JPH03267306A - Ti粉末成形体の焼結方法 - Google Patents
Ti粉末成形体の焼結方法Info
- Publication number
- JPH03267306A JPH03267306A JP6698390A JP6698390A JPH03267306A JP H03267306 A JPH03267306 A JP H03267306A JP 6698390 A JP6698390 A JP 6698390A JP 6698390 A JP6698390 A JP 6698390A JP H03267306 A JPH03267306 A JP H03267306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintering
- oxygen
- carbon
- green compact
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005245 sintering Methods 0.000 title claims abstract description 19
- BPJYAXCTOHRFDQ-UHFFFAOYSA-L tetracopper;2,4,6-trioxido-1,3,5,2,4,6-trioxatriarsinane;diacetate Chemical compound [Cu+2].[Cu+2].[Cu+2].[Cu+2].CC([O-])=O.CC([O-])=O.[O-][As]1O[As]([O-])O[As]([O-])O1.[O-][As]1O[As]([O-])O[As]([O-])O1 BPJYAXCTOHRFDQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 title abstract 2
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 6
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- 229910002804 graphite Inorganic materials 0.000 claims abstract description 8
- 239000010439 graphite Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 6
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 14
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 17
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 abstract description 17
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 abstract description 17
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 abstract description 16
- MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N Zirconium dioxide Chemical compound O=[Zr]=O MCMNRKCIXSYSNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000008595 infiltration Effects 0.000 description 1
- 238000001764 infiltration Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、焼結中に炭素および酸素の汚染がないTi成
形体の焼結方法に関するものである。
形体の焼結方法に関するものである。
〈従来の技術〉
−・般に易酸化性の金属粉末あるいは易酸化性成分を含
む粉末成形体は、特開昭58−130248号公報、特
開昭64−8201号公報にみられるように、真空雰囲
気中で焼結されている。真空炉のヒーター源としては、
通常黒鉛、Moが用いられる。
む粉末成形体は、特開昭58−130248号公報、特
開昭64−8201号公報にみられるように、真空雰囲
気中で焼結されている。真空炉のヒーター源としては、
通常黒鉛、Moが用いられる。
しかし、黒鉛ヒーターはその経済性に優れるものの、T
i成形体を焼結する場合には、Tiが炭素との結合力が
強いため、焼結体中の炭素が増加し、靭性が極めて低下
することが知られている。
i成形体を焼結する場合には、Tiが炭素との結合力が
強いため、焼結体中の炭素が増加し、靭性が極めて低下
することが知られている。
また、Moを加熱源とする炉で焼結する場合には、炭素
量の増加は抑制されるものの、炉のコストが極めて高く
なり経済性の点で問題があった。
量の増加は抑制されるものの、炉のコストが極めて高く
なり経済性の点で問題があった。
さらにTi成形体を真空焼結する際には、酸素の汚染を
抑制するために、高真空が必要であった。
抑制するために、高真空が必要であった。
〈発明が解決しようとする課題〉
本発明は、前記問題点を解決した経済性に優れたTi成
形体の焼結方法を提供することを目的とするものである
。
形体の焼結方法を提供することを目的とするものである
。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は、黒鉛ヒーターを用いた真空加熱炉でTi粉末
成形体を焼結する際に、該T1粉末成形体をTi製の箱
の中に設置して焼結することを特徴とするTi粉末成形
体の焼結方法である。
成形体を焼結する際に、該T1粉末成形体をTi製の箱
の中に設置して焼結することを特徴とするTi粉末成形
体の焼結方法である。
〈作 用〉
本発明によれば、Ti成形体をTiの板で製造された箱
の内で焼結するので、成形体中への炭素の浸人を抑制す
ることができるようになった。したがって、Moヒータ
ーのような高価な材料を用いずに焼結が可能である。
の内で焼結するので、成形体中への炭素の浸人を抑制す
ることができるようになった。したがって、Moヒータ
ーのような高価な材料を用いずに焼結が可能である。
Tiは、炭素の固溶限が高いので、−旦Tiの箱で吸収
された炭素は、箱の中にある成形体へ拡大汚染すること
はない。また、同様に、Tiは酸素の固溶限も高いので
、通常、Tiの真空焼結で使用されている10−’To
rr程度までの高真空にしなくても、焼結体中の酸素の
増加が抑制できるという長所も合わせ持つ。
された炭素は、箱の中にある成形体へ拡大汚染すること
はない。また、同様に、Tiは酸素の固溶限も高いので
、通常、Tiの真空焼結で使用されている10−’To
rr程度までの高真空にしなくても、焼結体中の酸素の
増加が抑制できるという長所も合わせ持つ。
次に実施例に基づいて本発明をさらに詳細に説明する。
〈実施例〉
実施例1
表1に供試Ti粉の化学組成(酸素、炭素量)を示す、
この供試粉を6L/cdの圧力で11+sφ、高さ10
閣のタブレットに成形した。その後、黒鉛ヒーターを用
いた真空加熱炉で1300°C,100■餉の真空焼結
を行った。その際、Ti成形体を直接ジルコニアの板の
上に載せたもの、および厚み1.51Il+lのTi板
