JPH03263988A - 付加信号多重送信装置及び付加信号多重受信装置 - Google Patents

付加信号多重送信装置及び付加信号多重受信装置

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JPH03263988A
JPH03263988A JP2063332A JP6333290A JPH03263988A JP H03263988 A JPH03263988 A JP H03263988A JP 2063332 A JP2063332 A JP 2063332A JP 6333290 A JP6333290 A JP 6333290A JP H03263988 A JPH03263988 A JP H03263988A
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signal
frequency
multiplexing
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low
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JP2063332A
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Seijirou Yasuki
成次郎 安木
Kiyoyuki Kawai
清幸 川井
Yoshihiko Ogawa
佳彦 小川
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Original Assignee
Toshiba Corp
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    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、テレビジョン信号にワイドアスペクト化や高
精細化のための付加信号を多重し伝送する付加信号多重
送信装置及びその受信装置に関する。
(従来の技術) 近年、テレビジョン放送システムにおいては、高画質化
のための研究、開発が盛んに行われている。
高画質化の方法としては、ワイドアスペクト化と高精細
化がある。ワイドアスペクト化とは、現行のアスペクト
比より大きなアスペクト比を設定することにより、画面
の臨場感の面から高画質化を図るものである。一方、高
11#細化とは、テレビジョン信号の広帯域化を図るこ
とにより、画面の水平解像度の面から高画質化を図るも
のである。
ところで、ワイドアスペクト化や高精細化のいずれを実
現する場合であっても、現行の放送方式例えばNTSC
方式との両立性を考慮することが望ましい。これは、当
面の間、新放送方式と現行放送方式との並存が考えられ
るからである。
新放送方式と現行放送方式との両立性を確保するために
は、ワイドアスペクト化や高精細化のための情報を付加
情報として現行放送方式のテレビジョン信号に多重する
ことが考えられる。しかも、この多重に際しては、現行
放送方式のテレビジョン信号のベースバンド内で多重す
ることが望まれる。これは、新放送方式のテレビジョン
信号を現行のテレビジョン放送機器でもそのまま扱える
ようにするためである。
ワイドアスペクト化については、現行受像機と両立性を
保ち、アスペクト比を現行の4:3から16:9へ拡大
する研究開発が盛んに行われている。このようなワイド
アスペクト化の方法の1つに、“安木他「アスペクト比
拡大のための多重手法の検討」テレビジョン学会技術報
告ITEJTechinal Report  Vol
、13. No、41. PP、19〜24BC8M2
O−4(^IJg、1989)”(以下、文献1と記す
)に記載された方法がある。これは、16:9のワイド
画像の左右(以下、画面サイド部という)を切り離し、
その中央部(以下、画面センタ部という)をアスペクト
比4:3のNTSC画面に変換して伝送するものである
。画面サイド部は、現行伝送帯域内に多重して伝送し、
現行受像機と両立性をとるものである。この方法によれ
ば、現行受像機では、画面サイド部の画像は再生されな
いものの、画面センタ部の画像は従来と同様に再生する
ことができ、デイスプレィ上で画面欠落は生じない。文
献1に示されているワイドアスペクト化の方法を第7図
以降に示す。
以下、文献1に示されているワイドアスベ・クト化のエ
ンコード方法を第7図を用いて説明する。
ワイド画像(アスペクト比16:9)を画面センタ一部
(アスペクト比4:3相当)と画面サイド部とに分割す
る。ワイド画像のY信号700は、画面センタ部を4/
