JP2855738B2 - 動画像信号伝送方式 - Google Patents

動画像信号伝送方式

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JP2855738B2
JP2855738B2 JP2003099A JP309990A JP2855738B2 JP 2855738 B2 JP2855738 B2 JP 2855738B2 JP 2003099 A JP2003099 A JP 2003099A JP 309990 A JP309990 A JP 309990A JP 2855738 B2 JP2855738 B2 JP 2855738B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は動画像信号の伝送方式あるいは記録方式に関
するものである。
(従来の技術) 動画像信号を飛び越し走査して伝送する方式は従来よ
りテレビジョン信号の伝送方式として用いられてきてい
る。飛び越し走査される場合の信号の伝送帯域はテレビ
ジョン学会誌Vol.43,No.5「小特集・EDTV方式、2.画質
改善の基本技術」(文献1)に示されている。即ち、順
次走査の画像信号が水平方向にμ、垂直方向にν
時間方向にf0の周波数帯域を持つとすると、その信号帯
域(伝送可能帯域)は第11図(a)の一点鎖線で示す直
方体となる。この順次走査の信号を飛び越し走査すると
同図(a)の直線で示すように時間周波数と垂直周波数
の両方が高域である信号成分が伝送できなくなる。さら
に、現行NTSC受像機においては垂直高域成分としてν
=525/2まで伝送するとフリッカを生じるために、一般
には第11図(b)に示すようにν=525×3/8以下の信
号帯域に帯域制限する必要があるとされている。
また、最近になって現行カラーテレビジョン信号に輝
度信号の高精細情報を多重して伝送する方式が提案され
ている。提案方式としては例えばテレビジョン学会誌Vo
l.39,No.10「完全両立性を有するEDTV信号方式(その1,
その2)」(文献2)に記載されている方式がある。即
ち、この方式では現行NTSCテレビジョン方式を垂直・時
間の2次元周波数空間(ν,f)で考えて、色信号の多重
されている(ν,f)=(525/4,−15),(−525/4,15)
を中心とした信号帯域の共役位置(ν,f)=(525/4,1
5),(−525/4,−15)に水平方向の高精細情報を多重
するものである(ただし、水平周波数帯域は2.1MHz〜4.
2MHz)。
(発明が解決しようとする課題) 上述の従来技術では、輝度信号を伝送する場合に伝送
できる信号帯域を十分広く確保することが難しい。即
ち、文献1を用いて説明した技術で伝送できる水平信号
帯域は伝送路での占有信号帯域までであり、垂直高域成
分は伝送できないという欠点があった。また、文献2を
用いて説明した方式では色信号をも伝送するため、輝度
信号として伝送できる信号帯域には限りがあり、さらに
垂直高域成分の多重は行われていないという欠点があっ
た。
本発明の目的はこのような従来方式の欠点を緩和ある
いは除去せしめ、動画像信号の輝度信号を帯域圧縮して
伝送する動画像信号伝送方式を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 第1の発明の動画像信号伝送方式は、垂直方向にν
で時間方向にf0の周波数帯域を持つ動画像信号を飛び越
し走査して伝送する動画像信号伝送方式において、前記
動画像信号を画像の水平方向の周波数により水平低域成
分と水平中間成分と水平高域成分の3個の成分に分割
し、前記水平高域成分を垂直・時間周波数空間内での低
域通過型フィルタにより帯域制限して帯域制限水平高域
成分とし、該帯域制限水平高域成分を周波数分割して第
1成分と第2成分の2個の成分に分割し、該第1成分を
水平方向には前記水平中間成分と同じ周波数帯域を持つ
ように周波数変換しかつ垂直方向に+ν0/2および時間
方向に+f0/2だけ周波数シフトした信号を第1変調信号
とし、前記第2成分を水平方向には前記水平中間成分と
同じ周波数帯域を持つように周波数変換しかつ垂直方向
に−ν0/2および時間方向に+0f/2だけ周波数シフトし
た信号を第2変調信号とし、前記水平中間成分に対して
垂直・時間周波数空間(ν,f)でのフィルタにより
(ν,f)=(±ν0/2,±f0/2)の4点を中心とした信号
成分を除去して帯域制限水平中間成分とし、前記水平低
域成分と前記帯域制限水平中間成分と前記第1変調信号
と前記第2変調信号を加算した周波数多重信号を伝送す
るものである。
