JPH0326407B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0326407B2
JPH0326407B2 JP58190714A JP19071483A JPH0326407B2 JP H0326407 B2 JPH0326407 B2 JP H0326407B2 JP 58190714 A JP58190714 A JP 58190714A JP 19071483 A JP19071483 A JP 19071483A JP H0326407 B2 JPH0326407 B2 JP H0326407B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machining program
machining
block
coordinates
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP58190714A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6083106A (ja
Inventor
Masayoshi Oozeki
Yukiro Tsuji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP58190714A priority Critical patent/JPS6083106A/ja
Publication of JPS6083106A publication Critical patent/JPS6083106A/ja
Publication of JPH0326407B2 publication Critical patent/JPH0326407B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/4093Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by part programming, e.g. entry of geometrical information as taken from a technical drawing, combining this with machining and material information to obtain control information, named part programme, for the NC machine
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Numerical Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は工作物に対する工具の位置をそれに対
応する数値情報で指令する数値制御装置の加工プ
ログラムの作成に利用して好適な加工プログラム
作成装置に関する。
〔発明の背景〕
数値制御装置等においては、工作物に対する工
具の位置をそれに対応する数値情報で指示する加
工プログラムを必要とし、この加工プログラムの
作成に多大な工数を要しているのが実情である。
その要因は工具の加工経路の計算を必要とするこ
とにある。従来、このような点に鑑み、加工経路
の計算を省略できるようにしたものにおいて、固
定サイクル機能と呼ばれるものがある。これは工
作物の荒削りの場合において、予め工具の加工経
路を定めておき、その移動量をその都度入力する
ことによつて、工具の加工経路の計算を省略でき
るようにしたものである。第1図はこの固定サイ
クル機能を図解したものである。この図におい
て、1は工作物である丸棒、2はこの丸棒1より
荒削りする場合の工具の加工経路を示す。ここ
で、この工具の加工経路2を指定する場合には、
例えば「G70Uu1Ww1P4」とプログラムする。こ
こで「G70」は固定サイクルであることを示し、
u1、w1は第1図における同一符号部分の寸法を
示し、「P4」は繰り返し回数が4回であることを
示す。また、第1図におけるイ,ロ,ハ…ヘは工
具の加工経路の順序を示している。このように固
定サイクル機能は、プログラムを作成するに当
り、工具の加工経路を計算することなく、簡単は
データの入力により加工プログラムが作成できる
点において優れている。しかしながら、実際の工
作物は形状が複雑であり、対処できない場合が多
い。例えば、第2図に示すような場合がこれに当
る。この図において、3は工作物であり、4は半
円溝部の荒削りの場合の加工経路の一例を示して
ある。この図から明らかなように、半円溝部の場
合、第1図におけるu1とPが同一であつたとして
も、w1が順次変化するものであり、前記した固
定サイクル機能が利用できないことは明らかであ
る。
