JPH03266752A - 可動突起付自動車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可動突起付自動車に関するものである。

〔従来の技術〕

走行中の自動車を減速又は停止させようとする場合、車
輪に制動をかけることによりタイヤと路面の間に摩擦力
を発生させる必要がある。前記手段は、乾いたアスファ
ルト路面では、有効であるが、凍結路面又は圧雪路面で
は、タイヤと路面の摩擦力が極端に減少する。従って、
凍結路及び圧電路では、チェーン又はスパイクタイヤを
装着し、該凍結路面又は圧雪路面に食い込むがあるいは
、引っ掻くかすることで制動力を高める必要が生じる６
しかし、チェーンは表面がなめらかなため、凍結路面を
引っ掻く力は羽い、またスパイクタイヤもスパイクビン
の食い込みが浅いためチェーンと同程度の制動力である
。前記スパイクタイヤもチェーンも、路面との接触面積
が広く、且つゴム（タイヤ）という柔らかい材料でチェ
ーンあるいはスパイクビンを路面に押し付けているため
、前記凍結路面又は圧雪路面への食い込みは、どうして
も浅くなってしまうため、路面への食い込みあるいは引
っ掻きによる強力な制動力は、高めにくいのが現実であ
る。従って車や人の脇道からの急な飛び出しを回避する
ことは、はとんどの状況で困難である。とは言っても現
状、急減速、急停止の場合を除けば、前記チェーンにし
てもにしてもスパイクタイヤにしても装着しやすくほど
ほどの制動効果もあり便利ではある。又現状実用可能な
ものは、前記チェーン又はスパイクタイヤしかないため
、急減速、急停止時の制動力が弱くても使わざるを得な
い。

【発明が解決しようとする課題〕

本発明は、自動車に従来より使用されているチェーン、
スパイクタイヤでは、得られない強力な制動力を確保し
、凍結路あるいは圧雪路のようなスリップしやすい路面
状態であっても、走行中の自動車を容易且つ速やかに減
速あるいは停止させることを可能とするものである。

〔課題を解決するための手段） 本発明は、自動車の適宜個所に取り付けられた可動突起
を強制的に路面へ押し付け、スリップしやすい路面状態
に於いても、走行中の該自動車を容易且つ速やかに減速
あるいは停止させることを可能とするものである。

〔発明の作用］ 本発明に於いて、自動車の適宜個所に取り付けられた可
動突起を強制的に押し付ける力と走行中の該自動車に生
じる進行方向の力により路面を可動突起で引っ掻くこと
により、スリップしやすい路面状態であっても走行中の
該自動車を、容易且つ速やかに、減速あるいは停止させ
ることができ〔実施例１ 第１図、第２図及び第３図は、本発明の一実施例を示す
もので第１図は本発明のブロック図であり、運転者が自
動車制動操作（ブレーキペダル（１）を踏む）を行うと
ポンプ（２）が作動し、油圧が高くなり、ブースターユ
ニット（３）へオイル（１１）が移動する。連動してブ
ースターユニット（３）へ移動したオイル（１１）によ
り該ブースターユニット（３）が作動し、ブースターユ
ニット（３）以前の油圧を数倍に上げて可動突起ユニッ
ト（５）及びブレーキユニット（６）を動作可能レベル
にする。数倍の油圧に上げられたオイル（１１）は、セ
レクター（４）でブレーキユニット（６）、あるいはブ
レーキユニット（６）と可動突起ユニット（５）併用か
選択され移動される。前記セレクター（４）の選択は、
セレクターＳＷ　（７）（７）ＯＮ−ＯＦＦで行わｔＬ
６．　セレクター５Ｗ（７）は、運転者の操作しやすい
個所に配置され（例えばハンドルのボス部）でいる、油
圧コントロールユニット〈８）は、前記セレクトＳＷ　
（７）の状態を取り込み、セレクター（４）の制御及び
、セレクター（４）での前記選択状態に関係なくブレー
キユニット（６）へ、運転者の自動車制動操作に応じた
常に一定した油圧がかかるように、ポンプ（２）での油
圧を制御している２第２図は、可動突起ユニット（５）
の構造を示したものである。構造は、従来の自動車用ブ
レーキに用いられているもので公知である。運転者が自
動車制動操作を行うとセレクター（４）を通過したオイ
ル（１１）は、シリンダー（９）内部へ入り、ピストン
（１２）を押し下げる。同時にスプリング（１３）が縮
む、押し下げられたピストン（１２）は、シリンダー（
９）から外へ移動し、該ピストン（１２）の円錐状の先
端（１５）が凍結路面又は圧雪路面に食い込み、自動車
走行方向の力で該路面を引っ掻く、シリンダー（９）は
、自動車シャーシ又はボディ（１４）底部の適宜個所に
ボルト（１６）等で固定されている。運転者が自動車制
動操作を解除するとシリンダー（９）内のスプリング（
１３）が伸びピストン（１２）をシリンダー（９）内へ
引き戻す、従って、シリンダー（９）内のオイル（１１
）は、シリンダー（９）からバイブ（１０）を介してセ
レクター（４）方向へ戻される。従って先端（１５）は
、路面から離れシリンダー（９）内へ収納される。