また、第2の発明の動画像信号伝送方式は、垂直方向
にνで時間方向にf0の周波数帯域を持つ動画像信号を
飛び越し走査して伝送する動画像信号伝送方式におい
て、前記動画像信号から画像の垂直方向には高域であり
かつ時間方向には低域である垂直高域成分と画像の垂直
方向の低域成分である垂直低域成分の2個の成分を抽出
し、前記垂直低域成分を画像の水平方向の周波数により
水平低域成分と水平高域成分の2個の成分に分割し、前
記水平高域成分に対して垂直・時間周波数空間(ν,f)
でのフィルタにより(ν,f)=(±ν0/2,±f0/2)の4
点を中心とした信号成分を除去して帯域制限水平高域成
分とし、前記垂直高域成分を周波数分割して第1成分と
第2成分の2個の成分に分割し、該第1成分を水平方向
には前記水平高域成分と同じ周波数帯域を持つように周
波数変換しかつ垂直方向に−ν0/2および時間方向に+f
0/2だけ周波数シフトした信号を第1変調信号とし、前
記第2成分を水平方向には前記水平高域成分と同じ周波
数帯域を持つように周波数変換しかつ垂直方向に+ν0/
2および時間方向に+f0/2だけ周波数シフトした信号を
第2変調信号とし、前記水平低域成分と前記帯域制限水
平高域成分と前記第1変調信号と前記第2変調信号を加
算した周波数多重信号を伝送するものである。
また、第3の発明の動画像信号伝送方式は、垂直方向
にνで時間方向にf0の周波数帯域を持つ動画像信号を
飛び越し走査して伝送する動画像信号伝送方式におい
て、前記動画像信号から画像の垂直方向には高域であり
かつ時間方向には低域である垂直高域成分と画像の垂直
方向の低域成分である垂直低域成分の2個の成分を抽出
し、前記垂直低域成分を画像の水平方向の周波数により
水平低域成分と水平中間成分と水平高域成分の3個の成
分に分割し、該水平高域成分を垂直・時間周波数空間内
での低域通過型フィルタにより帯域制限して帯域制限水
平高域成分とし、前記水平中間成分に対して垂直・時間
周波数空間(ν,f)でのフィルタにより(ν,f)=(±
ν0/2,±f0/2)の4点を中心とした信号成分を除去して
帯域制限水平中間成分とし、前記垂直高域成分を水平方
向には前記水平中間成分と同じ周波数帯域を持つように
周波数変換しかつ垂直方向に−ν0/2および時間方向に
+f0/2だけ周波数シフトした信号を変調垂直高域信号と
し、前記帯域制限水平高域成分を水平方向には前記水平
中間成分と同じ周波数帯域を持つように周波数変換しか
つ垂直方向に−ν0/2および時間方向に+f0/2だけ周波
数シフトした信号を変調水平高域信号とし、前記水平低
域成分と前記帯域制限水平中間成分と前記変調水平高域
信号と前記変調垂直高域信号を加算した周波数多重信号
を伝送するものである。
また、第4の発明の動画像信号伝送方式は、垂直方向
にνで時間方向にf0の周波数帯域を持つ動画像信号を
飛び越し走査して伝送する動画像信号伝送方式におい
て、前記動画像信号から画像の垂直方向には高域であり
かつ時間方向には低域である垂直高域成分と画像の垂直
方向の低域成分である垂直低域成分の2個の成分を抽出
し、前記垂直低域成分を画像の水平方向の周波数により
水平低域成分と水平中間成分と水平高域成分の3個の成
分に分割し、該水平高域成分を垂直・時間周波数空間内
での低域通過型フィルタにより帯域制限して帯域制限水
平高域成分とし、前記水平中間成分に対して垂直・時間
周波数空間(ν,f)でのフィルタにより(ν,f)=(±
ν0/2,±f0/2)の4点を中心とした信号成分を除去して
帯域制限水平中間成分とし、前記垂直高域成分を水平方
向には前記水平中間成分と同じ周波数帯域を持つように
周波数変換しかつ垂直方向に−ν0/2および時間方向に
+f0/2だけ周波数シフトした信号を変調垂直高域信号と
し、前記帯域制限水平高域成分を水平方向には前記水平
中間成分と同じ周波数帯域を持つように周波数変換しか
つ垂直方向に+ν0/2および時間方向に+f0/2だけ周波
数シフトした信号を変調水平高域信号とし、前記水平低
域成分と前記帯域制限水平中間成分と前記変調水平高域
信号と前記変調垂直高域信号を加算した周波数多重信号
を伝送するものである。
また第5の発明の動画像信号伝送方式として、第1か
ら第4の発明のに記載の動画像信号伝送方式における前
記動画像信号として入力動画像信号から水平方向の中域
周波数成分である水平第2中間成分を除いた信号を用
い、前記水平第2中間成分については帯域圧縮を施して
かつ前記周波数多重信号と時分割多重をして伝送しても
よい。
(作用) 本発明は、動画像信号を帯域圧縮して伝送する際の帯
域圧縮および信号の多重方法に関するものである。
前述の文献2にも示されているとうり、輝度信号につ
