JPH03262904A - 筒状ラベルの装着状態検出装置 - Google Patents

筒状ラベルの装着状態検出装置

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JPH03262904A
JPH03262904A JP6342990A JP6342990A JPH03262904A JP H03262904 A JPH03262904 A JP H03262904A JP 6342990 A JP6342990 A JP 6342990A JP 6342990 A JP6342990 A JP 6342990A JP H03262904 A JPH03262904 A JP H03262904A
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JP
Japan
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container
cylindrical label
seal
cap seal
mounting state
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JP6342990A
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Kazuhiko Ishio
和彦 石尾
Shunji Koike
俊二 小池
Takehiro Abe
阿部 武弘
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Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 亙[A4艷 本発明は、熱収縮性フィルムよりなり、容器に装着され
た後、熱収縮工程を経て容器に付着される筒状ラベルの
装着状態を検出する装置に関し、更に詳述すれば筒状ラ
ベルの装着状態の良否を検出する筒状ラベルの装着状態
検出装置に関する。
逆来生技査 この種の筒状ラベルは、筒状形成された熱収縮性フィル
ムを容器の寸法に合わせて所定寸法にカットしてなり、
容器に装着された後、熱収縮されて付着される。かかる
筒状ラベルの種類として、容器の口部と蓋や栓との間を
シールするキャップシールや、容器の胴部に付着される
ものや或いは容器の首部、栓の頭部等に付着されるもの
がある。
以下キャップシールを例にとって説明する。
キャップシールの容器の口部に対する付着工程は、一般
に第2図に示す装着工程と熱収縮工程を経て行われる。
即ち、図外のキャップシール装着装置FI  (第1図
参照)で洋酒ビン等からなる容器20口部20にキャン
プシール3を上方より装着した後、容器2を搬送ベルト
4で下流側の熱収縮装置16 (第1図参照〉の位置に
搬送し、ここでキャップシール3を加熱処理して熱収縮
させ、これで容器2の口部20にキャップシール3を付
着する工程をとる。
第3図は容器2の口部20に装着されるキャップシール
3の詳細を示しており、キャップシール3はPVC(ポ
リ塩化ビニール)、PP(ポリプロピレン) 、PET
 (ポリエチレンテレフタレー)) 、PS (ポリス
チレン〉等の熱収縮性フィルムからなる。キャップシー
ル3は筒状方向に二つ折りされた状態でキャンプシール
装着装置1に供給され、ここで第3図に示すように略円
形状に開口され、この状態で容器2の口部20に装着(
単なる被嵌)される。
ところで、かかる装着工程による場合は、装着したキャ
ップシール3の保持力が充分で無いため、容器2を熱収
縮装置F6の位置迄搬送する際に、キャンプシール3が
容器2に対して位置ズレし、結果的に第6図(B)、(
C)、(D)、(E)に示すような好ましくない位置に
キャップシール3が装着されることになる。かかる状態
を放置して容器2を熱収縮装置6に供給すれば、好まし
くない位置に装着されたキャップシール3をそのまま付
着することになり、不良品を多発することになる。それ
故、熱収縮装置6に供給される以前にキャップシール3
が容器2の正しい位置に装着されているか否かを検出し
、正しい位置に装着されていない場合は、該当する容器
2を熱収縮袋W6への搬送ラインから除外し、再度装着
工程を行うことになる。
かかる検出作業は従来一般にオペレータの目視検査によ
