JPH03264578A - ベンゾチオフェニルメチルチオールカーバメイト誘導体、その製造法、及びそれを有効成分とする水田用除草剤 - Google Patents

ベンゾチオフェニルメチルチオールカーバメイト誘導体、その製造法、及びそれを有効成分とする水田用除草剤

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JPH03264578A
JPH03264578A JP32974489A JP32974489A JPH03264578A JP H03264578 A JPH03264578 A JP H03264578A JP 32974489 A JP32974489 A JP 32974489A JP 32974489 A JP32974489 A JP 32974489A JP H03264578 A JPH03264578 A JP H03264578A
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日比 佐知子
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ベンゾチオフェニルメチルチオールカーバメ
イト誘導体と、その製造方法およびそれを有効成分とす
る除草剤に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、多種多様の農薬が開発され、さまざまな場面で使
用されており農業生産に多大な貢献をしている。一方、
農薬の開発には自然環境におよぼす影響を少なくする目
的で安全性を考慮した低薬量化、低揮散化等が望まれて
いる。
除草剤としてベンジルチオールカーバメイト系化合物等
がいくつか知られているが、その中には前記要望を必ず
しも満足しているとは言えないものもある。
例えば、モリネート除草剤は単位面積当たりの使用薬量
が多いことに加え、蒸気圧が高いため、円外への揮散が
起こり易く、気象条件や地形条件によっは滞留して周辺
の作物に対して薬害を起こすことがあるし、異臭問題も
ある。また、水溶解度が高い事から水田から河川への流
出も確認されている。
特公昭39−1699号公報、特公昭43−29024
号公報、および特公昭49−39816号公報等にチオ
ールカーバメイト系化合物が開示されている。さらに、
特開昭50−88224号公報に、次式 (式中、Rは低級アルキル基、Xは酸素原子または硫黄
原子、Yはハロゲン原子、およびmは0〜2の整数を表
す〕で示される化合物が、除草活性を有することが開示
されている。
しかしながら、本発明に係わるベンゾチオフェニルメチ
ルチオールカーバメイト誘導体および、それらの生理活
性については未記載であり、殺草活性も知られていない
〔発明が解決しようとする課題〕
化学物質の除草活性は、化学構造の僅な改変によっても
その活性発現の有無、強弱、あるいは選択性等が著しく
異なる場合が多く、単なる化学構造の類似性から新規化
合物の殺草活性や選択性を予知することは困難である。
本発明は水田用除草剤として優れた特性を有する化合物
、その製造法およびそれを有効成分とする水田の有害雑
草防除剤を提供することを課題としている。
すなわち、水田においてイネとノビエ等の雑草間に高度
な除草選択性を有し、自然環境への影響が少ない新規な
化合物とそれらの製造方法及び、それらを有効成分とし
て含有する有用な除草剤を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決する目的でチオールカーバメイト誘導
体について鋭意研究した結果、本発明に示すベンゾチオ
フェニルメチルチオールカーバメイト誘導体が、前記例
示した公知化合物からは予想することの出来ない高い殺
草活性を示し、また水に対する溶解度が低く、蒸気圧が