いては水平方向の周波数成分が或程度以上の成分に関し
ては垂直・時間周波数空間(ν,f)でのフィルタにより
(ν,f)=(±ν0/2,±f0/2)の4点を中心とした信号
成分を除去しても一般の画像では画質的には大きな影響
が無いと言われている。これは、水平方向高域成分にお
いては、動き領域では時間高域まで信号成分があるもの
の垂直成分がν0/2以上の信号成分が少なく、また、静
止領域では時間方向の周波数成分がほとんど無いためで
ある。従って、第1から第4の発明のよればこの周波数
領域の信号成分を除去しその空き地に水平あるいは垂直
方向の高域成分を変調して多重することにより、信号成
分を除去することによる劣化をあまり起こさずに従来方
式よりも高精細な画像を提供することができることにな
る。
また、人間の視覚特性は画像の水平あるいは垂直方向
より斜め方向に対しては解像度劣化が検知し難いと言わ
れている。また、人間の視覚特性として画像の高精細成
分は動き領域ではあまり検知できないことが知られてい
る。そこで、第5の発明では第1〜第4の発明において
水平方向に高域でありかつ垂直方向にも高域である周波
数成分、あるいは水平方向に高域でありかつ時間方向に
も高域である周波数成分を除去することで大きな画質劣
化を起こすことなくさらに帯域の圧縮が可能となる。
(実施例) 次に第1図〜第11図を用いて本発明の実施例について
説明する。以下では一例として、走査線数ν×2本、
順次走査白黒テレビジョンの動画像信号を入力として、
帯域制限処理と多重処理を施した後飛び越し走査で受信
側に伝送する場合について説明する。また、ここでは入
力動画像信号の水平方向の信号帯域μはμ<μ、垂直
方向の信号帯域νはν<ν、時間方向の信号帯域fは
f<f0であるとする。また、飛び越し走査で伝送する場
合の伝送信号の垂直方向の周波数帯域νは一例として
ν=ν×3/4であるとする。さらに時間方向の処理
に関しては動領域と静止領域を区別することなく処理を
行うこととする。
まず、第1の発明の実施例について説明する。第6図
は第1の発明の一実施例の基本構成を示すブロック図で
あり、第1図は第6図の実施例により伝送可能となる信
号帯域を示す図である。順次走査の動画像信号50を入力
し、まず、水平方向帯域分割回路20において動画像信号
50を水平低域成分110(0≦μ<μ)と水平中間成分1
11(μ≦μ<μ)と水平高域成分112(μ≦μ<
μ)に分割する。この時一例としてμ−μ=(μ
−μ)/2となるようにする。水平高域成分112はフ
ィルタ回路5において垂直・時間周波数空間内での低域
通過型フィルタ処理が施され、一例として第1図に示す
ように垂直方向にν<ν0/4で時間方向にf<f0/4に帯
域制限され、さらに垂直・時間周波数空間において斜め
方向成分を除去することで1/2に帯域制限される。フィ
ルタ回路5の出力信号116は水平方向帯域分割回路21に
おいて水平方向の周波数成分により2等分割されて第1
成分117(μ≦μ<μ1/2+μ0/2)と第2成分118(μ
1/2+μ0/2≦μ<μ)となる。第1成分117は変調回
路22において水平方向に−(μ−μ)、垂直方向に
+ν0/2および時間方向に+f0/2だけ周波数シフトされ
て第1変調信号119となる。第2成分118は変調回路23に
おいて水平方向に−(μ−μ)×2、垂直方向に−
ν0/2および時間方向に+f0/2だけ周波数シフトされて
第2変調信号120となる。なお、変調回路22および23に
おいて周波数シフトする前に順次走査している第1成分
117と第2成分118は飛び越し走査に変換するものとす
る。ただし、ここでの新たな帯域制限処理は行わない。
また、水平中間成分111はフィルタ回路4において垂直
・時間周波数空間(ν,f)でのフィルタにより(ν,f)
=(±ν0/2,±f0/2)の4点を中心として第1変調信号
119および第2変調信号120の信号帯域分だけ信号成分が
除去されて帯域制限水平中間成分113となる。水平低域
成分110と帯域制限水平中間成分113は加算された後走査
変換回路6において順次走査の加算信号114から飛び越
し走査の加算信号115に変換される。この際、走査変換
する前に垂直・時間周波数空間において帯域制限のため
のフィルタ処理を施す必要がある。以上の帯域制限と変
調処理の後、飛び越し走査の加算信号115と第1変調信
号119と第2変調信号120が加算されて周波数多重信号12
1として受信側に伝送される。この時、周波数多重信号1
21は第5図に示すような周波数帯域を持つ。即ち、
(ν,f)=(ν0/2,f0/2),(−ν0/2,−f0/2)を中心
に第1変調信号119が周波数多重され(ν,f)=(−ν0
