JPH03265171A - イメージセンサ及び光電変換装置 - Google Patents

イメージセンサ及び光電変換装置

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JPH03265171A
JPH03265171A JP2064925A JP6492590A JPH03265171A JP H03265171 A JPH03265171 A JP H03265171A JP 2064925 A JP2064925 A JP 2064925A JP 6492590 A JP6492590 A JP 6492590A JP H03265171 A JPH03265171 A JP H03265171A
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JP
Japan
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electrode
image sensor
lower electrode
photodiode
diode
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Application number
JP2064925A
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English (en)
Inventor
Koichi Kitamura
公一 北村
Atsushi Kawasaki
川崎 篤
Shusuke Mimura
秀典 三村
Yasumitsu Ota
泰光 太田
Takashi Sawafuji
敬 澤藤
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/14643Photodiode arrays; MOS imagers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハンディ−スキャナーやファクシミリなどの
画像読取り手段として使用されるイメジセンサ及び光電
変換装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は代表的なイメージセンサの回路図であり、40
個の入力回路A1〜A、。、16個の出カ回B c +
〜C1い及び40個のセンサ素子のブロック81〜B4
゜からなる。第4図は第3図に示す一つのブロックB1
の実際の回路図であり、16個のホトダイオード21と
対応するブロッキングダイオード22のアノード同士を
バック・ツゥ・バックに結合してセンサ素子を構威し、
更にホトダイオード21のカソードを主走査方向に延び
る16本の導線L1〜LI6に接続しである。したがっ
て、ブロックB I−B a。に含まれるセンサ素子は
全体としてマトリックス状に接続される。
第3図に示すイメージセンサは以下のように動作する。
まず、ホトダイオード21は原稿からの反射光に応して
電荷を蓄積する。ここで、入力回路A、からブロッキン
グダイオード22に負のパルスが与えられるとブロッキ
ングダイオード22はオン状態になり、ブロックB1内
のホトダイオード21に蓄積された電荷を導線L1〜L
4を通して出力回路C1〜C+aに供給する。続いて入
力回路A2〜A4oから順番に負のパルスを与えると、
各ブロックB2〜B4゜内のブロッキングダイオード2
2がオン状態となり、ホトダイオードに蓄積された電荷
は順次出力回路C1〜CI6に供給される。このように
、ブロックB、からB4゜まで走査することによって1
ライン分の画像情報を読み込む。
第5図はガラス基板23上に形成された従来のセンサ素
子の平面図であり、−点鎖線Bの内部が第4図の一つの
ブロックに対応する。また第6図は第5図におけるCC
矢視断面図である。
ここでホトダイオード21及びブロッキングダイオード
22はアモルファスシリコン(a−3i)等の半導体に
よって下からpN、1層、nNの順にpin接合が形成
され、下部電極24によって両者のアノード同士が接続
される。ホトダイオード21の半導体層の上部には原稿
からの光を通すために透明導電膜25が形成され、その
後透明導電膜25及び導線り、〜LI6の一部を除いて
絶縁膜26で覆われる。この上に上部電極27を形成す
ることにより、ホトダイオード21と導線L1〜L、I
bとが接続される。更に必要に応してこの上に保護膜が
形成される。
このように共通の下部電極の上にホトダイオードとブロ
ッキングダイオードを形成したイメージセンサの例とし
ては、特公昭61−7242号(発明の名称「光電変換
装置」)がある。