り行われていた。しかしながら、オペレータの目視検査
による場合は、検出作業に時間を要するため、搬送ライ
ンの搬送速度を低くしなければならず、製造能率の向上
を図る上でのネックとなる。また、検査柔スを発生し易
いという難点もある。
それ故、最近ではキャップシール3の装着部位に検出光
を照射し、キャップシール3から反射される反射光を光
学式センサで受光し、受光結果によりキャンプシール3
の装着位置、装着姿勢、即ち、装着状態の良否を検出す
る方法が採られている。
<”′ しよ”と る しかしながら、上記従来方法による場合は、検出感度が
フィルム表面からの反射状態の良否に左右されるため、
フィルムが透明であった場合等において検出光量の光量
不足をまま生じ、精度のよい検査が行えないという欠点
があった。そのため、作業者の目視測定に頼らざるを得
なかったのが現状である。
かかる課題は、キャップシール以外の他の筒状ラベルに
ついても同様に発生する。
本発明はかかる現状に鑑みてなされたものであり、筒状
ラベルの材質等に関係なく、これの容器に対する装着状
態を精度よく検出することができる筒状ラベルの装着状
態検出装置を提供することを目的とする。
!   ”′ るための 本発明は、熱収縮性フィルムよりなり、容器に装着され
た後、熱収縮工程を経て容器に付着される筒状ラベルの
装着状態を検出する筒状ラベルの装着状態検出装置にお
いて、筒状ラベルが装着された容器の搬送域に設けられ
、容器の通過を許す暗箱と、暗箱の内部又は近傍に設け
られ、前記容器に光を照射する光源と、少なくとも受像
部を暗箱内に臨ませた状態で前記光源に対設され、前記
容器の外縁又は前記筒状ラベルの搬送方向両側外縁から
の散乱光を画像信号として検出する撮像器と、前記画像
信号を2値化して画像データに変換する2値化手段と、
画像データが格納される記憶手段と、記憶手段に一旦格
納された画像データを読み出し、この画像データより前
記撮像器における撮像視野端の2位置と容器の外縁又は
筒状ラベルの搬送方向両側外縁との距離を算出する演算
手段とを備え、演算手段の算出結果に基づき筒状ラベル
の装着状態を検出するようにしたことを特徴としている
また、本発明は、前記容器の高さ方向における複数の箇
所において、撮像器の撮像視野端の2位置と容器の外縁
又は筒状ラベルの搬送方向両側外縁との距離を算出し、
算出結果により筒状ラベルの装着位置及び装着姿勢を検
出するようにしたことを特徴としている。
立−一一里 容器の外縁又は筒状ラベルの搬送方向両側外縁は光源か
らみてこれらと空間との境界に相当する。
従って、光照射した場合に容器の外縁又は筒状ラベルの
搬送方向両側外縁において散乱を生じる。
本発明ではこの散乱光を撮像器で検出して容器の外縁又
は筒状ラベルの搬送方向両側外縁の位置を判別し、これ
により筒状ラベルの装着状態を検出する構成をとる。
具体的には、例えばキャップシールについて説明すると
、第6図に示すように、予め撮像器の撮像視野端に相当
する最外側の2位置P、Qを設定しておき、2位[P、
Qとキャップシール3の搬送方向両側外縁との距離又は
容器2の口部外縁との距離a、bSc、d (第6図(
B)、(C)、(D)、(E)参照)を夫々測定し、こ
れらの測定値と予め設定された比較用測定値(キャップ
シールが正常に装着された状態における距離データa′
、b′、c′、d′であり、第6図(A)に示される)
によりキャップシール3の装着状態の良否を検出する構
成をとる。
ここで、第6図の如く2位置P、Qとキャップシール3
の搬送方向両側外縁との距離又は容器2の口部外縁との
距離を容器2の高さ方向において2箇所測定する場合は
、キャップシール3の容器2に対する高さ方向における
装着位置のみならず装着姿勢(装着形状)をも併せて検
出することができる。それ故、実施する上ではかかる2
箇所の位置を測定する形態をとることが好ましい。
なお、撮像器としては筒状ラベルの搬送方向における幅
寸法以上の検出視野をもった構成のもの1台を使用して
もよいが、筒状ラベルの幅方向端部付近を検出視野にも
つ2台を並設して用いることもできる。
実−1し一桝 以下本発明の一実施例を図面に従って具体的に説明する
。第1図は本発明に係る筒状ラベルの装着状態検出装置
を用いたキャップシールの付着工程を示す模式的平面図