3倍に時間伸張し、画面サイド部の低域成分を1/4に
圧縮し、701に示す信号に変換する。また、サイド部
の高域成分の第1フイールドは2倍に伸張し、702に
示す信号に変換し、サイド部の高域成分の第2フイール
ドは、1/2倍に圧縮し、703に示す信号に変換する
。ここで、701の信号は現行受像機の水平オーバース
キャン部に多重されており、703の信号は、現行受像
機の垂直オーバースキャン部に多重されている。701
の信号はブリブOセッサ704により、輝度信号(以下
、Y信号という)の斜め高域成分を除去する。702の
信号は周波数シフタ705により周波数シフトされ、加
算器706により、センタ部のY信号の斜め高域領域へ
多重される。一方、703の信号は加算器707により
センタ部の垂直オーバースキャン部へ多重される。色信
号(以下、C信号という)のワイド画11710もセン
タ部を4/3倍に時間伸張し、サイド部の低域成分を1
/4に圧縮し、711に示す信号に変換する。C信号の
サイドの高域成分は4倍に伸張され、712の信号に変
換される。
Y信号と同様に、C信号のセンタ部はブリブOセッサ7
13により斜め高域成分が除去される。712の信号は
周波数シフタ714により周波数シフトし、加算器71
5により、センタ部の斜め高域領域へ多重される。
加算器707、加算器715の出力信号はそれぞれブリ
コーミング回路708.716により、多重した時にス
ペクトルが分離可能となるようにスペクトル整形を行う
。ブリコーミング回路716の出力は直交変調器717
で通常のNTSCと同じ色副搬送波fscによって変調
され、ブリコーミング回路708の出力と加算器718
により多重される。以上のエンコードを行うことにより
、現行受像機ではワイド画像のセンタ部を見ることがで
きる。この時、それぞれ多重された信号は、水平、垂直
のオーバースキャン部、及び見えにくい斜め高域に多重
されているため現行受像機では妨害なく見ることができ
る。
さらに、第7図の破線で囲んだY信号の処l118Ii
719を、第9図を用いて詳しく説明する。入力端子9
00より入力されたワイド画像は、センタ/サイド分割
部901により、センタ部とサイド部の分離が行われる
。分割されたセンタ部は3/4倍伸張部902により3
/4倍に伸張され、ブリプロセッサ903により、斜め
高域成分が除去される。分割されたサイド部はローパス
フィルタ(LPF)905及び加算器907により高域
と低域に分離される。低域成分はサイド圧縮部906に
より、1/4に圧縮され、合成部904により合成され
る。ここで1/4に圧縮された信号は、垂直オーバース
キャン部に多重されている。加算器907より出力され
る高域成分はセレクタ908により第1フイールドは2
倍伸張部909に、第2フイールドはしPF912に入
力される。2倍伸張部909は、第1フイールドのサイ
ド部を2倍に伸張し、垂直補間フィルタ(以下、垂直I
PFと記す)910により垂直帯域を制限する。
垂直IPF910の出力信号は周波数シフタ911によ
り周波数シフトされ、加算器915によりセンタ部の斜
め高域に多重される。第2フイールドの信号は、LPF
912により水平方向の帯域を制限し、1/2圧縮部9
13により時間圧縮される。1/2圧縮部913の出力
は、バッファメモリ914により垂直オーバースキャン
部に位置を変換し、合成部918により垂直オーバース
キャン部に多重される。以上の動作によりエンコードさ
れた信号は、出力端子919より出力される。
第7図に示すエンコード出力は第8図に示すデコーダに
よりデコードされワイド画像が再生される。
以下、第8図を基に、デコード動作を説明する。
入力端子800より入力されたエンコード信号は、Y/
C分離フィルタ801によりY信号とC信号に分離され
る。Y信号は3次元フィルタ803により斜め高域に多
重された信号を分離する。分離された信号は、周波数シ
フタ805により周波数シフトし、1/2圧縮部806
によりもとのサイド部の第1フイールドの高域成分とな
る。また、3次元フィルタ803より出力されるもう1
つの信号は圧縮部804に入力され、センタ部は3/4
倍に圧縮され、サイド部は4倍に時間伸張される。
Y/C分離フィルタ801の出力は、バッファメモリ8
07に入力され、バッファメモリ807は垂直オーバー
スキャン部に多重された信号を並べ換え、2倍伸張部8
08によりもとのサイド部の第2フイールドの高域成分
を再生する。
圧縮部804.1/2圧縮部806.2倍伸張部808
の出力信号は加算器809により合成され、ワイド画像
820が再生される。
Y/C分離フィルタ801より出力されるC信号はカラ