電極として一般的に使用される金属はアルミニウム(A
I)であるが、AIはガラス基板との付着力が弱いとい
う問題がある。たとえばA1のガラス基板との付着力は
クロム(Cr)の場合の7分の1以下である(金属、藤
原著「薄膜」(#、華房)参照)。
更に、下部電極24には半導体層形成時における250
’C程度の高温においても半導体中に不純物として混入
することのない熱的に安定な金属を使用する必要がある
が、AIはこのような高温になると半導体中に拡散しや
すいという欠点がある。
また、下部電極24はその上に形成される半導体層との
間にオーミック接合が要求されるが、この意味でもAI
を下部電極24として使用することは好ましくない。か
かる点を考慮して、通常下部電極にはCr、モリブデン
(Mo) 、タンタル(Ta)MoTaなどの金属が使
用される。
Cr、 Mo、 TaはAIに比べて融点が非常に高い
。融点の高い金属は、第7図に示すように自己拡散の活
性化エネルギーが大きいことを意味する(須藤著「電極
及び電極関連材料」 (アイピーシ出版)参照)。この
ことからCr、 Mo、Ta等の高融点金属は旧よりも
耐熱性が高いことが理解される。
第8図は太陽電池の電極としてAIと高融点金属を使用
した場合の100°Cにおける効率の変化を調べた実験
結果である(大和田著、日経マイクロデバイス 198
6年 2月号)。同図に示すように、A1の効率は高融
点金属に比べて急速に低下するが、これはAIが半導体
中へ容易に拡散することによる。このことからも、AI
よりも高融点金属のほうがが下部電極として適している
といえる。
第6図に示すように導線り、〜L16もガラス基板23
上に直接形成されるので、下部電極24と同一工程にお
いて形成することができる。このためガラス基板23と
の付着力、及び製造工程の能率を考慮して、導線り、〜
L16には下部電極24と同し金属、すなわちCr等を
使用する。
したがって従来は、下部電極24及び導線り。
〜L16はCr等によって形威し、上部電極2’NまA
lによって形威していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、高融点金属を下部電極24又番よ導線L +
 −L +hなどの配線部分に使用する場合に番ま上述
の様な利点がある反面、高融点金属はAIに比べて電気
抵抗が高いという問題がある。たとえ【f、AIの単位
体積当りの電気抵抗がO′Cにおし)て2゜5Ωm、1
00’において3.55Ωmであるのに対し、Crの場
合には0° Cにおし)て12.7Ωm、100°Cに
おいて16.1Ωmである。このような高抵抗の金属を
イメージセンサの配線部分に使用すると、配線部分の時
定数が大きくなってイメージセンサの応答性が悪くなり
、読み取り速度が低下する。また、画像信号のピーク値
力< /J)さくなるために感度が低下し、センサのS
/N比が悪くなる。
第5図又は第6図に示す回路のうち、特Gこ導線L1〜
L16はマトリックス接続全体の電気抵抗を高める大き
な原因となっている。この理由は、下部電極24の副走
査方向の長さがせいぜいIIIIII程度であるのに対
し、導線り、〜L16の主走査方向の長さは、たとえば
へ6版用のイメージセンサの場合に約108mm、A4
版用のイメージセンサの場合に約216mmと、下部電
極24に比べて非常に長いことによる。
そこで、導線L I−L Ibの電気抵抗を小さくする
ために、これらの幅を大きくすることが考えられる。し
かし、i線り、〜LI6の幅を大きくすると、第5図に
示すように導wAL、等と上部電極27とが交差するク
ロスオーバ一部28の面積が導線の幅に比例して大きく
なり、この部分が大きな容量成分を持つ。このため、電
気的に関係のない上部電極27と導線との間におけるク
ロストークが増大し、MT F (Modulatio
n Transfer Function)が悪くなり
、得られる画像が劣化する。このため導線L+=I−+
iの幅を広げようとしても一定の制限がある。
導線り、〜L4の電気抵抗を小さくする別の手段として
は、これらの厚みを厚くすることが考えられる。しかし
、蒸着によって数千オングストローム程度の厚さに形威
されたCrをこれ以上厚くすると、内部応力が大きくな
って安定な薄膜が形威されないという事実がある。また
、厚いCrの薄膜が得られたとしても、それにともなっ
て第6図の下部電極24も厚くなるので下部電極24と
半導体層の合計の厚みも厚くなる。この結果、この上に
形威される絶縁膜26にはホトダイオード21及びブロ
ンキングダイオード22の外周近傍において大きな段差
ができ、この段差の角の部分にクランク(割れ目)が生
じ易くなる。
本発明は上記事情に基づいてなされたものであり、下部