、第2図はキャップシールの装着工程及び熱収縮工程を
示す図面、第3図はキャップシールの詳細を示す斜視図
である。
キャンプシール装着装置1の位置に筒状方向に二つ折り
された状態のキャップシール3を供給すると、キャップ
シール装着装置lがキャップシール3を略円形状に開口
して容器2の口部20に上方より装着する。キャップシ
ール3が装着された容器2は搬送ベルト4により下流側
の装着状態検出装置1t5の位置に搬送され、ここで装
着状態の良否、即ちキャンプシール3の高さ方向におけ
る装着位置及び装着姿勢の良否が検出される。
装着状態が良好な容器2は前記搬送ベルト4に連設され
る搬送ベルト40により装着状態検出装置5の下流側に
設けられる熱収縮装置6の位置にそのまま搬送され、こ
こでキャップシール3に対する熱収縮工程が行われる。
これにより、第2図に示すように容器2の口部20に収
縮後のキャップシール3が付着される。
一方、装着状態検出装置5により装着状態が不良である
と判定された容器2は、搬送ベルト40の途中に設けら
れる不良容器回収用の搬送ベルト41を介して回収位置
に回収される。なお、かかる搬送経路の切換は後述する
CPU56からの切換指令信号が与えられる図外の搬送
経路切換手段が行う。なお、回収位置に回収された不良
容器からはキャップシール3が取り外される。取り外す
されたキャップシール3は再度キャップシール装着装置
1に供給される。
次に、第4図及び第5図に従い装着状態検出装置5の詳
細について説明する。但し、第4図は装着状態検出装置
の全体構成を示す斜視図、第5図は装着状態検出装置の
回路構成を示すブロック図である。
まず、第4図に従い装着状態検出装置5の概略権威につ
いて説明する。キャップシール3を装着された容器2の
搬送域には、搬送方向に長い直方体状をなす暗箱500
が搬送ベルト4を跨ぐようにして設けられる。暗箱50
0の搬送方向における前端面及び後端面には容器2の通
過を許す開口501.501が設けられる。暗箱500
の材質としては、木材やプラスチック等を用いることが
できる。但し、その内壁は黒色やこれに近い暗色で統一
する。
暗箱500の内部には搬送ベルト4を挟むようにして2
つの光源51.51とTVカメラやCCDセンサ等から
なる撮像器52が対設される。即ち、容器2の搬送方向
と直交する暗箱500の幅方向における内奥面には2つ
の光源(例えば、高周波点灯蛍光灯からなる)51.5
1が取付けられ、前面側に撮像器52が取付けられる。
撮像器52の先端部に装備される受光面(撮像面〉は暗
箱500の前面内方に臨む、撮像器52は容器2の搬送
方向と直交する位置に設けることが好ましいが、この位
置に限定されるものではなく、容器2の搬送に支障を来
たさない位置に設ければよい。
但し、その撮像視野をキャップシール3が装着される容
器2の口部20周りを検出できる領域に設定する必要が
ある。
光源51.51からキャップシール3に照射される光は
、二つ折りされ、外面側が半円形状をなすキャップシー
ル3の幅方向く搬送方向〉両側外縁部により乱反射され
、乱反射された散乱光を撮像器52が画像信号として撮
像する。また、容器2の口部外縁部も円弧状をなすため
、同様にこの部分を照射する光が乱反射され、撮像器5
2により散乱光が画像信号として撮像される。かかる撮
像形態において、上記の如く暗箱500の内壁を暗色に
統一しであるので、暗箱500の内部空間が暗色の背景
となる。
従って、散乱光を発生するキャップシール3の幅方向両
側外縁部又は容器2の口部外縁部のみが明るく、それ以
外の背景部分及びキャップシール3及び容器2の中央部
は暗い明暗信号となっている。それ故、かかる検出形態
による場合は、キャップシール3の外形形状及び口部2
0の外形形状を他の部分と弁別して正確に検出できる。
なお、光源51.51の暗箱500に対する取付けa様
については、少なくともこれらの照射面を暗箱500の
内部に臨ませる形態であればよい。
次に、第5図に従い撮像器52に接続される信号処理装
置50の詳細について説明する。撮像器52により撮像
されたキャップシール3の幅方向両側外縁を含む領域の
画像信号又は容器2の口部外縁を含む領域の画像信号は
、画像入力回路53に入力され、増幅、波形整形等され
た後、2値化回路54に出力され、ここで明暗2値(散
乱されて光るキャンプシール3の幅方向両側外縁及び容
