JPH0326272A - 徐放材 - Google Patents

徐放材

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JPH0326272A
JPH0326272A JP1161829A JP16182989A JPH0326272A JP H0326272 A JPH0326272 A JP H0326272A JP 1161829 A JP1161829 A JP 1161829A JP 16182989 A JP16182989 A JP 16182989A JP H0326272 A JPH0326272 A JP H0326272A
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JP
Japan
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group
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sustained release
anhydrous silica
material according
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JP1161829A
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English (en)
Inventor
Takashi Saijo
西城 隆
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SHOKO KAGAKU KENKYUSHO KK
Original Assignee
SHOKO KAGAKU KENKYUSHO KK
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 {産業上の利用分野} 本発明は、効力発現の持続性に乏しい揮発性物質を、無
水シリカ及び/又は疎水化された無水シリカに含有させ
ることにより、揮発性物質を効カ発現の持続性に富んだ
物に改良し、この揮発性物質の改良物を担体に保有させ
ることで、長期間に亘る揮発性物質の効力発現を期待し
うる繊維,塗料及び置物等の物になしうる徐放材に関す
るものである. (従来の技術〉 従来、揮発性物質の徐放化は、無水結晶マルトース.含
水結晶マルトース及びサイクロデキストリン等の変性デ
ンブンと揮発性物質とを、水の存在下に於いて変性デン
ブンの分子空洞内に包接した物がある.これらの包接物
は、固形で得られるので使用に際しては粉砕しなければ
ならないし又、含水化物として得られるので熱可塑性柑
脂への練込みでは水分による樹脂粘度の低下、解重合及
び機械的強度の低下をきたすことになる.これら包接吻
による揮発性物質の放散は、単独使用又は担体併用の如
何にかかわらず外気と接触する包接物の部分でのみ行な
われ且つ、その放散も分子空洞の内径により規定される
ので、短時間に内包された揮発性物質が放散されてしま
うのである.また、有機質や無機質からなる多孔質担体
に揮発性物質゛を含有させた物がある. 前者の多孔質担体としては、ナイロン.アクリル.ポリ
エステル.ボリブロビレン及びポリエチレン等の合戒樹
脂からなるものと、セルロース及びヤシガラ活性炭から
なるものがある.後者の多孔質担体としては、ゼオライ
ト,タルク.カオリン.合成ケイ酸アルミニウム,ガラ
ス.珪藻土及びシリカゲル等のものがある.これら両者
いずれの担体も揮発性物質の吸着量は、担体重量の20
−100%程度と少なく、揮発性物質の放散も担体固有
の細孔径の規定下で外気と接する部分のみで行なわれる
為に長期間に亘る揮発性物質の放散は期待出来ないので
ある.又、後者の担体に於いては結晶水を有するので熱
可塑性樹脂への練込みを図るには、揮発性物質を含有さ
せる前に結晶水を除去しておかなければないないのであ
る。
上記以外のものとしては、徐放材ではないがマイクロカ
プセル化物がある.この物は樹脂殻壁内に揮発性物質を
封入した物であり、殻壁の破壊が起きないうちは揮発性
物質を保有しうるが、一旦殻壁が破壊されたならば揮発
性物質の放散は短時間で終了するのである. (発明が解決しようとする課題) 上記の事情に鑑み、本発明は長期間に亘る揮発性物質の
放散を図ると共に、熱可塑性樹脂への練込みをも可能な
らしめる処の徐放材を提供せんとするものである. 〈課題を解決するための手段) 上記目的を達威するため、本発明の徐放材は、揮発性物
質を無水シリヵ及び/又は有機シラン化合物及び滑材の
少なくとも一方で疎水化された無水シリカに含有させる
という構威をとる.上記の構成物はその使用に際して単
独で使用するか又は、有機担体や無機担体に保有させる
ことにより用途の拡大を図り得るのである.上記の徐放
材で揮発性物質の構威戒分としては、香料.殺虫剤2殺
菌剤.忌避剤,防錆剤及びスパイスの群から選ばれた1
種又は2種以上のものである.上記揮発性物質の代表的
なものを例示すると次のむのがあげられる. 香料としては、ジャ香.霊猫香,竜灘香.海狸香.ジャ
スミン.ローズ.イランイラン,ネロリ.ブルーム.ア
ビエス油,セダーウンド油.ラブダナム,パーチェリー
油.ベチバー油,シトロネラ油,オレンジ油,レモン油
,ライム油.アンプル.パンションフルーツ、ラベンダ
ー油,ペパーミント油,ローズマリー油.ゼラニウム油
.乳香.冬緑油.没薬.ジプトール及びジプルールであ
る.これらの香料は単独で使用するか又は、併用するこ
とが出来る. 殺虫剤は、3−メチル−1.5−ビス(2I4−キシリ
ル)ートリアザペンター1.4−ジエン.ジメチルー(
2.4−ジクロロフェニル〉−チオホスフエー(.0.