低く、臭の面からも除草剤として優れた特性を有するこ
とを見出し本発明を完成した。
本発明は一般式(I) (式中、Xは水素原子、メトキシ基またはハロゲン原子
を示し、R1及びR2は互いに同一または異っていても
良い炭素数1〜5の直鎖状もしくは分枝状アルキル基、
アルケニル基、シクロヘキシル基、またはフェニル基を
表し、または、R’およびR2が結合して環構造を形成
してもよい)で表されるベンゾチオフェニルメチルチオ
ールカーバメイト誘導体に関するものである。
上記−線式[1)で表される化合物は下記の方法にて製
造することができ、本発明はこれらの製造法にも関する
即ち、−線式〔■〕 〆NH(II ) 4 (式中、R1およびR2は互いに同一または異っていて
も良い炭素数1〜5の直鎖状もしくは分枝状アルキル基
、アルケニル基、シクロヘキシル基、またはフェニル基
を表し、または、R1およびR2がそれぞれ結合して環
構造を形成してもよい)で表されるアルキルアミンと硫
化カルボニルとを反応させ、次に一般式(III) (式中、Xは水素原子、メトキシ基、ハロゲン原子を示
し、Yはハロゲン原子を示す)で表わされる、2−ハロ
ゲノメチルベンゾチオフェンを反応させることを特徴と
する、前記−線式(1)で表されるベンゾチオフェニル
メチルチオールカーバメイト誘導体の製造法である。
本発明の方法は望ましくは溶剤または希釈剤を用いて実
施される。溶剤または希釈剤としては、通常の不活性溶
剤または希釈剤を使用することができ、それらの例とし
ては、水、ヘキサン等の脂肪族炭化水素、シクロヘキサ
ン等の環状脂肪族炭化水素、キシレンやベンゼンのよう
な芳香族炭化水素、四塩化炭素、クロルベンゼン等のハ
ロゲン化炭素、メチルエーテル、ジオキサン、テトロヒ
ドロフラン等のエーテル類、アセトン、 メチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、メチルイソブチルケ
トン等のケトン類、アセトニトリル、プロピオニトリル
、アクリロニトリル等のニトリル類、メタノール、エタ
ノール、イソプロパツール、ブタノール、エチレングリ
コール等のアルコール類、酢酸エチル、酢酸アミル等の
エステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の非プロト
ン性極性溶媒およびピリジン等を挙げることが出来る。
しかし、これらに限定されるものではない。
また、本発明の反応は酸結合剤の存在下で行うことがで
きる。酸結合剤としては、通常−船釣に用いられるアル
カリ金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、アルカリ金属
のアルコラード等や、第3級アミン類、例えばトリエチ
ルアミン、ジメチルアニリン、ピリジン等をあげること
ができる。
また、原料のジアルキルアミンを酸結合剤として併用す
ることも出来る。
本発明の方法は広い温度範囲内において実施することが
でき、−20°Cから混合物の沸点との間で可能であり
、望ましくは20°C〜100°Cの間であるまた反応
は常圧のもとで行うのが望ましいが加圧または減圧下で
実施することも可能である。
更に本発明は、前記−線式CI)で表されるベンゾチオ
フェニルメチルチオールカーバメイト誘導体を有効成分
として含有する除草剤を提供するものである。
本発明のベンゾチオフェニルメチルチオール誘導体は、
除草剤として有効であり、特に、水田のノビエ等のイネ
科雑草およびホタルイ等のカヤツリグサ科の雑草の防除
に低薬量で有効である。本発明の除草剤は、蒸気圧が低
く、臭気の問題がなく、自然環境への影響が少ない利点
を有する。
除草剤は、一般に土壌処理剤と茎葉処理剤とに分けられ
るが、本発明の一般式〔1〕に係わるベンゾチオフェニ
ルメチルチオールカーバメイト誘導体を含有する除草剤