器2の口部外縁を白画素、その他の背景部分を黒画素と
する白黒2値)の画像データに変換されて画像メモリ5
5に書き込まれる。かかる2値化処理及び画像メモリ5
5への書き込み動作はCPU56により制御される。ま
た、CPU56は2値化回路54の2値化に要する閾値
を設定する。
2値化回路54により処理された画像データは、また画
像出力回路57に入力され、ここで映像信号に変換され
てモニタTV5Bに出力される。これにより、オペレー
タがモニタTV5Bに表示される画像により離隔した位
置でキャップシール3の装着状態の良否を検査できる。
なお、CPU56にはキャップシール3の装着状態検出
に必要な設定値、即ち第6図に示す撮像器52の撮像視
野端の2位置P、Qに関するデータやキャップシール3
が正常に装着された場合の距離データa′b ’  c
  −、d ’が図外の操作設定手段を介して入力され
る。
CPU56は、画像メモリ55に格納された画像データ
を読み出し、この画像データと予め設定された2位置P
、Qに関するデータ等に基づき後述する演算処理を実行
し、キャップシール3の装着状態の良否を検出する。そ
して、不良状態を検出した場合は、操作回路7を介して
リレー回路8の該当するリレー接点■、■、■、■をオ
ンする。
各リレー接点■、■、■、■には各色別の色を表示する
表示ランプ■、■、■、■を備えた表示装置9が接続さ
れており、いずれか一つのリレー接点■(又は■、■、
■)がオンされると、対応する色の表示ランプ■(又は
■、■、■)が点灯される槽底になっている。従って、
表示ランプ■、■、■、■の表示色により第6図(B)
、(C)、(D)、(E)に示される不良状態が区別さ
れてオペレータに報じられる。また、この時CPU56
から前記搬送経路切換手段に経路切換信号が発せられ、
不良品が回収位置に回収される。
因みに、第6図(B)は、キャップシール3が容器2の
上端に相当する傘部21に装着され、口部20に届かな
い不良、状態を示す。第6図(C)は、キャップシール
3の下端部が口部20を挿通して容器2の本体部22ま
で装着される不良状態を示す、第6図(D)は、キャッ
プシール3が右上がり状態、即ちこの方向に傾斜した状
態で装着される不良状態を示す。第6図(E)は、逆に
キャップシール3が左上がり状態に傾斜した状態で装着
される不良状態を示す。なお、第6図(A)はキャップ
シール3が容器2の口部20に正常状態で装着された状
態を示す。
次に、第7図乃至第9図に示すフローチャートに従いキ
ャンプシール3の装着状態検出動作の詳細について説明
する。但し、第7図(a)は装着状態検出動作のメイン
フローを示すフローチャート、第7図<b>は観察領域
の判定動作を示すサブルーチン、第8図及び第9図は装
着状態検出用のデータを算出するためのサブルーチンを
夫々示すフローチャートである。
CPU56は、内蔵する装着状態検出用の制御プログラ
ムがスタートすると、まず、画像メモリ55をイニシャ
ライズしくSl)、次いで装着状態検出のための演算パ
ラメータ、即ち、第6図に示される2位置P、Qの値や
距離データa′、b、c  、d’を設定し、容器2の
位置決めを行なうための観察領域の設定を行なう。この
設定動作は、前記した操作設定手段により行われる(S
2〉。
次いで、CPU56ば2値化回路54の闇値を設定しく
53)、その後、容器2が撮像視野内に入ったかどうか
の判断、即ち第7図(b)に示される観察領域の判定動
作を示すサブルーチンを実行しく33’)、容器2が撮
像視野内に入ったことを確認すると、その時点で判定フ
ラグCKを1にセントし、ステップ84以下の処理を実
行する。
ステップS3’で示されるサブルーチンの内容は以下の
通りである。即ち、指定された観察領域に対応する画像
メモリ55の全アドレスの画素データを読み出しく33
0’)、読み出された全ての画素データが全て白データ
であるがどうかを判定しくS31’)、全画素データが
白データである場合は、容器2が撮像視野内にあるので
、この場合は判定フラグC8を1にセットしく332′
)、以後メインフローにリターンする。
一方、ステップ831′において、容器2が撮像視野内
に無い場合は、判定フラグCKを0にセントしくS33
’)、メインフローにリターンする。
ステップS3’に示されるサブルーチンを実行し、判定
