JPH03262725A - 車輌等のモールディングに用いる光輝テープの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、自動車等の車輌における車体ノ４ネル又は車
体パネルと硝子パネルの接合個所に装着スルウィンド硝
子等のモールディングの表面側に埋設する光輝テープの
製造方法であって、その主たる目的とする所は、モール
ディングの表面に表現する光輝テープの装飾価値を著し
く高めるようにした車輌等のモールディングに用いる光
輝テープの製造方法に関するものである。

（従来の技術） 一般にこの種のモールディングに使用する光輝テープと
しては、ポリエステルの合成樹脂フィルムに金属蒸着層
を被着したものか、あるいは、ポリニステールフィルム
に金属蒸着層し、その後ポリニステールフィルムを剥離
して金属蒸着層のみを一層に被着したものを光輝テープ
の内部に使用するものが知られている。（例えば、実願
平１−７４７８６号） （発明が解決しようとする課題） 従来の技術で述べたもののうち、前者においては、光輝
テープの厚みに問題が生じ、且つポリエステルフィルム
がフーナ一部分の屈曲に対してポリエステルフィルムに
皺等が生じ、従って、金属蒸着層にも皺が生じ、これに
よって斑ができ大変に見苦しく、且つ中広の光輝テープ
の場合には使用時ニ大きい皺が生ずるため装飾価値を著
しく損ねると云う問題点があった。

また、後者におけるポリエステルの剥離によって金属蒸
着層のみを一層に被着した光輝テープでは、全体が薄肉
と通るが、−層の金属蒸着層の表面は大変に薄いために
非常に弱く斑等が生じ、且つ表面の光沢が悪化し、色が
黒ずんで不安定とｋる等の問題点が生じていた。

本発明は、従来のこのような技術の有する問題点に鑑み
てｋされたものであり、その目的とする所は、光輝テー
プの内部の金属蒸着層を２層とじ一表面側の上部の金属
蒸着層によって確実に光輝性を保持し、下部の金属蒸着
層が合成樹脂フィルムの剥離によって生ずる斑等を確実
に保護し、且つ接着剤による変色等に対しても光沢の悪
化が表面に現られれないように金属蒸着層を２層に重合
し、最後に保！！被膜を介して金属蒸着層の表面に金属
と接着性が良いエチレン・コ・ポリマをラミネートして
アイオノマー樹脂層を重合することによって全体を薄く
強靭で美観が長期的に優れたモールディングに埋設する
光輝テープを提供しようとするものである。

（課題を解決するための手段） 上記目的に連取するために、本発明のモールディングの
光輝テープの製造方法としては、長期的な光沢に優れ、
汚染及び皺等の発生を防止するためのもので、先ず、光
輝テープを長手方向の滑性の大変に優れているポリエス
テルフィルム又はポリプロピレン等の合成樹脂フィルム
に対して剥離性の優れた保護被膜を貼着し、その表面に
アルミニウム等の金属よりｋる金属蒸着層を施す。この
金属蒸着膜の露出する表面に対して接着剤を介装して塩
化ビニールシートを重合する。そして、次に平滑性の該
合成樹脂フィルムのみを剥離して金属Ｍ着層を残置転写
状態にする。その残置した保護被膜と金１４Ｘ着膜とに
対して接着性の良好なエチレン・フ・ポリマー樹脂層を
溶融ラミネートする。次にその表面に透明に優れている
アイオノマー樹脂層とを順次重合圧着して長手方向の光
輝テープを製造する方法である。

（作　　用） 本発明は上記の如き製造方法から紅る光輝テープであっ
て、第１図に示す如くモールディング（４）のモール頭
部ａ１に一体的に埋設成形され、このモールディング（
４）を使用するには、第４図に示す車輌α０の車体パネ
ルなりのウィンド枠の開口部におけるフランチ等に対す
る硝子パネル（１４１の外周に接着剤等を注入してモー
ルディング国の挿着脚部αＩを挿入固定するか、帯状の
モールディングに光輝テープ（１）を埋設したものでは
、車輌の外周面に接着することによって、モールディン
グ（４）の表面に光輝テープ（１）を浮上することによ
って大小巾の金属光沢を長期的に表現するようにしたも
のである。