/2,f0/2),(ν0/2,−f0/2)を中心に第2変調信号120
が多重されている。
なお、変調回路22および23において第1成分117を垂
直方向に+ν0/2および時間方向に+f0/2だけ周波数シ
フトし第2成分118を垂直方向に−ν0/2および時間方向
に+f0/2だけ周波数シフトしているが、これは、第1成
分117を垂直方向に−ν0/2および時間方向に+f0/2だけ
周波数シフトし第2成分118を垂直方向に+ν0/2および
時間方向に+f0/2だけ周波数シフトしてもよい。
また、第6図の実施例では第1成分117と第2成分118
を分割する際に水平方向の周波数成分を見て2等分割し
ているが、その他の周波数成分を見て2等分割してもよ
い。ただし、この処理に対応した帯域制限処理が行われ
ている必要がある。
本実施例により信号帯域μの伝送路で水平信号帯域
μ(>μ)の信号帯域の伝送が可能となる。
次に第2の発明の実施例について説明する。第7図は
第2の発明の一実施例の基本構成を示すブロック図であ
り、第2図は第7図の実施例により伝送可能となる信号
帯域を示す図である。順次走査の動画像信号50を入力
し、まず、垂直高域抽出回路24において画像の垂直方向
には高域でありかつ時間方向には低域である垂直高域成
分122を抽出する。垂直高域成分122は一例として第2図
に示すように水平方向には0≦μ<μ<μ、垂直方
向にはν(=ν×3/4)≦ν<ν、時間方向に0
≦f<f0/4に帯域制限された後、そこからさらに垂直・
時間周波数空間で1/2に帯域制限されているものとす
る。垂直高域成分122は水平方向帯域分割回路25におい
て水平方向の周波数成分により2等分割されて、第1成
分124(0≦μ<μ4/2)と第2成分125(μ4/2≦μ<μ
)となる。第1成分124は変調回路26において水平方
向にμ(=μ−μ4/2)、垂直方向に−ν0/2および
時間方向に+f0/2だけ周波数シフトされて第1変調信号
126となる。第2成分125は変調回路27において水平方向
にμ−μ、垂直方向に+ν0/2および時間方向に+f
0/2だけ周波数シフトされて第2変調信号127となる。な
お、変調回路26および27において周波数シフトした後に
順次走査している信号を飛び越し走査に変換するものと
する。ただし、ここでの新たな帯域制限処理は行わな
い。また、動画像信号50から垂直高域成分122を差し引
いた垂直低域成分123は水平方向帯域分割回路28に入力
され、画像の水平方向の周波数により水平低域成分128
(0≦μ<μ)と水平高域成分129(μ≦μ<
μ)の2個の成分に分割される。水平高域成分129は
フィルタ回路4において第6図のフィルタ回路4と全く
同じ垂直・時間周波数空間(ν,f)でのフィルタにより
(ν,f)=(±ν0/2,±f0/2)の4点を中心として第1
変調信号126および第2変調信号127の信号帯域成分だけ
信号成分が除去されて帯域制限水平高域成分130とな
る。水平低域成分128と帯域制限水平高域成分130は加算
された後、走査変換回路6において第6図の走査変換回
路6と全く同じ処理により順次走査の加算信号131から
飛び越し走査の加算信号132に変換される。以上の帯域
制限と変調処理の後、飛び越し走査の加算信号132と第
1変調信号126と第2変調信号127が加算されて周波数多
重信号133として受信側に伝送される。
なお、変調回路22および23において第1成分124を垂
直方向に−ν0/2および時間方向に+f0/2だけ周波数シ
フトし第2成分125を垂直方向に+ν0/2および時間方向
に+f0/2だけ周波数シフトしているが、これは、第1成
分124を垂直方向に+ν0/2および時間方向に+f0/2だけ
周波数シフトし第2成分125を垂直方向に−ν0/2および
時間方向に+f0/2だけ周波数シフトしてもよい。
また、第7図の実施例では第1成分124と第2成分125
を分割する際に水平方向の周波数成分を見て2等分割し
ているが、その他の周波数成分を見て2等分割してもよ
い。ただし、この処理に対応した帯域制限処理が行われ
ている必要がある。
また、第2の発明は第8図の構成によっても実現でき
る。即ち、第7図の実施例で垂直高域成分122を求める
際に、順次走査の入力動画像信号50を一度走査変換して
飛び越し走査としさらに逆走査変換を施して順次走査信
号を復号して、この復号された信号と入力の動画像信号
50との差分を垂直高域成分と考える方法である。まず、
入力の動画像信号50は走査変換回路6において第6図の
走査変換回路6と全く同じ処理により飛び越し走査信号
134となる。この飛び越し走査信号134に対し走査変換回