フラグCIが1にセットされたことを確認すると(S3
”)、撮像器52が撮像した画像信号を2値化回路54
に与え、次いで2値化された画像データを画像メモリ5
5に書き込む(S4)。
次いで、CPU56はステップS5に進み、第6図に示
される距離aの演算を行う。このステップS5は第8図
に示すサブルーチンになっている。
以下第8図に従ってP点とキャップシール3の図上左端
外縁との距離aを演算する手順を説明する。
まず、CPU56は第10図に示される画像メモリ55
において垂直方向アドレスV、(0、l・・・)を指定
しく550)、次いで水平方向アドレスH(0、工・・
・)を0にセットする(S51)。
画像メモリ55の垂直方向は容器2の高さ方向に相当し
、水平方向は容器2の搬送方向に相当する。
また、画像メモリ55の全メモリ領域は撮像器52の撮
像視野全域に対応している。
さて、ステップ351の処理が終了すると、垂直方向ア
ドレスV、と水平方向アドレスHで指定される領域の画
素データを読み出しくS 52)、この画素データが黒
画素かどうかを判断する(S53)。黒画素と判断した
場合は、以下水平方向アドレスHを順次1番地ずつイン
クリメントし、同様の処理を行う(S 54−355−
352−353−354)。
そして、水平方向アドレスHが最大のアドレス値になっ
たかどうか、即ち撮像器52の撮像視野域の左端から右
端までの画素データを読み出し、読み出した全ての画素
データが依然として黒画素のままであることを確認する
と(S55)、その時点で検出フラグC?lを0として
検出不能状態にセットしく556)、メインフローにリ
ターンする。
一方、ステ・ノブ353において、画像メモリ53から
読み出した画素データが白画素であることを確認すると
、このときの水平方向アドレスHを距離aを算出するた
めのデータとして取り出しく557)、このデータに基
づき距離aを演算する(358)。そして、以後検出フ
ラグCTIを検出実行状態を示すCT+=1にセットし
く559)、メンイフローにリターンする。
ステップS5に示すサブルーチンを終了すると、次にス
テップS6に示すサブルーチンを実行し、第6図(B)
、(C)、(D)、(E)に示す距離すを演算する処理
を実行する。
第9図はステップS6のサブルーチンを示したもので、
まず、垂直方向アドレス■イを指定しく560)、次い
で垂直方向アドレスvlIにおける水平方向アドレスH
を最大値にセットする(S61)。この場合は、距離す
が撮像視野の右端とキャップシール3又は容器2の口部
20の右端外縁との距離に相当するので、距離aを演算
する場合とは逆に画像メモリ55の水平方向アドレスH
の最大値H1,から順次デクリメントして行くことによ
り距1tlibを演算する。
それ故、CPU56はステップS62において、垂直方
向アドレスV、におけろ水平方向アドレスHの最終番地
の画素データを読み出し、読み出した画素データが黒画
素かどうかを判断しく563)、黒画素である場合は、
水平方向アドレスHを順次デクリメントし、同様の処理
を行う(S64→365−362→S63→564)。
そして、水平方向アドレスHが0番地になったかどうか
、即ち撮像器52の撮像視野域の右端から左端までの画
素データを読み出し、且つ読み出した画素データが全て
黒画素であることを確認すると(S65)、その時点で
検出フラグCtZをOとして検出不能状態にセットしく
566)、メンイフローにリターンする。
一方、ステップS63において、画像メモリ53から読
み出した画素データが白画素であることを確認すると、
このときの水平方向アドレスHを距離すを算出するため
のデータとして取り出しく567)、このデータに基づ
き距離すを演算する(368)。そして、以後検出フラ
グCTtを検出実行状態を示すCT□=1にセットしく
569)、メインローにリターンする。
ステップS6に示すサブルーチンを終了すると、ステッ
プS7に移行し、距離Cの演算を行うサブルーチンを実
行し、距離Cを検出した場合は検出フラグCf3をCr
5=1にセットし、検出不能の場合は検出フラグC?3
をCtz=0にセントしてメインフローにリターンする
なお、このサブルーチンの内容は第8図のサブルーチン
と略同様であるので図面及び説明を省略する。但し、こ
のサブルーチンにおいては、垂直方向アドレスを第10
図に示されるVfl (vll〉V、)に設定し、容器
