JPH0326270A - 浴湯攪拌機能を有する気泡発生浴槽 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 本発明は、洛湯撹拌機能を有する気泡発生浴槽に関する
。

（口）　従来の技術 従来、浴槽本体と同浴槽本体の外部に設置した浴湯循環
ポンプとの間に、浴湯吸込流路と浴湯強送流路を介設し
、浴湯強送流路の終端を浴槽本体内に開口すると共に、
同浴湯強送流路に空気取入部を連通連設して、気泡混じ
りの浴湯を浴槽本体内に噴出すべく構成した気泡発生浴
槽がある。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 ところが、上記気泡発生浴槽の浴湯循環ポンプは、その
回転が常に一定であるため、浴湯強送流路内の浴湯の吐
出量及び吐出圧は常に一定であって、浴槽本体の内部に
おいては、噴出開口より浴湯吸込口に向って気泡混じり
の浴湯が噴流となって単に移動するのみで、浴湯を上下
撹拌することができないものであった。

したがって、浴湯強送流路内に水温センサーを設置して
いても浴湯の撹拌ができないために、浴湯の上部が熱く
、下部は冷たい状態となって、浴槽内の温度のバラツキ
が大きく入浴に適さないものであった。そして、最初の
入浴者は、浴湯を十分に撹袢した後に入浴に適した湯温
に達した時に入浴が可能であって、その間、何回も浴湯
の撹拌が必要であった。

（二）　課題を解決するための手段 本発明では、浴槽本体と、同浴槽本体の外部に設置した
浴湯循環ポンプとの間に、浴湯吸込流路と浴湯強送流路
とを介設し、浴湯強送流路の終端の噴出ノズルを浴槽本
体内に開口させると共に、同浴湯強送流路に空気取入部
を連通連設して、気泡混じりの浴湯を浴槽本体内に噴出
すべく構成した気泡発生浴槽において、上記浴湯循環ポ
ンプの駆動モータをインバータを介して駆動することに
より浴湯循環ボンブの回転数を変更可能にして、噴出ノ
ズルからの気泡混人浴湯の吐出量及び吐出圧を制御して
極めて弱い噴出強さとし、浴湯をゆっくり撹件すること
を特徴とする浴湯撹拌機能を有する気泡発生浴槽を提供
せんとするものである。

また、本発明は、上記浴湯強送流路の終端の噴出ノズル
を浴槽本体の上部位置に開口させると共に、浴湯吸込流
路の浴湯吸込口を浴槽本体の下部位置に開口させたこと
にも特徴を有する。

（ホ）　作用・効果 入浴者が浴湯循環ポンプを駆動する駆動モータの操作ス
イッチをＯＮ操作すると、周波数変換機能を有するイン
バータの働きにより、駆動モータは始動する。そして、
インバータを介して駆動モータの四転数を変更すること
により、浴湯Ｖｉ環ポンプによる浴湯の吐出量及び吐出
圧を制御する。

そして、噴出ノズルからきわめて弱い噴出強さで気泡混
人帛湯を噴出して洛湯をゆっくり撹社する。したがって
、常に浴湯の上下層間の温度差をなくすことができ、し
たがって、浴槽内の浴湯全体の温度が平均しているため
に、最初に入浴する場合であっても快適に入浴ができる
ものである。

また、噴出ノズルを洛槽本体の上部位置に開口させると
共に浴湯の吸込口を浴槽本体の下部位置に開口させるこ
とにより、浴湯の撹拌がより円滑に行われ、浴湯の上部
のみが高温となるようなことがなく、したがって、常時
安全な状態で入浴ができるものである。

また、従来においては、浴槽内の浴湯を入浴者が腰を曲
げて手で撹拌していたために、腰を痛めたり、服をぬら
すことがあったが、本発明によればスイッチ操作により
浴槽内の浴湯の温度を常に均一にすることができ、した
がって、入浴者が腰を痛めたり、服をぬらすようなこと
がないものである。

さらに、本発明においては浴槽内の浴湯の温度が゛ｌ’
ｆｒに均一であるから、水温センサーが正確に働くので
、差し湯や追い炊きが適確にできて常時最適温度とする
ことができるものである。

（へ）　実施例 本発明の実施例を図面にもとづき詳説すれば、第１図に
おいて、（Ａ）は本発明に係る気泡発生浴槽を示してお
り、同気泡発生浴１１９　（Ａ）は、浴槽本体（１）と
同浴槽本体（１）の外部に設置した浴湯循環ボンプ（２
〉との間に、浴湯吸込流路（３）と浴湯強送流路（４）
とを介設し、浴湯強送流路（４）の終端部に噴出ノズル
（５）を連通連設して浴槽本体（１）の一側（＾−１）
上部１こ開口させると共に、同浴湯強送流路（４）に空
気取入部（６〉を連通連結して、気泡混じりの浴湯（Ｂ
）を浴槽本体０）内に噴出すべく構成している。（４−
１）は浴湯強送流路（４）の途中に設ける水温センサー
である。