また、数値制御装置の実際の利用状況は、1台
の装置により、概略同様の品物を製作している場
合が一般的である。ところが、当該品物の一部分
が異なるため、実際は手作業によつて工具の加工
経路を計算し、その度ごとに新たに加工プログラ
ムを作成しているのが現状である。一方、その加
工プログラムについて考えてみると、加工プログ
ラムは工具の加工通路を指定するものであるた
め、加工形状にほんの一部の変更があつても、加
工プログラムは大幅に変更となる。このため、操
作員はこの加工プログラムの作成に多大の工数を
要している。
〔発明の目的〕
本発明は上記の点に鑑みて成されたものであ
り、その目的とするところは、既に作成済の加工
プログラムを基本とし、これと近似した新たな加
工プログラムを簡単な操作により作成することが
でき、既に作成済の加工プログラムの有効利用が
図れ、加工プログラムの作成工数を短縮できる加
工プログラム作成装置を得ることにある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するため、本発明の特徴とす
るところは、工作物に対する工具の位置座標を順
次指定する複数のブロツクの組み合せを含んで予
め作成された加工プログラムの前記任意のブロツ
クを指定する位置座標に対応して基準位置座標を
定めることにある。そして、前記基準位置座標に
対し、前記任意のブロツクの指定する位置座標を
拡大変更し、これに基づいて前記任意のブロツク
の指定する位置座標を変更することにある。更
に、前記基準位置座標および拡大係数は任意に設
定可能とする。
このため、本発明においては、工作物に対する
工具の位置座標を順次指定する複数のブロツクの
組み合せを含んで予め作成された加工プログラム
を記憶する加工プログラム記憶手段を備える。そ
して、前記記憶された加工プログラムの任意のブ
ロツクが指定する位置座標に予め対応させた基準
位置座標情報と当該ブロツクの指定する位置座標
の前記基準位置座標に対する拡大係数情報を入力
する入力手段と、前記加工プログラム記憶手段か
ら前記任意のブロツクを読み出し、当該ブロツク
の指定する位置座標を前記基準位置座標情報と前
記拡大係数情報に基づいて拡大演算した結果の位
置座標に変更すると共に、前記任意のブロツクの
位置座標を当該変更した位置座標で更新記憶する
演算処理手段とを備える。
〔発明の実施例〕
数値制御装置においては、工作物に対する工具
の加工通路は、直線または円弧の集合として定義
される。第3図はこの加工通路の一例を示したも
のである。この図において、X、Yは座標軸であ
り、5はこれによつて構成されたワーク座標にお
ける工具の加工通路を示し、P0、P1、P2、P3
その道順を示す。この加工プログラムは例えば次
に示す3つのブロツクの組み合せによつて表わさ
れる。
GO1Xx1Zz1; ……(1) GO1Xx2Zz2; ……(2) GO2Xx3Zz3Rr3 ……(3) 以上は絶対座標で表わした場合の例であるが、
これは部分的に相対座標で表わすことも可能であ
る。また、円弧の場合は、半径R指定の替わり
に、中心座標を始点より見た相対座標で表わすこ
ともできる。この場合の例は以下の通りである。
GO1Xx4Zz1; ……(4) GO1Uu2Ww2; ……(5) GO2Xx3Zz3Ii3Kk3 ……(6) 但し、ここで、 u2=x2−x1 ……(7) w2=Z2−Z1 ……(8) i3=x20−x2 ……(9) k3=Z20−Z2 ……(10) である。
なお、以上の数値制御装置における加工プログ
ラム例において、X、Zに続く数値(説明では記
号化してある。)は、当該座標系における絶対座
標を示し、U、W、I、Kに続く数値(説明では
記号化してある。)は、始点P0より見た相対値、
すなわち実際の移動量を示す。また、Rは円弧の
半径を示す。更に、GO1は直線を、GO2は時計
方向の円弧を示す命令語である。
次に、加工通路の拡大、縮小及び変位の原理を
第4図を参照して説明する。この図において、座
標P4、P5は既に作成済の加工通路の一部であり、
XZ座標系における絶対座標値は各々、(x4、Z4)、
(x5、Z5)とする。ここで、基準位置座標Pcを図
の位置に定め、これの絶対座標値を(xc、Zc)
とする。まず、この加工通路を基準位置座標Pc
に対し、拡大、縮小する場合の原理を述べる。こ
こで、拡大係数をKとし、これを次のように考え
る。なお、縮小とは拡大係数が1より小さいこと
であり、拡大係数Kとは単なる拡大だけでなく、
縮小を含むものである。
K=x4′−xc/x4−xc=y4′−yc/y4−yc……
(11) この拡大係数の定義より、位置座標P4′(x4′、Z4′)
は、 x′4=K・(x4−xc)+xc ……(12) y′4=K・(y4−yc)+yc ……(13) となる。同様にして、位置座標P5′(x5′、y5′)は、 x′5=K・(x5−xc)+xc ……(14) y′5=K・(y5−yc)+yc ……(15) となる。