2のより低い位置における距離データの測定を行う。
そして、ステップS7を終了すると、ステップS8に示
される距離dの演算を行うサブルーチンを実行し、同様
に距離dを検出した場合は検出フラグCT4をC□=1
にセットし、検出不能の場合は、CT4=Oにセットす
る。
なお、このサブルーチンの内容は第9図のサブルーチン
と垂直方向アドレス■7が異なる他は同様であるので、
図面及び説明を省略する。
ステップS8を終了すると、第7図に示すように、ステ
ップS9、SIo、311、S12において夫々検出フ
ラグCiI%Ctzs Cyxx ct4が1にセット
されているか否かを判断し、全ての検出フラグC□、C
it、CtS、0丁、が1にセットされていることを確
認すると、既に距離a、b、c、dの演算が実行されて
いるので、次にステップS13に示すキャップシール3
の装着状態の判定を行う。
この判定処理は、具体的には演算した距離a、b、c、
dと予め設定される距離データa′、bc l、d′と
を各別に比較して行う。即ち、第6図(B)に示す不良
状態ではaha’、b〉b′、CTC’、dad’とな
るので、キャップシール3が傘部21に装着された不良
状態であると判定できる。
一方、第6図(C)に示す不良状態では、a〉a’、b
>b’となるので、キャップシール3の下端部が本体部
22に装着された不良状態であると判定できる。また、
第6図(D)に示す不良状態では、b>b’、c>c’
、dad’となるので、キャップシール3が右上がりの
傾斜状態で装着された不良状態であると判定できる。更
に、第6図(E)に示す不良状態では、a>a’、C〉
C′、d>d’となるので、キャンプシール3が左上が
りの傾斜状態で装着された不良状態であると判定できる
一方、距離a、b、c、dと距離データa′b′、c 
/ 、 d /とが夫々同−若しくは路間−の場合は、
第6図(A)に示す正常状態であると判定できる。
そして、ステップ313を終了すると、ステップS14
に進行し、装着状態が不良であると判定した場合は、罰
記操作回路7を介して判定結果に対応した表示ランプの
(又は■、■、■)を点灯させ、同時に搬送経路切換手
段を駆動して不良品を回収位置に回収する。ステップS
14を終了すると、図中Xで示すように、ステップS4
に移行し、次順の容器2の装着状態を検出する。
一方、検出フラグC□、CtZ、CtS、CT4が一つ
でもOにセットされている場合は、判定処理が行なえな
いので、この場合は、図外の表示器にエラーメソセージ
を表示等してその旨オペレータに報じる(S15)。
なお、本発明が検出対象とする容器の形状については図
示例のものに限定されるものではなく、口部にキャップ
シールが装着される各種形状の容器の装着状態を検出で
きる。また、上記実施例では1台の撮像器を用いたが、
2台の撮像器を用い、これらでキャップシール又は容器
の外縁部を撮像する検出形態をとることにしてもよい。
また、上記実施例では、筒状ラベルの一例として、キャ
ップシールを容器に付着する場合について説明したが、
容器の胴部に付着される他の筒状ラベルの装着位置等に
ついても同様に検出できる。
また、上記実施例では、容器の撮像視野内における有無
を画像メモリの指定されたアドレス領域における画素デ
ータに基づいて判断することとしたが、光電センサ等の
検出センサで容器が撮像視野内に入ったことを検出し、
検出した時点で画像を画像メモリに格納する実施形態を
とることもできる。
更に、上記実施例では容器の高さ方向における2箇所の
位置において装着状態検出用の距離を演算することとし
たが、1箇所の位置における距離を演算することにして
もよいしく但し、この場合はキャップシールの装着位置
のみを検出できる)、3箇所以上の位置における距離を
演算することにしてもよい。
また、上記実施例において、信号処理装置50に判定結
果が入力されるパソコン等の情報処理装置を接続し、装
着状態の不良データを蓄積等する4゜ ことにしてもよい。
血里生蓋来 以上の本発明による場合は、容器に装着される筒状ラベ
ルの容器の搬送方向における両側外縁部又は容器の搬送
方向における両側外縁部からの散乱光を撮像し、この画
像信号により、装着状態検出用の距離情報を得、この距
離情報により筒状ラベルの装着状態の良否を検出する形
態をとるので、従来の光学式センサで筒状ラベルからの
