JPH03263556A - 多元冷凍装置 - Google Patents

多元冷凍装置

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JPH03263556A
JPH03263556A JP6039090A JP6039090A JPH03263556A JP H03263556 A JPH03263556 A JP H03263556A JP 6039090 A JP6039090 A JP 6039090A JP 6039090 A JP6039090 A JP 6039090A JP H03263556 A JPH03263556 A JP H03263556A
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JP
Japan
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temperature side
refrigeration cycle
compressor
condenser
evaporator
Prior art date
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Pending
Application number
JP6039090A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikutami Taniguchi
谷口 育民
Kensuke Oka
岡 健助
Eiichi Shimizu
栄一 清水
Hidetaka Sasaki
英孝 佐々木
Kenichi Kagawa
賢一 香川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、高温側冷凍サイクルの蒸発器と低温側冷凍サ
イクルの凝縮器とを熱交換させる多(ニ)元冷凍装置に
関する。
(ロ)従来の技術 二元冷凍装置が示されたものとして、実公昭56−53
236号公報がある。この公報では高温側冷凍サイクル
の蒸発器と低温側冷凍サイクルの凝縮器とをカスケード
コンデンサで熱交換させると共に、このカスケードコン
デンサに温度検出器を設けてこのカスケードコンデンサ
の温度が設定値以下になると低温側冷凍サイクルの圧縮
機の運転を開始する。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このような二元冷凍装置において、例えば、冷却運転終
了後ポンプダウン運転を行なって高温側冷凍サイクルの
蒸発器に冷媒がない状態にしておくと、冷却運転の開始
と同時にこの蒸発器に流れ込む冷媒によってこの蒸発器
(カスケードコンデンサ)の温度が急激に低下する。こ
こでカスケードコンデンサに設けた温度検出器はこの検
出器内に封入されたガスの膨張によって作動するもので
あり、且つこの検出器自体の熱膨張や、カスケードコン
デンサからこの検出器への熱伝導を考えると、上述の蒸
発器の急激な温度低下をこの検出器で検知することはむ
ずかしいと考えられる。このため、低温側冷凍サイクル
の圧縮機の運転開始が的確に行なえず、カスケードコン
デンサの温度しいては低温側冷凍サイクルの凝縮器の熱
交換能力が一定に保てないおそれがあった。
本発明は、低温側冷凍サイクルの運転開始を的確に行な
えるようにして、低温側冷凍サイクルの凝縮器の熱交換
能力を一定に保つことを目的としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は多元冷凍装置の高
温側冷凍サイクルの圧縮機の運転開始時から所定時間経
過後に低温側冷凍サイクルの圧縮機の運転を開始させる
遅延手段を備えるようにしたものである。
(*)作用 高温側冷凍サイクルの圧縮機の運転開始によってカスケ
ードコンデンサが所定温度にまで低下する時間を予め設
定しておき、この設定した時間(所定時間)経過後に低