また、次に、相対座標指定の場合の縮小、拡大
についての原理を述べる。すなわち、この場合、
位置座標P5(u5、w5)は、 u5=x5−x4 ……(16) w5=y5−y4 ……(17) となる。また、前述と同様の拡大縮小を行なつた
場合の位置座標(u5′,w5′)は、 u5′=x5′−x4′ ……(18) w5′=y5′−y4′ ……(19) となる。また、式(18)、(19)に式(12)、(13)、
(14)、(15)を代入し、 u′5=K・(x5−x4)=K・u5 ……(20) w′5=K・(y5−y4)=K・w5 ……(21) となる。
以上のことから明らかなように、加工プログラ
ムにおける任意のブロツクで指定され位置座標Pi
(xi、Zi)、またはPi(ui、wi)を拡大、縮小する
ためには、次の変換式で変換を行なえばよいこと
が判明する。ここで、変換後の位置座標を
Pi′(xi′、Zi′)、またはPi′(ui′、wi′)は、 xi′=K・(xi−xc)+xc ……(22) Zi′=K・(Zi−Zc)+Zc ……(23) ui′=K・ui ……(24) wi′=K・wi ……(25) 但し、Kは前記した拡大係数、Pc(xc、Zc)は拡
大、縮小の基準となる基準位置座標を示す。
次に変位について考える。ここで、位置座標
P4′(x4′、Z4′)、P5′(x5′、Z5′)を位置座標
P4″(x4″、Z4″)、P5″(x5″、Z5″)に変位する場

について、その原理を示す。今、各軸の変位量と
して、X軸はuM、Z軸はwMを設定したと仮定す
ると、 x4″=x4′+uM ……(26) Z4″=Z4′+wM ……(27) x5″=x5′+uM ……(28) Z5″=Z5′+wM ……(29) となる。
ここで、位置座標Pi(xi、Zi)を拡大または縮
小および変位を同時に行なつた場合の変換式は次
のようになる。すなわち、変換後の位置座標
Pi″(xi″、Zi″)は、 xi″=K・(xi−xc)+xc+uM ……(30) yi″=K・(yi−yc)+yc+wM ……(31) となる。但し、(xc、yc)、(uM、wM)は前述し
た通りである。また、相対座標で表わされている
場合、変位については変換する必要はない。すな
わち、式、(24)、(25)で表わされる。
以上の説明から明らかなように、加工プログラ
ムの各ブロツクの指定する位置座標の拡大、縮小
および変位は、絶対座標X、Zおよび相対座標
U、W、I、K、Rにて表わされていようとも、
簡単な変換式が存在することが確認できた。
第5図は本発明の一実施例としての数値制御装
置の全体を示すブロツク結線図である。この図に
おいて、50は予め作成された加工プログラムを
記憶する加工プログラム記憶装置である。加工プ
ログラムは工作物に対する工具の位置座標を順次
指定する複数のブロツクと、工具の送り速度など
の加工条件に関する情報、および主軸の回転など
の工作機械の運転に関する情報等が定められた形
式の組み合されて形成されるものであり、この点
については従来と同様である。この予め作成され
た加工プログラムは、図示しないさん孔テープ等
の加工プログラム保存手段で供給され、このテー
プリーダ等の加工プログラム読み取り手段によつ
て読み取られ、加工プログラム記憶装置50に記
憶される。51は制御装置としてのマイクロコン
ピユータ、52は補間器、53は位置制御装置、
54はサーボアンプ、55はサーボモータ、56
はエンコーダ、57は制御プログラムを記憶した
リード・オンリ・メモリ(以下、単にROMとい
う。)、58は制御の過程における途中結果あるい
は加工プログラムの各ブロツク等の制御を進める
上における必要な各種情報を一時記憶するランダ
ム・アクセス・メモリ(以下、単にRAMとい
う。)、59は表示装置としての冷陰極形ブラウン
管(以下、単にCRTという。)、60は入力手段
としてのキーボードである。
まず、加工プログラム記憶装置50に記憶され
ている加工プログラムに基づいて数値制御を実行
する場合の動作を説明する。マイクロコンピユー
タ51はROM57に記憶してある制御プログラ
ムに従つて制御を実行する。第6図はこの制御プ
ログラムをフローチヤートで示したものである。
以下この図を参照して動作を説明する。マイクロ
コンピユータ51はステツプ60において、加工プ
ログラム記憶装置50に記憶してある加工プログ
ラムの1ブロツクを読み出す。次にステツプ61で
終了判定を行なう。すなわち、読み出した1ブロ
ツクのコードが予め定めた終了コードであるか否
かを判定する。そして、これが終了コードでない
場合は、当該ブロツクに基づいて、ステツプ62に
より移動量の計算を行なう。次に、ステツプ63に
おいて、Gコードで指定される補間モード、すな