ーデコーダ802により色復調される。
カラーデコーダ802の出力信号は3次元フィルタ81
0に入力され、斜め高域に多重された信号を分離する。
分離された信号は、周波数シフタ811により周波数シ
フトされ、1/4圧縮部813により、サイド部のC信
号の高域成分が再生される。3次元フィルタのもう1つ
の出力は圧縮部812に入力され、センタ部は3/4倍
に圧縮され、サイド部は4倍に伸張される。圧縮部81
2.1/4圧縮部813の出力信号は、それぞれ加算■ 器814により合成され、C信号のサイド画像に再生さ
れる。
以上の動作により、現行受像機と両立性を保つようにエ
ンコードされた信号からデコードを行い、ワイド画像を
再生することができる。
次に、第10図を用いて第9図のブリプロセッサ903
について説明を行う。入力端子1000より入力された
信号は、LPF1002と加算器1001により水平の
高域成分と低域成分に分割される。低域成分は1/60
秒遅延器1003に入力される。高域成分は1760秒
遅延器1004及び垂直LPF1005に入力される。
遅延器1004の出力と、加算器1001の信号を同時
に使って、垂直LPF1005により、垂直高域成分を
除去する。垂直LPF1005の出力信号は、1/60
秒遅延器1006とセレクタ1007により再度インタ
ーレース構造に変換し、加算器1008により低域成分
と合成され、出力端子1009より出力される。
以上の動作により、出力端子1009より出力される信
号のスペクトルは、第11図に示すスペクトルに整形さ
れている。水平LPF1002は、2[HH2]にカッ
トオフが設定されており、垂直LPF1005は(3/
8 ) 525 [cph]にカットオフが設定されて
いる。したがって、水平2[8821以上、(3/8 
) 525 [cphコ以上の成分力除去される。この
領域が多重領域となる。
第12図に垂直オーバースキャン部を示す。有効走査線
480ライン中、上下15ラインを使用し、多重領域と
している。これ以上のライン数を多重領域として使用す
ると現行受像機で画面上に現われ妨害となるため、なる
べく多重領域は狭くしなければならない。このように、
狭い多重領域を用いるため、第9図に示すようにLPF
912で帯域を制限した後、1/2圧縮を行っている。
以上述べたように、文献1によるアスペクト比拡大方式
は、オーバースキャン多重周波数を用いて、現行受像機
と両立性を保ち、アスペクト比の拡大を得ることができ
る。
しかし、この方式では、センタ部の信号に、サイド部の
信号を周波数多重するため、高域成分の大きなサイド部
の時、現行受像機で本方式によりエンコードされた信号
と受信すると妨害が生じる可能性がある。サイド部の画
像とセンタ部の画像とは、相開が小さいためセンタ部中
にまったく異なる画像が多重されており、斜め高域に多
重された信号がインタレースにより、30Hzのフリッ
カとして検知されやすい。
また、妨害を低減するために、多重するサイド部の信号
の振幅を非線型処理等により圧縮すれば、非線型処理に
よって生じる高域成分を伝送できないため受信側での再
生画像の画質が劣化する。また、予め、信号レベルを下
げるため受信側での再生画質のS/Nが低下する。しか
も、受信側では時間圧縮/伸張や周波数シフト等の精度
を要する複雑な処理を行わなければならないので、デジ
タル信号処理が必要であるが、多重レベルを抑圧して伝
送した場合、受信側でデジタル量子化精度の影響が現わ
れやすい。従って、単に受信S/Nが低下するばかりで
なく」子化によるS/N低下が生じる。量子化精度を向
上させたり受信側のADコンバータのビット数を増加さ
せなければならないが、著しいコスト上昇要因となる。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べたように、アスペクト比を拡大することができ
、かつ、現行受・像様と両立性を持つ方式として、文献
1による方式がある。しかし、この方式はサイド部の高
域成分を周波数多重するため、レベルの大きいサイド部
の信号を多重伝送すると、現行受像機への妨害となる。
また、妨害を低減するために、レベルを非線型処理によ
り小さくすると、受信側での再生画像の画質が劣化する
という問題があった。
(目 的) 本発明の目的は、周波数多重を行ってサイド部の信号を
伝送した時、現行受像機での妨害を低減し、かつ再生画
像の画質を劣化させない付加信号多重送信装置及びその
受信装置を提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明では、送信側におい
て、テレビジョン信号、例えばサイド部の信号を垂直方
向の演算により直交変換を行い、振幅レベルの大きい低