0−ジメチル一〇−(3−メチル−4−二トロフェニル
)チオホスフェート.2−イソプロビルフェニルN−メ
チルカーバメイト.0.0−ジメチルーO−〔3−メチ
ル−4−(メチルチオ〉フェニル〕チオホスフェート.
3.5−キシリルN−メチルカーバメート.1,3−ビ
ス(カルバモイルチオ)−2−(N.N−ジメチルアミ
ノ)ブロバン塩酸塩.ヘキサキス(β,β−ジメチルフ
エネチル)ジスタンノキサン.2〜クロロー1−(2.
4−ジクロロフェニル)ビニルジエチルホスフェート.
ビレトリン.アレスリン及びジメチル2,2−ジクロロ
ビニルホスフェートである.これらの殺虫剤は単独で使
用するか又は、併用することが出来る。
殺菌剤は、ラウリルジチメルベンジルアンモニウムクロ
ライド,パラオキシ安息香酸ブチル,5−クロロー2−
メチル−4−イソチアゾリンー3−オン.2−メチル−
4−イソチアゾリンー3−オン及び塩化ペンゼトニウム
である.これらの殺菌剤は単独で使用するか又は、併用
することが出来る. 忌避剤は、ジエチルトルアξド,イソシンコメロン酸ジ
ノルマルブ口ピル,N−オクチルビシク口へプテンジカ
ルボキシイ【ド,エチレングリコールモノアリルエーテ
ル,レモングラス油及ヒシブチルサクシネートである.
これらの忌避剤は単独で使用するか又は、併用すること
が出来る。
防錆剤は、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト
及びペンゾトリアゾールである。これらの防錆剤は単独
で使用するか又は、併用することが出来る。
スパイスは、ジンジャー.ナツメグ,ベンバーシナモン
,クローブ.バニラ及びワサビである。
これらのスパイスは単独で使用するか又は、併用するこ
とが出来る. なお、これらの揮発性物質は水不溶性の物が望ましく、
上記の物に限定されるものではない.揮発性物質を含有
させる無水シリカは、経時安定性及び使用の簡便性から
みて20ミリ果クロン以下の粒子径が望ましい.また、
熱可塑性樹脂に保有させる場合には、無水シリカの吸着
水による樹脂の解重合及び機械的強度の低下を防止する
ために、無水シリカを疎水化しておくことが必要である
無水シリカの疎水化剤としては、有機シラン化合物及び
滑剤の群から選ばれた1種又は2種以上のものである. 上記の無水シリカの疎水化剤の代表的なものを例示する
と、次のものがあげられる。
シラン類は、ジメチルジクロロシラン.ジフェニルジク
口ロシラン,ジエチルジク口ロシラン,ジヘキシルジク
口ロシラン及びエチルメチルジクロロシランである. ポリシロキサン類は、ポリジメチルシロキサン,ポリメ
チルハイドロシロキサン及びポリメチルハイドロージメ
チルシロキサンコボリマーである。
これらの有機シラン化合物は単独で使用するか又は、併
用することが出来る. 滑剤は、炭素数16以上の流動パラフィン,合威パラフ
ィン.セチルアルコール,ステアリルアルコール,カブ
リル酸.ラウリン酸.ステアリン酸.ベヘニン酸.オレ
イン酸ア2ド,ステアリン酸アξド.オレイン酸ブチル
エステル.ラウリン酸メチルエステル及びステアリン酸
メチルエステルである.これらの滑剤は単独で使用する
か又は、併用することが出来る。これらの疎水化剤は有
機シラン化合物が特に有効である。また、揮発性物質を
無水シリカ及び/又は有機シラン化合物及び滑剤の少な
くとも一方で疎水された無水シリカに含有させた物を保
有させる担体としては、有機物及び無機物の群から選ば
れた1種又は2種以上のものがある。これら担体の代表
的なものを例示すると次のものがある. 有機物には、繊維が、木綿.麻.絹.羊毛.ナイロン.
ポリエステル.アクリル.ビスコースレーヨン,ボリプ
ロビレン,ポリイミド.アセテート.塩化ビニリデン.