は、主として土壌処理剤として強い殺草効果を示す。
使用にあたっては、本発明の化合物の農薬的に許容しう
る量を、自体または各種の固体もしくは液体の担体や希
釈剤、さらには界面活性剤等の補助剤等を混合して所望
の剤形の組成物として使用できる。
このような剤形として通常の農薬製剤が可能であり、例
えば、水和剤、乳剤、粒剤およびフロアブル剤等がある
。また固体の担体としてはベントナイト、タルク、カオ
リン、炭カルシウム、カオリン、珪藻土および合成シリ
カ等の不活性鉱物粉や澱粉、木粉、カルボキシメチルセ
ルロース類等の植物性有機物質あるいはポリアルキレン
グリコール、エステルガム等の合成又は天然の高分子化
合物や尿素等の固体担体も使用できる。
1 また液体の担体としては水、アルコール類、エチレング
リコール類、キシレン、メチルナフタレン等があげられ
、その他に界面活性剤としては、非イオン性および陰イ
オン性のものが単用または数種類の混合物として使用さ
れる。
また、展着剤、乳化剤、湿潤剤、分散剤等の農薬に通常
使用されている補助剤を混合して効果のの確実性を高め
ることもできる。
また他の除草剤、植物成長調節剤、殺虫剤、殺菌剤、肥
料等を配合したり、あるいは併用することもできる。
本発明化合物を除草剤として使用するに際しては、上述
の如き組成物の場合、−形式〔I〕で示される活性成分
の量としては、組成物重量に基いて2〜50%の量を例
示でき、また施用量として、例えば約1〜500g/a
、より好ましくは3〜100g/aの施用量を例示でき
る。
施用時期は、水田雑草の発生前から発生初期に行なうの
が好ましい。また畑地雑草にも利用できるがこの場合に
は水田用としてよりも高薬量を必2 要とする。
〔実施例〕
次に実施例を述べて本発明の詳細な説明するが本発明は
これ等の実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 (2−ベンゾチオフェニル)メチル−N、N−ジエチル
チオールカーバメイトの合成。(化合物番号−1) N、N−ジエチルアミン1.08 gとトリエチルアミ
ン2.50gをトルエン50dに溶解し、水冷撹はんし
ながら硫化カルボニル0.80gを吹き込んだ。氷浴を
はずし、室温下に2−クロロメチルベンゾチオフェン2
.26’gを5dのクロロホルムに溶解した溶液を加え
た。同温度で2時間かきまぜ後、反応混合物に水を加え
、有機層を分液し、水洗の後、無水硫酸マグネシュウム
で乾燥した。減圧下に蒸留し、軽沸物を除去、得られた
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−
酢酸エチル系)で精製し、所望の(2−ベンゾチオフェ
ニル)メチル−N、 N−ジエチルチオールカーバメイ
ト3.04gを結晶として得た。収率88%、m、p、
 : 55〜51°CNMR(CDC13) 1.17
(6H,t、J=7Hz)、3.27〜3.55(4H
,m)、4.41(2H,s)、7.20(IH,s)
、7.24〜7.29(2H,m)、7.64〜7.7
5(2H,m)実施例2 (2−ベンゾチオフェニル)メチル−N、N−ヘキサメ
チレンチオールカーバメイトの合成。(化合物番号−1
5) 水酸化ナトリウム0.88gと水40dの混合物の中に
水冷下に攪拌しながらヘキサメチレンイミン2、18 
gを加えた。次に内温を5〜10°Cに保ちながら硫化
カルボニル1.6gを吹き込んだ。水浴をはずし、アセ
トン40rdを加えた後、室温攪拌下に2−クロロメチ
ルベンゾチオフェン4.01 gをアセトン5成に溶解
した溶液を加えた。反応混合物を40°Cに加温し、2
時間攪拌して反応を終了した。反応混合物を減圧下に蒸
留し軽沸物を除去した後、残渣に水100 mlを加え
た。次に酢酸エチルエステル50m2で2回抽出した。