路9において走査変換回路6で用いた帯域制限フィルタ
を用いて内挿が行われて順次走査の復号順次走査信号13
5が得られる。この復号順次走査信号135を動画像信号50
から差し引いて、この差分信号136をフィルタ回路10に
おいて第7図の垂直高域抽出回路24で行った帯域制限処
理と全く同じ帯域制限処理を施して垂直高域成分137を
得る。垂直高域成分137に対しては第7図の垂直高域成
分122に対して行った処理と全く同じ処理を施して最終
的に第1変調信号139と第2変調信号141を得る。また、
飛び越し走査信号134は水平方向帯域分割回路29とフィ
ルタ回路30により、第7図の水平方向帯域分割回路28お
よびフィルタ回路4と全く同様にして水平低域成分142
と帯域制限水平高域成分144を得る。ここで第7図の水
平方向帯域分割回路28およびフィルタ回路4との違いは
入力および出力信号が第7図の方は順次走査であり、第
8図の方が飛び越し走査であることだけである。以上の
ようにして得られた水平低域成分142と帯域制限水平高
域成分144と第1変調信号139と第2変調信号141が加算
されて周波数多重信号145として受信側に伝送される。
本実施例により、飛び越し走査で伝送する場合でも垂
直信号帯域ν(>ν)の信号帯域の伝送が可能とな
る。
次に第3の発明の実施例について説明する。第9図は
第3の発明の一実施例の基本構成を示すブロック図であ
り、第3図は第9図の実施例により伝送可能となる信号
帯域を示す図である。順次走査の動画像信号50を入力
し、まず、垂直高域抽出回路1において画像の垂直方向
には高域でありかつ時間方向には低域である垂直高域成
分51を抽出する。垂直高域成分51は一例として第3図に
示すように水平方向には0≦μ<μ(=μ
μ)、垂直方向にはν(=ν×3/4)≦ν<ν
時間方向に0≦f<f0/4に帯域制限された後、そこから
さらに垂直・時間周波数空間で1/2に帯域制限されてい
るものとする。垂直高域成分51は変調回路2において水
平方向にμ(=μ−μ)、垂直方向に−ν0/2お
よび時間方向に+f0/2だけ周波数シフトされて変調垂直
高域信号53となる。なお、変調回路2において周波数シ
フトした後に順次走査している信号を飛び越し走査に変
換するものとする。ただし、ここでの新たな帯域制限処
理は行わない。また、動画像信号50から垂直高域成分51
が差し引かれた信号である垂直低域成分52は水平方向帯
域分割回路3に入力され、画像の水平方向の周波数によ
り水平低域成分54(0≦μ<μ)と水平中間成分55
(μ≦μ<μ)と水平高域成分56(μ≦μ<
μ)の3個の成分に分割される。水平高域成分56はフ
ィルタ回路5において、一例として第6図のフィルタ回
路5と全く同じ垂直・時間周波数空間内での低域通過型
フィルタ処理が施される。フィルタ回路5の出力信号59
は変調回路7において水平方向に−(μ−μ)、垂
直方向に−ν0/2および時間方向に+f0/2だけ周波数シ
フトされて変調水平高域信号61となる。なお、変調回路
7において周波数シフトした後に順次走査している信号
を飛び越し走査に変換するものとする。ただし、ここで
の新たな帯域制限処理は行わない。水平中間成分55はフ
ィルタ回路4において第6図のフィルタ回路4と全く同
じ垂直・時間周波数空間(ν,f)でのフィルタにより、
(ν,f)=(±ν0/2,±f0/2)の4点を中心として変調
垂直高域信号53および変調水平高域信号61の信号帯域分
だけ信号成分が除去されて帯域制限水平中間成分57とな
る。水平低域成分54と帯域制限水平中間成分57は加算さ
れた後、走査変換回路6において第6図の走査変換回路
6と全く同じ処理により順次走査の加算信号58から飛び
越し走査の加算信号60に変換される。以上の帯域制限と
変調処理の後、飛び越し走査の加算信号60と変調垂直高
域信号53と変調水平高域信号61が加算されて周波数多重
信号62として受信側に伝送される。
また第9図の実施例において垂直高域成分を抽出する
際に、第2の発明の実施例として第8図で示した構成と
同様の構成を用いて実現してもよい。
また第9図の実施例においては、動画像信号50からま
ず垂直高域成分51を求め、次に垂直低域成分52を水平方
向帯域分割回路3で水平方向の周波数成分により3個の
成分に分割しているが、動画像信号50からまず水平方向
帯域分割回路3で水平方向の周波数成分により3個の成
分に分割し、分割された周波数成分のうち低域周波数成
分を含む成分から垂直高域成分を抽出する構成としても
よい。
本実施例により信号帯域μの伝送路を用いて飛び越
し走査で伝送する場合でも、水平信号帯域μ(>
μ)、垂直信号帯域ν(>ν)の信号帯域の伝送