第３図は、シャーシ（ボディ）（１４）に取り付けられ
た本発明の可動突起自動車の動作時（ａ）と、非動作時
（ｂ）の状態である。

［他の実施例］ 本発明は、前記のほかに次のような実施が可能である。

第４図に示すように、車内の速やかに操作しやすい位置
（例えばハンドル部分）に取り付けられたスイッチ（２
１）の操作により、シリンダー（１９）周辺に取り付け
られたソレノイドビン（１８）が、ピストン上部に設け
られた穴（破Ｊ！ａｌｌ）より抜かれると縮んでいたス
プリング（１７）が伸び、ピストン（２０）が押されて
、シリンダー（１９）から地面に向かって押し出される
。

ピストン（２０）の一部には、歯車用の首が刻まれてい
る、シリンダー（１９）には、飛び出したピストン（２
ｏ）を収納する時使用するクランク棒（２３）を差し込
むクランク棒穴（２４〕が設けられている。クランク棒
（２３）の先端には、歯車が取り付けられていて、クラ
ンク棒穴（２４）にクランク棒（２３）を差し込んで、
前記ピストン（２０）の歯とクランク棒（２３）の歯が
かみ合い、クランク棒（２３）を回すことによりピスト
ン（２０）は、シリンダー（１９）内へ収納される。ピ
ストン上部が所定位置まで入ると、ソレノイドビン（１
８）が、ピストン上部に設けられた穴に入りロックされ
６．（２２）は、ソレノイド動作用電源である。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、強制的に円錐状のピスト
ン先端で、凍結路面又は圧雪路面を引っ掻くため制動力
は強力で、前記スパイクタイヤ、あるいはチェーン装着
時をはるかに上回る速さで急減速及び急停車を行える。

又、可動突起は出し入れが可能であるため緊急時使用し
た後、可動突起を収納し未装備車と同等に走行可能であ
る。さらに、運転車が操作する場合、操作方法が簡単で
あるため、速やかな操作が可能でまごつかない。

（例えば、人や車の脇道からの急な飛び出しも回避しや
すい、）可動部も構造が簡単であるため信頼性が高い等
多大の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第３図及び第４図は、本発明の一実施
例を示し、第１図はそのブロック図破線部分が本発明、
第２図はその構造図を示す６第３図はその自動車取付状
態での動作図であ番ハ　（ａ）が動作時、（ｂ）が非動
作時である。第４図は他の実施例である。 （１）・・・ブレーキペダル （２）・・・ポンプ （３）・・・ブースターユニット （４）・・・セレクター （５）・・・可動突起ユニット （６）・・・ブレーキユニット （７）・・・セレクト５Ｗ （８） （９） （１０） （１１） （１２） （１３） （１４） （ｌ　５） （ｌ　６） （１７） （１８） （１９） （２０） （２１） （２２） （２３） ・・・油圧コントロールユニッ ・・・シリンダー ・−・バイブ ・・・オイル ・・・ピストン ・・・スプリング ・・・シャーシ（ボディ） ・・・先端 ・・・ボルト ・・・スプリング ・・・ソレノイドビン ・・・シリンダー ・・・ピストン ・・・スイッチ ・・・ソレノイド動作用電源 ・・・クランク棒 ト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原動機、車体、梶取り装置、車輪、制動機等から成る自
   動車の適宜個所に可動突起を取り付けたことを特徴とす
   る可動突起付自動車。