わち直線か、又は円弧の算出を行なう。そして、
続くステツプ64により、算出した移動量および補
間モードを補間器52に設定する。ここで補間器
52が分配を開始する。次に、ステツプ65によ
り、分配完了を待ち、この分配を完了すると、マ
イクロコンピユータ51は加工プログラムの次の
ブロツクの読み出しのため、ステツプ60に戻る。
これらの動作を繰り返し、加工プログラムが実行
される。マイクロコンピユータ51のこれらの処
理実行に当り、加工プログラム記憶装置50から
読み出された1ブロツク分、あるいは算出された
移動量、補間モード等はRAM58に一時記憶さ
れる。また、補間器52は移動量、補間モードが
設定されると、パルス分配を開始し、この分配パ
ルスを位置制御53に入力する。この位置制御器
53はエンコーダからのフイードバツクパルスを
受けて、両者の差をアナログ信号に変換し、これ
をサーボアンプ54に伝達する。サーボモータ5
5はサーボアンプ54からの信号によつて回転駆
動し、これを直結したエンコーダ56はフイード
バツクパルスを位置制御器53に入力する。
第7図は加工プログラム記憶装置50に複数種
の加工プログラムが記憶されている場合を示した
ものである。このような場合、マイクロコンピユ
ータ51は第6図に示すプログラムを実行する前
に、この第7図に示す処理プログラムを実行す
る。すなわち、まず、実行する加工プログラムの
種類を示す加工プログラム番号の入力を要求す
る。操作員はこの要求に応じ、キーボード60か
ら所望の加工プログラム番号を入力する。この入
力データにより、ステツプ70において当該加工プ
ログラムを検索し、当該加工プログラムの記憶さ
れている加工プログラム記憶装置50のアドレス
をステツプ71により記憶する。そして、検索した
加工プログラムをステツプ72によりCRT59に
表示する。なお、このようは複数の処理プログラ
ムのうち、どのプログラムを実行するかは、キー
ボード60からの操作員の指令による割込信号を
受けて、マイクロコンピユータ51がこれを判定
し、リアルタイムモニタプログラムがこれを実行
する。
次に、第8図から第12図に示す本発明の主要
部である加工プログラム作成装置について説明す
る。これはマイクロコンピユータ51により実現
する場合について示したものであり、フローチヤ
ートで示してある。まず、その機能実現手段の一
つの要素として、対象とする加工プログラムの指
定が必要であるが、これは既に第7図で示した通
りである。第8図は加工プログラム記憶装置50
に予め記憶された加工プログラムの変更範囲を設
定する範囲手段の一実施例を示すフローチヤート
である。以下、この図について説明する。まず、
変更範囲の開始位置のデータ入力を要求し、操作
員によるキーボード60からの変更開始位置指定
入力データをステツプ80で取り込み、これをステ
ツプ81で記憶する。次に、変更範囲の終了位置の
データ入力を要求し、操作員によるキーボード6
0からの変更終了位置指定入力データをステツプ
82で取り込み、これをステツプ83で記憶する。第
9図は加工プログラムを変更する上での基礎デー
タの取り込み手段の一例を示したものである。ま
ず、拡大係数Kの入力を要求し、操作員によるキ
ーボード60からの入力情報をステツプ90で取り
込み、これをステツプ91で記憶する。次に、拡
大、縮小と基準位置となる基準位置座標Pc(xc、
Zc)の入力を要求し、操作員によるキーボード
60からの入力情報をステツプ92で取り込み、こ
れをステツプ93で記憶する。引き続いて、変位量
uM、wMの入力を要求し、操作員によるキーボー
ド60からの入力情報をステツプ93で取り込み、
ステツプ95でこれを記憶する。
第10図は自動変更処理手段の一例を示したフ
ローチヤートである。この図において、まず、ス
テツプ100で調査ブロツクポインターに第7図の
ステツプ71において記憶した加工プログラム記憶
装置のアドレスを初期設定する。
第10図は自動変更処理手段の一例を示したフ
ローチヤートである。この図において、まず、ス
テツプ100で調査ブロツクポインターに第7図の
ステツプ71において記憶した変更対象とする加工
プログラムの加工プログラム記憶装置50におけ
る位置、すなわちアドレスを初期設定する。次
に、ステツプ101において、前記の調査ブロツク
ポインタにより、加工プログラム記憶装置50か
らの1ブロツクを読み出し、記憶する。次に、第
8図のステツプ81において既に記憶済の変更開始
位置データ、すなわち変更開始アドレスと、変更
対象である加工プログラムの記憶位置、すなわち
アドレスとの加算値が、調査ブロツクポインタの
値以上になつたか否かをステツプ102において判
定する。そして、この加算値が調査ブロツクポイ
ンタの値以上になつた場合は、指令された変更範
囲に入つたということでサブルーチンであるステ