が可能となる。
次に第4の発明の実施例について説明する。第4の発
明の実施例は第3の発明の実施例において垂直高域成分
および水平高域成分の変調方法を変更したものでよい。
即ち、例えば第9図を用いて説明した第3の発明の実施
例において、変調回路2および7において垂直高域成分
51を垂直方向に−ν0/2および時間方向に+f0/2だけ周
波数シフトし水平高域成分59を垂直方向に−ν0/2およ
び時間方向に+f0/2だけ周波数シフトしているが、これ
を、垂直高域成分51を垂直方向に+ν0/2および時間方
向に+f0/2だけ周波数シフトし水平高域成分59を垂直方
向に+ν0/2および時間方向に+f0/2だけ周波数シフト
するように変更する。このようにすることで、第3の発
明に比較すると垂直高域成分と水平高域成分の多重位置
が逆になり、伝送できる信号帯域は第3の発明と同じと
なる。
次に第5の発明の実施例について説明する。ここでは
一例として第9図に示す第3の発明の実施例において、
動画像信号50として入力の動画像信号から水平方向の中
域周波数成分である水平第2中間成分を除いた信号を用
い、この水平第2中間成分については帯域圧縮を施した
後に他の信号成分と時分割多重をして伝送する場合につ
いて説明する。なお、本実施例では水平第2中間成分を
抽出する前に垂直高域成分を抽出する場合について説明
するが、順番はどちらでもよい。
第10図は第5の発明の一実施例の基本構成を示すブロ
ック図であり、第4図は第10図の実施例により伝送可能
となる信号帯域を示す図である。順次走査の動画像信号
50を入力し、まず、垂直高域抽出回路8において画像の
垂直方向には高域でありかつ時間方向には低域である垂
直高域成分63を抽出する。垂直高域成分63は、一例とし
て第4図に示すように水平方向に0≦μ<μ11(=μ
−μ)、垂直方向にはν(=ν×3/4)≦ν<ν
、時間方向に0≦f<f0/4に帯域制限された後、そこ
からさらに垂直・時間周波数空間で1/2に帯域制限され
ているものとする。垂直高域成分63は変調回路11におい
て水平方向にμ10(=μ−μ11)、垂直方向に−ν0/
2および時間方向に+f0/2だけ周波数シフトされて変調
垂直高域信号64となる。なお、変調回路11において周波
数シフトした後に順次走査している信号を飛び越し走査
に変換するものとそる。ただし、ここでの新たな帯域制
限処理は行わない。また、動画像信号50から垂直高域成
分63が差し引かれた信号である垂直低域成分65は水平方
向帯域分割回路12に入力され、画像の水平方向の周波数
により水平低域成分90(0≦μ<μ10)と水平中間成分
91(μ10≦μ<μ)と水平第2中間成分93(μ≦μ
<μ)と水平高域成分92(μ≦μ<μ)の4個の
成分に分割される。水平高域成分92はフィルタ回路5に
おいて、一例として第6図のフィルタ回路5と全く同じ
垂直・時間周波数空間内での低域通過型フィルタ処理が
施される。フィルタ回路5の出力信号96は変調回路13に
おいて水平方向に−(μ−μ10)、垂直方向に−ν0/
2および時間方向に+f0/2だけ周波数シフトされて変調
水平高域信号99となる。なお、変調回路13において周波
数シフトした後に順次走査している信号を飛び越し走査
に変換するものとする。ただし、ここでの新たな帯域制
限処理は行わない。水平中間成分91はフィルタ回路4に
おいて第6図のフィルタ回路4と全く同じ垂直・時間周
波数空間(ν,f)でのフィルタにより、(ν,f)=(±
ν0/2,±f0/2)の4点を中心として変調垂直高域信号64
および変調水平高域信号99の信号帯域分だけ信号成分が
除去されて帯域制限水平中間成分94となる。水平低域成
分90と帯域制限水平中間成分94は加算された後、走査変
換回路6において第6図の走査変換回路6と全く同じ処
理により順次走査の加算信号95から飛び越し走査の加算
信号98に変換される。以上の帯域制限と変調処理の後、
飛び越し走査の加算信号98と変調垂直高域信号64と変調
水平高域信号99が加算されて周波数多重信号100とな
る。また水平第2中間成分93は帯域圧縮回路14におい
て、例えば第4図に示されるように垂直方向に0≦ν<
ν0/2、時間方向に0≦f<f0/2に帯域制限され、さら
に垂直・時間周波数空間で1/2に帯域制限された後水平
方向に−μだけ周波数シフトされ、さらに垂直方向に
1/2と時間方向に1/2の間引き処理が施され飛び越し走査
に変換されて帯域圧縮信号97となる。最後に選択回路15
において、周波数多重信号100と帯域圧縮信号97の信号
帯域が同じ帯域を持つように時間軸の圧縮あるいは伸張
を行った後時分割多重を行い伝送信号101として受信側