有機層を水洗した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下に蒸溜し軽沸物を除去、得られた油状物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル系
)で精製し、所望の化合物(2−ベンゾチオフェニル)
メチル−N、N−へキサメチレンチオールカーバメイト
4.43gを油状物して得た。 収率84.7%NMR
(CDCl2) 1.47〜1.85(8H,m)、3
.41(21(、t。
J=7Hz) 、 3.57 (2H,t、 J=7H
z) 、 4.41 (2H,s) 、 7.19 (
H,s)7.23〜7.30(2H,m)、7.63〜
7.74(2H,m)実施例3 (6−クロロ−2−ベンゾチオフェニル)メチル−N、
N−ジエチルチオールカーバメイトの合成。(化合物番
号−22) N、N−ジエチルアミン1.1gとトリエチルアミン2
.2gをトルエン40戚に溶解させ水浴にて冷却しなが
ら攪拌下に硫化カルボニル0.8gを吹き込んだ。水浴
をはずし室温下に6−クロロ−2−クロロメチルベンゾ
チオフェン2.6gを加えた。反応物を50″Cに加温
し2時間攪拌を行い反応を終了した。
反応物を室温まで冷却し、析出物をろ過した。次にろ液
を減圧下にて蒸留し軽沸物を除去した。得られた油状物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢
酸エチル系)精製を行い所望の(6−クロロ−2−ペン
ゾチオフェニニル)メチルN、N−ジエチルチオールカ
ーバメイトを結晶として2.57g得た。収率68% 
m、p、 : 42〜43°CNMR(CDC1,) 
1.81(6)1.t、J=711Z)、3.26〜3
.60(4H,n+)、4.38(2H,s)、7.1
5(IH,s)、7.21〜7.32(IH,m)、7
.54(1B、d、J=9Hz)、7.71(LH,d
、J=IHz)本発明の化合物の代表的なものを表−1
に示す5 6 〔製剤例〕 次に本発明化合物の製剤例を示す。なお、以下に「部」
または「%」とあるのは各々「重量部」または「重量%
」を意味する。
製剤例1 水和剤 表−1の本発明化合物No、13を10部、カープレッ
クス#80(ジオツギ製薬社品)5部、界面活性剤ツル
ポール8070 (東邦化学社品)2部とデモールN(
花王社品)3部および鉱物微粉の信陽りレー製粉社品)
80部とを混合粉砕して、有効成分20%を含有する水
和剤を得た。
製剤例2 粒剤 表−1の本発明化合物No、  3を10部、関東タル
ク(関東タルク社品)27部、抄着ベントナイト(豊順
鉱業社品)60部、界面活性剤 ツルポール5060(
東邦化学社品)3部とを均一に混合粉末化したのち、水
を加え混練後0.7 mmのスクリーンを用いて押し出
し造粒し、乾燥させた後、0.5〜2IT1mの長さに
切断、ふるい分けて有効成分10%を含有する粒剤を得
た。
0 製剤例3 粒剤 表−1の本発明化合物N001を5部、関東タルク(関
東タルク社品)27部、抄着印ベントナイト(豊順鉱業
社品)65部、界面活性剤 ツルポール5060 (東
邦化学社品)3部とを均一に混合粉末化したのち、水を
加え混練後0.7mmのスクリーンを用いて押し出し造
粒し、乾燥させた後、0.5〜211IInの長さに切
断、ふるい分けて有効成分5%を含有する粒剤を得た。
製剤例4 乳剤 表−1の本発明化合物No、27を10部をキシレン8
0部に均一溶解させ、さらに乳化剤ツルポール3005
X(東邦化学社品)10部を均一混合し、有効成分10
%を含有する乳剤を得た。
試験例1 殺草活性試験 内径3cm、高さ12cmのガラス製平底試験菅に水を
2d入れ、催芽状態のタイヌビエおよびホタルイを入れ
た。その後直ちに、各化合物の濃度別アセトン溶液0.