温側冷凍サイクルの圧縮機の運転が開始される。
(へ)実施例 第1図、第2図において、1は二元冷凍装置で、この装
置は、高温側ユニット2と、低温側ユニット3と、クー
ラユニット4とから構成されている。そして、これらユ
ニット2,3.4は冷媒管(後述する)でつながれる。
5は高温側冷凍サイクルで、圧縮1!6、マフラ7、凝
縮器8、第1受液器9、ドライヤ10、第1制御弁11
、第1膨張弁(減圧器)12、過冷却器として作用する
サブクーラ13、蒸発器14、アキュムレータ15が順
次冷媒管で接続されている。この高温側冷凍サイクル5
に封入されている冷媒はR−22である。16は低圧側
配管に取り付けられた温度センサで、このセンサ16で
検出した温度に基づいて第1膨張弁12の開度が制御さ
れる。又、第1制御弁11はこの冷凍サイクル5の冷却
運転の停止後に行なわれるポンプダウン運転時に閉じら
れて、蒸発器14内の冷媒をこの冷凍サイクル5の高圧
側管路(凝縮器8等)に回収させるものである。
17は低温側冷凍サイクルで、圧縮機1B、マフラ19
、オイルセパレータ20、凝縮器21、第2の受液器3
4、サブクーラ13、ドライヤ22、第2膨張弁(減圧
器)23、蒸発器24、吸込圧力調整弁25、アキュム
レータ26が順次冷媒管で接続されている。27はオイ
ル戻し管で、オイルセパレータ20に溜められたオイル
を圧縮機18へ戻すものである。そしてこの低温側冷凍
サイクル17の凝縮器21と高温側冷凍サイクル5の蒸
発器14とはカスケードコンデンサ28で一体的に組み
合せられており、この低温側冷凍サイクル17の凝縮器
21と高温側冷凍サイクル5の蒸発器14とが熱交換す
るようになっている。
この低温側冷凍サイクル17に封入されている冷媒はR
−13である。29は低圧側配管に取り付けられた温度
センサで、とのセンサ29で検出した温度に基づいて第
2膨張弁23の開度が制御される。30は膨張タンク、
31は一方のバイパス管で、一端が凝縮器21の入口側
すなわち高圧側管路32に、他端が膨張タンク30の上
部に夫々つながれている。33はこの一方のバイパス管
31に設けた第2制御弁で、低温側冷凍サイクル17の
圧縮機18の運転時に閉じて、その運転停止時に開放さ
れる。この第2制御弁33は一般的に「通電開型」と呼
ばれている電磁弁である。35は他方のバイパス管で、
一端が膨張タンク30の下部に、他端が吸込圧力調整弁
25の入口側すなわち低圧側管路に夫々つながれている
。このように第2制御井33を圧縮[1Bの運転停止時
に開放するようにしたので、運転停止時に低温側冷凍サ
イクル17の凝縮器21内の液冷媒は高圧側管路32、
一方のバイパス管31を介して膨張タンク30へ導びか
れる。前述の吸込圧力調整弁25はその入口側管路36
内の冷媒圧力が例えば5kg/ cm ’以上であれば
、その弁25の開度を絞って、約5kg/can’にそ
の冷媒圧力を低下させて圧縮機工8へ冷媒を戻すように
したものである。これによって、圧縮機18に吸込まれ
る冷媒圧力が異常に高くなるのを防止して、圧縮機1B
から吐出される冷媒の(高圧)圧力の異常上昇を防止し
ている。39は遅延装置(遅延手段)で、高温側冷凍サ
イクル5の圧縮機6並びに低温側冷凍サイクル17の圧
縮機1Bにつながれており、高温側冷凍サイクル5の圧
縮機6の運転開始から60秒後に低温側冷凍サイクル1
7の圧縮機18の運転が開始するようにこの圧縮機18
に信号が出される。
このような構成の二元冷凍装置を特に高温側ユニット2
と、低温側ユニット3と、クーラユニット4とに分離し
、高温側ユニット2には高温側冷凍サイクル5の圧縮機
6と凝縮器8とを内蔵させ、低温側ユニット3にはカス
ケードコンデンサ28と低温側冷凍サイクル17の圧縮
機18とを内蔵させ、クーラユニット4には低温側冷凍
サイクル17の蒸発器24を内蔵させている。このよう
にしたことにより、クーラユニット4を備えた冷凍室(
図示せず)の近くに、低温側ユニット3と高温側ユニッ