ツプ103の処理へ進む。この加算値が調査ブロツ
クポインタの値以上でない場合は、ステツプ105
の処理へ進む。変更範囲に入つた場合、ステツプ
103において絶対座標X、Yの座標変換、および
サブルーチンであるステツプ104において相対座
標U、WI、K、Rの座標変換の演算処理を実行
する。続いて、ステツプ105により調査ブロツク
ポインタの更新処理を行ない、続くステツプ106
で先に、すなわち第8図のステツプ83で記憶した
変更終了位置、すなわち変更終了アドレスガ来た
か否かを判定し、まだ変更範囲内である場合は、
ステツプ101の処理へジヤンプし、当該加工プロ
グラムの各ブロツクの座標変換のための演算処理
を繰り返す。
なお、第10図のステツプ102において、変更
開始位置データと加工プログラムの記憶位置デー
タとの加算値により変更範囲か否かを判定する理
由は次の通りである。すなわち、この実施例にお
いては、加工プログラム記憶装置50に複数の加
工プログラムを記憶し、この複数の加工プログラ
ムの任意の1つの加工プログラムを変更の対象と
して選択する場合について説明している。第13
図は加工プログラム記憶装置50に3つの加工プ
ログラムA、B、Cを記憶した場合を示してあ
る。この図において、左側に付した一連の数値
は、加工プログラム記憶装置50の先頭から順に
付したアドレスである。右側に付した数値は各加
工プログラムの先頭から順に付したアドレスであ
る。前記においては詳細な説明を省略したが、こ
の実施例においては、変更に伴なう操作員の入力
操作をより単純化するため、第7図において操作
員がキーボード60より加工プログラム番号、例
えば第13図においてA、B、Cのうち加工プロ
グラムBを指定すると、第7図のステツプ71にお
いて加工プログラム記憶装置50の加工プログラ
ムBの先頭アドレス、すなわち左側のアドレスn
を記憶する。このアドレスnが加工プログラムB
の記憶位置データである。更に同様な理由によ
り、第8図のステツプ81、83においては、右側の
アドレスms、mtを記憶する。そして、調査ブロ
ツクポインタはアドレスnからステツプ105を通
るたびごとに更新されるため、この調査ブロツク
ポインタの指定するアドレスが加工プログラムの
記憶位置データ、すなわちアドレスnと変更開始
位置データmsとの加算値以上になれば変更範囲
に入つたことが判定でき、同様にアドレスnと変
更終了位置データmtとの加算値を越えれば、変
更範囲を越えたことが判定可能になる。
第11図は第10図のサブルーチンであるステ
ツプ103の詳細フローチヤートであり、第10図
のステツプ102によつて、ステツプ101で読み出さ
れたブロツクが変更範囲内のものである場合、当
該ブロツクが当該フローチヤートに従つて処理さ
れる。まず、ステツプ110においては、第10図
のステツプ101で読み出したブロツク内のX軸座
標データの有無を調べ、これが有の場合、ステツ
プ111の処理に移る。このステツプ111において
は、式(30)に従つて座標変換のための演算処理
を実行し、変換後のデータで当該ブロツクの記憶
されている加工プログラム記憶装置50のアドレ
スの該当部分を書き換え更新する。Z軸座標デー
タについても同様に、ステツプ113においてその
有無を調べ、ステツプ114にて式(32)に従つて
演算処理を実行し、ステツプ115にてデータの更
新する。
第12図は第10図のサブルーチンであるステ
ツプ104の詳細フローチヤートである。まず、ス
テツプ120において第10図のステツプ101で読み
出したブロツク内のUデータの有無を調べ、これ
が有の場合、ステツプ121の処理に移る。このス
テツプ121においては、式(20)に従つて座標変
更のための演算処理を実行し、変換後のデータで
当該ブロツクの記憶されている加工プログラム記
憶装置50アドレスの該当部分を書き換え更新す
る。以下同様に、W、I、K、Rについても調査
し、対応する式を利用して座標変換し、変換後の
データで書き換え更新する。
第14、第15、第16、第17図は前記実施
例装置による変更前、および変更後の具体例を示
したものであり、第14図は既設の加工プログラ
ムが示す加工通路をXZ座標系に示したものであ
り、第15図は当該加工プログラムを示す加工プ
ログラム記憶装置50の記憶内容を示す。この図
において、130は加工物を示し、131はこの
加工物130の半円の一部を荒削りする場合の加
工通路を示す。第16図、第17図は第14図、
第15図に開示した既設の加工プログラムを、拡
大係数Kを0.5、基準位置座標Pcを(xc=200、
Zc=250)、変位量(uM=0、wM=50)にて変更
することにより新たに作成された加工プログラム
の加工通路、加工プログラム記憶装置50の記憶
内容を示す。すなわち、既設の加工プログラムを
加工プログラム記憶装置50に記憶し、第7図に