ビニロン.プロミックス.ポリウレタン,ポリ塩化ビニ
ル,ポリエチレン.ボリクラール及びポリノジフクであ
る.これらの繊維は単独で使用するか又は、併用するこ
とが出来る. 紙が、パルプ及び合威mm使用品である.樹脂が、デン
プン.カゼイン.松ヤニ,アラビアゴム.ゼラチン.シ
リコーン樹脂,アルギン酸ソーダ,グルテン,寒天,ロ
ーカストビーンゴム,アルギン酸グアガム,バラフィン
.トラガントガム,天然ゴムラテックス.アクリロニト
リル・スチレン共重合体.エチレン・酢酸ビニルコボリ
マ塩化ビニリデン.ポリ塩化ビニル,塩素化ポリエチレ
ン.塩素化ポリプロピレン,酢酸ビニル.ブタジエン.
フン素樹脂,ポリアξド.ポリエチレン.ポリエチレン
テレフタレート,ポリカーボネート.ボリスチレン.ボ
リプロビレン.ポリブチレンテレフタレート,ポリメタ
クリル酸メチル.エポキシアクリレート,フェノール樹
脂.ポリウレタン.メラミン樹脂,ユリア樹脂,エポキ
シ樹脂.塩化ビニリデン系ラテックス,ポリビニルアル
コール,カルボキシメチルセルロース.酢酸セルロース
.ニトロセルロース,エチルセルロース,オリゴエステ
ルアクリレート,ポリグルタミン酸樹脂.マレイン酸樹
脂及びアクリル樹脂である.これらの樹脂は単独で使用
するか又は、併用出来る. 化粧品が、美爪エナメル,歯磨,整%l料.化粧石ケン
.口紅,ファンデーション,化粧用油類,腋臭防止剤及
び練り香水である. 食品が、動物性及び/又は植物性タンパク質の水産練製
品,缶詰.ハム.ソーセージ.佃煮,バター.チーズl
tl味料、ウドン.ソバ.飲料及びジャムである.これ
らの有機物は単独で使用するか又は、併用することが出
来る. 無機物には、合成珪酸アルミニウム,ゼオライト.珪藻
土.セッコウ.ボルトランドセメント,アルミナセメン
ト.炭素繊維.活性炭及び(^1 * O s + Z
 n O * 7 1 0 t + S n O ! 
l S I O *,S i N m +及び/又はS
iC)を主威分とする多孔質セラミンクスである.これ
らの無機物は単独で使用するか又は、併用することが出
来る.なおこれらの担体は上記に限定されるものではな
い. この様にして得られる本発明の徐放材は、食品,衣料,
印刷インキ,塗料.寝装品,空調用フィルター,化粧品
及び壁装材等に使用されて揮発性物質を徐放化すること
により、長期間に亘る効果の発現をなしうるのである. (発明の効果) 以上の様な構威からなるため、本発明の徐放材は、製造
並びにその使用が簡単であり、安全且つ経済的に長期間
に亘る効果の発現を可能ならしめるのである. 実施91l 1足当りの目付が25gのナイロン製パンチィ一ストッ
キングに下記の薬剤をパンディングにて処理し、遠心脱
水したのち100℃で3分間乾燥する.乾燥後のパンテ
ィーストッキングは平均室温28℃の室内に1足ずつぶ
らさげて24時間放置した物を、男5人と女5人からな
るlO人のパネラーにより冷感の有無を確認した. 薬剤 A:冬緑油l%の乳化物2. 5 k g ,B=冬緑
油の20%重量部が含有された多孔質球状シリカ125
gとポリカルボン酸型高分子活性剤3gとからなる水分
敗液2. 5 k g .C:冬緑油の20%重量部が
含有された無水シリカ6 2. 5 gとポリカルボン
酸型高分子活性剤1.5gとからなる水分散液2. 5
 k g .D:冬緑油の20%重量部が含有された無
水シリカ125gとポリカルボン酸型高分子活性剤3g
とからなる水分散液2. 5 k g .なお、ポリカ
ルボン酸型高分子活性剤の有効威分は25%、遠心脱水
後の薬剤付着量(絞り率)は繊維重量当り100%であ