電極としてガラス基板との付着力が強く熱的にも安定な
材料を使用し、かつ、配線部分全体の電気抵抗を小さく
抑えることにより、上記問題点を解決したイメージセン
サを提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記の目的を達成するための第1の発明は、ホトダイオ
ードとブロッキングダイオードのアノード同士(ハック
・ツウ・ハック)又はカソード同士(フロント・ツゥ・
フロント)を結合して得られるセンサ素子をマトリック
ス状に複数接続し、これらを所定の順序で駆動して原稿
の画像情報を読み取るイメージセンサにおいて、 同一基板上に分離して設けられた下部電極の一方の上に
前記ホトダイオードを、他方の下部電極の上にブロッキ
ングダイオードを形威し、上部電極によって前記ホトダ
イオードとブロッキングダイオードのアノード同士又は
カソード同士を結合して前記センサ素子を構成したこと
を特徴とするものである。
前記の目的を達成するための第2の発明は、上記第1の
発明に係るイメージセンサにおいて、前記下部電極を副
走査方向の導線として形威し、主走査方向の導線を前記
上部電極を形成する際に絶縁層を介して下部電極の上に
形成することにより、前記センサ素子をマトリックス状
に接続したことを特徴とするものである。
前記の目的を達成するため第3の発明は、絶縁性の基板
と、この基盤の上に分離して形威された第1及び第2の
電極と、この第1の電極の上に形成された光電変換要素
と、上記第2の電極の上に形威されたクロストーク防止
用のダイオード要素と、このダイオード要素と上記光電
変換要素の上に形威され両要素を結合する第3の電極と
を備えて構成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
第1の発明は前記の構成によって、下部電極を2つに分
離し、上部電極でダイオード間のアノード同士又はカソ
ード同士の接続を行うことにより、下部電極が主走査方
向の導線と接続されるようになる。したがって、主走査
方向の導線は上部電極を形成する際に、同一工程で絶縁
層を介して下部電極の上に形成することができる。主走
査方向の導線と下部電極との接続は必要に応じて絶縁層
に設けられたコンタクトホールを介して行う、このよう
に、主走査方向の導線は基板に直接接触することなく、
基板の上に形成することができるので、この導線には基
板との密着力や高温に対する安定性は要求されず、上部
電極と同し金属、たとえばAIを使用することができる
第2の発明は前記の構成により、下部電極としては、基
板との密着力や高温安定性等を考慮してCr等の高融点
金属を使用し、上部電極及びマトリックス接続用の主走
査方向の導線としては、これらが基板に直接接触してお
らず、また高温安定性も要求されないので、AI等の電
気抵抗の小さい金属を使用することができる。この結果
、配線部分全体の電気抵抗を低く抑えることができる。
第3の発明は前記の構成により、絶縁性の基板上に第1
の電極と第2の電極とが分離して構成される。これによ
り画電極が主走査方向の導線と接続されることになる。
第1の電極の上には光電変換要素が、第2の電極の上に
はクロストーク防止用のダイオード要素が形威されてい
る。そして、これらダイオード要素と光電変換要素はそ
の上に第3の電極を形成することによって互いに電気的
に結合される。この結果製造工程の最終段階まで基板等
に帯電した静電気を容易に除去することができる。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例のイメージセンサの平面図で
あり、第5図に示した従来のイメージセンサの平面図に
対応する。また、第2図は第1図におけるCC矢視断面
図であり、第6図に対応するものである。
第2図において、絶縁性基板としてのガラス基板10上
の下部電極3a、3bをCrなどの高融点金属によって
形成する点は従来のイメージセンサと同様である。した
がって下部電極のガラス基板10に対する付着力は十分
である。従来と異なるのは下部電極を3a、3bという
二つの部分に分離して形威した点である。第1の電極で
ある下部電極3aは第4図の回路図において、ホトダイ
オードのカソードと導線L+ とを結ぶ副走査方向の配
線となり、第2の電極である下部電極3bはブロッキン
グダイオードのカソードと入力回路とを結ぶ配線となる
この下部電極3a上には光電変換要素であるホトダイオ
ード1が、又下部電極3b上にはクロストーク防止用の
ダイオード要素であるブロッキングダイオード2がそれ
ぞれa−3t半導体などによって形威される。このとき
下部電極3a、3bに高融点金属を使用しているので、
半導体形成時に250°C程度の高温となる場合におい