示す処理において、キーボード60により当該加
工プログラム番号を指定する。そして、第8図に
示す処理において、ステツプ80でキーボード60
より変更開始位置STAを、ステツプ82でキーボ
ード60より変更終了位置EDAを入力する。更
に、第9図に示す処理において、ステツプ90で
0.5を、ステツプ92で(xc=200、Zc=250)を、
ステツプ94で変位量(UM=0、WM=50)を入力
する。そうすると、第10図に示すステツプ103,
104、すなわち第11図、第12図において具体
的な座標変換が行なわれ、第15図に示す加工プ
ログラムは第17図に示す加工プログラムに自動
的に変更される。
以上のようにすれば、既に作成済の加工プログ
ラムを基礎とし、これを変更することにより新た
な加工プログラムを作成できるため、既設の加工
プログラムを有効利用できる。また、既設の加工
プログラムの変更に際し、その変更は加工通路を
手計算で行なう等の必要がなく、拡大係数K、基
準位置座標Pc、変位量といういわば間接的なデ
ータを入力するという簡単な操作によつて行なう
ことができる。
以上、実施例においては、X軸とZ軸の2軸の
ものについて説明したが、X軸もZ軸も同様の原
理で処理不可能であることから、本発明はその軸
数に制限はなく、3軸以上のものについてもその
応用は可能である。また、実施例においては、加
工プログラム記憶装置50に複数の加工プログラ
ムを記憶可能にした場合について説明したため、
第7図に示す加工プログラム検索手段を必要とし
ているが、記憶できる加工プログラムが1つであ
る場合、これを有する必要はない。更に、変更が
加工プログラムの一部でなく、常にその全体に及
ぶ場合、第8図に示した範囲設定手段も不用とな
る。
また、実施例において、拡大係数K、基準位置
座標PcはX軸、Z軸の各々に影響を与えるよう
にした場合について説明したが、これは各軸別々
に設定できるようにしてもよい。第18図、第1
9図、第20図はフライス加工による加工物の一
部分の形状を示したものであるが、前記のように
各設定を各軸単位に行なうようにして座標変換を
行なうようにすれば、図示した寸法D、寸法Hの
いずれか一方、あるいはその両方を変化する場合
においても演算処理が可能となる。すなわち、例
えば、寸法Hのみの変更については、寸法Hの方
向の軸のみを各設定値に基づいて座標変換すれば
よいことになる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれ
ば、既に作成済の加工プログラムを基本とし、こ
れと近似した新たな加工プログラムを簡単な操作
により作成することができ、既に作成済の加工プ
ログラムの有効利用が図れ、加工プログラムの作
成工数を短縮できる加工プログラム作成装置を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来技術を説明するため
の説明図、第3図および第4図は本発明を説明す
るための加工経路の例を示す図、第5図は本発明
の一実施例を示すブロツク結線図、第6図は第5
図の全体の動作を示すフローチヤート、第7図は
加工プログラム選択手段の一実施例を示すフロー
チヤート、第8図は変更範囲選択手段の一実施例
を示すフローチヤート、第9図は基礎データ取込
手段の一実施例を示すフローチヤート、第10図
は変更処理手段の一実施例を示すフローチヤー
ト、第11図は座標変換処理手段の一実施例を示
すフローチヤート、第12図は相対座標変換処理
手段の一実施例を示すフローチヤート、第13図
は加工プログラム記憶装置の記憶内容を示す図、
第14図は本発明を説明するための加工経路図、
第15図は第14図の加工プログラムを記憶した
加工プログラム記憶装置の記憶内容を示す図、第
16図は本発明を説明するための加工経路図、第
17図は第16図の加工プログラムを記憶した加
工プログラム記憶装置の記憶内容を示す図、第1
8図、第19図、第20図は本発明を説明するた
めの加工物の形状を示す斜視図である。 50:加工プログラム記憶装置、60:入力手
段、51:処理手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 工作物に対する工具の位置座標を順次指定す
    る複数のブロツクの組み合わせを含んで予め作成
    された加工プログラムを記憶する加工プログラム
    記憶手段と、前記記憶された加工プログラムの任
    意のブロツクが指定する位置座標に予め対応させ
    た基準位置座標情報と当該ブロツクの指定する位
    置座標の前記基準位置座標に対する拡大係数情報
    を入力する入力手段と、前記加工プログラム記憶
    手段から前記任意のブロツクを読み出し、当該ブ
    ロツクの指定する位置座標を前記基準位置座標情