る.又、A−D迄の薬剤はアクリルエマルジッン(商品
名ウルトラゾールK51.武田薬品工業株式会社製品)
の25gを併用した. 結果 A:10人全員が冷感なし. B:男4人.女5人の計9人は冷感なし.男1人だけが
、無処理品に比して冷たい様な気がしないでもないとい
った程度であったが、洗濯1回で効力を喪失した. C:女2人は冷感なし.男5人,女3人の計8人は冷感
あり.体を動かすことで一層冷感度が増した.洗濯lO
回後も冷感を有した.D二男5人.女5人の計10人が
強い冷感を有し、体を動かすことで更に冷感は高められ
た.洗濯lO回後も冷感に変化はみられなかった.なお
、洗濯は12時間の着用後毎に他の被洗濯物と同浴で一
層式全自動洗濯機( 4. 5 k g洗い)にて行っ
た. 洗濯条件 浴比:l対10,洗濯時間:7分間,脱水時間=3分間
×2回.すすぎ時間:注水方式で3分間×2回.被洗濯
物:4.5kg,洗剤使用量:アタック(花王株式会社
製品)40g. 実施例2 ポリエチレンテレフタレートのチップ(以下単に「チソ
ブ」と略記する〉重量に対して下記の薬剤が3%添加さ
れた「チンプ」を、ボリトロープ加熱式スクリューを有
したエクストルダーで280℃にて溶融紡糸し、延伸後
に繊度6デニールの繊維とした.この繊維で織物を作っ
て防虫検体とすると共に、「チップ」のみからなる繊維
使用の織物を対照検体として下記のテストを試みた.薬
剤 B:ジエチルトルアくド(以下単にrDETJと略記す
る)と重合度2万のポリエチレングリコール(以下単に
rPEGJと略記する)とが、重量比でlitの混練物
F+rDRTJと無水シリカとrPEGJとが、重量比
で5:2:3の混練物。
G+ rDETJとジメチルジクロロシランで疎水化さ
れた無水シリカとrPEGJとが、重量比でS:2:a
の混練物. H:エチレングリコールモノアリルエーテルとエチレン
グリコールモノフェニルエーテルとの重量比でlrlの
混合物とジメチルジクロロシランで疎水化された無水シ
リカとrPEGJとが、5:2!3の混練物. テスト 高さllcm,横4Qcm,縦30cmのポリバットの
底に、ダニ繁殖中の粉末飼料{マウス飼育用(,E− 
2.日本夕レア製品)150gを出来るだけ均一にひろ
げ、この上に10cmxlQcmの大きさに切った検体
を左右に一枚ずつ置いた.なお、左右の検体はいずれか
一方が防虫検体で、他方は対照検体とする.この検体上
中央に、高さ1.4cm,直径’l, 9 c mの容
器を置き、この容器内にダニの全く入っていない粉末飼
料(水分率15%)を入れて、24時間経過後にこの飼
料中に這入ったダニ数を食塩水浮遊法でかぞえた.なお
、テスト雰囲気は、室温25℃th?・℃.相対湿度8
0%である.食塩水浮遊法は、ダニの這入った飼料をよ
く撹拌したのち、その0.5gをとり出してワイルドマ
ンフラスコに入れ、20%食塩水を用いてダニを浮遊さ
せて、その上層の水を吸引装置をつけた濾紙上に移して
濾過したのち、その濾紙をメチレンブルーの0. 1%
水溶液で染色する.濾紙は青く染まるが、ダニは染まら
ずに黄白色に浮き上がってみえるので、実体顕微鏡下で
ダニの全数をかぞえる.忌避効果は同一ポリノ<・ノド
内の防虫検体と対照検体とで各々観察されたダニ数によ
り、下記の式をもって忌避率を求めた。なお忌避率は少
数点3位以下切捨とする.忌避率(%)一(対照検体の
ダニ数一防虫検体のダニ数)十対照検体のダニ数 ×100 (以下余白) 各ポリバットの底にひろげた飼料中のケナガコナダニの
密度は、飼料0.5g当り409匹(325,417.