（７）は噴出ノズル（５）の反対側（Ａ−２）で、浴槽
本体（１）の下部に設ける浴湯吸込口である。

（８）はガス釜を有する自然環流式給湯機であって、前
記噴出ノズル（５）の下側位置に給水口（９−１）及び
給渇口（９−２）を配設して連通連結している。

また、同給湯口（９−２）は給水口（９−１）よりも上
側に位置しており、冷水は給水口（９−１）より供給さ
れて給湯機（８〉のガス釜により加熱された後に、給湯
口（９−２）より浴槽本体（Ｌ）内に環流されるように
構戊されている。

（１０〉は浴湯贈環ボンブ（２）を駆動する駆動モータ
で、インバータ（ｌ１）を介して回転数を変更自在とし
ながら、浴湯（ｌ１）の吐出量及び吐出圧を制御できる
ようにしている。

そして、噴出ノズル（５）からきわめて弱い噴出強さで
気泡混入浴湯を噴出して浴湯をゆっくり撹けしながら、
浴湯の上下層間の温度差をなくすように措戊している。

また、第２図は駆動モータ（１０）に接続した周波数変
換機能をａするインバータ（１１）の詳細図であって、
図中、（ｔ２）は３１１相交流ｔｏｏｖの電源でインバ
ータ（１１）内のコンバータ部（Ｉ３）に接続している
。

そして、ダイオード（ｌ４）を有するコンバータ部（１
３）は交流電圧を整流する整流回路（ｌ５）を構戊して
いる。（Ｉ６）は整流回路（ｌ５〉に持続する平滑回路
で、チョークコイル（ｌ７）及びコンデンサー（ｌ８）
により一定の直流電圧を得るようにしている。（ｌ９）
は整流回路（Ｉ５〉に接続するスイッチング回路で、６
個のスイッチング素子（２０）を有している。そして、
同スイッチング回路（ｌ９〉は、スイッチング回路用の
インバータ制御回路（２１）により制御されたところの
周波数によって駆動モータ（１０）を駆動する。

また、（２２〉は制御部で、前記インバータ制御回路（
２１）に接続している。

そして、制御部（２２）には、ＯＮ−ＯＦＦ操作を行う
操作スイッチ（２２−１）及びマイコンを内装するコン
トローラ（２２−２）を装備しており、同コントローラ
（２２−２）により浴湯循環ポンプ用駆動モータ（１０
）を制御するものである。

そして、上記コントローラ（２２−２）及びインバータ
（１１）により浴湯循環ポンプ（２）の回転数を変速可
能にすることにより浴湯の吐出量及び吐出圧を自在に制
御して、弱い噴出強さで浴湯を噴出し、浴湯を撹袢する
ものである。

次に、コントローラ（２２−２）及び、インバータ（１
１）による駆動モータ（１０）の制御方法について説明
すると、第３図において、コントローラ（２２−２）に
より制御される浴湯循環ポンプ用駆動モータ（１０）は
、最初は低速で回転を続けながら噴出ノズル（５）より
きわめて弱い噴出強さで気泡混入浴湯を噴出する。

そして、給湯機（８）によって加熱された浴湯（Ｂ）を
ゆっくりと撹拌しながら、浴檜内の浴湯（Ｂ）の温度が
常に均一になるようにし、浴湯の温度が低い間は撹袢運
転状態を続けるものである。

したがって、浴槽本体（Ａ）内の浴湯（Ｂ）の温度が常
に均一であるから、水温センサー（４−１　）が正確に
働くので、差し湯や追い炊きが適確にできるものである
。

次に、浴湯（Ｂ）の温度が入浴者の最適温度に達して入
浴者が入浴すると、浴湯循環ボンブ用駆動モータ（１０
）は回転速度を増してブロー運転状態となるものである
。

本発明の実施例は上記のように構成されており、したが
って、給湯機（８）のガス釜に着火すると、浴槽本体（
１）内の冷水は給水口（９−１）より吸込まれてガス釜
にて加熱される。そして、給湯口（９−２）より浴槽本
体（１）内に環流される。また、同時に、制御部（２２
〉の操作スイッチ（２２−１）をＯＮ操作することによ
り、マイコンを内蔵するコントローラ（２２−２）が作
動する。また、同コントローラ（２２−２）は、インバ
ータ１；リ御回路（２１）を介してスイッチング回路（
ｌ９）の６個のスイッチング素子（２０）へ伝達する。