ト2との両方を置くスペースがない場合は、低温側ユニ
ット3のみをこの冷凍室の近くに置き、他の場所に高温
側ユニット2を置くこともできる。ここで、低温側ユニ
ット3とクーラユニット4とをつなぐ低温側のユニット
間配管37の温度(この低温側のユニット間配管37内
を流れる冷媒の温度)は、高温側ユニット2と低温側ユ
ニット3とをつなぐ高温側のユニット間配管38の温度
(このユニット間配管38内を流れる冷媒の温度)より
も低いが、この低温側のユニット間配管37の長さを短
かく抑えることができ(低温側ユニット3とクーラユニ
ット4との距離が短かいので)、このユニット間配管3
7による熱ロスを小さくすることができる。又、冷凍室
の近くにスペースがある場合は第2図に示すよう高温側
ユニット2と低温側ユニット3とを並べて配置しても良
い。更にこの低温側ユニット3とクーラユニット4とを
一体的に組み合せ、高温側ユニット2のみを分離しても
良い。
次に、この二元冷凍装置1の運転状態について説明する
。運転開始時は、まず高温側冷凍サイクル5の圧縮機6
を運転きせ、第1制御弁11を開放して、冷媒を第1図
の実線矢印のように流す。
ここで、この運転開始前すなわち前回の運転終了前に第
1制御弁11を閉じてポンプダウン運転を行なって、蒸
発器14内の冷媒は凝縮器8等の高圧側管路に回収され
ている。従って、この蒸発器14内には冷媒がない状態
で運転を開始するため、開始後に流れ込む冷媒によって
この蒸発器14は早く冷却される。そして、遅延装置3
9によって高温側冷凍サイクル5の圧縮機6の運転開始
から60秒(所定時間)経過後に、低温側冷凍サイクル
17の圧縮ja18の運転が開始される。
このように、遅延装置39によって低温側冷凍サイクル
17の圧縮機18の運転開始を、高温側冷凍サイクル5
の圧縮機6の運転開始から遅らせたのは、まず高温側冷
凍サイクル5の蒸発器14の温度をある程度下げてから
、低温側冷凍サイクル17の凝縮器21へ冷媒を流し込
むようにしたかったからである。これによって低温側冷
凍サイクル17の立ち上り時間が短かくなる。又、高温
側冷凍サイクル5の蒸発器14の温度はこの所定時間に
よっである程度一定に低下させることができ、これによ
ってカスケードコンデンサ28の熱交換能力を一定に保
つことができる。この所定時間は二元冷凍装置の大きさ
によって可変される。
上述した遅延装置39の代りに高温側冷凍サイクル5の
蒸発器14の出口配管に温度センサを取り付け、とのセ
ンサで検出する温度が一定値以下になったら低温側冷凍
サイクル17の圧縮機18を運転させることも考えた。
しかしながら、前述したようにポンプダウン運転によっ
て、運転開始直後には蒸発器14内に冷媒がない状態か
ら一気に冷媒が流れ込むため、この蒸発器14の出口管
の温度低下が急激に行なわれる(数秒間で30°Cから
0°Cへ変化する)。このような急激の変化に温度セン
サがついてゆけず、低温側冷凍サイクル17の圧縮機1
8の運転開始の指示を的確に行なえないおそれが考えら
れる。
このようにして、2つの圧縮機6,18が共に運転を開
始して、低温側冷凍サイクル17の蒸発器24が収納さ
れた冷凍室を冷却する。ここで低温側冷凍サイクル17
において、圧縮機18から吐出された冷媒はそのほとん
どがカスケードコンデンサ28内の凝縮器21で凝縮液
化されるものの、一部のものは液化されずに凝縮器21
から流出されることがある。このような場合のガス冷媒
は第2の受液器34内の上部に貯められる。そして、こ
の受液器34から流出した液冷媒はサブクーラ13に流
れ込む、このサブクーラ13で液冷媒は過冷却状態にま
で冷却され、その後第2膨張弁23で減圧作用を受ける
にのように、凝縮器21から出た液冷媒を、−旦第20
受液器34に貯溜し、サブクーラ13で過冷却状態にし
て第2膨張弁23へ流すようにしたので、この第2膨張
弁23にフラッシュガスが流れ込んで、第2膨張弁23
の作動(弁開度)状態を不安定にするおそれはない、従