そして、上記のように使用されるものであるから、長期
間に亘って雨風に当たるため順次光沢が劣るのを確実に
防止するために金属蓋Ｓ＊を二層として安定させ、且つ
上部の金属蒸着層の上部のエチレン・コ・ポリマー樹脂
層は接着が良好々ため金属蒸着層と強固に結合する４・
のである。

（実施例） 次に、本発明の実施例を図面について説明すると、前記
の如く、各種の車輌０００車体パネルＯ５又は車体パネ
ルαりと硝子パネル０４との間に装着されるモールディ
ング（４）は−硬質合成樹脂等を以て長手帯状に成形さ
れ、上部にはモール頭部００と、隙間に挿着される挿着
脚部０］１とを押し出し底型によって一体的に構成され
ている。そして、このモール頭部０１の長手方向に本発
明で製造される光輝テープｆｉｌを一体形成しである。

次に、この光輝テープ（１）の製造方法における製造工
程を第３図によって説明すると、第３図（ａ）工程では
、長手方向のポリエステルフィルム又はポリプロピレン
等の平滑性のある合性樹脂フィルム（２）の片側面に剥
離しやすい合成樹脂製の保護被膜（３）を貼着する。こ
の保ＭＭ膜（３）の表面にアルミニウム、クローム又は
ニッケル等の金属よりなる金属蒸着膜（４）を全面に被
着しである。

次に、第３図（ｂ）の工程では、上記工程における該金
属蒸着膜（４）の露出する表面に対して接着剤（５）を
貼着してその接着剤（５）の表面に塩化ビニールシート
（６）を重合被着する。この塩化ビニールシート（６）
は、該モールディング（Ａ）と同効質のためモールディ
ング（４）と強固に融合接合するものである。

第３図（Ｏ工程では、前記工程の最上段に位置する合成
樹脂フィルム（２）を剥離することによって該保護被膜
（３）を表面に露出せしめる。

次に、第３図（ｄ）工程では、第３図（Ｃ）の表面に露
出した保護被膜（３）の表面に再度に亘ってアルミニウ
ム等の金属蒸着膜（７）を全面に被着した工程を示すも
のである。

また、第３図（ｅ）工程では、上記の表面に露出した該
金属蒸着膜（７）の表面に対して非常に接着性の良好な
エチレン・フ・ポリマー樹脂層（８）を溶融ラミネート
して被着重合する。その後に該エチレン・コ・ポリマー
樹脂層（８）の表面に対して著しく光沢性と透明性に優
れたアイオノマー樹脂層（９）を溶融ラミネートして製
造するものである。なお、符号（１２＋は、モールディ
ング（４）の該挿着脚部ＯＤの下端に設けた屈曲支持片
を示し、ａ３は、該挿着脚部（Ｉｌ＋の側面に設けた固
定時に支持の役目をする波条片を示したものである。

（発明の効果） 本発明は、以上説明した如く構成されているので、下記
に記載されるような効果を有するものである。

すｋわち、このモールディングの光輝テープの製造方法
によれば、従来のポリエステルフィルムに金属蒸着した
ものより、光輝テープを著しく薄肉に製作できると共に
、薄肉のために屈曲するコーナ一部分に対して、従来の
欠点である皺、斑等の見苦しさが解決され装飾価値を著
しく向上すると共に、巾広の光輝テープによる屈曲に対
しても充分に対応できる特性がある。