に伝送する。
本実施例により第3の発明に比較して狭い信号帯域で
(あるいは短い時間で)水平信号帯域μ10、垂直信号帯
域ν(>ν)の信号帯域の伝送が可能となる。
なお第10図の実施例では、第9図の実施例を基にして
動画像信号50のうち水平第2中間成分については帯域圧
縮を施した後に他の信号成分とは時分割多重をして伝送
する場合について説明したが、第9図の実施例ではな
く、第6図あるいは第7図あるいは第8図の実施例を基
にしてもよい。
以上が第1から第5の発明の実施例である。なお、以
上の実施例では時間方向の処理を行う際に動領域と静止
領域の区別をしていないが、例えば高精細信号の多重は
静止領域のみで行う等の適応処理を行うようにしてもよ
い。また、色信号を別に時分割で伝送すればカラー動画
像信号の伝送が可能であることは言うまでもない。ま
た、第1の発明のように水平方向の高精細情報を多重し
て伝送する場合には入力の動画像信号として飛び越し走
査の信号を用いてもよい。また、入力と出力の動画像信
号の走査線数は等しくなる必要は無く、例えばより高精
細な信号から走査線数変換を施した信号を上記実施例の
動画像信号50としてもよい。
(発明の効果) 以上述べてきたように、本発明によれば白黒の動画像
信号を伝送する際に従来技術に比較して同じ伝送帯域で
より高精細度な信号を伝送することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の一実施例における帯域制限方法を
示す図、第2図は第2の発明の一実施例における帯域制
限方法を示す図、第3図は第3の発明の一実施例におけ
る帯域制限方法を示す図、第4図は第5の発明の一実施
例における帯域制限方法を示す図、第5図は第1の発明
の一実施例における信号多重方法を示す図、第6図は第
1の発明の一実施例の構成を示す図、第7図および第8
図は第2の発明の一実施例の構成を示す図、第9図は第
3の発明の一実施例の構成を示す図、第10図は第5の発
明の一実施例の構成を示す図、第11図は従来方式の説明
図である。 図において、 1,8,24……垂直高域抽出回路、 2,7,11,13,22,23,26,27……変調回路、 3,12,20,21,25,28,29……水平方向帯域分割回路、 4,5,10,30……フィルタ回路、6……走査変換回路、 9……逆走査変換回路、14……帯域圧縮回路、 15……選択回路 である。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直方向にνで時間方向にf0の周波数帯
    域を持つ動画像信号を飛び越し走査して伝送する動画像
    信号伝送方式において、前記動画像信号を画像の水平方
    向の周波数により水平低域成分と水平中間成分と水平高
    域成分の3個の成分に分割し、前記水平高域成分を垂直
    ・時間周波数空間内での低域通過型フィルタにより帯域
    制限して帯域制限水平高域成分とし、該帯域制限水平高
    域成分を周波数分割して第1成分と第2成分の2個の成
    分に分割し、該第1成分を水平方向には前記水平中間成
    分と同じ周波数帯域を持つように周波数変換しかつ垂直
    方向に+ν0/2および時間方向に+f0/2だけ周波数シフ
    トした信号を第1変調信号とし、前記第2成分を水平方
    向には前記水平中間成分と同じ周波数帯域を持つように
    周波数変換しかつ垂直方向に−ν0/2および時間方向に
    +f0/2だけ周波数シフトした信号を第2変調信号とし、
    前記水平中間成分に対して垂直・時間周波数空間(ν,
    f)でのフィルタにより(ν,f)=(±ν0/2,±f0/2)
    の4点を中心とした信号成分を除去して帯域制限水平中
    間成分とし、前記水平低域成分と前記帯域制限水平中間
    成分と前記第1変調信号と前記第2変調信号を加算した
    周波数多重信号を伝送することを特徴とする動画像信号
    伝送方式。
  2. 【請求項2】垂直方向にνで時間方向にf0の周波数帯
    域を持つ動画像信号を飛び越し走査して伝送する動画像
    信号伝送方式において、前記動画像信号から画像の垂直
    方向には高域でありかつ時間方向には低域である垂直高
    域成分と画像の垂直方向の低域成分である垂直低域成分
    の2個の成分を抽出し、前記垂直低域成分を画像の水平
    方向の周波数により水平低域成分と水平高域成分の2個
    の成分に分割し、前記水平高域成分に対して垂直・時間
    周波数空間(ν,f)でのフィルタにより(ν,f)=(±
    ν0/2,±f0/2)の4点を中心とした信号成分を除去して