から作った直方体のTi製の箱にTi成形体を装着して
焼結したものの2条件で焼結した。なお、いずれも真空
度は2 Xl0−’Torrとした。
この供試粉を6L/cdの圧力で11+sφ、高さ10
閣のタブレットに成形した。その後、黒鉛ヒーターを用
いた真空加熱炉で1300°C,100■餉の真空焼結
を行った。その際、Ti成形体を直接ジルコニアの板の
上に載せたもの、および厚み1.51Il+lのTi板
から作った直方体のTi製の箱にTi成形体を装着して
焼結したものの2条件で焼結した。なお、いずれも真空
度は2 Xl0−’Torrとした。
これらの焼結体の炭素および酸素量の測定結果を表2に
示す。本発明によるTi製の箱を用いた焼結方法では、
供試粉に比較して炭素、酸素量の増加が殆ど認められな
い。
示す。本発明によるTi製の箱を用いた焼結方法では、
供試粉に比較して炭素、酸素量の増加が殆ど認められな
い。
実施例2
実施例1と同様に、表1に示したTi粉を11−一、高
さ10mのタブレットに成形し、真空度10−’、 5
X10−’、2X10−’、10−3.5 Xl0−’
Torrの雰囲気中で1300℃、100廟の焼結を施
した。その際、Ti製の箱の中に入れたもの、およびジ
ルコニアの板の上に直接数せたものを用意した。
さ10mのタブレットに成形し、真空度10−’、 5
X10−’、2X10−’、10−3.5 Xl0−’
Torrの雰囲気中で1300℃、100廟の焼結を施
した。その際、Ti製の箱の中に入れたもの、およびジ
ルコニアの板の上に直接数せたものを用意した。
以上の試験片について、酸素量を測定した結果を第1図
に示す9本発明によるTi製の箱を用いた方が、低真空
においても酸素量が低減されていることがわかる。
に示す9本発明によるTi製の箱を用いた方が、低真空
においても酸素量が低減されていることがわかる。
表1 供試Ti粉の化学組成
(重量%)
酸素量(%)
表2 真空焼結後の炭素、酸素量
(重量%)
(2X 10− ’Torr )
〈発明の効果〉
本発明は、T1成形体を黒鉛ヒーターを有する真空炉で
焼結する際に、Ti製の箱を用いることにより、焼結時
の炭素、酸素量の増加を抑制できることを可能にした。
焼結する際に、Ti製の箱を用いることにより、焼結時
の炭素、酸素量の増加を抑制できることを可能にした。
第1図は、焼結体の酸素量に及ぼす真空度の影響を示す
グラフである。
グラフである。
Claims (1)
- 黒鉛ヒーターを用いた真空加熱炉でTi粉末成形体を焼
結する際に、該Ti粉末成形体をTi製の箱の中に設置
して焼結することを特徴とするTi粉末成形体の焼結方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6698390A JPH03267306A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | Ti粉末成形体の焼結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6698390A JPH03267306A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | Ti粉末成形体の焼結方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03267306A true JPH03267306A (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=13331764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6698390A Pending JPH03267306A (ja) | 1990-03-19 | 1990-03-19 | Ti粉末成形体の焼結方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03267306A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021179011A (ja) * | 2015-07-06 | 2021-11-18 | サフラン・エアクラフト・エンジンズ | チタン合金粉末製のプリフォームを熱処理するための方法 |
-
1990
- 1990-03-19 JP JP6698390A patent/JPH03267306A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021179011A (ja) * | 2015-07-06 | 2021-11-18 | サフラン・エアクラフト・エンジンズ | チタン合金粉末製のプリフォームを熱処理するための方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009525359A5 (ja) | ||
CN105331939A (zh) | 一种含硅合金靶材及其制备方法 | |
JPS55154322A (en) | Manufacture of iron oxide | |
JPH03267306A (ja) | Ti粉末成形体の焼結方法 | |
JP2002030305A (ja) | チタン及びチタン合金を含む焼結体の製造方法 | |
JPS60186480A (ja) | プレス加工物の製造方法 | |
JPH0336782B2 (ja) | ||
JP2002526374A (ja) | 複合材料の製造方法およびこの複合材料の代表的材料 | |
JPS5852406A (ja) | 熱間静水圧プレス方法 | |
JPS5939769A (ja) | 窒化けい素の焼結方法 | |
Banerjee et al. | Mechanism of Carbon Absorption by Iron During Sintering of Iron—Graphite | |
JPH01116049A (ja) | クロムー酸化ジルコニウム複合焼結体及びその製造方法 | |
JPS63211707A (ja) | 焼結希土類磁石の製造方法 | |
JPH0678561B2 (ja) | スパッタリング・ターゲット用基板の製造方法 | |
JPH03174364A (ja) | 窒化珪素質焼結体 | |
JPH0811812B2 (ja) | 機械構造部品用焼結銅合金の製造方法 | |
JPS574341A (en) | Hot forging method of powder | |
JPS60246263A (ja) | 炭化珪素質焼結体 | |
JPH0480304A (ja) | 希土類金属焼結体の製造方法 | |
JPH0283270A (ja) | セラミックス成形体のガラスカプセルhip方法 | |
Kotyk et al. | Study of filled Ti 2 Ni-type phases with hafnium, tantalum, and tungsten | |
JPS55113862A (en) | Horseshoe | |
Kamiya et al. | Sintering behavior of ultra-fine powder compacts prepared by high pressure cold isostatic pressing | |
JPS63201067A (ja) | 二硼化金属系セラミックスの製造方法 | |
JPS6158865A (ja) | 高融点金属珪化物基焼結体の製造法 |