ても下部電極は安定した状態にある。したがって、半導
体層への拡散は小さく、半導体層との間のオーミンク接
合も維持される。
ホトダイオード1、ブロッキングダイオード20半導体
層の上には、たとえばI To (Indium Ti
n0xide )などの透明導電膜4a、4bが形威さ
れる。続いて透明導電膜4a、4b上の一部、及び下部
電極3a上のコンタクトホール8となる部分を除き全体
的に絶縁膜5が積層される。
更に、絶縁膜5上にA1によって第3の電極である上部
電極6を形威しホトダイオード1とブロッキングダイオ
ード2を結合する。このときホトダイオード1とブロッ
キングダイオード2の半導体層を下部電極側からn層、
iN、p層の順にnip接合とするとバンク・ツウ・バ
ンクのセンサ素子が、又pH11層、n層の順にpin
接合とするとフロント・ツゥ・フロントのセンサ素子が
構成される。
AIの上部電極6とホトダイオード1、ブロッキングダ
イオード2の半導体層との間には透明導電膜4a、4b
が介在するので、これらの接合はオーミック接合となる
。また、この上部電極6は高温下での半導体形成工程の
終了後に形成されるので、高温に対して不安定なAIを
使用しても問題はない。
この上部電極6の形成と同一工程において絶縁膜5上に
導線L1〜LI6を形成する。したがって導線Ll等に
は上部電極6と同しAIを使用することができる。この
ようなことが可能となったのは、下部電極を二つの部分
3a、3bに分離して形成し、上部型i6によってセン
サ素子をバ、り・ツウ・バンク又はフロント・ツゥ・フ
ロントに結合するという構成にしたことによる。
このように、副走査方向の下部電極3aよりもはるかに
長い主走査方向の導線にA1の使用が可能となったので
、マトリックス接続の配線部分の電気抵抗は大幅に低減
する。したがって、イメージセンサの応答性及びS/N
比は大幅に向上する。
また、導n L+等の電気抵抗を下げるために、その幅
を大きくする必要がないので、第1図において下部電極
と導線とが交差するクロスオーバ一部分7が小さくなり
、この部分の容量成分を低く抑えることができる。この
結果両配線間のクロストークによるF!!iWの劣化を
防止できる。
絶縁膜5と上部電極6との間の付着力、又は絶縁膜5と
導線り、〜LL&との間の付着力が十分でない場合には
、上部電極及び導線をCrとA1の二層構造としてもよ
い。すなわち、絶縁膜6を形成した上にCrを薄く蒸着
し、更にその上にAIを形成して上部電極及び導線とす
る。Crと絶縁膜、及びCrとAIの間は十分な付着力
があるので、これによりA1と絶縁膜6との密着性の悪
さを補うことができる。
AIの抵抗率はCr等の高融点金属に比べればかなり小
さいが、導線の厚みを厚くすることによって電気抵抗を
更に小さくすることができる。第6図に示す従来のイメ
ージセンサの場合は、下部電極や導線の厚さを厚くする
と絶縁層にクラックが生し易い等の問題があったが、本
実施例では絶縁膜5上に導線を形成しているので導線の
厚さを厚くしてもこのような問題は生しない、上部電極
6及び導HL I〜L+6を形成した上に更にボリイξ
ドなどからなる保護膜(パッシベーション膜)を形成す
る場合がある。しかし、かかる保護膜は段差がある部分
にも安定な膜を容易に形成することができる。
従来のイメージセンサは第6図に示すように下部電極に
よってホトダイオードとブロッキングダイオードを結合
しているので、両ダイオードを形成し絶縁膜を積層した
後は、これらを独立に検査することができない。一方、
第1図1.第2図に示す本実施例のイメージセンサは、
ホトダイオード1及びブロッキングダイオード2を形成
した後であっても保護膜6を形成するまでは、これらを
別個独立に検査することができる。
イメージセンサの特性はホトダイオード及びブロッキン
グダイオードの特性に大きく依存するので、このように
ホトダイオード及びブロッキングダイオードを形成した
後にそれぞれを独立に検査できるということは、イメー
ジセンサの特性評(&及び生産時のプロセス管理におけ
る能率の向上につながる。
次に、ホトダイオードとブロッキングダイオードはバン
ク・ツウ・バンク又はフロント・ツゥ・フロントに結合
されているので、ガラス基板に静電気が帯電すると(正
の電荷である場合が多い)、どちらか一方のダイオード
に必ず逆電圧が加わる。
この逆電圧が耐圧を越えると、そのダイオードは破壊さ
れる。従来のイメージセンサは、ホトダイオードとブロ
ッキングダイオードを結合する下部電極が製造工程の初
期の段階において絶縁膜により完全に覆われるので、そ
の後の段階でガラス基板に帯電した静電気によってホト
ダイオード又はブロッキングダイオードが静電破壊され