1mflにて0.3〜11000pp相当とし、人工気
象室内(50001uχ、25°C)にて静置生育させ
2ま た。
各化合物の生育抑制程度の評価については、タイヌビエ
は9日後、ホタルイは7日後に観察評価し、各々の80
%抑制を示す濃度(EDs。: I)Ilm)を算出し
た。その結果を表−2に示す。
表−2 対照化合物:S−エチルへキサヒドロ−1−アゼピンカ
ーポチオエート 試験例2 水田条件下における除草効果試験11500
0アールのワグネルポットを用いた。
沖積土壌を入れた後、水を入れ混和後、タイヌビエ、お
よびホタルイの種子を、表層1cmに混層播種し水田状
態とした。
更に、稲苗(品種:日本晴2.5葉)を2木ずつポット
当たり2株移植後、20〜30°Cの温室内に置いて植
物を育成し、播種後7日目、タイヌビエが1〜1.2葉
期の時に、製剤例(2)に準して調製した各化合物の粒
剤を所定薬量となるように、水深3CT11にて湛水土
壌処理した。
薬剤処理後4週間目に各供試化合物の各種雑草に対する
除草効果を、下記の判定基準に従って調査した。その結
果を表−3に示す。
なお、除草効果と薬害の評価は各6段階とし、表中数字
については、効果の場合0はほぼ正常、1〜4は正常と
完全枯死との中間段階、5はほぼ枯死を示すものである
4 5−殺草率 4−・殺草率 3−・・−殺草率 2−殺草率 1−・・殺草率 0・・・殺草率 殺草効果判定基準 95%以上(殆ど完全枯死) 80〜94% 60〜79% 40〜59% 20〜39% 9%以下(殆ど効果無し) 薬害判定基準 :薬害なし ±:薬薬害 子:薬薬害 子+:薬書中 +十+:薬害大 ×:薬害甚大 5 〔発明の効果〕 表−2、表−3の結果から、本発明化合物はノビエに対
する殺草活性が強く、水稲に対しては薬害が小さい。
また、蒸気圧は低く、無臭に近いものであって、環境汚
染問題も考慮された、より好ましい水田用除草剤である

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Xは水素原子、メトキシ基またはハロゲン原子
    を示し、R^1及びR^2は互いに同一または異ってい
    ても良い炭素数1〜5の直鎖状もしくは分枝状アルキル
    基、アルケニル基、シクロヘキシル基、またはフェニル
    基を表し、または、R^1およびR^2が結合して環構
    造を形成してもよい)で表されるベンゾチオフェニルメ
    チルチオールカーバメイト誘導体。
  2. (2)一般式〔 I 〕において、Xは水素原子または塩
    素原子であって、R^1及びR^2が各々炭素数1〜5
    の直鎖状もしくは分枝状アルキル基であるか、または、
    R^1およびR^2が結合して環構造を形成している、
    特許請求範囲の第1項記載の化合物。
  3. (3)一般式〔 I 〕において、Xが水素原子であって
    、R^1及びR^2がエチル基である特許請求範囲の第
    1項記載の化合物。
  4. (4)一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、R^1およびR^2は互いに同一または異って
    いても良い炭素数1〜5の直鎖状もしくは分枝状アルキ
    ル基、アルケニル基、シクロヘキシル基、またはフェニ
    ル基を表し、または、R^1およびR^2がそれぞれ結
    合して環構造を形成してもよい)で表されるアルキルア
    ミンと硫化カルボニルとを反応させ、次に一般式〔III
    〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、Xは水素原子、メトキシ基、ハロゲン原子を示
    し、Yはハロゲン原子を示す)で表わされる、2−ハロ
    ゲノメチルベンゾチオフェンを反応させることを特徴と
    する一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、Xは水素原子、メトキシ基またはハロゲン原子
    を示し、R^1及びR^2は互いに同一または異ってい
    ても良い炭素数1〜5の直鎖状もしくは分枝状アルキル
    基、アルケニル基、シクロヘキシル基、またはフェニル
    基を表し、または、R^1およびR^2が結合して環構
    造を形成してもよい)で表されるベンゾチオフェニルメ
    チルチオールカーバメイト誘導体の製造方法。
  5. (5)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、Xは水素原子、メトキシ基またはハロゲン原子
    を示し、R^1及びR^2は互いに同一または異ってい
    ても良い炭素数1〜5の直鎖状もしくは分枝状アルキル
    基、アルケニル基、シクロヘキシル基、またはフェニル
    基を表し、または、R^1およびR^2が結合して環構
    造を形成してもよい)で表されるベンゾチオフェニルメ
    チルチオールカーバメイト誘導体を有効成分として含有
    する除草剤。
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