色データを記憶するパターン色レ
   ジスタ（２）と、 画像の背景色データを記憶する背景色レジスタと（３）
   、 前記パターン色レジスタ（２）のパターン色データと背
   景色レジスタ（３）の背景色データとの何れか一方を、
   前記パターンレジスタ（１）のパターンデータに従って
   選択し、選択したデータをパックドピクセル形式の表示
   データとして出力するセレクタ（４）とを備えることを
   特徴とする表示装置。 ２）抽出すべきパターンの色データを記憶する比較色レ
   ジスタ（３８）と、 該比較色レジスタ（３８）の色データと表示メモリに記
   憶されている表示データとを比較して、一致する表示色
   を有する画素からなるパターンを抽出する比較器（３９
   〜４６）とを備えることを特徴とする請求項１記載の表
   示装置。