次側信号の複数成分を周波数多重した後に、センタ部信
号の垂直のオーバースキャン部に時分割多重する。振幅
レベルの小さな高次側の複数成分を時分割処哩を行って
多重した後、センタ部信号に3次元周波数多重する。直
交変換としては、例えばアダマール変換や離散コサイン
変換を用いる。
一方、受信側では、多重伝送された信号から、直交変換
出力を分離し、かつ低次成分と高次成分を分離した後、
この低次、高次の直交変換出力に対して送信側とは逆の
直交変換を行うことにより、元のテレビジョン信号(サ
イド部信号)を復元する。
(作 用) 上記構成によれば、直交変換によって得られたデータの
レベルの小さい高次の成分を周波数多重伝送するため、
多重信号レベルは小さく、現行受像機への妨害が著しく
低減される。特に、垂直方向の相関が大きい縦線パター
ンの場合、直交変換を行えば高次の成分はほとんどOと
なるため効果が大きい。また、レベルの大きい低次の成
分は垂直オーバースキャン部分により時分割多重伝送さ
れるため再生画質の劣化も生じない。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を詳細に説
明する。
第1図は本発明に係る付加信号多重送信装置の一実施例
を示し、第2図は本発明に係る付加信号多重受信装置の
一実施例を示す。
入力端子101よりテレビジョン信号が入力される。破
線で示す遅延調整部120により、入力されたテレビジ
ョン信号を所定量だけ遅延する。
遅延調整部120は1ライン遅延回路102〜104に
より遅延させ、それぞれOライン、1ライン、2ライン
、3ライン遅延を行い出力する。それぞれの出力は直交
変換器130に入力される。
直交変換器130は加算器106〜113により構成さ
れている。直交変換としては、離散フーリエ変換(DF
T)、離散コサイン変換(DCT)等種々考えられるが
、本実施例ではハードウェア規模の小さいアダマール変
換を用いている。ただし、他の直交変換も、容易に適応
可能である。4ただし、bo−b3は入力信号、a(1
−a34;を出力信号を示す。直交変換器130は上式
の演算を加算器106〜113により行っている。
直交変換器130の出力信号の低次の項aQ。
alは、周波数多重処理部140に入力される。
入力されたa1信号は、周波数シフト回路114でaO
倍信号かさならない周波数帯域に変換され加算器115
により加算される。周波数多重処理部140では、上記
処理によりaQ低信号a1信号をまとめ出力端子118
より出力する。
一方、直交変換器130より出力される高次の項a2.
a3信号は、時分割多重処理部150に入力される。時
分割多重処理部150は、2ライン遅延器116、及び
セレクタ回路117より構成されており、a2信号、0
.a3信号の順に、ライン単位でセレクタ回路を切り換
え、出力端子119より出力する。
以下、第2図をもとに、受信側の動作について説明する
入力端子201より送信側より出力されたa□信号にa
1信号が周波数多重された信号が入力される。一方入力
端子205より送信側より出力されたa2信号、a3信
号の時分割多重信号が入力される。
受信側の周波数多重処理部220は、LPF202及び
加算器203、周波数シフト回路204より構成されて
おり、LPF202により、まずaQ低信号、多重され
ているa1信号とを分離し、aQ低信号出力する。一方
、a1信号は入力信号からLPF202の出力信号aQ
を加算器203により減じることで得られる。さらに、
周波数シフト回路204により所定の周波数位置にもど
した後出力する。
時分割多重部即部250では、2ライン遅延回路206
により、時分割多重されたa2.a3信号を分離し、出
力する。
上記処理により得られたa□−83信号は、直交変換器
230に入力される。受信側では(1)式で表わされる
変換行列の逆行列で演算を行い、送信側と同じbo−b
3信号の再生を行う。しだが本実施例では、逆アダマー
ル変換を行っているが、他の直交変換を用いた場合は、
その逆変換行列により演算を行えばよい。
直交変換器230は、加算器207〜214により(2
)式で表わされる演算をaQ−83信号を入力信号とし
て行い、bo〜b3信号を出力信号として出力する。
直交演算器230より出力されるbo−b3信号は、遅
延調整部240に入力される。遅延調整部240は、1
ライン遅延回路215.2ライン遅延回路216.3ラ
イン遅延回路217によりbo−b3信号をそれぞれ遅
延する。
0ライン、1ライン、2ライン、3ラインだけそれぞれ
遅延されたbo−b3信号は、セレクタ回路218によ
り1ライン単位でセレクトされ、出力端子219より出
力される。