    報と前記拡大係数情報に基づいて拡大演算した結
    果の位置座標に変更すると共に、前記任意のブロ
    ツクの位置座標を当該変更した位置座標に更新記
    憶する演算処理手段とを具備して成る加工プログ
    ラム作成装置。
JP58190714A 1983-10-14 1983-10-14 加工プログラム作成装置 Granted JPS6083106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58190714A JPS6083106A (ja) 1983-10-14 1983-10-14 加工プログラム作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58190714A JPS6083106A (ja) 1983-10-14 1983-10-14 加工プログラム作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6083106A JPS6083106A (ja) 1985-05-11
JPH0326407B2 true JPH0326407B2 (ja) 1991-04-10

Family

ID=16262602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58190714A Granted JPS6083106A (ja) 1983-10-14 1983-10-14 加工プログラム作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6083106A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2591938B2 (ja) * 1986-04-04 1997-03-19 オークマ 株式会社 数値制御装置のパートプログラムの修正方法
JPH03160503A (ja) * 1989-11-18 1991-07-10 Hitachi Seiki Co Ltd Ncプログラム編集方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6083106A (ja) 1985-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4530046A (en) Method of inputting machining information to a machine tool numerical controller and apparatus therefor
JP2002172543A (ja) 加工装置の制御パラメータ設定装置及び制御パラメータ設定方法
JP2584104B2 (ja) 砥石形状定義装置
JPH0554129B2 (ja)
JPH0235611B2 (ja)
EP0079388B1 (en) A numerical control method
EP0145934A2 (en) Tool display method and device for machining apparatus equipped with numerical control unit
US4924403A (en) Numerical control method and system therefor having override playback function
EP0664498B1 (en) Region designating method
JPH0326407B2 (ja)
JPH04307605A (ja) 数値制御装置
EP0079394B1 (en) Numerical control device
JPS61103213A (ja) Ncデ−タ作成方法
JPS60186906A (ja) 自動プログラミング方法
JPS60127949A (ja) 自動プログラミングにおける工具選別方法
US5093796A (en) Automatic programming definition of a machining configuration for a numerical control device
JPS60127946A (ja) 自動プログラミングにおける溝加工用工具の選別方法
JPH0122106B2 (ja)
JPH0724762A (ja) ロボット制御装置
JP2573209Y2 (ja) Nc装置の工具軌跡表示装置
JPH0158016B2 (ja)
JPS60239807A (ja) 自動プログラミング方法
JPH04245504A (ja) シミュレーション装置
JPH06114678A (ja) Nc装置の工具軌跡表示装置
JPH0659592B2 (ja) 自動プログラミング作成装置