JPH03267Y2 - - Google Patents

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JPH03267Y2
JPH03267Y2 JP7551987U JP7551987U JPH03267Y2 JP H03267 Y2 JPH03267 Y2 JP H03267Y2 JP 7551987 U JP7551987 U JP 7551987U JP 7551987 U JP7551987 U JP 7551987U JP H03267 Y2 JPH03267 Y2 JP H03267Y2
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JP
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metal
opening
lift arm
ring
opening ring
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JP7551987U
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は金属缶に内装した防錆用合成樹脂袋
の開口リングを同開口リング外周側面に周設した
凹状溝を介して金属缶開口縁に係合させる金属缶
開口縁への開口リング係合装置に関し、その目的
は係る係合作業を手作業を要することなく自動化
することにある。
(考案の背景) 一斗缶に代表される金属缶は各種液体、流動体
の貯蔵、運搬に用いられているが、界面活性剤
等、金属腐食を助長するものを収容する場合には
第3図に示す缶が用いられている。
この缶は金属缶aに防錆用合成樹脂袋bを内装
したものであり、この合成樹脂袋bには開口リン
グcが付設され、この開口リングcを同開口リン
グc外周側面に周設した凹状溝dを介して金属缶
aの開口縁eに係合させている。
(従来技術及びその問題点) 従来、このような金属缶aの開口縁eに開口リ
ングcの凹状溝dを係合させるには、金属缶a内
に位置した開口リングcを開口fから差し込んだ
指で引き上げるという手作業による他なく、作業
能率が悪かつた。
(問題を解決するための手段) この考案では金属缶に内装した防錆用合成樹脂
袋の開口リングを同開口リング外周側面に周設し
た凹状溝を介して金属缶開口縁に係合させる金属
缶開口縁への開口リング係合装置であつて、金属
缶を搬送する搬送台に金属缶を所定作業位置で固
定する位置決め装置が配設され、かつ搬送台の上
方に昇降架台が架設され、この昇降架台の下面か
ら回転軸が垂設され、この回転軸先端に前記昇降
架台の昇降を介して前記開口リング内を出入する
リフトアームが連設され、このリフトアームの先
端部に同リフトアームの引上げ作動を介して前記
開口リングを下方から持上げるリフトローラが軸
支されてなる金属缶開口縁への開口リング係合装
置を提供することにより上記問題点を悉く解決す
る。
(実施例) この考案の実施例を図面にもとづいて説明す
る。第1図乃至第2図はこの考案の一実施例に係
る金属缶開口縁への開口リング係合装置を説明す
る図で、図中1は係合装置を示す。
この係合装置1は前記した第3図の金属缶aに
内装した防錆用合成樹脂袋bの開口リングcを同
開口リングc外周側面に周設した凹状溝dを介し
て金属缶aの開口縁eに係合させるものであつ
て、金属缶aを搬送する搬送台2を有している。
搬送台2には多数の搬送ローラ3が駆動可能に
架設されている。
搬送台2には金属缶aを所定作業位置4で固定
する位置決め装置5が配設されている。
位置決め装置5は所定作業位置4の搬送終端で
金属缶aの搬出を停止させる搬出ストツパー6
と、同所定作業位置4の搬送始端で後続の金属缶
aの搬入を停止させる搬入ストツパー7と、搬送
台2の側方で搬送方向に沿つて配設された側方ス
トツパープレート8と、同プレート8に金属缶a
を挾圧固定するプツシヤープレート9とから構成
されている。
所定作業位置4には3個の金属缶aが搬入され
るスペースが形成されており、最初の金属缶aの
搬入を感知した光電管10の感知信号を受けて搬
出ストツパー6が突出し、3個目の金属缶aの搬
入を感知した光電管10の感知信号を受けて搬入
ストツパー7が突出する。
搬送台2の上方にはワーク装置11が配設され
ており、このワーク装置11は昇降架台12を中
心に構成されている。
昇降架台12の下面には第1図Cに示すように
金属缶aを上方から押さえる押圧材13が架設さ
れるとともに回転軸14が垂設されている。
押圧材13の側方には金属缶aの開口f周囲を
押さえる押圧リング15が3個付設されており、
この押圧材13及び押圧リング15の下面には緩
衝用のゴム板16が貼着されている。
回転軸14は第1図Dに示すように昇降架台1
2に縦通されたボス17内に回転自在に軸受けさ
れた円筒状の回転ジヤケツト18と、この回転ジ
ヤケツト18内を摺動自在に昇降する昇降軸19
とを有している。
回転ジヤケツト18の上部には昇降架台12上
に載置された回転用アクチユエータ20からの連
動ベルト21を懸架するプーリー22が付設さ
れ、このプーリー22上に昇降用シリンダ23が
付設され、そのピストンロツド24先端に前記昇
降軸19が連結されている。
昇降軸19の先端には昇降架台12の昇降を介
して前記開口リングc内を出入するリフトアーム
25が枢軸26を介して連設されている。
リフトアーム25先端部にはリフトアーム25
の引上げ作動を介して前記開口リングcを下方か
ら持上げるリフトローラ27が軸支されている。
リフトアーム25の中途部にはカムローラ28
が軸支されるとともに、回転ジヤケツト18には
垂直面29下部に傾斜面30を有するカム面31
を形成したカム板32が垂設され、カムローラ2
8が回転ジヤケツト18に付設された板バネ33
の付勢を受けてカム面31に圧接されている。
このようなワーク装置11はシーケンス制御に
より前記位置決め装置5によつて3個の金属缶a
が所定作業位置4に固定されると、昇降架台12
が下降し、同状態で昇降用シリンダ23の作動で
昇降軸19が上昇してカムローラ28がカム面3
1の傾斜面30から垂直面29に乗り上げること
によりリフトアーム25が引上げ作動し、同状態
で回転用アクチユエータ20が駆動して回転軸1
4とともにリフトアーム25が回転し、所要の回
転後に昇降用シリンダ23の作動で昇降軸19が