そして、スイッチング回路（ｌ９）により浴湯贈環ポン
プ用駆動モータ（１０）への供給電力の周波数を制御す
るものである。そして、浴湯循環ポンプ（２）の回転数
を変速可能にすることにより浴湯の吐出量及び吐出圧を
自在に制御するものである。

そして、第３図に示す如く、浴槽内の浴湯（Ｂ）の温度
が低い間は、浴湯循環ポンプ用駆動モータ（１０）の回
転を低速としながら、浴湯（Ｂ）を弱い噴出強さで噴出
して撹拌運転状態を続ける。そして、浴湯（Ｂ）の温度
が上昇し、入浴者の最適温度に達して入浴者が入浴する
と、浴湯循環ボンブ用駆動モータ《１０）は自動的に高
速回転となる。したがって、浴湯（ロ）の噴出量が増し
てブロー運転状態となるものである。

以上の如く、本発明によれば、浴槽本体（１）と、同浴
槽本体（１）の外部に設置した浴湯循環ポンプ（２）と
の間に、浴湯吸込流路（３）と浴湯強送流路（４）とを
介設し、浴湯強送流路０）の終端の噴出ノズル（５）を
浴槽本体（１）内に開口させると共に、同浴湯強送流路
（４）に空気取入部（６）を連通連設して、気泡混じり
の浴湯を浴槽本体＜１）内に噴出すべく構成した気泡発
生浴槽において、上記浴湯循環ボンブ（２）の駆動モー
タ（１０〉をインバータ＜１１）を介して駆動すること
により浴湯循環ボンプ（２）の回転数を変更可能にして
、噴出ノズル（５）からの気泡混人浴湯の吐出量及び吐
出圧を制御して極めて弱い噴出強さとし、浴湯をゆっく
り撹拌するものであるから、入浴者が浴湯循環ボンブ（
２）を駆動する駆動モータ（ＩＯ）の操作スイッチをＯ
Ｎ操作すると、周波数変換機能を有するインバータ（ｌ
１）の働きにより、駆動モータ（１０）は始動する。

そして、インバータ（１１）を介して駆動モータ（１０
）の回転数を変更することにより、浴湯循環ボンプ〈２
）による浴湯の吐出量及び吐出圧を制御する。

そして、噴出ノズルからきわめて弱い噴出強さで気泡混
入浴湯を噴出して浴湯をゆっくり撹社する。したがって
、常に浴湯の上下層間の温度差をなくすことができ、し
たがって、浴槽内の浴湯全体の温度が平均しているため
に、最初に入浴する場合であっても快適に入浴ができる
ものである。

また、噴出ノズル（５）を浴槽本体（１）の上部位置に
開口させると共に浴湯吸込口（７）を浴槽本体（１）の
下部位置に開口させることにより、浴湯の撹袢がより円
滑に行われ、浴湯の上部のみが高温となるようなことが
なくしたがって、常峙安全な状態で入浴ができるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すものであって、第１図は
本発明に係る浴湯撹拌機能を有する気泡発生浴槽の側断
面図、第２図はインノく一夕の構成を示すブロック図、
第３図は駆動モータの回転作動を表わすタイミングチャ
ート図である。 （１） （２） （３） （４） （６） （ＩＯ） （１１） （＾〉 （Ｂ） 浴槽本体 浴渇循環ボンプ 浴湯吸込流路 浴湯強送流路 空気取入部 駆動モータ インバータ 気泡発生浴槽 ：浴湯

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）浴槽本体（１）と、同浴槽本体（１）の外部に設置
   した浴湯循環ポンプ（２）との間に、浴湯吸込流路（３
   ）と浴湯強送流路（４）とを介設し、浴湯強送流路（４
   ）の終端の噴出ノズル（５）を浴槽本体（１）内に開口
   させると共に、同浴湯強送流路（４）に空気取入部（６
   ）を連通連設して、気泡混じりの浴湯を浴槽本体（１）
   内に噴出すべく構成した気泡発生浴槽において、 上記浴湯循環ポンプ（２）の駆動モータ（１０）をイン
   バータ（１１）を介して駆動することにより浴湯循環ポ
   ンプ（２）の回転数を変更可能にして、噴出ノズル（５
   ）からの気泡混入浴湯の吐出量及び吐出圧を制御して極
   めて弱い噴出強さとし、浴湯をゆっくり撹拌することを
   特徴とする浴湯撹拌機能を有する気泡発生浴槽。 ２）上記浴湯強送流路（４）の終端の噴出ノズル（５）
   を浴槽本体（１）の上部位置に開口させると共に、浴湯
   吸込流路（３）の浴湯吸込口（７）を浴槽本体（１）の
   下部位置に開口させたことを特徴とする請求項１記載の
   浴湯撹拌機能を有する気泡発生浴槽。