って第2膨張弁23の作動状態を良好にして安定した冷
凍能力を得ることができる。又、低温側冷凍サイクル1
7の冷媒(R−13)の沸点は高温側冷凍サイクルの冷
媒(R−22)の沸点よりも高いので、ガス化しやすい
が、このサブクーラ13によって冷媒を過冷却状態にし
たことによりこのガス化を未然に防止して、膨張タンク
30を小型化することもできる。
低温側冷凍サイクル17の圧縮機18の吸込管には吸込
圧力調整弁25を設けたので、この調整弁25の設定値
を例えば5kg/cm”と設定すれば、この調整弁によ
って蒸発器24付近の冷媒圧力が5kgハが以上あった
としても、圧縮機1Bに吸込まれる冷媒の圧力は5kg
ハかに保たれる。このように圧縮s!18に吸込まれる
冷媒の圧力をこの調整弁25で所定値以上にならないよ
うにしたので、これによって低温側冷凍サイクル17の
高低圧圧力差を速く一定に保つことができる。尚、この
ような吸込圧力調整弁25を設けないと、高低圧圧力差
を一定に保つまでに多くの時間がかかる。そして、安定
した冷凍能力を速やかに発揮できないおそれがあった。
次に冷却運転を停止すると、第2制御井33は開放され
(冷却運転中は閉鎖されている)、凝縮器21内の液冷
媒はバイパス管31を介して膨張タンク30へ導びかれ
る。このようにして冷却運転の停止時には低温側冷凍サ
イクル17の凝縮器21内の液冷媒を膨張タンク30や
この冷凍サイクルの低圧側配管に流し込むようにしてい
る。すなわち、運転停止時に低温となっている膨張タン
ク30や低圧側配管に液冷媒を流し込んで、この液冷媒
の気化を極力抑えるようにしている。これによって運転
停止時の冷媒の圧力上昇は小さく抑えられ、膨張タンク
30の小型化を図ることができる。
又、冷却運転終了後は低温側冷凍サイクル17の圧縮機
18を止めると共に、高温側冷凍ザイクル5の圧縮機6
の運転を続け、第1制御弁11を閉じてポンプダウン運
転を行なう。このポンプダウン運転によってサブクーラ
13や蒸発器14内の冷媒は凝縮器8等の高圧側管路に
回収され、蒸発器14には冷媒がない状態となる。従っ
て、冷却運転を再開する(高温側冷凍サイクル5の圧縮
機6の運転を再開する)と、再開と同時に蒸発器14へ
流れ込んだ冷媒によって速やかに蒸発器14が冷却され
る。これによって低温側冷凍サイクル17の圧縮機18
の運転を再開して、この圧縮機18から吐出された冷媒
は凝縮器21で速やかに冷却される。
(ト)発明の効果 以上述べたように本発明は多元冷凍装置の高温側冷凍サ
イクルの圧縮機の運転開始時から所定時間経過後に低温
側冷凍サイクルの圧縮機の運転を開始させる遅延手段を
備えるようにしたから、高温側冷凍サイクルの蒸発器の
温度はこの所定時間によっである程度一定に低下させる
ことができ、これによってカスケードコンデンサの熱交
換能力を一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は二元冷凍装置の
冷媒回路図、第2図はこの装置の高温側ユニットと低温
側ユニットとを並べた状態を示す斜視図である。 5・・・高温側冷凍サイクル、 6,1B・・・圧縮機
、  14・・・蒸発器、  17・・・低温側冷凍サ
イクル、 21・・・凝縮器、 39・・・遅延装置(
手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)高温側冷凍サイクルの蒸発器と、低温側冷凍サイク
    ルの凝縮器とを熱交換させる多元冷凍装置において、こ
    の高温側冷凍サイクルの圧縮機の運転開始時から所定時
    間経過後に前記低温側冷凍サイクルの圧縮機の運転を開
    始させる遅延手段を備えたことを特徴とする多元冷凍装
    置。
JP6039090A 1990-03-12 1990-03-12 多元冷凍装置 Pending JPH03263556A (ja)

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