下降してカムローラ28がカム面31の垂直面2
9から傾斜面30に移動してリフトアーム25が
元の位置まで復帰し、同状態で昇降架台12が上
昇し、次いで搬出ストツパー6が解除されて所定
作業位置4から作業処理後の金属缶aが搬出され
る一方、搬入ストツパー7も解除されて後続の金
属缶aが所定作業位置4に新たに搬入され、再度
同様の作動が繰り返される。
この考案の一実施例に係る係合装置1の構成は
以上の通りであり、この係合装置1を使用するに
は次のようにして行う。
すなわち、前記した通り、位置決め装置により
金属缶aを所定作業位置4で固定するが、同状態
では第2図Aに示すように防錆用合成樹脂袋bの
開口リングcは金属缶aの開口f下方に位置して
おり、第2図Bに示すように昇降架台12を下降
させるとリフトアーム25が開口リングcから挿
入され、第2図Cに示すように同状態でリフトア
ーム25が昇降軸19とともに上昇されるとカム
ローラ28がカム面31の傾斜面30から垂直面
29に乗り上げてリフトアーム25が引上げ作動
され、リフトローラ27で開口リングcが引上げ
られて凹状溝dの一部が金属缶aの開口縁eに係
合し、同状態で第2図Dに示すように回転軸14
とともにリフトアーム25を一回転以上回転させ
ると開口リングcの下部に沿つて転動するリフト
ローラ27の押圧によつて開口リングcの凹状溝
dの全周が金属缶aの開口fに係合し、第2図A
に示すように同状態でリフトアーム25が昇降軸
19とともに下降されるとカムローラ28がカム
面31の垂直面29から傾斜面30に移動してリ
フトアーム25が元の位置に復帰し、同状態で昇
降架台12を上昇させるとリフトローラ27は開
口リングcを引掛けることなくリフトアーム25
とともに開口リングcから抜去される。
(考案の効果) この考案は金属缶に内装した防錆用合成樹脂袋
の開口リングを同開口リング外周側面に周設した
凹状溝を介して金属缶開口縁に係合させる金属缶
開口縁への開口リング係合装置であつて、金属缶
を搬送する搬送台に金属缶を所定作業位置で固定
する位置決め装置が配設され、かつ搬送台の上方
に昇降架台が架設され、この昇降架台の下面から
回転軸が垂設され、この回転軸先端に前記昇降架
台の昇降を介して前記開口リング内を出入するリ
フトアームが連設され、このリフトアームの先端
部に同リフトアームの引上げ作動を介して前記開
口リングを下方から持上げるリフトローラが軸支
されてなる金属缶開口縁への開口リング係合装置
であるから以下の効果を奏する。
すなわち、位置決め装置で金属缶を固定し、同
状態で昇降架台を下降させるとリフトアームが開
口リングから挿入され、同状態でリフトアームが
引上げ作動されるとリフトローラで開口リングが
持上げられて凹状溝の一部が金属缶の開口縁に係
合し、同状態で回転軸とともにリフトアームを1
回転以上回転させると開口リングの下部に沿つて
転動するリフトローラの押圧によつて開口リング
の凹状溝全周が金属缶の開口に係合し、同状態で
リフトアームを元の位置まで復帰させて昇降架台
を上昇させるとリフトローラは開口リングを引掛
けることなくリフトアームとともに開口リングか
ら抜去されるので、防錆用合成樹脂袋の開口リン
グを凹状溝を介して金属缶の開口縁に係合させる
作業を手作業を要することなく自動化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aはこの考案の一実施例に係る係合装置
の全体説明図、同図Bは同装置の搬送台の平面
図、同図Cは同装置のワーク装置の正面図、同図
Dは同装置のリフトアーム周囲の縦断面正面図、
第2図A乃至Dは同装置の使用状態説明図、第3
図はこの考案で処理を行う防錆用合成樹脂袋を内
装した金属缶の縦断面図である。 a……金属缶、b……防錆用合成樹脂袋、c…
…開口リング、d……凹状溝、e……開口縁、1
……係合装置、2……搬送台、4……所定作業位
置、5……位置決め装置、12……昇降架台、1
4……回転軸、25……リフトアーム、27……
リフトローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属缶に内装した防錆用合成樹脂袋の開口リン
    グを同開口リング外周側面に周設した凹状溝を介
    して金属缶開口縁に係合させる金属缶開口縁への
    開口リング係合装置であつて、金属缶を搬送する
    搬送台に金属缶を所定作業位置で固定する位置決
    め装置が配設され、かつ搬送台の上方に昇降架台
    が架設され、この昇降架台の下面から回転軸が垂
    設され、この回転軸先端に前記昇降架台の昇降を
    介して前記開口リング内を出入するリフトアーム
    が連設され、このリフトアームの先端部に同リフ
    トアームの引上げ作動を介して前記開口リングを
    下方から持上げるリフトローラが軸支されてなる
    金属缶開口縁への開口リング係合装置。
JP7551987U 1987-05-20 1987-05-20 Expired JPH03267Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7551987U JPH03267Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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JP7551987U JPH03267Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS63184641U JPS63184641U (ja) 1988-11-28
JPH03267Y2 true JPH03267Y2 (ja) 1991-01-08

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JP7551987U Expired JPH03267Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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JPS63184641U (ja) 1988-11-28

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