    帯域制限水平高域成分とし、前記垂直高域成分を周波数
    分割して第1成分と第2成分の2個の成分に分割し、該
    第1成分を水平方向には前記水平高域成分と同じ周波数
    帯域を持つように周波数変換しかつ垂直方向に−ν0/2
    および時間方向に+f0/2だけ周波数シフトした信号を第
    1変調信号とし、前記第2成分を水平方向には前記水平
    高域成分と同じ周波数帯域を持つように周波数変換しか
    つ垂直方向に+ν0/2および時間方向に+f0/2だけ周波
    数シフトした信号を第2変調信号とし、前記水平低域成
    分と前記帯域制限水平高域成分と前記第1変調信号と前
    記第2変調信号を加算した周波数多重信号を伝送するこ
    とを特徴とする動画像信号伝送方式。
  3. 【請求項3】垂直方向にνで時間方向にf0の周波数帯
    域を持つ動画像信号を飛び越し走査して伝送する動画像
    信号伝送方式において、前記動画像信号から画像の垂直
    方向には高域でありかつ時間方向には低域である垂直高
    域成分と画像の垂直方向の低域成分である垂直低域成分
    の2個の成分を抽出し、前記垂直低域成分を画像の水平
    方向の周波数により水平低域成分と水平中間成分と水平
    高域成分の3個の成分に分割し、該水平高域成分を垂直
    ・時間周波数空間内での低域通過型フィルタにより帯域
    制限して帯域制限水平高域成分とし、前記水平中間成分
    に対して垂直・時間周波数空間(ν,f)でのフィルタに
    より(ν,f)=(±ν0/2,±f0/2)の4点を中心とした
    信号成分を除去して帯域制限水平中間成分とし、前記垂
    直高域成分を水平方向には前記水平中間成分と同じ周波
    数帯域を持つように周波数変換しかつ垂直方向に−ν0/
    2および時間方向に+f0/2だけ周波数シフトした信号を
    変調垂直高域信号とし、前記帯域制限水平高域成分を水
    平方向には前記水平中間成分と同じ周波数帯域を持つよ
    うに周波数変換しかつ垂直方向に−ν0/2および時間方
    向に+f0/2だけ周波数シフトした信号を変調水平高域信
    号とし、前記水平低域成分と前記帯域制限水平中間成分
    と前記変調水平高域信号と前記変調垂直高域信号を加算
    した周波数多重信号を伝送することを特徴とする動画像
    信号伝送方式。
  4. 【請求項4】垂直方向にνで時間方向にf0の周波数帯
    域を持つ動画像信号を飛び越し走査して伝送する動画像
    信号伝送方式において、前記動画像信号から画像の垂直
    方向には高域でありかつ時間方向には低域である垂直高
    域成分と画像の垂直方向の低域成分である垂直低域成分
    の2個の成分を抽出し、前記垂直低域成分を画像の水平
    方向の周波数により水平低域成分と水平中間成分と水平
    高域成分の3個の成分に分割し、該水平高域成分を垂直
    ・時間周波数空間内での低域通過型フィルタにより帯域
    制限して帯域制限水平高域成分とし、前記水平中間成分
    に対して垂直・時間周波数空間(ν,f)でのフィルタに
    より(ν,f)=(±ν0/2,±f0/2)の4点を中心とした
    信号成分を除去して帯域制限水平中間成分とし、前記垂
    直高域成分を水平方向には前記水平中間成分と同じ周波
    数帯域を持つように周波数変換しかつ垂直方向に+ν0/
    2および時間方向に+f0/2だけ周波数シフトした信号を
    変調垂直高域信号とし、前記帯域制限水平高域成分を水
    平方向には前記水平中間成分と同じ周波数帯域を持つよ
    うに周波数変換しかつ垂直方向に+ν0/2および時間方
    向に+f0/2だけ周波数シフトした信号を変調水平高域信
    号とし、前記水平低域成分と前記帯域制限水平中間成分
    と前記変調水平高域信号と前記変調垂直高域信号を加算
    した周波数多重信号を伝送することを特徴とする動画像
    信号伝送方式。
  5. 【請求項5】請求項1または2または3または4に記載
    の動画像信号伝送方式において、前記動画像信号として
    入力動画像信号から水平方向の中域周波数成分である水
    平第2中間成分を除いた信号を用い、前記水平第2中間
    成分については帯域圧縮を施してかつ前記周波数多重信
    号と時分割多重をして伝送することを特徴とする動画像
    信号伝送方式。
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