489)である. 平均気温25℃の室内に半年間放置されていたG及びF
の防虫検体を再テストに供したら、Gの忌避率は8 4
. 3 9%であり、Fの忌避率は9 7. 8 9%
であった. (以下余白) 各ポリバットの底にひろげた飼料中のケナガコナダニの
密度は、飼料0. 5 g当り604匹(715,50
4,593)であった.平均気温25℃の室内に半年間
放置されていたG及びFの防虫検体を再テストに供した
ら、Gの忌避率は8 0. 9 5%であり、Fの忌避
率は9 8. 0 3%であった. 実施例3 米tll01.食塩1. 8 1 .煮沸後20℃に冷
却された米のとぎ汁1.81及びラガービール1.81
が入ったフタ付のステンレス製ベール(容1201)が
3個ある.これら3個のベールは容器内に上記の物が入
れられてから1日5回よく撹拌し、5日間経過したもの
である.これら3個のベールに下記の薬剤を別々に加え
てよく撹拌したのち、キュウリ10本ずつを入れ、5日
後に全量のキュウリを取り出してテストに供した.テス
トは、男5人.女5人からなる10人のパネラーはより
、カラシの凰味を判定した.又、繰返しテストは同じ糖
床を使用し、キュウリの漬込み中はl日に3回糖床をよ
く撹拌すると共に、分離して上部にたまった水分は、フ
キンに吸収させて除去した.薬剤 ■:重量当り3%のカラシ油が包接された無水マルトー
スの粉末50g. J:カラシ油の3%エチルアルコール溶液50g.K二
カラシ油と無水シリカ及びメチルセルロース(商品名:
セスカMC−400.第l工業製薬株式会社製品)の4
%水溶液とが、重量比で5:1:44の混合物15g. 結果 I:男5人.女5人の計10人が、カラン特有の鼻をつ
く香りと辛味を感じた.味は美味であった.2回目′の
漬込みでは、男5人と女3人がわずかに辛味を感ずる程
度で香りなし.女2人がかすかな香りと辛味を感じた.
3回目の潰込みでは、全員が香りと辛味とを共に感じな
かった. Js男5人.女5人の計10人が、香りと辛味を感じた
が、香りと辛味は(1)にjtbて弱く、味も悪かった
. K=繰返しの漬込み12回迄は、lO人全員が調和のと
れた香りと辛味を感じた.13回目の清込みでは、男2
人,女3人の計5人が弱い辛味を感じたが、残りの5人
は感じなかった。
14回目の漬込みでは、10人全員が香りも辛味も感じ
なかった.

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)揮発性物質を無水シリカ及び/又は有機シラン化
    合物及び滑剤の少なくとも一方で疎水化された無水シリ
    カに含有させてなることを特徴とする徐放材。
  2. (2)揮発性物質が、香料、殺虫剤、殺菌剤、忌避剤、
    防錆剤及びスパイスの群から選ばれた少なくとも一方で
    ある特許請求の範囲第1項記載の徐放材。
  3. (3)有機シラン化合物が、シラン類及びポリシロキサ
    ン類の群から選ばれた少なくとも一方である特許請求の
    範囲第1項記載の徐放材。
  4. (4)滑剤が、脂肪族炭化水素、高級脂肪族アルコール
    、高級脂肪酸、高級脂肪酸アミド及び高級脂肪酸エステ
    ルの群から選ばれた少なくとも一方である特許請求の範
    囲第1項記載の徐放材。
  5. (5)脂肪族炭化水素が、炭素数16以上の流動パラフ
    ィン、マイクロクリスタリンワックス、天然パラフィン
    、合成パラフィン及びポリオレフィンワックスの群から
    選ばれた少なくとも一方である特許請求の範囲第4項記
    載の徐放材。
  6. (6)高級脂肪族アルコールが、炭素数16〜24迄の
    整数である群から選ばれた少なくとも一方である特許請
    求の範囲第4項記載の徐放材。
  7. (7)高級脂肪酸が、炭素数6〜22迄の整数である群
    から選ばれた少なくとも一方である特許請求の範囲第4
    項記載の徐放材。
  8. (8)高級脂肪酸アミドが、炭素数6〜22迄の整数で
    ある群から選ばれた少なくとも一方である特許請求の範
    囲第4項記載の徐放材。
  9. (9)高級脂肪酸エステルが、炭素数6〜22迄の整数
    である群から選ばれた少なくとも一方である特許請求の
    範囲第4項記載の徐放材。
  10. (10)揮発性物質を無水シリカ及び/又は有機シラン
    化合物及び滑剤の少なくとも一方で疎水化された無水シ
    リカに含有させた物を、担体に保有させることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の徐放材。
  11. (11)担体が、有機物及び/又は無機物である特許請
    求の範囲第10項記載の徐放材。
  12. (12)有機物が、繊維、紙、樹脂、化粧品及び食品の
    群から選ばれた少なくとも一方である特許請求の範囲第
    11項記載の徐放材。
  13. (13)無機物が、ケイ酸塩鉱物、セメント、セッコウ
    、炭素類及びセラミックスの群から選ばれた少なくとも
    一方である特許請求の範囲第11項記載の徐放材。
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