第3図に、文献1の方式に本実施例を適用した例を示す
。なお、第3図において、第9図と同一部には、同一番
号を付し、詳細な説明を省略する。
加算器907より出力されるサイド部の水平高域成分は
、遅延調整器120に入力される。ここで破線で囲んだ
部分には、第1図に示す部分と同一部分は同じ番号を付
している。遅延調整器120の出力は、直交変換器13
0により直交変換される。直交変換された信号の高次の
成分は、時分割多重部150へ入力され、低次の成分は
周波数多重部140に入力される。時分割多重部150
の出力は2倍伸張909へ入力され、以降従来例と同様
の処理が行われる。周波数多重部140の出力は、水平
LPF912に入力されバッフ7メモリ160により垂
直オーバースキャン領域へ位置を変換する。ここで周波
数多重部140により走査線数が半分になっているため
、従来例のように1/2に時間圧縮する必要はない。
次に、第4図を用いて、第3図に示す本発明の実施例の
動作を説明する。加算器907より出力された信号を第
4図(a)に示す。入力された信号の走査線を4本づつ
まとめ直交変換を行う。第4図(a)に示すbo〜b3
を式(1)により変換し、(b)に示す4つの信号を得
る。aQ低信号a1信号は、周波数多重することでまと
められ、第4図(C)に示すようにaQ +al信号と
なる。ここで、周波数多重のためのキャリアを9/7f
sc#4゜5[HHzlに選び、カットオフ4.6HH
zのLPFを用いれば、a1信号を2.6[HH1]〜
3.9[MHzlの周波数位置に移動でき、aO倍信号
重ならないように多重することができる。これを第4図
(e)に示す。一方、a2.a3信号は、2ライン単位
で時分割多重を行い、第4図(d)に示す信号となる。
また、垂直IPF910により、第4図(f)に示す信
号となり出力される。ここで、周波数多重されたaQ 
+al信号は、垂直のオーバースキャン部分に多重され
る。aO+a1信号は、2ラインが1ラインに周波数多
重によりまとめられているために、1フレーム525本
のうち、上下15本程度で多重に使用すればよい。した
がって第12図に示す領域となる。この領域は有効走査
線数480本分の領域の6.25%に当る領域であり、
一般のテレビ受像機ではオーバースキャン領域に当るた
め、実用上画面に妨害を与えることはない。
第5図にデコーダ側の実施例を示す。なお、第5図にお
いて第8図の破線で囲んだ部分815と同じ動作をする
部分は、同一番号を付しており、詳細な説明を省略する
。入力端子500には、第8図のY/C分離フィルタ8
01のY信号が入力される。1/2圧縮部806の出力
信号は、時分割多重処理部250に入力される。第5図
で破線で示した部分で、第2図と同一の動作をする部分
は、同一番号を付している。バッファメモリ807の出
力は、周波多重処理部220に入力される。
バッファメモリ807の出力は2倍に伸張されないのが
従来例と異なる点である。
このように、伸張動作を行わないために、従来は、伸張
により高域の伝送ノイズが低域に変換され視覚S/Nを
低下させていたが、本発明ではノイズが低域に変換され
ないため、視覚S/Nが改善される。
時分割多重処理部250、周波数多重処理部220の出
力は、直交変換器230に入力され、エンコーダ側と逆
の関係になる直交変換が行われ、信号が再生される。直
交変換器230の出力は遅延調整部240により直列の
データに変換し、サイド部を再生する。
以上の実施例では、ライン間の演算により直交変換を行
ったが、フィールド間においても同様に、処理可能であ
る。第6図を用いて説明する。第6図(a)に示すよう
に、OHの走査線と1ライン遅延、262ライン遅延、
263ライン遅延を用いることもできる。(a)の処理
を行うためには、送信側、受信側の各遅延調整部を、そ
れぞれ第6図(b) 、 (c)に示すように変更する
ことで可能となる。
送信側では、第6図(b)に示すように入力端子600
より入力された信号は、1ライン遅延回路601.26
1ライン遅延回路602.262ライン遅延回路603
により遅延され、それぞれ、出力端子604〜607に
より出力される。
一方、受信側では、第6図(C)に示すように入力端子
610〜613より入力された信号は、1ライン遅延回
路614.262ライン遅延回路615.263ライン
遅延回路616により出力し、セレクタ617により直
列のデータに変換し出力端子618より出力される。
このように文献1の方式のサイド部信号の伝送に、本発
明による多重技術を用いれば、直交変換を用いレベルの
小さい高次の成分を周波数多重を行い、レベルの大きい
低次の成分は垂直のオーバースキャン部に時分割多重し