反射光を検出する検出形態をとる方法と異なり、検出光
量の不足に伴なう検出不良を発生することがなく、筒状
ラベルの装着状態を精度よく検出できる。
また、当然のことながら、従来一般のオペレータの目視
測定による場合に比べて、迅速、且つ高精度の検出が可
能になる。従って、製造能率を大幅に向上できる。
また、特に請求項2記載の筒状ラベルの装着状態検出装
置によれば、筒状ラベルの装着位置及び装着姿勢を併せ
て検出できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る筒状ラベルの装着状態検出装置を
用いたキャップシールの付着工程を示す模式的平面図、
第2図はキャップシールの装着工程及び熱収縮工程を示
す図面、第3図はキャップシールの詳細を示す斜視図、
第4図は装着状態検出装置の全体構成を示す斜視図、第
5図は装着状態検出装置の回路構成を示すブロック図、
第6図は本発明の検出原理を示す図面、第7図(a)は
装着状態検出動作のメインフローを示すフローチャート
、第7図(b)は観察領域の判定動作を示すサブルーチ
ン、第8図及び第9図は装着状態検出用のデータを算出
するためのサブルーチンを夫々示すフローチャート、第
10図は画像メモリのアドレスを示す図面である。 2・・・容器、20・・・口部、3・・・キャップシー
ル、4・・・搬送ベルト、5・・・装着状態検出装置、
50・・・信号処理装置、51.51・・・光源、52
・・・撮像器、55・・・画像メモリ、56・・・CP
Uゆ第3 図 第6図 ゝ22 第7 図(b) 第8図 第9図 第10図 水平力向

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱収縮性フィルムよりなり、容器に装着された後
    、熱収縮工程を経て容器に付着される筒状ラベルの装着
    状態を検出する筒状ラベルの装着状態検出装置において
    、 筒状ラベルが装着された容器の搬送域に設けられ、容器
    の通過を許す暗箱と、 暗箱の内部又は近傍に設けられ、前記容器に光を照射す
    る光源と、 少なくとも受像部を暗箱内に臨ませた状態で前記光源に
    対設され、前記容器の外縁又は前記筒状ラベルの搬送方
    向両側外縁からの散乱光を画像信号として検出する撮像
    器と、 前記画像信号を2値化して画像データに変換する2値化
    手段と、 画像データが格納される記憶手段と、 記憶手段に一旦格納された画像データを読み出し、この
    画像データより前記撮像器における撮像視野端の2位置
    と容器の外縁又は筒状ラベルの搬送方向両側外縁との距
    離を算出する演算手段とを備え、演算手段の算出結果に
    基づき筒状ラベルの装着状態を検出するようにしたこと
    を特徴とする筒状ラベルの装着状態検出装置。
  2. (2)前記容器の高さ方向における複数の箇所において
    、撮像器の撮像視野端の2位置と容器の外縁又は筒状ラ
    ベルの搬送方向両側外縁との距離を算出し、算出結果に
    より筒状ラベルの装着位置及び装着姿勢を検出するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の筒状ラベルの装
    着状態検出装置。
JP6342990A 1990-03-14 1990-03-14 筒状ラベルの装着状態検出装置 Pending JPH03262904A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007290715A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Kirin Engineering Co Ltd シュリンクフィルム検査装置及びシュリンクフィルム検査方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007290715A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Kirin Engineering Co Ltd シュリンクフィルム検査装置及びシュリンクフィルム検査方法

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