また、ポリエステル等の合成樹脂フィルムに金属蒸着膜
を被着し、これを転写するために金属蒸着膜は鏡面状に
美しく仕上がる。更に、光輝テープには、内部に２層の
金属蒸着膜を被着しであるので、金属蒸着膜の表面の１
部に斑等が生じても何等光沢に影響がなく、長期間に亘
って美観を保持できるものである。そして５合成樹脂フ
ィルムの片側面に剥離しやすい保護被膜を介在し、その
表面に金属蒸着膜を！＆着しであるので一合成樹脂フィ
ルムを剥離する時に保護被膜によって金属蒸着膜の表面
を保護すると共に、金属蒸着膜と合成樹脂フィルムが綺
麗に転写できる特徴がある。また、合成樹脂フィルムを
剥離した表面の保護被膜の表面に再度の金属蒸着膜を２
屑に亘って重合しであるので、金属蒸着膜の光沢が深厚
を増して装飾価値を著しく向上すると共に、合成樹脂フ
ィルムが剥離転写する暗に生じた金属蒸着膜の斑や剥れ
に対しても充分に対応できる。更に、上部の金属蒸着膜
ノ表面に対して金属と接着性の良いエチレン・フ・ポリ
マー樹脂層を溶融ラミネートしたので一金属蒸着層と緊
密強固に接合し、美しさを充分に確保できる。また、そ
のエチレン・コ・ポリマ樹脂層の表面に透明紅アイオノ
マー樹脂層を重合して成形したので、光輝テープの表面
を長期間に亘って光輝を保持し、耐候性、汚染等を防止
するものである。

更に、本発明は合成樹脂フィルムを剥離して金属蒸着膜
を転写することによって、従来に！よい薄肉の光輝テー
プと光沢の優れたテープを得るものである。また、光輝
テープの最下部に塩化ビニールシートを重合したことに
よって、モールディングの構成材料である塩化ビニール
と同効質と々リモールデイングとの一体的々結合を著し
く強固とすることができる。

また、金属蒸着層と表面のアイオノマー樹脂膜との間に
エチレン・コ・ポリマー樹脂膜を重合介装して一体化し
たので、金属蒸着膜と接着性が大変に弱いアイオノマー
樹脂膜との間ＶｃＩ＃Ｌも接着性の良好なエチレン・フ
・ポリマー樹脂膜によって全体を強固に重合できる光輝
テープを製造することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明で製造された光輝テープをモールディン
グに装着した状態を示す斜面図、第２図は同じく同じく
光輝テープの斜面図、第３図（ａ）乃至（ｅ）は第２図
に示す光輝テープの製造工程を示す図、第４図は車輌に
装着した状態の全体側面図である。符号（Ａｔはモール
ディング、　（１１は光輝テープ−（２）は合成樹脂フ
ィルム、（３）は保護被膜、（４１（７）は金属蒸着膜
、（５）は接着剤、（６）は塩化ビニールシート、（８
）はエチレン・フ・ポリマー樹脂層、（９）はアイオノ
マー樹脂膜である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　自動車等の車体パネル又は硝子パネルと車体パネルと
   の間に装設するモールディングに埋設する光輝テープの
   製造方法に於いて、前記光輝テープ（１）は、長手方向
   の平滑性を有するポリエステル等の合成樹脂フィルム（
   ２）の片側面に剥離しやすい保護被膜（３）を貼着し、
   この保護被膜（３）の表面にアルミニウム等の金属より
   なる金属蒸着膜（４）を被着し、この金属蒸着膜（４）
   の表面に対して接着剤（５）を介装して塩化ビニールシ
   ート（６）を重合させ、その後、前記合成樹脂フィルム
   （２）のみを剥離して露出した保護被膜（３）の表面に
   再度の金属蒸着膜（７）を被着した後に、該金属蒸着膜
   （７）の表面に接着性の良好なエチレン・コ・ポリマー
   樹脂層（８）を溶融ラミネートし、更にその表面に透明
   なアイオノマー樹脂層（９）とを順次重合圧着したこと
   を特徴とする車輌等のモールディングに用いる光輝テー
   プ