伝送するため、現行受像機への妨害が著しく減少する。
特に、サイド部に垂直相関の大きい例えば、縦線の画像
では、垂直方向の直交変換の高次の項はOとなるため、
画面全体に周波数多重する成分が減少し、現行受像機へ
の妨害はほとんどなくなる。水平相関の大きい例えば、
横線の画像はほとんど水平オーバースキャン部に多重す
ることができるため、上記効果はきわめて大きい。
また、あらかじめ垂直方向の直交変換を行った後、低次
の項と高次の項にわけ、それぞれ別のチャンネルで伝送
するため、チャンネル間で伝送特性に差が生じた時でも
、各走査線間でレベル差が生じない。
以上の実施例では、直交変換の次数を4次としたが、さ
らにそれ以上、あるいは以下の次数においても適用可能
であり、本実施例で用いたアダマール変換以外の直交変
換も適用可能であることは勿論である。
また、本実施例では、ワイド画像伝送方式を例にとり、
C信号の共役領域を利用して多重する場合について示し
たが、例えばY信号の斜め高域部、RF伝送のためのキ
ャリアの直交領域等を使用する場合においても適用可能
である。
尚、上記実施例では、アスペクト化のための付加情報の
伝送装置について説明しているが、本発明を高精細化の
ための付加情報の伝送装置に応用することもできる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、現行受像機への周波
数多重によって生じる妨害を、再生画像の劣化を招くこ
となく低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る付加信号多重送信装置の一実施例
を示すブロック図、第2図は本発明に係る付加信号多重
受信装置の一実施例を示すブロック図、第3図は本発明
に係る送信装置をワイド画像伝送方式に適用した一実施
例を示すブロック図、第4図は第3図の動作説明図、第
5図は本発明に係る受信装置をワイド画像伝送方式に適
用した一実施例を示すブロック図、第6図は本発明に係
る送信装置及び受信装置の他の実施例を示す説明図、第
71!!!lはワイド画像伝送方式のエンコーダ側のブ
ロック図、第8図はワイド画像伝送方式のデコーダ側を
示すブロック図、第9図は第7図のY信号処理部を示す
ブロック図、第10図は第9図のプリプロセッサを示す
ブロック図、第11図はプリプロセッサ出力のスペクト
ル図、第12図は垂直オーバースキャン部の説明図であ
る。 120.240・・・遅延調整部、 130.230・・・直交変換器、 140.220・・・周波数多重処理部、150.25
0−・・時分割多重処理部。 第6図 (b)直7髪換後 周波1f1シΦ 第4図 (e)99山スペクトル (C−)申直固夜数

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1のテレビジョン信号に第2のテレビジョン信
    号を付加信号として多重し伝送する装置において、 前記第2のテレビジョン信号を垂直方向の画素間の演算
    によつて直交変換を行う手段と、 前記直交変換により得られた信号の内、低次の成分どう
    しを周波数多重処理する手段と、 前記直交変換により得られた信号の内、高次の成分どう
    しを時分割多重処理する手段と、 前記周波数多重処理された低次成分を前記第1のテレビ
    ジョン信号の垂直オーバースキャン部に時分割多重する
    手段と、 前記時分割多重処理された高次成分を前記第1のテレビ
    ジョン信号に周波数多重する手段とを具備したことを特
    徴とする付加信号多重送信装置。
  2. (2)前記付加信号多重送信装置からの低次、高次の付
    加情報信号が多重された第1のテレビジョン信号を受信
    し、前記第1のテレビジョン信号と付加情報信号を分離
    する手段と、 分離された前記付加情報信号から、低次成分と高次成分
    を分離する手段と、 分離された低次成分に対して送信側の周波数多重処理と
    は逆の周波数多重処理を行い、複数の低次成分を取り出
    す手段と、 分離された高次成分に対して送信側の時分割多重処理と
    は逆の時分割多重処理を行い、複数の高次成分を取り出
    す手段と、 前記逆周波数多重処理及び前記逆時分割多重処理によつ
    て得られた複数の低次成分及び複数の高次成分に対して
    送信側の直交交換とは逆特性の直交交換を行う手段と、 前記逆直交変換により得られた信号に基づいて前記第2
    のテレビジョン信号を復元する手段とを具備したことを
    特徴とする付加信号多重受信装置。
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