やすいという欠点がある。
しかし、本実施例のイメージセンサは両ダイオードを結
合するのが上部電極であり、上部電極が製造工程の最終
段階まで露出している。また、下部電極3a、3bも導
線、入出力回路等と接続する部分(例えば第3図におけ
るA、−A、。、C8〜C16の部分)が露出している
。したがって、両ダイオードに加わる逆電圧をこの上部
電極6及び下部電極3a、3bを通して除去することが
できる。このため、静電破壊による両ダイオードの損傷
率を大幅に低減することができ、センサ素子のシコート
欠陥が減少し、歩留りの向上につながるという利点があ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、基板との付着力の
弱さ、配線間のクロストークによる画像の劣化、導線に
使用する金属の高温不安定性、及び絶縁膜におけるクラ
ンクの発生等の問題を生じさせることなく、マトリック
ス接続の主走査方向の導線の電気抵抗を大幅に低減でき
るので、センサの応答性及びS/N比を向上させること
ができる。
また、これに加えて基板上に形成したホトダイオード及
びブロッキングダイオードを保護膜を形成するまで別個
独立に検査することができるので、特性評価、及び生産
時のプロセス管理における能率を向上させることができ
る。
更に、上部電極によってホトダイオードとプロンキング
ダイオードを結合することにより製造工程の最終段階ま
で基板等に帯電した静電気を除去することができるので
、両ダイオードの損傷率を大幅に低減できるイメージセ
ンサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるイメージセンサの一実施例の平面
図、第2図は第1図におけるCC矢視断面図、第3図は
マトリ・7クス接続された代表的なイメージセンサの回
路図、第4図は第3図の回路図のうちホトダイオードと
ブロッキングダイオドよりなるセンサ素子の部分を抜き
だした回路匣第5図は従来のイメージセンサの平面図、
第6図は第5図におけるCC矢視断面図、第7図は代表
的な金属の融点と自己拡散の活性化エネルギーとの関係
を示すグラフ、第8図は太陽電池の電極としてAIと高
融点金属を使用した場合の効率の変化を示すグラフであ
る。 1・・・ホトダイオード(を変換要素)、2・・・ブロ
ッキングダイオード(ダイオード要素)、 3a・・・下部電極〈第1Ly)電極)、3b1.・下
部電極(第2の電極)、 4a、4b・・・透明導電膜、 5゜9.絶縁膜、6・、・上部電極(第3の電極)、7
・・・クロスオーバ一部、 8・・・コンタクトホール、 10・・・ガラス基板(基板)、 A1〜A 40−・・入力回路・ B + ””’ B a。・・、センサ素子のブロフク
、C1〜C11・・出力回路、L1〜L 11・・導線
。 第7図 第8図 加軌時間(時間)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホトダイオードとブロッキングダイオードのアノ
    ード同士(バック・ツゥ・バック)又はカソード同士(
    フロント・ツゥ・フロント)を結合して得られるセンサ
    素子をマトリックス状に複数接続し、これらを所定の順
    序で駆動して原稿の画像情報を読み取るイメージセンサ
    において、同一基板上に分離して設けられた下部電極の
    一方の上に前記ホトダイオードを、他方の下部電極の上
    にブロッキングダイオードを形成し、上部電極によって
    前記ホトダイオードとブロッキングダイオードのアノー
    ド同士又はカソード同士を結合して前記センサ素子を構
    成したことを特徴とするイメージセンサ。
  2. (2)請求項1記載のイメージセンサにおいて、前記下
    部電極を副走査方向の導線として形成し、主走査方向の
    導線を前記上部電極を形成する際に絶縁層を介して下部
    電極の上に形成することにより、前記センサ素子をマト
    リックス状に接続したことを特徴とするイメージセンサ
  3. (3)絶縁性の基板と、この基盤の上に分離して形成さ
    れた第1及び第2の電極と、この第1の電極の上に形成
    された光電変換要素と、上記第2の電極の上に形成され
    たクロストーク防止用のダイオード要素と、このダイオ
    ード要素と上記光電変換要素の上に形成され両要素を結
    合する第3の電極とを備えた光電変換装置。
JP2064925A 1990-03-14 1990-03-14 イメージセンサ及び光電変換装置 Pending JPH03265171A (ja)

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